JP3499158B2 - テープカセットの組立方法およびその装置 - Google Patents
テープカセットの組立方法およびその装置Info
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- JP3499158B2 JP3499158B2 JP17300999A JP17300999A JP3499158B2 JP 3499158 B2 JP3499158 B2 JP 3499158B2 JP 17300999 A JP17300999 A JP 17300999A JP 17300999 A JP17300999 A JP 17300999A JP 3499158 B2 JP3499158 B2 JP 3499158B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVC(Digital
Video Cassette)等の、テープ状媒体を巻装した一対の
テープリールをケース本体内に回転可能に収納してあ
り、テープカセットの不使用時にテープリールの遊動回
転を防止するリールブレーキを備えたテープカセットの
組立方法およびその装置に関するものである。
Video Cassette)等の、テープ状媒体を巻装した一対の
テープリールをケース本体内に回転可能に収納してあ
り、テープカセットの不使用時にテープリールの遊動回
転を防止するリールブレーキを備えたテープカセットの
組立方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のテープカセットでは、テ
ープ状媒体を巻装した一対のテープリールがケース本体
内に回転可能に収容されている。また、テープカセット
の不使用時のテープリールの遊動回転を防止するリール
ブレーキがテープリール側に摺動可能に設けられてい
る。また、リールブレーキは、本体部にヒンジ部を介し
て回動自在に爪部を設けたものであり、リールブレーキ
の爪部がテープリールの外周縁に形成した歯部間に入り
込むことでテープリールをロックする構造となってい
る。
ープ状媒体を巻装した一対のテープリールがケース本体
内に回転可能に収容されている。また、テープカセット
の不使用時のテープリールの遊動回転を防止するリール
ブレーキがテープリール側に摺動可能に設けられてい
る。また、リールブレーキは、本体部にヒンジ部を介し
て回動自在に爪部を設けたものであり、リールブレーキ
の爪部がテープリールの外周縁に形成した歯部間に入り
込むことでテープリールをロックする構造となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
テープカセットでは、リールブレーキが成形された後、
テープカセット内に組み込まれるまでの間は、テープカ
セットの1パーツとして多数が箱等に収容された状態で
保管され、組立時に自動組立機のパーツフィーダー等に
搬入される。このリールブレーキの保管時に、リールブ
レーキ同士の接触等によってリールブレーキの爪部が薄
肉状のヒンジ部を介して成形されているため、本体部に
押し付けられた状態が続くと、クリープ現象、すなわち
長期間にわたり一定の静荷重を受けたときに時間経過と
ともにひずみが増大して変形する現象が生じ、リールブ
レーキの爪部が、より閉じた状態になってしまう場合が
あった。
テープカセットでは、リールブレーキが成形された後、
テープカセット内に組み込まれるまでの間は、テープカ
セットの1パーツとして多数が箱等に収容された状態で
保管され、組立時に自動組立機のパーツフィーダー等に
搬入される。このリールブレーキの保管時に、リールブ
レーキ同士の接触等によってリールブレーキの爪部が薄
肉状のヒンジ部を介して成形されているため、本体部に
押し付けられた状態が続くと、クリープ現象、すなわち
長期間にわたり一定の静荷重を受けたときに時間経過と
ともにひずみが増大して変形する現象が生じ、リールブ
レーキの爪部が、より閉じた状態になってしまう場合が
あった。
【0004】そして、リールブレーキがテープカセット
内に組み込まれると、ケース本体側に設けられたガイド
溝等によって爪部は所定位置まで押し広げられるが、リ
ールブレーキやケース本体の寸法のバラツキによってケ
ース本体内でのリールブレーキのガタは一定ではない。
したがって、このガタが大きいと、リールブレーキの爪
部が十分に開かない場合があり、この状態で使用される
と、リールブレーキの爪部が上述のように閉じた状態に
なっているものは、テープリールと確実に係合しない場
合が生じ、例えばテープカセットの落下等による衝撃が
加わったときに、リールブレーキの爪部とテープリール
