JP3499820B2 - 排煙装置 - Google Patents

排煙装置

Info

Publication number
JP3499820B2
JP3499820B2 JP2000342457A JP2000342457A JP3499820B2 JP 3499820 B2 JP3499820 B2 JP 3499820B2 JP 2000342457 A JP2000342457 A JP 2000342457A JP 2000342457 A JP2000342457 A JP 2000342457A JP 3499820 B2 JP3499820 B2 JP 3499820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage tank
duct
adsorption
smoke
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000342457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002156138A (ja
Inventor
孟育 李
Original Assignee
孟育 李
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 孟育 李 filed Critical 孟育 李
Priority to JP2000342457A priority Critical patent/JP3499820B2/ja
Priority to CNB011187190A priority patent/CN1175212C/zh
Priority to EP01119911A priority patent/EP1205714A3/en
Publication of JP2002156138A publication Critical patent/JP2002156138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3499820B2 publication Critical patent/JP3499820B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/20Removing cooking fumes
    • F24C15/2042Devices for removing cooking fumes structurally associated with a cooking range e.g. downdraft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D47/00Separating dispersed particles from gases, air or vapours by liquid as separating agent
    • B01D47/06Spray cleaning

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品等の加熱調理
に際して発生する油煙や臭気等を伴った空気を吸引し
て、例えば屋外等に排出する排煙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲食店内や家庭のキッチン、又は
ダイニングルーム等でロースターや焜炉を使用した焼肉
等の加熱調理を行う場合、この調理に際して発生した油
煙や臭気等が店内や室内に充満して、店内や室内の壁や
カーテン等の装飾品を汚し、また、室内にいる者の衣類
や頭髪等に付着する等して人に不快感を与えていた。
【0003】このような室内における油煙や臭気の充満
を防止するために、店内や室内の適当な箇所に換気設備
を設置して、室内の空気を換気し、又は、調理器本体と
排気装置とをダクト等で連通した排気装置により油煙や
臭気を吸引して屋外へ強制排出したり、調理器に直接集
塵装置を設置し、排気中の油煙や臭気等を除去してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の排
煙装置にあっては、以下の問題点があった。
【0005】例えば、ダクトにより油煙や臭気を排出す
る方法にあっては、ロースターに設置された個々の換気
口をダクトに接続し、排気を屋外まで導くための複雑な
設備が必要で、この設備の設置費用が高くなるという問
題点があった。
【0006】また、ダクト内部には冷却により水や油が
溜まり、腐食が生じることに加えて、溜まった油に引火
して火災が発生する原因となることがあり安全性に欠け
ていた。
【0007】さらに、排気装置である排気ファンには、
排気中に含まれる油が付着するため頻繁に掃除を行う必
要があり、これを行わない場合にはこの排気ファンに付
着した油がファンの回転に伴って飛散し、あるいは油の
粘性により回転速度が極度に低下する等、換気設備とし
ての機能を果たさない等の問題があった。
【0008】さらに、調理器本体に直接集塵設備を取り
付けた排煙機能付きの調理器にあっては、十分な排煙の
除去効果を得ることができず、また、このように完全に
排煙が除去されていない熱風を店内や室内に排出するた
めに、排煙により生じる前述の問題等を完全に解決する
ものではない。
【0009】また、調理器に直接排煙設備を設けた場合
には、調理器の交換等に際して排煙設備についても交換
等する必要があり煩雑であるばかりか、分解、修理、掃
除等のメンテナンスが困難である等の問題点を有する。
【0010】そこで、本発明は上記従来技術における欠
点を解消するためになされたものであり、調理の際に発
生した油煙や臭気等を含む空気を、これらの除去された
清浄な空気として排気することができると共に、内部に
形成されたダクトやファン等が油膜等により汚れ難く、
かつ、分解等による掃除が容易な排煙装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の排煙装置1は、吸気孔12に連通すると共
に、空気中の油煙や臭気等を吸着する液体状の吸着媒体
(例えば水)を噴して前記吸着媒体の膜(ウォータスク
リーン)を形成射する噴射ノズル74,74の設けられ
た吸着室11と、前記吸着室11の下方において前記吸
着室11に連通され、前記噴射ノズル74,74より噴
射された吸着媒体を貯溜すると共に、前記吸着室11を
通過した空気が導入される貯溜タンク40(40a,4
0b)とを設け、前記吸着室11と前記貯溜タンク40
(40a,40b)間を、前記吸着媒体の膜を形成可能
な大きさの小孔多数形成されたスクリーン15により
仕切ると共に、排気ファン90に接続されて前記貯溜タ
ンク40(40a,40b)内の空気を排出する排気ダ
クト30を、前記貯溜タンク40(40a,40b)内
の液面上に位置して開口したことを特徴とする(請求項
1)。
【0012】前述の構成の排煙装置1において、前記吸
着室11の下端を延長して前記貯溜タンク40(40
a,40b)の上面42に至る連結室60を形成し、こ
の連結室60内を複数の垂直部31b,31bと、該垂
直部31b,31bの上端間を連結する天板部31aと
から成る仕切板31により画成し、該仕切板31により
囲まれた空間を前記排気ダクト30と成すと共に、前記
連結室60内の他の部分により前記吸着室11と前記貯
溜タンク40(40a,40b)間を連通する連通ダク
ト20を形成することができる(請求項2)。
【0013】前述のように形成された排気ダクト30と
連通ダクト20を備える排煙装置1にあっては、前述の
仕切板31の天板部31aを、前記連通ダクト20に向
けて下方に傾斜させた構成とすれば好適である(請求項
3)。
【0014】また、前記仕切板31の垂直部31bを下
方に延長して前記貯溜タンク40(40a,40b)内
に突出させることとすれば好適である(請求項4)。
【0015】さらに、前記仕切板31の天板部31a上
に、前記連通ダクト20に向けて下方に傾斜する、図示
せざる樋を設け、この樋により液体状の吸着媒体を案内
するよう構成しても良い(請求項5)。
【0016】また、前述の構成の排煙装置1は、前記吸
着室11を画成する吸着ユニット10、前記貯溜タンク
40(40a,40b)、前記吸着室11と前記貯溜タ
ンク40(40a,40b)間を連通する連通ダクト2
0及び前記排気ダクト30をそれぞれに分解可能な独立
した部材として形成すれば好適である(請求項6)。
【0017】前述のように、各部を独立した部品として
形成する場合には、例えば前記連通ダクト20を、前記
吸着ユニット10の配置高さに応じて長さの異なる複数
種類から選択して取り付けて本発明の排煙装置1を形成
しても良い(請求項7)。
【0018】また、これらの各部品の組合せにより、前
記吸着ユニット10a,10bを、上下方向に複数配置
しても良い(請求項8)。
【0019】さらに、前記連通ダクト20を、多数の小
孔が形成されたスクリーン25にて上下に仕切り(請求
項9)、好ましくは、前記連通ダクト20を仕切る前記
スクリーン25の上方において、前記連通ダクト20内
に液体状の吸着媒体を噴射する噴射ノズル75を更に設
けることもできる(請求項10)。
【0020】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら以下説明する。
【0021】〔実施形態1〕本発明の排煙装置1の一実
施形態を図1〜図3を参照して説明する。
【0022】図1において1は本発明の排煙装置であ
り、この排煙装置1は吸着ユニット10と、この吸着ユ
ニット10の下方に位置する貯溜タンク40、前記吸着
ユニット10内に形成された吸着室11と、前記貯溜タ
ンク40内を連通する連通ダクト20、及び前記貯溜タ
ンク40内の空気を例えば屋外に排出する排気ファン9
0に連通された排気ダクト30、及び前記貯溜タンク4
0内に貯溜された液体状の吸着媒体を汲み上げて前述の
吸着室11内に配置された噴射ノズル74,74・・・
に供給する揚水ポンプ50及び導管72を備えている。
【0023】吸着ユニット 前述の吸着ユニット10は、吸気孔12を介して内部に
油煙や臭気を含む空気が導入される吸着室11を画成
し、この吸着室11内に水を噴射する噴射ノズル74を
配置して、該吸着室11内において噴射された噴射水
に、吸入された空気中の油煙や臭気を吸着させてこれら
を除去可能に構成されている。
【0024】この吸着ユニット10内に配置されている
前述の噴射ノズル74は、後述する貯溜タンク40内に
貯溜されている液体状の吸着媒体、本実施形態にあって
は水を噴射するもので、貯溜タンク40内に貯溜された
水を汲み上げる揚水ポンプ50に連通された導管72に
連通している。なお、本実施形態にあっては、この液体
状の吸着媒体を以下「水」として説明するが、本発明の
排煙装置1において使用される液体状の吸着媒体は油煙
や臭気を吸着し得るものであれば水以外の他の液体であ
っても良く、また、排煙装置1内に付着した油等を洗浄
するために、水に界面活性剤等を添加して使用しても良
く、以下に示す実施形態に限定されるものではない。
【0025】本実施形態において、この吸着ユニット1
0は、約50mm程度の厚みを有する薄型の箱状を成し、
その内部に吸着室11が形成され、調理器の配置位置に
対向する一側面の上方約三分の二をパンチングメタルや
金属網より成る開口部13と成し、この開口部13に形
成されている個々の開孔が、吸着室11に連通する吸気
孔12となっている。
【0026】また、前述の吸着ユニット10の吸気孔1
2の形成されていない位置、図1に示す実施形態にあっ
ては、開口部13の下方において前面板14において覆
われた部分には、後述する揚水ポンプ50に連結された
導管72が、吸着ユニット10内の幅方向に配置されて
おり、この導管72に適宜間隔で噴射ノズル74,74
を取り付けて、吸着室11内で水を噴霧し得るよう構成
されている。
【0027】なお、図1中15は、前述の吸着ユニット
10内に形成された吸着室11の下端を仕切るパンチン
グメタルや金属網等から成るスクリーンである。
【0028】このスクリーン15は、好ましくは噴射ノ
ズル74,74より噴射された噴射水がこのスクリーン
15に形成された開孔ないしは網目を塞ぐ膜を形成し得
る粗さの開孔ないしは網目が形成され、吸着室11から
後述の貯溜タンク40内に空気が移動する際、このスク
リーン15に形成された水膜を通過して空気中に依然と
して残る油煙や臭気等が捕集されて、これらの除去され
た清浄な空気のみが貯溜タンク40内に導入されるよう
構成されている。
【0029】貯溜タンク 以上のように構成された吸着ユニット10の吸着室11
は、その下端を仕切るスクリーン15を介して貯溜タン
クに連通されている。
【0030】この貯溜タンク40は、図1に示す実施形
態にあっては左右別室に形成された2つのタンク40
a,40bを所定の間隔で配置したものとして形成して
いるが、図7及び図8に示すようにこれを分離せずに一
体の貯溜タンク40として形成しても良く、その形状は
図1に示すものに限定されない。なお、貯溜タンク40
を左右二つのタンク40a,40bに分割した図1に示
す実施形態にあっては、この二つのタンク40a,40
bの下端近くを連結管41により連結して貯水された水
が両タンク40a,40b間を流動可能と成し、両タン
ク40a,40bの水位が同一となるよう構成してい
る。なお、図1に示す実施形態にあっては、連結管41
より垂直方向に立設された管より成る水位計44を設け
ることにより、貯溜タンク40内の水位を外部より観察
可能としている。
【0031】この水位計44は、例えば透明なプラスチ
ック製の管等、内部を透視可能な管により形成して管内
の水位を目視可能と成し、また、必要に応じてこの管内
に目印となるフロートを挿入して、このフロートの位置
により水位を確認可能に構成しても良い。
【0032】このように形成された貯溜タンク40の左
右の各タンク40a,40bの上面42には開口43,
43が形成され、この開口43,43を介して油煙や臭
気を吸着した噴射水、及び油煙や臭気の除去された後の
清浄な空気が貯溜タンク40内に導入されると共に、排
気ファン90による吸引により、貯溜タンク40内に導
入された空気を吸引して排出可能としている。
【0033】これは、吸着ユニット10の下端に連通さ
れた後述の連通ダクト20の下端を前記開口43を介し
て貯溜タンク40内に開口させると共に、排気ファン9
0の吸気側に連通された後述の排気ダクト30を前記開
口43を介して貯溜タンク40内で開口させることによ
り達成される。
【0034】連通ダクト及び排気ダクト 図1に示す実施形態にあっては、前述の吸着ユニット1
0と貯溜タンク40(40a,40b)間に、吸着ユニ
ット10の下端を延長する形状の連結室60を形成し、
この連結室60内を仕切板31により区切ることによ
り、仕切板31により囲まれた空間内に貯溜タンク40
(40a,40b)内の空気を排出する排気ダクト30
を形成すると共に、連結室60内のその他の部分におい
て吸着室11と貯溜タンク40(40a,40b)間を
連通する連通ダクト20が形成されている。
【0035】なお、貯溜タンク40を左右2つのタンク
40a,40bに分離して形成して成る場合には、タン
ク40a,40b間に位置する連結室60の下端を底板
32により被蓋して、排気ダクト30が貯溜タンク40
においてのみ開口するよう構成されている。
【0036】本実施形態にあっては、垂直方向に配置さ
れた垂直部31b,31bと、この垂直部31b,31
bの上端間を連結する、中央を頂点と成す傾斜形状の天
板部31aとから成る仕切板31で連結室60内を区切
り、この仕切板31により囲まれた空間内を排気ダクト
30と成すと共に、連通室60内のその他の空間により
吸着室11と貯溜タンク40(40a,40b)との間
を連通する連通ダクト20が形成されている。
【0037】なお、この仕切板31の天板部31aは、
例えば垂直部31bの上端と、これと平行を成す連結室
60の側壁61間を連結するものとして形成しても良
く、このように形成された仕切板31により連結室60
内を仕切ることにより、仕切板31と側壁61とにより
仕切られた空間内に排気ダクト30を形成しても良い。
【0038】なお、この仕切板31の天板部31aは、
連結室60内に形成された連通ダクト20に向かって下
方に傾斜されており、スクリーン15を介して落下した
噴射水がこの天板部31a上に落下すると、この天板部
31aの傾斜に案内されて連通ダクト20内に落下する
よう構成されている。
【0039】なお、この天板部31a上には、落下した
噴射水を捕集して連通ダクト20方向に案内する樋を設
けても良く、また、天板部31a自体を例えば幅方向の
断面で半円弧状に湾曲形成された樋状に形成して、天板
部31a上に落下した噴射水がより好適に連通ダクト2
0に向かって案内されるよう構成しても良い。
【0040】本実施形態にあっては、前述のようにして
連結室60内に形成された連通ダクト20は、この連通
ダクト20内を上下に二分する、例えばパンチングメタ
ルや金属網等から成るスクリーン25が設けられてお
り、このスクリーン25により連通ダクト20内を上下
に二分すると共に、この二分された連通ダクト20内の
空間20a,20bのうち、上側、すなわち吸着ユニッ
ト10寄りの空間20a内に、前述の導管72より分岐
された分岐管73を延設し、この分岐管73の下端に噴
射ノズル75を取り付けて水を噴射可能に構成してい
る。
【0041】このように、連結ダクト20内においても
水を噴射する噴射ノズル75を設けると共にスクリーン
25を設けることにより、連通ダクト20内を通過する
際に未だ空気中に混在する油煙や臭気がさらに除去され
て、より清浄な空気のみが貯溜タンク40(40a,4
0b)に導入可能に構成されている。
【0042】前述の仕切板31により区切られた空間内
に形成された排気ダクト30は、貯溜タンク40(40
a,40b)の上方から水面に向かって開口されてお
り、連通ダクト20を介して落下した水滴等を吸入し難
い構成となっている。特に、図1に示す例にあっては、
仕切板31の垂直部31bを貯溜タンク40(40a,
40b)内に突出させて排気ダクト30の下端開口3
3,33と連通ダクトの下端開口間に邪魔板が形成され
ていることから、連通ダクト20を介して落下した水滴
はより排気ダクト30内に吸引され難い構成となってお
いる。
【0043】この排気ダクト30には排気ファン90が
取り付けられており、この排気ファン90の排出側を例
えば屋外に開口する排気管91に連結することにより、
排気ファン90を回転すると排気ダクト30内の空気が
吸引されて、例えば屋外に排出される。
【0044】揚水ポンプ 本発明の排煙装置1は、更に前述の貯溜タンク40(4
0a)内に貯溜された水を前述の吸着室11内に設けら
れた噴射ノズル74,74及び連通ダクト20内に噴射
ノズル75を設けた場合にはこの噴射ノズル75に対し
ても吸着媒体たる水を供給する揚水ポンプ50が設けら
れている。
【0045】この揚水ポンプ50の吸水側は、貯溜タン
ク40、二のタンク40a,40bを備える図1に示す
実施形態にあっては少なくとも一方のタンク40a(又
は40b)内の底部付近において開口する配管に連通す
ると共に、吐出側に前述の噴射ノズル74,74,75
に連通する導管72を連結している。
【0046】図1に示す実施形態にあっては、揚水ポン
プ50の吐出側を二方向に分岐する管継手76を設け、
前述の導管72から分岐された排水管71を設けると共
に、他方を前述の導管72に連通し、排水管71及び導
管72のそれぞれに開閉弁77,78を設けて、この開
閉弁77,78のいずれかを選択的に開閉することによ
り、噴射ノズル74,74,75より水を噴射し、又は
排水管71を介して貯溜タンク40内の水を排出可能に
構成している。
【0047】なお、貯溜タンク40内の水抜きは、揚水
ポンプ50を介せずに直接貯溜タンク40内に連通する
排水管等を別途設け、この排水管に設けられた開閉弁の
開閉により行うよう構成しても良く、その構成は前述の
図1に示す実施形態に限定されるものではない。
【0048】排煙装置の作用以上のように構成された吸
着ユニット10、貯溜タンク40、吸着ユニット10と
貯溜タンク40間を連結する連通ダクト20、排気ファ
ン90に連通された排気ダクト30及び吸着ユニット1
0内に配置された噴射ノズル74に吸着媒体たる水を供
給する揚水ポンプ50を備えた本発明の排煙装置1の作
用について説明すれば、以下の通りである。
【0049】なお、この排煙装置1は、図1に示すよう
に例えばガス焜炉等が載置される調理台80と一体的に
形成しても良く、また、前述の各機器を例えば家屋等の
調理器の配置位置に面する内壁に埋設する等して据え付
けても良い。
【0050】先ず、調理台80に形成された前面扉8
3,83を開放する等して揚水ポンプ50の吐出側に設
けられた開閉弁77,78を操作して排水管71の開閉
弁77を閉じ、導管72側の開閉弁78が開状態と成っ
ていることを確認すると共に、貯溜タンク40内が所定
の水位の範囲内であることを確認する等して、排煙装置
1の始動準備が完了する。
【0051】そして、この状態において、例えば調理台
80の前面に設けられたスイッチ82を操作することに
より、前述の排気ファン90を作動させると共に、揚水
ポンプ50を作動させて、排煙装置1が始動される。
【0052】この揚水ポンプ50による水の汲み上げに
より、吸着ユニット10の吸着室11内において油煙や
臭気等の吸着媒体である水が噴霧されると共に、前述の
排気ファン90の回転により排気ダクト30内が負圧と
なり、これに連通する貯溜タンク40(40a,40
b)、連通ダクト20,20及び吸着室11内が順次負
圧となって、吸着室11に連通する吸気孔12を介して
調理台80上に載置された調理器等の使用により発生し
た油煙や臭気等を含む空気が吸引される。
【0053】吸気孔12を介して吸引された油煙や臭気
を含む空気は、吸着室11内において噴射ノズル74,
74を介して噴射された噴射水の膜内を通過する際に噴
射水と接触してこの空気中に含まれる油煙や臭気等がこ
の水滴に吸着される。
【0054】吸着室11内において噴射された噴射水
は、吸着室11内を下方に落下して吸着室11の下端を
仕切るスクリーン15に付着して、このうちの一部はス
クリーン15に形成された開孔ないしは網目を塞いで水
の膜を形成すると共に、その他の噴射水は、スクリーン
15を通過して落下して、直接、又は仕切板31の天板
部31aを伝って連通ダクト20内に落下して、連通ダ
クト20内を下方に落下する。
【0055】一方、吸着室11内の空気は、排気ファン
90の回転による負圧により連通ダクト20方向に移動
される。このとき、前述のスクリーン15に形成された
開孔ないしは網目を塞ぐ水膜を通過して、この水膜を形
成する水になお空気中に残る油煙や臭気が吸着されて清
浄な空気が連通ダクト20内に導入される。
【0056】図1に示す実施形態にあっては、前述の連
通ダクト20内に、この連通ダクト20を上下に仕切る
スクリーン25を更に設けると共に、このスクリーン2
5により仕切られた上方の空間20a内に導管72より
分岐された分岐管73を延設し、この分岐管73の先端
に噴射ノズル75を設けて連通ダクト20内においても
水の噴射が行えるよう構成されている。
【0057】この場合には、前述の吸着室11及び吸着
室11の下端を画成するスクリーン15を通過して油煙
や臭気の除去された空気が更にこの噴射水中を通過し
て、この空気中に未だ残る油煙や臭気が吸着除去される
と共に、更にスクリーン25を通過する際にスクリーン
の開孔ないしは網目を塞ぐ水膜を通過してこれらが除去
されて、より完全に空気中の油煙や臭気が除去された、
清浄な空気のみが連通ダクト20に連通する貯溜タンク
40(40a,40b)内に導入される。
【0058】また、油分や臭気を吸着した水滴は、貯溜
タンク40(40a,40b)内に落下して貯溜タンク
40(40a,40b)内に溜められる。
【0059】このようにして、貯溜タンク40(40
a,40b)内に導入された清浄な空気は、排気ダクト
30、排気ファン90及び排気管91を介して図示せざ
る屋外等に排出されるが、排気ファン90等と接触する
排出空気は、前述のように吸着室11及び連通ダクト2
0内を通過する際に油分や臭気の除去された清浄な空気
であるため、清浄な空気のみを屋外に排出することがで
きると共に、貯溜タンク40(40a,40b)、排気
ダクト30、排気ファン90及び排気管91等は油分等
に接触することがなく、清潔に維持することができ、掃
除等のメンテナンスの手間を省くことができる。
【0060】以上のようにして、油分や臭気を捕集して
貯溜タンク40(40a,40b)内に溜まった水は、
再度揚水ポンプ50及びこの揚水ポンプ50に連結され
た導管72及び分岐管73を介して噴射ノズル74,7
5から噴射されて吸着媒体として使用され、所定の期間
使用して油分や臭気と結合した水は、清浄な水に交換さ
れる。
【0061】このとき、水により吸着された空気中の油
分は、水よりも軽く、水面近くに浮いているため、タン
ク40aの底部に位置してタンク40a内の水を吸い上
げる揚水ポンプ50、導管72、分岐管73及びノズル
74,75内に油分が付着することがなく、噴射水を循
環させて使用することによってもこれらの目詰まりが生
じない。
【0062】〔実施形態2〕次に、本発明の別の実施形
態を図4〜図6を参照して説明する。
【0063】図1〜図3に示す実施形態にあっては、連
通ダクト20と排気ダクト30は、吸着ユニット10の
下端を延長した形状の連結室60内を仕切板31により
仕切ることによりいずれも連結室60内に形成されてい
たが、図4〜図6に示す実施形態にあっては、前述の連
通ダクト20と排気ダクト30をそれぞれ独立した部材
として形成し、吸着ユニット10、連通ダクト20、排
気ダクト30及び貯溜タンク40(40a,40b)を
それぞれ個々に分解可能に形成して、掃除等のメンテナ
ンスの際の作業性を向上させている。
【0064】本実施形態において、上下に開口する角筒
状の連通ダクト20,20の上端を、吸着ユニット10
の底辺端部寄りに形成された連通口16,16に連結す
ると共に、下端開口を貯溜タンク40(40a,40
b)の上面42,42に形成された開口43,43に連
結し、この二つの連通ダクト20,20の中央に略逆U
字状の排気ダクト30を成す管路を配置すると共に、こ
の排気ダクト30の下端に形成された開口33,33を
連通ダクト20,20に隣接してタンク上面42,42
に形成された開口43,43に連結して、貯溜タンク4
0(40a,40b)に連通ダクト20,20と排気ダ
クト30がいずれも連通するよう構成され、この排気ダ
クト30により左右に分割して配置された、貯溜タンク
40を成す各タンク40a,40bが連通されると共
に、この排気ダクト30の略中央に位置して形成された
吸入口34を排気ファン90の吸い込み側に連通し、排
気ファン90の作動により貯溜タンク40(40a,4
0b)内の空気が排気ダクト30を介して排出されるよ
う構成されている。
【0065】前述の連通ダクト20,20の下端には、
前記排気ダクト30の開口33,33に隣接する一辺に
連続して貯溜タンク40(40a,40b)内下方に向
かって突出された邪魔板26,26が形成されている。
この邪魔板26,26により、排気ファン90による吸
引により排気ダクト30内に空気が吸入される際に、連
通ダクト20,20を通過して落下した水滴が直接排気
ダクト30内に吸入されて排気ファン90等に付着する
ことが防止されている。
【0066】なお、図4にあっては、この邪魔板26,
26を前述のように連通ダクト20,20の下端開口に
連続して形成する例を示しているが、この邪魔板26,
26は、排気ダクト30に形成された開口33,33の
連通ダクト20,20に隣接する一辺に連続するものと
して形成しても良く、また、連通ダクト20,20及び
排気ダクト30とは別個に形成された邪魔板を例えば貯
溜タンク40a,40bの上面42,42内壁に取り付
けても良く、連通ダクト20,20の下端開口と、排気
ダクト30の開口33,33との間に下方に突出された
邪魔板26,26を形成するものであればその構成は図
4に示す例に限定されるものではない。
【0067】以上のように構成された排煙装置1におい
て、排煙装置1全体の作用については、前述の図1〜図
3を参照して説明した排煙装置1と同様である。
【0068】本実施形態の排煙装置1にあっては、連通
ダクト20,20と排気ダクト30がそれぞれ独立した
部材として形成され、また、吸着ユニット10及び貯溜
タンク40(40a,40b)についてもそれぞれ独立
した部材として形成されていることから、掃除やメンテ
ナンスの際の分解や、各部品の交換等の作業が容易であ
ると共に、連通ダクト20,20の長さを変更すること
により、容易に吸着ユニット10の高さ方向における配
置位置を変更することができる。従って、例えば長さの
異なる複数種類の連通ダクト20,20を予め用意して
おくことにより、この中から所望の長さの連通ダクト2
0,20を選択して取り付けることで、本発明の排煙装
置1の設置場所や、使用する調理器の種類等にあわせて
吸着ユニット10の高さ方向における設置位置を容易に
変更することができる等の利点がある。
【0069】また、この連通ダクト20,20の長さを
変更することにより、例えば図9に示すように複数の吸
着ユニット10,10を上下方向に多段に配置して形成
された排煙装置1を容易に形成することもでき、用途に
よってより大きな吸着ユニット10a,10bが必要と
される場合には、共通する部品の組合せにより各種の要
望に対応した排煙装置1を提供することができる。
【0070】なお、図9に示す実施形態にあっては、吸
着ユニット10a,10bの一方10aに連結される連
通ダクト20aを他方の連通ダクト20bに対して略吸
着ユニット10bの高さ分長く形成し、他方の吸着ユニ
ット10b上に位置して前記一方の吸着ユニット10a
を配置しているが、複数の吸着ユニット10a,10b
を使用する場合には、例えば使用する調理器の形状等に
あわせて横方向に並べて配置しても良い。この場合に
は、例えば貯溜タンク40a,40b間の配置間隔を広
くとると共に、両タンク40a,40b間を連結する連
結管41を長く形成しても良く、また、例えば3つのタ
ンクを連結して成る貯溜タンク40としても良く、共通
の部品の各種組合せにより使用場所、用途、その他の各
種の条件に対応した排煙装置1を容易に提供することが
できる。
【0071】〔実施形態3〕更に、本発明の別の実施形
態を図7及び図8を参照しながら以下説明する。
【0072】前述の図1〜図3及び図4〜図6に示す実
施形態にあっては、いずれも貯溜タンク40を二つのタ
ンク40a,40bを連結して形成すると共に、この貯
溜タンク40(40a,40b)と吸着ユニット10と
を連通する連通ダクト20,20を左右に分割して配置
し、その中央に排気ダクト30を配置した例について説
明したが、本実施形態にあっては、前述の貯溜タンク4
0を二室に分割することなく一体のものとして形成し、
この貯溜タンク40の上部中央において一の連通ダクト
20を介して吸着ユニット10を連結し、この連通ダク
ト20の左右に二の排気ダクト30,30を配置してい
る。
【0073】そして、この排気ダクト30,30に形成
された吸入口34,34を排気ファン90に連通し、こ
の二の吸入口34,34を介して貯溜タンク40内の空
気を吸引可能としている。
【0074】また、前述の連通ダクト20の下端であっ
て、吸気ダクト30,30の開口33,33に隣接する
二辺に連続して下方に突出する邪魔板26,26を設
け、この邪魔板26,26により連通ダクト20を介し
て落下した水滴が直接排気ダクト30,30内に吸引さ
れることが防止されている。
【0075】なお、この邪魔板26,26を吸気ダクト
30,30の下端に連続して形成しても良く、また、連
通ダクト20及び排気ダクト30,30とは別個に形成
された邪魔板26,26を貯溜タンク40の上面42内
壁に取り付ける等して形成しても良い点については、前
述の図4〜図6を参照して説明した実施形態における排
煙装置1と同様である。
【0076】〔その他の実施形態〕以上、図1〜図9に
おける排煙装置1は、吸着ユニット10が垂直方向に立
設された形状を成すものとして表されているが、本発明
の排煙装置は、例えば図10及び図11に示すように吸
着ユニット10を調理台80に向けて傾斜させた構成と
しても良く、このように形成することにより調理台80
上に置かれた調理器から上方に上った煙をより捕集し易
い形状となる。
【0077】このように形成する場合、例えば図11に
示すように吸着ユニット10の傾斜角度を固定したもの
とすることもでき、また、図10に示すように吸着ユニ
ット10を所定の位置において回転自在に軸支して、使
用者の操作により吸着ユニット10を所望の角度に可変
とすることもできる。
【0078】なお、図10に示すように吸着ユニット1
0の傾斜角を可変とする場合には、吸着ユニット10内
に形成された吸着室11内で噴射された噴射水が開口部
13に形成された吸気孔12を介して漏出しないようそ
の構成を工夫する。
【0079】例えば、吸着ユニット10が所定の傾斜角
度を超えて傾斜しないよう、その擺動を規制する図示せ
ざるストッパーを設け、又は吸着ユニット10を前述の
噴射ノズル74,74の配置位置の上方において折り曲
げ可能と成すことにより、この傾斜によっては吸着ユニ
ット10内で噴射された噴射水が開口部13を介して外
部に漏出することがないよう構成する。
【0080】
【発明の効果】以上説明した本発明の構成により本発明
の排煙装置にあっては、油煙や臭気の取り除かれた清浄
な空気を排出することができると共に、排煙装置を構成
する排気ダクト、排気ファン等の各部に汚濁が生じ難
く、掃除等のメンテナンスが容易である排煙装置を提供
することができた。
【0081】また、吸着ユニット、連通ダクト、貯溜タ
ンク、排気ダクト等の各部をそれぞれ独立した部品によ
り形成したことにより、掃除や修理、その他のメンテナ
ンスの際の分解、各部品の交換等の作業性が飛躍的に向
上された排煙装置を提供することができた。
【0082】さらに、各部品の組合せにより、近傍に配
置される調理器、設置場所、使用条件、その他の条件に
対応して各部を変更ないしは交換することにより、共通
する部品を使用して組合せを変更することにより用途、
その他の使用目的に適合した排煙装置を容易に提供する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の排煙装置の斜視図。
【図2】 本発明の排煙装置の要部断面斜視図。
【図3】 図2のIII−III線断面図。
【図4】 本発明の別の排煙装置の分解斜視図。
【図5】 図4の排煙装置の組立状態を示す斜視図。
【図6】 図4の排煙装置の右側面透視図。
【図7】 本発明の更に別の排煙装置の分解斜視図。
【図8】 図7の排煙装置の組立状態を示す斜視図。
【図9】 本発明の更に別の排煙装置の正面図。
【図10】 吸着ユニットの配置角度を可変とした排煙
装置の右側面図。
【図11】 吸着ユニットを傾斜して配置した排煙装置
の右側面図。
【符号の説明】
1 排煙装置 10 吸着ユニット 11 吸着室 12 吸気孔 13 開口部 14 前面板 15 スクリーン 16 連通孔 20,20a,20b 連通ダクト 25 スクリーン 26 邪魔板 30 排気ダクト 31 仕切板 31a 天板部(仕切板31の) 31b 垂直部(仕切板31の) 32 底板 33 開口 34 吸入口 40(40a,40b) 貯溜タンク 41 連結管 42 上面(タンク40又は40a,40bの) 43 開口 44 水位計 50 揚水ポンプ 60 連結室 61 側壁 71 排水管 72 導管 73 分岐管 74,75 噴射ノズル 76 管継手 77,78 開閉弁 80 調理台 82 スイッチ 83 前面扉 90 排気ファン 91 排気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B01D 53/77 B01D 53/34 116C F24C 15/20

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気孔に連通すると共に、空気中の油煙
    や臭気等を吸着する液体状の吸着媒体を噴射して前記吸
    着媒体の膜を形成する噴射ノズルの設けられた吸着室
    と、 前記吸着室の下方において前記吸着室に連通され、前記
    噴射ノズルより噴射された吸着媒体を貯溜すると共に、
    前記吸着室を通過した空気が導入される貯溜タンクとを
    設け、前記吸着室と前記貯溜タンク間を、前記吸着媒体
    の膜を形成可能な大きさの小孔多数形成されたスクリ
    ーンにより仕切ると共に、排気ファンに接続されて前記
    貯溜タンク内の空気を排出する排気ダクトを、前記貯溜
    タンク内の液面上に位置して開口したことを特徴とする
    排煙装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着室の下端を延長して前記貯溜タ
    ンク上面に至る連結室を形成し、この連結室内を複数の
    垂直部と、該垂直部の上端間を連結する天板部とから成
    る仕切板により画成し、該仕切板により囲まれた空間を
    前記排気ダクトと成すと共に、前記連結室内の他の部分
    により前記吸着室と前記貯溜タンク間を連通する連通ダ
    クトを形成したことを特徴とする請求項1記載の排煙装
    置。
  3. 【請求項3】 前記仕切板の天板部を、前記連通ダクト
    に向けて下方に傾斜させて成ることを特徴とする請求項
    2記載の排煙装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切板の垂直部を下方に延長して前
    記貯溜タンク内に突出させたことを特徴とする請求項2
    又は3記載の排煙装置。
  5. 【請求項5】 前記仕切板の天板部上に、前記連通ダク
    トに向けて下方に傾斜する樋を設けたことを特徴とする
    請求項2〜4いずれか1項記載の排煙装置。
  6. 【請求項6】 前記吸着室を画成する吸着ユニット、前
    記貯溜タンク、前記吸着室と前記貯溜タンク間を連通す
    る連通ダクト及び前記排気ダクトをそれぞれに分解可能
    な独立した部材として形成したことを特徴とする請求項
    1記載の排煙装置。
  7. 【請求項7】 前記連通ダクトが、前記吸着ユニットの
    配置高さに応じて長さの異なる複数種類から選択されて
    なる請求項6記載の排煙装置。
  8. 【請求項8】 前記吸着ユニットを、上下方向に複数配
    置したことを特徴とする請求項6又は7記載の排煙装
    置。
  9. 【請求項9】 前記連通ダクトを、多数の小孔が形成さ
    れたスクリーンにて上下に仕切ったことを特徴とする請
    求項2〜8いずれか1項記載の排煙装置。
  10. 【請求項10】 前記連通ダクトを仕切るスクリーンの
    上方において、前記連通ダクト内に液体状の吸着媒体を
    噴射する噴射ノズルを更に設けたことを特徴とする請求
    項9記載の排煙装置。
JP2000342457A 2000-11-09 2000-11-09 排煙装置 Expired - Fee Related JP3499820B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000342457A JP3499820B2 (ja) 2000-11-09 2000-11-09 排煙装置
CNB011187190A CN1175212C (zh) 2000-11-09 2001-06-07 部件组合式除油烟机
EP01119911A EP1205714A3 (en) 2000-11-09 2001-08-17 Smoke exhausting device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000342457A JP3499820B2 (ja) 2000-11-09 2000-11-09 排煙装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002156138A JP2002156138A (ja) 2002-05-31
JP3499820B2 true JP3499820B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=18817012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000342457A Expired - Fee Related JP3499820B2 (ja) 2000-11-09 2000-11-09 排煙装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1205714A3 (ja)
JP (1) JP3499820B2 (ja)
CN (1) CN1175212C (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004090425A2 (de) * 2003-04-09 2004-10-21 Boffi S.P.A. Vorrichtung zum absaugen und zuführen von luft für eine kochstelle
CN102705884B (zh) * 2012-06-20 2014-10-01 李国基 全净化抽油烟机
CN109028183B (zh) * 2017-06-09 2019-12-10 青岛海尔智慧厨房电器有限公司 一种集成灶显示器及具有该显示器的集成灶
CN107213734A (zh) * 2017-06-13 2017-09-29 四川建源节能科技有限公司 具有悬浮颗粒物脱除功能的新风机
GB2567183B (en) * 2017-10-05 2021-11-24 Howden Joinery Ltd Kitchen extractor unit
KR102176009B1 (ko) * 2019-04-11 2020-11-09 (주)쿠첸 주방용 후드
CN110159558B (zh) * 2019-06-27 2024-05-07 杭州老板电器股份有限公司 吸风装置及油烟机
CN111750404A (zh) * 2020-08-04 2020-10-09 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 清洁装置、油烟机、灶具和控制方法
CN114608045B (zh) * 2022-03-24 2023-04-07 西安交通大学 一种集成灶的进气风道结构及集成灶
CN116870669B (zh) * 2023-09-06 2023-11-10 山西三强新能源科技有限公司 一种废气处理装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU6147680A (en) * 1980-08-15 1982-02-18 Scott, M.J. Air cleaning apparatus and method
NL1000918C2 (nl) * 1995-08-02 1997-02-04 Cordas V O F Geurverwijderingsinrichting.
US6079407A (en) * 1999-10-08 2000-06-27 Lai; Hung-Chih Ventilator hood for a stove

Also Published As

Publication number Publication date
CN1175212C (zh) 2004-11-10
CN1353276A (zh) 2002-06-12
JP2002156138A (ja) 2002-05-31
EP1205714A3 (en) 2005-07-27
EP1205714A2 (en) 2002-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5359990A (en) Oily smoke treating and exhausting device
JP3499820B2 (ja) 排煙装置
US8012249B2 (en) Range hood with liquid filter
KR101922951B1 (ko) 가습청정장치
KR101533983B1 (ko) 음식 냄새 제거장치
KR101830811B1 (ko) 주방용 세척식 천장 후드
CN101069629A (zh) 洗碟机
CN113217965B (zh) 一种吸油烟机
KR101921428B1 (ko) 주방용 후드 환기 장치
KR100823674B1 (ko) 고기 구이기의 후드 및 탈취장치
US8771408B2 (en) Range hood with liquid filter
US6698419B2 (en) Smoke extracting ventilation system for cooking
CN102439373A (zh) 空调机
KR101830812B1 (ko) 주방용 환기 시스템
CN101995045B (zh) 气与液网逆混合流自动清洗抽油烟机
KR102073631B1 (ko) 증기배출을 유도하는 위생적인 조리실
CN201666605U (zh) 抽油烟机风扇和油脂过滤器的清洗系统
US7197788B2 (en) Range hood cleaning assembly
CN101790664B (zh) 空调
KR101745542B1 (ko) 연기 필터링 장치
KR100372393B1 (ko) 세정기능을 구비한 주방용 환기 시스템
KR20070053399A (ko) 공기 조화 시스템
KR101959310B1 (ko) 가습청정장치
JP2003001042A (ja) 調理焼成等による排気ガスの処理装置
CN2514248Y (zh) 环保型抽油烟机

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees