JP3503987B2 - 歯ブラシ - Google Patents
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Description
ル、特に低コストにもかかわらずより線ブラシを所定位
置に確実に固定保持する歯ブラシ用ハンドルに関するも
のである。
第3,559,226号、第4,303,199号、第
4,222,143号、第4,319,377号、第
4,572,223号、第4,691,404号、第
4,710,996号及び第4,780,923号に記
載されている。
き表面が非常に限られている。歯磨きの1つの重要性
は、歯自体をきれいにすることである。しかし、これに
は、歯ぐきのマッサージ及び名目状の歯ぐき線の下及び
歯と歯ぐきの間の溝すなわち周縁部分をきれいにするこ
とも含まれる。このマッサージによって歯ぐき組織が厚
くなり、丈夫になる。
間、周囲及び下側の空間に入ることができる小型のより
線ブラシを提供することが一般的である。このようによ
り線ブラシを用いることには2つの問題点がある。1つ
の問題は、ブラシをハンドルからほぼ直角に突出させる
ことである。他方の問題は、できる限り低コストでブラ
シを所定位置に確実に固定させることである。ブラシに
対して大きいてこ比が作用するため、そのように固定す
ることはかなり難しい問題である。また、個人用器具、
特に歯ブラシの業界は非常に競争が激しい分野であるか
ら、低コスト化もかなり難しい問題である。
掃除する非常に細長いものを用いる習慣もある。そのよ
うな国の人々は米国で一般的に用いられている歯間歯ブ
ラシはより線を用いているので太すぎると感じるであろ
う。したがって、非常に細いワイヤ軸部(0.010 インチ
の直径のワイヤを使用)の歯間歯ブラシを提供する必要
がある。
ある。ブリッジを付けたり歯の間、特に付け根線に大き
な隙間がある人の多くはかなり高齢である。そのような
人たちの手は硬く、視力も弱いであろう。このため、多
くの理由から、ブラシの軸部を操作しなければならない
従来形歯間歯ブラシ用ハンドルの一部を用いることが彼
らには非常に困難であろう。従って、ブラシの取り付け
及び交換を容易にすることも、非常に重要な考慮すべき
点である。米国特許出願07/475,724にはより
線ワイヤのブラシを取り付ける改良された方法が示され
ている。米国特許出願07/575,229にはより線
ブラシの軸部の改良された取付方法が示されている。本
発明はより細いワイヤを用いた軸部の新しい改良された
保持及び取り付けを提供するものである。
は、より線ブラシを保持することができる歯間歯ブラシ
用の新規なハンドルを提供することである。本発明の別
の目的は、上記特徴を備えた一体形部品を製造すること
によってコストを軽減することである。本発明のさらな
る目的は、視力が弱っていたり手が完全には正常に機能
できない人でもブラシをすばやく簡単に取り付け、交換
できる装置を提供することである。
れば、ロックリテーナをヒンジ留めした細長い歯ブラシ
用ハンドルを提供することによって、上記目的及びその
他の目的を達成することができる。リテーナに設けられ
た穴とハンドルに設けられた溝とがより線の軸部を受け
取る。ハンドルの溝の近くに平坦なランドを設けてい
る。より線の軸部をリテーナの穴にはめてから、リテー
ナを閉じると、より線軸部はハンドルの平坦なランドと
リテーナの平坦なランドとに挟まれ、軸部のそれより後
ろの部分がが溝内に捕らえられる。リテーナに設けられ
たラッチをハンドルに設けられた穴にはめ込むと、確実
なラッチ係合が得られる。ラッチをそのように穴にはめ
込むと、リテーナは所定位置に固定されて、それによっ
てブラシのより線軸部が固定保持される。ラッチの上部
は、押しボタン式により線ブラシを開放できる形状にな
っている。
適な実施例を説明する。図1〜4にわかりやすく示され
ている本発明の歯ブラシは、複式回りヒンジ24でロッ
クリテーナまたはキャップ22を連結したハンドル20
を有している。より線ブラシは26で示されている。ロ
ックリテーナ22をハンドル20上へ閉じると、ブラシ
は所定位置に固定される。
ンドルの外形は、曲線部を含むほぼ滑らかな形状になっ
ているため、頬や歯ぐき組織に引っ掛かったり当たる凹
凸部または突出部はない。新規な押しボタン式開放機構
が設けられているので、ロックリテーナを開放し易くす
るために親指爪を掛ける切り込みまたはキャッチを設け
る必要はない。
ほぼ三角形の横断面を有する部材30(図4)が設けら
れており、それは一方側が薄い膜32でハンドル20に
連結され、他方側は薄い膜34でロックリテーナ22に
連結されている。これらの薄い膜32,34は、ロック
リテーナ22及びハンドル20が互いに回動する回りヒ
ンジとして機能する。膜32,34は、型に約0.00
5インチの丸みを付けることによって角度A及びBの谷
底部33に形成されている。ハンドルの反対側には2つ
の鋭角の窪みが設けられており、これらが一緒になって
三角形の部材30を形成しており、また回りヒンジ3
2,34の下側を定めている。
部STを受ける穴36を形成した突出煙突形部材37を
備えている。穴36の外端部は38で面取りされて、す
なわち傾斜が付けられているため、より線ブラシの端部
を案内、方向付けして受け取る漏斗形開口を形成してい
るので より線ブラシを挿入し易くなっている。従っ
て、より線軸部STは穴36に挿通されてから折れ曲が
って、溝40にはまる。
36と整合する位置に形成する。穴36及び溝40は、
若干の設計変更をしたハンドルでは逆の配置にすること
もできる。より線軸部STの端部はリテーナ22と係合
してから案内されて折れ曲がり、溝40に入る。このた
め、ロックリテーナを閉じた(C方向に旋回した)時、
より線ブラシ軸部STは自動的に溝40内に捕らえられ
る。
時、より線軸部STは穴36及び溝40の間の内部に位
置決めされ、所定位置に固定される。この時、より線軸
部STは、一方の腕が溝40内に固定され、他方の腕が
穴36に挿通されたほぼL字形に折れ曲がっている。ブ
ラシは、穴36に挿通されている側の軸部端部の反対側
の端部に取り付けられている。
44(図9)が設けられている。対応の保持穴46(図
3)が、ロックリテーナ22が開放位置から閉鎖位置へ
旋回した時にラッチ42が係合する位置においてハンド
ル20に形成されている。ラッチ42が保持穴46の遠
方側部を通過すると、ロックリテーナ22は所定位置に
固定される。図2及び9に示すように、ラッチ42の上
部にあって保持穴46の遠方側の端部に配置されたラッ
チエッジ44は二重カムであって、ラッチ係合を助ける
と共に、押すことによってリテーナの開放の開始を助け
ることができる押しボタンとして作用する。
説明する。ラッチ42の軸の上部は、2つの傾斜表面4
5,47によって形成された二重カムになっている。軸
は可撓性があり、保持穴46に出入りする時に、D及び
E方向の前後方向にたわむことができるようになってい
る。第1カムすなわち傾斜表面45は、保持穴46の周
縁部に当たった時に軸をE方向へたわませる。プラスチ
ックの形状記憶性により、ラッチエッジ44が保持穴4
6を通過した後、ラッチ42はD方向へ戻って、ハンド
ル20の遠方側の縁部上で(図2)保持穴46の周縁部
と係合して固定される。
場合、ハンドル20を手に握り、表面45を好ましくは
親指の爪で押す。図10に示されているように、使用者
の親指の爪の下向きの圧力が第1カムすなわち傾斜表面
45に作用して、軸の上部に下向きの力F1を加える。
この下向きの力がラッチ42の傾斜上部45によって形
成されたカムに作用することによって、水平方向のベク
トルF2が発生して、軸をE方向へたわませる。軸がそ
のようにたわむと、ラッチ42はハンドル20の遠方側
部上の係合位置から離れて移動し、保持穴46を通過す
るため、ロックリテーナ22が開放される。ラッチ42
の背部に傾斜した逃げ部Rが形成されて、保持穴46内
においてラッチ軸をD及びE方向に前後移動させること
ができるようになっていることに注意されたい。
されている位置における4つの横断面である図5〜8を
参照すれば、さらに明らかになるであろう。図5に示さ
れているように、ロックリテーナ22より上方(線5−
5に沿った断面)では、ハンドルは適当な形状の(ここ
では円形断面の)中実の成型プラスチック体にすぎな
い。
は、ロックリテーナ22(図6)とハンドルとが一緒に
なって、歯ぐき、頬または口内のその他の軟らかい組織
を刺激しない滑らかでほぼ切れ目のない形状を形成して
いる。すなわち、ラッチ42は押しボタン式に開くた
め、ハンドル20とロックリテーナ22との間の接合線
の位置に開口や親指爪用キャッチを設ける必要がない。
そのようなキャッチは軟らかい口内組織を刺激するであ
ろう。
らに下がった位置(線7−7に沿った断面)では、ロッ
