JP3489566B2 - 出力回路及びデータ転送装置 - Google Patents

出力回路及びデータ転送装置

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JP3489566B2 JP2001031956A JP2001031956A JP3489566B2 JP 3489566 B2 JP3489566 B2 JP 3489566B2 JP 2001031956 A JP2001031956 A JP 2001031956A JP 2001031956 A JP2001031956 A JP 2001031956A JP 3489566 B2 JP3489566 B2 JP 3489566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に用
いられる出力回路及びデータ転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の出力回路では、3ステート型出力
回路(トライステート型出力回路)とオープンドレイン
型出力回路を区別して使用していた。現在我々が開発し
ている並列処理システムにおいて、データ転送回路より
複数個のデータ受信回路のうち一つのデータ受信回路に
データを転送する1対1転送と、データ転送回路より複
数個のデータ受信回路全てにデータを転送するブロード
キャスト転送が必要である。データ転送の際、データ受
信回路は内部の状態を示すフラグ信号(以下フラグ信
号)によりデータ転送回路にデータ受信の可否を示す。
このフラグ信号の出力回路を3ステート型出力回路で構
成した場合、各データ受信回路よりフラグ信号がそれぞ
れデータ転送回路に接続され、ブロードキャスト転送の
際データ転送回路は全てのフラグ信号の論理積をとりデ
ータ転送の可否を判断する。一方、オープンドレイン型
出力回路で構成した場合、各データ受信回路からのフラ
グ信号をワイヤード接続して使用するが、信号をハイレ
ベルに引き上げてハイレベルを保持するプルアップ抵抗
が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様に従来の3ステ
ート型出力回路を用いたデータ転送装置ではデータ受信
回路の数の増加に応じてフラグ信号の数が増加し、フラ
グ信号の論理積をとる回路も複雑になり、回路面積が非
常に大きくなる。また、このデータ受信回路の数は今後
増加する傾向にあり、ますます信号線数が増え、回路面
積の増大の問題は深刻となる。一方、オープンドレイン
型出力回路を用いたデータ転送装置では、フラグ信号を
ワイヤード接続した信号をハイレベルに引き上げてハイ
レベルを保持するプルアップ抵抗が用いられる。このと
き動作速度を速くする為にはプルアップ抵抗を小さくし
たいが、消費電力の点からはプルアップ抵抗を大きくし
たいという相反する要求が生じ、高速低消費電力集積回
路においては限界に近い状況になっている。
【0004】本発明は、単一回路で3ステート型出力回
路とオープンドレイン型出力回路を実現できる出力回路
を提供するものである。また本発明は、この出力回路を
用いることにより、配線数を削減し、かつ高速に動作で
きるデータ転送装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、一端を第1の電源に接続されたPチャネル
トランジスタと、前記Pチャネルトランジスタの他端と
その一端が接続されて出力となり、他端が前記第1の電
源より低い第2の電源に接続されたNチャネルトランジ
スタと、オープンドレイン制御信号が入力される第1の
端子、イネーブル制御信号が入力される第2の端子、及
びデータ信号が入力される第3の端子を有し、前記Pチ
ャネルトランジスタ及びNチャネルトランジスタを制御
する制御回路とを備え、オープンドレイン型出力回路と
通常出力回路とを共用した出力回路であって、前記制御
回路により、オープンドレイン型出力をするとき、前記
オープンドレイン制御信号のみで、前記Pチャネルトラ
ンジスタをOFFにせしめ、通常出力をするとき、前記
イネーブル制御信号の切りかえにより、前記Pチャネル
トランジスタ及びNチャネルトランジスタを、前記デー
タ信号に関係なく共にOFFにせしめるか又は前記デー
タ信号に応じていずれかのトランジスタをOFFにせし
めるように構成された出力回路である。
【0006】また本発明は、出力回路を備え、前記出力
回路のデータ出力がプルアップ回路へ接続されたデータ
転送装置であって、前記出力回路は、一端を第1の電源
に接続されたPチャネルトランジスタと、前記Pチャネ
ルトランジスタの他端とその一端が接続されて出力とな
り、他端が前記第1の電源より低い第2の電源に接続さ
れたNチャネルトランジスタと、オープンドレイン制御
信号が入力される第1の端子、イネーブル制御信号が入
力される第2の端子、及びデータ信号が入力される第3
の端子を有し、前記Pチャネルトランジスタ及びNチャ
ネルトランジスタを制御する制御回路とを備え、オープ
ンドレイン型出力回路と通常出力回路とを共用する出力
回路であり、前記制御回路により、オープンドレイン型
出力をするとき、前記オープンドレイン制御信号のみ
で、前記PチャネルトランジスタをOFFにせしめ、通
常出力をするとき、前記イネーブル制御信号の切りかえ
により、前記Pチャネルトランジスタ及びNチャネルト
ランジスタを、前記データ信号に関係なく共にOFFに
せしめるか又は前記データ信号に応じていずれかのトラ
ンジスタをOFFにせしめるように構成され、さらに、
前記オープンドレイン制御信号は、前記Pチャネルトラ
ンジスタをOFFにせしめるときに、データ出力をハイ
レベルに引き上げる外部のプルアップ回路をONする制
御信号として利用されるように構成された、データ転送
装置である。
【0007】本発明の出力回路は上記の構成により、3
ステート型出力回路とオープンドレイン型出力回路を単
一回路で実現可能である。
【0008】またこの結果、本発明のデータ転送装置は
上記の構成により、3ステート型出力回路を用いたデー
タ転送装置と比べてフラグ信号の配線数が非常に削減で
き、フラグ信号の論理積をとる回路も必要なく、回路の
高集積化が図れる。また、動作速度においてもデータ転
送の大半を占める1対1転送時は3ステート型出力回路
とすることが可能であるため、オープンドレイン型出力
回路を用いたデータ転送装置と比べて動作の高速化が図
れる。また、1対1転送時はプルアップ回路はOFFさ
れるため、オープンドレイン型出力回路を用いたデータ
転送装置と比べて低消費電力化が図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明の実施の形態1に
おける出力回路の回路図である。
【0010】図1において、1は第1のスイッチング素
子となるP型MOSトランジスタ、2は第2のスイッチ
ング素子となるN型MOSトランジスタ、3〜5は2入
力NOR回路、6はインバータ回路、7は2入力NAN
D回路、8〜11は端子、19は第1の制御回路、20
は第2の制御回路、21は第3の制御回路であり、9に
は第1の制御入力となる制御信号OD、10には第2の
制御入力となる制御信号EN、11にはデータ信号Di
nがそれぞれ入力される。
【0011】P型MOSトランジスタ1は電源VDDと
端子8の間に接続され、N型MOSトランジスタ2は接
地端VSSと端子8の間に接続される。P型MOSトラ
ンジスタ1のゲートはNAND回路7の出力に接続さ
れ、NAND回路7の入力はNOR回路4の出力と節点
12にそれぞれ接続される。NOR回路4の入力には節
点14と制御信号ENをインバータ回路6により反転し
た信号がそれぞれ入力される。N型MOSトランジスタ
2のゲートはNOR回路3の出力に接続され、NOR回
路3の入力は節点12とNOR回路5の出力にそれぞれ
接続される。NOR回路5の入力は節点13、14にそ
れぞれ接続される。節点14、13、12はそれぞれ端
子9(制御信号OD)、端子10(制御信号EN)、端
子11(データ信号Din)とそれぞれ接続される。
【0012】次にこの回路の動作について動作図と共に
説明する。図2は図1の出力回路の動作図である。
【0013】制御信号ODがハイレベル(以下"H")で
ある場合、NOR回路4の出力15は常にロウレベル
(以下"L")となるためNAND回路7の出力17は常
に"H"となり、P型MOSトランジスタ1はOFFとな
る。またこのとき、NOR回路5の出力16は常に"L"
となるためNOR回路3の入力の一方には常に"L"が入
力される。このためデータ信号Dinが"H"のときNO
R回路3の出力18は"L"となり、N型MOSトランジ
スタ2をOFFとし、データ信号Dinが"L"のときN
OR回路3の出力18は"H"となり、N型MOSトラン
ジスタ2をONとする。
【0014】制御信号ODが"L"であり制御信号EN
が"L"である場合、NOR回路4の出力15は"L"とな
るため、NAND回路7の出力17は"H"となり、P型
MOSトランジスタ1はOFFとなる。またこのとき、
NOR回路5の出力16は"H"となるため、NOR回路
3の入力の一方には常に"H"が入力される。このためN
OR回路3の出力18は常に"L"となり、N型MOSト
ランジスタ2をOFFとする。
【0015】制御信号ODが"L"であり制御信号EN
が"H"である場合、NOR回路4の出力15は"H"とな
るため、NAND回路7の入力の一方には常に"H"が入
力される。このためデータ信号Dinが"H"のときNA
ND回路7の出力17は"L"となり、P型MOSトラン
ジスタ1をONとし、データ信号Dinが"L"のときN
AND回路7の出力17は"H"となり、P型MOSトラ
ンジスタ1をOFFとする。またこのとき、NOR回路
5の出力16は"L"となるため、NOR回路3の入力の
一方には常に"L"が入力される。このためデータ信号D
inが"H"のときNOR回路3の出力18は"L"とな
り、N型MOSトランジスタ2をOFFとし、データ信
号Dinが"L"のときNOR回路3の出力18は"H"と
なり、N型MOSトランジスタ2をONとする。
【0016】このように本発明の実施の形態の出力回路
によれば、端子9に入力される制御信号ODが"H"のと
きオープンドレイン型出力回路となり、"L"のとき3ス
テート型出力回路となる。また、この実施の形態の最終
段のP型、N型MOSトランジスタ1、2は、ドライブ
能力が大きいものを使用できるため特に出力パッド回路
として有効である。
【0017】次に、図3は本発明の実施の形態2におけ
る出力回路の回路図である。図3において、30は第1
のスイッチング素子となるP型MOSトランジスタ、3
1はP型MOSトランジスタ、32はN型MOSトラン
ジスタ、33は第2のスイッチング素子となるN型MO
Sトランジスタ、34、35は2入力NOR回路、36
〜38、45はインバータ回路、50は制御回路、51
は論理回路、41〜44は端子であり、41には第1の
制御入力となる制御信号OD、42には第2の制御入力
となる制御信号EN、43にはデータ信号Dinがそれ
ぞれ入力される。
【0018】P型MOSトランジスタ30、31は電源
VDDと端子44の間に直列に接続され、N型MOSト
ランジスタ32、33は接地端VSSと端子44の間に
直列に接続される。P型MOSトランジスタ30のゲー
トはNOR回路34の出力をインバータ回路38により
反転した信号に接続される。NOR回路34の入力は節
点40と制御信号ENをインバータ回路37により反転
した信号にそれぞれ接続される。N型MOSトランジス
タ33のゲートはNOR回路35の出力をインバータ回
路36により反転した信号に接続される。NOR回路3
5の入力は節点39、40にそれぞれ接続される。P型
MOSトランジスタ31、N型MOSトランジスタ32
のゲートは共通にインバータ回路45の出力に接続さ
れ、インバータ回路45の入力は端子43に接続され
る。節点40、39はそれぞれ端子41(制御信号O
D)、端子42(制御信号EN)とそれぞれ接続され
る。
【0019】次にこの回路の動作について動作図と共に
説明する。図4は本実施の形態の動作図である。P型M
OSトランジスタ31は制御信号EN、制御信号ODに
関係なくデータ信号Dinが"H"のときONとなり、デ
ータ信号Dinが"L"のときOFFとなる。N型MOS
トランジスタ32は制御信号EN、制御信号ODに関係
なくデータ信号Dinが"H"のときOFFとなり、デー
タ信号Dinが"L"のときONとなる。
【0020】制御信号ODが"H"である場合、NOR回
路34の出力は常に"L"となり、インバータ回路38の
出力46は常に"H"となるためP型MOSトランジスタ
30はOFFとなる。またこのとき、NOR回路35の
出力は常に"L"となり、インバータ回路36の出力47
は常に"H"となるためN型MOSトランジスタ33はO
Nとなる。
【0021】制御信号ODが"L"であり制御信号EN
が"L"である場合、NOR回路34の出力は"L"とな
り、インバータ回路38の出力46は常に"H"となるた
めP型MOSトランジスタ30はOFFとなる。またこ
のとき、NOR回路35の出力は"H"となり、インバー
タ回路36の出力47は常に"L"となるためN型MOS
トランジスタ33はOFFとなる。
【0022】制御信号ODが"L"であり制御信号EN
が"H"である場合、NOR回路34の出力は"H"とな
り、インバータ回路38の出力46は常に"L"となるた
めP型MOSトランジスタ30はONとなる。またこの
とき、NOR回路35の出力は"L"となり、インバータ
回路36の出力47は常に"H"となるためN型MOSト
ランジスタ33はONとなる。
【0023】このように本発明の実施の形態の出力回路
によれば、端子41に入力される制御信号ODが"H"の
ときオープンドレイン型出力回路となり、"L"のとき3
ステート型出力回路となる。したがってこの実施の形態
の出力回路により、3ステート型出力回路とオープンド
レイン型出力回路を少数のトランジスタで実現でき回路
面積の縮小が可能である。
【0024】図5は本発明のデータ転送装置を用いた並
列処理システムの構成図である。4つのプロセッサ・エ
レメント(PE)60−1〜60−4を4×4のクロス
バスイッチ網61−1a〜61−4dで結合している。
データ転送装置70はPE60−1とクロスバスイッチ
61−1a〜61−1dで構成されている。
【0025】図6は本発明のデータ転送装置の構成図で
ある。データ転送回路となるPE60−1はCPU7
1、メモリ部73、制御部72及びプルアップ回路74
からなる入力回路78で構成され、データ受信回路とな
るクロスバスイッチ61−1a〜61−1dはフラグ信
号出力回路75、メモリ部77、制御部76で構成され
る。
【0026】PE60−1とクロスバスイッチ61−1
a〜61−1dはデータバス62、ブロードキャスト信
号を送出する出力制御線63、フラグ信号を送出する入
力信号線64により共通に接続され、アドレスバス65
はPE60−1からクロスバスイッチ61−1a〜61
−1dにそれぞれ接続される。また、出力制御線63は
N型MOSトランジスタからなるプルアップ回路74に
接続され、入力信号線64は制御部72に接続される。
75は本発明の出力回路であり、出力制御線63は第1
の制御入力に接続され、アドレスバス65は第2の制御
入力に接続される。出力制御線63によりフラグ信号出
力回路75の出力を通常出力にするかオープンドレイン
型出力にするかを制御し、アドレスバス65によりフラ
グ信号出力回路75の出力を活性状態にするか非活性状
態にするかを制御する。
【0027】次にこのデータ転送装置の動作について説
明する。ブロードキャスト信号63が"L"である場合、
つまり1対1転送を行なう場合、PE60−1のプルア
ップ用N型MOSトランジスタ74はOFFとなり、ま
たフラグ信号出力回路75が3ステート型出力回路とな
り、アドレス信号65により指定されたクロスバスイッ
チ61−1aのフラグ信号出力回路75のみが活性化さ
れ、内部の状態に応じて制御部76が出すデータ受信の
可否を示す信号66−1をフラグ信号出力回路75はフ
ラグ信号64としてPE60−1に出す。このフラグ信
号64に応じてPE60−1の制御部72はメモリ部7
3にデータ出力要求を出す。この要求に従いメモリ部7
3はデータバス62にデータを出力し、クロスバスイッ
チ61−1aはデータバス62よりデータを受け取る。
図7にクロスバスイッチ61−1aが指定された場合の
動作図を示す。
【0028】またブロードキャスト信号63が"H"であ
る場合、つまりブロードキャスト転送を行なう場合、P
E60−1のプルアップ用N型MOSトランジスタ74
はONとなり、また全てのクロスバスイッチ61−1a
〜61−1dのフラグ信号出力回路75がオープンドレ
イン型出力回路となる。それぞれのクロスバスイッチ6
1−1a〜61−1dでは、内部の状態に応じて制御部
76が出すデータ受信の可否を示す信号66−1〜66
−4に応じてフラグ信号出力回路75はハイ・インピー
ダンス状態を出力する。全てのクロスバスイッチ61−
1a〜61−1dがデータ受信可能となったとき、即ち
クロスバスイッチ61−1a〜61−1dが全てのデー
タ受信回路のフラグ信号出力回路75の出力がハイ・イ
ンピーダンス状態となったときフラグ信号64はPE6
0−1のプルアップ用N型MOSトランジスタ74によ
り"H"に引き上げられる。この信号に応じてPE60−
1の制御部72はメモリ部73にデータ出力要求を出
す。この要求に従いメモリ部73はデータバス62にデ
ータを出力し、全てのクロスバスイッチ61−1a〜6
1−1dはデータバス62よりデータを受け取る。図8
にこの場合の動作図を示す。
【0029】このように本発明の実施の形態のデータ転
送装置によれば、データ転送回路に接続されるN個のデ
ータ受信回路から出されるフラグ信号をワイヤード接続
するため、3ステート型出力回路を用いたデータ転送装
置と比べて配線数が1/Nで済み、フラグ信号の論理積
をとる回路も必要なく、回路の高集積化が図れる。ま
た、動作速度においてもデータ転送の大半を占める1対
1転送時は3ステート型出力回路となるので、消費電力
を考慮したオープンドレイン型出力回路を用いたデータ
転送装置と比べて動作の高速化が図れる。また、ブロー
ドキャスト転送時以外はプルアップ回路はOFFされる
ため、オープンドレイン型出力回路を用いたデータ転送
装置と比べて低消費電力化が図れる。
【0030】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
本発明の出力回路によれば特定の制御入力端子に供給さ
れる信号が不可のとき3ステート型出力回路となり、可
のときオープンドレイン型出力回路となるので、3ステ
ート型出力回路とオープンドレイン型出力回路を単一回
路で実現可能できる。また、本発明のデータ転送装置に
よれば、3ステート型出力回路を用いたデータ転送装置
と比べてフラグ信号のフラグ信号の配線数が1/Nで済
み、フラグ信号の論理積をとる回路も必要なく、回路の
高集積化が図れる。また、動作速度においてもオープン
ドレイン型出力回路を用いたデータ転送装置と比べて動
作の高速化と低消費電力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における出力回路の回路
【図2】図1の出力回路の動作図
【図3】本発明の実施の形態2における出力回路の回路
【図4】図3の出力回路の動作図
【図5】本発明のデータ転送装置を用いた並列処理シス
テムの構成図
【図6】本発明のデータ転送装置の回路図
【図7】図6のデータ転送装置の動作図
【図8】図6のデータ転送装置の動作図
【符号の説明】
1、30、31 P型MOSトランジスタ 2、32、33 N型MOSトランジスタ 8〜11、41〜44 端子 19 第1の制御回路 20 第2の制御回路 21 第3の制御回路 50 制御回路 51 論理回路 60−1〜60−4 PE(プロセッサ・エレメント) 61−1a〜61−4d クロスバスイッチ 62 データバス 63 出力制御線 64 入力信号線 65 アドレスバス 71 CPU 72、76 制御部 73、77 メモリ部 74 プルアップ回路 78 入力回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−194713(JP,A) 特開 昭61−274511(JP,A) 特開 昭63−114319(JP,A) 特開 昭61−105115(JP,A) 特開 平2−214220(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0175 G06F 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を第1の電源に接続されたPチャネ
    ルトランジスタと、 前記Pチャネルトランジスタの他端とその一端が接続さ
    れて出力となり、他端が前記第1の電源より低い第2の
    電源に接続されたNチャネルトランジスタと、 オープンドレイン制御信号が入力される第1の端子、イ
    ネーブル制御信号が入力される第2の端子、及びデータ
    信号が入力される第3の端子を有し、前記Pチャネルト
    ランジスタ及びNチャネルトランジスタを制御する制御
    回路とを備え、 オープンドレイン型出力回路と通常出力回路とを共用し
    た出力回路であって、 前記制御回路により、 オープンドレイン型出力をするとき、前記オープンドレ
    イン制御信号のみで、前記PチャネルトランジスタをO
    FFにせしめ、 通常出力をするとき、前記イネーブル制御信号の切りか
    えにより、前記Pチャネルトランジスタ及びNチャネル
    トランジスタを、前記データ信号に関係なく共にOFF
    にせしめるか又は前記データ信号に応じていずれかのト
    ランジスタをOFFにせしめるように構成された出力回
    路。
  2. 【請求項2】 一端を第1の電源に接続されたPチャネ
    ルトランジスタと、 前記Pチャネルトランジスタの他端とその一端が接続さ
    れて出力となり、他端が前記第1の電源より低い第2の
    電源に接続されたNチャネルトランジスタと、 オープンドレイン制御信号が入力される第1の端子、イ
    ネーブル制御信号が入力される第2の端子、及びデータ
    信号が入力される第3の端子を有し、前記Pチャネルト
    ランジスタ及びNチャネルトランジスタを制御する制御
    回路とを備え、 オープンドレイン型出力回路と通常出力回路とを共用し
    た出力回路であって、 前記制御回路により、 オープンドレイン型出力をするとき、前記オープンドレ
    イン制御信号のみで、前記PチャネルトランジスタをO
    FFにせしめ、 通常出力をするとき、前記イネーブル制御信号の切りか
    えにより、前記Pチャネルトランジスタ及びNチャネル
    トランジスタを、前記データ信号に関係なく共にOFF
    にせしめるか又は前記データ信号に応じていずれかのト
    ランジスタをOFFにせしめるように構成され、 さらに、前記オープンドレイン制御信号は、前記Pチャ
    ネルトランジスタをOFFにせしめるときに、データ出
    力をハイレベルに引き上げる外部のプルアップ回路をO
    Nする制御信号として利用されることを特徴とする出力
    回路。
  3. 【請求項3】 出力回路を備え、前記出力回路のデータ
    出力がプルアップ回路へ接続されたデータ転送装置であ
    って、 前記出力回路は、 一端を第1の電源に接続されたPチャネルトランジスタ
    と、 前記Pチャネルトランジスタの他端とその一端が接続さ
    れて出力となり、他端が前記第1の電源より低い第2の
    電源に接続されたNチャネルトランジスタと、 オープンドレイン制御信号が入力される第1の端子、イ
    ネーブル制御信号が入力される第2の端子、及びデータ
    信号が入力される第3の端子を有し、前記Pチャネルト
    ランジスタ及びNチャネルトランジスタを制御する制御
    回路とを備え、 オープンドレイン型出力回路と通常出力回路とを共用す
    る出力回路であり、 前記制御回路により、 オープンドレイン型出力をするとき、前記オープンドレ
    イン制御信号のみで、前記PチャネルトランジスタをO
    FFにせしめ、 通常出力をするとき、前記イネーブル制御信号の切りか
    えにより、前記Pチャネルトランジスタ及びNチャネル
    トランジスタを、前記データ信号に関係なく共にOFF
    にせしめるか又は前記データ信号に応じていずれかのト
    ランジスタをOFFにせしめるように構成され、 さらに、前記オープンドレイン制御信号は、前記Pチャ
    ネルトランジスタをOFFにせしめるときに、データ出
    力をハイレベルに引き上げる外部のプルアップ回路をO
    Nする制御信号として利用されるように構成された、デ
    ータ転送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の出力回路において、 前記制御回路は、 前記オープンドレイン制御信号に基づく制御信号を生成
    する第1の制御回路と、前記第1の制御回路の制御信号
    に基づき前記Pチャネルトランジスタを制御する第2の
    制御回路とを備える出力回路。
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