JP3487625B2 - 磁気カードの印刷良否仕分け方法および仕分け装置 - Google Patents

磁気カードの印刷良否仕分け方法および仕分け装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリペイドカード等
の基材の少なくと片面が磁気コーティングされた磁気カ
ードの印刷良否の仕分け方法、詳しくは、大判の状態で
印刷不良を検査して不良カード部分に磁気マークを付
し、複数のカードに断裁した後に各カードの磁気パター
ンから印刷不良のカードを特定できるようにした仕分け
方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したプリペイドカード等の原反は、
基材の少なくとも片面に磁性塗料を塗布形成して磁場配
向処理を施した後に、必要に応じて、サーマル印字カー
ド用のものであればサーマル塗料液を塗布し、また、熱
破壊式のカード製造用のものであればアルミニウムや錫
を蒸着して製造され、この後に、ロールに巻き取り、あ
るいは所定の大きさにシートカットされて印刷工程に送
られる。
【0003】印刷工程においては、原反に仕上げカード
の何倍もの大きさの多面付けで印刷し、多くはオフセッ
ト印刷機等を用い、表面に多色のカラー印刷が、裏面に
スミ色による注意書きなどが印刷される。そして、印刷
の良否の検査は目視により、多面付けの状態(大判サイ
ズ)で、または、カードサイズに断裁された小切れで行
われる。
【0004】カードサイズに断裁された小切れで検査す
る場合は作業者により検査と同時に不良カードが分別さ
れる。多面付けの状態(大判サイズ)で検査をする場合
は、目視検査で不良と判定された不良面損箇所に作業者
がマジックインクやシール等で視覚的に目立つマークを
付し、マークが付されたもの(面損があるもの)と面損
がないものとを分けて後の断裁工程に送り出す。断裁工
程では打ち抜き等によりカードサイズに断裁し、断裁後
に小切れ検査が行われる。小切れ検査では、マークが付
されたカードを目視により分別し、印刷不良カードを分
別する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の印刷良否の仕分け方法では、印刷不良の
原反に対しては該当箇所にマジックインキ等でマークを
付した場合、断裁後にマークが付されたカードを目視に
より分別しなければならず、作業者の作業負担が大き
く、また、マジックインキの乾きが遅いため良カードを
汚したりシールが剥がれたりして確実性に欠けた。
【0006】この発明は、上記問題に鑑みてなされたも
ので、検査の自動化が図れ、検査と不良の分別が効率的
かつ短時間で行える仕分け方法と仕分け装置とを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、少なくとも基材の片面に磁性層を有
し、少なくとも表裏片面に印刷を施した磁気カードの印
刷良否仕分け方法であって、前記磁気カードの大判状態
で印刷不良カード部分に磁石を用いて磁気マークを着磁
し、次いで、この大判状態の磁気カードを複数のカード
に断裁した後、これら磁気カードの磁気マークを磁束検
出器で検出し、該磁束検出器で検出された磁気マークを
予め記憶された磁気マークと比較してカードの印刷の良
否を判定するように構成した。
【0008】また、この発明にかかる磁気カードの印刷
良否の仕分け装置は、磁気カード搬送経路中に複数の磁
束センサをカード搬送方向と直交するように配列した磁
気パターン読取装置を設け、これらは磁気シールドケー
ス内に収容され、前記磁気パターン読取装置で読み取っ
たパターンを予め記憶された磁気パターンと比較して良
否を判定する判定装置と、該判定装置の判定により磁気
カードを良否それぞれに仕分けする仕分装置とからな
る。
【0009】
【作用】この発明にかかる磁気カードの印刷良否仕分け
方法によれば、原反の大判サイズで目視により印刷の良
否を検査し、印刷不良が発見された場合は該当カード部
分に磁石により磁気マークを付し、小切れに断裁した後
に磁束検出器で各磁気カードの磁気マークを磁化の強さ
として検出して印刷の良否が判定される。すなわち、ホ
ール素子や磁気抵抗(Magnetoresistance,MR)素子等
の非接触式の素子による磁束検出器で磁気マークの磁極
の磁化の模様を磁束により検出し、磁化の強さのパター
ンが所定のパターンと異なる場合を印刷不良と判断す
る。
【0010】また、この発明の仕分け装置によれば、カ
ードは磁気パターン読取装置で読み取った磁気パターン
を基に印刷の良否に応じて仕分けされるため、その仕分
けが自動的、かつ効率的に行える。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図6はこの発明の一実施例にかかる磁
気カードの印刷良否仕分け方法を表す図であり、図1が
カード仕分け装置の全体正面図、図2が同カード仕分け
装置の要部拡大断面図、図3が同要部の底面図、図4が
磁気スタンプの正断面図、図5が良品の磁気カードの磁
気パターン(磁化の模様)を示すグラフ、図6が不良の
磁気カードの磁気パターンを示すグラフである。
【0012】本実施例では、カード仕分け装置10と、
磁気スタンプ70とが用いられる。図1に示すように、
カード仕分け装置10は、装置フレーム11の図中左側
に供給ホッパ12が、同フレーム11の右側に回収ホッ
パ13が設けられる。供給ホッパ12は、断裁された多
数のカードCを重ねて保持するマガジン12aを着脱自
在に備え、このマガジン内のカードCを上部から1枚ず
つ後述する送込コンベアに送り出す。回収ホッパ13
は、良品マガジン13a、表不良マガジン13bおよび
裏不良マガジン13cをそれぞれ着脱自在に備える。後
に詳述するように、この回収ホッパ13は、各マガジン
13a,13b、13cが検知器と送出コンベアを介し
て選択的に連絡し、検知器による検知結果に応じたカー
ドCが順次積み重ね収容される。
【0013】また、装置フレーム11の上部には、略中
央位置に検知器20が配設され、この検知器20の図中
左側に送込コンベア14が、検知器20の右側に搬送面
の高さが送込コンベア14と等しい送出コンベア15が
配設される。図2に示すように、送込コンベア14は、
ローラ(図示せず)間に架設された1対の無端ベルト1
4aをカードCを挟持可能に配置して構成され、図外の
モータ等により駆動されてカードCを搬送する。この送
込コンベア14は、供給ホッパ12と検知器20とをカ
ードCの受渡し可能に連絡し、供給ホッパ12の上部か
ら送り出されるカードCを検知器20に搬送する。
【0014】この送込コンベア14には図1中左側に2
枚送りセンサ79が設けられ、このセンサ79が後述す
るコントローラに接続されている。この2枚送りセンサ
79は、超音波を利用した透過式のセンサから構成さ
れ、2枚以上のカードCが重なった状態で搬送された場
合に2枚送り検知信号をコントローラに出力する。
【0015】送出コンベア15は、検知器20と回収ホ
ッパ13との間に配設され、検知器20から排出される
カードCを回収ホッパ13に搬送する。この送出コンベ
ア15は、送込コンベア14と同様に、ローラ(図示せ
ず)間に架設された1対の無端ベルト15aをカードC
を挟持可能に配置して構成され、図外のモータ等により
駆動されてカードCを搬送する。この送出コンベア15
は、コントローラにより駆動制御される仕分機構(図示
せず)を備え、この仕分機構によりカードCを回収ホッ
パ13のいずれか1つのマガジン13a,13b,13
cに選択的に送り出す。後に詳述するが、この送出コン
ベア15は、コントローラの出力に基づき良品カードC
を良品マガジン13aに、表不良カードCを表不良マガ
ジン13bに、裏不良カードCを裏不良マガジン13c
に送り出す。
【0016】なお、図2中、15bはガイド部材であ
り、ガイド部材15bは検知器20の後述するハウジン
グの出口スリットから排出されるカードCをベルト15
a間に案内する。
【0017】検知器20は、図2に示すように、角筒状
のハウジング21を有し、このハウジング21が装置フ
レーム11に固定される。ハウジング21は、送込コン
ベア14側の壁部に搬送面と略同一高さ位置でカードC
が通過可能な入口スリット21aが形成され、また、送
出コンベア15側の壁部に搬送面と同一高さ位置で出口
スリット21bがカードCの通過可能に形成されてい
る。このハウジング21のスリット21a,21bを有
する壁部間の距離(図中、Sh)はカードCの搬送方向
の寸法Scより十分小さく、また望ましくは、コンベア
14,15間の距離(図中、L)がカードCの搬送方向
の寸法Scより小さくなるように形成される。
【0018】ハウジング21内には、移送路画成部材2
3が設けられ、また、この移送路画成部材23と一体的
に角柱状の保持部材22が吊設される。移送路画成部材
23には上記各スリット21a,21b間に延在する移
送用の孔23aが形成され、この孔23a内をカードC
が走行する。保持部材22は、下端面が上記孔23aの
上方に位置し、この下端面に複数(本実施例では8個)
のホール素子29が埋設される。図3に明示するよう
に、これらホール素子29はそれぞれがカードCの搬送
方向(矢印M)と直角な方向に2列にカードCの巾方向
寸法と等しい範囲にわたって千鳥状に配設される。これ
らホール素子29は、コントローラ90に接続され、ス
リット21a,21b間を通過するカードCから出る磁
束密度をカードCの移動方向に複数の箇所(図6の折れ
線部分参照)、すなわち、所定の時間ごとに検出して検
知信号をコントローラに出力する。なお、上述したホー
ル素子29は磁気抵抗素子(MR素子)等で代替するこ
とも可能である。
【0019】コントローラ90は、MPUやメモリ等を
有し、前述した検知器20と送出コンベア15の仕分機
構とに接続され、また、パーソナルコンピュータ99が
接続する。このコントローラ90は、検知器20の各ホ
ール素子29の出力を基にカードCの磁化パターン(磁
化の強さの模様、磁極の強さの模様、以下、磁気模様と
称する)を演算し、演算結果から本来の磁化パターンと
の相違を判断し、その結果に応じて送出コンベア15の
仕分機構を駆動する。すなわち、後述するように、この
コントローラ90は、カードCが良品であれば良品マガ
ジン13aに、表不良であれば表不良マガジン13b
に、裏不良であれば裏不良マガジン13cに収容される
ように仕分機構を駆動し、また、2枚送りセンサ79か
ら2枚送り検知信号が入力するとコンベア14の作動等
を停止させる。
【0020】パーソナルコンピュータ99は、周知のキ
ーボード99aおよびディスプレイ99bと一体に接続
され、ケーブル98でコントローラ90と接続されてい
る。このパーソナルコンピュータ99は、検出内容を画
面に表示したり、コントローラ90に検査内容の指令を
送るために用いられる。
【0021】磁気スタンプ70は、図4に示すように、
把持可能な把持ケース71を有し、この把持ケース71
の下端部にスイッチケース72とマグネットケース74
が設けられ、また、把持ケース71の上端部にカウンタ
73が設けられる。把持ケース71は、下端にねじ部7
1aを有し、このねじ部71aがスイッチケース72に
螺合してスイッチケース72と固定される。カウンタ7
3は、後述するスタンプ回数を計数を表示する。
【0022】スイッチケース72は内部上面にガイドロ
ッド81が固設され、マグネットケース74はガイドロ
ッド81が摺動自在に挿通するガイドブッシュ82が固
設され、ガイドロッド81にスプリング89が設けられ
る。マグネットケース74は、スプリング89によりス
イッチケース72に対して離間する方向に付勢され、ガ
イドロッド81とガイドブッシュ82により案内されて
図中上下に変位する。このマグネットケース74内には
マグネットブロック87が収容され、マグネットブロッ
ク87の上面にガイドロッド81が結合し、マグネット
ブロック87の下面にマグネット88が設けられる。
【0023】スイッチケース72には内部にマイクロス
イッチ85が設けられ、このマイクロスイッチ85がマ
グネットケース74の変位を検出する。このマイクロス
イッチ85はカウンタ73に接続され、マグネットケー
ス74の変位回数、すなわち、スタンプの操作回数が計
数される。この磁気スタンプ70は、作業者が把持ケー
ス71を把持してマグネットケース74がカード面に接
触させ、この状態で把持ケース71を押し下げると、マ
グネットブロック87が下降してマグネット88がカー
ド面に接触し、カード面に磁気マークを形成する。
【0024】この実施例にあっては、前記従来例でも述
べたように、原反を製造し、この原反に印刷を施した後
に断裁し、製品としてのカードCを製造する。そして、
原反は、基材の少なくとも片面、例えば裏面に磁性塗料
を塗布して磁性層を形成し、この磁性層に磁場配向処理
を行うことで製造される。この原反は、必要に応じて表
面にサーマル塗料の塗布や錫等の蒸着が行なわれ、この
後に、ロールに巻き取り、あるいは所定の大きさにシー
トカットして印刷工程に送られる。
【0025】印刷工程においては、原反に仕上げカード
の何倍もの大きさの多面付けで印刷を行う。この印刷に
際しては、多くはオフセット印刷機等を用い、表面に4
色のカラー印刷が、裏面にスミ色による注意書きなどが
印刷される。そして、印刷後において、多面付けの状
態、すなわち、小切れカードに断裁前の大判の大きさで
目視により表裏の印刷の良否の検査が行われる。
【0026】そして、印刷の良否の検査においては、原
反の印刷不良と判断されたカードCに対して磁気スタン
プ70によるスタンプ作業を行い、磁性層に磁気マーク
を着磁形成する。この検査においては、表の印刷が不良
であれば磁石を1個装着したスタンプを、裏不良であれ
ば磁石を2個装着したスタンプを行う。したがって、後
述するように、磁性層の磁気模様(磁気パターン)から
表不良か、裏不良か、あるいは表裏の不良かが判断され
る。
【0027】ここで、このスタンプ作業では、磁気スタ
ンプ70のマグネット88を原反の印刷不良部分に接触
させる作業を行うのみで足り、マジックインクやシール
等による印付け等の作業が不要であるため、作業者の作
業負担が軽減され、また、不良品の処置も容易となる。
なお、この磁気スタンプ70によるスタンプ回数はカウ
ンタにより計数され、不良カード数を把握できる。
【0028】次に、印刷の良否が検査された原反は断裁
工程においてカードサイズに断裁され、この断裁された
カードCをマガジン12aに積み重ねて収容する。そし
て、このマガジン12aを供給ホッパ12に装着し、カ
ード仕分け装置10により不良カードと良品カードとを
選別する。カード仕分け装置10においては、供給ホッ
パ12のマガジン12aからカードCを1枚ずつ送込コ
ンベア14により検知器20に送り込み、検知器20か
ら払い出される検査済のカードCを送出コンベア15に
より回収ホッパ13のマガジン13a,13b,13c
の1つに積み重ね回収する。
【0029】検知器20は、送り込まれるカードCの磁
気パターンを各ホール素子29により検出し、磁気模様
の磁化強さに応じた出力信号をコントローラ90に出力
する。ここで、カードCには前述した磁場配向処理によ
り図5に示すように一縁側をN極、他縁側をS極として
磁化強さがなだらかに変化する磁気模様が形成され、こ
の磁気模様がコントローラ90に比較データとして記憶
されている。そして、印刷不良が存在するカードCには
図6に示すようにスタンプ作業で部分的な強弱模様が印
加形成されるため、検知器20の出力信号はカードCの
良否に応じた値を有し、コントローラ90は出力信号の
値或いは変化率等を記憶された比較データと比較し、良
否を判断する。すなわち、表不良のカードCに対しては
1個の磁気マークが施され、裏不良のカードCに対して
は2個の磁気マークが施されるため、磁気パターンとし
て1個の極大値(磁極)が存在する場合は表不良、2個
の極大値が存在する場合は裏不良、3個の極大値が存在
する場合は表裏双方の不良と判定する。
【0030】そして、コントローラ90は、カードCの
良、不良に応じて送出コンベア15の仕分機構を駆動
し、送出コンベア15と接続するマガジン13a,13
b,13cを変える。したがって、検知器20から排出
されるカードCは、良品のカードCであれば良品マガジ
ン13aに、表不良のカードCであれば表不良マガジン
13bに、また、裏不良のカードCであれば裏不良マガ
ジン13cに選択的に送られる。
【0031】ここで、検知器20は、ホール素子29で
磁束を検出するのみであるため、非接触で検出でき、ま
た、その検出を速やかに短時間で行え検査時間を短縮で
きる。さらに、不良のカードCには磁気スタンプ70で
磁気マークを印加するのみで行えるため、不良品の処
置、例えば、再生等も容易であり、検査の自動化も容易
となる。
【0032】そして、この後は、印刷が良と判定された
カードCは次の磁性層検査工程等に搬送され、磁気ヘッ
ド等を用いて磁性層の良否が検査される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
仕分け方法によれば、大判状態で印刷不良カード部分に
磁気スタンプで磁気マークを形成し、この磁気模様をホ
ール素子等の磁化強さを検出するセンサで検出して良否
を判定するように構成したため、不良品に対するマジッ
クインクやシール等による印付け作業を廃止でき、作業
者の負担が軽減でき、また、シール等の剥がれを考慮す
る必要がなく確実に印刷不良を判別でき、さらに、検査
の自動化も容易である。
【0034】また、この発明にかかる仕分け装置によれ
ば、カードの磁気パターンを読取装置で読み取って判定
装置で判定し、この判定結果により仕分け装置で印刷の
良否に応じてカードを仕分けることができ、仕分けを自
動的かつ容易に行えるようになるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に用いるカード仕分け装置
の模式正面図である。
【図2】同カード仕分け装置の検知器の模式断面図であ
る。
【図3】同検知器の模式底面図である。
【図4】同実施例に用いる磁気スタンプの概略図であ
る。
【図5】同実施例における良品カードの磁気模様を示す
グラフである。
【図6】同実施例における不良品カードの磁気模様を示
すグラフである。
【符号の説明】
10 カード仕分け装置 11 装置フレーム 12 供給ホッパ 13 回収ホッパ 14 送込コンベア 15 送出コンベア 20 検知器(磁束検知器) 21 ハウジング 21a 入口スリット(カード入口) 21b 出口スリット(カード出口) 22 保持部材 29 ホール素子(磁束センサ) 70 磁気スタンプ 90 コントローラ C カード
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 43/04 G06K 5/00 G06K 17/00 B41F 33/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基材の片面に磁性層を有し、
    少なくとも表裏片面に印刷を施した磁気カードの印刷良
    否仕分け方法であって、前記磁気カードの大判状態で印
    刷不良カード部分に磁石を用いて磁気マークを着磁し、
    次いで、この大判状態の磁気カードを複数のカードに断
    裁した後、これら磁気カードの磁気マークを磁束検出器
    で検出し、該磁束検出器で検出された磁気マークを予め
    記憶された磁気マークと比較してカードの印刷の良否を
    判定することを特徴とする磁気カードの印刷良否仕分け
    方法。
  2. 【請求項2】 磁気カード搬送経路中に複数の磁束セン
    サをカード搬送方向と直交するように配列した磁気パタ
    ーン読取装置を設け、これらは磁気シールドケース内に
    収容され、前記磁気パターン読取装置で読み取ったパタ
    ーンを予め記憶された磁気パターンと比較して良否を判
    定する判定装置と、該判定装置の判定により磁気カード
    を良否それぞれに仕分けする仕分装置とからなることを
    特徴とする磁気カードの印刷良否仕分け装置。
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