JP3503105B2 - 扉用ハンドル装置 - Google Patents

扉用ハンドル装置

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JP3503105B2
JP3503105B2 JP14515398A JP14515398A JP3503105B2 JP 3503105 B2 JP3503105 B2 JP 3503105B2 JP 14515398 A JP14515398 A JP 14515398A JP 14515398 A JP14515398 A JP 14515398A JP 3503105 B2 JP3503105 B2 JP 3503105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用玄関、マン
ションやビル等の出入口ドア、或いは、室扉、門扉等、
人が出入りする扉に使用する出入り用扉のハンドル装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドルを扉面方向に引きまたは押し操
作してラッチ機構のラッチを外す扉用ハンドル装置が知
られている。例えば、特開昭58−181968号公報
に開示されているハンドル装置は、扉に取付けるハウジ
ング本体に固定枠体が設けられ、また、ハンドルカバ−
には上下動枠体が設けられている。
【0003】さらに、一端部を上記の固定枠体に軸支
し、他端部を上記の上下動枠体に軸支させた支持枠体を
備えている。なお、この支持枠体はばね勢力を受けて常
時起立するようになっている。
【0004】また、中程を上記のハウジング本体に軸着
した回動レバ−が設けてあり、この回動レバ−の一端部
を上記の上下動枠体に軸支し、その他端部でラッチ機構
を駆動させる構成となっている。
【0005】つまり、ハンドルカバ−が押し操作される
と、上下動枠体が支持枠体に加わるばね勢力に抗して下
降し、この上下動枠体の下降に連動して回動レバ−が旋
回する。これより、回動レバ−他端部の旋回によりラッ
チ機構が駆動され、ラッチが外れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のハンド
ル装置は、ハンドルカバ−を押し操作すると、支持枠体
の旋回にしたがってハンドルカバ−が扉面方向のみなら
ず上下方向にも移動する。
【0007】つまり、ハンドルカバ−を斜め方向に押し
操作することになるため、扉の開方向とは無関係な操作
力が必要となり、扉の開操作が必ずしも操作し易いもの
ではない。
【0008】 また、このハンドル装置は、扉内外各ハ
ンドルのそれぞれにリンク機構を設けなければなない
ので、部品点数が多くコスト高となる。
【0009】本発明は上記した実情にかんがみ、ハンド
ルを扉面に対して直交する方向に平行移動させて扉を開
けるようにしてハンドルの操作性を高め、また、装置構
成を可能なるかぎり簡単化した扉用ハンドル装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では第1の発明として、扉内外各々に長形
のハンドルを備え、これらハンドルの扉面に対する直交
方向の押し又は引き操作に応動する駆動部により扉に組
込まれたラッチ機構のラッチボルトを駆動する扉用ハン
ドル装置において、内外のハンドルの一方には、扉を貫
通させて内外各ハンドルの一方端部間と他方端部間とを
連結する板状の第1、第2連結体を、ハンドルの他方に
は、その一方端部と他方端部に設けて前記第1、第2連
結体の先端側を挿入して固着する筒部を有する第1、第
2連結固定体を各々設け、さらに、両板面に接して前記
第1、第2連結体の移動を案内するガイド機構と、前記
第1、第2連結固定体の筒部を孔内で移動させる角形孔
とを装置固定部に設け、一方、各々の中間部を装置固定
部に回動自在に軸着し、各々の一方側を旋回自在に連結
した第1、第2レバ−を備え、第1レバ−の他方側を前
記第1連結固定体に、第2レバ−の他方側を前記第2連
結固定体に各々回動自在に連結した平行リンク機構と、
この平行リンク機構の動作に連動させたラッチ駆動部
と、ハンドルに復動勢力を与えるスプリングとを設けて
構成したことを特徴とする扉用ハンドル装置を提案す
る。
【0011】 第2の発明としては、上記した第1の発
明の扉用ハンドル装置において、第1、第2連結体を外
側ハンドルに、第1、第2連結固定体を内側ハンドルに
各々備え、平行リンク機構を内側ハンドルに設けたこと
を特徴とする扉用ハンドル装置を提案する。
【0012】 第3の発明としては、上記した第1又は
第2の発明の扉用ハンドル装置において、前記ガイド機
構を扉内外の装置固定部に設けたことを特徴とする扉用
ハンドル装置を提案する。
【0013】 第4の発明としては、上記した第1の発
明の扉用ハンドル装置において、前記第1、第2連結固
定体には係止部と止め孔とを設け、かつ、前記第1、第
連結体には、前記第1、第2連結固定体に挿入するこ
とにより、前記係止部が嵌合する嵌合溝と、前記係止部
に前記嵌合溝が嵌合している状態で前記止め孔に連通
るねじ孔とを設け、前記止め孔とねじ孔とに差し入れた
ねじによって第1、第2連結体を第1、第2連結固定体
に固着し、扉内外各ハンドルを連結する構成としたこと
を特徴とする扉用ハンドル装置を提案する。
【0014】
【作用】上記のように構成したハンドル装置は、内外各
ハンドルのいずれか一方のハンドル(例えば、外側ハン
ドル)を引き操作し、或いは、その他方のハンドル(例
えば、内側ハンドル)を押し操作することにより、ラッ
チ機構のラッチボルトが駆動され、扉を開けることがで
きる。
【0015】また、ハンドルは中央部のみならず端部を
引き又は押し操作しても、ハンドル全体が扉面に平行
に、かつ、扉面に対して直交方向に移動する。例えば、
ハンドルの一方端部を操作すると、平行リンク機構が動
作し、レバ−の旋回によってハンドルの他方端部が移動
する。
【0016】 さらに、このハンドル装置は、板状の
第1、第2連結体の両板面に接してこれら第1、第2連
結体の移動を案内するガイド機構と、第1、第2連結固
定体の筒部を孔内で移動させる角筒孔とを装置固定部に
設けたので、ハンドルを扉面に対して正しく直交方向に
平行移動させることができる。特に、第3発明のよう
に、ガイド機構を扉内外の装置固定部に設けることによ
って、ハンドルの平行移動精度がなお一層向上する。し
たがって、本発明の扉用ハンドル装置は、ハンドル操作
が扉面に対して直交しないある角度の斜め方向から操作
された場合でも、ハンドルを扉面に対して正しく直交方
向に平行移動させることができる。
【0017】また、このハンドル装置を第4の発明のよ
うに構成すれば、連結固定体に挿入する連結体が係合部
に嵌合する嵌合溝に案内されて挿入されるため、連結体
のねじ孔を連結固定体の止め孔に容易に連通させること
ができ、連結固定体に固着する連結体のねじ止めが簡単
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面に沿って説明する。図1は扉であるドアに取付けた
ハンドル装置の断面図である。
【0019】この図において、10は引き開きドア、1
1はドアのラッチ機構、12はドアの外面側に取付けた
外側ハンドル、13はドアの内面側に取付けた内側ハン
ドルを示している。なお、外側ハンドル12と内側ハン
ドル13は縦に長い長形のものとなっている。
【0020】図示するように、外側ハンドル12は、そ
の上方端部(一方端部)に第1連結体14が、その下方
端部(他方端部)に第2連結体15が各々ねじ止めによ
って固着してある。第1連結体14と第2連結体15は
同形状の板状のもので、先端側にL字形溝(嵌合溝)1
4a、15aが設けてある。
【0021】また、この第1連結体14と第2連結体1
5は、ドア10に形成した貫通孔10a、10bを通し
てドア外面側からドア内面側に張出し、これらの先端部
を内側ハンドル13に連結させてある。
【0022】 つまり、内側ハンドル13の上方端部
(一方端部)と下方端部(他方端部)にはねじ止めによ
って固定させた連結固定体16、17(第1連結固定体
16、第2連結固定体17)が設けてあり、この連結固
定体16に上記した第1連結体14の先端部が、連結固
定体17に上記した第2連結体15の先端部が各々固着
してある。
【0023】一方、内側ハンドル13は、その上方端部
をカバ−体18に、その下方端部をカバ−体19に各々
固定してあり、また、これらカバ−体18、19の内部
には上記した連結固定体16、17がねじ止めしてあ
る。
【0024】連結固定体16は、図2(A)、(B)に
拡大して示した如く、起立筒部16aと長溝形成部16
bとを一体形成したもので、ねじ孔20、21よりねじ
を差し入れてカバ−体18に固着する。
【0025】また、起立筒部16aの内部には係止ピン
(係止部)22が設けてある。この係止ピン22は、第
1連結体14を起立筒部16a内に差し入れた場合に、
そのL字形溝14aを嵌合させ、図示するようにして第
1連結体14を仮止めする。なお、このように仮止した
とき、第1連結体14のねじ孔が起立筒部16aに設け
た止め孔に連通する。したがって、このように仮止めし
た第1連結体14を上記の止め孔とねじ孔より差し入れ
た止めねじ23によって起立筒部16aに固定する。
【0026】また、長溝形成部16bには凹形部24が
形成してあり、この凹形部24が後述する第1レバ−3
0の連結ピン受けとなっている。なお、図2(A)、
(B)は連結固定体16について示したが、連結固定体
17は同構成となっており、係止ピン25により仮止め
し、止めねじ26によって第2連結体15を固定する。
【0027】上記した連結固定体16、17はドア内面
に取付けられた台座枠27の角形孔27a、27b内を
移動するようになっている。他方、この台座枠27の内
部には取付板28、29に軸支させた第1レバ−30と
第2レバ−31とが設けてある。
【0028】この第1レバ−30と第2レバ−31はそ
れらの中間部が支軸32、33によつて取付板28、2
9に回転自在に軸着してあり、さらに、これらレバ−3
0、31各々の一方端部は連結軸34によって旋回自在
に連結し、また、これらレバ−30、31の他方端部は
連結固定体16、17の長溝形成部に設けた凹形部に連
動ピン35、36をもって回転自在に軸支してある。つ
まり、第1レバ−30と第2レバ−31と、これらレバ
−を連結固定体16、17を介して連結した内側ハンド
ル13とで平行リンク機構を形成している。
【0029】取付板28は図3(A)、(B)に拡大し
て示したように構成してある。すなわち、この取付板2
8は、平行した起立片部28a、28bと孔部37とを
設けた板状のもので、これにはドア10に取付けるため
の取付杆38、39が設けてある。
【0030】なお、取付杆38、39はドアを通してド
ア前面から小ねじをねじ込むことにより、取付板28を
ドア10に固着する。また、上記取付板28はねじ孔4
0より差し入れるねじによって台座枠27をこの取付板
28に取付けるようになっている。
【0031】一方、上記した第1レバ−30が上記取付
板28の起立片部28a、28bの支軸32によって回
動自在に軸着してある。また、その起立片部28aには
今一つの支軸41によってL形レバ−42が回転自在に
軸支してある。
【0032】このL形レバ−42はラッチ機構11のラ
ッチボルトを駆動するもので、その一端部42aの2股
部を第1レバ−30に設けた連動ピン43に係合し、そ
の他端部42bを切欠孔44より突出させてラッチ機構
11を駆動する駆動部として形成してある。
【0033】さらに、取付板28の孔部37にはロ−ラ
軸受部28c、28dを設け、このロ−ラ軸受部28
c、28dによって2つのロ−ラ45、46を軸支して
いる。ロ−ラ45、46は上記したところの第1連結体
14の両面に接するようにしたガイド機構47を構成し
ている。
【0034】他方の取付板29は上記した取付板28と
同構成となっており、図1にはその起立片部29aと取
付杆48、49が示してある。
【0035】第1連結体14のガイド機構はドア10の
前面側にもガイド機構50として備えてある。このガイ
ド機構50は図4(A)、(B)に示す枠体部51と図
5(A)、(B)に示す蓋体部52とより構成してあ
る。図示する如く、枠体部51には孔部53が形成して
あり、この孔部53の上下位置に凹形の軸受51aを設
け、2つのロ−ラ54、55の軸部がこの軸受51aに
嵌合している。
【0036】そして、蓋体部52を枠体部51に被せて
ねじ止めすることにより、ロ−ラ54、55の取り外れ
を防ぐ構成としてある。なお、蓋体部52に形成した孔
部56の孔縁に設けた突片52aはロ−ラ54、55の
位置決め用のものであり、また、この蓋体部52に設け
たねじ孔57は蓋体部52を枠体部51にねじ止めする
もの、ねじ孔58はガイド機構50をドア10に取付け
るためのものである。
【0037】つまり、蓋体部52のねじ孔58より差し
入れたねじを上記した取付板28の取付杆38、39に
ねじ込みガイド機構50をドア10に取付ける。このよ
うに構成したガイド機構50は、ロ−ラ54、55が第
1連結体14の両面に接し、この第1連結体14の移動
をガイドする。
【0038】上記したようなガイド機構47と同構成の
ガイド機構67が内側ハンドル13の下方端部側にも設
けてあり、図1にはそのロ−ラ59が示してある。ま
た、外側ハンドル12の下方端部側についても上記した
ガイド機構50と同構成のガイド機構60が設けてあ
り、図1には枠体部61、蓋体部62、ロ−ラ63が示
してある。
【0039】次に、上記したハンドル装置の動作につい
て説明する。このハンドル装置は、上方の連結固定体1
6と台座枠27との間に設けたスプリング64と、下方
の連結固定体17と台座枠27との間に設けたスプリン
グ65とによって、内外のハンドル12、13がドア1
0の内方向に常時引き戻されている。図1はこの状態を
示しており、第1レバ−30が左旋し、第2レバ−31
が右旋した位置となっている。
【0040】また、この状態ではL形レバ−42が図1
に示す左旋した位置にあり、ラッチ機構11は駆動され
ない。したがって、ドア10がラッチ機構11のラッチ
ボルトによって閉じ状態に保たれている。
【0041】外部よりドア10を開ける場合は、外側ハ
ンドル12をスプリング64、65のばね勢力に抗して
引き操作する。この操作により、第1、第2連結体1
4、15によって一体的に連結されている内側ハンドル
13もドア10の内面に向かって移動すると共に、連結
固定体16、17も同様に移動するため、図6に示す如
く、第1レバ−30が支軸32を中心に右旋し、第2レ
バ−31が支軸33を中心に左旋する。
【0042】これより、L形レバ−42の一端部42a
が連動ピン43によって押し回され、このL形レバ−4
2が支軸41を中心に右旋する。このため、L形レバ−
42の他端部42bが図6に示すように矢印66方向に
旋回し、ラッチ機構11を駆動する。
【0043】上記の動作によってラッチ機構11のラッ
チボルトが外れドア10の開放が許容され、外側ハンド
ル12を引き続き引き操作することにより、ドア10を
開くことができる。外側ハンドル12の引き操作を解放
すると、内外のハンドル12、13がスプリング64、
65の縮圧勢力により引き戻され、図1に示す状態に戻
る。この結果、ラッチ機構11が非駆動状態となり、ド
ア10を閉めれば、ラッチボルトによりこのドア10の
閉成状態が保持される。
【0044】 内部からドア10を開ける場合は、図1
の状態において、内側ハンドル13をスプリング64、
65のばね勢力に抗して押し操作する。この操作によ
り、連結固定体16、17がドア面に向かって移動す
るため、外側ハンドル12がドア外面から離れる方向に
移動する。
【0045】また、第1、第2レバ−30、31が図6
に示すように旋回するため、L形レバ−42の他端部4
2bが矢印66方向に移動し、ラッチ機構11が駆動さ
れる。これより、内側ハンドル13を引き続き押し操作
することにより、ドア10を開けることができる。
【0046】また、内側ハンドル13の押し操作を解放
すれば、各ハンドル12、13が図1に示すように引き
戻され、ラッチ機構11が非駆動状態となるため、ドア
10を閉めることにより、ドア10の閉成状態がラッチ
ボルトにより保持される。
【0047】以上より分かる通り、外側ハンドル12と
内側ハンドル13はドア面に対して直交する方向に平行
移動する。また、各ハンドル12、13は中央部を操作
する場合にかぎらず、上下位置を操作しても同様に平行
移動する。
【0048】例えば、外側ハンドル12の上方位置を引
き操作すれば、第1連結体14を連結した連結固定体1
6がドア面方向に移動し、第1レバ−30が右旋する。
このことから、第2レバ−31が第1レバ−30に連動
されて左旋し、連結固定体17がドア面に向かって移動
するため、第2連結体15によって外側ハンドル12の
下方位置が押し上げられる。
【0049】外側ハンドル12の下方位置を引き操作し
た場合も同様となり、上方位置が押し上げられる。この
ように、外側ハンドル12のどの位置を引き操作して
も、このハンドル12がドア面に対して直交する方向に
移動する。内側ハンドル13についても同様となる。
【0050】また、第1連結体14と第2連結体15は
ガイド機構のロ−ラによりガイドされて移動するから、
内外のハンドル12、13が斜め方向に操作された場合
でも、これらハンドル12、13がドア面に対して正し
く直交方向に平行移動する。
【0051】上記した実施形態は、外開きのドア10に
取付けたハンドル装置について説明したが、内側に開く
ドアは、内側ハンドル13をドア外面側に、外側ハンド
ル12をドア内面に各々設けるように取付ける。なお、
ガイド機構のロ−ラは、第1、第2連結体14、15の
板面が摺接するようにした樹脂材などからなる突形部な
どによって置き換えることができる。
【0052】また、第1レバ−30と第2レバ−31と
をドア外面側に設ける構成としてもよい。この場合に
は、第1連結体14と第2連結体15を内側ハンドル1
3に固着し、連結固定体16、17を外側ハンドル12
の上下端部に固着するように構成する。さらに、第1レ
バ−30と第2レバ−31については必ずしも取付板2
8、29を設けて軸支する必要がなく、台座枠27など
の装置固定部に軸支させる構成とすることができる。
【0053】
【発明の効果】上記した通り、本発明によれば、操作位
置にかかわらず、内外の各ハンドルを扉面に対して直交
する方向に平行移動させることができるハンドル装置と
なる。そして、特に、このハンドル装置は、第1、第2
連結体を案内するガイド機構と、第1、第2連結固定体
の筒部を移動させる角形部材とを備えるので、ハンドル
が扉面に対して確実に平行移動するものとなる。
【0054】また、この発明のハンドル装置は、ハンド
ルを平行移動させるための平行リンク機構を外側ハンド
ルと内側ハンドルとで共用する構成となっているので、
扉内外各ハンドルのいずれか一方のハンドルに平行リン
ク機構を設ければよく、この結果、装置構成が簡単化さ
れ、部品点数を極力少なくすることができてロ−コスト
化に有利なハンドル装置となる。
【0055】さらに、この発明のハンドル装置は、扉内
外各ハンドルの一方に設けた連結体を他方のハンドルの
連結固定体に挿入固着する場合、連結体の嵌合溝が連結
固定体の係合部に案内されて進むため、連結体の挿入完
了位置が挿入感で確認することができ、また、この挿入
完了位置で連結体のねじ孔が連結固定体の止め孔に正し
く連通するので、連結固定体にねじ止めする連結体の組
付けが極めて簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すハンドル装置の断面
図である。
【図2】図2(A)は上記ハンドル装置に備えた連結固
定体の拡大正面図である。図2(B)は図2(A)上の
A−A線断面図である。
【図3】図3(A)は上記ハンドル装置に備えた取付板
の拡大正面図である。図3(B)は上記取付板の一部切
欠き拡大側面図である。
【図4】図4(A)は上記ハンドル装置に備えたガイド
機構の枠体部を示す拡大正面図である。図4(B)は図
4(A)上のB−B線断面図である。
【図5】図5(A)は上記ガイド機構の蓋体部を示す拡
大裏面図である。図5(B)は図5(A)上のC−C線
断面図である。
【図6】動作状態を示す図1同様の断面図である。
【符号の説明】
10 ドア 11 ラッチ機構 12 外側ハンドル 13 内側ハンドル 14 第1連結体 15 第2連結体 16、17 連結固定体 27 台座枠 28、29 取付板 30 第1レバ− 31 第2レバ− 42 L形レバ− 45、46、54、55、59、63 ガイド機構を構
成するロ−ラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−126877(JP,A) 特開 平10−311173(JP,A) 特開 平9−303002(JP,A) 実開 平3−128177(JP,U) 実開 昭56−871(JP,U) 実開 昭55−99360(JP,U) 実開 昭50−71222(JP,U) 実開 昭58−142251(JP,U) 特公 昭41−19239(JP,B1) 実公 昭42−15359(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 1/00 311 E05C 1/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉内外各々に長形のハンドルを備え、こ
    れらハンドルの扉面に対する直交方向の押し又は引き操
    作に応動する駆動部により扉に組込まれたラッチ機構の
    ラッチボルトを駆動する扉用ハンドル装置において、内外のハンドルの一方には、扉を貫通させて内外各ハン
    ドルの一方端部間と他方端部間とを連結する板状の第
    1、第2連結体を、ハンドルの他方には、その一方端部
    と他方端部に設けて前記第1、第2連結体の先端側を挿
    入して固着する筒部を有する第1、第2連結固定体を各
    々設け、 さらに、両板面に接して前記第1、第2連結体の移動を
    案内するガイド機構と、前記第1、第2連結固定体の筒
    部を孔内で移動させる角形孔とを装置固定部に設け、 一方、各々の中間部を装置固定部に回動自在に軸着し、
    各々の一方側を旋回自在に連結した第1、第2レバ−を
    備え、第1レバ−の他方側を前記第1連結固定体に、第
    2レバ−の他方側を前記第2連結固定体に各々回動自在
    に連結した平行リンク機構と、 この平行リンク機構の動作に連動させたラッチ駆動部
    と、 ハンドルに復動勢力を与えるスプリングとを設けて構成
    したことを 特徴とする扉用ハンドル装置。
  2. 【請求項2】 第1、第2連結体を外側ハンドルに、第
    1、第2連結固定体を内側ハンドルに各々備え、平行リ
    ンク機構を内側ハンドルに設けたことを特徴とする請求
    項(1)記載の扉用ハンドル装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド機構を扉内外の装置固定部に
    設けたことを特徴とする請求項(1)又(2)記載の扉
    用ハンドル装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2連結固定体には係止部と
    止め孔とを設け、かつ、前記第1、第2連結体には、
    記第1、第2連結固定体に挿入することにより、前記
    止部が嵌合する嵌合溝と、前記係止部に前記嵌合溝が嵌
    合している状態で前記止め孔に連通るねじ孔とを設
    け、前記止め孔とねじ孔とに差し入れたねじによって
    1、第2連結体を第1、第2連結固定体に固着し、扉内
    外各ハンドルを連結する構成としたことを特徴とする請
    求項(1)記載の扉用ハンドル装置。
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