JP3500920B2 - 現像剤搬送部材および現像装置 - Google Patents

現像剤搬送部材および現像装置

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JP3500920B2 JP21155297A JP21155297A JP3500920B2 JP 3500920 B2 JP3500920 B2 JP 3500920B2 JP 21155297 A JP21155297 A JP 21155297A JP 21155297 A JP21155297 A JP 21155297A JP 3500920 B2 JP3500920 B2 JP 3500920B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
レーザープリンタ等の画像形成装置において、像担持体
上に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像装置
に関し、特に、軸回りに回転して現像剤を軸回りに攪拌
しながら搬送する現像剤搬送部材および前記現像剤搬送
部材を備えた現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリやパーソナルコンピ
ュータの普及に伴い、ディジタル画像を出力する機会が
めざましく普及している。電子写真方式の画像形成装置
に対してもディジタル画像出力の要求が高まり、従来の
アナログ画像形成装置にディジタル対応の露光装置を登
載したディジタル化が進んでいる。こうした環境のなか
で、ドキュメントを作成するユーザーからは、少しでも
画質の良い出力画像、すなわち微小な画素でも忠実に再
現する出力画像を望む声が高まっている。
【0003】従来からの電子写真式の画像形成装置に
は、トナーと磁性キャリアからなる2成分現像剤を用い
た現像方式が多く採用されている。この方式で連続的に
画像形成を行うときには、現像装置の現像容器内へ補給
されたトナーは、前記現像容器内の現像剤撹拌領域にお
いて、回転軸と前記回転軸に螺旋状に巻き付けられて固
定された螺旋状回転翼から構成される現像剤搬送部材に
より前記磁性キャリアと混合攪拌された後、前記現像剤
撹拌領域に隣接する現像ロール収容部に収容された現像
ロールへ供給される。前記現像ロールは像担持体上の静
電潜像を現像する現像領域へ前記トナーを搬送し、前記
静電潜像を現像する。ところで、前記微小な画素を忠実
に再現するためには、前記トナーを細かくすることが有
効である。また、トナーを細かくすると、同じ重量のト
ナーでもキャリアの表面を覆う割合が増えるため、キャ
リアの粒径が同じ場合には、トナーの粒径が小さいと、
少ないトナーの体積量でキャリア全表面を被覆するの
で、キャリアに付着して現像領域に搬送されるトナー体
積量が減少する。このため、十分な量のトナーを現像剤
中に保持するには、キャリアも同時に細かくする必要が
ある。
【0004】しかし、トナーとキャリアを細かくした現
像剤では粉体流動性が悪化し、補給されたトナーは、前
記現像剤搬送部材で攪拌、搬送されるときに、前記現像
容器内に収容されている現像剤の上面を浮遊したまま前
記現像剤中へ取り込まれない浮遊トナーが発生し、前記
浮遊トナーが十分キャリアと接触帯電しないままの状態
となって現像ロールへ運ばれる。このため、前記像担持
体上の静電潜像の現像時に地肌よごれ、(すなわち現像
剤の帯電が低下してくると逆極性に帯電されたトナーが
発生し現像時に像担持体上の非画像部にトナーが付着す
る現象)を引き起こす不具合が発生する。前記回転軸と
螺旋状回転翼とから構成される一対の現像剤搬送部材を
有する2成分現像剤の現像装置においては、補給された
トナーをキャリアと十分に接触帯電させるため従来下記
の技術(J01)〜(J04)が知られている。
【0005】(J01)(特開昭56ー70576号公報
記載の技術) この公報記載の技術は、回転円筒部材と前記回転円筒部
材の内周面に固定された螺旋状回転翼とから構成される
一対の現像剤搬送部材が現像容器内に配置されている。
現像容器内へ補給された現像剤は前記回転円筒部材の内
側で攪拌、搬送される。 (J02)(特開昭62ー288873号公報記載の技
術) この公報記載の技術は、現像容器に配置された螺旋状回
転翼(現像剤搬送部材)の上端に規制部材を接触させ、
前記現像剤搬送部材により現像剤の攪拌搬送の際、前記
現像容器内に収容されている現像剤の上面を浮遊してキ
ャリアと十分に接触帯電しない浮遊トナーの移動を規制
する。これによって、トナーがキャリアと十分接触帯電
せずに現像ロールに運ばれるのを防止する。
【0006】(J03)(特開平4ー254879号公報
記載の技術) 図7は特開平4ー254879号公報に記載された現像
剤搬送部材の説明図で、図7Aは同現像剤搬送部材の部
分拡大説明図、図7Bは前記図7AのVIIB−VIIB線
断面図、図7Cは通常の現像剤量が収容された現像容器
内における同現像剤搬送部材の状態を示す説明図、図7
Dは多量の現像剤量が収容された現像容器内における同
現像剤搬送部材の状態を示す説明図である。図7に示さ
れる現像剤搬送部材01は、回転軸02および前記回転
軸02の外周に固定された螺旋状回転翼03から構成さ
れており、軸方向における前記各回転翼03の間の回転
軸02外周面には直径方向に延びて且つ現像剤の搬送方
向Y(図7Aに示す矢印Y方向)と平行な平面を有する
板状攪拌翼04が配置されている。図7Cに示すように
通常の現像剤量のときには回転軸02の回転により前記
板状攪拌翼04も軸回りに回転し、前記現像剤06上面
の浮遊トナー07は板状攪拌翼04によって巻き込まれ
て軸回りに移動し、容器内の現像剤06と撹拌される。
また、図7Dに示すように多量の現像剤量が容器内に収
容されている場合は、前記螺旋状回転翼03が通過した
後の現像剤06の上面に現像剤のくぼみ06aが形成さ
れる。前記浮遊トナー07は前記現像剤のくぼみ06a
に落ち込んで、板状攪拌翼04により現像剤06内に巻
き込まれて、混合される。
【0007】(J04)(特開平9ー26694号公報記
載の技術) 図8は特開平9ー26694号公報に記載された現像剤
搬送部材の説明図で、図8Aは同現像剤搬送部材の部分
拡大説明図、図8Bは前記図8AのVIIIB−VIIIB線
断面図、図8Cは現像剤が収容された現像容器内におけ
る同現像剤搬送部材の状態を示す図である。なお、図8
