JP3489085B2 - 食品包装用シートまたはフィルム - Google Patents
食品包装用シートまたはフィルムInfo
- Publication number
- JP3489085B2 JP3489085B2 JP10164594A JP10164594A JP3489085B2 JP 3489085 B2 JP3489085 B2 JP 3489085B2 JP 10164594 A JP10164594 A JP 10164594A JP 10164594 A JP10164594 A JP 10164594A JP 3489085 B2 JP3489085 B2 JP 3489085B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- food packaging
- sheet
- action
- packaging sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/18—Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
- C08K3/20—Oxides; Hydroxides
- C08K3/22—Oxides; Hydroxides of metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/34—Silicon-containing compounds
- C08K3/36—Silica
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腐敗防止、酸化防止性
を持つ食品包装用シートまたはフィルムに関するもので
あって、あらゆる食品の包装用、及びゴミ袋として広く
利用できる。 【0002】 【従来の技術】従来、食品包装には塵埃や細菌等による
汚染を防ぐため、ハトロン紙や合成樹脂フィルムで包装
され、さらに抗菌剤処理を行ったものが使用されてき
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、安全性や効力
の点で問題であったり、食品そのものに対する作用は非
常に少ないので、腐敗の進行を遅らせることには十分な
効果を期待できないものがほとんどであった。このた
め、包装するだけで、食品の腐敗を防止できる「抗酸化
膜現象」を持つシートまたはフィルムの出現が待たれて
いた。本発明は、この期待に応えるために開発されたも
ので、従来の技術で解決できなかった点を、まったく異
なるランダム系物理の非結晶の触媒機能を応用して、長
期間有効な酸化(腐敗)防止性を持たせ、用途に適した
物性を持つシート、フィルムを提供することを目的とす
る。また、本発明のシート、フィルムを加工することに
より、容器等の食品包装用品を得ることができる。 【0004】 【課題を解決するための手段】有機物は発酵−分解−
(変敗)−腐敗という有害性の方向と、発酵−分解−合
成という有効性の方向の二通りに進行するが、これは酸
化還元のような作用をつかさどる有害菌と有効菌の微生
物の酵素の触媒機能(バイオテクノロジー)か、分裂−
合成−融合をつかさどるエネルギー波動の触媒機能(ハ
イテクノロジー)の二大触媒が一定の情報性を持って物
質の方向を支配しているからである。そこで、アモルフ
ァスシリコン半導体のエネルギー波動を利用したハイテ
クノロジーの触媒機能により、有機物を発酵−合成と合
成−融合の有効作用に導くことで、バリヤー性の高いハ
イテク品質保全袋を実現したものである。すなわち、ア
モルファスシリコン半導体の作用によりアモルファス現
象を起こさせるため、従来の熱可塑性樹脂のシートまた
はフィルムに請求項1記載のようにシリカ物質と鉱物の
非結晶を3〜30重量%の範囲で練り込んだものであ
る。このシートまたはフィルムをアモルファスシリコン
半導体として作用させ、包装されている食品に「抵抗現
象作用」、「エネルギー活性作用」、「還元作用」、
「抗酸化膜現象」を起こさせ、酸化防止を中心に、品質
を保全するのである。この発明に使用する熱可塑性樹脂
は、従来から知られているポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−αオレ
フィン共重合体、及びこれらの混合物、またポリアミド
樹脂、ポリスチレン樹脂、ビニル樹脂等のいずれでも良
く、シート、フィルムに加工する方法も公知のインフレ
ーション法、Tダイ法等で良い。 【0005】 【作用】上記請求項1のシートまたはフィルムをアモル
ファスシリコン半導体として作用させ、包装されている
食品にアモルファス現象(「抵抗現象作用」、「エネル
ギー活性作用」、「還元作用」、「抗酸化膜現象」等)
を起こさせ、抗酸化膜を生じさせて、酸化防止を中心
に、バリヤー性の高いハイテク食品品質保全包装用品と
するものである。 【0006】 【実施例】本発明を米麦・大豆・そば等の穀物用、野菜
・果物用、魚・肉用、農産加工品(お茶、味噌等)用、
一般食品(菓子等)用、家庭用冷凍冷蔵庫用として実施
した場合、従来の熱可塑性樹脂による包装のものと比較
して3〜5倍の期間腐敗防止作用があり、3°C以下の
いわゆるチルド状態では半永久的に腐敗防止作用が働
き、本発明が極めて画期的なものであることがわかる。 【0007】 【発明の効果】本発明により、包装されている食品に対
し、それ自体に抗酸化膜を生じさせて長時間酸化(腐
敗)防止を実現した極めてバリヤー性の高いハイテク品
質保全包装用シートまたはフィルムを提供することがで
きる。
を持つ食品包装用シートまたはフィルムに関するもので
あって、あらゆる食品の包装用、及びゴミ袋として広く
利用できる。 【0002】 【従来の技術】従来、食品包装には塵埃や細菌等による
汚染を防ぐため、ハトロン紙や合成樹脂フィルムで包装
され、さらに抗菌剤処理を行ったものが使用されてき
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、安全性や効力
の点で問題であったり、食品そのものに対する作用は非
常に少ないので、腐敗の進行を遅らせることには十分な
効果を期待できないものがほとんどであった。このた
め、包装するだけで、食品の腐敗を防止できる「抗酸化
膜現象」を持つシートまたはフィルムの出現が待たれて
いた。本発明は、この期待に応えるために開発されたも
ので、従来の技術で解決できなかった点を、まったく異
なるランダム系物理の非結晶の触媒機能を応用して、長
期間有効な酸化(腐敗)防止性を持たせ、用途に適した
物性を持つシート、フィルムを提供することを目的とす
る。また、本発明のシート、フィルムを加工することに
より、容器等の食品包装用品を得ることができる。 【0004】 【課題を解決するための手段】有機物は発酵−分解−
(変敗)−腐敗という有害性の方向と、発酵−分解−合
成という有効性の方向の二通りに進行するが、これは酸
化還元のような作用をつかさどる有害菌と有効菌の微生
物の酵素の触媒機能(バイオテクノロジー)か、分裂−
合成−融合をつかさどるエネルギー波動の触媒機能(ハ
イテクノロジー)の二大触媒が一定の情報性を持って物
質の方向を支配しているからである。そこで、アモルフ
ァスシリコン半導体のエネルギー波動を利用したハイテ
クノロジーの触媒機能により、有機物を発酵−合成と合
成−融合の有効作用に導くことで、バリヤー性の高いハ
イテク品質保全袋を実現したものである。すなわち、ア
モルファスシリコン半導体の作用によりアモルファス現
象を起こさせるため、従来の熱可塑性樹脂のシートまた
はフィルムに請求項1記載のようにシリカ物質と鉱物の
非結晶を3〜30重量%の範囲で練り込んだものであ
る。このシートまたはフィルムをアモルファスシリコン
半導体として作用させ、包装されている食品に「抵抗現
象作用」、「エネルギー活性作用」、「還元作用」、
「抗酸化膜現象」を起こさせ、酸化防止を中心に、品質
を保全するのである。この発明に使用する熱可塑性樹脂
は、従来から知られているポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−αオレ
フィン共重合体、及びこれらの混合物、またポリアミド
樹脂、ポリスチレン樹脂、ビニル樹脂等のいずれでも良
く、シート、フィルムに加工する方法も公知のインフレ
ーション法、Tダイ法等で良い。 【0005】 【作用】上記請求項1のシートまたはフィルムをアモル
ファスシリコン半導体として作用させ、包装されている
食品にアモルファス現象(「抵抗現象作用」、「エネル
ギー活性作用」、「還元作用」、「抗酸化膜現象」等)
を起こさせ、抗酸化膜を生じさせて、酸化防止を中心
に、バリヤー性の高いハイテク食品品質保全包装用品と
するものである。 【0006】 【実施例】本発明を米麦・大豆・そば等の穀物用、野菜
・果物用、魚・肉用、農産加工品(お茶、味噌等)用、
一般食品(菓子等)用、家庭用冷凍冷蔵庫用として実施
した場合、従来の熱可塑性樹脂による包装のものと比較
して3〜5倍の期間腐敗防止作用があり、3°C以下の
いわゆるチルド状態では半永久的に腐敗防止作用が働
き、本発明が極めて画期的なものであることがわかる。 【0007】 【発明の効果】本発明により、包装されている食品に対
し、それ自体に抗酸化膜を生じさせて長時間酸化(腐
敗)防止を実現した極めてバリヤー性の高いハイテク品
質保全包装用シートまたはフィルムを提供することがで
きる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
C08K 3/36 C08K 3/36
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シリカ物質の非結晶(アモルファスシリ
コン)と鉱物の非結晶(TiO 2 、Al 2 CO 3 、Mg
O、Zr 2 O 3 、Fe 2 O 3 等アモルファス金属)を3
〜30重量%含有する熱可塑性樹脂からなることを特徴
とする、食品包装用シートまたはフィルム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10164594A JP3489085B2 (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 食品包装用シートまたはフィルム |
PCT/JP1995/000660 WO1995028441A1 (fr) | 1994-04-06 | 1995-04-05 | Film ou feuille d'emballage pour aliments |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10164594A JP3489085B2 (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 食品包装用シートまたはフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07278347A JPH07278347A (ja) | 1995-10-24 |
JP3489085B2 true JP3489085B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=14306122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10164594A Expired - Fee Related JP3489085B2 (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 食品包装用シートまたはフィルム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3489085B2 (ja) |
WO (1) | WO1995028441A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI107582B (fi) * | 1996-12-27 | 2001-09-14 | Eriksson Capital Ab | Selluloosapitoinen suoli ja menetelmä sen valmistamiseksi |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05295141A (ja) * | 1992-04-21 | 1993-11-09 | Toyo Alum Kk | 紫外線吸収性透明フィルム |
JP3212374B2 (ja) * | 1992-08-12 | 2001-09-25 | 三菱化学株式会社 | ポリアミド樹脂製フイルム |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP10164594A patent/JP3489085B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-04-05 WO PCT/JP1995/000660 patent/WO1995028441A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07278347A (ja) | 1995-10-24 |
WO1995028441A1 (fr) | 1995-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Lee | Quality and safety aspects of meat products as affected by various physical manipulations of packaging materials | |
Brody et al. | Active packaging for food applications | |
Cruz et al. | Oxygen scavengers: An approach on food preservation | |
EP0918818B1 (en) | Multi-component oxygen scavenging composition | |
Rooney | Introduction to active food packaging technologies | |
EP1027208B1 (en) | Method and apparatus for triggering an article containing an oxidizable organic compound | |
WO2004104081A3 (en) | Highly compatible and non-migratory polymeric uv-absorber | |
Siró | Active and intelligent packaging of food | |
Yildirim | Active packaging for food biopreservation | |
TW334395B (en) | Method for preservation of articles | |
Gavara | Practical Guide to Antimicrobial Active Packaging | |
Hemavathi et al. | Food packaging: polimers as packaging materials in food supply chains | |
JP3489085B2 (ja) | 食品包装用シートまたはフィルム | |
Akelah et al. | Polymers in food packaging and protection | |
Iordache et al. | Nanostructurated materials for prolonged and safe food preservation | |
JP3808584B2 (ja) | 物品の保存方法 | |
JP4226947B2 (ja) | 多層包装体 | |
JP2994921B2 (ja) | 食品容器用包装材料 | |
JP2000198164A (ja) | 酸素吸収性多層フィルム及び包装容器 | |
Marcos et al. | Innovations in packaging of fermented food products | |
AU690750B2 (en) | Inhibition of the growth of micro-organisms | |
Hodgson et al. | Review of zeolites as deodorants for polyethylene resins used in food packaging applications | |
JP2008006635A (ja) | 引裂き性に優れる酸素吸収性多層フィルム及び酸素吸収包装容器。 | |
Alamilla-Beltrán et al. | Emerging technologies for food processing | |
Palomero et al. | Antimicrobial packaging of beverages |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |