JP3502770B2 - ブレーカ装置 - Google Patents

ブレーカ装置

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JP3502770B2
JP3502770B2 JP20222998A JP20222998A JP3502770B2 JP 3502770 B2 JP3502770 B2 JP 3502770B2 JP 20222998 A JP20222998 A JP 20222998A JP 20222998 A JP20222998 A JP 20222998A JP 3502770 B2 JP3502770 B2 JP 3502770B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気自動車
の動力電線等に介設して用いられるブレーカ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、電気自動車の動力電線には、メ
ンテナンスを行う場合等のために動力電線間を分断し得
るブレーカと、過大電流の流通を阻止するためのヒュー
ズとを備えたブレーカ装置が介設されたものがあり、従
来、特開平9−223439号公報に記載されたものが
知られている。このブレーカ装置aは、図10に示すよ
うに、ケーシングb内には2本の円柱状に形成された固
定電極c,dが立設されて二極構造をなし、このうち一
方の固定電極cは電線eに圧着された端子金具fと接続
され、もう一方の固定電極dはバスバーhを介してヒュ
ーズiの一端側と接続されており、このヒューズiの他
端側は電線eの端子金具gと接続されている。
【0003】両固定電極c,dには、取っ手oを備えた
可動電極jが抜き差し可能とされることで、ブレーカス
イッチpが構成され、電線e間にはヒューズiとブレー
カスイッチpとが直列接続された状態とされている。こ
のブレーカスイッチpをなす可動電極jには、両固定電
極c,dと接続される接触部k,mを連絡する連絡部n
が設けられており、これらの接触部k,mが両固定電極
c,dに対して抜き差しされることで電線e間が導通ま
たは非導通状態とされるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気自動車
の各部品は、小型化、軽量化が要求される傾向にあり、
上記のブレーカ装置aも例外ではない。ところが、この
ブレーカ装置aでは固定電極c,dが二極構造とされて
いるため小型化には限度があり、さらなる小型化、軽量
化の要望に対応できなかった。また、可動電極jを固定
電極c,dに差し込む際に、可動電極jの2つの接触部
k,mと2つの固定電極c,dとをそれぞれ位置合わせ
する必要があり、差し込み作業が煩わしかった。さら
に、これらの両接触部k,mと両固定電極c,dの設置
位置が正確に対応した位置からずれていた場合は、可動
電極jの挿入圧が高くなり、抜き差し作業がし難くなる
といった問題があった。
【0005】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、ブレーカ装置を小型化、軽量化
し、かつ可動電極の抜き差し作業を容易にすることを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、対をなす固定電極
と、その固定電極に対して抜き差しされることで前記固
定電極間を切断または接続する可動電極とを備えたブレ
ーカ装置において、前記固定電極が対向状に配設される
ことで一極構造をなす固定電極対が形成されるとともに
前記固定電極間に絶縁樹脂材が配され、前記可動電極に
は、一体に形成された複数の接触片が対向状に設けら
れ、且つ前記接触片間に形成される空間に前記固定電極
対が嵌められることで、前記接触片の対向する内側面に
対して前記固定電極が接触されるようになっており、前
記固定電極対は、全体として柱状に形成され、その外周
面に前記固定電極が露出した状態で配されている構成と
したところに特徴を有する。請求項2の発明は、請求項
1の発明において、前記固定電極対は、前記絶縁樹脂材
に対して前記固定電極を密接状態で組み付けることで柱
状に形成されているところに特徴を有する。請求項3の
発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記
固定電極対は、円柱状に形成されている構成としたとこ
ろに特徴を有する。請求項4の発明は、請求項1または
請求項3の発明において、前記固定電極対は、モールド
成形により形成されている構成としたところに特徴を有
する。
【0007】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
のいずれかの発明において、前記可動電極には、一体に
形成された複数の弾性接触片が設けられている構成とし
たところに特徴を有する。請求項6の発明は、請求項1
から請求項5のいずれかの発明において、前記固定電極
対には、ヒューズが直列接続されている構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明> 固定電極対は、対をなす固定電極が対向状に配設される
ことで一極構造とされているから、固定電極が二極構造
とされた場合と比べて配設に必要なスペースを小さくす
ることができ、ブレーカ装置を小型化、軽量化すること
ができる。また、固定電極が一極構造とされているか
ら、固定電極対と可動電極との位置ずれが生じ難く、可
動電極の抜き差し作業を簡単に行うことができる。固定
電極間に絶縁樹脂材を介在させることで、固定電極間の
誤短絡が防がれるとともに、固定電極対の強度を増加さ
せることができる。 <請求項2の発明>絶縁樹脂材に固定電極を密接状態で組み付けることで、
固定電極対が柱状に形成される。 <請求項3の発明> 固定電極対が円柱状とされることで、差し込まれる可動
電極の挿入方向性を無くすことができ、可動電極の取付
作業性を良くすることができる。 <請求項4の発明> 固定電極対を簡単に形成することができる。
【0009】<請求項5の発明>可動電極に形成された
弾性接触片は、固定電極対を弾性的に挟み込むようにし
て両電極間の接触が取られるから、可動電極と固定電極
との接触を安定した状態に保持することができる。 <請求項6の発明>ブレーカ装置は、可動電極が抜き差
しされる固定電極対とヒューズの双方が備えられた一体
型に構成されることで、コンパクトなものとすることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
5によって説明する。この実施形態では、電気自動車の
動力電線に介在されるブレーカ装置について示す。
【0011】このブレーカ装置1は、図1に示すよう
に、ケーシング2内に設けられたブレーカスイッチ3と
ヒューズ11が電線20に直列接続されて構成されてい
る。
【0012】合成樹脂製のケーシング2は、図1ないし
図3に示すように、上側の蓋部4と下側の基部5とに2
分割して形成されており、基部5に対して蓋部4が着脱
可能とされている。基部5にはヒューズ11を収容可能
なヒューズ収容部6が設けられているとともに、その左
右にはボルト9,10を取付可能な雌ねじ体7,8がそ
れぞれ埋設されている。このボルト9,10により、ヒ
ューズ11の両側端から突設された突出片12,13が
固定されている。これらのボルト9,10のうち右側の
ボルト10には、ケーシング2の外部に突出される接続
片14が上記した突出片13とともに固定されており、
この接続片14は、ケーシング2の外部において、外皮
を剥かれた電線20の芯線21に圧着されている端子金
具23とともに外部ボルト25により固定され接続され
ている。また、左側のボルト9によりヒューズ11の突
出片12とともにブレーカスイッチ3をなす固定電極対
30が固定されている。
【0013】ブレーカスイッチ3は、固定電極対30と
この固定電極対30に対して着脱可能な可動電極60を
備えた角筒体50とから構成されている。固定電極対3
0はケーシング2の基部5において上記した左側の雌ね
じ体7の左側に設けられたブレーカ収容部15に取り付
けられており、ブレーカ収容部15の上方の蓋部4には
角筒状の開放部16が設けられ、ここに可動電極60を
備えた角筒体50が抜き差し可能とされている。
【0014】固定電極対30は、開放部16内に突出し
た円柱部31の底部から両側方に平板状の接続部42,
43が突出した形状をなしており、これらの接続部4
2,43のうち右側の接続部43が上記のようにヒュー
ズ11の突出片12と接続されているとともに、左側の
接続部42はケーシング2の外側へ突出し、電線20の
芯線21に圧着されている端子金具22と外部ボルト2
4により固定され接続されている。
【0015】この固定電極対30の構造及び成形手順に
ついて詳しく説明する。固定電極対30は、導電性を有
する金属板をプレス成形して形成された一対の固定電極
40,41間に絶縁樹脂材により絶縁部32をモールド
成形して形成されている。これらの固定電極40,41
は、図4に示すように、接続部42,43の一端側が垂
直に立ち上げられることで接触部44,45が形成さ
れ、全体としてL字型をなしている。接触部44,45
は横断面が半円弧状に形成されており、その上端部分は
肉厚が段付き状に薄くされて埋設部46,47が形成さ
れている。また、接続部42,43には、外部ボルト2
4及びボルト9を挿通可能な取付孔48,49がそれぞ
れ設けられている。
【0016】このような形状をなす一対の固定電極4
0,41の半円弧状の接触部44,45の開放側を対向
させつつ、互いに接触しない近接した位置として成形型
にセットして溶融樹脂を流し込み、樹脂が固まった後、
成形型を取り外すことで図5に示すような絶縁部32が
形成される。絶縁部32は、両固定電極40,41の接
触部44,45と接続部42,43との間の屈曲部分を
外側から包み込むとともに、接触部44,45の上端部
分をなす埋設部46,47を覆ってその外周面が接触部
44,45の外周面と面一となるように成形されてい
る。これにより絶縁部32と両固定電極40,41の接
触部44,45は1本の円柱を形成し、上記した円柱部
31が形成されている。なお、この円柱部31の内部に
は円柱状の肉抜き部33が貫通して形成されている。
【0017】続いて、角筒体50及び可動電極60の構
造について詳しく説明する。角筒体50は、図1及び図
2に示すように、蓋部4の開放部16に嵌合可能な形状
に形成され、上面には取っ手52が設けられているとと
もに下面側は開放されて凹部51が設けられている。こ
の凹部51内には、上記した固定電極対30と接続され
る可動電極60が取り付けられている。
【0018】可動電極60は、導電性を有する金属板を
プレス成形して形成されており、上端部分をなす連絡部
61の両側端が下方へ直角に折り曲げられることで一対
の接触片62,63が形成されている。接触片62,6
3はそれぞれ横断面が半円弧状に形成され、その内周面
64,65に固定電極対30の円柱部31が嵌められる
ことで固定電極40,41の接触部44,45と接触が
取られるようになっている。これら接触片62,63間
に形成される空間は、円柱部31の大きさよりも若干小
さく形成されているため、円柱部31は接触片62,6
3により弾性的に保持されるようになっている。両接触
片62,63の下端部分は外側へやや拡開して拡開部6
6,67が形成されているとともに、両接触片62,6
3の一方の側縁は外側へ折り返して折返部68,69が
形成され、この折返部68,69に接触片62,63の
拡開部66,67の先端部分が接触されるようになって
いる。
【0019】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。図1及び図2に示すよ
うに、ケーシング2内には、互いに絶縁された固定電極
40,41を備えた固定電極対30とヒューズ11とが
収容され、途中で分断された電線20間に接続された状
態となっている。
【0020】電線20間を導通状態とするには、まず角
筒体50の取っ手52を掴み、図3に示すように、ケー
シング2の蓋部4に形成された開放部16に角筒体50
を嵌合させる。このとき可動電極60の両接触片62,
63は、開放部16に臨む固定電極対30の円柱部31
に挟み込まれることで、やや外側へ撓まされつつ、円柱
部31を弾性的に保持する。
【0021】これにより、両接触片62,63の内周面
64,65と円柱部31の周面をなす接触部44,45
との間で接触が取られる。このとき両接触片62,63
は、上端部分が連絡部61により連絡されて互いに電気
的に接続されているから、固定電極40,41間は短絡
されることになる。これにより、固定電極40,41間
が可動電極60により短絡され、電線20間は導通状態
とされる。
【0022】また、可動電極60の接触片62,63が
固定電極対30の円柱部31を弾性的に保持するから、
接触片62,63と接触部44,45との接触が安定
し、車の振動などにより接触が外れることが極力防がれ
ている。さらに、このときの可動電極60の挿入圧は、
固定電極40,41が一極構造とされているため低くさ
れており、組み付け作業性が向上されている。
【0023】続いて、メンテナンスする場合や、ヒュー
ズ11が切れた場合には、電線20間を非導通状態にす
べく、可動電極60を取り外す。このときは、取っ手5
2を掴んで可動電極60を引き上げることで、固定電極
対30との接触が外され、電線20間は非導通状態とさ
れる。
【0024】以上説明したように本実施形態によれば、
固定電極対30は、一対の固定電極40,41が樹脂材
によりモールド成形されて固定電極40,41間が絶縁
部32により絶縁されつつ、1本の柱状に形成されて一
極構造とされているから、ケーシング2をすっきりとし
た構造とし、ブレーカ装置1の小型化、軽量化を図るこ
とができるとともに可動電極60を備えた角筒体50の
抜き差し作業を容易に行うことができる。また、固定電
極対30は、モールド成形により簡単に成形できるとと
もに、絶縁部32により固定電極40,41間は絶縁状
態に保たれ、強度も高めることができる。また、ケーシ
ング2内には、ヒューズ11も設けられており、ヒュー
ズ11を備えたブレーカ装置1の小型化、軽量化が可能
とされている。
【0025】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図6及び図7に基づいて説明する。この実施形態
では、固定電極40A,41Aとして切削により形成さ
れたものをモールド成形する場合について示す。
【0026】この固定電極40A,41Aは、図6に示
すように、平板状の接続部42A,43Aの一端側に
は、垂直に立ち上げ形成された半円柱部44A,45A
が設けられている。この半円柱部44A,45Aは、横
断面が半円状に形成され、その円弧面が可動電極の接触
片と接触されるようになっており、上端部分には縮径さ
れた埋設部46A,47Aが形成されている。また、接
続部42A,43Aには、ボルト及び外部ボルトを挿通
可能な取付孔48A,49Aがそれぞれ設けられてい
る。
【0027】固定電極対30Aをモールド成形するに
は、まず、固定電極40A,41Aの半円柱部44A,
45Aの平面側を対向させ、互いに近接させた状態で成
形型にセットし、溶融樹脂を流し込んで樹脂が固まった
後、成形型を外すことで絶縁部32Aが形成され、円柱
部31Aが形成される。また、円柱部31Aには肉抜き
孔33Aが設けられている。
【0028】なお、このようにして成形された固定電極
対30Aは、第1実施形態と同様にしてブレーカ装置に
取り付けられるようになっており、第1実施形態と同様
の作用及び効果を奏する。
【0029】<第3実施形態>次に、本発明の第3実施
形態を図8及び図9を参照して説明する。この実施形態
の固定電極対30Bは、固定電極40B,41Bに別体
成形された絶縁部70を取り付けた後、外周を締結リン
グ71により固定して構成されているものについて示
す。
【0030】固定電極40B,41Bはプレス成形によ
り形成されており、図8に示すように、取付孔48B,
49Bを備えた平板状の接続部42B,43Bの一端側
が垂直に立ち上げられて、半円弧状の接触部44B,4
5Bが形成されており、その上端部分の中央には階段状
の係止片72,73が突設されている。
【0031】合成樹脂製の絶縁部70は、頭部74と本
体部75とからなり、茸型に成形されており、本体部7
5の上端部分には固定電極40B,41Bの係止片7
2,73が嵌められる係止孔76,77が設けられてい
る。締結リング71は、絶縁性の材料からなるとともに
C字型に形成されており、治具などにより加締られるよ
うになっている。
【0032】固定電極対30Bを組み付けるには、ま
ず、両固定電極40B,41Bの係止片72,73を絶
縁部70の係止孔76,77に挿入しつつ、両接触部4
4B,45Bの内周面を絶縁部70の本体部75に密接
させる。両固定電極40B,41Bと絶縁部70とを密
接状態に保ちつつ、接触部44B,45Bの外周側から
締結リング71を取り付け、治具により加締め付けるこ
とで固定電極対30Bは組み付けられ、円柱部31Bが
形成される。
【0033】なお、このようにして成形された固定電極
対30Bは、第1実施形態と同様にしてブレーカ装置に
取り付けられるようになっており、第1実施形態と同様
の作用及び効果を奏する。
【0034】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、固定電極が2極のものを
示したが、例えば固定電極を3極としてこれらをそれぞ
れ円周上の例えば120度の角度領域内に配列し、1つ
の固定電極と他の隣接する各固定電極とを対向関係とし
て、共通の固定電極に対して2つの固定電極が対をなす
ように構成したものも本発明に含まれ、さらに複数の固
定電極を有するものについても適用できる。 (2)上記した実施形態では、ブレーカスイッチとヒュ
ーズとが電線間に直列接続されたブレーカ装置について
示したが、要はブレーカスイッチが備えられたものであ
ればよく、ブレーカ装置の用途に応じてその他の電気回
路などが接続されたものも本発明に含まれる。 (3)上記した実施形態では、固定電極対を雄側とし、
可動電極を雌側として嵌合させる場合を示したが、固定
電極対を雌側とし、可動電極を雄側とした場合にも本発
明は適用できる。 (4)固定電極対が雄側である場合、固定電極対の形状
は円柱に限らず、角柱などの他の柱形状でもよく、また
柱形状以外のものも本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るブレーカ装置の斜
視図
【図2】可動電極を組み付ける前のブレーカ装置の一部
切欠側面図
【図3】組み付け後、電線が導通状態とされたブレーカ
装置の一部切欠側面図
【図4】固定電極の斜視図
【図5】モールド成形後の固定電極対の斜視図
【図6】本発明の第2実施形態に係る固定電極の斜視図
【図7】モールド成形後の固定電極対の斜視図
【図8】本発明の第3実施形態に係る固定電極の斜視図
【図9】組み付け後の固定電極対の斜視図
【図10】従来例のブレーカ装置の斜視図
【符号の説明】
1…ブレーカ装置 2…ケーシング 3…ブレーカスイッチ 11…ヒューズ 20…電線 30…固定電極対 30A(第2実施形態)…固定電極対 30B(第3実施形態)…固定電極対 31…円柱部 31A(第2実施形態)…円柱部 31B(第3実施形態)…円柱部 32…絶縁部(絶縁樹脂材) 32A(第2実施形態)…絶縁部(絶縁樹脂材) 40,41…固定電極 40A,41A(第2実施形態)…固定電極 40B,41B(第3実施形態)…固定電極 44,45…接触部 44A,45A(第2実施形態)…接触部 44B,45B(第3実施形態)…接触部 50…角筒体 52…取っ手 60…可動電極 61…連絡部 62,63…接触片(弾性接触片) 64,65…内周面 70…絶縁部(絶縁樹脂材) 71…締結リング 72,73…係止片 76,77…係止孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 一昭 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (56)参考文献 特開 平9−223439(JP,A) 特開 平5−94738(JP,A) 特開 平9−204856(JP,A) 特開 平7−134924(JP,A) 特開 平10−172395(JP,A) 特開 平9−55137(JP,A) 特開 昭53−70372(JP,A) 実開 昭55−144725(JP,U) 実開 昭62−76447(JP,U) 実開 昭62−142132(JP,U) 実開 昭56−92335(JP,U) 実開 昭56−70937(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 31/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対をなす固定電極と、その固定電極に対
    して抜き差しされることで前記固定電極間を切断または
    接続する可動電極とを備えたブレーカ装置において、 前記固定電極が対向状に配設されることで一極構造をな
    す固定電極対が形成されるとともに前記固定電極間に絶
    縁樹脂材が配され、前記可動電極には、一体に形成され
    た複数の接触片が対向状に設けられ、且つ前記接触片間
    に形成される空間に前記固定電極対が嵌められること
    で、前記接触片の対向する内側面に対して前記固定電極
    が接触されるようになっており、 前記固定電極対は、全体として柱状に形成され、その外
    周面に前記固定電極が露出した状態で配されている こと
    を特徴とするブレーカ装置。
  2. 【請求項2】 前記固定電極対は、前記絶縁樹脂材に対
    して前記固定電極を密接状態で組み付けることで柱状に
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のブレー
    カ装置。
  3. 【請求項3】 前記固定電極対は、円柱状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2記載のブ
    レーカ装置。
  4. 【請求項4】 前記固定電極対は、モールド成形により
    形成されていることを特徴とする請求項1または請求項
    3記載のブレーカ装置。
  5. 【請求項5】 前記可動電極には、一体に形成された複
    数の弾性接触片が設けられていることを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれかに記載のブレーカ装置。
  6. 【請求項6】 前記固定電極対には、ヒューズが直列接
    続されていることを特徴とする請求項1から請求項5の
    いずれかに記載のブレーカ装置。
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