JP3502497B2 - 複合化被検物質誘導体を用いた競合イムノアッセイ - Google Patents
複合化被検物質誘導体を用いた競合イムノアッセイInfo
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Description
質誘導体の存在下における競合イムノアッセイにより検
出する方法、およびこの検出方法を実施するためのキッ
トに関する。
てきわめて重要になってきた。この理由は、それらが高
度に特異的できわめて感度が高いことにある。さらに、
これらのアッセイは操作が簡単なことが特徴的である。
これらの検出方法は検出すべき被検物質とその結合パー
トナー間の免疫学的相互作用に基づくものである。
2つの異なる抗体でサンドイッチのように結合される。
2つの抗体の一方は標識(マーカー)をもち、それによ
りその濃度を測定することができる。小さな被検物質の
場合には、2つの異なる抗体が同時にその被検物質に結
合できないという立体的理由から、サンドイッチ法は除
外される。この場合、一般に、競合アッセイが用いられ
る。これらのアッセイでは、被検物質および被検物質の
合成誘導体が抗体の結合部位で競合する。被検物質誘導
体(古典的競合法)または抗体のいずれかが通常、標識
される。
合される場合が多く、一方、標識抗体を使用する方法で
は、被検物質誘導体が固定化される(固相抗原法、たと
えばSPALT=固相抗原ルミネセンス法)。
いる方法が被検物質の遊離有効部分の測定にとくに重要
視されるようになってきた。この場合「遊離有効部分」
とはこれらの被検物質が、たとえば血清中で起こるよう
に、リガンドとしてそれらの天然の受容体に結合してい
ないことを意味する。このタイプの方法はたとえば、遊
離トリヨードサイロニン(FT3)および遊離サイロキ
シン(FT4)の測定において重要性が増大してきた。
サンプル中に存在する結合蛋白質(たとえば血清蛋白
質)の濃度とは独立に被検物質の比率を測定可能にする
ためには、被検物質誘導体は、抗体とは依然として相互
作用できるが結合蛋白質とはまったくまたは有意ではな
い程度しか相互作用しないように、固相への結合によっ
てその性質を変化させなければならない。このタイプの
方法は一工程アッセイとして、たとえばEP-A-0 103 605
に記載されている。
んどの場合抗体の標識化が問題とならないことから、ト
レーサーの調製が容易という利点がある。したがって、
上述のような望ましい結合挙動を示す被検物質トレーサ
ーが利用可能であれば、古典的競合法は依然として好ま
しいものである(EP-A-0 026 103)。
適当な親和性を有する被検物質誘導体の選択が問題とな
ることが多い。これらは、意味のあるアッセイ結果を得
るためには、抗体に対する被検物質誘導体の親和性が、
抗体に対する被検物質の親和性とある比率の範囲内にな
ければならないことにより生じる(EP-A-0 254 929、EP
-A-0 324 540、EP-A-0 303 284参照)。たとえば、抗体
に対する被検物質誘導体の親和性が高すぎると、アッセ
イ混合物における反応平衡が抗体−被検物質誘導体複合
体の方向にシフトしすぎてアッセイ機能の低下を招くこ
とになる。この不利益を解消するためには、被検物質と
抗体のプレインキュベーションを行うことができる(EP
-A-0 182 385参照)。他方、被検物質誘導体の親和性が
低すぎる場合には、最初に被検物質誘導体と抗体のプレ
インキュベーションを行うのが有用になる。しかしなが
ら、いずれの場合も、アッセイを2工程で実施する必要
があるという欠点がある。この欠点を回避する可能性と
しては、抗体に対する適当な親和性を生じるように被検
物質誘導体を化学的に修飾することが考えられる。しか
しながら、この種の方法もまた労力を要し、小さな被検
物質誘導体では困難を伴うかまたはまったく実施不可能
な場合が多いと思われる。
上述の欠点を克服した競合イムノアッセイにおける被検
物質の検出方法を提供することを目的とするものであ
る。この目的は請求の範囲の項に記載の態様によって達
成される。
下の工程、 (a) 被検物質誘導体と、被検物質および被検物質誘導
体に特異的な第一受容体分子と被検物質とを含有するサ
ンプルのインキュベーション工程、ただしインキュベー
ション混合物にはさらに被検物質誘導体または被検物質
誘導体および被検物質に特異的に結合する第二受容体分
子を含有する; (b) 被検物質誘導体に結合していない第一受容体分子
の分離;または(b′) 第一受容体分子に結合していな
い被検物質誘導体の分離工程;ならびに (c) 被検物質誘導体に結合している第一受容体分子ま
たは第一受容体分子に結合している被検物質誘導体の検
出工程を実施することからなる競合イムノアッセイによ
り被検物質を検出する方法に関する。
に結合している場合に実施される。一方、工程(b′)
は第一受容体分子が固相に結合している場合に行われ
る。
語は、サンプル好ましくは生物学的サンプル中に存在
し、受容体分子によって結合可能な任意の分子を意味す
る。
する受容体分子と交差反応する物質を意味する。
検物質の特異的結合部位を有する任意の分子を意味す
る。受容体分子の例には、ホルモン受容体または抗体が
ある。受容体分子は、天然、組換え、合成または半合成
起源のいずれのものであってもよい。
は、被検物質と交差反応可能であるが、交差反応させて
はならない。それは通常、第一受容体分子とは異なる。
さらに、それに標識をもたせることも可能であるが、そ
の標識は、第一受容体分子が標識されている場合には第
一受容体分子の標識とは異なる。
被検物質は容易に、定性的および定量的に検出すること
ができる。この結果は、被検物質誘導体がそれに特異的
な第二受容体分子によって遮蔽され、したがって被検物
質誘導体に対する第一受容体分子の親和性が低下するこ
とによって達成される。これにより、インキュベーショ
ン混合物中における反応平衡は、被検物質−被検物質特
異的第一受容体分子の方向にシフトすることになる。異
なる被検物質誘導体特異的分子の使用により、被検物質
誘導体または被検物質誘導体と被検物質誘導体特異的第
二受容体分子複合体の、被検物質特異的第一受容体分子
に対する相対的な反応性は、簡単な様式で変化させるこ
とができる。それによって、アッセイを至適化するため
の更なる自由度が利用可能になる。
のような材料が固相として使用可能であり、どのような
条件が使用可能であるかは、本技術分野の熟練者にはよ
く知られている。この種の材料および条件としては、た
とえばHarlow & Lane、“Antibodies,A Laboratory Ma
nual",CSH-Press,Cold Spring Harbor,1988に記載さ
れているような通常のタイプが好ましい。さらに、適当
な緩衝液を用いた洗浄工程を、上述の各工程間で行う必
要があることは本技術分野の熟練者には既知の通りであ
る。この場合も、たとえば前出のHarlow & Laneの著書
が指針として有用である。さらに、本発明の方法中に言
及されるそれぞれの工程における時間や温度をどのよう
に選択するかも、本技術分野の熟練者には既知の通りで
ある。好ましくは、温度は室温(通常、約22℃)から
37℃の間である。インキュベーションにとくに好まし
い温度は37℃である。被検物質誘導体に結合している
第一受容体分子または第一受容体分子に結合している被
検物質誘導体の検出も、通常の方法たとえば標識被検物
質誘導体または標識第一受容体分子により発射されるシ
グナルの測定によって行われる。被検物質誘導体も第一
受容体分子も標識されない場合には、検出はたとえば第
一受容体分子に特異的な第二の標識抗体または抗体フラ
グメントを用いて実施することができる。
は、被検物質誘導体は、サンプルおよび第一受容体分子
とのインキュベーション前に第二受容体分子とインキュ
ベートされる。
り、被検物質誘導体はすでに遮蔽されてインキュベーシ
ョン混合物中に導入されることになる。これにはさら
に、被検物質誘導体を完全にまたはほぼ完全に遮蔽する
のに、より少量の被検物質特異的第二受容体分子しか必
要としないという利点がある。両受容体分子が同時に被
検物質誘導体とインキュベートされる場合には、これら
は被検物質誘導体上の有効な結合部位で競合する。この
場合には、アッセイの実施のためにより多量の第二受容
体分子が使用されなければならないことになる。
においては、第一受容体分子は標識されている。この実
施態様においては、第一受容体分子の標識が被検物質の
検出に利用されることになる。
においては、被検物質誘導体が標識されている。
様々なタイプの標識とすることができる。本発明にとく
に好ましい標識は、放射性、化学ルミネセンス、生物ル
ミネセンス、蛍光、リン光もしくはエレクトロルミネセ
ンス標識、酵素、ビオチンまたは吸光可能な基である。
様においては、被検物質誘導体は固相に結合される。こ
の実施態様においては、被検物質誘導体は標識しないこ
とが好ましい。本発明の方法に使用できる固相の例には
マイクロタイタープレート、好ましくはポリスチレン製
のもの、ポリマービーズ、試験管または膜がある。
様においては、被検物質誘導体は固相への結合ののちに
第二受容体分子とインキュベートされる。この実施態様
ではとくに、最初に被検物質誘導体でコートされた固
相、たとえばマイクロタイタープレートを調製しておけ
ば、本発明の分析法による使用まで通常の条件下で長期
間の保存も可能であるという利点を有する。
様においては、第一受容体分子が固相に結合される。
様においては、被検物質誘導体は、第一受容体分子を固
相へ結合させたのちに、第二受容体分子とインキュベー
トされる。
容体分子の結合後、本発明の分析法による使用まで適当
な条件下に長期間保存できるという利点がある。
同一である実施態様はさらに好ましい例である。
様はさらに他の好ましい例である。通常は、本発明のア
ッセイには、2つの異なる抗体が用いられることにな
る。
第一および/または第二受容体分子は抗体または抗体フ
ラグメントである。
ル、モノクローナル、キメラまたは合成的に製造された
抗体とすることができる。この種類の抗体の調製は従来
技術において既知であり、またたとえば前出のHarlow &
Laneに記載されている。抗体フラグメントについても
同様に従来技術において知られている。本発明の意味の
範囲内においては、それらは被検物質誘導体または被検
物質に特異的に結合できればよく、またそれらが第一受
容体分子として用いられるときは、適当な標識を提供で
きることも必要である。抗体フラグメントの例にはF
v、FabまたはF(ab)2フラグメントがある。
様においては、被検物質はリガンドである。本発明にお
いては、「リガンド」とは、この分子に結合する天然の
受容体が存在する任意の分子を意味する語として理解さ
れる。好ましくは、リガンドは天然に存在する分子であ
り、この分子はとくに好ましくは体液中たとえば血清中
に存在する。
様においては、リガンドは、サイロキシン、トリヨード
サイロニン、またはステロイドたとえばエストラジオー
ルである。
いて、被検物質の第一受容体とのプレインキュベーショ
ンは、工程(a)の前に行われる。この実施態様によれ
ば、遊離被検物質、とくにリガンドの実質的な量の結合
が達成され、これがついで、本発明よるアッセイ系にお
けるこのリガンドの定量的検出に有利な効果を与えるこ
とになる。
くは5〜30分間行われる。
質誘導体;および/または(b) 標識被検物質誘導体;
ならびに(c) 被検物質および被検物質誘導体に特異的
な第一受容体分子;および/または(d) 被検物質およ
び被検物質誘導体に特異的な標識された第一受容体分
子;および(e) 被検物質誘導体または被検物質誘導体
および被検物質に特異的に結合する第二受容体分子を含
有するキットに関する。
ットにさらに他の慣用の成分、たとえば適当な緩衝液を
補足することが可能であろう。
るための、本発明のキットの使用に関する。
る。 例1 BeriLux(登録商標)T3(Behringwerke AG,Marbur
g)−コートチューブ(タンパク質−T3接合体でコー
トされているチューブ)に0.5mlの抗−T3抗体溶液
[非標識BeriLux(登録商標)T3トレーサー抗体1μ
g/mlインキュベーション緩衝液]を添加する。37℃
で2時間インキュベートしたのち溶液を除去し、チュー
ブを1mlの洗浄緩衝液で1回洗浄する。この方法で前処
置したチューブを、標識抗−T3抗体をトレーサーとし
て用いるFT3アッセイにおける固相として使用する。
得られるシグナルダイナミックスは非処置のチューブの
場合よりも高い(図1)。
に1gのウシIgG、8gのNaClおよび1gのナト
リウムアジドを含有する0.1Mリン酸緩衝液、pH7.
4
gG、8gのNaClおよび1gのナトリウムアジドを
含有する0.1Mリン酸緩衝液、pH7.4、1ml中、3
0ngのBeriLux(登録商標)T3トレーサー抗体[BeriL
ux(登録商標)T3−Tracer antibodies=MA13-3D8-3
8、製造業者:Immunogen International Ltd., United
Kingdom]
l含有する0.1Mリン酸緩衝液、pH7.4
清)100mlおよびトレーサー200μlを室温で60
分間振盪する。各回1mlの洗浄緩衝液で4回洗浄後、シ
グナル活性を、BeriLux(登録商標)分析装置で測定す
る。
性粒子を1μgの抗−エストラジオール抗体 (Medix-Bi
oteck, Cat. No. MBE 0107, Lot-no. M-16607)/mlイン
キュベーション緩衝液を含有する溶液8mlと接触させ
る。37℃で1時間インキュベートしたのち、磁性粒子
を洗浄し、エストラジオールSPALTアッセイにおい
て固相として使用する。用いられるトレーサーは、Beri
Lux(登録商標)標識で標識された抗−エストラジオー
ル抗体 (BiosPacific, Clone No. A54010014 P)であ
る。この方法で処理された磁性粒子で得られる標準曲線
は、後処理されていない固相を用いて同一条件下で得ら
れるよりも高いシグナルダイナミックスを有する(図
2)。
に8.7gのNaCl、1gのウシIgG、1gのナト
リウムアジドを含有する0.1M Tris/塩酸塩リン酸緩
衝液、pH8.0
aCl、1gのウシIgG、1gのナトリウムアジド、
15mgのダナゾールおよび15mgのハイドロコーチゾン
を含有する0.1Mリン酸緩衝液、pH6.3、1ml中、
10ngの抗−エストラジオール抗体(BiosPacific)
l含有する0.1Mリン酸緩衝液、pH7.4
(コートされた磁性粒子25μg)+サンプル(標準ま
たは血清)100μlとトレーサー200μlを37℃で
30分間インキュベートする。各回0.5mlの洗浄緩衝
液で3回洗浄したのち、シグナル活性をBeriLux(登録
商標)分析装置で測定する。
アッセイを示す。使用された固相はタンパク質T3接合
体(=被検物質誘導体)でコートされたチューブである
(上の曲線)。被検物質誘導体を抗−T3抗体で遮蔽す
ることにより、高いシグナルダイナミックスを有する標
準曲線が得られる(下の曲線)。
イを示す。使用された固相はタンパク質エストラジオー
ル接合体(=被検物質誘導体)でコートされたチューブ
(上の曲線)。被検物質誘導体を抗エストラジオール抗
体で遮蔽することにより、高いシグナルダイナミックス
の標準曲線が得られる(下の曲線)。
Claims (17)
- 【請求項1】 以下の工程、 (a) 被検物質誘導体と、被検物質および被検物質誘導
体に特異的な第一受容体分子と被検物質とを含有するサ
ンプルのインキュベーション工程、ただしインキュベー
ション混合物にはさらに被検物質誘導体または被検物質
誘導体および被検物質に特異的に結合する第二受容体分
子を含有する; (b) 被検物質誘導体に結合していない第一受容体分子
の分離工程;または(b′) 第一受容体分子に結合して
いない被検物質誘導体の分離工程;ならびに (c) 被検物質誘導体に結合している第一受容体分子ま
たは第一受容体分子に結合している被検物質誘導体の検
出工程を実施することからなる競合イムノアッセイによ
る被検物質の検出方法。 - 【請求項2】 被検物質誘導体は、サンプルおよび第一
受容体分子とのインキュベーションの前に第二受容体分
子とインキュベートする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 第一受容体分子は標識されている請求項
1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 被検物質誘導体は標識されている請求項
1または2に記載の方法。 - 【請求項5】 標識は、放射性、化学ルミネセンス、生
物ルミネセンス、蛍光、リン光もしくはエレクトロルミ
ネセンス標識、酵素、ビオチン、または吸光可能な基で
ある請求項3または4に記載の方法。 - 【請求項6】 被検物質誘導体は固相に結合されている
請求項1〜3および5の一つに記載の方法。 - 【請求項7】 被検物質誘導体は固相に結合したのち、
第二受容体分子とインキュベートする請求項1〜3、5
および6の一つに記載の方法。 - 【請求項8】 第一受容体分子は固相に結合されている
請求項1、2、4および5の一つに記載の方法。 - 【請求項9】 被検物質誘導体は、第一受容体分子を固
相に結合したのち第二受容体分子とインキュベートする
請求項1、2、4、5および8の一つに記載の方法。 - 【請求項10】 第一および第二受容体分子は標識を除
いて同一である請求項1〜9の一つに記載の方法。 - 【請求項11】 第一および第二受容体分子は互いに異
なる請求項1〜9の一つに記載の方法。 - 【請求項12】 第一および/または第二受容体分子は
抗体または抗体フラグメントである請求項1〜11の一
つに記載の方法。 - 【請求項13】 被検物質はリガンドである請求項1〜
12の一つに記載の方法。 - 【請求項14】 リガンドはサイロキシン、トリヨード
サイロニンまたはステロイドである請求項13に記載の
方法。 - 【請求項15】 被検物質の第一受容体分子とのプレイ
ンキュベーションは工程(a)の前に行われる請求項1
〜14の一つに記載の方法。 - 【請求項16】 少なくとも、(a) 被検物質誘導体;
および/または(b) 標識された被検物質誘導体;なら
びに(c) 被検物質および被検物質誘導体に特異的な第
一受容体分子;および/または(d) 被検物質および被
検物質誘導体に特異的な標識された第一受容体分子;お
よび(e) 被検物質誘導体または被検物質誘導体および
被検物質に特異的に結合する第二受容体分子を含有する
キット。 - 【請求項17】 請求項1〜15の一つに記載の方法を
実施するための、請求項16に記載のキットの使用。
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