JP3501884B2 - プロセッサ間データ収集システム - Google Patents

プロセッサ間データ収集システム

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JP3501884B2 JP24004795A JP24004795A JP3501884B2 JP 3501884 B2 JP3501884 B2 JP 3501884B2 JP 24004795 A JP24004795 A JP 24004795A JP 24004795 A JP24004795 A JP 24004795A JP 3501884 B2 JP3501884 B2 JP 3501884B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセッサ間データ
収集システムに関する。このプロセッサ間データ収集シ
ステムは、通信システムに用いられ、特に電話網システ
ムのマルチプロセッサで構成された局用交換機における
異常時のデータ収集を行うために適用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図16に従来のプロセッサ間データ収集
システムのブロック構成図を示し、その説明を行う。但
し、この図に示す各プロセッサは、マルチプロセッサで
構成された局用交換機におけるものとする。
【0003】図16において、Aは第1プロセッサ、B
は第2プロセッサであり、互いに通信を行っており、何
れのプロセッサA,Bも同構成となっている。その構成
要素として、交換処理部2,14、データ収集処理部
3,15、セーブメモリ9,19を具備している。
【0004】互いに交換処理を行う交換処理部2,14
において、例えば図17に示すように、第1プロセッサ
Aの交換処理部2に異常X1が発生した場合、その異常
データX1を収集するためのデータ収集処理部3が、交
換処理部2によって起動され、これによって異常データ
X1がデータ収集処理部3にアクセスされ、このアクセ
スされた異常データX1が収集されてセーブメモリ9に
記憶されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のプロセッサ間データ収集システムにおいて、図18
に示すように、リンクする対向プロセッサ(第2プロセ
ッサ)B内に符号X2で示すように異常が発生した場
合、その異常データが第1プロセッサAに送出され、こ
れによって第1プロセッサAに誤った要求が行われて符
号X3で示すように異常が起こる場合がある。
【0006】このように異常の原因がリンクする対向プ
ロセッサBにある場合は、第1プロセッサA内で収集さ
れるデータの他に、対向プロセッサB内の有効なデータ
を得るために、再度異常X2を故意に発生させてデータ
を収集しているため、効率が悪いといった問題があっ
た。
【0007】また、有効なデータを得るため、再度異常
X2を故意に発生させて対向プロセッサB内でデータを
収集しても、各プロセッサA,Bでのデータの収集手順
や収集されるデータ構成が異なる場合があり、データの
関連付けが容易にできないといった問題があった。
【0008】更に、セーブメモリ9,19に十分空きが
ない状態でデータ収集を行った場合、必要データが収集
されないといった問題があった。本発明は、このような
点に鑑みてなされたものであり、プロセッサの交換処理
での異常発生時に異常原因がリンクする対向プロセッサ
にあった場合でも有効なデータの収集を行う事ができる
と共にプロセッサ間で効率良くデータ収集を行うことが
できるプロセッサ間データ収集システムを提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。図1に示すプロセッサ間データ収集システムは、
リンク接続された同一構成の第1及び第2プロセッサ
A,Bの各々が、自プロセッサ内の異常を検出する主処
理手段2が自プロセッサの異常を検出した場合に、自プ
ロセッサ内のデータ収集を行うデータ収集処理手段3を
動作させて異常が発生したプロセッサのデータ収集を行
うものである。
【0010】本発明の特徴は、第1及び第2プロセッサ
A,Bに、リンクする対向プロセッサからデータ収集要
求及びデータ出力要求を受信した際に、データ収集処理
手段3を動作させてデータ収集及びデータ出力を行わせ
る受信手段11と、対向プロセッサからデータ収集要求
を受信した際に異常受信時のデータを記憶する第1メモ
リ10と、第1及び第2プロセッサA,Bの双方でデー
タを記憶する際に共通で索引される「通し番号」を生成
し、セーブメモリ単位で現在まで使用している「通し番
号」を管理する通し番号生成処理手段4と、自プロセッ
サで異常を検出した際に、異常データを記憶する第2メ
モリ9と、データ収集処理手段3によって収集されたデ
ータの出力を外部装置へ行うデータ出力処理手段6と、
データ収集処理手段3でデータ収集を行った際に、対向
プロセッサに対して通し番号生成処理手段4で生成され
た「通し番号」を付加して前記したデータ収集要求を送
出し、またデータ収集処理手段3でデータ出力を行った
際に、対向プロセッサに対して通し番号生成処理手段4
で管理された「通し番号」を付加して前記したデータ出
力要求を送出する送出手段12を具備し、異常発生時に
は同時に第1及び第2プロセッサA,B相互でデータを
収集し、データ出力時には第1及び第2プロセッサA,
Bの収集データを同時に相互出力するように構成されて
いることにある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図2は本発明の実施形態に