との係合が外れてしまい、テープ緩みが発生してしまう
おそれがあるという問題があった。
内に組み込まれると、ケース本体側に設けられたガイド
溝等によって爪部は所定位置まで押し広げられるが、リ
ールブレーキやケース本体の寸法のバラツキによってケ
ース本体内でのリールブレーキのガタは一定ではない。
したがって、このガタが大きいと、リールブレーキの爪
部が十分に開かない場合があり、この状態で使用される
と、リールブレーキの爪部が上述のように閉じた状態に
なっているものは、テープリールと確実に係合しない場
合が生じ、例えばテープカセットの落下等による衝撃が
加わったときに、リールブレーキの爪部とテープリール
との係合が外れてしまい、テープ緩みが発生してしまう
おそれがあるという問題があった。
【0005】ここで、リールブレーキの成形後は、リー
ルブレーキの爪部が変形しないように、例えば1個ずつ
梱包することが考えられるが、このような過剰梱包はコ
ストアップになるとともに、梱包作業や組立時の梱包の
開封作業が煩雑となるという問題がある。なお、リール
ブレーキの爪部は成形後に変形してしまうので、たとえ
リールブレーキの成形用の金型精度を高めてリールブレ
ーキの寸法精度を向上させたとしても、リールブレーキ
の爪部の変形を防止することにはならない。
ルブレーキの爪部が変形しないように、例えば1個ずつ
梱包することが考えられるが、このような過剰梱包はコ
ストアップになるとともに、梱包作業や組立時の梱包の
開封作業が煩雑となるという問題がある。なお、リール
ブレーキの爪部は成形後に変形してしまうので、たとえ
リールブレーキの成形用の金型精度を高めてリールブレ
ーキの寸法精度を向上させたとしても、リールブレーキ
の爪部の変形を防止することにはならない。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、爪部が閉じる方向に変形したリールブレーキであ
っても、組立後には確実にテープリールとリールブレー
キとが係合できるようにすることである。
題は、爪部が閉じる方向に変形したリールブレーキであ
っても、組立後には確実にテープリールとリールブレー
キとが係合できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、テープ状媒体を巻装した一対のテープ
リールをケース本体内に回転可能に収納してあり、テー
プカセットの不使用時に前記テープリールと係合して前
記テープリールの遊動回転を防止するリールブレーキを
摺動自在に備え、前記リールブレーキは本体部に薄肉の
ヒンジ部を有する爪部を設けたものであり、前記爪部が
前記ヒンジ部を介して回動可能に形成されたテープカセ
ットの組立方法であって、前記リールブレーキを前記ケ
ース本体内に組み込む前に、前記リールブレーキが搬送
レールに形成された断面凹状溝内に入れられて搬送され
る過程で、シリンダを上方から下降させて前記リールブ
レーキを前記溝内に押し込みリールブレーキの爪部を開
方向に広げてからリールブレーキを前記ケース本体内に
組み込むことを特徴とする。また、本発明は、テープ状
媒体を巻装した一対のテープリールをケース本体内に回
転可能に収納してあり、テープカセットの不使用時に前
記テープリールと係合して前記テープリールの遊動回転
を防止するリールブレーキを摺動自在に備え、前記リー
ルブレーキは本体部に薄肉のヒンジ部を有する爪部を設
けたものであり、前記爪部が前記ヒンジ部を介して回動
可能に形成されたテープカセットを組立てる装置であっ
て、前記リールブレーキを前記ケース本体内に組み込む
ための搬送レールを備え、該搬送レールに前記リールブ
レーキが入れられて搬送される断面凹状溝を形成し、該
断面凹状溝内に搬送されるリールブレーキの上方に配備
されたアッパーガイドと、搬送されるリールブレーキを
溝内に押し込みリールブレーキの爪部を開方向に広げる
シリンダとを設けたことを特徴とする。
めに、本発明は、テープ状媒体を巻装した一対のテープ
リールをケース本体内に回転可能に収納してあり、テー
プカセットの不使用時に前記テープリールと係合して前
記テープリールの遊動回転を防止するリールブレーキを
摺動自在に備え、前記リールブレーキは本体部に薄肉の
ヒンジ部を有する爪部を設けたものであり、前記爪部が
前記ヒンジ部を介して回動可能に形成されたテープカセ
ットの組立方法であって、前記リールブレーキを前記ケ
ース本体内に組み込む前に、前記リールブレーキが搬送
レールに形成された断面凹状溝内に入れられて搬送され
る過程で、シリンダを上方から下降させて前記リールブ
レーキを前記溝内に押し込みリールブレーキの爪部を開
方向に広げてからリールブレーキを前記ケース本体内に
組み込むことを特徴とする。また、本発明は、テープ状
媒体を巻装した一対のテープリールをケース本体内に回
転可能に収納してあり、テープカセットの不使用時に前
記テープリールと係合して前記テープリールの遊動回転
を防止するリールブレーキを摺動自在に備え、前記リー
ルブレーキは本体部に薄肉のヒンジ部を有する爪部を設
けたものであり、前記爪部が前記ヒンジ部を介して回動
可能に形成されたテープカセットを組立てる装置であっ
て、前記リールブレーキを前記ケース本体内に組み込む
ための搬送レールを備え、該搬送レールに前記リールブ
レーキが入れられて搬送される断面凹状溝を形成し、該
断面凹状溝内に搬送されるリールブレーキの上方に配備
されたアッパーガイドと、搬送されるリールブレーキを
溝内に押し込みリールブレーキの爪部を開方向に広げる
シリンダとを設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、リールブレーキがケース本
体に組み込まれる前に、リールブレーキの爪部が一旦開
方向に広げる工程が行われる。この工程により、爪部の
位置が初期位置に近い状態に戻るとともに、ヒンジ部の
柔軟性が増し、爪部の動きがスムーズになる。
体に組み込まれる前に、リールブレーキの爪部が一旦開
方向に広げる工程が行われる。この工程により、爪部の
位置が初期位置に近い状態に戻るとともに、ヒンジ部の
柔軟性が増し、爪部の動きがスムーズになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明が適用
されるテープカセット(DVC)の一実施形態を示す分
解斜視図である。ケース本体は、上ケース1と下ケース
2とから構成されている。ケース本体内には情報を記録
するためのテープ状媒体(磁気テープ)4を巻装した一
対のテープリール3が回転可能に収容される。テープリ
ール3は、下フランジ3aが一体成形されたハブ部3b
の上面に透明な上フランジ3cを溶着等で固定したもの
である。テープ状媒体4は、下ケース2の前側の一方端
部の開口から外側に出て、下ケース2の前面部を通過
し、他方端部の開口からケース本体内に戻るように配置
される。また、上ケース1の内面には、テープリール3
を下方に押圧するスプリング8が取り付けられる。
の一実施形態について説明する。図1は、本発明が適用
されるテープカセット(DVC)の一実施形態を示す分
解斜視図である。ケース本体は、上ケース1と下ケース
2とから構成されている。ケース本体内には情報を記録
するためのテープ状媒体(磁気テープ)4を巻装した一
対のテープリール3が回転可能に収容される。テープリ
ール3は、下フランジ3aが一体成形されたハブ部3b
の上面に透明な上フランジ3cを溶着等で固定したもの
である。テープ状媒体4は、下ケース2の前側の一方端
部の開口から外側に出て、下ケース2の前面部を通過
し、他方端部の開口からケース本体内に戻るように配置
される。また、上ケース1の内面には、テープリール3
を下方に押圧するスプリング8が取り付けられる。
【0010】さらに、ケース本体の前面側には、その前
面側を開閉自在な略コ字状の前蓋5、上蓋6及び後蓋7
が取り付けられる。前蓋5は上ケース1に回動自在に取
り付けられるとともに、開放防止のためスプリング11
により閉方向に付勢されている。また、前蓋5に上蓋6
が、上蓋6に後蓋7がそれぞれ取り付けられる。そし
て、テープカセットの不使用時には、これらの前蓋5、
上蓋6及び後蓋7により下ケース2の前面部を通過する
テープ状媒体4を覆い保護する。一方、テープカセット
の使用時には、前蓋5が回動されて上ケース1上に移動
されるとともにこの動作に連動して上蓋6及び後蓋7が
所定位置まで退避し、下ケース2の前面部に位置するテ
ープ状媒体4を露出する。
面側を開閉自在な略コ字状の前蓋5、上蓋6及び後蓋7
が取り付けられる。前蓋5は上ケース1に回動自在に取
り付けられるとともに、開放防止のためスプリング11
により閉方向に付勢されている。また、前蓋5に上蓋6
が、上蓋6に後蓋7がそれぞれ取り付けられる。そし
て、テープカセットの不使用時には、これらの前蓋5、
上蓋6及び後蓋7により下ケース2の前面部を通過する
テープ状媒体4を覆い保護する。一方、テープカセット
の使用時には、前蓋5が回動されて上ケース1上に移動
されるとともにこの動作に連動して上蓋6及び後蓋7が
所定位置まで退避し、下ケース2の前面部に位置するテ
ープ状媒体4を露出する。
【0011】上ケース1には扇形に開口された窓部1a
が形成されており、この窓部1aを含む領域の上ケース
1の内面側には、透明樹脂からなる平板状の窓部材12
が固着される。これにより、窓部1a及び透明樹脂から
なるテープリール3の上フランジ3cを介してテープ状
媒体4の残量等を視認可能となっている。一方、下ケー
ス2には、テープカセットの不使用時にテープリール3
と係合してテープリール3の遊動回転を防止するリール
ブレーキ20が摺動自在に取り付けられる。
が形成されており、この窓部1aを含む領域の上ケース
1の内面側には、透明樹脂からなる平板状の窓部材12
が固着される。これにより、窓部1a及び透明樹脂から
なるテープリール3の上フランジ3cを介してテープ状
媒体4の残量等を視認可能となっている。一方、下ケー
ス2には、テープカセットの不使用時にテープリール3
と係合してテープリール3の遊動回転を防止するリール
ブレーキ20が摺動自在に取り付けられる。
【0012】図2は、リールブレーキ20を詳細に示す
斜視図であり、(a)は前方側から見た図、(b)は後
方側から見た図である。リールブレーキ20は、本体部
21と、本体部21の左右両側面の後方部から外方向に
突出するように設けられた腕部26と、腕部26先端に
設けられた薄肉状のヒンジ部24と、このヒンジ部24
を介して腕部26に回動可能に連結された爪部22とを
備える。さらにこの爪部22は、テープリール3と係合
するための先端部22aと、下ケース2に形成されたガ
イド溝(後述)と係合する被案内部22bと、根元部2
2cとから構成されている。さらに本実施形態では、根
元部22cのヒンジ部24近傍を後方に延長した規制部
23が設けられている。
斜視図であり、(a)は前方側から見た図、(b)は後
方側から見た図である。リールブレーキ20は、本体部
21と、本体部21の左右両側面の後方部から外方向に
突出するように設けられた腕部26と、腕部26先端に
設けられた薄肉状のヒンジ部24と、このヒンジ部24
を介して腕部26に回動可能に連結された爪部22とを
備える。さらにこの爪部22は、テープリール3と係合
するための先端部22aと、下ケース2に形成されたガ
イド溝(後述)と係合する被案内部22bと、根元部2
2cとから構成されている。さらに本実施形態では、根
元部22cのヒンジ部24近傍を後方に延長した規制部
23が設けられている。
【0013】図3は、リールブレーキ20とテープリー
ル3との関係を詳細に示す平面図である。図2では、上
ケース1、テープリール3の上フランジ3c及びテープ
状媒体4等を除いて図示している。リールブレーキ20
は、下ケース2内においてテープリール3側に摺動可能
に配置される。すなわち、リールブレーキ20の爪部2
2の被案内部22bが下ケース2のガイド溝2bと係合
し、このガイド溝2bに沿ってリールブレーキ20が摺
動する。また、リールブレーキ20は、スプリング9に
よりテープリール3側に付勢されている。
ル3との関係を詳細に示す平面図である。図2では、上
ケース1、テープリール3の上フランジ3c及びテープ
状媒体4等を除いて図示している。リールブレーキ20
は、下ケース2内においてテープリール3側に摺動可能
に配置される。すなわち、リールブレーキ20の爪部2
2の被案内部22bが下ケース2のガイド溝2bと係合
し、このガイド溝2bに沿ってリールブレーキ20が摺
動する。また、リールブレーキ20は、スプリング9に
よりテープリール3側に付勢されている。
【0014】さらにまた、テープリール3の下フランジ
3aの外周には歯部3dが形成されており、テープカセ
ットの不使用時には、図3に示す状態となり、リールブ
レーキ20の爪部22の先端部22aが下フランジ3a
の歯部3d間に入り込むことによりテープリール3をロ
ックし、テープリール3の遊動回転を防止する。一方、
テープカセットの使用時にはリールブレーキ20は、記
録再生装置側に設けられた部材によってスプリング9の
付勢力に抗してカセット後方側に移動され、爪部22と
下フランジ3aの歯部3dとの係合を解除し、テープリ
ール3を回転可能な状態にする。
3aの外周には歯部3dが形成されており、テープカセ
ットの不使用時には、図3に示す状態となり、リールブ
レーキ20の爪部22の先端部22aが下フランジ3a
の歯部3d間に入り込むことによりテープリール3をロ
ックし、テープリール3の遊動回転を防止する。一方、
テープカセットの使用時にはリールブレーキ20は、記
録再生装置側に設けられた部材によってスプリング9の
付勢力に抗してカセット後方側に移動され、爪部22と
下フランジ3aの歯部3dとの係合を解除し、テープリ
ール3を回転可能な状態にする。
【0015】次に、テープカセットの組立方法、特にリ
ールブレーキの組込方法を説明する。図4は、リールブ
レーキ20を示す平面図であり、(a)は爪部22が閉
じた状態を示し、(b)は爪部22を開方向に広げた状
態を示す。成形直後のリールブレーキ20の爪部22
は、図4(a)中、2点鎖線部の位置にあり、本体部2
1に対して所定の角度を有するように設定されている。
しかし、前述のように、リールブレーキ20を箱等に収
容して長期間放置した場合において、爪部22が本体部
21に押し付けられた状態になっているとき等は、図4
(a)中、実線で示すように、爪部22は、クリープ現
象により初期位置(2点鎖線部)よりも本体部21側に
閉じた位置になってしまうものがある。
ールブレーキの組込方法を説明する。図4は、リールブ
レーキ20を示す平面図であり、(a)は爪部22が閉
じた状態を示し、(b)は爪部22を開方向に広げた状
態を示す。成形直後のリールブレーキ20の爪部22
は、図4(a)中、2点鎖線部の位置にあり、本体部2
1に対して所定の角度を有するように設定されている。
しかし、前述のように、リールブレーキ20を箱等に収
容して長期間放置した場合において、爪部22が本体部
21に押し付けられた状態になっているとき等は、図4
(a)中、実線で示すように、爪部22は、クリープ現
象により初期位置(2点鎖線部)よりも本体部21側に
閉じた位置になってしまうものがある。
【0016】この状態のままで下ケース2に組み込まれ
ると、リールブレーキ20の寸法のバラツキ等により、
リールブレーキ20の爪部22の被案内部22bが下ケ
ース2のガイド溝2bと係合しても、爪部22が十分に
広がらない場合が生じる。これにより、爪部22の先端
部22aとテープリール3の歯部3dとの係合が不十分
になる場合がある。これに対応するため、図4(b)に
示すように、リールブレーキ20を下ケース2に組み込
む前に、爪部22を開方向に広げる工程を一回行う。こ
の工程により、爪部22の位置を初期位置に近い状態に
戻すことが可能となる。また、ヒンジ部24の柔軟性が
増し、爪部22の動きをスムーズにすることができる。
ると、リールブレーキ20の寸法のバラツキ等により、
リールブレーキ20の爪部22の被案内部22bが下ケ
ース2のガイド溝2bと係合しても、爪部22が十分に
広がらない場合が生じる。これにより、爪部22の先端
部22aとテープリール3の歯部3dとの係合が不十分
になる場合がある。これに対応するため、図4(b)に
示すように、リールブレーキ20を下ケース2に組み込
む前に、爪部22を開方向に広げる工程を一回行う。こ
の工程により、爪部22の位置を初期位置に近い状態に
戻すことが可能となる。また、ヒンジ部24の柔軟性が
増し、爪部22の動きをスムーズにすることができる。
【0017】ここで、図4(b)に示すように、爪部2
2を開方向に最大限広げると、爪部22の根元部22c
後端部にある規制部23が腕部26先端と当接し、これ
以上の爪部22の開放が規制される。これにより、爪部
22を開方向に広げる場合において、規制部23により
規制されるまで広げることで、爪部22の広げ角度を一
定にすることができる。さらに、規制部23により、爪
部22を開いても、ヒンジ部24に過負荷がかかってヒ
ンジ部24に切れ目が入ったり、切れてしまったりする
ことを防止することができる。特に本実施形態では、閉
じてしまった爪部22を初期位置に戻すとともに、ヒン
ジ部24に切れ目が生じることを確実に防止するために
は、爪部22の広げ角度が約90度程度となるように、
規制部23の長さや形状等を設定することが好ましい。
2を開方向に最大限広げると、爪部22の根元部22c
後端部にある規制部23が腕部26先端と当接し、これ
以上の爪部22の開放が規制される。これにより、爪部
22を開方向に広げる場合において、規制部23により
規制されるまで広げることで、爪部22の広げ角度を一
定にすることができる。さらに、規制部23により、爪
部22を開いても、ヒンジ部24に過負荷がかかってヒ
ンジ部24に切れ目が入ったり、切れてしまったりする
ことを防止することができる。特に本実施形態では、閉
じてしまった爪部22を初期位置に戻すとともに、ヒン
ジ部24に切れ目が生じることを確実に防止するために
は、爪部22の広げ角度が約90度程度となるように、
規制部23の長さや形状等を設定することが好ましい。
【0018】また、以上のような爪部22を広げる工程
は、図4(a)中、実線で示した爪部22が閉じてしま
っているものに限らず、図4(a)中、2点鎖線で示し
た爪部22が正常位置にあるもの、さらには、爪部22
が開いてしまっているものを含めて、リールブレーキ2
0に対して一律に行う。爪部22が開いてしまっている
リールブレーキ20に対して爪部22を広げても何ら問
題はなく、また、爪部22が正常位置にあるものの爪部
22を広げることにより、爪部22の動きを滑らかにす
ることができる。
は、図4(a)中、実線で示した爪部22が閉じてしま
っているものに限らず、図4(a)中、2点鎖線で示し
た爪部22が正常位置にあるもの、さらには、爪部22
が開いてしまっているものを含めて、リールブレーキ2
0に対して一律に行う。爪部22が開いてしまっている
リールブレーキ20に対して爪部22を広げても何ら問
題はなく、また、爪部22が正常位置にあるものの爪部
22を広げることにより、爪部22の動きを滑らかにす
ることができる。
【0019】次に、実際の装置を用いて爪部22を開く
方法について説明する。図5は、リールブレーキ20の
組立供給搬送装置の一実施形態を示す側面の断面図であ
る。また、図6(a)、(b)は、それぞれ図5のA−
A断面及びB−B断面を示す断面図である。この組立供
給搬送装置は、前記テープリール3の遊動回転を防止す
るリールブレーキ20をテープカセットを組立てる装置
であって、前記リールブレーキ20を前記ケース本体内
に組み込むための搬送レール51を備え、該搬送レール
51に前記リールブレーキ20が入れられて搬送される
断面凹状溝51aを形成し、該断面凹状溝51a内に搬
送されるリールブレーキ20の上方に配備されたアッパ
ーガイド52と、搬送されるリールブレーキ20を溝5
1a内に押し込みリールブレーキ20の爪部22を開方
向に広げるシリンダ53とを設けてある。組立供給搬送
装置にリールブレーキ20が多数供給されると、それぞ
れのリールブレーキ20は、前面側が下を向くように整
列されるとともに、搬送レール51に形成された断面凹
状の溝51a内に入れられて搬送される(図6
(a))。リールブレーキ20の上方にはアッパーガイ
ド52が設けられており、リールブレーキ20の遊動が
規制されている。
方法について説明する。図5は、リールブレーキ20の
組立供給搬送装置の一実施形態を示す側面の断面図であ
る。また、図6(a)、(b)は、それぞれ図5のA−
A断面及びB−B断面を示す断面図である。この組立供
給搬送装置は、前記テープリール3の遊動回転を防止す
るリールブレーキ20をテープカセットを組立てる装置
であって、前記リールブレーキ20を前記ケース本体内
に組み込むための搬送レール51を備え、該搬送レール
51に前記リールブレーキ20が入れられて搬送される
断面凹状溝51aを形成し、該断面凹状溝51a内に搬
送されるリールブレーキ20の上方に配備されたアッパ
ーガイド52と、搬送されるリールブレーキ20を溝5
1a内に押し込みリールブレーキ20の爪部22を開方
向に広げるシリンダ53とを設けてある。組立供給搬送
装置にリールブレーキ20が多数供給されると、それぞ
れのリールブレーキ20は、前面側が下を向くように整
列されるとともに、搬送レール51に形成された断面凹
状の溝51a内に入れられて搬送される(図6
(a))。リールブレーキ20の上方にはアッパーガイ
ド52が設けられており、リールブレーキ20の遊動が
規制されている。
【0020】リールブレーキ20が所定位置まで搬送さ
れると、搬送レール51の溝51aが深くなる。そし
て、この位置にはエアーシリンダー53が設けられてお
り、このエアーシリンダー53が下降してリールブレー
キ20の上側と当接し、リールブレーキ20を溝51a
内に押し込むようにする(図6(b))。これにより、
リールブレーキ20の爪部22が開かれる。ここでは、
例えばリールブレーキ20を約4mm程度下方向に移動
させることにより、リールブレーキ20の爪部22が約
90度程度開くようにする。そして、エアーシリンダー
53が上昇すると、リールブレーキ20の爪部22は、
ヒンジ部24の自己復元力によって元に戻る。ただし、
最初の状態よりは爪部22が開いた状態になる。なお、
爪部22を開いた後は、ヒンジ部24の自己復元力で元
の位置に戻すようにしても良いが、組立装置で強制的に
元の位置に爪部22を戻すようにしても良い。
れると、搬送レール51の溝51aが深くなる。そし
て、この位置にはエアーシリンダー53が設けられてお
り、このエアーシリンダー53が下降してリールブレー
キ20の上側と当接し、リールブレーキ20を溝51a
内に押し込むようにする(図6(b))。これにより、
リールブレーキ20の爪部22が開かれる。ここでは、
例えばリールブレーキ20を約4mm程度下方向に移動
させることにより、リールブレーキ20の爪部22が約
90度程度開くようにする。そして、エアーシリンダー
53が上昇すると、リールブレーキ20の爪部22は、
ヒンジ部24の自己復元力によって元に戻る。ただし、
最初の状態よりは爪部22が開いた状態になる。なお、
爪部22を開いた後は、ヒンジ部24の自己復元力で元
の位置に戻すようにしても良いが、組立装置で強制的に
元の位置に爪部22を戻すようにしても良い。
【0021】この後は、リールブレーキ20の本体部2
1の両側面の上方部が組立装置によって把持され、それ
まで下を向いていたリールブレーキ20が組込時の姿勢
(図2)にされ、下ケース2に組み込まれる。ここで
は、上述のように、リールブレーキ20の爪部22の被
案内部22bを下ケース2のガイド溝2bと係合させ
る。また、この後にスプリング9を組み込み、リールブ
レーキ20をテープリール3側に付勢する。
1の両側面の上方部が組立装置によって把持され、それ
まで下を向いていたリールブレーキ20が組込時の姿勢
(図2)にされ、下ケース2に組み込まれる。ここで
は、上述のように、リールブレーキ20の爪部22の被
案内部22bを下ケース2のガイド溝2bと係合させ
る。また、この後にスプリング9を組み込み、リールブ
レーキ20をテープリール3側に付勢する。
【0022】
【発明の効果】本発明の組立方法によれば、リールブレ
ーキの成形後に爪部が閉じてしまっても、リールブレー
キの組込前に一旦爪部を広げる工程を行うことで、リー
ルブレーキのヒンジ部の柔軟性を増し、爪部の動きを滑
らかにすることにより、リールブレーキを確実にテープ
リールと係合させることができ、テープ状媒体の緩みが
発生しない信頼性の高いテープカセットとすることがで
きる。また、リールブレーキの成形後の保管等を簡易な
ものにすることができる。また、本発明の組立装置によ
れば、爪部が閉じる方向に変形したリールブレーキであ
っても、組立後には確実にテープリールとリールブレー
キとが係合できるようにすることが簡単な装置ででき、
取扱いも簡便であり、その生産性も良好で低コストで生
産することができるほか、製品精度も著しく高められテ
ープ状媒体の緩みが発生しない信頼性の高いテープカセ
ットとすることができる。
ーキの成形後に爪部が閉じてしまっても、リールブレー
キの組込前に一旦爪部を広げる工程を行うことで、リー
ルブレーキのヒンジ部の柔軟性を増し、爪部の動きを滑
らかにすることにより、リールブレーキを確実にテープ
リールと係合させることができ、テープ状媒体の緩みが
発生しない信頼性の高いテープカセットとすることがで
きる。また、リールブレーキの成形後の保管等を簡易な
ものにすることができる。また、本発明の組立装置によ
れば、爪部が閉じる方向に変形したリールブレーキであ
っても、組立後には確実にテープリールとリールブレー
キとが係合できるようにすることが簡単な装置ででき、
取扱いも簡便であり、その生産性も良好で低コストで生
産することができるほか、製品精度も著しく高められテ
ープ状媒体の緩みが発生しない信頼性の高いテープカセ
ットとすることができる。
【図1】本発明が適用されるテープカセットの一実施形
態を示す分解斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
【図2】図1のリールブレーキを詳細に示す斜視図であ
り、(a)は前方側から見た図、(b)は後方側から見
た図である。
り、(a)は前方側から見た図、(b)は後方側から見
た図である。
【図3】リールブレーキとテープリールとの関係を詳細
に示す平面図である。
に示す平面図である。
【図4】リールブレーキを示す平面図であり、(a)は
爪部が閉じた状態を示し、(b)は爪部を開方向に広げ
た状態を示す。
爪部が閉じた状態を示し、(b)は爪部を開方向に広げ
た状態を示す。
【図5】リールブレーキの組立供給搬送装置の一実施形
態を示す側面の断面図である。
態を示す側面の断面図である。
【図6】(a)、(b)は、それぞれ図5のA−A断面
及びB−B断面を示す断面図である。
及びB−B断面を示す断面図である。
1 上ケース(ケース本体)
2 下ケース(ケース本体)
3 テープリール
3d 歯部
4 テープ状媒体
9 スプリング
20 リールブレーキ
21 本体部
22 爪部
22a 先端部
22b 被案内部
22c 根元部
23 規制部
24 ヒンジ部
26 腕部
51 搬送レール
51a 溝
52 アッパーガイド
53 エアーシリンダー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 小手川 謙二
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ
ィーディーケイ株式会社内
(72)発明者 武石 實
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ
ィーディーケイ株式会社内
(56)参考文献 特開 平4−170087(JP,A)
実開 昭62−281(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G11B 23/087 506
G11B 23/113 501
Claims (4)
- 【請求項1】 テープ状媒体を巻装した一対のテープリ
ールをケース本体内に回転可能に収納してあり、テープ
カセットの不使用時に前記テープリールと係合して前記
テープリールの遊動回転を防止するリールブレーキを摺
動自在に備え、前記リールブレーキは本体部に薄肉のヒ
ンジ部を有する爪部を設けたものであり、前記爪部が前
記ヒンジ部を介して回動可能に形成されたテープカセッ
トの組立方法であって、 前記リールブレーキを前記ケース本体内に組み込む前
に、前記リールブレーキを断面凹状溝内に入れてシリン
ダを上方から下降させて前記リールブレーキを前記溝内
に押し込みリールブレーキの爪部を開方向に広げてから
リールブレーキを前記ケース本体内に組み込むことを特
徴とするテープカセットの組立方法。 - 【請求項2】 請求項1のテープカセットの組立方法に
おいて、前記レールブレーキが、搬送レールに形成され
た断面凹状溝内に入れられて搬送される課程で、断面凹
状溝が深くなる位置でシリンダによって、前記リールブ
レーキを前記溝内に押し込みリールブレーキの爪部を開
方向に広げることを特徴とするテープカセットの組立方
法。 - 【請求項3】 テープ状媒体を巻装した一対のテープリ
ールをケース本体内に回転可能に収納してあり、テープ
カセットの不使用時に前記テープリールと係合して前記
テープリールの遊動回転を防止するリールブレーキを摺
動自在に備え、前記リールブレーキは本体部に薄肉のヒ
ンジ部を有する爪部を設けたものであり、前記爪部が前
記ヒンジ部を介して回動可能に形成されたテープカセッ
トを組立てる装置であって、 前記リールブレーキを前記ケース本体内に組み込むため
の搬送レールを備え、該搬送レールに前記リールブレー
キが入れられて搬送される断面凹状溝を形成し、該断面
凹状溝内に搬送されるリールブレーキを溝内に押し込み
リールブレーキの爪部を開方向に広げるシリンダとを設
けたことを特徴とするテープカセットの組立装置。 - 【請求項4】 請求項3のテープカセットの組立装置に
おいて、前記搬送レールに形成された断面凹状溝が、断
面凹状溝の深くなる部分を有し、該部分の上方にリール
ブレーキを溝内に押し込むシリンダを配備したことを特
徴とするテープカセットの組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17300999A JP3499158B2 (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | テープカセットの組立方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17300999A JP3499158B2 (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | テープカセットの組立方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001006317A JP2001006317A (ja) | 2001-01-12 |
JP3499158B2 true JP3499158B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=15952515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17300999A Expired - Fee Related JP3499158B2 (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | テープカセットの組立方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3499158B2 (ja) |
-
1999
- 1999-06-18 JP JP17300999A patent/JP3499158B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001006317A (ja) | 2001-01-12 |
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Legal Events
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