JP3503642B2 - 住環境設備物 - Google Patents
住環境設備物Info
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- JP3503642B2 JP3503642B2 JP03795391A JP3795391A JP3503642B2 JP 3503642 B2 JP3503642 B2 JP 3503642B2 JP 03795391 A JP03795391 A JP 03795391A JP 3795391 A JP3795391 A JP 3795391A JP 3503642 B2 JP3503642 B2 JP 3503642B2
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- facilities
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は公園などに設置される住
環境設備物に関する。 【０００２】この種の設備物は遊戯具として用いられる
ほか、イス，テーブル，モニュメント等としても利用さ
れる。 【０００３】 【従来の技術】従来、チェスの駒に代表される遊戯具の
寸法を拡大した施設物を用いたり、人間が将棋の駒など
に仮装したりしてゲームを行なう公共の設備物が提案さ
れており、諸外国で大型のチェス盤を公園などに設置し
た例も紹介されている。 【０００４】このような設備物を公園などの公共施設に
設けることで、大人から子供まで幅広い年令層の人々が
体を使いながらゲームを楽しむことができ、また、参加
者同志のコミニュケーションを自然に図ることができ
る。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな設備物は一般にゲーム時以外には使用されないの
で、スペースの有効利用を図る上で難点があり、このた
め、都市部などへ設置するには適さない。 【０００６】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、その目的は、幅広い年令層の人々が気軽にゲーム
を楽しめ、ゲーム以外にも各種の用途に使用でき、スペ
ースを有効に活用できる住環境設備物を提供することに
ある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る住環境設備物は、将棋の駒を平面盤面
上で移動させて遊戯する遊戯具であり、広いスペース内
に予め平面状の盤面を形成すると共に、該平面盤面上に
駒の寸法を拡大した移動可能な施設物を設置してなり、
前記施設物は前記盤面上に適宜配置されて、非遊戯時に
はイス、テーブルあるいはモニュメントとなしえ、前記
施設物は、内部を中空構造とした合成樹脂材や陶器また
は木材で軽重量に形成され、かつ底部には複数の車輪が
取り付けられると共に、該車輪には各々ストッパが取り
付けられてなり、前記施設物の頂角を９０°に形成して
互いの頂部を突き当わせ配置して略十字状をなすテーブ
ルまたはイスをセット可能としあるいは頂角を１２０°
に形成して互いの頂部を突き当わせ配置して略三つ又状
をなすテーブルまたはイスをセット可能とし、前記施設
物の表面には中央部から折り返し可能なプレートが前記
中央部を軸として回動可能に設けられ、該プレートを折
り返してプレート表面に記載された表示内容を変換可能
としてある、ことを特徴とするものである。 【０００８】 【作用】本発明では、図１に示されるように、予め用意
された広いスペースには、将棋の駒に代表される遊戯具
の寸法を拡大した施設物１０が適宜配置されており、多
数の人々がゲームに参加できるようになっている。 【０００９】また、遊戯具の寸法を拡大した設備物１０
をゲーム以外の他の用途（例えば、イス，テーブル，モ
ニュメントなど）にも使用できるので、広いスペースを
有効に活用できる。 【００１０】 【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。 【００１１】図１に示されるように公園などの公共施設
に用意された広いスペースには、約１０ｍ四方の大型将
棋盤１２が設置されており、将棋盤１２の上には寸法を
拡大した将棋の駒を形どった多数の施設物１０が配置さ
れている。 【００１２】これらの施設物１０は容易に移動できるよ
う、内部を中空構造とした合成樹脂材や陶器または木材
等で比較的軽量に形成されている。 【００１３】従って、大人から子供まで幅広い年令層の
人々が気軽に参加してゲーム（将棋）を楽しめる。 【００１４】また、図１から理解されるように“歩兵”
の駒となる施設物１０はその他の駒となる施設物１０に
比べ薄く形成されており、これをイスとして用い、他の
駒となる施設物１０をテーブルとして用いることもでき
る。 【００１５】その際には図３のように施設物１０の頂角
を９０°に形成し、互いの頂部を突き当わせて配置すれ
ば大型のテーブル（またはイス）を容易にセットでき
る。 【００１６】また、施設物１０の頂角を１２０°に形成
し互いの頂部を突き当わせて図４のように配置すること
もできる。 【００１７】このほか、施設物１０は大型ではあるが軽
量にできているので、子供たちが積木のように立てたり
寝かしたり自由に配置して遊ぶことができる。 【００１８】さらに、施設物１０のデザインや配置を工
夫することでモニュメントとして活用することもでき
る。 【００１９】モニュメントとして利用する際には、施設
物１０の下方，上方，斜めなどにライトを配置して光を
当てることにより、ゲームを行なわない夜間も明るく新
鮮な印象を周囲へ与えることができる。 【００２０】図５，図６には施設物１０の第２実施例が
示されている。 【００２１】この実施例では施設物１０をスムーズに移
動できるようその底部に複数の車輪１４が取り付けられ
ている。 【００２２】さらに、施設物１０を適宜位置で止めてお
けるように各車輪１４には図示しないストッパーが内蔵
されている。 【００２３】図において車輪１４はその全体が施設物１
０より突出しているが、車軸を施設物１０内に配置して
車輪の一部のみを出すようにしてもよい。 【００２４】図７，図８には施設物１０の第３実施例が
示されている。 【００２５】この実施例においても施設物１０の底部に
は複数の車輪１４が取り付けられており、各車輪１４に
は図示しないストッパーが取り付けられている。 【００２６】さらに、施設物１０の表面にはその中央で
折り返しができるようにプレート１６が回動自在に設け
られており、このプレート１６を折り返すことで例えば
“歩兵”から“と”へ変えることができる。 【００２７】以上説明したように本実施例によれば、大
型の将棋盤１２の上に寸法を拡大した将棋の駒を形どっ
た多数の施設物１０を配置してあるので、大人から子供
まで幅広い年令層の人々が体を使って気軽にゲームを楽
しめる。 【００２８】さらに、ゲーム以外にも施設物１０をイス
やテーブルとして利用できる。また、施設物１０は軽量
であるので、子供たちが積木のように自由に配置して遊
ぶこともできる。 【００２９】さらに、施設物１０のデザインや配置を工
夫することでモニュメントとして活用することもでき
る。 【００３０】なお、以上の実施例では遊戯具の例を将棋
に当てはめて構成してあるが、チェスやバックギャモン
などに当てはめて構成してもよい。 【００３１】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
戯具の寸法を拡大した施設物が広いスペースに適宜配置
されているので、幅広い年令層の人々が体を使って気軽
にゲームを楽しめ、ゲーム以外にも施設物をイス，テー
ブル，モニュメントなどに活用でき、従ってスペースの
有効利用が図れる。
環境設備物に関する。 【０００２】この種の設備物は遊戯具として用いられる
ほか、イス，テーブル，モニュメント等としても利用さ
れる。 【０００３】 【従来の技術】従来、チェスの駒に代表される遊戯具の
寸法を拡大した施設物を用いたり、人間が将棋の駒など
に仮装したりしてゲームを行なう公共の設備物が提案さ
れており、諸外国で大型のチェス盤を公園などに設置し
た例も紹介されている。 【０００４】このような設備物を公園などの公共施設に
設けることで、大人から子供まで幅広い年令層の人々が
体を使いながらゲームを楽しむことができ、また、参加
者同志のコミニュケーションを自然に図ることができ
る。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな設備物は一般にゲーム時以外には使用されないの
で、スペースの有効利用を図る上で難点があり、このた
め、都市部などへ設置するには適さない。 【０００６】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、その目的は、幅広い年令層の人々が気軽にゲーム
を楽しめ、ゲーム以外にも各種の用途に使用でき、スペ
ースを有効に活用できる住環境設備物を提供することに
ある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る住環境設備物は、将棋の駒を平面盤面
上で移動させて遊戯する遊戯具であり、広いスペース内
に予め平面状の盤面を形成すると共に、該平面盤面上に
駒の寸法を拡大した移動可能な施設物を設置してなり、
前記施設物は前記盤面上に適宜配置されて、非遊戯時に
はイス、テーブルあるいはモニュメントとなしえ、前記
施設物は、内部を中空構造とした合成樹脂材や陶器また
は木材で軽重量に形成され、かつ底部には複数の車輪が
取り付けられると共に、該車輪には各々ストッパが取り
付けられてなり、前記施設物の頂角を９０°に形成して
互いの頂部を突き当わせ配置して略十字状をなすテーブ
ルまたはイスをセット可能としあるいは頂角を１２０°
