JP3493949B2 - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
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Description
するものである。
ビームで画像形成を行う走査光学装置が知られている。
このような走査光学装置は、例えば、赤・緑・青の3色
に対応した波長のレーザービームで、銀塩フィルム等の
感光体上にカラー画像を形成するために用いられる。し
かし、波長の異なる複数のレーザービームを一つの走査
レンズ系で走査することになるため、当然、色収差を考
慮する必要がある。波長の異なる複数のレーザービーム
に対して色収差が補正された走査レンズ系としては、例
えば、特開昭62−262812号公報で提案されてい
るfθレンズが挙げられる。
複数のレーザービームを同一の被走査面上で結像させる
ためには、走査レンズ系の軸上色収差と倍率色収差の両
方を補正する必要がある。しかし、軸上色収差と倍率色
収差を共に良好に補正するためには、走査レンズ系のレ
ンズの枚数や構成の複雑化が避けられないという問題が
ある。前述の特開昭62−262812号公報で提案さ
れているfθレンズは、倍率色収差と軸上色収差を同時
に補正しようとするものであるが、これらの収差の補正
を行った結果、非常に屈折力の強い負レンズと正レンズ
とを組み合わせた構成になっている。しかし、このよう
に走査レンズ系を構成するレンズの屈折力が強くなる
と、レンズを組み込む際の位置決めに高い精度が要求さ
れるので、レンズ保持部材に高精度部品が必要となり、
組み立てコストの増加が避けられない。
ものであって、波長の異なる複数のビームを用いた走査
を一つの走査レンズ系で行う走査光学装置であって、走
査レンズ系のレンズ枚数を増やしたり構成を複雑化した
りしなくても、高い光学性能を得ることができる走査光
学装置を提供することを目的とする。
め、第1の発明の走査光学装置は、波長の異なる複数の
ビームを用いた走査を一つの走査レンズ系で行う走査光
学装置において、前記複数のビームのいずれもが、前記
走査レンズ系を通過したのち光軸に対して垂直な同一平
面上で結像するような収束度合いに、前記走査レンズ系
に入射する前に整形されており、各ビームが前記平面上
の光軸上で結像するようにしたとき、光軸上以外でも前
記平面上で結像するように、各ビームごとに像面湾曲が
補正されていることを特徴とする。
れぞれ波長の異なるビームを放射する複数の光源と、前
記複数の光源から放射されたビームをそれぞれ収束度の
異なる収束光に整形する集光レンズと、前記集光レンズ
から射出されたそれぞれのビームを偏向する偏向器と、
前記偏向器によって偏向された各ビームを光軸に対して
垂直な同一平面上で結像させる走査レンズ系と、を備
え、各ビームが前記平面上の光軸上で結像するようにし
たとき、光軸上以外でも前記平面上で結像するように、
各ビームごとに像面湾曲が補正されていることを特徴と
する。
発明の構成において、前記集光レンズと前記偏向器との
間に、前記複数のビームを略同一方向に重ね合わせるビ
ーム合成手段を配置したことを特徴とする。
波長の異なるビームを放射する複数の光源と、前記複数
の光源から放射されたビームをそれぞれ収束度の異なる
収束光に整形する集光レンズと、前記集光レンズから射
出されたそれぞれのビームを偏向する偏向器と、前記偏
向器によって偏向された各ビームを光軸に対して垂直な
同一平面上で結像させる走査レンズ系と、前記集光レン
ズと前記偏向器との間に配置され、前記複数のビームを
略同一方向に重ね合わせるビーム合成手段と、を備えた
ことを特徴とする。第5の発明の走査光学装置は、上記
第1〜第4のいずれか1つの発明の構成において、前記
走査レンズ系で倍率色収差が補正されていることを特徴
とする。
装置を、図面を参照しつつ説明する。
形態に係る走査光学装置の概略構成を示し、図2に第1
の実施の形態を構成している光源ブロック1の概略構成
を示す。図1に示すように、この走査光学装置は、光源
ブロック1と、ポリゴンミラー3と、射出側に反射ミラ
ーを有する走査レンズ系4と、感光体表面に相当する被
走査面5と、を備えている。また、図2に示すように、
光源ブロック1は、3つの光源6,7,8と、3つの集
光レンズ9,10,11と、3つのシリンダレンズ1
2,13,14と、2つのダイクロイックミラー15,
16と、から成っている。光源6〜8は、それぞれ波長
の異なるレーザービームを放射するレーザー光源であっ
て、光源6の光源波長が780nm、光源7の光源波長
が670nm、光源8の光源波長が630nmとなって
いる。
されたレーザービームは、各光源6〜8に対して1組ず
つ配置された集光レンズ9〜11及びシリンダレンズ1
2〜14によって、それぞれ異なる収束度合い(集光度
合い)の収束光となった後、ダイクロイックミラー1
5,16によって略同一方向に重ね合わされて、ポリゴ
ンミラー3に向けて発せられる。このように、波長の異
なる3本のレーザービーム2(図1)のいずれもが、走査
レンズ系4を通過したのち光軸に対して垂直な同一平面
(すなわち被走査面5)上で結像するような収束度合い
に、走査レンズ系4に入射する前に整形される。
ーム2は、いずれもシリンダレンズ12〜14によって
主走査方向と副走査方向とで収束度合いの異なる収束光
になっており、ポリゴンミラー3の反射面(以下「ポリ
ゴン反射面」という。)上で副走査方向に一旦集光する
とともに主走査方向には収束した状態で、ポリゴンミラ
ー3によって偏向反射される。ポリゴンミラー3で偏向
反射された3本のレーザービーム2は、一つの走査レン
ズ系4によって屈折・反射されて、光軸に対して垂直な
被走査面5上で主走査方向及び副走査方向について集光
するとともに、被走査面5上をほぼ等速度で移動するこ
とにより、画像(潜像)を形成する。走査レンズ系4は、
球面レンズ3枚と非軸対称非球面レンズ1枚とから成っ
ている。非軸対称非球面レンズのレーザービーム入射側
面は、主走査方向に比べて副走査方向がより強い屈折力
を有する非軸対称非球面であり、また、非軸対称非球面
レンズのレーザービーム射出側面は平面である。
ズ12〜14及びダイクロイックミラー15,16から
成るポリゴンミラー3前の光学系(以下「偏向前光学
系」という。)、並びに走査レンズ系4の構成を、コン
ストラクションデータ等を挙げて更に具体的に説明す
る。なお、偏向前光学系のコンストラクションデータで
は、ダイクロイックミラー15,16における反射面を
省略して透過面のみを示し、また、走査レンズ系4のコ
ンストラクションデータでは、最も被走査面5側に位置
する反射ミラーを省略する。
において、si(i=1,2,3,・・・)は各光源6〜8側から数え
てi番目の面、ri(i=1,2,3,・・・)は各光源6〜8側から数
えてi番目の面siの近軸曲率半径、r3Mは各光源6〜8側
から数えて3番目の面s3の主走査方向の近軸曲率半径、
r3Sは各光源6〜8側から数えて3番目の面s3の副走査
方向の近軸曲率半径、di(i=1,2,3,・・・)は各光源6〜8
側から数えてi番目の軸上面間隔である。さらに、Nai(i
=1,2,...)は光源6側から数えてi番目の光学要素の波長
780nmのレーザービームに対する屈折率、Nbi(i=1,
2,...)は光源7側から数えてi番目の光学要素の波長670
nmのレーザービームに対する屈折率、Nci(i=1,2,...)は
光源8側から数えてi番目の光学要素の波長630nmのレー
ザービームに対する屈折率である。なお、第1面s1を基
準とした発光点位置、並びに最終面(ポリゴン反射面に
相当する面)s9又はs7を基準とした主走査方向及び副走
査方向の集光点位置(つまり、走査レンズ系4から見た
物点位置)を併せて示す。
タにおいて、si(i=1,2,3,...)はポリゴン反射面s0側か
ら数えてi番目の面、ri(i=1,2,3,...)はポリゴン反射面
s0側から数えてi番目の面siの近軸曲率半径、di(i=1,2,
3,...)はポリゴン反射面s0側から数えてi番目の軸上面
間隔、d0はポリゴン反射面s0から走査レンズ系4の最も
ポリゴン反射面s0側の面s1までの距離である。さらに、
Nai(i=1,2,...)はポリゴン反射面s0側から数えてi番目
の光学要素の波長780nmのレーザービームに対する屈折
率、Nbi(i=1,2,...)はポリゴン反射面s0側から数えてi
番目の光学要素の波長670nmのレーザービームに対する
屈折率、Nci(i=1,2,...)はポリゴン反射面s0側から数え
てi番目の光学要素の波長630nmのレーザービームに対す
る屈折率である。
形状は、レンズの面頂点を原点とする座標(x,y,z)を用
いた次の式(AS1)で定義される。また、走査レンズ系4
における非軸対称非球面s7の面形状は、レンズの面頂点
を原点とする座標(x,y,z)を用いた次の式(AS2)で定義さ
れる。
の座標、y:主走査方向の座標、z:副走査方向の座標、
c:近軸曲率、ε:離心率、ai:i次の非球面係数、a
i,j:yがi次でzがj次の非球面係数である。
ーム2を略同一方向に重ね合わせるためのビーム合成手
段として、ダイクロイックミラー15,16が用いられ
ている。ダイクロイックミラーの代わりに通常のビーム
スプリッタを用いてもよいが、ダイクロイックミラーを
用いると、レーザービームを重ね合わせる際の光の利用
効率を高めることができ、各光源6〜8から放射される
レーザービームを無駄なく利用することができるので好
ましい。このように、波長の異なる複数のレーザービー
ムをダイクロイックミラーで略同一方向に重ね合わせる
場合、従来、走査レンズ系から見た物点位置が各レーザ
ービームについて等しくなるように構成される。このた
め、走査レンズ系での軸上色収差の補正が必要となる。
レンズ系4で軸上色収差を補正せず、走査レンズ系4か
ら見た物点位置を各レーザービームごとに変えることに
よって、いずれのレーザービームについても被走査面5
上でデフォーカスが生じないようにしている。つまり、
走査レンズ系4においては、倍率色収差は補正されてい
るが、軸上色収差は補正されていないのである。図3
に、集光レンズ9〜11から走査レンズ系4までを含む
全系の倍率色収差を示す。この収差図は、走査レンズ系
4で補正された倍率色収差を、波長780nmを基準と
した像高差として示している。
ョンデータにおける最終面(s9又はs7)は、ポリゴン反射
面に相当する。しかし実際には、ポリゴン反射面はレー
ザービーム2に対して傾いている上に、その角度が変化
する。ここで示した最終面は、実際のポリゴン反射面で
はなく仮想の面である。この仮想の面を示したのは、各
レーザービームが走査レンズ系4に入射する前の段階
で、各集光点位置にどれだけの差が生じているかを示す
ためである。主・副走査方向における集光点位置は、こ
の仮想の面からの距離を求めたものである。これらの集
光点位置データから分かるように、主・副走査方向の両
方共、波長ごとに集光点位置(つまり、走査レンズ系4
から見た物点位置)は異なっている。これによって、被
走査面5上ではデフォーカスが生じないようになる。図
4に、第1の実施の形態の[M]主走査像面性及び[S]副
走査像面性を示す。
670nm,630nmのレーザービームの集光点位置
を、波長780nmのレーザービームの集光点位置に揃
えたときの、[M]主走査像面性及び[S]副走査像面性を
示す。先に述べたように軸上色収差が走査レンズ系4で
補正されていないため、図5から分かるように、3本の
レーザービーム2の集光点位置を同じにすると、被走査
面5上ではデフォーカスが発生することになる。
1を個別に設計することによって、各レーザービームの
主走査方向における集光点位置が互いに異なるようにし
ており、同一形状のシリンダレンズ12〜14の位置を
変えることによって、各レーザービームの副走査方向に
おける集光点位置が互いに異なるようにしている。ま
た、図4から分かるように、各レーザービームが被走査
面5の光軸上で結像するようにしたとき、光軸上以外で
も被走査面5上で結像するように、各レーザービームご
とに像面湾曲が補正されている。
に、集光レンズ9〜11を同一の形状とし、その位置を
変えることによってレーザービームの集光点位置を調節
する構成としてもよい。しかしその場合、球面収差が大
きくなりすぎて、被走査面5上でのレーザービームの結
像状態が悪化する。また、その他の方法として、集光レ
ンズ9〜11から走査レンズ系4までを含めて光学的に
軸上の色補正を行う方法も考えられるが、その場合、集
光レンズ9〜11のレンズ枚数の増加は避けられない。
設計の集光レンズ9〜11を用いたり、各レーザービー
ムごとに異なった位置にシリンダレンズ12〜14を配
置したりすることによって、各レーザービームの主・副
走査方向の収束度合いがレーザービームごとに異なるよ
うなビーム整形を、レーザービーム2が走査レンズ系4
に入射する前に行うと、各レーザービームごとに異なっ
た位置に走査レンズ系4から見た物点が配置されて、レ
ーザービーム2を3本とも被走査面5上で結像させるこ
とが可能となる。この構成によると、走査レンズ系4で
の軸上色収差補正を光学的に行う必要がないので、走査
レンズ系4にかかる設計上の負担が軽減される。したが
って、走査レンズ系4のレンズ枚数を増やしたり構成を
複雑化したりしなくても、高い光学性能を得ることがで
きる。
は、1本のレーザービームで被走査面上に画像描き込み
を行う走査光学装置であって、光源ブロック以外は第1
の実施の形態と同様に構成されている。光源ブロック
は、1つの光源と、1つの集光レンズと、1つのシリン
ダレンズと、から成っており、ダイクロイックミラーは
備えていないが、搭載する機種のスペックに応じて、光
源と集光レンズを変更するとともにシリンダレンズの位
置を変えるシステム構成になっている。具体的には、解
像度が600dpi以下の機種ではより安価な波長78
0nmの光源を使い、解像度が600dpiを上回る機
種ではより小径化しやすい670nmの光源を使う。集
光レンズも各光源波長に合ったものを使う。
ダレンズとから成る各偏向前光学系の構成を、コンスト
ラクションデータ等を挙げて更に具体的に説明する。偏
向前光学系のコンストラクションデータにおいて、si(i
=1,2,3,・・・)は各光源側から数えてi番目の面、ri(i=1,
2,3,・・・)は各光源側から数えてi番目の面siの近軸曲率
半径、r3Mは各光源側から数えて3番目の面s3の主走査
方向の近軸曲率半径、r3Sは各光源側から数えて3番目
の面s3の副走査方向の近軸曲率半径、di(i=1,2,・・・)は
各光源側から数えてi番目の軸上面間隔である。さら
に、Nai(i=1,2)は光源側から数えてi番目のレンズの波
長780nmのレーザービームに対する屈折率、Nbi(i=1,2)
は光源側から数えてi番目のレンズの波長670nmのレーザ
ービームに対する屈折率である。また、軸対称非球面s2
の面形状は、レンズの面頂点を原点とする座標(x,y,z)
を用いた前記式(AS1)で定義される。なお、第1面s1を
基準とした発光点位置、並びに最終面(ポリゴン反射面
に相当する面)s5を基準とした主走査方向及び副走査方
向の集光点位置(つまり、走査レンズ系から見た物点位
置)を併せて示す。
共用される走査レンズ系で軸上色収差を補正せず、上記
集光点位置データから分かるように、用いる光源の波長
に応じて集光点位置(つまり、走査レンズ系から見た物
点位置)を変えることにより、いずれのレーザービーム
についても被走査面上でデフォーカスが生じないように
している。また、各レーザービームが被走査面の光軸上
で結像するようにしたとき、光軸上以外でも被走査面上
で結像するように、各レーザービームごとに像面湾曲が
補正されている。
走査方向の収束度合いと、波長670nmのレーザービ
ームの主・副走査方向の収束度合いと、が異なるよう
に、偏向前光学系によって走査レンズ系入射前にビーム
整形を行うと、上記のように各レーザービームごとに異
なった位置に走査レンズ系から見た物点が配置されて、
いずれのレーザービームも被走査面上で結像させること
が可能となる。この構成によると、走査レンズ系での軸
上色収差補正を光学的に行う必要がないので、走査レン
ズ系にかかる設計上の負担が軽減される。したがって、
走査レンズ系のレンズ枚数を増やしたり構成を複雑化し
たりしなくても、高い光学性能を得ることができる。
でよく、また、シリンダレンズは同一形状のものを位置
を約2mm変えているだけであるから、調整範囲を2m
m広げて設計しておくだけで同一部品を使用することが
できる。加えて、上記コンストラクションデータから分
かるように、光源や集光レンズの位置がどちらの場合で
もほぼ同じになるように集光レンズを設計しているた
め、光源と集光レンズそのものを除く周辺の構造物は全
て共有できる。このような機種間の部品共通化によっ
て、大幅なコストダウンを達成することができる。
走査レンズ系の軸上色収差を光学的に補正する必要がな
いため、走査レンズ系のレンズ枚数を増やしたり構成を
複雑化したりしなくても、高い光学性能を得ることがで
きる。また、光学性能を劣化させることなく、走査レン
ズ系のレンズ枚数を減らしたり構成を簡単にしたりする
ことができるため、大幅なコストダウンを図ることが可
能である。
示す斜視図。
す模式図。
630nmのレーザービームの集光点位置を波長780
nmのレーザービームの集光点位置に揃えたときの、像
面性を示す収差図。
Claims (5)
- 【請求項1】 波長の異なる複数のビームを用いた走査
を一つの走査レンズ系で行う走査光学装置において、 前記複数のビームのいずれもが、前記走査レンズ系を通
過したのち光軸に対して垂直な同一平面上で結像するよ
うな収束度合いに、前記走査レンズ系に入射する前に整
形されており、各ビームが前記平面上の光軸上で結像す
るようにしたとき、光軸上以外でも前記平面上で結像す
るように、各ビームごとに像面湾曲が補正されているこ
とを特徴とする走査光学装置。 - 【請求項2】 それぞれ波長の異なるビームを放射する
複数の光源と、 前記複数の光源から放射されたビームをそれぞれ収束度
の異なる収束光に整形する集光レンズと、 前記集光レンズから射出されたそれぞれのビームを偏向
する偏向器と、 前記偏向器によって偏向された各ビームを光軸に対して
垂直な同一平面上で結像させる走査レンズ系と、を備
え、 各ビームが前記平面上の光軸上で結像するようにしたと
き、光軸上以外でも前記平面上で結像するように、各ビ
ームごとに像面湾曲が補正されている ことを特徴とする
走査光学装置。 - 【請求項3】 前記集光レンズと前記偏向器との間に、
前記複数のビームを略同一方向に重ね合わせるビーム合
成手段を配置したことを特徴とする請求項2に記載の走
査光学装置。 - 【請求項4】 それぞれ波長の異なるビームを放射する
複数の光源と、 前記複数の光源から放射されたビームをそれぞれ収束度
の異なる収束光に整形する集光レンズと、 前記集光レンズから射出されたそれぞれのビームを偏向
する偏向器と、 前記偏向器によって偏向された各ビームを光軸に対して
垂直な同一平面上で結像させる走査レンズ系と、 前記集光レンズと前記偏向器との間に配置され、前記複
数のビームを略同一方向に重ね合わせるビーム合成手段
と、 を備えたことを特徴とする走査光学装置。 - 【請求項5】 前記走査レンズ系で倍率色収差が補正さ
れていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
に記載の走査光学装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12717797A JP3493949B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12717797A JP3493949B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 走査光学装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10319334A JPH10319334A (ja) | 1998-12-04 |
JP3493949B2 true JP3493949B2 (ja) | 2004-02-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12717797A Expired - Fee Related JP3493949B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 走査光学装置 |
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DE102012107040A1 (de) * | 2012-08-01 | 2014-05-28 | Jenoptik Optical Systems Gmbh | Achromatische Scaneinrichtung mit monochromatischem f-Theta-Objektiv |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12717797A patent/JP3493949B2/ja not_active Expired - Fee Related
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