において前記図7と同一の構成要素には前記図7で使用
した符号を付して、その詳細な説明は省略する。図8に
おいて、螺旋状回転翼03上の数箇所に、コイルスプリ
ング等で構成された弾性部材08が回転軸02と平行に
配置されている。図8Cにおいて、現像剤06を攪拌す
る際、前記弾性部材08が配置された位置において現像
剤06の搬送力が弱められ、現像剤06の盛り上がり部
06bを形成する。前記盛り上がり部06bが、ある大き
さになると崩れ、崩れた現像剤と前記浮遊搬送されるト
ナー07とが混ざり合って、撹拌される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
(前記(J01)の問題点)前記従来技術(J01)の現像
剤搬送部材は、構成が複雑で且つ高価なものになるとい
う点で実際の装置には採用し難いという問題がある。 (前記(J02)の問題点)前記従来技術(J02)では、
やわらかいトナー(分子量が小さいトナー)使用時には
現像剤搬送経路中で、前記螺旋状回転翼の上端と規制部
材とが接触する部分において現像剤の凝集体が形成さ
れ、画像上に点状汚れが発生するという不具合がある。
このため本発明者が使用する比較的やわらかいトナーに
とってはこのましくないという問題がある。
【0009】(前記(J03)の問題点)前記従来技術
(J03)では、現像剤搬送部材01の製法上簡単で且つ
不具合が少ない。しかし、現像容器内に収容される現像
剤のカサ(現像剤量、すなわち現像容器内の現像剤の高
さ)が現像剤搬送部材01の上端の高さ以上になると次
の問題が生じる。すなわち、前記現像剤のカサは現像剤
のトナー濃度によって左右され、トナー濃度が低いとき
にはカサが減りトナー濃度が高いときにはカサが増え
る。前記トナー濃度は画像形成装置の置かれた付近の湿
度環境に左右される。その理由は次のとおりである。一
般に、現像剤は湿度環境が変化するとトナーの帯電量が
変化する。低湿の場合、トナーの帯電量が高くなる。電
子写真方式の画像形成装置においては、トナーの帯電量
が高いと像担持体上の現像されたトナー像の電位が、前
記像担持体上にトナーが少量で付着した状態でバイアス
電圧と釣り合うため画像を形成するトナー量が少なくな
る、すなわち現像したトナー像濃度が低くなる。
【0010】また、高湿になるとトナーの帯電量が低く
なる。トナーの帯電量が低いと像担持体上の現像された
トナー像の電位が、前記像担持体上にトナーが多量に付
着した状態でバイアス電圧と釣り合うため画像を形成す
るトナー量が多くなる、すなわち現像したトナー像濃度
は高くなる。本発明者が検討する画像形成装置において
は、前記像担持体上に画像を形成するトナー量(トナー
像濃度)を湿度環境によらず一定の範囲に制御するた
め、低湿時には現像容器内のトナー濃度が高くなるよう
にトナーを補給し、高湿時には現像容器内のトナー濃度
が低くなるように現像剤を排出するなどの制御している
ので、前記現像剤のカサが湿度環境によって変化する。
【0011】したがって、画像形成装置付近の湿度環境
によって現像剤のカサが変化するため、画像形成装置周
囲の湿度環境の変化によって図7Dに示すように現像剤
06のカサが増加して前記収容された現像剤06の上面
が前記螺旋状回転翼02および板状攪拌部材04の上端
にまで達した状態になると現像剤06による抵抗が増
え、前記板状攪拌部材04による現像剤06の搬送力が
低下し、現像剤の盛り上がり06bが形成される。この
ため、前記板状攪拌部材04の外周部上端側が前記現像
剤の盛り上がり06bの中に埋もれて、浮遊トナー07
は前記現像剤の盛り上がり06bに持ち上げられてしま
い現像剤06内へ巻き込むことができなくなるという問
題がある。
【0012】(前記(J04)の問題点)前記従来技術
(J04)では、現像容器のカバー(上蓋)C(図8Cに
2点鎖線参照)が前記現像剤搬送部材01の上方に近接
する位置にまでせまった小型現像容器では、前記現像容
器内に収容された現像剤06の上面から盛り上がる前記
現像剤06の盛り上がり06b(図8C参照)で前記現
像剤06が前記現像容器のカバーCの内側面に摺擦さ
れ、トナーおよびキャリアの表面に変化が生じ、その結
果、現像剤06の帯電性や転写効率が著しく変化すると
いう問題がある。また、トナーの消費が多い場合は、ト
ナーを供給してから現像領域までの時間は短く且つトナ
ーの帯電量が十分である必要があるが、前記従来技術
(J04)では補給されたトナーが前記現像容器のカバー
の内側面に摺擦される間、現像ロールへ搬送される時間
が遅れるという問題もある。
【0013】本発明者はより効果的な現像剤搬送部材を
得るため以下の実験を行った。従来の現像装置における
現像剤は、体積中心径が50×10-6(m)、密度約
3.5×106(g/m3)のフェライトキャリアと、ス
チレンアクリルを主成分とする体積中心径が9.5×1
-6(m)、密度約1.1×106(g/m3)のトナー
を混合攪拌し、画像形成装置内ではトナーが20(μC
/g)前後の帯電量で使用されるべく調整されるものを
使用していた。本発明者は、体積中心径が35×10-6
(m)、密度約3.5×106(g/m3)のフェライト
コアにコート層(材料:フッ素系樹脂 厚さ:2μm)
を施したキャリアを作成した。前記キャリアと6.5×
10-6(m)の径のトナーと組み合わせた2成分現像剤
(小径の現像剤)を使用し、従来の現像装置、すなわち
浮遊トナーを巻き込む部材を設けない現像剤搬送部材を
有する現像装置で微小な画素を忠実に再現しようと試み
たところ、粉体流動が悪化し、補給されたトナーは、前
記現像剤搬送部材で搬送されるときに現像剤中へ取り込
まれず、キャリアと十分接触帯電しないまま現像ロール
へと運ばれ、静電潜像の現像時に地肌よごれを引き起こ
す不具合が発生した。
【0014】図9は実験のため作成された現像剤搬送部
材の説明図で、図9Aは同現像剤搬送部材の要部拡大説
明図、図9Bは前記図9AのIXB−IXB線断面図であ
る。なお、図9において前記図7と同一の構成要素には
前記図7で使用した符号を付して、その詳細な説明は省
略する。図9において、螺旋状回転翼02の回転翼の外
周部を板状または棒状の攪拌部材09でつなぐように構
成されている。前記小径の現像剤06のカサが少ない場
合には、前記攪拌部材09は浮遊トナーを跳ね上げるの
で、補給トナーが現像剤06上面に浮遊したまま現像ロ
ールに運ばれてしまうことは無い。しかし、回転軸02
の回転方向に前記現像剤06を動かす力が強すぎるの
で、前記回転方向の前記現像剤06を動かす力と比べて
搬送方向の力が弱くなる。したがって、補給トナーのみ
ならず現像剤全体の搬送力(現像器の長手方向(すなわ
ち現像剤の搬送方向)の現像剤の移動速度)が悪化する
問題があった。また、本発明者が用いる前記小径現像剤
を搬送する際、小径現像剤の流動性が悪いために、現像
剤06のカサ(現像剤06の上面)が回転軸02の上端
の高さを越えるあたりから前記攪拌部材09が前記現像
剤06および浮遊トナーをはね上げなくなるので、前記
浮遊トナーを現像剤06と十分に攪拌するという狙いの
効果が得られなくなるという問題がある。
【0015】本発明は前述の事情に鑑み、下記(O01)
の記載内容を課題とする。 (O01)現像容器内の現像剤量が比較的多い状態でも、
新しく補給されて前記現像容器内に収容された現像剤の
上面に浮遊する浮遊トナーと前記収容された現像剤とを
攪拌可能にすること。
【0016】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決し
た本発明を説明するが、本発明の説明において本発明の
構成要素の後に付記したカッコ内の符号は、本発明の構
成要素に対応する後述の実施例の構成要素の符号であ
る。なお、本発明を後述の実施例の構成要素の符号と対
応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするた
めであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではな
い。
【0017】(第1発明) 前記課題を解決するために、本出願の第1発明の現像剤
搬送部材は、下記の要件を備えたことを特徴とする、 (A01)現像剤の搬送方向に延びて搬送方向の軸回りに
回転する回転軸(56)と、前記回転軸(56)の外周
に固定されて前記軸回りに回転する螺旋状回転翼(5
7)と、前記螺旋状回転翼(57)の外周部から前記搬
送方向の上流側に突出して、前記螺旋状回転翼(57)
の回転とともに前記軸回りに前記現像剤を移動させて前
記螺旋状回転翼(57)の外周部上端側で且つ前記上流
側に隣接する現像剤を前記螺旋状回転翼(57)の外周
部上端側から下方の現像剤と混合させる複数の突出部材
(58)とを有する搬送部材(R1+R2)、 (A02)前記突出部材(58)の突出長さが前記螺旋状
回転翼(57)のピッチより短く形成されるとともに、
前記螺旋状回転翼(57)の1ピッチの間に一定間隔で
複数配置された前記突出部材(58)。なお、前記突出
部材(58)は棒状、中空の円筒部材および板状の部材
など種々の形状に変更可能である。
【0018】(第1発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第1発明の現像剤搬送部材では、現像剤の搬送方
向に延びる搬送部材(R1+R2)の回転軸(56)が搬
送方向の軸回りに回転して、前記回転軸(56)の外周
に固定された螺旋状回転翼(57)が前記軸回りに回転
する。前記螺旋状回転翼(57)が回転すると、前記螺
旋状回転翼(57)の外周部から前記搬送方向の上流側
に突出する複数の突出部材(58)が前記螺旋状回転翼
(57)の回転とともに前記軸回りに前記現像剤を移動
させて前記螺旋状回転翼(57)の外周部上端側で且つ
前記上流側に隣接する現像剤を前記現像容器(41)に
収容された前記螺旋状回転翼(57)の外周部上端側か
ら下方の現像剤と混合させる。
【0019】したがって、本出願の第1発明である現像
剤搬送部材(R1+R2)を用いると螺旋状回転翼(5
7)の外周部の突出部材(58)によって前記螺旋状回
転翼(57)の外周部に隣接した位置である現像剤の上
面において浮遊する浮遊トナー(69)と前記収容され
た現像剤(68)とが攪拌される。また、前記搬送部材
(R1+R2)の突出部材(58)の突出長さが前記螺旋
状回転翼(57)のピッチより短く、軸回りに突出部材
(58)が回転しても現像剤との抵抗が小さく、現像剤
量が比較的多い状態でも、軸回りの回転に大きな力を必
要としない。このため、前記搬送部材(R1+R2)の回
転力は低下せず、前記搬送部材(R1+R2)の現像剤の
搬送する力が低下することがない。したがって、現像剤
の搬送する力の低下による現像剤の盛り上がり(68
a)も形成されず、現像剤量が比較的多い状態でも前記
現像剤上面の浮遊トナー(69)を巻き込むことが可能
となるので、前記浮遊トナー(69)を前記螺旋状回転
翼(57)の外周部上端側から下方の現像剤と混合、搬
送することが可能となる。また、前記現像剤の盛り上が
り(68a)が形成されないので前記現像剤の盛り上が
り(68a)が現像剤搬送路の上壁に接触しない。した
がって前記搬送部材(R1+R2)の上方に現像剤搬送路
の上壁が近接する小型の現像剤搬送路にも使用可能であ
る。
【0020】(第2発明) 前記課題を解決するために、本出願の第2発明の現像装
置は、下記の要件を備えたことを特徴とする、 (B01)現像剤を現像領域(Q2)に搬送する現像ロー
ル(R0)、 (B02)前記現像ロール(R0)が収容される現像ロー
ル収容部(42)、前記現像ロール収容部(42)に隣
接して現像ロール(R0)の軸方向に延びる第1現像剤
撹拌領域(43)、および前記第1現像剤撹拌領域(4
3)に隣接して前記現像ロール(R0)と反対側に配置
されて軸方向両端部を除いた部分が仕切壁(45)によ
り前記第1現像剤撹拌領域(43)と仕切られるととも
に軸方向両端部が前記第1現像剤撹拌領域(43)と接
続し且つ前記仕切壁(45)とその仕切壁(45)に沿
って延びる容器外壁との間に形成された第2現像剤撹拌
領域(44)を有し、前記現像剤を収容する現像容器
(41)、 (B03)前記第1現像剤撹拌領域(43)に配置されて
現像剤を現像ロール軸方向に搬送しながら撹拌する第1
搬送部材(R1)、 (B04)前記第2現像剤撹拌領域(44)に配置されて
現像剤を前記第1搬送部材(R1)と逆方向に搬送しな
がら撹拌する第2搬送部材(R2)、 (B05)前記現像剤の搬送方向に延びて搬送方向の軸回
りに回転する回転軸(56)と、前記回転軸(56)の
外周に固定されて前記軸回りに回転する螺旋状回転翼
(57)と、前記螺旋状回転翼(57)の外周部から前
記搬送方向の上流側方向に突出して、前記螺旋状回転翼
(57)の回転とともに前記軸回りに前記現像剤を移動
させて前記螺旋状回転翼(57)の外周部上端側で且つ
前記上流側に隣接する現像剤を前記螺旋状回転翼(5
7)の外周部上端側から下方の現像剤と混合させる複数
の突出部材(58)とを有する前記第1搬送部材(R
1)および前記第2搬送部材(R2)、 (B06)前記突出部材(58)の突出長さが前記螺旋状
回転翼(57)のピッチより短く形成されるとともに、
前記螺旋状回転翼(57)の1ピッチの間に一定間隔で
複数配置された前記突出部材(58)。なお、前記突出
部材(58)は棒状、中空の円筒部材および板状の部材
など種々の形状に変更可能である。
【0021】(第2発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第2発明の現像装置では、現像容器(41)は現
像ロール(R0)を収容する現像ロール収容部(4
2)、前記現像ロール収容部(42)に隣接して現像ロ
ール(R0)の軸方向に延びる第1現像剤攪拌領域(4
3)、および前記第1現像剤攪拌領域(43)に隣接し
て前記現像ロール(R0)と反対側に配置された第2現
像剤攪拌領域(44)を有している。前記第1現像剤攪
拌領域(43)および第2現像剤撹拌領域(44)は前
記軸方向両端部を除いて仕切壁(45)により仕切ら
れ、前記軸方向両端部で接続している。前記第1現像剤
攪拌領域(43)に配置された第1搬送部材(R1)お
よび第2現像剤攪拌領域(44)に配置された第2搬送
部材(R2)は、現像剤を互いに逆方向に搬送しながら
攪拌する。したがって、前記現像剤は第1現像剤撹拌領
域(43)および第2現像剤撹拌領域(44)を循環し
ながら搬送され且つ撹拌される。
【0022】前記搬送され且つ攪拌される際には、前記
現像剤の搬送方向に延びる第1搬送部材(R1)および
第2搬送部材(R2)の回転軸(56)が搬送方向の軸
回りに回転して、前記回転軸(56)の外周に固定され
た螺旋状回転翼(57)が前記軸回りに回転する。前記
螺旋状回転翼(57)が回転すると、前記螺旋状回転翼
(57)の外周部から前記搬送方向の上流側方向に突出
する複数の突出部材(58)が前記螺旋状回転翼(5
7)の回転とともに前記軸回りに前記現像剤を移動させ
て前記螺旋状回転翼(57)の外周部上端側で且つ前記
上流側に隣接する現像剤を前記現像容器(41)に収容
された前記螺旋状回転翼(57)の外周部上端側から下
方の現像剤と混合させる。前記第1現像剤撹拌領域(4
3)を搬送されながら攪拌される現像剤は、前記現像ロ
ール収容部(42)に収容された現像ロール(R0)に
より、前記現像領域(Q2)に搬送される。
【0023】したがって、本出願の第2発明の現像剤装
置は前記螺旋状回転翼(57)の外周部の突出部材(5
8)によって螺旋状回転翼(57)の外周部に隣接した
位置である現像剤の上面において浮遊する浮遊トナー
(69)と前記収容された現像剤(68)とを攪拌する
ことができる。また、前記第1、第2搬送部材(R1,
R2)の突出部材(58)の突出長さが前記螺旋状回転
翼(57)のピッチより短く、軸回りに突出部材(5
8)が回転しても現像剤との抵抗が小さく、現像剤量が
比較的多い状態でも、軸回りの回転に大きな力を必要と
しない。このため、前記第1、第2搬送部材(R1,R
2)の回転力は低下せず、前記第1、第2搬送部材(R
1,R2)の現像剤の搬送する力が低下することがない。
したがって、現像剤の搬送する力の低下による現像剤の
盛り上がり(68a)が形成されず、前記現像剤上面の
浮遊トナー(69)を巻き込むことが可能となるので、
現像剤量が比較的多い状態でも前記浮遊トナー(69)
を前記螺旋状回転翼(57)の外周部上端側から下方の
現像剤と混合、搬送することが可能となる。また、前記
現像剤の盛り上がり(68a)が形成されないので前記
現像剤の盛り上がり(68a)が現像容器(41)の上
壁に接触しない。したがって、前記第1、第2搬送部材
(R1,R2)の上方に現像容器(41)の壁が近接する
小型の現像容器(41)も使用可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の実施の形態1は、前記本出願
の第1発明および第2発明において下記の要件(AB0
1)を備えたことを特徴とする、(AB01)前記螺旋状
回転翼(57)と一体成形された前記突出部材(5
8)。 (実施の形態1の作用)前述の構成を備えた本発明の実
施の形態1では、突出部材(58)は前記螺旋状回転翼
(57)と一体成形される。したがって、前記突出部材
(58)と前記螺旋状回転翼(57)とは別々に製作す
る必要がないので、部品点数が少なくて済み、搬送部材
(R1,R2)の製造コストを低下させることができる。
【0025】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施の形
態の例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例
に限定されるものではない。以後の説明の理解を容易に
するために、図面において互いに直交する矢印X,Y,
Zの方向に直交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印
X方向を前方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を上方
とする。この場合、X方向(前方)と逆向き(−X方
向)は後方、Y方向(左方)と逆向き(−Y方向)は右
方、Z方向(上方)と逆向き(−Z方向)は下方とな
る。また、前方(X方向)及び後方(−X方向)を含め
て前後方向又はX軸方向といい、左方(Y方向)及び右
方(−Y方向)を含めて左右方向又はY軸方向といい、
上方(Z方向)及び下方(−Z方向)を含めて上下方向
又はZ軸方向ということにする。さらに図中、「○」の
中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう
矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは
紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0026】(実施例)図1は本発明の実施例の現像剤
搬送部材および現像装置の実施例を備えた画像形成装置
の全体説明図である。図2は前記図1に示す現像装置の
拡大説明図である。図3は前記図2のIII−III線断面図
である。図4は現像剤排出口に形成された現像剤滞留部
の断面斜視図である。図5は前記現像装置に備えられた
第1、第2搬送部材の説明図で、図5Aは前記搬送部材
の要部拡大図、図5Bは前記図5AのVB−VB線断面
図である。図1において、画像形成装置Uは、上面にプ
ラテンガラス(透明な原稿台)A1を有する画像形成装
置本体としてのデジタル式の複写機U1と、前記プラテ
ンガラスA1上に着脱自在に装着される自動原稿搬送装
置U2とを備えている。前記自動原稿搬送装置U2は、複
写しようとする各種サイズの原稿Gi(i=1,2,
…)が重ねて載置される原稿給紙トレイTRkを有して
いる。原稿給紙トレイTRkに載置された原稿はプラテ
ンガラスA1上の複写位置に搬送され、複写済みの原稿
Giは原稿排紙トレイTRhに排出されるように構成され
ている。
【0027】前記複写機U1は、UI(ユーザインタフ
ェース)と、前記プラテンガラスA1の下方に順次配置
された画像読取部としてのイメージインプットターミナ
ルIIT(以下、IIT)および画像記録用作動部とし
てのイメージアウトプットターミナルIOT(以下、I
OT)と、前記IITおよびIOT間に設けられたIP
S(イメージプロセッシングシステム)とを有してい
る。
【0028】前記UIは、ユーザがコピースタート等の
作動指令信号を入力操作する部分であり、表示部、コピ
ースタートボタン、コピー設定枚数入力キー等を有して
いる。前記UIの表示部には画像形成装置Uの現在の設
定状態に関する情報の表示等が行われるようになってい
る。複写機本体U1上面の透明なプラテンガラスA1の
下方に配置された原稿読取装置としてのIITは、プラ
テンレジ位置(OPT位置)に配置された露光系レジセ
ンサ(プラテンレジセンサ)Sp、および画像書込装置
としての露光光学系1を有している。この露光光学系1
は、移動可能なランプユニット2を有しており、このラ
ンプユニット2は、原稿照明用のランプ3と第1ミラー
4とが一体化されて構成されている。また、前記露光光
学系1は、前記ランプユニット2の移動速度の1/2の
速度で移動する移動ミラーユニット5を有している。こ
の移動ミラーユニット5は、第2ミラー6および第3ミ
ラー7から構成されている。
【0029】そして、前記ランプユニット2が原稿に対
して平行に図1中左右方向に移動し、前記移動ミラーユ
ニット5が前記ランプユニット2の移動速度の1/2の
速度で1/2の距離だけ移動すると、原稿Giとレンズ
8との間の距離は一定に保たれるので、その間、前記ラ
ンプ3によって照明された原稿Giの反射光は、前記露
光光学系1を通ってCCD(固体撮像素子)上に収束さ
れるように構成されている。前記CCDは、その撮像面
上に収束された原稿反射光を電気信号に変換する機能を
有している。
【0030】また、IPSは、前記IITのCCDで得
られる読取画像のアナログ電気信号のゲインを調節して
デジタル信号に変換し、シェーディング補正等を行って
出力する画像読取データ出力手段11を有している。ま
た、IPSは、前記画像読取データ出力手段11の出力
する画像読取データが入力される書込画像データ出力手
段12を有しており、書込画像データ出力手段12は画
像データを一時的に記憶する画像メモリ13を有してい
る。書込画像データ出力手段12は、入力された前記画
像読取データに濃度補正、拡大縮小補正等のデータ処理
を施して、書込用画像データ(レーザ駆動データ)とし
てIOTに出力する機能を有している。
【0031】前記IPSの書込画像データ出力手段12
が出力する画像書込データ(レーザ駆動データ)が入力
されるIOTのレーザ駆動信号出力装置14は、入力さ
れた画像データに応じたレーザ駆動信号をROS(光書
込走査装置、すなわち、潜像形成装置)に出力する。前
記ROSは、入力された前記レーザ駆動信号により変調
されたレーザビームLにより、回転する像担持体16表
面の静電潜像書込位置Q1を走査する。前記像担持体1
6周囲にはその回転方向に沿って、前記潜像書込位置Q
1の上流側に帯電用チャージャ17が配置されており、
前記潜像書込位置Q1の下流側には順次、現像位置Q2に
現像装置Dが配置され、転写位置Q3に転写器19が配
置され、さらにその下流側にクリーナユニット20が配
置されている。なお、前記現像位置Q2および転写位置
Q3の間には、像担持体16上に形成された小さな面積
のトナー像(すなわち、パッチ)の濃度を検出するトナ
ー像濃度センサSNdが配置されている。
【0032】また、前記複写機本体U1には、下方に向
かって順次、画像記録用のシートを収容する第1給紙ト
レイT1、第2給紙トレイT2、両面複写時等に使用する
一時ストック用の中間トレイT0、第3給紙トレイT3、
第4給紙トレイT4、大量シートを収容する第5給紙ト
レイT5が着脱自在に収納されている。中間トレイT0は
両面コピーまたは多重コピー等の際に1回目のコピーが
行われた記録シート(以下シート)Sを循環させて前記
転写位置Q3に再送する時に使用される中間トレイであ
る。
【0033】前記第1給紙トレイT1の右側上方位置に
は手差トレイ21が設けられている。手差トレイ21お
よび前記各給紙トレイT1〜T5から送り出された各シー
トは、第1シート搬送路22を通って前記転写位置Q3
に搬送されるようになっている。第1シート搬送路22
を搬送されるシートは、シートレジセンサSNyによって
検出される。前記第1シート搬送路22の終端には、前
記転写位置Q3のシート搬送方向上流側に、搬送されて
来たシートSを一旦停止させてから、前記転写位置Q3
に搬入するためのレジゲート23およびレジロール24
が配置されている。転写位置Q3に配置された前記転写
器19は、転写位置Q3を通過するシートSに像担持体
16表面のトナー像を転写する。前記転写位置Q3を通
過した像担持体16表面は、表面に残留したトナーが前
記クリーナユニット20により回収された後、再び、前
記帯電器17により一様に帯電されるようになってい
る。
【0034】前記転写位置Q3でトナー像を転写された
シートSは、シート排出トレイTRに接続する第2シー
ト搬送路25の搬送ベルト26を通って定着位置Q4に
搬送される。定着位置Q4には加熱ロール27および加
圧ロール28から構成される一対の定着ロール27,2
8を有する定着装置Fが配置されており、定着位置Q4
を通過するシートS上の未定着トナー像を加熱加圧によ
り定着するように構成されている。前記定着ロール27
内部には定着用ヒータ27hが内蔵されている。なお、
加熱ロール27表面温度は定着温度センサSNtにより
検出されており、また、定着装置Fの直後には定着装置
排出センサSNfが配置されている。前記第2シート搬
送路25には、前記定着位置Q4の下流側のシート排出
トレイTRにシートSを排出するための排出ローラ29
が設けられている。
【0035】前記第2シート搬送路25には前記排出ロ
ーラ29の上流側に切替ゲート31が配置されている。
切替ゲート31は、前記第2シート搬送路25上のシー
トSの搬送方向をシート循環路32または前記シート排
出トレイTRの方向に切り替える際に使用される。シー
ト循環路32は、切替ゲート33を介してシート反転路
34および前記中間トレイT0に接続されている。前記
切替ゲート33は、両面コピーを行う場合にはシート循
環路32のシートSをシート反転路34に向かわせ、多
重コピーの場合には直接中間トレイT0に向かわせるよ
うになっている。前記シート反転路34に設けられたシ
ート状且つ櫛の歯状のマイラーゲート36は、通過する
シートSが下方に搬送される際には弾性変形によりシー
トSの下方への移動を許し、前記マイラーゲート36を
通過したシートSがスイッチバックして上方に搬送され
る場合には中間トレイT0の方向に誘導するように構成
されている。中間トレイT0に一旦収容されたシートS
は、中間トレイT0から前記第1シート搬送路22によ
り前記転写位置Q3に再搬送されるように構成されてい
る。
【0036】図2において、現像領域Q2において像担
持体16に対向して配置された現像装置Dは、負極帯電
性のトナーおよび正極帯電性の磁性キャリアから成る2
成分現像剤を収容する現像容器41を有している。前記
現像容器41は、現像ロールR0を収容する現像ロール
収容部42、前記現像ロール収容部42に隣接する第1
現像剤攪拌領域である第1の現像剤溜まり43および前
記第1の現像剤溜まり43に隣接する第2現像剤攪拌領
域である第2の現像剤溜まり44を有している。図3に
示すように、前記第1の現像剤溜まり43および第2の
現像剤溜まり44の間にはそれらの両端部以外の部分に
仕切壁45が設けられており、第1の現像剤溜まり43
および第2の現像剤溜まり44はその前後方向(X軸方
向)両端部の接続部Eにおいて接続している。図3にお
いて、前記第1の現像剤溜まり43には第1搬送部材R
1が配置され、前記第2の現像剤溜まり44には第2搬
送部材R2が配置されている。
【0037】また図2に示すように、現像ロール収容部
42内には前記現像ロールR0上の現像剤の層厚を規制
するための層厚規制部材47が配置されている。さら
に、前記第2の現像剤溜まり44の上面には現像剤補給
口48が形成されている。図2〜図4において前記第2
の現像剤溜り44には現像容器41の外側面から外方に
膨出する現像剤滞留部50が設けられている。現像剤滞
留部50は、底面51a、上面51b、前記現像剤溜り4
4の側壁と平行な側壁51c、前記現像剤溜り44を搬
送される現像剤の下流側に配置された上流側端壁51
d、および下流側端壁51eを有する外方突出壁51によ
り形成されている。前記下流側端壁51e(図3、図4
参照)には、前記現像剤溜り44に近い部分に現像剤排
出口52が形成されている。現像剤排出口52から排出
された現像剤が現像剤排出路53を通って現像剤回収容
器54に回収される。
【0038】前記現像剤貯溜部50は、図3に示す前記
第2の現像剤溜まり44の領域で且つ前記仕切壁45に
より前記第1の現像剤溜まり43と仕切られた領域(前
後端の接続部Eを除いた領域)に設けられている。前記
領域は、現像ロールR0の回転により現像剤の表面高さ
が変動する第1の現像剤溜まり43から前記仕切壁45
で仕切られて現像剤の流れが一定方向に限定された領域
であり、且つ現像剤の上面位置が安定した領域である。
なお、前記現像剤滞留部50に、補給された新しい現像
剤が滞留する割合を少なくするため、前記現像剤補給口
48は前記現像剤滞留部50の位置より搬送方向下流側
に形成されている。以上、前記符号42〜53で示され
た要素から、本実施例における現像容器41(42〜5
3)が構成されている。
【0039】図3において、前記第1および第2搬送部
材R1およびR2の軸の後端部(−X側端部)には、互い
に噛み合う被駆動用のギヤG1,G2が固着されている。
また、前記第1搬送部材R1のギヤG1は、前記現像ロー
ルR0の軸の後端部(−X側端部)に装着されたギヤG0
に噛み合っている。そして、図示しない回転駆動装置に
より前記ギヤG0に回転力が伝達されてギヤG0が回転す
ると、ギヤG1,G2も互いに逆方向に回転するように構
成されている。そして、前記ギヤG1,G2と一体的に回
転する前記第1および第2搬送部材R1,R2により、図
3に示すように前記第1および第2の現像剤溜まり43
および44内で現像剤が循環するようになっている。前
記現像ロールR0は、磁石ロールの外側にスリーブを設
けた構成で、従来公知である。現像ロールR0の回転に
伴い、前記第1の現像剤溜り43の現像剤は、前記現像
ロールR0の表面に付着して、前記現像位置Q2に搬送さ
れるようになっている。
【0040】前記第1、第2搬送部材R1、R2は同一の
構成なので前記第2搬送部材R2を代表して説明する。
図5において、本実施例の前記第2搬送部材R2は、直
径a=8mmの回転軸56と、前記回転軸56の外周に
配置された前記回転軸56の外周から高さb=5mm
(外径a+2b=18mm)でピッチc=25mmの螺
旋状回転翼57とを有している。前記第2搬送部材R2
の螺旋状回転翼57の2成分現像剤の搬送方向上流側の
面の外周部には突出部材58が、前記螺旋状回転翼57
と一体成型されている。前記突出部材58は、前記突出
部材58の搬送方向の長さである突出長さd=3mmで
前記回転軸56と直交する方向の断面形状が1.5mm
×1.5mmの正方形の部材であり、前記螺旋状回転翼
57の1ピッチの間に等間隔で4箇所配置されている。
また、前記第1、第2搬送部材R1,R2の回転数は18
0rpmに設定されている。なお、前記第1搬送部材R
1および第2搬送部材R2から本実施例の搬送部材(R1
+R2)が構成される。
【0041】図2において、現像容器41の現像剤補給
口48には現像剤貯蔵容器61に貯蔵されたトナー濃度
の高い2成分現像剤(以下、「高濃度現像剤」という)
が、現像剤搬送オーガ62から補給されるように構成さ
れている。図2、図3において、現像剤搬送オーガ62
を支持するオーガ回転軸63は、現像装置用モータMに
よりクラッチ64を介して回転される。
【0042】図2において、複写機U1の動作の制御を
行うコントローラCが制御する現像装置用モータ駆動回
路66により前記現像装置用モータMが駆動される。前
記現像装置用モータMの駆動中、前記クラッチ64がオ
ンのときは、オーガ回転軸63および現像剤搬送オーガ
62が回転駆動される。このとき前記現像剤搬送オーガ
62により、前記現像剤貯蔵容器61に貯蔵された補給
用の高濃度現像剤が前記現像剤補給口48から現像容器
41内に補給される。この高濃度現像剤の補給は、通常
の使用時には現像容器41内に配置された容器内トナー
濃度センサSNv(図2参照)によって検出される容器内
トナー濃度Tbが基準値Tbo以下のときに行われる。な
お、高濃度現像剤の補給は前記トナー像濃度センサSNd
(図1参照)に検出される現像トナー像濃度が基準値以
下のときにも行われる。また、前記現像装置用モータM
の回転はクラッチ67を介して前記ギヤG0に伝達され
るように構成されている。
【0043】(実施例の作用)図1において、像担持体
16は、帯電装置17によりその表面を負極性に一様に
帯電される。次にROSにより、露光され、像担持体1
6の表面には静電潜像が形成される。現像装置Dの前記
現像容器41内の第1、第2の現像剤溜り43、44に
収容された第1、第2搬送部材R1、R2は、互いに相反
する方向に回転し、現像剤補給口48から補給される高
濃度現像剤を攪拌、搬送するとともに、トナーとキャリ
アとの混合作用によって摩擦帯電がなされた均質な2成
分の現像剤とする。
【0044】図6は本発明の実施例の現像装置に備えら
れた第1、第2搬送部材の作用説明図である。図6にお
いて、現像剤68のカサ(前記現像容器41内に収容さ
れた現像剤の量であり前記収容された現像剤の上面高
さ)が第1、第2搬送部材R1,R2の上端の位置にまで
きた場合、前記螺旋状回転翼が通過した後の現像剤溜ま
り43,44の現像剤68に現像剤のくぼみ68aが形
成される。前記現像剤のくぼみ68aには、前記現像容
器41内に補給されて前記現像剤68の上面を浮遊する
浮遊トナー69が落ち込む。現像剤のくぼみ68aに落
ち込んだ前記浮遊トナー69は、突出部材58により前
記現像剤溜まり43、44の現像剤内に巻き込まれて、
混合される。この均一に混合された2成分現像剤は現像
ロールR0周面上に層状に付着される。現像ロールR0の
表面の現像剤は、前記層厚規制部材47により均一な層
に形成される。前記現像ロールR0の表面に形成された
均一な現像剤層は、現像領域Q2において像担持体16
上の静電潜像をトナー像に現像する。
【0045】トナー像が転写される記録シートあるいは
透明な転写材等のシートSは、給紙トレイT0〜T5か
ら、取り出されて搬送され、レジゲート23で一旦停止
させられた後、レジロール24により所定のタイミング
で像担持体16と転写器19の間の転写位置Q3へと搬
送される。転写位置Q3において、像担持体16上のト
ナー像は、転写器19によりシートS上に転写される。
そして、トナー像が転写されたシートSは定着装置F
で、加熱定着されて、シート排出トレイTRに排出され
る。トナー像の転写を終えた前記像担持体16は、その
後、クリーナユニット20により表面に残ったトナーが
かき取られる。
【0046】前述のような複写動作が繰り返されると、
前記図2の現像装置Dの現像容器41内に収納されてい
る現像剤中のトナーは徐々に消費され、キャリアに対す
るトナーの比率、すなわちトナー濃度が低下していく。
このトナー濃度の変化は、現像容器41に設けられた容
器内トナー濃度センサSNvにより検出される。前記容器
内トナー濃度Tbが現像に必要な適正範囲以下になる
と、前記コントローラCは、前記クラッチ64をオンに
して現像剤搬送オーガ62を駆動し、現像剤貯蔵容器6
1内の高濃度現像剤を現像剤補給口48から、現像容器
41内に補給する。
【0047】一方、現像容器41内の現像剤中のキャリ
アは、現像動作により消費されることはなく、現像容器
41内でのトナーといっしょに攪拌されたり、現像ロー
ルR0のマグネットローラの磁力の影響、ならびに、像
担持体16およびトナーとの接触などの影響により、キ
ャリア表面へのトナー粘着ということが生じて徐々に表
面等が汚染されて、劣化していく。このようにキャリア
が劣化していくと、現像剤帯電性能が低下し、トナーに
所定の帯電量を付与し得なくなり、画質の低下を生じる
こととなる。図2、図3において、前記第1、第2の現
像剤溜り43、44を循環する現像剤は、現像剤溜り4
4側壁に形成された外方突出壁51により形成された現
像剤滞留部50に滞留する。現像剤滞留部50に滞留し
ている現像剤であって、前記現像剤溜り44に近い部分
の現像剤は、現像剤溜りを搬送される現像剤に引きずら
れて移動する。この現像剤は、前記下流側端壁51eの
前記現像剤溜り44に近い部分に形成された現像剤排出
口52から現像剤排出路53に排出される。排出された
現像剤は現像剤回収容器54に回収される。
【0048】前記本発明の実施例の現像装置は、小粒径
のトナーおよびキャリアからなる流動性の悪い小径現像
剤を用いた場合でも、前記螺旋状回転翼57の外周縁か
ら軸方向に延びる突出部材58が軸回りに回転して前記
浮遊するトナーを巻き込むので、前記補給トナーが現像
領域Q2に搬送されるまでの間で十分な帯電量が得られ
る。また、前記第1、第2搬送部材R1,R2の突出部材
58の突出長さが前記螺旋状回転翼57のピッチより短
く、軸回りに突出部材58が回転しても現像剤との抵抗
が小さく、前記第1、第2搬送部材R1,R2の回転力が
小さくならない。このため、前記第1、第2搬送部材R
1,R2の現像剤の搬送する力が低下することがない。し
たがって、現像剤の搬送する力が低下による現像剤の盛
り上がり68aもできないため、前記第1、第2搬送部
材R1、R2の上方近くに現像容器41の上蓋の壁がせま
る小型の現像容器を使用した場合でも、現像剤が前記上
蓋との間で摺擦されることがないので、トナーおよびキ
ャリアの表面変化による帯電性や転写効率の変化は生じ
ない。
【0049】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)本発明の現像剤搬送部材は従来公知の種々の現
像容器内または前記現像容器内に補給する現像剤を貯蔵
する現像剤貯蔵容器内の現像剤搬送部材や、前記現像剤
貯蔵容器に現像剤を搬送する現像剤搬送部材等にも適用
可能である。 (H02)本発明は、デジタル複写機以外に、アナログ複
写機、プリンタ、ファクシミリ等に適用することが可能
である。 (H03)前記実施例において現像剤貯蔵容器をトナー濃
度の高い高濃度現像剤を収容した1個の現像剤貯蔵容器
61により構成する代わりに、トナー貯蔵容器およびキ
ャリア貯蔵容器の2つの貯蔵容器により構成することが
可能である。また、前記現像剤貯蔵容器をトナー濃度の
高い高濃度現像剤を貯蔵した容器とトナー貯蔵容器の2
個の容器により構成することが可能である。 (H04)本発明の実施例に備えられた第1、第2搬送部
材R1、R2の突出部材58の形状は、細長い板状、中空
の円筒部材など種々の形状に変更可能である。 (H05)本発明の実施例に備えられた第1、第2搬送部
材R1、R2の突出部材58の数は、コストや製法にこだ
わらなければ螺旋状回転翼の1ピッチの間に2箇所以上
設けることが可能である。
【0050】
【発明の効果】前述の本発明の現像剤搬送部材および現
像装置は、下記の効果を奏することができる。 (E01)現像容器内の現像剤量が比較的多い状態でも、
前記現像容器内に収容された現像剤の上面に浮遊する浮
遊トナーが前記収容された現像剤中に取り込まれて前記
収容された現像剤と攪拌可能な現像剤搬送部材を備えた
現像装置を提供することができる。 (E02)本発明の現像剤搬送部材および現像装置は粒径
の小さな現像剤を使用した場合でも前記収容された現像
剤中に前記浮遊トナーを取り込んで攪拌することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例の現像剤搬送部材およ
び現像装置の実施例を備えた画像形成装置の全体説明図
である。
【図2】 図2は前記図1に示す現像装置の拡大説明図
である。
【図3】 図3は前記図2のIII−III線断面図である。
【図4】 図4は前記図3に示す要部の断面斜視図であ
る。
【図5】 図5は前記現像装置に備えられた第1、第2
搬送部材の説明図で、図5Aは前記搬送部材の要部拡大
図、図5Bは前記図5AのVB−VB線断面図である。
【図6】 図6は本発明の実施例の現像装置に備えられ
た第1、第2搬送部材の作用説明図である。
【図7】 図7は特開平4ー254879号公報に記載
された現像剤搬送部材の説明図で、図7Aは同現像剤搬
送部材の部分拡大説明図、図7Bは前記図7AのVIIB
−VIIB線断面図、図7Cは通常の現像剤量が収容され
た現像容器内における同現像剤搬送部材の状態を示す説
明図、図7Dは多量の現像剤量が収容された現像容器内
における同現像剤搬送部材の状態を示す説明図である。
【図8】 図8は特開平9ー26694号公報に記載さ
れた現像剤搬送部材の説明図で、図8Aは同現像剤搬送
部材の部分拡大説明図、図8Bは前記図8AのVIIIB
−VIIIB線断面図、図8Cは現像剤が収容された現像
容器内における同現像剤搬送部材の状態を示す図であ
る。
【図9】 図9は実験のため作成された現像剤搬送部材
の説明図で、図9Aは同現像剤搬送部材の要部拡大説明
図、図9Bは前記図9AのIXB−IXB線断面図であ
る。
【符号の説明】
Q2…現像領域、R0…現像ロール、R1…第1搬送部
材、R2…第2搬送部材 R1+R2…搬送部材 41…現像容器、42…現像ロール収容部、43…第1
現像剤攪拌領域、44…第2現像剤攪拌領域、45…仕
切壁、56…回転軸、57…螺旋状回転翼、58…突出
部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする現
    像剤搬送部材、 (A01)現像剤の搬送方向に延びて搬送方向の軸回りに
    回転する回転軸と、前記回転軸の外周に固定されて前記
    軸回りに回転する螺旋状回転翼と、前記螺旋状回転翼の
    外周部から前記搬送方向の上流側に突出して、前記螺旋
    状回転翼の回転とともに前記軸回りに前記現像剤を移動
    させて前記螺旋状回転翼の外周部上端側で且つ前記上流
    側に隣接する現像剤を前記螺旋状回転翼の外周部上端側
    から下方の現像剤と混合させる複数の突出部材とを有す
    る搬送部材、 (A02)前記突出部材(58)の突出長さが前記螺旋状
    回転翼(57)のピッチより短く形成されるとともに、
    前記螺旋状回転翼(57)の1ピッチの間に一定間隔で
    複数配置された前記突出部材(58)。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする現
    像装置、 (B01)現像剤を現像領域に搬送する現像ロール、 (B02)前記現像ロールが収容される現像ロール収容
    部、前記現像ロール収容部に隣接して現像ロールの軸方
    向に延びる第1現像剤撹拌領域、および前記第1現像剤
    撹拌領域に隣接して前記現像ロールと反対側に配置され
    て軸方向両端部を除いた部分が仕切壁により前記第1現
    像剤撹拌領域と仕切られるとともに軸方向両端部が前記
    第1現像剤撹拌領域と接続し且つ前記仕切壁とその仕切
    壁に沿って延びる容器外壁との間に形成された第2現像
    剤撹拌領域を有し、前記現像剤を収容する現像容器、 (B03)前記第1現像剤撹拌領域に配置されて現像剤を
    現像ロール軸方向に搬送しながら撹拌する第1搬送部
    材、 (B04)前記第2現像剤撹拌領域に配置されて現像剤を
    前記第1搬送部材と逆方向に搬送しながら撹拌する第2
    搬送部材、 (B05)前記現像剤の搬送方向に延びて搬送方向の軸回
    りに回転する回転軸と、前記回転軸の外周に固定されて
    前記軸回りに回転する螺旋状回転翼と、前記螺旋状回転
    翼の外周部から前記搬送方向の上流側に突出して、前記
    螺旋状回転翼の回転とともに前記軸回りに前記現像剤を
    移動させて前記螺旋状回転翼の外周部上端側で且つ前記
    上流側に隣接する現像剤を前記螺旋状回転翼の外周部上
    端側から下方の現像剤と混合させる複数の突出部材とを
    有する前記第1搬送部材および前記第2搬送部材、 (B06)前記突出部材の突出長さが前記螺旋状回転翼の
    ピッチより短く形成されるとともに、前記螺旋状回転翼
    (57)の1ピッチの間に一定間隔で複数配置された前
    記突出部材。
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