クリテーナ22(図7)とハンドル20とがほぼ同じ大
きさで、刺激のない滑らかな形状が続いている。この地
点で、溝40は、ロックリテーナ22を閉鎖位置へラッ
チ係合させた時により線軸部STの端部を収容する固定
部を形成している。ハンドルのさらに下方の位置(線8
−8に沿った断面)では、リテーナは、より線軸部ST
をさらに安定させることができる高さHの煙突部材37
または延出部を形成している。好ましくは、この高さH
はブラシの毛まで達するように定めて、使用中により線
軸部が不意に曲がる恐れを減らすことができるようにす
る。
に示されている。これは一対の平坦なランド52、54
を備えている。ランド52は一つの実施例では0.04
2インチの幅である。溝53は軸部を挟むランドの終端
部から穴とは反対側に延びている。したがって、穴36
から出たワイヤの軸部は穴36の近くの二つの平坦な面
52、54の間に挟まれ、その挟まれた部分より後ろ側
が溝53に納めらる。したがって、軸部の端部を安定に
保持し、ワイヤがはね戻るのを阻止するように軸部の後
端部分が溝53内に閉じこめられる。
して容易に変更を加えることができるであろう。従っ
て、特許請求の範囲は、本発明の範囲に入る同等な構造
をすべて含むものと解釈される必要がある。
ればハンドルが扱い易く、老人や視力が弱っているよう
な人でも簡単に操作することができ、軸部をランドで挟
むことによってブラシを安定に保持することができる。
歯ブラシの一方側の斜視図である。
開き状態にした歯ブラシ用ハンドルを示している。
で示した側面図である。
た)ハンドルの横断面図である。
た)ハンドルの横断面図である。
た)ハンドルの横断面図である。
た)ハンドルの横断面図である。
る。
ンジ留め端部、26 より線ブラシ、 36 リテーナ
穴、 40 溝、 42 ラッチ、44 ラッチノブ、
46 保持穴、52、54 ランド。
Claims (3)
- 【請求項1】 端部にヒンジ留めされたロックリテーナ
を有する細長いハンドル部材を有し、前記ハンドル部材
とロックリテーナの一方にラッチを形成させると共に他
方にはそのラッチが係合する保持部を形成させ、ロック
リテーナがヒンジでハンドル部材上の閉鎖位置まで旋回
したときラッチが保持部にはまるようになっており、そ
の閉鎖位置でロックリテーナとハンドルと一体となって
円滑な外形形状を形成し、前記ロックリテーナの前記ヒ
ンジ留めされた端部の近くに穴が形成され、前記穴がよ
り線ブラシのステムを受容し、かつ保持する寸法を有
し、一方前記ハンドル部材により線ステムを受容し、か
つ保持する寸法を有する溝が形成されている歯ブラシハ
ンドルにおいて、前記ハンドル部材とロックリテーナと
それぞれに、前記ロックリテーナを閉じたときの前記穴
位置と溝の位置との間にランドを形成し、前記溝はその
ランドの端部から、ランドから離れる方向に延びてお
り、それにより前記ロックリテーナおよびハンドル部材
が閉じたときに前記穴と溝の間に形成された2つの平坦
なランドの表面で前記ステムを把持し、ステムの残部を
溝に保持させることを特徴とする歯ブラシハンドル。 - 【請求項2】 歯間空間を掃除するより線ブラシが取り
付けられる歯ブラシ・ハンドルであって、その歯ブラシ
ハンドルはハンドル部材上に閉じるロックリテーナを端
部に結合するヒンジを有し、ハンドル部材とロックリテ
ーナが、閉じたときにそれらを互いにラッチするラッチ
手段を有し、かつより線ステムを受容する穴がロックリ
テーナ中に延びている歯ブラシハンドルであって、ロック リテーナがハンドル上に閉じたときに穴がハンド
ル部材の平坦なランド表面に対向し、ハンドル部材中の
溝が平坦なランドから離れるように延び、より線ブラシ
のステムが穴中に延び、溝中にはまる実質上L字形を形
成し、溝がステムの端部の揺れを抑制するためにより線
ブラシのステムを保持するように形成している請求項1
記載の歯ブラシハンドル。 - 【請求項3】 リテーナがヒンジで折り畳み、ハンドル
上で閉じたときに、曲がったステムの端部がリテーナと
ハンドルの2つの平坦な表面間で把持され、かつリテー
ナとハンドルが閉鎖位置にきたときに残りが溝中にはま
り、ラッチと保持穴でリテーナおよびハンドルを閉鎖位
置に解放可能にロックすることを特徴とする請求項2に
記載の歯ブラシハンドル。
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