JP3489026B2 - 伸縮式内寸測定物差し - Google Patents
伸縮式内寸測定物差しInfo
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- JP3489026B2 JP3489026B2 JP2000350282A JP2000350282A JP3489026B2 JP 3489026 B2 JP3489026 B2 JP 3489026B2 JP 2000350282 A JP2000350282 A JP 2000350282A JP 2000350282 A JP2000350282 A JP 2000350282A JP 3489026 B2 JP3489026 B2 JP 3489026B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は 一般土木工事、電
気、ガス、上水道、電話、下水道、建築等の、工事で必
要となる、物差しを添えた工事写真撮影をする場合に内
寸を明確に示す物差しに関する。 【0002】 【従来の技術】一例として、管路部掘削底面、等の掘削
幅計測実測にあたって二本の物差しを重ね合わせる又は
大型のメジャー様の物を用いる等の方法がとられていた
が、いずれも正確性に欠け、特に二本で計測した場合片
方の読みをもう片方の物差しの目盛りから差し引きしな
ければ計測値を得る事が出来ず特に、工事写真になった
場合目盛りが読み取り辛く、とくに底面が湾曲していた
り、不整正である場合には顕著であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するためになされたものであり、施工対象物の内寸
を正確に測定し、工事写真に於て寸法の目盛りを明瞭に
明示することが容易な物差しを提供するすることにあ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の伸縮式内寸測定
物差しは、一定の長さの細長い枠体と、この枠体の鞘に
嵌合してしてスライドする細長い板状体と、この板状体
の長さ方向に巻かれ板状体の外周面に沿って移動する柔
軟なテープ状無端ベルトから成り、上記枠体と無端ベル
トそれぞれに計測目盛りを印し、無端ベルトを枠体の鞘
内部の所定の一点で固定し、板状体を枠体の鞘内でスラ
イドさせながら引き出す事により無端ベルトが板状体の
外周面に沿って移動しながら引き出される事を特徴とす
る。 【0005】枠体の材質には、プラスチック・金属等
の、強固で変形しにくい物質を用いる事により、目盛り
の変異・板状体をスライドさせる為の鞘内部の変形を防
止する事ができる。 【0006】板状体の材質・構造に於ても強固で変形し
にくく、且つ軽量な物質を用いるが枠体の鞘内に於てス
ライドさせる時、適度な抵抗をもたせ、板状体を任意に
の位置に止め置きさせる様にするため、枠体の鞘の大き
さと、板状体保護体との大きさは、ほぼ同程度がのぞま
しく、適度な抵抗物、例として板バネ等を取り付ける事
も良い。 【0007】無端ベルトは柔軟で伸縮しにくく、板状体
面に当たる面は抵抗の少ない破断しにくい材質が好まし
く、例えば・ゴム引布、ナイロン等があげられる。 【0008】板状体の外周面に巻かれた無端ベルトは、
板状体の両端で回り乍ら移動するので両端の折り返し点
には抵抗の少ない丸みをおびた端末か、ローラー状の物
が好ましい。 【0009】目盛りの印し方は、板状体引き出し側の反
対側端を0とし、順次大きく刻み、無端ベルトについて
は枠体の鞘より、引き出された長さと、枠体に記された
最大目盛りの合計値が引き出された無端ベルトの端末側
に表示されるようにする。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を用いて説明する。図1は本発明の実施を示す斜視
図、図2は図1の側面図、図3は枠体1の鞘内に板状体
7を収めた状態の説明図であり、図4は枠体1の鞘内か
ら板状体7を引き出した状態を示す説明図である。本発
明の伸縮式内寸測定物差しは、一定の長さの細長い枠体
1と、この枠体の鞘に嵌合してスライドする細長い板状
体7とこの板状体7の長さ方向に巻かれ板状体7に沿っ
て移動する柔軟なテープ状無端ベルト4から成り、上記
枠体1と無端ベルト4それぞれに枠体目盛り21と無端
ベルト目盛り22を印し、無端ベルト4を枠体1の鞘内
部の一点6に於て固定し、板状体7を枠体の鞘からスラ
イドさせながら引き出す事により無端ベルト4が板状体
7の外周面に沿って移動しながら引き出されるようにな
されている。本実施例では板状態7は各図に示すように
細長い箱状の保護体8の中に収められており、この保護
体8の先端に設けられた引き出しつまみ5によって枠体
1の鞘から出し入れ容易となされている。この保護体8
によって、板状体7を囲繞する無端ベルト4の下部が汚
泥等で汚れ無端ベルト目盛り22が見にくくなるのを防
いでいる。また、図3・4に示すように、板状体7長手
方向両先端部31・32は先端が丸くなされており、無
端ベルト4の移動を円滑にしている。なお、この先端部
31・32の部分は保護体8に接続したローラー状のも
のとし、より移動を円滑にしてもよい。上記、無端ベル
ト4は、枠体1の鞘内の一点6で枠体1の鞘の内側(本
実施例では鞘出口の近く)に固定されており、このため
板状体7を引き出すことにより無端ベルト4が板状体7
を囲繞して移動し、その無端ベルト目盛り22が引き出
された長さに対応した寸法を示すのである。 【0011】 【発明の効果】上述のような構造であるから、本発明の
物差し一本で、あらゆる構造物築造にあって、壁面や掘
削壁に阻まれた内寸等を簡単、明瞭に計測できる。 【0012】特に、物差しを添えた工事写真撮影の際
は、従来のように二本の物差しを重ね合わせ、その目盛
りを差し引きして寸法を見る様な事がなくなり、本発明
の物差し一本で正確に内寸を示す鮮明な写真撮影をする
事が出来る。 【0013】計測面に於て湧水、汚泥等があり又湾曲
し、不整正な状態であっても上記効果を得ることができ
る。
気、ガス、上水道、電話、下水道、建築等の、工事で必
要となる、物差しを添えた工事写真撮影をする場合に内
寸を明確に示す物差しに関する。 【0002】 【従来の技術】一例として、管路部掘削底面、等の掘削
幅計測実測にあたって二本の物差しを重ね合わせる又は
大型のメジャー様の物を用いる等の方法がとられていた
が、いずれも正確性に欠け、特に二本で計測した場合片
方の読みをもう片方の物差しの目盛りから差し引きしな
ければ計測値を得る事が出来ず特に、工事写真になった
場合目盛りが読み取り辛く、とくに底面が湾曲していた
り、不整正である場合には顕著であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するためになされたものであり、施工対象物の内寸
を正確に測定し、工事写真に於て寸法の目盛りを明瞭に
明示することが容易な物差しを提供するすることにあ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の伸縮式内寸測定
物差しは、一定の長さの細長い枠体と、この枠体の鞘に
嵌合してしてスライドする細長い板状体と、この板状体
の長さ方向に巻かれ板状体の外周面に沿って移動する柔
軟なテープ状無端ベルトから成り、上記枠体と無端ベル
トそれぞれに計測目盛りを印し、無端ベルトを枠体の鞘
内部の所定の一点で固定し、板状体を枠体の鞘内でスラ
イドさせながら引き出す事により無端ベルトが板状体の
外周面に沿って移動しながら引き出される事を特徴とす
る。 【0005】枠体の材質には、プラスチック・金属等
の、強固で変形しにくい物質を用いる事により、目盛り
の変異・板状体をスライドさせる為の鞘内部の変形を防
止する事ができる。 【0006】板状体の材質・構造に於ても強固で変形し
にくく、且つ軽量な物質を用いるが枠体の鞘内に於てス
ライドさせる時、適度な抵抗をもたせ、板状体を任意に
の位置に止め置きさせる様にするため、枠体の鞘の大き
さと、板状体保護体との大きさは、ほぼ同程度がのぞま
しく、適度な抵抗物、例として板バネ等を取り付ける事
も良い。 【0007】無端ベルトは柔軟で伸縮しにくく、板状体
面に当たる面は抵抗の少ない破断しにくい材質が好まし
く、例えば・ゴム引布、ナイロン等があげられる。 【0008】板状体の外周面に巻かれた無端ベルトは、
板状体の両端で回り乍ら移動するので両端の折り返し点
には抵抗の少ない丸みをおびた端末か、ローラー状の物
が好ましい。 【0009】目盛りの印し方は、板状体引き出し側の反
対側端を0とし、順次大きく刻み、無端ベルトについて
は枠体の鞘より、引き出された長さと、枠体に記された
最大目盛りの合計値が引き出された無端ベルトの端末側
に表示されるようにする。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を用いて説明する。図1は本発明の実施を示す斜視
図、図2は図1の側面図、図3は枠体1の鞘内に板状体
7を収めた状態の説明図であり、図4は枠体1の鞘内か
ら板状体7を引き出した状態を示す説明図である。本発
明の伸縮式内寸測定物差しは、一定の長さの細長い枠体
1と、この枠体の鞘に嵌合してスライドする細長い板状
体7とこの板状体7の長さ方向に巻かれ板状体7に沿っ
て移動する柔軟なテープ状無端ベルト4から成り、上記
枠体1と無端ベルト4それぞれに枠体目盛り21と無端
ベルト目盛り22を印し、無端ベルト4を枠体1の鞘内
部の一点6に於て固定し、板状体7を枠体の鞘からスラ
イドさせながら引き出す事により無端ベルト4が板状体
7の外周面に沿って移動しながら引き出されるようにな
されている。本実施例では板状態7は各図に示すように
細長い箱状の保護体8の中に収められており、この保護
体8の先端に設けられた引き出しつまみ5によって枠体
1の鞘から出し入れ容易となされている。この保護体8
によって、板状体7を囲繞する無端ベルト4の下部が汚
泥等で汚れ無端ベルト目盛り22が見にくくなるのを防
いでいる。また、図3・4に示すように、板状体7長手
方向両先端部31・32は先端が丸くなされており、無
端ベルト4の移動を円滑にしている。なお、この先端部
31・32の部分は保護体8に接続したローラー状のも
のとし、より移動を円滑にしてもよい。上記、無端ベル
ト4は、枠体1の鞘内の一点6で枠体1の鞘の内側(本
実施例では鞘出口の近く)に固定されており、このため
板状体7を引き出すことにより無端ベルト4が板状体7
を囲繞して移動し、その無端ベルト目盛り22が引き出
された長さに対応した寸法を示すのである。 【0011】 【発明の効果】上述のような構造であるから、本発明の
物差し一本で、あらゆる構造物築造にあって、壁面や掘
削壁に阻まれた内寸等を簡単、明瞭に計測できる。 【0012】特に、物差しを添えた工事写真撮影の際
は、従来のように二本の物差しを重ね合わせ、その目盛
りを差し引きして寸法を見る様な事がなくなり、本発明
の物差し一本で正確に内寸を示す鮮明な写真撮影をする
事が出来る。 【0013】計測面に於て湧水、汚泥等があり又湾曲
し、不整正な状態であっても上記効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の板状体が枠体に納まっている状況を示
す説明図である。 【図4】本発明の板状体が枠体から引き出された状況を
示す説明図である。 【符号の説明】 1. 枠体 21. 枠体目盛り 22. 無端ベルト目盛り 31. 板状体長手端部 32. 板状体長手端部 4. 無端ベルト 5. 引き出しつまみ 6. 無端ベルト・枠体内部固定点 7. 板状体 8. 保護体
す説明図である。 【図4】本発明の板状体が枠体から引き出された状況を
示す説明図である。 【符号の説明】 1. 枠体 21. 枠体目盛り 22. 無端ベルト目盛り 31. 板状体長手端部 32. 板状体長手端部 4. 無端ベルト 5. 引き出しつまみ 6. 無端ベルト・枠体内部固定点 7. 板状体 8. 保護体
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】一定の長さの細長い枠体と、この枠体の鞘
に嵌合してスライドする細長い板状体と、この板状体の
長さ方向に巻かれ板状体にそって移動する柔軟なテープ
状無端ベルトから成り、上記枠体と無端ベルトそれぞれ
に目盛りを印し、無端ベルトを枠体の鞘内部の一点に於
て固定し、板状体を枠体の鞘からスライドさせながら引
き出す事により無端ベルトが板状体の外周面に沿って移
動しながら引き出されることを特徴とする伸縮式内寸測
定物差し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350282A JP3489026B2 (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | 伸縮式内寸測定物差し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350282A JP3489026B2 (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | 伸縮式内寸測定物差し |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002116001A JP2002116001A (ja) | 2002-04-19 |
JP3489026B2 true JP3489026B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=18823541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000350282A Expired - Fee Related JP3489026B2 (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | 伸縮式内寸測定物差し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3489026B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104390539A (zh) * | 2014-11-30 | 2015-03-04 | 韦江华 | 一种无限延长尺子 |
CN105547220A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-05-04 | 苏州莱测检测科技有限公司 | 多功能活动量尺 |
CN108020149A (zh) * | 2017-03-13 | 2018-05-11 | 湖南科技大学 | 内部空间精确量尺 |
CN108020130A (zh) * | 2017-03-13 | 2018-05-11 | 湖南科技大学 | 一种用于内部空间尺寸测量的量仪 |
CN112629484B (zh) * | 2020-12-12 | 2022-03-29 | 北京同创天成工程勘测有限公司 | 一种测量水准尺及其使用方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51147537U (ja) * | 1975-05-20 | 1976-11-26 | ||
JPS598102U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-19 | 宣真工業株式会社 | 間隔測定杆 |
JPS5960504U (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-20 | 林 功生 | スケ−ル |
JPS61161602U (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-07 | ||
JPH1047902A (ja) * | 1996-07-31 | 1998-02-20 | Takahiro Hatakeyama | 伸縮物指し |
JP3042558U (ja) * | 1997-04-15 | 1997-10-21 | 喜芳 城戸 | 内法測定器 |
-
2000
- 2000-10-11 JP JP2000350282A patent/JP3489026B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002116001A (ja) | 2002-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |