JP3495162B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JP3495162B2
JP3495162B2 JP31813095A JP31813095A JP3495162B2 JP 3495162 B2 JP3495162 B2 JP 3495162B2 JP 31813095 A JP31813095 A JP 31813095A JP 31813095 A JP31813095 A JP 31813095A JP 3495162 B2 JP3495162 B2 JP 3495162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
induction coil
transfer paper
fixing device
fixing
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31813095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09160414A (ja
Inventor
貴之 関
敏明 桧ケ谷
順二 中井
博司 横山
恵三 安田
雅彦 佐藤
雄三 河野
正尚 江原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP31813095A priority Critical patent/JP3495162B2/ja
Publication of JPH09160414A publication Critical patent/JPH09160414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3495162B2 publication Critical patent/JP3495162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の電子写真方式の画像形成装置にお
ける定着装置に関し、特に、電磁誘導発熱を用いた熱ロ
ーラー定着方式の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁誘導発熱を利用した定着装置では、
定着ローラーとして、例えば、実開昭48−59458
号公報に開示された誘導発熱ローラーが用いられ、この
誘導発熱ローラーは、固定軸の外表面に固設された鉄心
にコイルを巻き、コイルに交流電源を接続し、そのコイ
ルを巻いたものの外周面に高導電性、高熱伝導性の非磁
性材料よりなる薄肉円筒状の回転する発熱ローラーを固
定軸と同心的に配設し、上記コイルに通電された時に誘
起する鉄心を通る交番磁束の漏洩磁束が、上記発熱ロー
ラーの円周側壁を貫通することにより、同ローラーを加
熱するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子写真方式の複写
機、ファクシミリ、プリンター等、トナーを用いた画像
形成装置の定着装置としては一般的に熱ローラー定着方
式の定着装置が用いられる。この熱ローラー定着方式の
定着装置では、内部に熱源を有する定着ローラーと、定
着ローラーに押圧される機構を備えた加圧ローラーを用
い、これら両ローラーの間に形成されるニップ部に未定
着のトナー像を担持した転写紙を通過させることによ
り、トナーを加熱溶融し、転写紙に固定する構成となっ
ている。定着ローラーの熱源としては、赤外線ヒーター
等を用いることが一般的であるが、投入した電力の一部
が可視光線となってしまうことが避けられないことと、
赤外線を受光する定着ローラーの内壁での受光ロス等に
より、効率の限界がある。
【0004】一方、電磁誘導発熱を用いた熱ローラー定
着方式の定着装置では、前述したように定着ローラー
が、回転駆動される外筒と、この外筒を誘導発熱させる
ための誘導コイルを備えた電磁誘導発熱機構を持つ内筒
より構成されており、誘導コイルは定着ローラの外部に
設けられた交流電源に接続され、誘導コイルが交流電源
により励磁されると外筒の内壁に交流渦電流が誘起さ
れ、内壁近傍が発熱する仕組みになっている。そして、
外筒の内壁近傍で発生した熱は、外筒の半径方向に外側
に向かって伝わり、定着ローラー表面が発熱する。この
場合、外筒そのものが発熱源となるため、赤外線ヒータ
ーを用いたときのような損失を無くすことができる。
【0005】しかし、従来の誘導加熱ローラー定着方式
の定着装置は、内筒の誘導コイルが円周方向で分割され
ておらず、円周方向で均一な構成をとっており、入力電
流も均一であった。これにより、定着ローラー外部には
均一に強い磁界が漏れるため、ニップ部近傍で転写紙入
口側に、未定着トナー像を担持する転写紙が存在する場
合、磁界の影響により画像乱れを生じることがあり、特
に一成分磁性トナーでは顕著である。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、定着前の転写紙上の未定着トナーの画像乱れを防
止できる構成の誘導加熱ローラー定着方式の定着装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の定着装置は、回転駆動される外筒
と、前記外筒の内部に配設され前記外筒を誘導発熱させ
るための誘導コイルを備えた電磁誘導発熱機構を持つ内
筒とにより構成される定着ローラーと、前記定着ローラ
ーに圧接して回転する加圧ローラーと、前記誘導コイル
に接続される交流電源とを備えた定着装置であり、前記
誘導コイルは、前記定着ローラーと前記加圧ローラーの
ニップ部近傍で転写紙入口側の領域の誘導コイルと、前
記以外の領域の誘導コイルとに分割されており、前記定
着ローラーと前記加圧ローラーのニップ部近傍で転写紙
入口側の領域の前記誘導コイルの単位長さ当りの巻き数
を、前記以外の領域の前記誘導コイルの単位長さ当りの
巻き数よりも少なくした構成としたものである。すなわ
ち請求項1記載の定着装置では、ニップ部近傍で転写紙
入口側の領域の誘導コイルの単位長さ当りの巻き数を、
それ以外の領域の誘導コイルの単位長さ当りの巻き数よ
りも少なくすることにより、ニップ部近傍で転写紙入口
側の領域に発生する磁界の強さを小さくし、この部分で
の定着ローラー外部への磁界の漏れを小さくし、画像乱
れを生じなくさせるものである。
【0008】請求項2記載の定着装置は、請求項1記載
の定着装置において、前記ニップ部近傍で転写紙入口側
の領域の前記誘導コイルに入力する電流を、前記以外の
領域の前記誘導コイルの入力電流よりも小さくした構成
としたものである。すなわち請求項2記載の定着装置で
は、ニップ部近傍で転写紙入口側の領域の誘導コイル
と、その他の領域の誘導コイルを分割し、ニップ部近傍
で転写紙入口側の領域の誘導コイルの入力電流を、その
他の領域の誘導コイルの入力電流よりも小さくすること
により、ニップ部近傍の転写紙入口側で発生する磁界の
強さを小さくし、この部分での、定着ローラー外部への
磁界の漏れを小さくし、画像乱れを生じなくさせるもの
である。
【0009】請求項3記載の定着装置は、請求項1記載
の定着装置において、多数の転写紙に連続して定着動作
を行う際に、前記ニップ部近傍の転写紙入口側に、未定
着トナー像を担持した転写紙が存在する間は、前記ニッ
プ部近傍で転写紙入口側の領域の前記誘導コイルの入力
電流を遮断するか、または、この間、前記ニップ部近傍
で転写紙入口側の領域の前記誘導コイルの入力電流を、
前記以外の領域の誘導コイルの入力電流よりも小さくし
た構成としたものである。すなわち請求項3記載の定着
装置では、複写機の連続コピー時等、多数の転写紙に連
続して定着動作を行う際に、ニップ部近傍の転写紙入口
側に、未定着トナー像を担持した転写紙が存在する間
は、前記ニップ部近傍で転写紙入口側の領域の前記誘導
コイルの入力電流を遮断するか、その他の領域の入力電
流より小さくすることにより、ニップ部近傍の転写紙入
口側で発生する磁界の発生するタイミングを制御し、画
像乱れを生じなくさせるものである。
【0010】
【0011】 請求項記載の定着装置は、請求項1記
載の定着装置において、前記ニップ部近傍で転写紙入口
側の領域において、前記外筒と内筒の間に、非磁性体の
磁気シールドを設けた構成としたものである。すなわち
請求項記載の定着装置では、ニップ部近傍で転写紙入
口側の領域において、外筒と内筒の間に、非磁性体の磁
気シールドを設けたことにより、ニップ部近傍の転写紙
入口で定着ローラー外部に磁界が漏れず、画像乱れを生
じなくさせるものである。
【0012】 請求項記載の定着装置は、請求項1記
載の定着装置において、前記外筒の中心と、前記内筒の
中心を偏心させ、前記ニップ部近傍で転写紙入口側の領
域において、前記外筒の内側と、前記内筒の外側を遠ざ
けた構成としたものである。すなわち請求項記載の定
着装置では、外筒の中心と、内筒の中心を偏心させ、ニ
ップ部近傍で転写紙入口側の領域において、外筒の内側
と、内筒の外側を遠ざけることにより、ニップ部近傍の
転写紙入口で定着ローラー外部への磁界の漏れを小さく
し、画像乱れを生じなくさせるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を
示す定着装置の断面図、図2は図1に示す定着装置のロ
ーラー軸に垂直な断面を示す断面図である。図1、図2
において、定着ローラー22は、回転駆動される外筒1
と、外筒1の内部に配設され外筒1を誘導発熱させるた
めの誘導コイル12とその誘導コイル12が巻かれた鉄
心11を備えた内筒2によって構成されており、誘導コ
イル12と鉄心11とで電磁誘導発熱機構を構成してい
る。尚、外筒1の両端のフランジ部3は、内筒2の軸に
軸受13を介して回転自在に支持されており、また、外
筒1の一方のフランジ部3には図示しない駆動ギヤが設
けられ、該駆動ギヤを介して図示しないモータと接続さ
れている。従って、定着ローラー21は内筒2が固定
で、外筒1のみ回転するようになっている。
【0014】誘導コイル12は、リード線14により交
流電源15に接続されている。この誘導コイル12が交
流電源15により励磁されると、高導電性、高熱伝導性
の非磁性材料よりなる外筒1の内壁に交流渦電流が誘起
され、内壁近傍が発熱する。そして外筒1の内壁近傍で
発生した熱は、外筒1の半径方向の外側に向かって伝わ
り、定着ローラー21の表面が発熱する。定着ローラー
21の表面温度は、サーミスタ等の温度検知手段16に
より検知され、その検知温度に基づいて図示しない制御
部で交流電源15の出力電流を制御することにより、定
着ローラー21の表面が一定温度に保たれる。
【0015】定着ローラー21には加圧ローラー22が
押圧されニップ部Nが形成される。転写紙P上に担持さ
れた未定着トナーTは、定着ローラー21と加圧ローラ
ー22のニップ部Nを通過することにより加熱、加圧さ
れ、転写紙P上に融着し固定される。
【0016】誘導コイル12は、回転方向に、誘導コイ
ル31と32の領域に分割されている。定着ローラー2
1と加圧ローラー22のニップ部N近傍で転写紙入口側
の領域の誘導コイル32の単位長さ当りの巻き数は、そ
れ以外の領域の誘導コイル31の単位長さ当りの巻き数
よりも少なくなっていて、ニップ部N近傍で転写紙入口
側の領域の誘導コイル32から発生する磁界を、それ以
外の領域の誘導コイル31から発生する磁界に比べて弱
くしている(請求項1)。
【0017】ニップ部N近傍で転写紙入口側の領域の誘
導コイル32の入力電流は、それ以外の領域の誘導コイ
ル31に比べて小さくなっていて、誘導コイル32から
発生する磁界を、誘導コイル31から発生する磁界に比
べて弱くしている(請求項2)。
【0018】 また、ニップ部N近傍で転写紙入口側の
領域の誘導コイル32の入力電流は、複写機の連続コピ
ー時等、多数の転写紙に連続して定着動作を行う際に、
ニップ部N近傍の転写紙入口側に、未定着トナーTを担
持した転写紙Pが存在する間は、遮断するか、誘導コイ
ル31の入力電流より小さくなるように図示されない制
御部により制御されている(請求項3)。尚、ニップ部
N近傍で転写紙入口側の領域の誘導コイル32を、予め
設けない構成とすることもできる。
【0019】 次に図3は本発明の別の実施例を示す定
着装置の断面図であり、本実施例では上記構成に加え
て、ニップ部N近傍で転写紙入口側の領域において、定
着ローラー21の外筒1と内筒2の間に、非磁性体の磁
気シールド17を設けてあり、定着ローラー21外部に
磁界が漏れることを防止している(請求項
【0020】 次に図4は本発明のさらに別の実施例を
示す定着装置の断面図であり、本実施例では上記構成に
加えて、定着ローラー21の外筒1の中心O と、内
筒2の中心O を偏心させて配置し、ニップ部N近傍
で転写紙入口側の領域において、外筒1の内側と、内筒
2の外側を遠ざけてあり、この部分での、定着ローラー
21外部に漏れる磁界を弱めている(請求項)。
【0021】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本構成は定着ローラーのみでなく、加圧ローラー
に用いても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1の定着装置
においては、誘導コイルは、定着ローラーと加圧ローラ
ーのニップ部近傍で転写紙入口側の領域の誘導コイル
と、前記以外の領域の誘導コイルとに分割されており、
前記定着ローラーと前記加圧ローラーのニップ部近傍で
転写紙入口側の領域の誘導コイルの単位長さ当りの巻き
数を、前記以外の領域の誘導コイルの単位長さ当りの巻
き数よりも少なくしたことにより、ニップ部近傍で転写
紙入口側の領域に発生する磁界が、その他の領域より弱
くでき、定着ローラー外部に漏れる磁界が弱くなるた
め、定着時における、定着前の転写紙上の未定着トナー
の画像乱れを防止することができる。
【0023】請求項2の定着装置においては、ニップ部
近傍で転写紙入口側の領域と、その他の領域で誘導コイ
ルを分割し、ニップ部近傍で、転写紙入口側の領域の誘
導コイルの入力電流を、その他の領域の誘導コイルの入
力電流よりも小さくしたことにより、ニップ部近傍で転
写紙入口側の領域に発生する磁界が、その他の領域より
も弱くでき、定着ローラー外部に漏れる磁界が弱くなる
ため、定着時における、定着前の転写紙上の未定着トナ
ーの画像乱れを防止することができる。
【0024】請求項3の定着装置においては、複写機に
よる連続コピー時等、多数の転写紙に連続して定着動作
を行う際に、ニップ部近傍の転写紙入口側に、未定着ト
ナー像を担持した転写紙が存在する間は、ニップ部近傍
で転写紙入口側の領域の誘導コイルの入力電流を遮断す
るか、または、この間、ニップ部近傍で転写紙入口側の
領域の誘導コイルの入力電流を、前記以外の領域の誘導
コイルの入力電流よりも小さくしたことにより、定着時
にニップ部近傍で転写紙入口側の領域に発生する磁界
が、その他の領域よりも弱くでき、定着ローラー外部に
漏れる磁界が弱くなるため、定着時における、定着前の
転写紙上の未定着トナーの画像乱れを防止することがで
きる。
【0025】
【0026】 請求項の定着装置においては、ニップ
部近傍で転写紙入口側の領域において、外筒と内筒の間
に、非磁性体の磁気シールドを設けたことにより、ニッ
プ部近傍で転写紙入口側の領域の定着ローラー外に漏れ
る磁界を、その他の領域よりも弱くでき、定着時におけ
る、定着前の転写紙上の未定着トナーの画像乱れを防止
することができる。
【0027】 請求項の定着装置においては、外筒の
中心と、内筒の中心を偏心させ、ニップ部近傍で転写紙
入口側の領域において、外筒の内側と内筒の外側を遠ざ
けたことにより、ニップ部近傍で転写紙入口側の領域の
定着ローラー外に漏れる磁界を、その他の領域よりも弱
くでき、定着時における、定着前の転写紙上の未定着ト
ナーの画像乱れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す定着装置の断面図であ
る。
【図2】図1に示す定着装置のローラー軸に垂直な断面
を示す断面図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す図であって、定着装
置のローラー軸に垂直な断面を示す断面図である。
【図4】本発明のさらに別の実施例を示す図であって、
定着装置のローラー軸に垂直な断面を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 外筒 2 内筒 3 フランジ部 11 鉄心 12 誘導コイル 13 軸受 14 リード線 15 交流電源 16 温度検知手段 17 磁気シールド 21 定着ローラー 22 加圧ローラー 31 ニップ部近傍で転写紙入口側領域以外の領域の
誘導コイル 32 ニップ部近傍で転写紙入口側領域の誘導コイル N ニップ部 O1 外筒の中心 O2 内筒の中心 P 転写紙 T トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 博司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 安田 恵三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 佐藤 雅彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 河野 雄三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 江原 正尚 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭59−33788(JP,A) 特開 平9−16006(JP,A) 実開 昭57−133055(JP,U) 実開 昭60−38494(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される外筒と、前記外筒の内部に
    配設され前記外筒を誘導発熱させるための誘導コイルを
    備えた電磁誘導発熱機構を持つ内筒とにより構成される
    定着ローラーと、前記定着ローラーに圧接して回転する
    加圧ローラーと、前記誘導コイルに接続される交流電源
    とを備えた定着装置において、 前記誘導コイルは、前記定着ローラーと前記加圧ローラ
    ーのニップ部近傍で転写紙入口側の領域の誘導コイル
    と、前記以外の領域の誘導コイルとに分割されており、
    前記定着ローラーと前記加圧ローラーのニップ部近傍で
    転写紙入口側の領域の前記誘導コイルの単位長さ当りの
    巻き数を、前記以外の領域の前記誘導コイルの単位長さ
    当りの巻き数よりも少なくしたことを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】前記ニップ部近傍で転写紙入口側の領域の
    前記誘導コイルに入力する電流を、前記以外の領域の前
    記誘導コイルの入力電流よりも小さくしたことを特徴と
    する請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】多数の転写紙に連続して定着動作を行う際
    に、前記ニップ部近傍の転写紙入口側に、未定着トナー
    像を担持した転写紙が存在する間は、前記ニップ部近傍
    で転写紙入口側の領域の前記誘導コイルの入力電流を遮
    断するか、または、この間、前記ニップ部近傍で転写紙
    入口側の領域の前記誘導コイルの入力電流を、前記以外
    の領域の誘導コイルの入力電流よりも小さくしたことを
    特徴とする請求項1記載の定着装置。
  4. 【請求項4】前記ニップ部近傍で転写紙入口側の領域に
    おいて、前記外筒と内筒の間に、非磁性体の磁気シール
    ドを設けたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  5. 【請求項5】前記外筒の中心と、前記内筒の中心を偏心
    させ、前記ニップ部近傍で転写紙入口側の領域におい
    て、前記外筒の内側と、前記内筒の外側を遠ざけたこと
    を特徴とする請求項1記載の定着装置。
JP31813095A 1995-12-06 1995-12-06 定着装置 Expired - Fee Related JP3495162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31813095A JP3495162B2 (ja) 1995-12-06 1995-12-06 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31813095A JP3495162B2 (ja) 1995-12-06 1995-12-06 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09160414A JPH09160414A (ja) 1997-06-20
JP3495162B2 true JP3495162B2 (ja) 2004-02-09

Family

ID=18095848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31813095A Expired - Fee Related JP3495162B2 (ja) 1995-12-06 1995-12-06 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3495162B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7925177B2 (en) 2004-07-21 2011-04-12 Ricoh Co, Ltd. Image fixing apparatus stably controlling a fixing temperature, and image forming apparatus using the same

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6223003B2 (ja) 2012-06-19 2017-11-01 キヤノン株式会社 定着装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7925177B2 (en) 2004-07-21 2011-04-12 Ricoh Co, Ltd. Image fixing apparatus stably controlling a fixing temperature, and image forming apparatus using the same
US8422901B2 (en) 2004-07-21 2013-04-16 Ricoh Co., Ltd. Image fixing apparatus stably controlling a fixing temperature, and image forming apparatus using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09160414A (ja) 1997-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5713069A (en) Induction heat fixing apparatus with preheating guide
US7369804B2 (en) Fixing device
US7271371B2 (en) Magnetic flux image heating apparatus with shaped heat rotation member
US9217973B2 (en) Image heating apparatus
JP2008129517A (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP2000221830A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4636870B2 (ja) 像加熱装置
WO2005038532A1 (ja) 定着装置及び温度制御方法
US6795679B2 (en) Image heating apparatus and heat generating rotary member for use in the same
EP1180730B1 (en) Image heating apparatus of induction heating type
US6292648B1 (en) Fixing device using induction heating for image forming apparatus
EP1700171A1 (en) Heating apparatus
JP3441820B2 (ja) 加熱装置
JP2001066933A (ja) 加熱装置、像加熱装置および画像形成装置
JP3334504B2 (ja) 誘導加熱定着装置
JP2000215971A (ja) 誘導加熱装置及び画像形成装置
JPH11297462A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP3495162B2 (ja) 定着装置
JPH0816006A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JPH0816007A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP2004272157A (ja) 像加熱装置
JP3372737B2 (ja) 加熱装置
JPH0944015A (ja) 電磁誘導発熱フイルム、加熱装置及び画像形成装置
JP2003098877A (ja) 定着装置および画像形成装置
JPH0980939A (ja) 画像形成装置の加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees