JP3500354B2 - 硫化物ガス吸収材および硫化物ガスの除去装置 - Google Patents

硫化物ガス吸収材および硫化物ガスの除去装置

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雅礼 加藤
佐和子 吉川
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  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硫化物ガス吸収材お
よび硫化物ガスの除去装置に係わり、特に炭酸ガスと硫
化物ガスとが含有される混合ガス中から、硫化物ガスだ
けでなく炭酸ガスをも除去する硫化物ガス吸収材および
硫化物ガスの除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス中からの硫化物ガス分離に用いられ
る方法としては、石灰・石膏法の湿式プロセスが知られ
ている。しかしながら、この湿式プロセスは導入ガス温
度の上限が70℃と低く、高温系へのリサイクルを要す
るガスの場合には、熱交換等による冷却工程と昇温工程
とを必要とする為、消費エネルギーが大きく、幅広い利
用が妨げられていた。
【0003】一方、乾式プロセスとしては酸化鉄などを
用いた高温プロセス等が知られている。この方法では、
導入ガスの温度が高くてもそのままで処理できる為に、
高温系へのリサイクルの観点から有益である。しかしな
がら、前期酸化鉄は炭酸ガスとまったく反応しない為
に、硫化物ガスと炭酸ガスとの2種類のガスを除去しよ
うとするにはそれぞれ独立した吸収材及び反応容器を具
備しなければならないという問題がある。
【0004】炭酸ガスと硫化物ガスの2種類のガスを同
時に除去する材料として、特開平11−253738号
公報にリチウムジルコネート吸収材が開示されている。
当吸収材は、2種類のガスと反応性を有するものの、ガ
ス吸収性能のそのものの低さ、及びそれら2つが同じ温
度領域で同時に反応することに起因する、個々のガスと
の反応場の減少から、効率的にガスの除去ができないと
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するためになされたもので、硫化物ガス及び炭酸ガ
スの効率的な同時除去方法とガス吸収材を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の硫化物ガス吸収
材は、リチウムオルトシリケートからなり、亜硫酸ガス
を炭酸ガスと同時に吸収することを特徴とする。
【0007】本発明の硫化物ガスの除去装置は、硫化物
ガスと炭酸ガスとを少なくとも含有する混合ガスの流路
と、前記流路中の上流側に配置されたリチウムオルトシ
リケートからなる炭酸ガス吸収材と、前記流路中の下流
側に配置されたリチウムジルコネートからなる硫化物ガ
ス吸収材とからなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】リチウムオルトシリケートが、以
下の2点の特性を有することを見出し、本発明にいたっ
た。
【0009】すなわち、まず第1は、リチウムオルトシ
リケートは、炭酸ガスを吸収する温度域において硫化物
ガス(亜硫酸ガス)を同時に吸収することが可能な点で
ある。第2は、リチウムオルトシリケートが炭酸ガス吸
収能が高く、また炭酸ガス吸収能の高い温度域とリチウ
ムジルコネートが高効率で硫化物ガス(COS、H
2S)を吸収する温度域が近い点である。
【0010】本発明の硫化物ガス吸収材は第1の特性に
基づき、本発明の硫化物ガス除去装置は第2の特性に基
づいて為されたものであり、以下により詳細に説明す
る。
【0011】まず、本発明の硫化物ガス吸収材について
説明する。
【0012】本発明の硫化物ガス吸収材は、吸収材の主
成分であるリチウムオルトシリケート(Li4SiO4
は硫化物ガスと反応する。具体的には、硫化水素(H2
S)、硫化カルボニル(COS)、亜硫酸ガス(S
2)それぞれに対し、式(1)、(2)、(3)の様
にガス吸収反応をする。 Li4SiO4+H2S→Li2SiO3+Li2S+H2O (1) Li4SiO4+2COS→2Li2S+SiO2+2CO2 (2) 2Li4SiO4+2SO2+O2→2Li2SO4+2Li2SiO3 (3) さらに、リチウムオルトシリケートは、炭酸ガスと下記
式(4)の様に反応する。 Li4SiO4+CO2→Li2CO4+Li2SiO3 (4) このうち、式(1)、式(2)については、高温側(例
えば共存ガスであるH 2Oの分圧、CO2の分圧がそれぞ
れ0.1atm、0.3atmの場合、800℃を超え
る温度)であるほど特に起こりやすいのに対し、式
(3)、式(4)については、低温側(反応に関わるガ
スの濃度によって異なるが、例えばSO2濃度1ppm
以上、O2濃度10ppmの場合には、式(3)の反応
は約400℃〜約700℃程度で起こりやすく、式
(4)の反応、CO2濃度約1atm以上の場合には、
は約400℃〜約700℃程度)で特に起こりやすい。
【0013】図1に本発明の硫化物ガス吸収材を用いた
硫化物ガス除去装置の模式図を示すが、つまり、例え
ば、流路1中に、大気中に亜硫酸ガスおよび炭酸ガスが
混入した混合ガスが矢印で示す方向に流れる時、この混
合ガスの温度を400℃〜700℃程度に調整すること
で、硫化物ガス吸収材2の式(3)および(4)に示す
反応によって亜硫酸ガスと炭酸ガスを除去することが可
能になり、流路下流側から排出されるガス中の亜硫酸ガ
スと炭酸ガスの濃度を低減することが可能になる。
【0014】次に、本発明の硫化物ガス除去装置につい
て説明する。
【0015】本発明の硫化物ガス除去装置は、前述した
リチウムオルトシリケートの第2の特性、すなわちリチ
ウムオルトシリケートが高い炭酸ガス吸収能を有する特
性と、リチウムジルコネートの硫化物ガスおよび炭酸ガ
スを吸収する特性を利用したものである。
【0016】図2は、本発明の硫化物ガス除去装置の模
式図である。
【0017】図中流路1には、矢印方向に硫化物ガス
(硫化水素(H2S)および硫化カルボニル(COS)
の少なくとも1種)と炭酸ガスとを含有する混合ガスが
400℃〜600℃程度の温度で導入される。流路1中
には、流路1の上流側にリチウムオルトシリケートが配
置された炭酸ガス除去領域2が、流路1の下流側にはリ
チウムジルコネートが配置され、残留炭酸ガスおよび硫
化物ガス除去領域3がある。また、必要に応じ、炭酸ガ
ス除去領域2と硫化物ガス除去領域3との間に、リチウ
ムジルコネートおよびリチウムジルコネートとの混合体
からなる領域4を設けても良い。
【0018】混合ガス中の炭酸ガスは、リチウムオルト
シリケートと前述した式(4)の反応により除去され、
さらに、残留炭酸ガスと硫化物ガスはリチウムジルコネ
ートとの反応により除去される。
【0019】リチウムジルコネートと硫化水素との反応
を式(5)に、リチウムジルコネートと硫化カルボニル
との反応を式(6)に、リチウムジルコネートと炭酸ガ
スとの反応を式(7)に示す。 Li2ZrO3+H2S→Li2S+ZrO2+H2O (5) Li2ZrO3+COS→Li2S+ZrO2+CO2 (6) Li2ZrO3+CO2→Li2CO3+ZrO2 (7) 式(5)、(6)に示す反応は500℃〜700℃を超
える温度域、式(7)に示す反応は400℃〜600℃
の温度域で生じる。
【0020】また、式(5)〜(7)に示す反応は可逆
的なものであり、式(5)、(6)に示す反応の逆反応
は約700℃以上の温度域で、式(7)で示す反応は約
600℃を超える温度で生じる。式式(8)〜(10)
にその逆反応を示す。 Li2S+ZrO2+H2O→Li2ZrO3+H2S (8) Li2S+ZrO2+CO2→Li2ZrO3+COS (9) Li2CO3+ZrO2→Li2ZrO3+CO2 (10) リチウムジルコネートと硫化物ガスあるいは炭酸ガスと
の反応温度と、逆反応の反応温度との境界温度に近づく
にしたがって反応速度は低下する。そのため600℃近
傍の温度域で特に硫化物ガスの吸収効率が高く、また5
00℃近傍の温度域で特に炭酸ガスの吸収効率が高くな
る。したがって、リチウムジルコネートのみを用い、硫
化物ガスの除去効率を考慮して例えば600℃程度で混
合ガスと反応させると、炭酸ガス除去率が低下する。混
合ガス温度を600℃から500℃に低下させること
で、炭酸ガスの除去率は向上するが、このように混合ガ
ス温度を低下させるにしたがって、硫化物ガスの除去効
率が低下してしまう。
【0021】本発明の硫化物ガス除去装置は、リチウム
オルトシリケートが高効率で炭酸ガスを吸収する温度
と、リチウムジルコネートが高効率で硫化物ガスを吸収
する温度とが略同じ温度領域(約600℃)にあること
を利用することで、混合ガス中の炭酸ガスも硫化物ガス
も効率的に除去することができる。
【0022】すなわち、600℃近傍の温度域に調整さ
れた混合ガスを、炭酸ガス吸収材および硫化物ガス吸収
材が配置された流路に導入することで、硫化物ガスと同
時に炭酸ガスを吸収・除去することが可能になる。
【0023】また、本発明の硫化物ガス除去装置におい
ては、リチウムオルトシリケートを流路の上流側に、リ
チウムジルコネートを下流側に配置する。
【0024】これは、リチウムジルコネートは、600
℃近傍の温度においても炭酸ガス吸収反応が生じるた
め、炭酸ガス濃度の高い流路の上流側で使用すると、リ
チウムジルコネートが炭酸ガスとの反応に消費されてし
まい、硫化物ガスの吸収効率が低下するためである。そ
のため、本発明においては、炭酸ガス吸収材を予めリチ
ウムシリケートによって除去し、炭酸ガス濃度の低い混
合ガス中でリチウムジルコネートによって硫化物ガスを
除去することで、流路から排出されるガス中の硫化物ガ
スおよび炭酸ガス濃度を低減させることが可能になる。
【0025】次に、リチウムオルトシリケートおよびリ
チウムジルコネートの製造方法を説明する。
【0026】リチウムジルコネートは、式(10)に示
す前述の逆反応を利用して作製される。 Li2CO3+ZrO2→Li2ZrO3+CO2 (10) すなわち、炭酸リチウムとジルコニアとを600℃を超
える温度、好ましくは700℃以上の温度で加熱する
と、炭酸リチウム中のリチウム元素がジルコニア中を拡
散してリチウムジルコネートが合成される。
【0027】またリチウムオルトシリケートは、式(1
1)に示される反応によって合成される。 2Li2CO3+SiO2→Li4SiO4+2CO2 (11) これも、炭酸リチウムとシリカとを700℃を超える温
度、好ましくは800℃以上の温度で加熱すると、炭酸
リチウム中のリチウム元素がシリカ中を拡散してリチウ
ムオルトシリケートを合成する。
【0028】この時使用されるシリカ、あるいはジルコ
ニアは平均粒径1μm〜10μm程度のものを使用する
ことが好ましい。これは、得られるリチウムジルコネー
トあるいはリチウムシリケートの平均粒径を10μm程
度以下に調整するためである。リチウムジルコネートあ
るいはリチウムシリケートの平均粒径が10μmよりも
大きいと炭酸ガスあるいは硫化物ガスとの接触面積が小
さくなり、これらのガスの吸収効率が低下する。原料と
するシリカあるいはジルコニアの平均粒径が1μmより
も大きいと、合成時の加熱などに粒子成長し、その結果
得られたリチウムジルコネートあるいはリチウムシリケ
ートの粒径が大きくなりすぎる恐れがある。
【0029】また、このようにして合成されたリチウム
シリケートあるいはリチウムジルコニウムは、粉末状の
まま、硫化ガス除去装置内に搭載しても良いが、例え
ば、この粉末をハニカム状の支持体表面に付着させて使
用したり、あるいはこの粉末を圧縮成形するなどした成
形体として使用することも可能である。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0031】(実施例1)出発原料として、Li2CO3
粉末とSiO2粉末を2:1のモル比で秤量し、乾式混
合後、大気中にて800℃で10時間焼成し、リチウム
オルトシリケート(Li4SiO4)からなる炭酸ガス吸
収材を得た。
【0032】また、出発原料としてLi2CO3粉末とZ
rO2粉末を1:1のモル比で秤量し、乾式混合後、大
気中にて800℃で10時間焼成し、リチウムジルコネ
ート(Li2ZrO3)からなる硫化ガス吸収材を得た。
【0033】得られた炭酸ガス吸収材250gを図2に
示すような除去装置の内径5cmの円筒状流路の上流が
わに充填し、また、流路の下流側に得られた硫化物ガス
吸収材を250g充填した。
【0034】硫化物ガス・炭酸ガスの除去性能を調べる
為、表1に示す様な濃度のガスを総量毎分1リットルで
流通させ試験を行った。また同表中には、試験開始1分
後、15分後、30分後における出口でのそれぞれのガ
スの除去率(注)を示した。試験は、温度、ガスの種類及
び濃度を変えて5回実施した。
【0035】注)ガス除去率(%)=(入口ガスの濃度―
出口ガスの濃度)/入口ガスの濃度
【表1】 (比較例1)実施例1と同様にして得られたリチウムジ
ルコネートのみを、実施例1と同じ流路中に500g充
填した。
【0036】これについても、硫化物ガス・炭酸ガスの
除去性能を調べる為、表2に示す様な濃度のガスを総量
毎分1リットルで流通させ試験を行った。また同表中に
は、試験開始1分後、15分後、30分後における出口
でのそれぞれのガスの除去率を示した。試験は、温度、
ガスの種類及び濃度を変えて3回実施した。
【表2】 (実施例2)実施例1と同様にして得られたリチウムオ
ルトシリケートのみを、実施例1と同じ流路中に500
g充填した。
【0037】これについても、硫化物ガス・炭酸ガスの
除去性能を調べる為、表3に示す様な濃度のガスを総量
毎分1リットルで流通させ試験を行った。また同表中に
は、試験開始1分後、15分後、30分後における出口
でのそれぞれのガスの除去率を示した。試験は、温度、
ガスの種類及び濃度を変えて2回実施した。
【表3】 表1乃至3の結果から、リチウムジルコネートのみで硫
化物ガスおよび炭酸ガスを除去すると、硫化物の除去率
は高いものの、炭酸ガスの除去率は低い。これに対し、
リチウムオルトシリケートを炭酸ガス吸収材とし、リチ
ウムジルコネートを硫化物ガス吸収材として使用した除
去装置では、炭酸ガスおよび硫化物ガスの両成分を高い
効率で除去していることが分かる。
【0038】
【発明の効果】本発明の硫化物ガス吸収材、及び硫化物
ガス除去装置によれば、硫化物ガスと同時に、炭酸ガス
を効率よく除去することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の硫化物ガス吸収材を用いた硫化物ガ
ス除去装置の概念図。
【図2】 本発明の硫化物ガス除去装置の概念図。
【符号の説明】
1…流路 2…硫化物ガス吸収材 3…炭酸ガス吸収材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B01D 53/52 B01D 53/34 124Z 53/62 126 53/81 135Z B01J 20/06 (72)発明者 吉川 佐和子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝 研究開発センター内 (72)発明者 越崎 健司 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝 研究開発センター内 (56)参考文献 特開 平11−253738(JP,A) 特開2000−262837(JP,A) 特開2001−232186(JP,A) 特開 昭61−207494(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 20/00 - 20/34 B01D 53/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リチウムオルトシリケートからなり、亜硫
    酸ガスを炭酸ガスと同時に吸収することを特徴とする硫
    化物ガス吸収材。
  2. 【請求項2】硫化物ガスと炭酸ガスとを少なくとも含有
    する混合ガスの流路と、前記流路中の上流側に配置され
    たリチウムオルトシリケートからなる炭酸ガス吸収材
    と、前記流路中の下流側に配置されたリチウムジルコネ
    ートからなる硫化物ガス吸収材とからなることを特徴と
    する硫化物ガスの除去装置。
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WO2024048577A1 (ja) * 2022-09-01 2024-03-07 日本碍子株式会社 酸性ガス吸着装置

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