JP3502643B2 - 絶縁変成器の２次側から受信機手段に通信する通信方法および通信システム、および飛行場灯火ランプのためのモニタシステム - Google Patents
絶縁変成器の２次側から受信機手段に通信する通信方法および通信システム、および飛行場灯火ランプのためのモニタシステムInfo
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- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
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- H02J13/00007—Circuit arrangements for providing remote indication of network conditions, e.g. an instantaneous record of the open or closed condition of each circuitbreaker in the network; Circuit arrangements for providing remote control of switching means in a power distribution network, e.g. switching in and out of current consumers by using a pulse code signal carried by the network characterised by information or instructions transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated power network element or electrical equipment using the power network as support for the transmission
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- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
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- Near-Field Transmission Systems (AREA)
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、第１に、定電流発生
器から周期的な電圧が供給される回路に電力ケーブルを
介して１次側が結合されている絶縁（分離型）変成器
の、負荷を含む２次側から、上記回路に結合されている
受信手段と通信（連絡）する方法及び装置に関するもの
である。また、第２に、この発明は、飛行場の灯火（灯
火案内、照明、lighting）ランプ用モニタシステムに関
するもので、各ランプは、直列ケーブルと、各ランプに
対応して設けられていてその２次側にそのランプが接続
されている絶縁変成器とを介して交流電源から電力供給
を受ける。各ランプはそれ自身の固有のアドレスを持
ち、また、各ランプに対応して、上記ケーブルを介して
通信信号によって通信ユニットと通信できるランプモニ
タユニットが設けられている。
器から周期的な電圧が供給される回路に電力ケーブルを
介して１次側が結合されている絶縁（分離型）変成器
の、負荷を含む２次側から、上記回路に結合されている
受信手段と通信（連絡）する方法及び装置に関するもの
である。また、第２に、この発明は、飛行場の灯火（灯
火案内、照明、lighting）ランプ用モニタシステムに関
するもので、各ランプは、直列ケーブルと、各ランプに
対応して設けられていてその２次側にそのランプが接続
されている絶縁変成器とを介して交流電源から電力供給
を受ける。各ランプはそれ自身の固有のアドレスを持
ち、また、各ランプに対応して、上記ケーブルを介して
通信信号によって通信ユニットと通信できるランプモニ
タユニットが設けられている。
【０００２】
【発明の背景】空港においては、飛行機の着陸時及びタ
キシング時に飛行機を誘導するために灯火システムが用
いられる。これらの灯火システムの多くは多数のランプ
を備えている。従って、特に視程が低い時には、故障し
たランプをいち早く取り替えることが重要である。さも
ないと、飛行機が誘導路（タクシウェイ）や停止信号を
見誤って、惨事が生じる可能性がある。肉眼による検査
は事故の可能性が高いので、費用の掛かる自動ランプモ
ニタシステムが開発された。
キシング時に飛行機を誘導するために灯火システムが用
いられる。これらの灯火システムの多くは多数のランプ
を備えている。従って、特に視程が低い時には、故障し
たランプをいち早く取り替えることが重要である。さも
ないと、飛行機が誘導路（タクシウェイ）や停止信号を
見誤って、惨事が生じる可能性がある。肉眼による検査
は事故の可能性が高いので、費用の掛かる自動ランプモ
ニタシステムが開発された。
【０００３】このような灯火システム用のランプは、一
般には、直列ケーブルを介して定電流電源から電力供給
を受ける。これらのランプは絶縁変成器を用いて電力供
給ケーブルに直列に接続される。
般には、直列ケーブルを介して定電流電源から電力供給
を受ける。これらのランプは絶縁変成器を用いて電力供
給ケーブルに直列に接続される。
【０００４】最も一般的な形式の自動ランプモニタシス
テムは、直列ケーブルに供給される電流と電圧をモニタ
する。あるランプが故障している時は、ループのインピ
ーダンスが変化し、それが供給電流と電圧に反映され
る。この方法の欠点は、どのランプが故障したのかとい
う点についての情報がないという点である。従って、ラ
ンプ交換の緊急性を決定することが困難である。また、
回路に多数のランプが接続されている場合には、ランプ
の故障によるインピーダンスの変化は非常に小さく、そ
れを検出することが難しくなる。
テムは、直列ケーブルに供給される電流と電圧をモニタ
する。あるランプが故障している時は、ループのインピ
ーダンスが変化し、それが供給電流と電圧に反映され
る。この方法の欠点は、どのランプが故障したのかとい
う点についての情報がないという点である。従って、ラ
ンプ交換の緊急性を決定することが困難である。また、
回路に多数のランプが接続されている場合には、ランプ
の故障によるインピーダンスの変化は非常に小さく、そ
れを検出することが難しくなる。
【０００５】別の形式のモニタシステムでは、各ランプ
に対しモニタユニットと共に固有のアドレスが割り当て
られる。ランプが故障すると、ユニットがランプを短絡
し、そのランプのアドレスによって決められるタイミン
グのシーケンスでその短絡回路を周期的に遮断する。故
障したランプの識別はループ中でインピーダンスの変化
が生じた時間（ある基準を基準にした）を求めることに
よって行われる。このシステムの欠点も、ランプの故障
によるインピーダンスの変化が小さすぎて検出が困難で
あるという点である。
に対しモニタユニットと共に固有のアドレスが割り当て
られる。ランプが故障すると、ユニットがランプを短絡
し、そのランプのアドレスによって決められるタイミン
グのシーケンスでその短絡回路を周期的に遮断する。故
障したランプの識別はループ中でインピーダンスの変化
が生じた時間（ある基準を基準にした）を求めることに
よって行われる。このシステムの欠点も、ランプの故障
によるインピーダンスの変化が小さすぎて検出が困難で
あるという点である。
【０００６】さらに別のモニタシステムでは、各ランプ
にモニタユニットが設けられ、このモニタユニットが直
列ケーブルを介して高周波数信号を送信することによ
り、中央ユニットと通信（連絡）する。この形式の今日
利用可能なシステムは、全て比較的費用が高い。このシ
ステムは、変成器あるいは比較的大きなチョークコイル
を用いる。従って、モニタユニットの製造を自動化する
ことが困難で、電子装置を１つの回路板に集積する、即
ち、所謂、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）として形
成することができない。
にモニタユニットが設けられ、このモニタユニットが直
列ケーブルを介して高周波数信号を送信することによ
り、中央ユニットと通信（連絡）する。この形式の今日
利用可能なシステムは、全て比較的費用が高い。このシ
ステムは、変成器あるいは比較的大きなチョークコイル
を用いる。従って、モニタユニットの製造を自動化する
ことが困難で、電子装置を１つの回路板に集積する、即
ち、所謂、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）として形
成することができない。
【０００７】
【発明の概要】この発明の目的は、変成器型あるいはイ
ンダクタンス型の素子を必要とせず、従って、モニタユ
ニットを相当安価に製造できるモニタシステム用の通信
方法を提供することである。
ンダクタンス型の素子を必要とせず、従って、モニタユ
ニットを相当安価に製造できるモニタシステム用の通信
方法を提供することである。
【０００８】この発明の上記第１の態様による方法は、
変成器の２次側のインピーダンスを一時的に変化させ
て、ケーブルに沿って受信機へ送られる１またはそれ以
上の電圧パルスを１次側に発生させることにより、通信
信号を生成する点に特徴がある。
変成器の２次側のインピーダンスを一時的に変化させ
て、ケーブルに沿って受信機へ送られる１またはそれ以
上の電圧パルスを１次側に発生させることにより、通信
信号を生成する点に特徴がある。
【０００９】この発明の上記第１の態様に従うシステム
は、変成器の２次側のインピーダンスを一時的に変化さ
せて、ケーブルに沿って受信機へ送られる１乃至それ以
上の電圧パルスを１次側に発生させることにより、通信
信号を生成する手段を有する点に特徴がある。
は、変成器の２次側のインピーダンスを一時的に変化さ
せて、ケーブルに沿って受信機へ送られる１乃至それ以
上の電圧パルスを１次側に発生させることにより、通信
信号を生成する手段を有する点に特徴がある。
【００１０】また、この発明の上記第２の態様によるモ
ニタシステムは、各ランプに関連付けて設けられ、その
ランプが故障していない場合、変成器の２次側のインピ
ーダンスを瞬間的に変化させて、ケーブルに沿って中央
モニタユニットへ送られる１またはそれ以上の電圧パル
スを１次側に発生させることにより、ある同期信号に基
準をおき、かつ、そのランプの固有のアドレスによって
決まる時間間隔で上記通信信号を発生する手段と、通信
ユニットに関連付けて設けられ、故障ランプからの上記
通信信号の不存在を検出する手段とを有することを特徴
とする。
ニタシステムは、各ランプに関連付けて設けられ、その
ランプが故障していない場合、変成器の２次側のインピ
ーダンスを瞬間的に変化させて、ケーブルに沿って中央
モニタユニットへ送られる１またはそれ以上の電圧パル
スを１次側に発生させることにより、ある同期信号に基
準をおき、かつ、そのランプの固有のアドレスによって
決まる時間間隔で上記通信信号を発生する手段と、通信
ユニットに関連付けて設けられ、故障ランプからの上記
通信信号の不存在を検出する手段とを有することを特徴
とする。
【００１１】従って、この発明は、絶縁変成器に電流が
流れている時に、その２次側のインピーダンスが瞬間的
に変化すると、その１次側に電圧パルスが生じるという
事実の認識に基づいている。電圧パルスの大きさは、中
でも、供給電圧とインピーダンス変化の量によって決ま
る。変成器が直列ケーブルに接続されている場合は、パ
ルスはこの直列ケーブルに沿って伝播し、従って、変成
器の２次側から、直列ケーブルに接続され変成器から遠
い位置にある受信機への信号として用いることができ
る。
流れている時に、その２次側のインピーダンスが瞬間的
に変化すると、その１次側に電圧パルスが生じるという
事実の認識に基づいている。電圧パルスの大きさは、中
でも、供給電圧とインピーダンス変化の量によって決ま
る。変成器が直列ケーブルに接続されている場合は、パ
ルスはこの直列ケーブルに沿って伝播し、従って、変成
器の２次側から、直列ケーブルに接続され変成器から遠
い位置にある受信機への信号として用いることができ
る。
【００１２】インピーダンスに変化を生じさせる１つの
方法は、２次側の負荷に直列にスイッチを置き、２次側
の電流を非常に短い期間中断させ、それによって、絶縁
変成器の１次側に大きな電圧パルスを生成するというや
り方である。インピーダンスの変化は、また、スイッチ
を負荷に並列に接続し、非常に短い期間、スイッチによ
って負荷を短絡することによっても生成することができ
る。インピーダンス変化の期間は、負荷電源に対する影
響が無視しうる程のものとなるように、非常に短く選ば
れる。
方法は、２次側の負荷に直列にスイッチを置き、２次側
の電流を非常に短い期間中断させ、それによって、絶縁
変成器の１次側に大きな電圧パルスを生成するというや
り方である。インピーダンスの変化は、また、スイッチ
を負荷に並列に接続し、非常に短い期間、スイッチによ
って負荷を短絡することによっても生成することができ
る。インピーダンス変化の期間は、負荷電源に対する影
響が無視しうる程のものとなるように、非常に短く選ば
れる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１に示す飛行場灯火（照明）モ
ニタシステムはランプ４に対する多数の電流供給ループ
２を含んでいるが、それらのループの内の１つのみの全
体が図示されている。各ランプ４は、図１及び図２に示
すように、光源（ランプ、灯火）モニタユニット１０、
絶縁変成器６の２次巻線５、および電流供給ループ中で
直列に接続された上記絶縁変成器６の１次巻線８を介し
てそのランプに関連するループ２に接続されている。各
電流供給ループ２は通信ユニット１４を介して定電流調
整器１２によって電力供給される。集信装置ユニット１
６がマルチドロップ構成で通信ユニット１４の群１８に
接続されている。通信ユニット１４と集信装置ユニット
１６については、以下にさらに詳しく説明する。
ニタシステムはランプ４に対する多数の電流供給ループ
２を含んでいるが、それらのループの内の１つのみの全
体が図示されている。各ランプ４は、図１及び図２に示
すように、光源（ランプ、灯火）モニタユニット１０、
絶縁変成器６の２次巻線５、および電流供給ループ中で
直列に接続された上記絶縁変成器６の１次巻線８を介し
てそのランプに関連するループ２に接続されている。各
電流供給ループ２は通信ユニット１４を介して定電流調
整器１２によって電力供給される。集信装置ユニット１
６がマルチドロップ構成で通信ユニット１４の群１８に
接続されている。通信ユニット１４と集信装置ユニット
１６については、以下にさらに詳しく説明する。
【００１４】上述した集信装置ユニット１６とそれに付
随する構成要素は、サブユニット２０を構成し、このサ
ブユニット２０は、例えば、空港の灯火システムのある
部分に用いられる。この灯火システムには、所要数の同
様のサブユニットが含まれ、その中の幾つかを符号２
０’及び２０”で示す。
随する構成要素は、サブユニット２０を構成し、このサ
ブユニット２０は、例えば、空港の灯火システムのある
部分に用いられる。この灯火システムには、所要数の同
様のサブユニットが含まれ、その中の幾つかを符号２
０’及び２０”で示す。
【００１５】これらのサブユニット中の集信装置ユニッ
ト１６はマルチドロップモデムを介して中央集信ユニッ
ト２２に接続されている。
ト１６はマルチドロップモデムを介して中央集信ユニッ
ト２２に接続されている。
【００１６】中央集信装置ユニット２２は表示器２５を
有するコンピュータ２４に接続することができる。コン
ピュータ２４は、さらに、例えば、局部地域（ローカル
・エリア）ネットワーク（ＬＡＮ）２６によって他のシ
ステムに接続することもできる。ユニット２２とコンピ
ュータ２４は、例えば、制御室あるいは他の適当な場所
に集中させることができる。
有するコンピュータ２４に接続することができる。コン
ピュータ２４は、さらに、例えば、局部地域（ローカル
・エリア）ネットワーク（ＬＡＮ）２６によって他のシ
ステムに接続することもできる。ユニット２２とコンピ
ュータ２４は、例えば、制御室あるいは他の適当な場所
に集中させることができる。
【００１７】以上説明したシステムの種々の素子の構成
及び機能については、以下のシステムの動作について行
う説明中で詳細に説明する。
及び機能については、以下のシステムの動作について行
う説明中で詳細に説明する。
【００１８】一般に、定電流が供給されるシステムで用
いられる絶縁変成器においては、２次巻線を流れる電流
は１次巻線を流れる電流に比例しており、また、ある範
囲内においては、２次側に対する負荷によっては左右さ
れない。１次巻線の両端間の電圧は２次側の電圧に比例
する。両方の場合において、この比例関係は、主として
巻線の導体巻回数の関係によって与えられる。
いられる絶縁変成器においては、２次巻線を流れる電流
は１次巻線を流れる電流に比例しており、また、ある範
囲内においては、２次側に対する負荷によっては左右さ
れない。１次巻線の両端間の電圧は２次側の電圧に比例
する。両方の場合において、この比例関係は、主として
巻線の導体巻回数の関係によって与えられる。
【００１９】従って、２次側の負荷が変化すると、１次
側の電圧が変化する。電流が流れている間に、その電流
の周期に比して短い時間、負荷が変化すると、変成器の
１次巻線の両端間に電圧パルスが現れる。
側の電圧が変化する。電流が流れている間に、その電流
の周期に比して短い時間、負荷が変化すると、変成器の
１次巻線の両端間に電圧パルスが現れる。
【００２０】通信ユニット１４は電力ケーブル２に同期
信号を送る。各光源モニタユニット１０は、同期信号を
受け取った後に現れる供給電流の半サイクル（５０Ｈｚ
または６０Ｈｚ）の数を計数する。各光源モニタユニッ
ト１０には、上記の計数された半サイクルの数で表され
る個々のアドレスが割り当てられている。この個々に割
り当てられた半サイクルの数が光源モニタユニット１０
で計数されると、この光源モニタユニットに対して機能
しているランプが接続されていれば、ユニット１０はそ
れに付属する通信ユニット１４に状態信号を送る。この
信号は対応する絶縁変成器６を通し、電力ケーブル２を
介して通信ユニット１４に送られる。このように、一連
の上記のような状態信号が各通信ユニット１４にそれに
接続されている光源モニタユニット１０から送られる。
信号を送る。各光源モニタユニット１０は、同期信号を
受け取った後に現れる供給電流の半サイクル（５０Ｈｚ
または６０Ｈｚ）の数を計数する。各光源モニタユニッ
ト１０には、上記の計数された半サイクルの数で表され
る個々のアドレスが割り当てられている。この個々に割
り当てられた半サイクルの数が光源モニタユニット１０
で計数されると、この光源モニタユニットに対して機能
しているランプが接続されていれば、ユニット１０はそ
れに付属する通信ユニット１４に状態信号を送る。この
信号は対応する絶縁変成器６を通し、電力ケーブル２を
介して通信ユニット１４に送られる。このように、一連
の上記のような状態信号が各通信ユニット１４にそれに
接続されている光源モニタユニット１０から送られる。
【００２１】以下に詳述するように、故障したランプ４
に接続されている光源モニタユニット１０はどのような
信号も送らないから、故障したランプが接続されている
光源モニタユニットの各々に関し、状態信号の列中に間
隙が生じることになる。
に接続されている光源モニタユニット１０はどのような
信号も送らないから、故障したランプが接続されている
光源モニタユニットの各々に関し、状態信号の列中に間
隙が生じることになる。
【００２２】通信ユニット１４は各光源モニタユニット
からの応答を検出して、応答のない光源モニタユニット
のアドレスを局部集信装置ユニット１６を通して中央集
信装置ユニット２２に報告する。中央集信装置ユニット
２２では、アドレスは制御室２７中のコンピュータ２４
にアクセス可能なデータベースに記憶されている。
からの応答を検出して、応答のない光源モニタユニット
のアドレスを局部集信装置ユニット１６を通して中央集
信装置ユニット２２に報告する。中央集信装置ユニット
２２では、アドレスは制御室２７中のコンピュータ２４
にアクセス可能なデータベースに記憶されている。
【００２３】表示器２５上には、例えば、故障ランプの
数と各故障ランプの位置とを表示できる。この中央集信
装置ユニット２２にはコンピュータ２４によって、種々
の警報基準が設定できる。
数と各故障ランプの位置とを表示できる。この中央集信
装置ユニット２２にはコンピュータ２４によって、種々
の警報基準が設定できる。
【００２４】さらに、以下に詳述するように、光源モニ
タユニットとそれに関連する通信ユニットとの間の通信
は、電力ケーブル中の５０Ｈｚまたは６０Ｈｚの電流に
重畳した高周波数の信号によって行うことができる。
タユニットとそれに関連する通信ユニットとの間の通信
は、電力ケーブル中の５０Ｈｚまたは６０Ｈｚの電流に
重畳した高周波数の信号によって行うことができる。
【００２５】図２は光源（ランプ、灯火）モニタユニッ
ト１０の概略ブロック図である。図２には、ランプ４の
変成器６の２次巻線５への回路接続も示されている。光
源モニタユニット１０は、ランプ４に直列に、ランプ回
路を流れる電流を中断させためのスイッチ３０を含んで
いる。ユニット１０はさらに、スイッチ３０を制御する
ための制御回路、あるいは、論理回路３２、例えば、マ
イクロプロセッサ、前述したアドレスを記憶するための
アドレスメモリ３４、及びユニット１４からの同期信号
を受信し、それを論理回路３２に送る受信機３６を含ん
でいる。ユニット１０は、また、論理回路３２と受信機
３６に対する直流電源３８も備えている。
ト１０の概略ブロック図である。図２には、ランプ４の
変成器６の２次巻線５への回路接続も示されている。光
源モニタユニット１０は、ランプ４に直列に、ランプ回
路を流れる電流を中断させためのスイッチ３０を含んで
いる。ユニット１０はさらに、スイッチ３０を制御する
ための制御回路、あるいは、論理回路３２、例えば、マ
イクロプロセッサ、前述したアドレスを記憶するための
アドレスメモリ３４、及びユニット１４からの同期信号
を受信し、それを論理回路３２に送る受信機３６を含ん
でいる。ユニット１０は、また、論理回路３２と受信機
３６に対する直流電源３８も備えている。
【００２６】２次巻線５の両端間、従って、ランプ４に
並列に、制御回路３２によって制御されるスイッチ４２
が接続されている。当該技術分野で公知のように、スイ
ッチ３０は、例えば、電界効果トランジスタを用いて構
成することができる。
並列に、制御回路３２によって制御されるスイッチ４２
が接続されている。当該技術分野で公知のように、スイ
ッチ３０は、例えば、電界効果トランジスタを用いて構
成することができる。
【００２７】論理ユニットは、前述したように、電流調
整器１２から受けた電流の半サイクルの数の計数を行
う。累積計数値がアドレスメモリ３４中の内容と合致す
ると、接続されているランプ４が機能している場合に
は、絶縁変成器６の２次巻線５の両端間に、制御回路３
２によって制御されたスイッチ３０によりランプ４を流
れる電流がパルス状に中断されることによって、高周波
数のパルス信号が生成される。
整器１２から受けた電流の半サイクルの数の計数を行
う。累積計数値がアドレスメモリ３４中の内容と合致す
ると、接続されているランプ４が機能している場合に
は、絶縁変成器６の２次巻線５の両端間に、制御回路３
２によって制御されたスイッチ３０によりランプ４を流
れる電流がパルス状に中断されることによって、高周波
数のパルス信号が生成される。
【００２８】ランプ４の故障によってランプ回路が開路
している場合には、変成器６の２次回路が故障したラン
プによって断路されているので、高周波数信号は生成さ
れず、２次巻線５が制御回路３２によりスイッチ４２に
よって短絡される。スイッチ４２は、短い期間、代表的
には数マイクロ秒、再び断続的に開路される。これらの
期間中、制御回路３２は信号受信機３６によってランプ
４の両端間の電圧（または、ランプ４を流れる電流）を
測定して、ランプが取り替えられた時、及び、短絡状態
を解除すべき時を検出する。
している場合には、変成器６の２次回路が故障したラン
プによって断路されているので、高周波数信号は生成さ
れず、２次巻線５が制御回路３２によりスイッチ４２に
よって短絡される。スイッチ４２は、短い期間、代表的
には数マイクロ秒、再び断続的に開路される。これらの
期間中、制御回路３２は信号受信機３６によってランプ
４の両端間の電圧（または、ランプ４を流れる電流）を
測定して、ランプが取り替えられた時、及び、短絡状態
を解除すべき時を検出する。
【００２９】各光源モニタユニット１０のアドレスを記
憶するためのメモリはＰＲＯＭメモリとすることができ
る。
憶するためのメモリはＰＲＯＭメモリとすることができ
る。
【００３０】図３は通信ユニット１４の概略ブロック回
路図である。この通信ユニットはモデム６０、フィルタ
６２及び結合変成器６４を含んでいる。モデム６０は変
成器６４を介して、ランプ４に電力供給する直列回路２
に接続されており、直列回路中の電流の周期から前述し
た同期信号を導出し、その同期信号を送って、光源モニ
タユニットからの応答を検出する。モデム６０は集信装
置２２にも接続されており、ランプが故障しているラン
プモニタユニットのアドレスを報告する。
路図である。この通信ユニットはモデム６０、フィルタ
６２及び結合変成器６４を含んでいる。モデム６０は変
成器６４を介して、ランプ４に電力供給する直列回路２
に接続されており、直列回路中の電流の周期から前述し
た同期信号を導出し、その同期信号を送って、光源モニ
タユニットからの応答を検出する。モデム６０は集信装
置２２にも接続されており、ランプが故障しているラン
プモニタユニットのアドレスを報告する。
【００３１】フィルタ６２は定電流調整器１２からの電
流中のノイズを低減し、モデム６０とユニット１０から
の信号が調整器ユニット１２に供給されることがないよ
うにする。
流中のノイズを低減し、モデム６０とユニット１０から
の信号が調整器ユニット１２に供給されることがないよ
うにする。
【００３２】フィルタ６２を図示のように接続する代わ
りに、対応するフィルタを、電流調整器１２中に含まれ
ている高電圧変成器（図示せず）の１次側に接続しても
よい。そのようにした場合には、フィルタを設ける位置
では絶縁に関する要件が緩和されるので、費用が小さく
なる。
りに、対応するフィルタを、電流調整器１２中に含まれ
ている高電圧変成器（図示せず）の１次側に接続しても
よい。そのようにした場合には、フィルタを設ける位置
では絶縁に関する要件が緩和されるので、費用が小さく
なる。
【００３３】図４を参照すると、集信装置ユニット１６
はマイクロプロセッサ７０、モデム７２及び電源７４を
含んでいる。情報システム（図示せず）、通信ユニット
１４、コンピュータ２４、及び電力回路網への接続を、
それぞれ７６、７８、８０、及び８２で表す。
はマイクロプロセッサ７０、モデム７２及び電源７４を
含んでいる。情報システム（図示せず）、通信ユニット
１４、コンピュータ２４、及び電力回路網への接続を、
それぞれ７６、７８、８０、及び８２で表す。
【００３４】集信装置ユニット１６の機能はこれに接続
されている通信ユニット１４からの情報を収集し、これ
を制御室２７内のコンピュータ２４がアクセスできるマ
イクロプロセッサ７０のデータベースに記憶することで
ある。この集信装置ユニット１６は、得られたデータを
警報基準に照らしてテストし、必要な場合には警報を発
するように構成できる。
されている通信ユニット１４からの情報を収集し、これ
を制御室２７内のコンピュータ２４がアクセスできるマ
イクロプロセッサ７０のデータベースに記憶することで
ある。この集信装置ユニット１６は、得られたデータを
警報基準に照らしてテストし、必要な場合には警報を発
するように構成できる。
【００３５】図５に示すモニタユニット１０の実施例
は、スイッチ３０を除いて、図２のモニタユニットと同
じ素子を含んでいる。図５のランプモニタユニットの動
作は、図２のモニタユニットの動作と次の点で異なる。
即ち、状態信号は２次側の電流を直列スイッチではな
く、スイッチ４２を用いて短期間短絡することによって
送信される。
は、スイッチ３０を除いて、図２のモニタユニットと同
じ素子を含んでいる。図５のランプモニタユニットの動
作は、図２のモニタユニットの動作と次の点で異なる。
即ち、状態信号は２次側の電流を直列スイッチではな
く、スイッチ４２を用いて短期間短絡することによって
送信される。
【００３６】以上説明した種類のモニタシステムを用い
ると、飛行場灯火回路中の各々のランプを個々にモニタ
できる。このシステムは故障ランプの位置に関する更新
された情報を継続的に供給することができる。この情報
を局部的に表示し、あるいは、それを飛行場にある他の
情報システムに送ることができる。
ると、飛行場灯火回路中の各々のランプを個々にモニタ
できる。このシステムは故障ランプの位置に関する更新
された情報を継続的に供給することができる。この情報
を局部的に表示し、あるいは、それを飛行場にある他の
情報システムに送ることができる。
【００３７】このシステムは、既存の電力ケーブルを用
いて動作するので、飛行場に余分にケーブル施設を付加
する必要がない。
いて動作するので、飛行場に余分にケーブル施設を付加
する必要がない。
【００３８】さらに別の実施例によれば、光源モニタユ
ニット１０はそのアドレスをＥＥＰＲＯＭメモリに記憶
してもよく、このようにすると、記憶アドレスを変更す
ることが可能となる。また、ランプモニタユニット１０
はそのアドレスを２進コードとして、ユニット１０内の
スイッチあるいはジャンパ接続構成から、あるいは、各
ランプに設けられた異なる磁化方向を持つ１列の磁石を
検出する磁気センサから受け取るようにすることもでき
る。
ニット１０はそのアドレスをＥＥＰＲＯＭメモリに記憶
してもよく、このようにすると、記憶アドレスを変更す
ることが可能となる。また、ランプモニタユニット１０
はそのアドレスを２進コードとして、ユニット１０内の
スイッチあるいはジャンパ接続構成から、あるいは、各
ランプに設けられた異なる磁化方向を持つ１列の磁石を
検出する磁気センサから受け取るようにすることもでき
る。
【００３９】さらに別の実施例によれば、ランプモニタ
ユニット１０は、状態信号に対するアドレスされた要求
を受け取った後に、状態信号を送るようにすることがで
きる。
ユニット１０は、状態信号に対するアドレスされた要求
を受け取った後に、状態信号を送るようにすることがで
きる。
【００４０】以上の説明は、故障しているかいないかに
関してランプを監視しているランプモニタユニットから
の通信にのみ向けられているが、この発明の通信システ
ムは直列ケーブルを介して、他の情報、例えば、モニタ
ユニット１０が要求を受け取るとそれに応じてランプを
ターンオン／ターンオフするようにプログラムされてい
る時には、オン／オフ状態に関する状態情報、あるい
は、飛行場での動きを追跡するために飛行場に備えつけ
られた、直列ケーブルに接続された移動体検出器からの
状態情報を中継するのに適している。
関してランプを監視しているランプモニタユニットから
の通信にのみ向けられているが、この発明の通信システ
ムは直列ケーブルを介して、他の情報、例えば、モニタ
ユニット１０が要求を受け取るとそれに応じてランプを
ターンオン／ターンオフするようにプログラムされてい
る時には、オン／オフ状態に関する状態情報、あるい
は、飛行場での動きを追跡するために飛行場に備えつけ
られた、直列ケーブルに接続された移動体検出器からの
状態情報を中継するのに適している。
【図１】この発明の第１の実施例によるモニタユニット
を含む飛行場灯火モニタシステムの概略構成図である。
を含む飛行場灯火モニタシステムの概略構成図である。
【図２】図１のブロックの１つの概略ブロック図であ
る。
る。
【図３】図１のブロックの１つの概略ブロック図であ
る。
る。
【図４】図１のブロックの１つの概略ブロック図であ
る。
る。
【図５】飛行場灯火モニタシステムにおける通信を行う
ように構成されたモニタユニットの第２の実施例の概略
ブロック図である。
ように構成されたモニタユニットの第２の実施例の概略
ブロック図である。
２ 直列ケーブル
４ ランプ（負荷）
５ 絶縁変成器の２次巻線
６ 絶縁変成器
８ 絶縁変成器の１次巻線
１０ ランプモニタユニット
１２ 交流電流源
１４ 検出手段
３０ インピーダンスに影響を与える手段
３２ 制御手段
４２ 回路スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ラツス ミールゴード
スウエーデン国 エス−831 52 エス
テルスンド バガルベーゲン ３
(56)参考文献 特開 昭56−128594（ＪＰ，Ａ)
特開 昭57−9098（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H05B 37/02
G08G 5/00
H03K 17/00
H05B 37/04
Claims (17)
- 【請求項１】 １次巻線と２次巻線とを有する絶縁変成
器と、 上記変成器の２次巻線側に設けられた負荷と、 上記負荷と直列に結合されたスイッチング手段を含む少
なくとも１個のスイッチング手段と、このスイッチング
手段の動作を制御する制御回路とを含む２次巻線側回路
ユニットと、 を含むモニタ・システム用の通信方法であって、 上記負荷に動作電流が流れている間に、その動作電流の
周期に比して充分に短い期間、上記制御回路によって、
上記負荷と直列に接続された上記スイッチング手段を動
作させて、上記変成器の上記２次巻線側のインピーダン
スを瞬間的に変化させ、それによって上記２次巻線に上
記負荷の状態を表すパルス信号を発生させ、それによっ
て上記負荷の状態を表すパルス信号が上記変成器の上記
１次巻線を経て受信機手段に伝送されるようにすること
を特徴とする、通信方法。 - 【請求項２】 上記パルス信号は、他の信号の周波数お
よび上記２次巻線側回路ユニット中の背景ノイズとは異
なる周波数をもつように設定されていることを特徴とす
る、請求項１に記載の通信方法。 - 【請求項３】 １次巻線と２次巻線とを有する絶縁変成
器と、 上記変成器の２次巻線側に設けられた負荷と、 上記負荷と直列に結合されたスイッチング手段を含む少
なくとも１個のスイッチング手段と、このスイッチング
手段の動作を制御する制御回路とを含む２次巻線側回路
ユニットと、 を含むシステム用の、絶縁変成器の２次巻線側から受信
機手段への通信を行う方法であって、 上記変成器の上記１次巻線は電力ケーブルを介して電流
供給源から周期的な動作電流が供給されるものであり、
上記負荷に動作電流が流れている間に、その動作電流の
周期に比して充分に短い期間、上記制御回路によって上
記スイッチング手段を動作させて、上記負荷を含む上記
変成器の２次巻線側のインピーダンスを瞬間的に変化さ
せ、 それによって、上記負荷に欠陥がないときは、同期信号
を基準として上記負荷に割り当てられた固有のアドレス
によって決まる時間間隔で上記変成器の上記２次巻線の
両端間にパルス信号を発生させて、このパルス信号が上
記負荷の状態を表す通信パルス信号として上記変成器の
１次巻線および上記電力ケーブルを経て上記受信機手段
に伝送されるようにし、上記負荷に欠陥があるときは、
上記通信パルス信号の不存在を上記受信機手段によって
検出できるようにすること、 を特徴とする、方法。 - 【請求項４】 上記負荷に欠陥があるとき、上記通信パ
ルス信号の送信を禁止するように上記スイッチング手段
によって上記変成器の２次巻線側のインピーダンスに影
響を与えることを特徴とする、請求項３に記載の方法。 - 【請求項５】 上記変成器の２次巻線側を、それに対応
する負荷が故障しているときはスイッチング手段によっ
て短絡することを特徴とする、請求項３に記載の方法。 - 【請求項６】 １次巻線と２次巻線とを有する絶縁変成
器と、 上記変成器の２次巻線側に設けられた負荷と、 上記負荷と直列に結合されたスイッチング手段を含む少
なくとも１個のスイッチング手段と、このスイッチング
手段の動作を制御する制御回路とを含む２次巻線側回路
ユニットと、 を含む、絶縁変成器の２次巻線側から受信機手段への通
信を行うシステムであって、 上記変成器の１次巻線は電力ケーブルを介して電流供給
源から周期的な動作電流が供給されるものであり、 上記負荷に動作電流が流れている間に、その動作電流の
周期に比して充分に短い期間、上記制御回路によって上
記スイッチング手段を動作させて、上記負荷を含む上記
変成器の２次巻線側のインピーダンスを瞬間的に変化さ
せ、 それによって、上記負荷に欠陥がないときは同期信号を
基準として上記負荷に割り当てられた固有のアドレスに
よって決まる時間間隔で上記変成器の上記２次巻線の両
端間にパルス信号を発生させて、このパルス信号が上記
負荷の状態を表す通信パルス信号として上記変成器の上
記１次巻線および上記電力ケーブルを経て上記受信機手
段に伝送されるようにし、負荷に欠陥があるときは上記
通信パルス信号の不存在を上記受信機手段によって検出
できるようにすること、 を特徴とする、システム。 - 【請求項７】 上記変成器の２次巻線側を、それに対応
する負荷が故障しているときに短絡するスイッチング手
段を含むことを特徴とする、請求項６に記載の通信シス
テム。 - 【請求項８】 上記負荷に欠陥があるときは、上記通信
パルス信号の送信を禁止するように上記変成器の２次巻
線側のインピーダンスに影響を与えるスイッチング手段
を含むことを特徴とする、請求項６に記載の通信システ
ム。 - 【請求項９】 １次巻線と２次巻線とを有する絶縁変成
器と、 上記変成器の２次巻線側に設けられた負荷と、 上記負荷と直列に結合されたスイッチング手段を含む少
なくとも１個のスイッチング手段と、このスイッチング
手段の動作を制御する制御回路とを含む２次巻線側回路
ユニットと、 上記変成器の上記１次巻線に電力ケーブルを介して周期
的な動作電流を供給する電流供給源と、 を含み、 上記負荷と直列に接続された上記スイッチング手段は、
上記負荷に動作電流が流れている間に、その動作電流の
周期に比して充分に短い期間、上記制御回路によって制
御されて動作して、上記変成器の上記２次巻線側のイン
ピーダンスを瞬間的に変化させ、それによって上記２次
巻線に上記負荷の状態を表すパルス信号を発生させ、 さらに、上記電力ケーブルに結合されていて、上記変成
器の上記１次巻線および上記電力ケーブルを介して上記
負荷の状態を表すパルス信号を受信する手段と、 上記受信されたパルス信号を処理する回路と、 を含む、負荷をモニタするシステム。 - 【請求項１０】 上記少なくとも１個のスイッチング手
段はトランジスタからなることを特徴とする、請求項９
に記載のシステム。 - 【請求項１１】 上記２次巻線側回路ユニットは２個の
スイッチング手段を含むことを特徴とする、請求項９に
記載のシステム。 - 【請求項１２】 上記２個のスイッチング手段はトラン
ジスタからなることを特徴とする、請求項１１に記載の
システム。 - 【請求項１３】 １次巻線と２次巻線とを有する絶縁変
成器と、 上記変成器の２次巻線側に設けられた飛行場灯火ランプ
を含む負荷と、 上記負荷と直列に結合されたスイッチング手段を含む少
なくとも１個のスイッチング手段と、このスイッチング
手段の動作を制御する制御回路とを含む２次巻線側回路
ユニットと、 それぞれ固有のアドレスが割り当てられた上記の各灯火
ランプに対応して設けられたランプ・モニタ・ユニット
と、 を具える飛行場灯火ランプ・モニタ・システムであっ
て、 上記変成器の上記１次巻線は電力ケーブルを介して電流
供給源から周期的な動作電流が供給されるものであり、
上記ランプ・モニタ・ユニットは、上記変成器の上記１
次巻線に接続された上記電力ケーブルを介して通信ユニ
ットと通信できるものであり、 上記負荷に動作電流が流れている間に、その動作電流の
周期に比して充分に短い期間、上記制御回路によって上
記スイッチング手段を動作させて上記負荷を含む上記変
成器の２次巻線側のインピーダンスに瞬間的に影響を与
える手段であって、上記灯火ランプに欠陥がないとき
は、同期信号を基準として上記灯火ランプに割り当てら
れた固有のアドレスによって決まる時間間隔で上記変成
器の上記２次巻線の両端間にパルス信号を発生させ、こ
のパルス信号を上記灯火ランプの状態を表す通信パルス
信号として上記変成器の上記１次巻線および上記電力ケ
ーブルを介して上記通信ユニットに伝送されるように
し、上記灯火ランプに欠陥があるときは、上記通信パル
ス信号の不存在を上記通信ユニットによって検出できる
ようにする手段を含むことを特徴とする、飛行場灯火ラ
ンプ・モニタ・システム。 - 【請求項１４】 上記灯火ランプが故障したときに、上
記通信パルス信号の送信を禁止するように上記灯火ラン
プと上記変成器の２次巻線側の上記インピーダンスに影
響を与える手段とを相互接続する手段を含むことを特徴
とする、請求項１３に記載のシステム。 - 【請求項１５】 上記インピーダンスに影響を与える手
段が、上記変成器の２次巻線側に設けられていて上記灯
火ランプ・モニタ・ユニットによって制御されるスイッ
チング手段であることを特徴とする、請求項１３に記載
のシステム。 - 【請求項１６】 上記灯火ランプ・モニタ・ユニット
は、上記変成器の２次巻線側にあるランプ給電回路を、
それに対応する灯火ランプが故障したときに、スイッチ
ング手段によって短絡する制御回路を含むことを特徴と
する、請求項１３乃至１５のいずれかに記載のシステ
ム。 - 【請求項１７】 上記スイッチング手段が短い期間に断
続的に開放され、その期間に上記制御回路が上記灯火ラ
ンプの両端間の電圧または上記灯火ランプを流れる電流
を測定して、上記灯火ランプが取り替えられたときおよ
びその短絡状態を解除すべきときにそれを検出すること
を特徴とする、請求項１６に記載のシステム。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9203491A SE9203491D0 (sv) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | Kommunikationsmetod foer lampoevervakningssystem foer flygplatsljus |
| SE9203491-7 | 1992-11-20 | ||
| SE9300193A SE9300193L (sv) | 1992-11-20 | 1993-01-22 | Metod och system för kommunikation från en transformators sekundärsida, särskilt för ett lampövervakningssystem för flygplatsljus |
| SE9300193-1 | 1993-01-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06176872A JPH06176872A (ja) | 1994-06-24 |
| JP3502643B2 true JP3502643B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=26661594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03453793A Expired - Lifetime JP3502643B2 (ja) | 1992-11-20 | 1993-01-29 | 絶縁変成器の２次側から受信機手段に通信する通信方法および通信システム、および飛行場灯火ランプのためのモニタシステム |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5625260A (ja) |
| EP (1) | EP0670100B1 (ja) |
| JP (1) | JP3502643B2 (ja) |
| AT (1) | ATE181635T1 (ja) |
| AU (1) | AU5581994A (ja) |
| CA (1) | CA2149860C (ja) |
| DE (1) | DE69325461T2 (ja) |
| ES (1) | ES2141215T3 (ja) |
| SE (1) | SE9300193L (ja) |
| WO (1) | WO1994013119A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
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|---|---|---|---|---|
| DE19529751B4 (de) * | 1995-08-12 | 2013-02-28 | Ceag Notlichtsysteme Gmbh | Verfahren und Einrichtung zur zentralen Überwachung der Funktion von parallel geschalteten elektrischen Verbrauchern an einem Wechselspannungsnetz |
| US6714895B2 (en) * | 2000-06-28 | 2004-03-30 | A.L. Air Data, Inc. | Lamp monitoring and control unit and method |
| US6035266A (en) * | 1997-04-16 | 2000-03-07 | A.L. Air Data, Inc. | Lamp monitoring and control system and method |
| SE515414C2 (sv) * | 1998-10-22 | 2001-07-30 | Safegate Int Ab | Förfarande och anordning för detektering av försämrade lampglödtrådar |
| US6717660B1 (en) * | 2000-08-01 | 2004-04-06 | Safe Passage Systems Corporation | System for monitoring and testing of light sources |
| ITTV20010165A1 (it) * | 2001-12-12 | 2003-06-12 | Codem Music Srl | DISPOSITIVO DI CONTROLLO DELLA LUMINOSITû DI UNA LAMPADA CON CONTROLLO REMOTO |
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| US9491836B2 (en) * | 2008-07-08 | 2016-11-08 | Koninklijke Philips N.V. | Methods and apparatus for determining relative positions of LED lighting units |
| DE102015118268A1 (de) * | 2015-10-27 | 2017-04-27 | BATT GmbH | Energieversorgungsvorrichtung für Flughafen-Befeuerungsanlagen |
| EP3367760B1 (en) | 2017-02-27 | 2019-07-31 | Honeywell International Inc. | Devices, methods, and systems for alternating current circuits for airfield lighting |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE938079C (de) * | 1943-01-05 | 1956-01-19 | Siemens Ag | Stromregler oder Stromgleichhalter in der Form der Boucherot-Schaltung |
| DE2027989C3 (de) * | 1970-06-06 | 1975-10-16 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Schaltungsanordnung zur Konstantstromversorgung einer Vielzahl von elektrischen Beleuchtungskörpern |
| GB1424802A (en) * | 1972-01-28 | 1976-02-11 | Plessey Co Ltd | Series circuit control systems |
| EP0018334B1 (en) * | 1979-04-12 | 1983-09-21 | Handelsbolaget Light Regulation | Apparatus for transmitting information on an alternating current line |
| DE3635682A1 (de) * | 1986-10-21 | 1988-04-28 | Bbc Brown Boveri & Cie | Ueberwachungseinrichtung fuer den lampenausfall bei flugplatzfeuerungsanlagen |
| LU86815A1 (fr) * | 1987-03-19 | 1988-11-17 | Jacques Mawet | Dispositif permettant le retablissement du courant de ligne en cas de claquage d'un ou de pulsieurs elements d'un montage en serie |
| SE462698B (sv) * | 1988-10-07 | 1990-08-13 | Swedish Airport Technology Han | Faeltljusanlaeggning foer flygplats |
| JP2557527B2 (ja) * | 1989-07-31 | 1996-11-27 | 株式会社東芝 | 灯火断芯検出装置 |
| US5099177A (en) * | 1990-03-06 | 1992-03-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Lamp circuit with disconnected lamp detecting device |
| JP2923324B2 (ja) * | 1990-03-20 | 1999-07-26 | 株式会社東芝 | 灯火断芯検出装置 |
| US5359325A (en) * | 1991-10-03 | 1994-10-25 | Cooper Industries, Inc. | Automatic monitoring system for airfield lighting systems |
-
1993
- 1993-01-22 SE SE9300193A patent/SE9300193L/ not_active Application Discontinuation
- 1993-01-29 JP JP03453793A patent/JP3502643B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-19 EP EP94901126A patent/EP0670100B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-19 ES ES94901126T patent/ES2141215T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-19 CA CA002149860A patent/CA2149860C/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-19 WO PCT/SE1993/000994 patent/WO1994013119A1/en active IP Right Grant
- 1993-11-19 AT AT94901126T patent/ATE181635T1/de active
- 1993-11-19 US US08/436,366 patent/US5625260A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-19 DE DE69325461T patent/DE69325461T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-19 AU AU55819/94A patent/AU5581994A/en not_active Abandoned
Also Published As
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| CA2149860A1 (en) | 1994-06-09 |
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