JP3490245B2 - 充電器インタフェース回路および携帯機器 - Google Patents

充電器インタフェース回路および携帯機器

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JP3490245B2
JP3490245B2 JP07836197A JP7836197A JP3490245B2 JP 3490245 B2 JP3490245 B2 JP 3490245B2 JP 07836197 A JP07836197 A JP 07836197A JP 7836197 A JP7836197 A JP 7836197A JP 3490245 B2 JP3490245 B2 JP 3490245B2
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charging
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電器インタフェ
ース回路さらには二次電池の電圧を検出して充電電流を
制御しながら二次電池の充電を行うようにされたインタ
フェース回路に適用して特に有効な技術に関し、例えば
パーソナル・ハンディ・ホン・システム(PHS:pe
rsonal handy phone syste
m)等の携帯電話機に利用して有用な回路に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の携帯用機器には、二次電
池が内蔵されており、外部の充電器を用いて、その二次
電池を充電するようになっているものがある。一般に、
携帯電話機やいわゆるコードレスホンと呼ばれる出力が
微弱な電波を使用した電話機においては、電話機の外側
面に、電話機内の二次電池に電気的に接続された充電用
の端子が露出して設けられている。そして、その充電用
の端子に、充電器に設けられた電力供給用の端子が圧接
されることにより、電話機内の二次電池と充電器とが電
気的に接続され、二次電池の充電が行われるようになっ
ている。電話機の充電用端子に充電器の電力供給用端子
を圧接させるために、一般に、充電器の電力供給用端子
は、電話機の充電用端子に圧接可能なように、ばねによ
り付勢されている。
【0003】図9には、携帯電話機等に設けられた従来
の充電器インタフェース回路が示されている。この充電
器インタフェース回路100には、充電用端子として、
充電端子1、二次電池7の電圧検出用のモニタ端子2、
および接地端子3が設けられている。
【0004】充電端子1と、電話機等に内蔵された二次
電池7の正極との間には、電流の逆流防止用のダイオー
ド4が接続されている。ダイオード4のアノードおよび
カソードは、それぞれ充電端子1および二次電池7の正
極に接続されている。モニタ端子2と二次電池7の正極
との間には、電池電圧モニタ用抵抗素子8が接続されて
いる。このモニタ用抵抗素子8の抵抗値は、モニタ端子
2と充電端子1とが短絡しても異常が発生しないような
値に選択されている。
【0005】接地端子3は、二次電池7の負極とともに
接地点に共通接続されている。
【0006】また、充電端子1には、充電用端子に外部
の充電器(図示省略)が接続されたことを検出するデジ
タルトランジスタ5が接続されている。そのデジタルト
ランジスタ5の出力端子は、プルアップ抵抗素子6を介
して所定電位にプルアップされているとともに、電話機
等の本体内に、充電器インタフェース回路100の外部
回路として設けられた充電器接続有無検出回路110に
接続されている。
【0007】充電器接続有無検出回路110、並びに二
次電池7の正極および負極は、電話機等の本体内の各部
へ接続されている。
【0008】上記構成の充電器インタフェース回路10
0の作用は、以下の通りである。すなわち、充電端子1
には、充電時に外部の充電器(図示省略)から正電圧が
印加される。充電時には、モニタ端子2を介して外部の
充電器(図示省略)により、二次電池7の電圧が検出さ
れる。そして、その検出された電圧に応じて、外部の充
電器(図示省略)の制御が行われる。それによって、外
部の充電器(図示省略)から充電端子1に供給される充
電電流が制御され、二次電池7は、過充電されることな
く満充電される。
【0009】また、この充電器インタフェース回路10
0では、充電端子1と二次電池7の正極との間にダイオ
ード4が設けられていることにより、充電端子1と接地
端子3とが金属等を介して短絡した時に、二次電池7の
正極から充電端子1に向かって電流が逆流するのが防止
されている。
【0010】また、コードレスホン等では、コードレス
ホン等を充電器から外すとオフフック状態となり、また
充電器に戻すとオンフック状態となるものがある。その
ような機能を有する電話機の場合には、充電器インタフ
ェース回路100の充電用端子に外部の充電器(図示省
略)が接続されると、オンフック状態になるとともに、
デジタルトランジスタ5がオフ状態からオン状態に切り
替わり、充電器接続有無検出回路110に検出信号を出
力するようになっている。
【0011】図9に示された回路では、デジタルトラン
ジスタ5は、充電器の接続を検出すると、相対的に電位
が低い“L(ロー)”レベルの信号を出力する。充電器
が接続されていない時には、デジタルトランジスタ5の
出力端子の電位は、相対的に高い“H(ハイ)”レベル
の電位に保持される。
【0012】充電器接続有無検出回路110から出力さ
れた検出信号は、充電器の脱着に伴うオンフックやオフ
フック等の制御を行う電話機本体内の制御回路(図示省
略)に送られる。従って、充電器(図示省略)が接続さ
れた状態の電話機から充電器(図示省略)を外すと、電
話機は自動的にオフフック状態となり、一方、充電器
(図示省略)が外されたオフフック状態の電話機に充電
器(図示省略)が接続されると、電話機は自動的にオン
フック状態となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の充電器インタフェース回路では、充電時に外部
の充電器から正電圧が印加される充電端子と、充電中の
二次電池の充電状態をモニタするためのモニタ端子と、
接地端子の少なくとも3つの充電用端子が必要であるた
め、近時のように携帯機器がますます小型化されると、
電話機等の携帯機器において充電用端子の実装スペース
を確保するのは困難であるという問題点があった。
【0014】また、従来の充電器インタフェース回路で
は、少なくとも3つの充電用端子が必要であるため、電
話機等の携帯機器の充電用端子と外部の充電器の端子と
の圧接をばねを用いて行う場合に、そのばねによる圧接
力が3つ以上の端子に分散されてしまい、端子どうしの
接触が十分でないことがあるという問題点もあった。
【0015】本発明は、上述のような問題点に着目して
なされたものであり、電話機等の携帯機器における充電
用端子の数が2つであるような充電器インタフェース回
路および携帯機器を得ることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明に係る充電器インタフェース回路にあっ
ては、携帯機器に内蔵されかつ充電器に接続可能な充電
端子と接地端子とを有する充電器インタフェース回路に
おいて、上記携帯機器の本体内に有する二次電池に上記
充電端子と接地端子とを接続し、この充電端子と二次電
池との間にあってオンオフ制御を行ない充電端子から二
次電池の正極へ向かって順方向となる寄生ダイオードを
有する電界効果トランジスタを備え、この電界効果トラ
ンジスタのゲートには信号生成手段を接続しており、こ
の信号生成手段は上記充電端子に接続されて充電器の接
続を検出して検出信号を出力する検出手段とこの検出手
段に接続され独立のオンオフを繰り返す電源にて駆動さ
れる制御信号生成回路とを有し、上記充電端子は充電中
の上記二次電池の電圧を検出するモニタ端子を兼ねてい
ことを特徴とする。
【0017】この発明によれば、携帯機機内の二次電池
の充電端子がモニタ端子を兼ねていることにより、この
モニタ兼充電端子と接地端子の2つの端子のみで、充電
端子と接地端子とモニタ端子の3つの端子が必要であっ
た従来と同様に、充電中の二次電池の電圧を監視しなが
ら二次電池の充電を行うことができる。モニタ兼充電端
子および接地端子に外部の充電器が接続されている時に
は、信号生成手段により、スイッチ手段である電界効果
トランジスタを閉状態と開状態とに交互に切り替え得る
信号が生成され、それによって電界効果トランジスタが
閉状態と開状態とに交互に切り替わる。また、寄生ダイ
オードにて電界効果トランジスタのオフ時には外部への
通電が防止され、引いては高速なスイッチング動作が可
能となる。
【0018】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、前記充電端子および前記接地端子に外部
の充電器が接続されている時に、前記スイッチ手段を閉
状態に保持し得る信号を生成し、その生成した信号によ
り前記スイッチ手段の開閉を制御する信号生成手段を備
えているものである。
【0019】この発明によれば、モニタ兼充電端子およ
び接地端子に外部の充電器が接続されている時には、信
号生成手段により、スイッチ手段を閉状態に保持し得る
信号が生成され、それによってスイッチ手段が閉状態に
保持される。
【0020】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、前記充電端子および前記接地端子に外部
の充電器が接続されている時に、前記スイッチ手段を閉
状態と開状態とに交互に切り替え得る信号を生成し、そ
の生成した信号により前記スイッチ手段の開閉を制御す
る信号生成手段を備えているものである。
【0021】この発明によれば、モニタ兼充電端子およ
び接地端子に外部の充電器が接続されている時には、信
号生成手段により、スイッチ手段を閉状態と開状態とに
交互に切り替え得る信号が生成され、それによってスイ
ッチ手段が閉状態と開状態とに交互に切り替わる。
【0022】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、前記スイッチ手段は、オン状態の抵抗値
が低いPチャネル電界効果トランジスタであり、当該ト
ランジスタは、該トランジスタのドレインとソースの間
の寄生ダイオードが前記充電端子から前記二次電池の正
極に向かって順方向となるように接続されているもので
ある。
【0023】この発明によれば、Pチャネル電界効果ト
ランジスタのオン・オフの切り替えによって、モニタ兼
充電端子と二次電池との電気的接続およびその電気的接
続の遮断が行われるとともに、このトランジスタの寄生
ダイオードにより、トランジスタがオフ状態の時に、モ
ニタ兼充電端子を介して外部に電流が流れるのが防止さ
れる。
【0024】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、前記充電端子および前記接地端子に外部
の充電器が接続されている時に、相対的に電位が低いレ
ベルの信号を生成し、その生成した信号を前記Pチャネ
ル電界効果トランジスタのゲートに出力する信号生成手
段を備えているものである。
【0025】この発明によれば、モニタ兼充電端子およ
び接地端子に外部の充電器が接続されている時には、信
号生成手段により、相対的に電位が低いレベルの信号が
生成され、それによってPチャネル電界効果トランジス
タがオン状態に保持される。
【0026】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、前記充電端子および前記接地端子に外部
の充電器が接続されている時に、相対的に電位が低いレ
ベルの信号と相対的に電位が高いレベルの信号を交互に
生成し、その生成した信号を前記Pチャネル電界効果ト
ランジスタのゲートに出力する信号生成手段を備えてい
るものである。
【0027】この発明によれば、モニタ兼充電端子およ
び接地端子に外部の充電器が接続されている時には、信
号生成手段により、相対的に電位が低いレベルの信号と
相対的に電位が高いレベルの信号が交互に生成され、そ
れによってPチャネル電界効果トランジスタはオン状態
とオフ状態とに交互に切り替わる。
【0028】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、前記信号生成手段が、当該充電器インタ
フェース回路を構成要素の一つとして含む装置の主電源
から独立して常時オン状態に保持されている第2の電源
により駆動されるようになっているものである。
【0029】この発明によれば、当該充電器インタフェ
ース回路を構成要素の一つとして含む装置の主電源がオ
フ状態であっても、信号生成手段は駆動される。
【0030】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、携帯機器に内蔵されかつ充電器に接続可
能な充電端子と接地端子とを有する充電器インタフェー
ス回路において、上記携帯機器の本体内に有する二次電
池に上記充電端子と接地端子とを接続し、この充電端子
と二次電池との間にあってオンオフ制御を行ない充電端
子から二次電池の正極へ向かって順方向となる寄生ダイ
オードを有する電界効果トランジスタを備え、この電界
効果トランジスタのゲートには信号生成手段を接続して
おり、この信号生成手段は充電器の接続をオフ状態とオ
ン状態とが相互に切り替わるリードスイッチにて検出し
てこの検出信号を出力する検出手段とこの検出手段に接
続され独立の電源にて駆動される制御信号生成回路とを
有し、上記充電端子は充電中の上記二次電池の電圧を検
出するモニタ端子を兼ねていることを特徴とする。
【0031】この発明によれば、モニタ兼充電端子およ
び接地端子に外部の充電器が接続されている時には、リ
ードスイッチが閉状態となり、モニタ兼充電端子および
接地端子に外部の充電器が接続されていない時には、リ
ードスイッチが開状態となることによって、充電器の接
続が検出される。
【0032】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、前記充電端子の電位に基づいて、同充電
端子に外部の充電器が接続されていることを検出する検
出手段を備えているものである。
【0033】この発明によれば、モニタ兼充電端子およ
び接地端子に外部の充電器が接続されている時と接続さ
れていない時のモニタ兼充電端子の電位の変化に基づい
て、検出手段により充電器の接続が検出される。
【0034】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、携帯機器に内蔵されかつ充電器に接続可
能な充電端子と接地端子とを有する充電器インタフェー
ス回路において、上記携帯機器の本体内に有する二次電
池に上記充電端子と接地端子とを接続し、この充電端子
と二次電池との間にあってオンオフ制御を行ない充電端
子から二次電池の正極へ向かって順方向となる寄生ダイ
オードを有する電界効果トランジスタを備え、この電界
効果トランジスタのゲートには信号生成手段を接続して
おり、この信号生成手段は上記電界効果とランジスタの
ドレイン電位とソース電位を比較し上記電界効果とラン
ジスタのオン状態とオフ状態とを相互に切り替える制御
信号を生成する電圧比較器を有し、上記充電端子は充電
中の上記二次電池の電圧を検出するモニタ端子を兼ねて
いることを特徴とする。
【0035】この発明によれば、電圧比較器により、
えばPチャネル電界効果トランジスタのドレインおよび
ソースの各電位を比較し、充電端子側の電位が二次電池
の正極側の電位よりも所定電圧値以上低い時には、相対
的に電位が高いレベルの信号が生成され、それによって
このPチャネル電界効果トランジスタはオフ状態とな
り、一方、充電端子側の電位と二次電池の正極側の電位
との差が所定範囲内である時には、相対的に電位が低い
レベルの信号が生成され、それによってこのPチャネル
電界効果トランジスタがオン状態となる。
【0036】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路にあっては、前記信号生成手段が、前記充電端子およ
び前記接地端子に外部の充電器が接続された状態におい
て、前記スイッチ手段を閉状態と開状態とに交互に切り
替え得る信号のデューティ比、または相対的に電位が低
いレベルの信号と相対的に電位が高いレベルの信号との
デューティ比を、充電中と充電終了後で任意に変え得る
ようになっているものである。
【0037】この発明によれば、充電端子および接地端
子に外部の充電器が接続された状態において、信号生成
手段により、スイッチ手段を閉状態と開状態とに交互に
切り替え得る信号のデューティ比、または相対的に電位
が低いレベルの信号と相対的に電位が高いレベルの信号
とのデューティ比が、充電中と充電終了後で任意に変え
られる。
【0038】つぎの発明に係る携帯機器にあっては、上
記充電器インタフェース回路を具備しているものであ
る。
【0039】この発明によれば、携帯機器は、上述した
いずれかの充電器インタフェース回路を具備しているた
め、充電用の端子が2つで済む。
【0040】つぎの発明に係る携帯機器にあっては、そ
の携帯機器が携帯電話機であるとしたものである。
【0041】この発明によれば、携帯電話機は、上述し
たいずれかの充電器インタフェース回路を具備している
ため、充電用の端子が2つで済む。
【0042】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1には、本発明に係る充電器インタ
フェース回路の実施の形態1が示されている。この充電
器インタフェース回路200は、携帯機器、例えば携帯
電話機に内蔵されているものであり、モニタ兼充電端子
9および接地端子3の2つの充電用端子を有している。
これらモニタ兼充電端子9および接地端子3は、いずれ
も携帯電話機の外側面に露出して設けられており、電話
機内の二次電池7に電気的に接続されている。
【0043】モニタ兼充電端子9と二次電池7の正極と
の間には、オン状態の抵抗値(オン抵抗)が低いPチャ
ネルFET(Field−Effect Transi
stor:電界効果トランジスタ)10が接続されてい
る。PチャネルFET10のドレインおよびソースは、
それぞれ、モニタ兼充電端子9および二次電池7の正極
に接続されている。PチャネルFET10のソース、す
なわち二次電池7の正極とFET10のゲートとの間に
は抵抗素子12が接続されており、FET10がオフ状
態の時にFET10のゲート電位が所定の電位に保持さ
れるようになっている。
【0044】また、PチャネルFET10は、そのドレ
インとソースの間の寄生ダイオードがモニタ兼充電端子
9から二次電池7の正極へ向かって順方向となるように
接続されている。それによって、FET10がオフ状態
の時に、モニタ兼充電端子9を介して外部に電流が流れ
ないようになっている。
【0045】PチャネルFET10のゲートには、FE
T10をオン・オフする(オン状態とオフ状態とに相互
に切り替える)第2のデジタルトランジスタ11が接続
されている。つまり、FET10は、第2のデジタルト
ランジスタ11の出力信号に基づいて、オン・オフされ
る。この第2のデジタルトランジスタ11は、後述する
ように、第1のデジタルトランジスタ5、充電器接続有
無検出回路210および制御信号生成回路220によ
り、オン・オフされる。
【0046】従って、PチャネルFET10は、モニタ
兼充電端子9と二次電池7の正極とを電気的に接続する
とともに、その電気的接続を遮断可能なスイッチ手段と
しての機能を有している。
【0047】また、第2のデジタルトランジスタ11、
第1のデジタルトランジスタ5、充電器接続有無検出回
路210および制御信号生成回路220は、スイッチ手
段の開閉を制御する信号生成手段としての機能を有して
いる。
【0048】第1のデジタルトランジスタ5は、その入
力端子がモニタ兼充電端子9に接続されており、充電用
端子に外部の充電器(図示省略)が接続された時に所定
レベルの信号を出力するようになっている。このデジタ
ルトランジスタ5の出力端子は、プルアップ抵抗素子6
を介して所定電位にプルアップされているとともに、電
話機等の本体内に、充電器インタフェース回路200の
外部回路として設けられた充電器接続有無検出回路21
0に接続されている。
【0049】充電器接続有無検出回路210は、携帯電
話機等の本体内に、充電器インタフェース回路200の
外部回路として設けられた制御信号生成回路220に接
続されている。この充電器接続有無検出回路210は、
第1のデジタルトランジスタ5の出力信号に基づいて、
充電器(図示省略)の接続を検出し、検出信号を出力す
る。また、充電器接続有無検出回路210は、携帯電話
機等の本体内の他の回路ブロックにも接続されている。
【0050】従って、第1のデジタルトランジスタ5お
よび充電器接続有無検出回路210は、モニタ兼充電端
子9に充電器が接続されていることを検出する検出手段
としての機能を有している。
【0051】制御信号生成回路220は、前記第2のデ
ジタルトランジスタ11の入力端子に接続されている。
そして、充電器接続有無検出回路210から送られてき
た検出信号に基づいて、携帯電話機本体のクロック信号
を分周して所定の制御信号13を生成し、それを前記第
2のデジタルトランジスタ11に出力する。この制御信
号13は、その電位が相対的に高い“H(ハイ)”レベ
ルと相対的に低い“L(ロー)”レベルとに周期的に切
り替わる信号である。この制御信号13に基づいて第2
のデジタルトランジスタ11がオン・オフを繰り返し、
それによってFET10もオン・オフを繰り返すことに
なる。
【0052】また、制御信号生成回路220は、例え
ば、携帯電話機等の電源から独立して動作する時計用電
源などにより駆動されるようになっており、携帯電話機
等の電源がオフ状態の時にも、携帯電話機本体のクロッ
ク信号を分周して制御信号13を生成することができる
ようになっている。これは、携帯電話機等の電源がオフ
状態にされた状態で充電が行われることがあるからであ
る。
【0053】また、二次電池7の正極および負極は、電
話機等の本体内の各部へ接続されているとともに、二次
電池7の負極は、接地端子3および接地点に接続されて
いる。
【0054】図2には、上記構成の充電器インタフェー
ス回路200の動作タイミングの一例が示されている。
充電用端子に外部の充電器(図示省略)が接続される
と、モニタ兼充電端子9には外部の充電器(図示省略)
から正電圧が印加される。モニタ兼充電端子9に正電圧
が印加されると、オフ状態であった第1のデジタルトラ
ンジスタ5はオン状態に切り替わる。それによって、第
1のデジタルトランジスタ5から充電器接続有無検出回
路210へ送られる信号の電位は、相対的に高い“H
(ハイ)”レベルから相対的に低い“L(ロー)”レベ
ルに切り替わる。
【0055】充電器接続有無検出回路210は、第1の
デジタルトランジスタ5から相対的に電位が低い“L
(ロー)”レベルの信号を受け取ると、充電器インタフ
ェース回路200の充電用端子に外部の充電器(図示省
略)が接続されたことを検出し、制御信号生成回路22
0に検出信号を出力する。
【0056】制御信号生成回路220は、充電器接続有
無検出回路210から検出信号を受け取ると、制御信号
13の生成を開始し、その生成した制御信号13を第2
のデジタルトランジスタ11に出力する。
【0057】その制御信号13により、第2のデジタル
トランジスタ11には、相対的に高い“H(ハイ)”レ
ベルの電位と相対的に低い“L(ロー)”レベルの電位
が周期的に切り替わって印加される。それによって、第
2のデジタルトランジスタ11は、周期的にオン・オフ
を繰り返す。
【0058】図1に示された回路では、第2のデジタル
トランジスタ11は、相対的に電位が高い“H(ハ
イ)”レベルの信号が入力されると相対的に電位が低い
“L(ロー)”レベルの信号を出力し、PチャネルFE
T10をオン状態に切り替えてモニタ兼充電端子9と二
次電池7の正極とを電気的に接続させる。一方、第2の
デジタルトランジスタ11は、相対的に電位が低い“L
(ロー)”レベルの信号が入力されると相対的に電位が
高い“H(ハイ)”レベルの信号を出力し、Pチャネル
FET10をオフ状態に切り替えてモニタ兼充電端子9
と二次電池7の正極との電気的接続を遮断する。従っ
て、第2のデジタルトランジスタ11に入力される制御
信号13の電位が相対的に高い“H(ハイ)”レベルの
時に、二次電池7が充電される。
【0059】制御信号13の電位が相対的に高い“H
(ハイ)”レベルの時、すなわちPチャネルFET10
がオン状態の時に充電器が外されると、図2に示すよう
に、その直後の制御信号13の立下りに同期して、Pチ
ャネルFET10はオフ状態に切り替わる。これは、F
ET10がオン状態の時に充電器が外されても、FET
10がオン状態であるため、二次電池7の正極とモニタ
兼充電端子9とは電気的に接続されたままであり、従っ
て第1のデジタルトランジスタ5の入力端子の電位は相
対的に高い“H(ハイ)”レベルに保持されるからであ
る。
【0060】そして、充電器を外した後の最初の制御信
号13の立下りによって、PチャネルFET10のゲー
ト電位が相対的に高い“H(ハイ)”レベルに切り替わ
り、PチャネルFET10がオン状態からオフ状態に切
り替わる。それによって、二次電池7の正極とモニタ兼
充電端子9との電気的接続が遮断され、第1のデジタル
トランジスタ5の入力および出力の電位は、それぞれ相
対的に低い“L(ロー)”レベルおよび相対的に高い
“H(ハイ)”レベルに切り替わる。
【0061】充電器接続有無検出回路210では、第1
のデジタルトランジスタ5からの入力信号の電位が相対
的に低い“L(ロー)”レベルから相対的に高い“H
(ハイ)”レベルに切り替わることによって、充電器が
接続されていないことが検出される。そして、充電器接
続有無検出回路210から制御信号生成回路220へ充
電器が接続されていないことの検出信号が出力され、そ
の信号に基づいて、制御信号生成回路220から第2の
デジタルトランジスタ11へ送られる制御信号13は、
相対的に電位が低い“L(ロー)”レベルの状態を保持
する。この制御信号13は、再び充電器が接続されたこ
とが検出されるまで、相対的に電位が低い“L(ロ
ー)”レベルに保持される。すなわち、再び充電器が接
続されたことが検出されるまで、PチャネルFET10
はオフ状態を保持する。
【0062】このように、制御信号13が相対的に高い
“H(ハイ)”レベルの電位と相対的に低い“L(ロ
ー)”レベルの電位とに交互に切り替わるようになって
いることによって、第2のデジタルトランジスタ11は
オン・オフを繰り返し、第2のデジタルトランジスタ1
1の出力が相対的に低い“L(ロー)”レベルの電位と
相対的に高い“H(ハイ)”レベルの電位とに交互に切
り替わる。従って、PチャネルFET10もオン・オフ
を繰り返し、FET10がオン状態の時に充電器が外さ
れた時に速やかにFET10がオフ状態に復帰し、二次
電池7の正極とモニタ兼充電端子9との電気的接続を遮
断することができる。
【0063】一方、制御信号13の電位が相対的に低い
“L(ロー)”レベルの時、すなわちPチャネルFET
10がオフ状態の時に充電器が外されると、二次電池7
の正極とモニタ兼充電端子9との電気的接続が直ちに遮
断されるので、モニタ兼充電端子9には電圧が印加され
ていない状態となる。従って、モニタ兼充電端子9に接
続された第1のデジタルトランジスタ5の入力端子の電
位は相対的に高い“H(ハイ)”レベルから相対的に低
い“L(ロー)”レベルに切り替わり、それに伴って第
1のデジタルトランジスタ5の出力の電位は相対的に低
い“L(ロー)”レベルから相対的に高い“H(ハ
イ)”レベルに切り替わる。
【0064】充電器接続有無検出回路210は、その入
力信号(第1のデジタルトランジスタ5の出力信号)の
電位が相対的に低い“L(ロー)”レベルから相対的に
高い“H(ハイ)”レベルに切り替わることによって、
充電器が接続されていないことを検出し、その検出信号
を制御信号生成回路220に出力する。それによって、
制御信号生成回路220から第2のデジタルトランジス
タ11へ送られる制御信号13は、後に再び充電器が接
続されたことが検出されるまで、相対的に電位が低い
“L(ロー)”レベルの状態を保持し、PチャネルFE
T10がオフ状態に保持される。
【0065】このように、充電器が外された際に、再び
充電器が接続されたことが検出されるまで、FET10
がオフ状態に保持され、二次電池7の正極とモニタ兼充
電端子9との電気的接続が遮断された状態を保持するよ
うになっていることによって、モニタ兼充電端子9と接
地端子3とが誤って金属等により短絡された際に、Pチ
ャネルFET10に過負荷がかかるのを防ぐようになっ
ている。
【0066】ここで、PチャネルFET10がオンして
いる時間とオフしている時間の比率、すなわち制御信号
13のデューティ比は、二次電池7の満充電に要する時
間が長くならないように、適当に選択される。また、制
御信号13の周期は、充電中に充電器が外された時に、
それを速やかに検出してモニタ兼充電端子9と二次電池
7の正極との電気的接続を遮断状態に切り替えることが
できるように、適当に選択される。
【0067】また、充電器接続有無検出回路210は、
充電器の脱着に伴うオンフックやオフフック等の制御を
行う電話機本体内の制御回路(図示省略)にも、充電器
接続の検出信号を送る。従って、充電器(図示省略)が
接続された状態の電話機から充電器(図示省略)を外す
と、PチャネルFET10はオフ状態になって電話機は
自動的にオフフック状態となり、一方、充電器(図示省
略)が外されたオフフック状態の電話機に充電器(図示
省略)が接続されると、PチャネルFET10は再びオ
ン状態に切り替わって電話機は自動的にオンフック状態
となる。
【0068】また、充電中は、モニタ兼充電端子9を介
して外部の充電器(図示省略)により、二次電池7の電
圧が検出される。そして、その検出された電圧に応じ
て、外部の充電器(図示省略)の制御が行われる。それ
によって、外部の充電器(図示省略)からモニタ兼充電
端子9に供給される充電電流が制御され、二次電池7
は、過充電されることなく満充電される。
【0069】ここで、特に図示しないが、外部の充電器
は、携帯電話機のモニタ兼充電端子9および接地端子3
に対応してそれぞれ端子が設けられているものである。
【0070】以上、詳述したように、実施の形態1によ
れば、モニタ兼充電端子9が充電端子とモニタ端子を兼
ねているため、モニタ兼充電端子9と接地端子の2つの
端子のみで、充電端子と接地端子とモニタ端子の3つの
端子が必要であった従来と同様に、充電中の二次電池7
の電圧を監視しながら二次電池7の充電を行うことがで
きるので、充電用端子が、モニタ兼充電端子9と接地端
子3の2つで済み、充電器インタフェース回路200の
端子数を2つに削減することができる。従って、充電用
端子の実装スペースが小さくなるので、携帯電話機のさ
らなる小型化が可能になるとともに、設計の自由度が高
まる。また、ばねにより付勢された充電器の端子による
圧接荷重が大きくなり、携帯電話機の端子3,9と充電
器の端子との確実な接触が確保される。
【0071】また、実施の形態1によれば、Pチャネル
電界効果トランジスタ10のオン・オフの切り替えによ
って、モニタ兼充電端子9と二次電池7との電気的接続
およびその電気的接続の遮断が行われるとともに、この
トランジスタ10の寄生ダイオードにより、トランジス
タ10がオフ状態の時に、モニタ兼充電端子9を介して
外部に電流が流れるのが防止されるため、モニタ兼充電
端子9と二次電池7との電気的接続および遮断のスイッ
チング動作が高速になるとともに、消費電流が少なくて
済む。
【0072】また、実施の形態1によれば、モニタ兼充
電端子9および接地端子3に外部の充電器が接続されて
いる時には、相対的に電位が低いレベルの信号と相対的
に電位が高いレベルの信号が交互にPチャネル電界効果
トランジスタ10のゲートに入力され、それによってこ
のトランジスタ10がオン状態とオフ状態とに交互に切
り替わるため、このトランジスタ10のゲートに相対的
に電位が低いレベルの信号が入力されている時に、外部
の充電器により二次電池7の充電を行うことができると
ともに、充電中に充電器が外された時に速やかにPチャ
ネル電界効果トランジスタ10をオフ状態に保持させる
ことができ、端子間の短絡等を防ぐことができる。
【0073】また、実施の形態1によれば、携帯電話器
の主電源がオフ状態であっても、制御信号生成回路22
0が、携帯電話機の主電源から独立して動作する時計用
電源などにより駆動されているため、電源がオフ状態で
あっても制御信号13を生成することができるので、二
次電池7の充電を行うことができる。
【0074】また、実施の形態1によれば、制御信号1
3が、その電位が相対的に高い“H(ハイ)”レベルと
相対的に低い“L(ロー)”レベルとに周期的に切り替
わる信号であるため、充電中に充電器が外された時に、
制御信号13によりPチャネルFET10が速やかにオ
フ状態に切り替えられ、それによって充電器接続有無検
出回路210により充電器が接続されていないことが検
出されるので、後に再び充電器が接続されたことが検出
されるまで、PチャネルFET10がオフ状態に保持さ
れて二次電池7の正極とモニタ兼充電端子9との電気的
接続が遮断された状態となり、モニタ兼充電端子9と接
地端子3とが誤って金属等により短絡された際に、Pチ
ャネルFET10に過負荷がかかるのを防ぐことができ
る。
【0075】なお、本発明は上記構成に限定されないの
はいうまでもない。例えば、上記実施の形態では、制御
信号13は、周期的にオン・オフを繰り返す信号である
としたが、これに限らず、携帯電話機等の動作および使
用の際に不自然とならない範囲で、例えば図3に示すよ
うにオン・オフを非周期的に繰り返す信号であってもよ
い。その場合には、制御信号13の立下りからつぎの立
下りまでの期間tは、好ましくは最大でも1秒であると
よい。
【0076】また、上記実施の形態では、制御信号13
のデューティ比は、二次電池7の満充電に要する時間が
長くならないように選択されるとしたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、充電完了後においては二次
電池7の充電時間に対する制約がなくなるので、例えば
図4に示すように、充電完了後に制御信号13の相対的
に電位が低い“L(ロー)”レベルの時間を長くしたり
(図4(a))、充電完了後に制御信号13の相対的に
電位が高い“H(ハイ)”レベルの時間を短くしたり
(図4(b))してもよい。このようにすれば、充電器
を外した時に、それをより一層速やかに検出することが
でき、携帯電話機等の動作性能が向上する。
【0077】さらに、充電器インタフェース回路200
は、上記実施の形態の構成に限らず、種々設計変更可能
である。例えば、スイッチ手段は、PチャネルFET1
0に限らず、制御信号生成回路220により生成された
制御信号13によりその開閉が制御されるようになって
いれば、他のスイッチ素子であってもよい。
【0078】また、上記実施の形態では、制御信号生成
回路220は、携帯電話機本体のクロック信号を分周し
て制御信号13を生成するとしたが、これに限らず、例
えば図5に示すように、インバータ30、抵抗素子3
1、制御信号のデューティ比を変えるダイオード34、
ダイオード34のアノードに直列に接続された抵抗素子
32、およびそれらインバータ30の入力端子と抵抗素
子31の一端とダイオード34のカソードとの共通接続
点と、接地点との間に接続されたコンデンサ33からな
り、インバータ30の出力端子と抵抗素子31の他端と
抵抗素子32の他端とが第2のデジタルトランジスタ1
1の入力端子に共通接続されてなる簡易な発振回路で構
成されていてもよい。インバータ30は、携帯電話機等
の電源から独立して動作する時計用電源などにより駆動
電源が供給されるようになっていてもよいし、モニタ兼
充電端子9側より駆動電源が供給されるようになってい
てもよい。そして、本発明に係る充電器インタフェース
回路は、この簡易な発振回路を内蔵していてもよい。
【0079】(実施の形態2)図6には、本発明に係る
充電器インタフェース回路の実施の形態2が示されてい
る。この充電器インタフェース回路300が上記実施の
形態1と異なるのは、第1のデジタルトランジスタ5お
よびプルアップ抵抗素子6の代わりに、例えば磁気によ
り開(オフ)状態と閉(オン)状態とが相互に切り替わ
るリードスイッチ20およびプルアップ抵抗素子21が
用いられていることと、制御信号生成回路320で生成
されて出力される制御信号(第2のデジタルトランジス
タ11をオン・オフする信号)が、外部の充電器(図示
省略)が接続されている時には相対的に電位が高い“H
(ハイ)”レベルの信号であり、充電器(図示省略)が
接続されていない時には相対的に電位が低い“L(ロ
ー)”レベルの信号である、という点である。なお、上
記実施の形態1と同一の点については同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0080】リードスイッチ20の一端は、充電器接続
有無検出回路210に接続されているとともに、プルア
ップ抵抗素子21を介して所定電位にプルアップされて
いる。リードスイッチ20のもう一端は、接地されてい
る。
【0081】そして、例えば充電器インタフェース回路
300の充電用端子に外部の充電器(図示省略)が接続
されていない時には、リードスイッチ20は開(オフ)
状態となり、充電器接続有無検出回路210の入力端子
には相対的に高い“H(ハイ)”レベルの電位が印加さ
れる。一方、充電用端子に外部の充電器(図示省略)が
接続されている時には、リードスイッチ20は閉(オ
ン)状態となり、充電器接続有無検出回路210の入力
端子には相対的に低い“L(ロー)”レベルの電位が印
加される。充電器接続有無検出回路210は、その入力
信号の電位に応じて、制御信号生成回路320に検出信
号を出力する。
【0082】制御信号生成回路320は、充電器接続有
無検出回路210から送られてきた検出信号に基づい
て、外部の充電器(図示省略)が接続されている時には
相対的に電位が高い“H(ハイ)”レベルの信号を生成
し、また充電器(図示省略)が接続されていない時には
相対的に電位が低い“L(ロー)”レベルの信号を生成
して第2のデジタルトランジスタ11に出力する。そし
て、第2のデジタルトランジスタ11は、外部の充電器
(図示省略)が接続されている時には相対的に電位が低
い“L(ロー)”レベルの信号をPチャネルFET10
に出力し、また充電器(図示省略)が接続されていない
時には相対的に電位が高い“H(ハイ)”レベルの信号
をFET10に出力する。従って、PチャネルFET1
0は、外部の充電器(図示省略)が接続されている時に
はオン状態に保持され、また充電器(図示省略)が外さ
れた時には速やかにオフ状態に復帰し、再び充電器が接
続されるまでオフ状態に保持される。
【0083】実施の形態2によれば、上記実施の形態1
と同様に、充電用端子が、モニタ兼充電端子9と接地端
子3の2つで済み、充電器インタフェース回路300の
端子数を2つに削減することができるため、充電用端子
の実装スペースが小さくなるので、携帯電話機のさらな
る小型化が可能になるとともに、設計の自由度が高ま
る。また、ばねにより付勢された充電器の端子による圧
接荷重が大きくなり、携帯電話機の端子3,9と充電器
の端子との確実な接触が確保される。
【0084】また、実施の形態2によれば、上記実施の
形態1と同様に、Pチャネル電界効果トランジスタ10
を用いて、モニタ兼充電端子9と二次電池7との電気的
接続およびその電気的接続の遮断を行うので、モニタ兼
充電端子9と二次電池7との電気的接続および遮断のス
イッチング動作が高速になるとともに、消費電流が少な
くて済む。
【0085】また、実施の形態2によれば、モニタ兼充
電端子9および接地端子3に外部の充電器が接続されて
いる時には、相対的に電位が低いレベルの信号がPチャ
ネル電界効果トランジスタ10のゲートに入力され、そ
れによってこのトランジスタ10がオン状態に保持され
るため、このトランジスタ10のゲートに相対的に電位
が低いレベルの信号が入力されている時に、外部の充電
器により二次電池7の充電を行うことができるととも
に、リードスイッチ20により充電器が接続されていな
いことを検出するため、充電中に充電器が外された時に
速やかにPチャネル電界効果トランジスタ10をオフ状
態に保持させることができ、端子間の短絡等を防ぐこと
ができる。
【0086】(実施の形態3)図7には、本発明に係る
充電器インタフェース回路の実施の形態3が示されてい
る。この充電器インタフェース回路400が上記実施の
形態1と異なるのは、PチャネルFET10のドレイン
電位とソース電位を比較する電圧比較器40が設けられ
ており、第2のデジタルトランジスタ11をオン状態と
オフ状態に相互に切り替える制御信号がその電圧比較器
40により生成されるようになっている点である。従っ
て、この実施の形態3では、第2のデジタルトランジス
タ11を制御する信号を生成する回路(図1の制御信号
生成回路220)は不要である。また、第1のデジタル
トランジスタ5の出力信号は、携帯電話機等の本体内の
充電器接続有無検出回路に送られ、第2のデジタルトラ
ンジスタ11に対する制御信号の生成以外の目的で使用
される。なお、上記第実施の形態1と同一の点について
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0087】電圧比較器40は、常時あるいは所定時間
おきに、PチャネルFET10のドレイン電位とソース
電位を比較する。そして、モニタ兼充電端子9側の電位
が二次電池7の正極側の電位よりも所定電圧以上に低く
なった時(すなわち、充電器が外された時)に、電圧比
較器40は相対的に電位が低い“L(ロー)”レベルの
信号を生成して第2のデジタルトランジスタ11に出力
する。それによって、第2のデジタルトランジスタ11
の出力、すなわちPチャネルFET10のゲート電位
は、相対的に高い“H(ハイ)”レベルの電位となり、
FET10がオフ状態となる。
【0088】一方、モニタ兼充電端子9側の電位と二次
電池7の正極側の電位との差が所定範囲内である時(す
なわち、充電器が接続されている時)には、電圧比較器
40は相対的に電位が高い“H(ハイ)”レベルの信号
を生成して第2のデジタルトランジスタ11に出力す
る。それによって、第2のデジタルトランジスタ11の
出力は、相対的に低い“L(ロー)”レベルの電位とな
り、FET10はオン状態となる。
【0089】実施の形態3によれば、上記実施の形態1
と同様に、充電用端子が、モニタ兼充電端子9と接地端
子3の2つで済み、充電器インタフェース回路400の
端子数を2つに削減することができるため、充電用端子
の実装スペースが小さくなるので、携帯電話機のさらな
る小型化が可能になるとともに、設計の自由度が高ま
る。また、ばねにより付勢された充電器の端子による圧
接荷重が大きくなり、携帯電話機の端子3,9と充電器
の端子との確実な接触が確保される。
【0090】また、実施の形態3によれば、上記実施の
形態1と同様に、Pチャネル電界効果トランジスタ10
を用いて、モニタ兼充電端子9と二次電池7との電気的
接続およびその電気的接続の遮断を行うので、モニタ兼
充電端子9と二次電池7との電気的接続および遮断のス
イッチング動作が高速になるとともに、消費電流が少な
くて済む。
【0091】また、実施の形態3によれば、電圧比較器
40により、モニタ兼充電端子9側の電位と二次電池7
の正極側の電位との差が所定範囲内である時には、相対
的に電位が低いレベルの信号がPチャネル電界効果トラ
ンジスタ10のゲートに入力され、それによってこのト
ランジスタ10がオン状態に保持されるため、このトラ
ンジスタ10のゲートに相対的に電位が低いレベルの信
号が入力されている時に、外部の充電器により二次電池
7の充電を行うことができるとともに、モニタ兼充電端
子9側の電位が二次電池7の正極側の電位よりも所定電
圧値以上低い時には、相対的に電位が高いレベルの信号
がPチャネル電界効果トランジスタ10のゲートに入力
され、それによってこのトランジスタ10がオフ状態に
保持されるため、充電中に充電器が外された時に速やか
にPチャネル電界効果トランジスタ10をオフ状態に保
持させることができ、端子間の短絡等を防ぐことができ
る。
【0092】また、実施の形態3によれば、電圧比較器
40でもって、充電器の接続の有無を検出するととも
に、Pチャネル電界効果トランジスタ10をオン・オフ
する信号を生成するようになっているため、簡素な回路
構成でもって、Pチャネル電界効果トランジスタ10を
制御する信号を生成することができる。
【0093】(実施の形態4)図8には、本発明に係る
充電器インタフェース回路の実施の形態4が示されてい
る。この充電器インタフェース回路500が上記実施の
形態1と異なるのは、制御信号生成回路520が、上記
実施の形態1の制御信号13の論理を反転させた制御信
号13Aを生成するようになっているとともに、Pチャ
ネルFET10のゲートが制御信号生成回路520にの
み接続されている点である。なお、上記実施の形態1と
同一の点については同一の符号を付し、その説明を省略
する。
【0094】PチャネルFET10は、制御信号生成回
路520から送られてきた制御信号13Aが相対的に高
い“H(ハイ)”レベルの電位の時にオフ状態となり、
また制御信号13Aが相対的に低い“L(ロー)”レベ
ルの電位の時にオン状態となる。
【0095】実施の形態4によれば、上記実施の形態1
と同様に、充電用端子が、モニタ兼充電端子9と接地端
子3の2つで済み、充電器インタフェース回路00の
端子数を2つに削減することができるため、充電用端子
の実装スペースが小さくなるので、携帯電話機のさらな
る小型化が可能になるとともに、設計の自由度が高ま
る。また、ばねにより付勢された充電器の端子による圧
接荷重が大きくなり、携帯電話機の端子3,9と充電器
の端子との確実な接触が確保される。
【0096】また、実施の形態4によれば、上記実施の
形態1と同様に、Pチャネル電界効果トランジスタ10
を用いて、モニタ兼充電端子9と二次電池7との電気的
接続およびその電気的接続の遮断を行うので、モニタ兼
充電端子9と二次電池7との電気的接続および遮断のス
イッチング動作が高速になるとともに、消費電流が少な
くて済む。
【0097】また、実施の形態4によれば、上記実施の
形態1と同様に、充電中に充電器が外された時に速やか
にPチャネル電界効果トランジスタ10をオフ状態に保
持させることができ、端子間の短絡等を防ぐことができ
る。
【0098】また、実施の形態4によれば、上記実施の
形態1に比べて、充電器インタフェース回路500を構
成する素子数が少なくて済む。
【0099】以上、本発明を各実施の形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は上記各実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。
【0100】また、以上の説明では主として本発明を携
帯電話機の充電器インタフェース回路に適用した場合に
ついて説明したが、この発明はそれに限定されるもので
はなく、外部の充電器に接続されて充電される二次電池
を内蔵した携帯機器等に利用することができる。
【0101】
【発明の効果】この発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、モニタ端子を兼ねた充電端子と接地端子の
2つの端子のみで、充電端子と接地端子とモニタ端子の
3つの端子が必要であった従来と同様に、充電中の二次
電池の電圧を監視しながら二次電池の充電を行うことが
できるので、充電器インタフェース回路の端子数を2つ
に削減することができて、充電中の二次電池の電圧を監
視しながら二次電池の充電を行うことができる。モニタ
兼充電端子および接地端子に外部の充電器が接続されて
いる時には、信号生成手段により、スイッチ手段である
電界効果トランジスタを閉状態と開状態とに交互に切り
替え得る信号が生成され、それによって電界効果トラン
ジスタが閉状態と開状態とに交互に切り替わる。また、
寄生ダイオードにて電界効果トランジスタのオフ時には
外部への通電が防止され、引いては高速なスイッチング
動作が可能となる。
【0102】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、モニタ兼充電端子および接地端子に外部の
充電器が接続されている時には、信号生成手段により、
スイッチ手段を閉状態に保持し得る信号が生成され、そ
れによってスイッチ手段が閉状態に保持されるため、外
部の充電器により二次電池の充電を行うことができる。
【0103】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、モニタ兼充電端子および接地端子に外部の
充電器が接続されている時には、信号生成手段により、
スイッチ手段を閉状態と開状態とに交互に切り替え得る
信号が生成され、それによってスイッチ手段が閉状態と
開状態とに交互に切り替わるため、外部の充電器により
二次電池の充電を行うことができるとともに、例えばモ
ニタ兼充電端子の電位に基づいて充電器の接続を検出す
るようになっている場合に、充電器が外された時に速や
かにスイッチ手段を開状態に保持させることができ、端
子間の短絡等を防ぐことができる。
【0104】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、Pチャネル電界効果トランジスタのオン・
オフの切り替えによって、モニタ兼充電端子と二次電池
との電気的接続およびその電気的接続の遮断が行われる
とともに、このトランジスタの寄生ダイオードにより、
トランジスタがオフ状態の時に、モニタ兼充電端子を介
して外部に電流が流れるのが防止されるため、モニタ兼
充電端子と二次電池との電気的接続および遮断のスイッ
チング動作が高速になるとともに、消費電流を低減する
ことができる。
【0105】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、モニタ兼充電端子および接地端子に外部の
充電器が接続されている時には、信号生成手段により、
相対的に電位が低いレベルの信号が生成され、それによ
ってPチャネル電界効果トランジスタがオン状態に保持
されるため、外部の充電器により二次電池の充電を行う
ことができる。
【0106】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、モニタ兼充電端子および接地端子に外部の
充電器が接続されている時には、信号生成手段により、
相対的に電位が低いレベルの信号と相対的に電位が高い
レベルの信号が交互に生成され、それによってPチャネ
ル電界効果トランジスタはオン状態とオフ状態とに交互
に切り替わるため、外部の充電器により二次電池の充電
を行うことができるとともに、例えばモニタ兼充電端子
の電位に基づいて充電器の接続を検出するようになって
いる場合に、充電器が外された時に速やかにPチャネル
電界効果トランジスタをオフ状態に保持させることがで
き、端子間の短絡等を防ぐことができる。
【0107】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、当該充電器インタフェース回路を構成要素
の一つとして含む装置の主電源がオフ状態であっても、
信号生成手段が駆動されるので、該装置の主電源がオフ
状態であっても二次電池の充電を行うことができる。
【0108】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、モニタ兼充電端子および接地端子に外部の
充電器が接続されている時には、リードスイッチが閉状
態となり、モニタ兼充電端子および接地端子に外部の充
電器が接続されていない時には、リードスイッチが開状
態となることによって、充電器の接続が検出されるよう
になっているため、充電器が外された時に速やかにモニ
タ兼充電端子と二次電池との電気的接続を遮断し、端子
間の短絡等を防ぐことができる。
【0109】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、モニタ兼充電端子および接地端子に外部の
充電器が接続されている時と接続されていない時のモニ
タ兼充電端子の電位の変化に基づいて、検出手段により
充電器の接続が検出されるようになっているため、充電
器が外された時に速やかにモニタ兼充電端子と二次電池
との電気的接続を遮断し、端子間の短絡等を防ぐことが
できる。
【0110】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、電圧比較器により、Pチャネル電界効果ト
ランジスタのドレインおよびソースの各電位を比較し、
充電端子側の電位が二次電池の正極側の電位よりも所定
電圧値以上低い時には、相対的に電位が高いレベルの信
号が生成され、それによってPチャネル電界効果トラン
ジスタはオフ状態となり、一方、充電端子側の電位と二
次電池の正極側の電位との差が所定範囲内である時に
は、相対的に電位が低いレベルの信号が生成され、それ
によってPチャネル電界効果トランジスタがオン状態と
なるため、充電器が外された時に速やかにモニタ兼充電
端子と二次電池との電気的接続を遮断し、端子間の短絡
等を防ぐことができるとともに、簡素な回路構成でもっ
て、Pチャネル電界効果トランジスタをオン・オフする
信号が生成される。
【0111】つぎの発明に係る充電器インタフェース回
路によれば、充電端子および接地端子に外部の充電器が
接続された状態において、信号生成手段により、スイッ
チ手段を閉状態と開状態とに交互に切り替え得る信号の
デューティ比、または相対的に電位が低いレベルの信号
と相対的に電位が高いレベルの信号とのデューティ比
が、充電中と充電終了後で任意に変えられるようになっ
ているため、充電完了後にデューティ比を適当に変える
ことによって、充電器を外した時に、それをより一層速
やかに検出することができ、携帯電話機等の動作性能が
向上する。
【0112】つぎの発明に係る携帯機器によれば、充電
器インタフェース回路を具備しているため、外部の充電
器に電気的に接続するための端子の数が2つで済み、充
電用端子の実装スペースが小さくなるので、携帯機器の
さらなる小型化が可能になるとともに、設計の自由度が
高まる。また、ばねにより付勢された充電器の端子によ
る圧接荷重が大きくなり、携帯機器の端子と充電器の端
子との確実な接触が確保される。
【0113】つぎの発明に係る携帯機器によれば、携帯
電話機が充電器インタフェース回路を具備しているた
め、外部の充電器に電気的に接続するための端子の数が
2つで済み、充電用端子の実装スペースが小さくなるの
で、携帯電話機のさらなる小型化が可能になるととも
に、設計の自由度が高まる。また、ばねにより付勢され
た充電器の端子による圧接荷重が大きくなり、携帯電話
機の端子と充電器の端子との確実な接触が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る充電器インタフェース回路の実
施の形態1を示す回路図である。
【図2】 その充電器インタフェース回路の動作タイミ
ングの一例を示すタイミングチャートである。
【図3】 その充電器インタフェース回路における制御
信号の波形図の一例である。
【図4】 その充電器インタフェース回路における制御
信号の波形図の一例である。
【図5】 その充電器インタフェース回路の制御信号生
成回路の一例を示す回路図である。
【図6】 本発明に係る充電器インタフェース回路の実
施の形態2を示す回路図である。
【図7】 本発明に係る充電器インタフェース回路の実
施の形態3を示す回路図である。
【図8】 本発明に係る充電器インタフェース回路の実
施の形態4を示す回路図である。
【図9】 従来における充電器インタフェース回路を示
す回路図である。
【符号の説明】 3 接地端子、5 第1のデジタルトランジスタ(信号
生成手段,検出手段)、7 二次電池、9 モニタ兼充
電端子、10 Pチャネル電界効果トランジスタ(スイ
ッチ手段)、11 第2のデジタルトランジスタ(信号
生成手段)、20 リードスイッチ、40 電圧比較
器、200,300,400,500 充電器インタフ
ェース回路、210 充電器接続有無検出回路(信号生
成手段,検出手段)、220,320 制御信号生成回
路(信号生成手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−193037(JP,A) 特開 平7−99732(JP,A) 特開 平8−250158(JP,A) 特開 平9−215223(JP,A) 特開 平9−163629(JP,A) 特開 平3−103034(JP,A) 実開 平6−84750(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/04 - 7/10 H01M 10/44 H04M 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機器に内蔵されかつ充電器に接続可
    能な充電端子と接地端子とを有する充電器インタフェー
    ス回路において、 上記携帯機器の本体内に有する二次電池に上記充電端子
    と接地端子とを接続し、この充電端子と二次電池との間
    にあってオンオフ制御を行ない充電端子から二次電池の
    正極へ向かって順方向となる寄生ダイオードを有する電
    界効果トランジスタを備え、この電界効果トランジスタ
    のゲートには信号生成手段を接続しており、この信号生
    成手段は上記充電端子に接続されて充電器の接続を検出
    して検出信号を出力する検出手段とこの検出手段に接続
    され独立のオンオフを繰り返す電源にて駆動される制御
    信号生成回路とを有し、上記充電端子は充電中の上記二
    次電池の電圧を検出するモニタ端子を兼ねていることを
    特徴とする充電器インタフェース回路。
  2. 【請求項2】 前記制御信号生成回路は発振回路にて構
    成されることを特徴とする請求項1に記載の充電器イン
    タフェース回路。
  3. 【請求項3】 前記制御信号生成回路では充電完了後は
    電界効果トランジスタのオフ時間をオン時間より相対的
    に短くする制御信号を出力することを特徴とする請求項
    1に記載の充電器インタフェース回路。
  4. 【請求項4】 携帯機器に内蔵されかつ充電器に接続可
    能な充電端子と接地端子とを有する充電器インタフェー
    ス回路において、 上記携帯機器の本体内に有する二次電池に上記充電端子
    と接地端子とを接続し、この充電端子と二次電池との間
    にあってオンオフ制御を行ない充電端子から二次電池の
    正極へ向かって順方向となる寄生ダイオードを有する電
    界効果トランジスタを備え、この電界効果トランジスタ
    のゲートには信号生成手段を接続しており、この信号生
    成手段は充電器の接続をオフ状態とオン状態とが相互に
    切り替わるリードスイッチにて検出してこの検出信号を
    出力する検出手段とこの検出手段に接続され独立の電源
    にて駆動される制御信号生成回路とを有し、上記充電端
    子は充電中の上記二次電池の電圧を検出するモニタ端子
    を兼ねていることを特徴とする充電器インタフェース回
    路。
  5. 【請求項5】 携帯機器に内蔵されかつ充電器に接続可
    能な充電端子と接地 端子とを有する充電器インタフェー
    ス回路において、 上記携帯機器の本体内に有する二次電池に上記充電端子
    と接地端子とを接続し、この充電端子と二次電池との間
    にあってオンオフ制御を行ない充電端子から二次電池の
    正極へ向かって順方向となる寄生ダイオードを有する電
    界効果トランジスタを備え、この電界効果トランジスタ
    のゲートには信号生成手段を接続しており、この信号生
    成手段は上記電界効果とランジスタのドレイン電位とソ
    ース電位を比較し上記電界効果とランジスタのオン状態
    とオフ状態とを相互に切り替える制御信号を生成する電
    圧比較器を有し、上記充電端子は充電中の上記二次電池
    の電圧を検出するモニタ端子を兼ねていることを特徴と
    する充電器インタフェース回路。
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