よるプロセッサ間データ収集システムのブロック構成図
である。この図において図16に示した従来例の各部に
対応する部分には同一符号が付してある。
【0012】図2に示す第1プロセッサA及び第2プロ
セッサBは同一構成とされている。第1プロセッサA及
び第2プロセッサBにおいて、符号2,14は自プロセ
ッサ内の異常を検出する交換処理部、3,15は自プロ
セッサ内のデータ収集、又はデータ出力を行うデータ収
集処理部である。
【0013】11,22はリンクする対向プロセッサか
らデータ収集要求、又はデータ出力要求を受信した場
合、データ収集処理部3,15を動作させてデータ収集
又は出力を行わせるデータ収集/出力要求受信部であ
る。
【0014】10,20は対向プロセッサからのデータ
収集要求を受信した場合、異常受信時のデータをセーブ
する異常受信用セーブメモリである。4,16は各プロ
セッサA,Bでデータをセーブする際に共通で索引され
る「通し番号」を生成し、セーブメモリ単位で現在まで
使用している「通し番号」を管理する通し番号生成処理
部である。
【0015】9,19は自プロセッサで異常を検出した
際に、異常データをセーブする異常発生用セーブメモ
リ、6,18はデータ収集処理部3,15によって収集
されたデータの出力を出力装置7a,7bに行うデータ
出力処理部である。
【0016】12,21はデータ収集処理部3,15で
データ収集を行った場合に、対向プロセッサに対して通
し番号生成処理部4,16で生成された「通し番号」を
付加して異常データ収集要求を送出し、また、データ収
集処理部3,15でデータ出力を行った場合、対向プロ
セッサに対して、通し番号生成処理部4,16で管理さ
れた「通し番号」を付加して、データ出力要求を送出す
るデータ収集/出力要求送出部である。
【0017】このような構成の実施形態によるプロセッ
サ間データ収集システムの動作を図3を参照して説明す
る。例えば、図3に示すように第1プロセッサAの交換
処理部2で交換処理を実施中に異常X4が発生した場
合、その異常X4を交換処理部2が検出してデータ収集
処理部3を起動する。
【0018】データ収集処理部3は通し番号生成処理部
4を起動し、各プロセッサA,Bでデータをセーブする
際に、共通で索引される「通し番号」を得る。次にデー
タ収集処理部3は、交換処理部2で使用していたデータ
を取り出し、「通し番号」を用いて異常発生用セーブメ
モリ9にデータをセーブして収集する。
【0019】次にデータ収集処理部3は、「通し番号」
をインターフェースとして、データ収集/出力要求送出
部12を起動する。データ収集/出力要求送出部12
は、データ収集処理部3でデータ収集時に使用された
「通し番号」を付加情報として、リンクする対向プロセ
ッサである第2プロセッサBにデータ収集要求を行い、
第1プロセッサAでの処理を終了する。
【0020】第2プロセッサBのデータ収集/出力要求
受信部22では、プロセッサAのデータ収集/出力要求
送出部12からの「通し番号」を付加情報としたデータ
収集要求を受け取ると、データ収集処理部15を起動す
る。
【0021】データ収集処理部15は、プロセッサAか
らのデータ収集要求の付加情報として受け取った『通し
番号』を用いて異常受信用セーブメモリ20にデータを
セーブして収集し、プロセッサBでの処理を終了する。
【0022】この結果、第1プロセッサAで異常発生時
に、第2プロセッサBに対してもデータ収集を行わせる
ので、異常の要因が対向プロセッサにある場合でも有効
なデータを収集できる。
【0023】更に、第1プロセッサAで異常発生時に、
第2プロセッサBに対してもデータ収集を行わせるの
で、効率的に異常時のデータが収集できる。ところで、
図4に示すように、第1プロセッサAのデータ収集処理
部3で外部よりデータ出力要求を受け取った場合、デー
タ収集処理部3は通し番号生成処理部4を起動して、異
常発生用セーブメモリ9で現在まで使用している「通し
番号」を得る。
【0024】次にデータ収集処理部3は「通し番号」を
用いて、異常発生用セーブメモリ9よりデータを取り出
し、データ出力処理部6を起動して出力装置7aにデー
タを出力する。
【0025】次にデータ収集処理部3は、「通し番号」
と異常受信用セーブメモリの指定をインターフェースと
して、データ収集/出力要求送出部12を起動する。デ
ータ収集/出力要求送出部12は、データ収集処理部3
でデータの取り出しに使用した「通し番号」と、セーブ
メモリの指定として異常受信用セーブメモリを付加情報
とし、第2プロセッサBにデータ出力要求を行う。
【0026】一方、第2プロセッサBのデータ収集/出
力要求受信部22では、そのデータ出力要求を受け取っ
た場合、データ収集処理部15を起動する。データ収集
処理部15は、プロセッサAからのデータ出力要求の付
加情報として受け取った「通し番号」とセーブメモリの
指定を用いて、異常受信用セーブメモリ20に収集され
たデータを取り出し、データ出力処理部18を起動して
出力装置7bにデータを出力し、プロセッサBでの処理
を終了する。
【0027】更に、第1プロセッサAのデータ収集処理
部3では、通し番号生成処理部4を起動して、異常受信
用セーブメモリ10で現在まで使用している「通し番
号」を得る。
【0028】次にデータ収集処理部3では「通し番号」
を用いて、異常受信用セーブメモリ10よりデータを取
り出し、データ出力処理部6を起動して出力装置7aに
データを出力する。
【0029】次にデータ収集処理部3は、「通し番号」
と異常発生用セーブメモリの指定をインターフェースと
して、データ収集/出力要求送出部12を起動する。デ
ータ収集/出力要求送出部12は、データ収集処理部3
でデータの取り出しに使用された「通し番号」と、セー
ブメモリの指定として異常発生用セーブメモリを付加情
報とし、第2プロセッサBにデータ出力要求を行う。
【0030】一方、第2プロセッサBのデータ収集/出
力要求受信部22では、そのプロセッサAからのデータ
出力要求を受け取った場合、データ収集処理部15を起
動する。
【0031】データ収集処理部15は、プロセッサAか
らのデータ出力要求の付加情報として受け取った「通し
番号」とセーブメモリの指定を用いて、異常発生用セー
ブメモリ19に収集されたデータを取り出し、データ出
力処理部18を起動して出力装置7bにデータを出力
し、プロセッサBでの処理を終了する。
【0032】この結果、第1プロセッサAで外部の入力
装置8よりデータ出力要求を受け付けた場合、第2プロ
セッサBに対しても収集データの出力を行わせるので、
効率的に収集データの出力が行える。
【0033】また、データ収集処理部3,15は、自プ
ロセッサで異常を検出しデータを収集する場合、通し番
号生成処理部4,16を動作させ「通し番号」を取得
し、この「通し番号」を用いて、異常発生用セーブメモ
リ9,19のセーブアドレスを得て、異常データをセー
ブする処理を行う。
【0034】この場合の動作を図5を参照して説明す
る。図5に示すように、自プロセッサAで異常が発生し
た場合、異常を検出した交換処理部2はデータ収集処理
部3を起動する。
【0035】データ収集処理部3は、通し番号生成処理
部4を起動し、各プロセッサA,Bでデータをセーブす
る際に、共通で索引される「通し番号」を得る。次にデ
ータ収集処理部3は、「通し番号」を用いて、異常発生
用セーブメモリ9のセーブアドレスを得る。次にデータ
収集処理部3は、交換処理部2で使用しされていたデー
タを取り出し、異常発生用セーブメモリ9の該当セーブ
アドレスよりデータをセーブする。
【0036】次にデータ収集処理部3は、「通し番号」
をインターフェースとして、データ収集/出力要求送出
部12を起動する。データ収集/出力要求送出部12
は、データ収集処理部3でデータ収集時に使用した「通
し番号」を付加情報として、リンクする対向プロセッサ
Bにデータ収集要求を送出し、処理を終了する。
【0037】この結果、各プロセッサA,Bでデータが
共通の番号を用いて収集される事となるので、収集デー
タの関連付けが容易となる。更に、データ収集処理部
3,15は、対向プロセッサからデータ収集要求を受信
したことによりデータを収集する場合、データ収集要求
に付加されてくる「通し番号」を用いて、異常受信用セ
ーブメモリ10,20のセーブアドレスを得て、データ
をセーブする処理を行う。
【0038】この場合の動作を図6を参照して説明す
る。図6に示すように、データ収集/出力要求受信部2
2で「通し番号」を付加情報として、対向プロセッサA
よりデータ収集要求を受け取った場合、データ収集処理
部15を起動する。
【0039】データ収集処理部15は、対向プロセッサ
Aからのデータ収集要求の付加情報として受け取った
「通し番号」を用いて、異常受信用セーブメモリ20の
セーブアドレスを得る。
【0040】次にデータ収集処理部15は、交換処理部
14で使用していたデータを取り出し、異常受信用セー
ブメモリ20の該当セーブアドレスよりデータをセーブ
し、処理を終了する。
【0041】この結果、各プロセッサA,Bでデータが
共通の番号を用いて収集される事となるので、収集デー
タの関連付けが容易となる。異常発生用セーブメモリ
9,19及び異常受信用セーブメモリ10,20は、
「通し番号」を基にセーブアドレスを決定する事から、
収集データサイズが可変長、もしくは固定長で収集でき
る構成としてある。
【0042】この構成を図7及び図8を参照して説明す
る。まず、図7を参照する。「通し番号」に対するセー
ブメモリが可変長の場合、「通し番号」単位のセーブメ
モリのセーブアドレスを別に管理テーブル50で管理す
ることで、「通し番号」に対するセーブアドレスが決定
できる。
【0043】「通し番号」に対するセーブメモリが固定
長の場合は、図8に示すように、一定量のデータサイズ
にセーブメモリを分ける事で、「通し番号」に対するセ
ーブアドレスが決定できる。
【0044】この結果、収集されるデータのサイズによ
り各セーブメモリ9,10,19,20のデータサイズ
の可変長、又は固定長を選択することができる。更に、
データ収集処理部3,15は、外部の入力装置8からの
データ出力要求を受信した場合、通し番号生成処理部
4,16を動作させて、現在まで使用している「通し番
号」を取得し、自プロセッサの「通し番号」が対応する
セーブメモリより収集データを取り出し、データ出力処
理部6,18を動作させて収集データを出力装置7a,
7bへ出力し、更に対向プロセッサに対して、「通し番
号」を付加したデータ出力要求を送出する処理を行う。
【0045】この場合の動作を図9を参照して説明す
る。図9に示すように、データ収集処理部3で外部の入
力装置8よりデータ出力要求を受け付けた場合、通し番
号生成処理部4を起動し、現在まで使用している「通し
番号」を取得する。
【0046】データ収集処理部3はその使用している
「通し番号」毎に異常発生用セーブメモリ9、又は異常
受信用セーブメモリ10のセーブアドレスを得て、収集
データを取り出してデータ出力処理部6を起動する。
【0047】データ出力処理部6は、その収集データを
出力装置7aにメッセージとして出力し、処理を終了す
る。次にデータ収集処理部3は、データ出力時に使用し
た「通し番号」と対向プロセッサBのセーブメモリの指
定として、自プロセッサAが異常発生用セーブメモリ9
のデータを出力したならば、対向プロセッサBの異常受
信用セーブメモリの指定を、自プロセッサAが異常受信
用セーブメモリ10のデータを出力したならば、対向プ
ロセッサBの異常発生用セーブメモリの指定をインター
フェースとして、データ収集/出力要求送出部12を起
動する。
【0048】データ収集/出力要求送出部12は、「通
し番号」とセーブメモリの指定を付加情報として、リン
クする対向プロセッサBにデータ出力要求を送出する。
データ収集処理部3はデータ出力要求を送出すれば、次
の「通し番号」に対する収集データの出力を行い、使用
されている「通し番号」分の出力手順を繰り返す。
【0049】この結果、プロセッサA,B間で収集され
たデータが共通の番号を用いて出力される事となるの
で、出力データの関連付けが容易となる。データ収集処
理部3,15は対向プロセッサより、データ出力要求を
受信した場合、それに付加されてきた「通し番号」を用
いて、セーブメモリより収集データを取り出し、データ
出力処理部6,18を動作させて、収集データを出力装
置7a,7bで出力する処理を行う。
【0050】この場合の動作を図10を参照して説明す
る。図10に示すように、データ収集処理部15でデー
タ収集/出力要求受信部22よりデータ出力要求を受信
した場合、付加されてきた「通し番号」とセーブメモリ
の指定より該当するセーブメモリ19又は20のセーブ
アドレスを得て、収集データを取り出してデータ出力処
理部18を起動する。
【0051】データ出力処理部18は、その収集データ
を出力装置7bにメッセージとして出力し、処理を終了
する。この結果、プロセッサA,B間で収集されたデー
タが共通の番号を用いて出力される事となるので、出力
データの関連付けが容易となる。
【0052】更に、データ収集処理部3,15は、デー
タ収集時、異常発生用セーブメモリ9,19、又は異常
受信用セーブメモリ10,20が一杯の場合、データ出
力処理部6,18を動作させ、収集データを出力装置7
a,7bに出力し、更にリンクする対向プロセッサに対
して、「通し番号」を付加してデータ収集要求を行う処
理をする。 この場合の動作を図11を参照して説明す
る。図11に示すように、自プロセッサAで異常が発生
した場合、異常を検出した交換処理部2はデータ収集処
理部3を起動する。
【0053】データ収集処理部3は通し番号生成処理部
4を起動し、各プロセッサA,Bでデータをセーブする
際に共通で索引される「通し番号」を得る。次にデータ
収集処理部3は、「通し番号」を基に、異常発生用セー
ブメモリ9のセーブアドレスを得て、交換処理部2で使
用していたデータを取り出し、データサイズを算出し、
異常発生用セーブメモリ9の該当セーブアドレスから何
ワード使うかを求める。
【0054】この時、異常発生用セーブメモリ9にデー
タが収集しきれない場合は、データ出力処理部6を起動
する。データ出力処理部6は、セーブしようとしたデー
タを出力装置7aにメッセージとして出力する。
【0055】次にデータ収集処理部3は、「通し番号」
をインターフェースとして、データ収集/出力要求送出
部12を起動する。データ収集/出力要求送出部12
は、データ収集処理部3でデータ収集時に使用した「通
し番号」を付加情報として、リンクする対向プロセッサ
Bにデータ収集要求を行い、処理を終了する。
【0056】また、図12に示すようにデータ収集/出
力要求受信部22で、「通し番号」を付加情報として、
対向プロセッサAよりデータ収集要求を受信した場合、
データ収集処理部15を起動する。
【0057】データ収集処理部15は、対向プロセッサ
Aからのデータ収集要求の付加情報として受け取った、
「通し番号」を用いて異常受信用セーブメモリ20のセ
ーブアドレスを得る。
【0058】次に、データ収集処理部15は、交換処理
部14で使用していたデータを取り出して、データサイ
ズを算出し、異常受信用セーブメモリ20の該当セーブ
アドレスから何ワード使うかを求める。この時、異常受
信用セーブメモリ20にデータが収集しきれない場合
は、データ出力処理部18を起動する。
【0059】データ出力処理部18は、セーブしようと
したデータを出力装置7bにメッセージとして出力し、
処理を終了する。この結果、データ収集時にセーブメモ
リが十分空きがない状態でデータ収集を行っても、必要
なデータを必ず収集することができる。
【0060】次に、データ収集方法、及びデータ出力方
法の例を図13、14に基づいて説明する。図13、1
4の1、13は、対向プロセッサとの交換処理の要求を
イベントで送信/受信を行うイベント送信/受信部であ
り、2、14は交換処理を行う交換処理部であり、自プ
ロセッサの異常処理を検出時には、データ収集処理部を
起動し、また対向する他プロセッサより異常通知をイベ
ントで受信し、それにデータ収集要求が含まれていた場
合にデータ収集/出力要求受信部を起動する。
【0061】また、3、15は自プロセッサ内のデータ
収集手順やデータ出力手順を行うデータ収集処理部であ
り、自プロセッサで異常が発生した場合は対向プロセッ
サも含めたデータ収集手順を行い、対向プロセッサから
のデータ収集要求を受信した場合には自プロセッサのみ
のデータ収集手順を行う。
【0062】また、外部入力装置よりデータ出力要求を
受信した場合には、対向プロセッサも含めたデータ出力
手順を行い、対向プロセッサよりデータ出力要求を受信
した場合には、自プロセッサ内の指定されたデータの出
力手順を行う。また、4、16はメモリ管理データ内の
データを管理する通し番号生成処理部であり、通し番号
の決定や、セーブメモリ毎の現在まで使用している通し
番号を出力する。
【0063】また、5、17は通し番号を決定する場
合、またデータ出力手順の実行する場合に参照するメモ
リ管理データであり、各対向プロセッサ用に備えた異常
発生用、異常受信用のセーブメモリで、現在まで使用し
ている通し番号が設定されている。また、6、18はデ
ータ出力手順の実行時やセーブメモリの空きが無い場合
に、自プロセッサ内の収集データを出力するデータ出力
処理部である。
【0064】また、7は収集データの出力を行う際に、
メッセージと共に収集データが出力される出力装置であ
る。また、8はコマンド入力によってデータ出力要求を
行う外部入力装置である。また、9、19は本データ収
集方法を行う対向プロセッサ用に備えられた、自プロセ
ッサで異常が発生した場合のデータ収集手順で使用され
る異常発生用セーブメモリであり、通し番号毎にセーブ
メモリを一定のサイズで分けられている。
【0065】また、10、20は本データ収集方法を行
う対向プロセッサ用に備えられ、対向プロセッサよりデ
ータ収集要求を受信した場合のデータ収集手順で使用さ
れる異常受信用セーブメモリであり、9、19のセーブ
メモリと同数の通し番号毎にセーブメモリを一定のサイ
ズで分けられている。また、12、21は自プロセッサ
のデータ収集手順、又はデータ出力手順を行ったデータ
収集処理部より、対向プロセッサへのデータ収集要求を
送出する際に起動されるデータ収集/出力要求送出部で
あり、イベント送信/受信部に対する異常解放イベント
の送出要求や、対向プロセッサに対するデータ出力要求
を送出する。
【0066】また、11、22は対向プロセッサよりデ
ータ収集要求を受信した際に交換処理部より起動され、
また、対向プロセッサよりデータ出力要求を受信した際
に起動されるデータ収集/出力要求受信部であり、自プ
ロセッサ内のデータ収集処理部を起動する。
【0067】次に、図2に示した実施形態構成を、ホス
トプロセッサA及びその下位プロセッサBに適用した場
合の実施形態構成を図13に示し、その説明を行う。但
し、図13において図2の各部に対応する部分には同一
符号を付す。
【0068】ここでは、下位プロセッサBより呼処理イ
ベントD1が送出されたが、イベントD1に誤りがあっ
た為に、対向するホストプロセッサAの交換処理部2で
異常を検出した場合のデータ収集方法について説明す
る。
【0069】ホストプロセッサAの交換処理部2は、下
位プロセッサBからの呼処理イベントD1をD2で示す
ようにイベント送信/受信部1より渡され、要求に対す
る交換処理の実施中に異常を検出した場合、自プロセッ
サA内のデータ収集を行う為にデータ収集処理部3をD
3で示すように起動する。
【0070】交換処理部2は、データ収集手順の制御を
データ収集処理部3に委ね、データ収集手順の実行後は
異常発生に対する交換処理を行う。データ収集処理部3
では、異常発生用のデータ収集手順に使用するセーブメ
モリ9を選出し、今回のデータ収集手順で使用するセー
ブアドレスを決定するために、通し番号生成処理部4を
D4で示すように起動する。
【0071】通し番号生成処理部4は、D5で示すよう
にメモリ管理データ5より、異常発生用のセーブメモリ
9で使用している通し番号を参照して今回のデータ収集
で使用する通し番号を決定する。
【0072】通し番号生成処理部4は、メモリ管理デー
タ5に設定された、異常発生用セーブメモリで使用して
いる通し番号を更新して、データ収集処理部3に決定し
た通し番号D6を出力する。
【0073】データ収集処理部3は通し番号を取得でき
れば、その通し番号よりセーブアドレスを決定し、今回
の収集手順で使用するデータサイズを算出して、異常発
生用セーブメモリ9にデータをセーブ可能か調べる。
【0074】データ収集処理部3は、セーブ不可能であ
ればセーブメモリの空きが無いと判断し、交換処理部2
で使用していたデータD7を収集して、収集データを出
力する為にデータ出力処理部6をD8で示すように起動
する。
【0075】データ出力処理部6は、セーブメモリの空
きが無いことをメッセージで出力装置7に出力し、それ
が終了すれば、D7で収集したデータD9を出力装置7
に出力する。
【0076】データ収集処理部3は、異常発生用セーブ
メモリ9にデータをセーブ可能と判断した場合は、交換
処理で使用されたデータD7を収集して、D10で示す
ようにセーブアドレスから順にセーブしていく。
【0077】次にデータ収集処理部3は、セーブメモリ
にデータを収集するデータ収集手順、又はセーブメモリ
の空き無しによる収集データの出力手順が終了した場
合、下位プロセッサBに対してデータ収集要求を送出す
る為に、D11で示すようにデータ収集/出力要求送出
部12を起動し、インターフェースに通し番号を設定す
る。
【0078】データ収集/出力要求送出部12は、下位
プロセッサBに対して異常解放イベントを送出する為
に、データ収集要求と決定した通し番号を異常解放イベ
ントに付加し、イベント送信/受信部1をD12で示す
ように起動する。
【0079】イベント送出/受信部1は、付加情報が設
定された異常解放イベントD13を下位プロセッサBの
イベント送出/受信部13に対して送出する。データ収
集処理部3は下位プロセッサBに対する異常解放イベン
トD13の送出が終了すれば、自プロセッサAの異常発
生時に行うデータ収集手順を終了する。
【0080】下位プロセッサBの交換処理部14は、ホ
ストプロセッサAからの異常解放イベントD14をイベ
ント送信/受信部13より渡され、それにデータ収集要
求が含まれている場合、自プロセッサ内のデータ収集を
行う為にデータ収集/出力要求受信部22をD15で示
すように起動する。
【0081】データ収集/出力要求受信部22はデータ
収集要求を受けると、データ収集処理部15をD16で
示すように起動し、インターフェースに通し番号を設定
する。
【0082】データ収集の制御をデータ収集処理部15
に委ね、データ収集の実行後は制御を交換処理部14に
復帰し、交換処理部14は異常解放イベントD13に対
する交換処理を行う。
【0083】データ収集処理部15では、異常受信用の
データ収集手順で使用するセーブメモリ20を選出し
て、今回のデータ収集手順で使用するセーブアドレスを
受信した通し番号より決定し、今回のデータ収集手順で
使用するデータサイズを算出して、異常受信用セーブメ
モリ20にデータをセーブ可能か調べる。
【0084】その結果、セーブ不可能であれば、データ
収集処理部15はセーブメモリの空きが無いと判断し、
交換処理部14で使用していたデータD17を収集し、
収集したデータD17を出力する為にデータ出力処理部
18をD18で示すように起動する。
【0085】データ出力処理部18は、セーブメモリの
空きが無いことをメッセージで出力装置7に出力し、そ
れが終了すれば、D17で収集したデータD19を出力
装置7に出力する。
【0086】データ収集処理部15は、異常受信用セー
ブメモリにデータをセーブ可能と判断した場合は、交換
処理で使用されたデータD17を収集し、D20で示す
ようにセーブアドレスから順にセーブしていく。
【0087】セーブ終了後はメモリ管理データ17を更
新するために、通し番号生成処理部16をD21で示す
ように起動する。通し番号生成処理部16は、メモリ管
理データ17に設定された、異常受信用のセーブメモリ
で使用している通し番号を受信した通し番号にD22で
示すように更新する。
【0088】データ収集処理部15はセーブメモリにデ
ータを収集するデータ収集、又はセーブメモリの空き無
しによる収集データの出力手順が終了した場合、データ
収集要求の受信時におけるデータ収集を終了する。
【0089】次に、図14を参照して、ホストプロセッ
サA及び下位プロセッサB間のデータ出力方法を説明す
る。但し、外部入力装置8よりデータ出力要求がコマン
ドD1により要求され、ホストプロセッサAのデータ収
集処理部3で、その要求が受け付けられた場合のデータ
出力方法である。
【0090】また、この際の本発明のデータ出力方法に
よって出力されたデータのイメージ図を図15に示す。
ホストプロセッサAのデータ収集処理部3はデータ出力
要求を受けると、異常発生用セーブメモリで現在まで使
用している通し番号を得るため、通し番号生成処理部4
をD2で示すように起動する。
【0091】通し番号生成処理部4は、メモリ管理デー
タ5に設定された、異常発生用セーブメモリ9で現在ま
で使用している通し番号D3を参照して、それをD4で
示すようにデータ収集処理部3に出力する。
【0092】データ収集処理部3は通し番号を取得でき
れば、通し番号の若番より異常発生用セーブメモリのセ
ーブアドレスを算出して、収集データD5を抽出する。
データ収集処理部3はそれを出力装置7に出力させる
為、データ出力処理部6をD6で示すように起動する。
【0093】データ出力処理部6は、D5で抽出したデ
ータD7を出力装置7に出力する。次にデータ収集処理
部3は、データ出力要求を対向する下位プロセッサBに
送出するために、データ収集/出力要求送出部をD8で
示すように起動し、インターフェースとして通し番号と
異常受信用セーブメモリを指定する。
【0094】データ収集/出力要求送出部12は、デー
タ出力要求に通し番号と指定されたセーブメモリを付加
情報として、下位プロセッサBのデータ収集/出力要求
受信部22に対してデータ出力要求D9を送出する。
【0095】下位プロセッサBのデータ収集/出力要求
受信部22は、データ出力要求D9をホストプロセッサ
Aより受信した場合、データ収集処理部15をD10で
示すように起動する。
【0096】データ収集処理部15はデータ出力要求を
受信すれば、付加情報の通し番号とセーブメモリの指定
より、異常受信用セーブメモリ20のセーブアドレスを
算出し、データD11を抽出する。
【0097】データ収集処理部15はそれを出力装置7
に出力させる為、データ出力処理部18をD12で示す
ように起動する。データ出力処理部18は、D11で抽
出したデータD13を出力装置7に出力する。
【0098】データ収集処理部15は出力装置7にデー
タを出力後は、自プロセッサのデータ出力手順を終了す
る。ホストプロセッサAのデータ収集処理部3はD5〜
D9までのデータ出力手順を、通し番号の若番からD4
の手順で得た、使用している通し番号まで繰り返しデー
タ出力手順を行い、異常発生用セーブメモリ9にセーブ
されたデータと下位プロセッサBの異常受信用セーブメ
モリ20にセーブされたデータを出力する。
【0099】次にデータ収集処理部3は、D2〜D9ま
での手順と同様にして、異常受信用セーブメモリ10に
収集されたデータと下位プロセッサBの異常発生用セー
ブメモリ19にセーブされたデータを出力する。
【0100】次にデータ収集処理部3は、データ出力手
順が終了すれば、データ出力が終了したセーブメモリを
D14で示すように全てクリアし、メモリ管理データ5
に設定された使用している通し番号をクリアするため
に、通し番号生成処理部4をD15で示すように起動す
る。
【0101】通し番号生成処理部4は、メモリ管理デー
タ5に設定された、異常発生用セーブメモリ9で使用し
ている通し番号と、異常受信用セーブメモリ10で使用
している通し番号をD16で示すようにクリアする。
【0102】また、データ収集処理部3はクリア手順が
終了すれば、データクリア要求を下位プロセッサBに送
出するためにデータ収集/出力要求送出部12をD17
で示すように起動する。
【0103】データ収集処理部3はデータクリア要求を
下位プロセッサBに送出後は、自プロセッサ内のデータ
出力手順を終了する。データ収集/出力要求送出部12
は、下位プロセッサBのデータ収集/出力要求受信部2
2に対して、データクリア要求D18を送出する。
【0104】下位プロセッサBのデータ収集/出力要求
受信部22は、データクリア要求D18をホストプロセ
ッサAより受信した場合、データ収集処理部15をD1
9で示すように起動する。
【0105】データ収集処理部15はデータクリア要求
を受信すれば、データ出力が終了したセーブメモリをD
20で示すように全てクリアし、メモリ管理データ17
に設定された使用している通し番号をクリアするために
通し番号生成処理部16をD21で示すように起動す
る。
【0106】通し番号生成処理部16は、メモリ管理デ
ータ17に設定された、異常発生用セーブメモリ19で
使用している通し番号と、異常受信用セーブメモリ20
で使用している通し番号をD22で示すようにクリアす
る。
【0107】データ収集処理部15は使用している通し
番号のクリア後は、自プロセッサ内のクリア手順を終了
する。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次に記述する効果がある。 あるプロセッサで異常を検出した場合、対向プロセッ
サにも自プロセッサ内のデータの収集を行わせる事で、
異常の要因が他プロセッサにある場合でも有効なデータ
を収集することができ、問題発生時のデータ収集効率が
向上する。
【0109】あるプロセッサで異常発生時、対向して
いるプロセッサ間で同時にデータ収集を行う為、効率的
な異常時のデータ収集方法が可能となり、問題発生時の
解析効率が向上する。
【0110】各プロセッサでデータが共通の通し番号
を用いて収集される為、収集データの関連付けが容易と
なり、プロセッサ間でデータ管理が容易に行える。 各プロセッサでデータが共通の通し番号を用いて収集
される為、収集データの関連付けが容易となり、プロセ
ッサ間でデータ管理が容易に行える。
【0111】収集したいデータのデータサイズによっ
てメモリを固定長、可変長が選択できる為、セーブメモ
リを有効に使用する事ができる。 各プロセッサで収集データが共通の通し番号を用いて
出力される為、データの関連付けが容易となり、データ
出力後の問題解析効率が向上する。
【0112】各プロセッサで収集データが共通の通し
番号を用いて出力される為、データの関連付けが容易と
なり、データ出力後の問題解析効率が向上する。 データ収集時にセーブメモリが十分空きがない状態で
データ収集を行っても、必要なデータを収集することが
できるので、データ収集効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態によるプロセッサ間データ収
集システムのブロック構成図である。
【図3】図2に示す実施形態構成の第1動作説明図であ
る。
【図4】図2に示す実施形態構成の第2動作説明図であ
る。
【図5】図2に示す実施形態構成の第3動作説明図であ
る。
【図6】図2に示す実施形態構成の第4動作説明図であ
る。
【図7】セーブデータが可変長の場合のセーブ処理説明
図である。
【図8】セーブデータが固定長の場合のセーブ処理説明
図である。
【図9】図2に示す実施形態構成の第5動作説明図であ
る。
【図10】図2に示す実施形態構成の第6動作説明図で
ある。
【図11】図2に示す実施形態構成の第7動作説明図で
ある。
【図12】図2に示す実施形態構成の第8動作説明図で
ある。
【図13】図2に示す実施形態構成をホストプロセッサ
及びその下位プロセッサに適用した場合の実施形態のブ
ロック構成図である。
【図14】図13に示す実施形態構成におけるホストプ
ロセッサ及び下位プロセッサ間のデータ出力処理説明図
である。
【図15】図14に示す実施形態構成におけるホストプ
ロセッサ及び下位プロセッサからの出力データの概念図
である。
【図16】従来例のプロセッサ間データ収集システムの
ブロック構成図である。
【図17】図16に示す従来例構成において自プロセッ
サに異常が発生した場合を説明するための図である。
【図18】図16に示す従来例構成において対向プロセ
ッサに異常が発生した場合を説明するための図である。
【符号の説明】
2 主処理手段 3 データ収集処理手段 4 通し番号生成処理手段 6 データ出力処理手段 7 外部装置 9 第2メモリ 10 第1メモリ 11 受信手段 12 送出手段 A 第1プロセッサ B 第2プロセッサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−296852(JP,A) 特開 平5−191494(JP,A) 特開 平5−274286(JP,A) 特開 平5−265812(JP,A) 特開 昭62−256048(JP,A) 特開 平7−244645(JP,A) 特開 平6−4334(JP,A) 特開 平7−182210(JP,A) 特開 昭60−260286(JP,A) 特開 平5−211559(JP,A) 特開 昭61−75463(JP,A) 特開 昭63−78268(JP,A) 特開 平5−224984(JP,A) 特開 平7−6057(JP,A) 特開 平5−314086(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/28 - 11/34 G06F 15/16 - 15/177 H04M 3/00 H04M 3/08 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 H04Q 1/20 - 1/26 H04Q 3/54 - 3/56

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンク接続された同一構成の第1及び第
    2プロセッサの各々が、自プロセッサ内のデータ収集を
    行うプロセッサ間データ収集システムにおいて、自プロセッサ内の異常を検出する主処理手段と、 対向プロセッサからのデータ収集要求の受信時に異常受
    信時のデータを記憶する第1メモリと、 自プロセッサでの異常検出時に異常データを記憶する第
    2メモリと、 第1及び第2プロセッサの双方でデータを記憶する際に
    共通索引される「通し番号」を生成し、セーブメモリ
    毎に現在まで使用している「通し番号」を管理する通し
    番号生成処理手段と、前記主処理手段が自プロセッサの異常を検出した場合
    に、自プロセッサ内のデータ収集を行い、前記通し番号
    生成処理手段を動作させて「通し番号」を取得し、「通
    し番号」を用いて前記第2メモリのセーブアドレスを得
    て該第2メモリに異常データをセーブし、対向プロセッ
    サからのデータ収集要求を受信した場合に、自プロセッ
    サ内のデータ収集を行い、該データ収集要求に付加され
    てくる「通し番号」を用いて前記第1メモリのセーブア
    ドレスを得て該第1メモリにデータをセーブするデータ
    収集処理手段と、 前記データ収集処理手段による収集データの出力を外部
    装置へ行うデータ出力処理手段と、 前記データ収集処理手段がデータ収集時に、対向プロセ
    ッサに対して前記通し番号生成処理手段で生成された
    「通し番号」を付加して前記データ収集要求を送出し、
    また前記データ収集処理手段でのデータ出力時に、対向
    プロセッサに対して前記通し番号生成処理手段で管理さ
    れた「通し番号」を付加して前記データ出力要求を送出
    する送出手段と、 対向プロセッサからのデータ収集要求及びデータ出力要
    求の受信時に、前記データ収集処理手段及び前記データ
    出力処理手段にデータ収集及び出力を行わせる受信手段
    と、 を第1及び第2プロセッサに具備しことを特徴とする
    プロセッサ間データ収集システム。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2メモリにセーブされる
    データが可変長の場合、「通し番号」をセーブアドレス
    とする管理テーブルを用い、該管理テーブルのアドレス
    に対応する「通し番号」のデータをセーブすることを特
    徴とする請求項1記載のプロセッサ間データ収集システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2メモリにセーブされる
    データが固定長の場合、該第1及び第2メモリの記憶領
    域を一定量の記憶容量に分割し、この分割された1つの
    記憶容量に「通し番号」を乗算して得られる値をセーブ
    アドレスとしてデータのセーブを行うことを特徴とする
    請求項1記載のプロセッサ間データ収集システム。
  4. 【請求項4】 前記データ収集処理手段が、外部の入力
    装置からのデータ出力要求の受信時に、前記通し番号生
    成処理手段を動作させて現在まで使用している「通し番
    号」を取得し、この「通し番号」を用いて前記第1及び
    第2メモリの何れかよりデータを取り出し、このデータ
    を、前記データ出力処理手段の起動制御を行うことによ
    り前記外部装置へ出力すると共に、対向プロセッサに対
    して「通し番号」を付加してデータ出力要求を行うこと
    を特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプロセッサ
    間データ収集システム。
  5. 【請求項5】 前記データ収集処理手段が、対向プロセ
    ッサからの前記データ出力要求の受信時に、該データ出
    力要求に付加された「通し番号」を用いて前記第1及び
    第2メモリの何れかより収集データを取り出し、このデ
    ータを、前記データ出力処理手段の起動制御を行うこと
    により前記外部装置へ出力することを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載のプロセッサ間データ収集システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記データ収集処理手段が、データ収集
    時に、前記第2メモリ又は前記第1メモリが一杯の場
    合、前記データ出力処理手段を動作させ、収集データを
    前記外部装置へ出力し、対向プロセッサに対して「通し
    番号」を付加して前記データ収集要求を行うことを特徴
    とする請求項1〜5の何れかに記載のプロセッサ間デー
    タ収集システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE40747E1 (en) 1995-02-03 2009-06-16 Ruy Tchao Chemotaxis assay procedure

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USRE40747E1 (en) 1995-02-03 2009-06-16 Ruy Tchao Chemotaxis assay procedure

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