に形成して互いの頂部を突き当わせ配置して略三つ又状
をなすテーブルまたはイスをセット可能とし、前記施設
物の表面には中央部から折り返し可能なプレートが前記
中央部を軸として回動可能に設けられ、該プレートを折
り返してプレート表面に記載された表示内容を変換可能
としてある、ことを特徴とするものである。 【０００８】 【作用】本発明では、図１に示されるように、予め用意
された広いスペースには、将棋の駒に代表される遊戯具
の寸法を拡大した施設物１０が適宜配置されており、多
数の人々がゲームに参加できるようになっている。 【０００９】また、遊戯具の寸法を拡大した設備物１０
をゲーム以外の他の用途（例えば、イス，テーブル，モ
ニュメントなど）にも使用できるので、広いスペースを
有効に活用できる。 【００１０】 【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。 【００１１】図１に示されるように公園などの公共施設
に用意された広いスペースには、約１０ｍ四方の大型将
棋盤１２が設置されており、将棋盤１２の上には寸法を
拡大した将棋の駒を形どった多数の施設物１０が配置さ
れている。 【００１２】これらの施設物１０は容易に移動できるよ
う、内部を中空構造とした合成樹脂材や陶器または木材
等で比較的軽量に形成されている。 【００１３】従って、大人から子供まで幅広い年令層の
人々が気軽に参加してゲーム（将棋）を楽しめる。 【００１４】また、図１から理解されるように“歩兵”
の駒となる施設物１０はその他の駒となる施設物１０に
比べ薄く形成されており、これをイスとして用い、他の
駒となる施設物１０をテーブルとして用いることもでき
る。 【００１５】その際には図３のように施設物１０の頂角
を９０°に形成し、互いの頂部を突き当わせて配置すれ
ば大型のテーブル（またはイス）を容易にセットでき
る。 【００１６】また、施設物１０の頂角を１２０°に形成
し互いの頂部を突き当わせて図４のように配置すること
もできる。 【００１７】このほか、施設物１０は大型ではあるが軽
量にできているので、子供たちが積木のように立てたり
寝かしたり自由に配置して遊ぶことができる。 【００１８】さらに、施設物１０のデザインや配置を工
夫することでモニュメントとして活用することもでき
る。 【００１９】モニュメントとして利用する際には、施設
物１０の下方，上方，斜めなどにライトを配置して光を
当てることにより、ゲームを行なわない夜間も明るく新
鮮な印象を周囲へ与えることができる。 【００２０】図５，図６には施設物１０の第２実施例が
示されている。 【００２１】この実施例では施設物１０をスムーズに移
動できるようその底部に複数の車輪１４が取り付けられ
ている。 【００２２】さらに、施設物１０を適宜位置で止めてお
けるように各車輪１４には図示しないストッパーが内蔵
されている。 【００２３】図において車輪１４はその全体が施設物１
０より突出しているが、車軸を施設物１０内に配置して
車輪の一部のみを出すようにしてもよい。 【００２４】図７，図８には施設物１０の第３実施例が
示されている。 【００２５】この実施例においても施設物１０の底部に
は複数の車輪１４が取り付けられており、各車輪１４に
は図示しないストッパーが取り付けられている。 【００２６】さらに、施設物１０の表面にはその中央で
折り返しができるようにプレート１６が回動自在に設け
られており、このプレート１６を折り返すことで例えば
“歩兵”から“と”へ変えることができる。 【００２７】以上説明したように本実施例によれば、大
型の将棋盤１２の上に寸法を拡大した将棋の駒を形どっ
た多数の施設物１０を配置してあるので、大人から子供
まで幅広い年令層の人々が体を使って気軽にゲームを楽
しめる。 【００２８】さらに、ゲーム以外にも施設物１０をイス
やテーブルとして利用できる。また、施設物１０は軽量
であるので、子供たちが積木のように自由に配置して遊
ぶこともできる。 【００２９】さらに、施設物１０のデザインや配置を工
夫することでモニュメントとして活用することもでき
る。 【００３０】なお、以上の実施例では遊戯具の例を将棋
に当てはめて構成してあるが、チェスやバックギャモン
などに当てはめて構成してもよい。 【００３１】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
戯具の寸法を拡大した施設物が広いスペースに適宜配置
されているので、幅広い年令層の人々が体を使って気軽
にゲームを楽しめ、ゲーム以外にも施設物をイス，テー
ブル，モニュメントなどに活用でき、従ってスペースの
有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例の全体構成を示す概要図である。
【図２】施設物の使用例を示す概要図である。
【図３】施設物の配置例を示す平面図（その１）であ
る。 【図４】施設物の配置例を示す平面図（その２）であ
る。 【図５】施設物の第２実施例を示す概要図である。 【図６】施設物の第２実施例を示す底面図である。 【図７】施設物の第３実施例を示す概要図である。 【図８】施設物の第３実施例を示す側面図である。 【符号の説明】 １０ 施設物 １２ 将棋盤 １４ 車輪 １６ プレート
る。 【図４】施設物の配置例を示す平面図（その２）であ
る。 【図５】施設物の第２実施例を示す概要図である。 【図６】施設物の第２実施例を示す底面図である。 【図７】施設物の第３実施例を示す概要図である。 【図８】施設物の第３実施例を示す側面図である。 【符号の説明】 １０ 施設物 １２ 将棋盤 １４ 車輪 １６ プレート
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭62−9479（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭49−22722（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭51−140383（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭63−29597（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A63F 3/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 将棋の駒を平面盤面上で移動させて遊戯
する遊戯具であり、 広いスペース内に予め平面状の盤面を形成すると共に、
該平面盤面上に駒の寸法を拡大した移動可能な施設物を
設置してなり、 前記施設物は前記盤面上に適宜配置されて、非遊戯時に
はイス、テーブルあるいはモニュメントとなしえ、 前記施設物は、内部を中空構造とした合成樹脂材や陶器
または木材で軽重量に形成され、かつ底部には複数の車
輪が取り付けられると共に、該車輪には各々ストッパが
取り付けられてなり、 前記施設物の頂角を９０°に形成して互いの頂部を突き
当わせ配置して略十字状をなすテーブルまたはイスをセ
ット可能としあるいは頂角を１２０°に形成して互いの
頂部を突き当わせ配置して略三つ又状をなすテーブルま
たはイスをセット可能とし、 前記施設物の表面には中央部から折り返し可能なプレー
トが前記中央部を軸として回動可能に設けられ、該プレ
ートを折り返してプレート表面に記載された表示内容を
変換可能としてある、 ことを特徴とする住環境設備物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03795391A JP3503642B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 住環境設備物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03795391A JP3503642B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 住環境設備物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04357967A JPH04357967A (ja) | 1992-12-10 |
| JP3503642B2 true JP3503642B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=12511916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03795391A Expired - Fee Related JP3503642B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 住環境設備物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3503642B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP03795391A patent/JP3503642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04357967A (ja) | 1992-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031202 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219 Year of fee payment: 6 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |