JP3487546B2 - ガスタービンエンジン駆動ターボ冷却装置 - Google Patents

ガスタービンエンジン駆動ターボ冷却装置

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JP3487546B2
JP3487546B2 JP13573599A JP13573599A JP3487546B2 JP 3487546 B2 JP3487546 B2 JP 3487546B2 JP 13573599 A JP13573599 A JP 13573599A JP 13573599 A JP13573599 A JP 13573599A JP 3487546 B2 JP3487546 B2 JP 3487546B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービンエンジ
ン駆動ターボ冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスタービンエンジンを駆動し、
ガスタービンエンジンに駆動連結されたコンプレッサに
より冷媒を加圧し、加圧された冷媒を膨張せしめる時に
得られる放熱を利用して冷却を行うガスタービンエンジ
ン駆動ターボ冷却装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のガス
タービンエンジン駆動ターボ冷却装置では、冷却装置の
コンプレッサにサージが発生しているか否かが、冷却装
置のコンプレッサを回転させるための力を示すパラメー
タと冷却装置のコンプレッサの回転との両方に基づいて
判断されない。そのため、冷却装置のコンプレッサにサ
ージが発生しているか否かを正確に判断することができ
ない。そのため、適切なサージ回避作動を行うことがで
きない。
【0004】前記問題点に鑑み、本発明は、ターボ冷却
装置のコンプレッサのサージを適切に回避すべくターボ
冷却装置のコンプレッサにサージが発生しているか否か
を正確に判断することができるガスタービンエンジン駆
動ターボ冷却装置を提供することを目的とする。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、ガスタービンエンジンを駆動し、前記ガスター
ビンエンジンに駆動連結されたコンプレッサにより冷媒
を加圧し、加圧された冷媒を膨張せしめる時に得られる
放熱を利用して冷却を行うガスタービンエンジン駆動タ
ーボ冷却装置において、前記ガスタービンエンジンは前
記冷却装置のコンプレッサを回転させるための燃焼ガス
を排出するガスジェネレータを具備し、前記ガスジェネ
レータのコンプレッサの回転を示すパラメータがほぼ一
定の時であって前記冷却装置のコンプレッサの回転変動
が小さい時に前記冷却装置のコンプレッサにサージが発
生していないと判断し、前記ガスジェネレータのコンプ
レッサの回転を示すパラメータがほぼ一定の時であって
前記冷却装置のコンプレッサの回転変動が大きい時に前
記冷却装置のコンプレッサにサージが発生していると判
断するガスタービンエンジン駆動ターボ冷却装置が提供
される。
【0009】 請求項1に記載のガスタービンエンジン
駆動ターボ冷却装置では、ガスジェネレータのコンプレ
ッサの回転を示すパラメータがほぼ一定の時であって冷
却装置のコンプレッサの回転変動が大きい時に冷却装置
のコンプレッサにサージが発生していると判断される。
つまり、冷却装置のコンプレッサにサージが発生してい
ると判断するために、冷却装置のコンプレッサの回転変
動が大きいことに加え、ガスジェネレータのコンプレッ
サの回転を示すパラメータがほぼ一定であることが条件
とされる。そのため、冷却装置のコンプレッサにサージ
が発生しているか否かを正確に判断することができる。
【0010】 請求項2に記載の発明によれば、前記ガ
スジェネレータのコンプレッサの回転を示すパラメータ
及び前記燃焼器への燃料供給量がほぼ一定の時であって
前記冷却装置のコンプレッサの回転変動が小さい時に前
記冷却装置のコンプレッサにサージが発生していないと
判断し、前記ガスジェネレータのコンプレッサの回転を
示すパラメータ及び前記燃焼器への燃料供給量がほぼ一
定の時であって前記冷却装置のコンプレッサの回転変動
が大きい時に前記冷却装置のコンプレッサにサージが発
生していると判断する請求項1に記載のガスタービンエ
ンジン駆動ターボ冷却装置が提供される。
【0011】 請求項2に記載のガスタービンエンジン
駆動ターボ冷却装置では、ガスジェネレータのコンプレ
ッサの回転を示すパラメータ及び燃焼器への燃料供給量
がほぼ一定の時であって冷却装置のコンプレッサの回転
変動が大きい時に冷却装置のコンプレッサにサージが発
生していると判断される。つまり、冷却装置のコンプレ
ッサにサージが発生していると判断するために、冷却装
置のコンプレッサの回転変動が大きいことに加え、ガス
ジェネレータのコンプレッサの回転を示すパラメータが
ほぼ一定であること、更には燃焼器への燃料供給量がほ
ぼ一定であることが条件とされる。そのため、冷却装置
のコンプレッサにサージが発生しているか否かを正確に
判断することができる。例えば、ガスタービンエンジン
の吸気系の圧力損失が急増したときにガスジェネレータ
のコンプレッサの回転を一定に維持するような制御を行
う場合、ガスジェネレータのコンプレッサの回転を示す
パラメータのみに基づいてサージ判定を行うと誤った判
定をしてしまうが、ガスジェネレータのコンプレッサの
回転を示すパラメータに加え燃焼器への燃料供給量にも
基づいてサージ判定を行うと正確な判定を行うことがで
きる。
【0012】 請求項3に記載の発明によれば、前記冷
却装置のコンプレッサの回転変動が大きい時とは、前記
冷却装置のコンプレッサの回転変動幅が大きいときであ
る請求項1又は2に記載のガスタービンエンジン駆動タ
ーボ冷却装置が提供される。
【0013】 請求項3に記載のガスタービンエンジン
駆動ターボ冷却装置では、冷却装置のコンプレッサの回
転変動幅が大きい時にコンプレッサにサージが発生して
いると判断される。そのため、冷却装置のコンプレッサ
の回転変動幅が大きい時にコンプレッサにサージが発生
していると判断することにより、冷却装置のコンプレッ
サの回転変動幅が大きい状態を適切に回避することがで
きる。
【0014】 請求項4に記載の発明によれば、前記冷
却装置のコンプレッサの回転変動が大きい時とは、前記
冷却装置のコンプレッサの回転変動率が大きいときであ
る請求項1又は2に記載のガスタービンエンジン駆動タ
ーボ冷却装置が提供される。
【0015】 請求項4に記載のガスタービンエンジン
駆動ターボ冷却装置では、冷却装置のコンプレッサの回
転変動率が大きい時にコンプレッサにサージが発生して
いると判断される。そのため、冷却装置のコンプレッサ
の回転変動率が大きい時にコンプレッサにサージが発生
していると判断することにより、冷却装置のコンプレッ
サの回転変動率が大きい状態を適切に回避することがで
きる。
【0016】 請求項5に記載の発明によれば、前記冷
却装置のコンプレッサにサージが発生していると判断さ
れた時、前記冷却装置のコンプレッサへの冷媒供給量を
変更する請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスター
ビンエンジン駆動ターボ冷却装置が提供される。
【0017】 請求項6に記載の発明によれば、前記冷
却装置のコンプレッサにサージが発生していると判断さ
れた時、前記冷却装置のコンプレッサへの冷媒供給量を
増加する請求項5に記載のガスタービンエンジン駆動タ
ーボ冷却装置が提供される。
【0018】 請求項7に記載の発明によれば、前記冷
却装置のコンプレッサにサージが発生していると判断さ
れた時、前記冷却装置のコンプレッサへの冷媒供給量を
変更するための絞り弁の開度を変更する請求項1〜4
いずれか一項に記載のガスタービンエンジン駆動ターボ
冷却装置が提供される。
【0019】 請求項8に記載の発明によれば、前記冷
却装置のコンプレッサにサージが発生していると判断さ
れた時、前記絞り弁の開度を大きくする請求項7に記載
のガスタービンエンジン駆動ターボ冷却装置が提供され
る。
【0020】 請求項5から8に記載のガスタービンエ
ンジン駆動ターボ冷却装置では、冷却装置のコンプレッ
サにサージが発生していると判断された時に冷却装置の
コンプレッサへの冷媒供給量が変更される。冷却装置の
コンプレッサへの冷媒供給量が変更されることにより冷
却装置のコンプレッサのサージの発生原因が排除され、
それゆえ、冷却装置のコンプレッサのサージを適切に回
避することができる。
【0021】
【0022】
【0023】 請求項9に記載の発明によれば、ガスタ
ービンエンジンを駆動し、前記ガスタービンエンジンに
駆動連結されたコンプレッサにより冷媒を加圧し、加圧
された冷媒を膨張せしめる時に得られる放熱を利用して
冷却を行うガスタービンエンジン駆動ターボ冷却装置に
おいて、前記ガスタービンエンジンは前記冷却装置のコ
ンプレッサを回転させるための燃焼ガスを排出する燃焼
器を具備し、前記燃焼器への燃料供給量と前記冷却装置
のコンプレッサの回転とに基づき、前記冷却装置のコン
プレッサにサージが発生しているか否かを判断するガ
タービンエンジン駆動ターボ冷却装置が提供される。
【0024】 請求項9に記載のガスタービンエンジン
駆動ターボ冷却装置では、燃焼器への燃料供給量と冷却
装置のコンプレッサの回転とに基づき冷却装置のコンプ
レッサにサージが発生しているか否かが判断される。つ
まり、冷却装置のコンプレッサにサージが発生している
か否かを判断するために、冷却装置のコンプレッサの回
転だけでなく、燃焼器への燃料供給量も判断材料として
使用される。そのため、冷却装置のコンプレッサのサー
ジを適切に回避すべく冷却装置のコンプレッサにサージ
が発生しているか否かを正確に判断することができる。
【0025】 請求項10に記載の発明によれば、ガス
タービンエンジンを駆動し、前記ガスタービンエンジン
に駆動連結されたコンプレッサにより冷媒を加圧し、加
圧された冷媒を膨張せしめる時に得られる放熱を利用し
て冷却を行うガスタービンエンジン駆動ターボ冷却装置
において、前記ガスタービンエンジンは前記冷却装置の
コンプレッサを回転させるための燃焼ガスを排出する燃
焼器を具備し、前記燃焼器から排出される燃焼ガス流量
と前記冷却装置のコンプレッサの回転とに基づき、前記
冷却装置のコンプレッサにサージが発生しているか否か
を判断するガスタービンエンジン駆動ターボ冷却装置が
提供される。
【0026】 請求項10に記載のガスタービンエンジ
ン駆動ターボ冷却装置では、燃焼器から排出される燃焼
ガス流量と冷却装置のコンプレッサの回転とに基づき冷
却装置のコンプレッサにサージが発生しているか否かが
判断される。つまり、冷却装置のコンプレッサにサージ
が発生しているか否かを判断するために、冷却装置のコ
ンプレッサの回転だけでなく、燃焼器から排出される燃
焼ガス流量も判断材料として使用される。そのため、冷
却装置のコンプレッサのサージを適切に回避すべく冷却
装置のコンプレッサにサージが発生しているか否かを正
確に判断することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。
【0028】図1は本発明のガスタービンエンジン駆動
ターボ冷却装置の第一の実施形態の概略構成図である。
図1において、10は2軸式ガスタービンエンジンであ
り、吸気1aはガスタービンエンジン10のコンプレッ
サ3により圧縮され燃焼器4内に供給される。燃焼器4
から排出された燃焼ガスはガスタービンエンジン10の
コンプレッサタービン5を回転せしめる。コンプレッサ
3、コンプレッサタービン5と燃焼器4から構成される
部分をガスジェネレータという。このコンプレッサター
ビン5の回転数を、以下、GG(ガスジェネレータ)回
転数N1という。コンプレッサタービン5を通過した燃
焼ガスは、ターボ冷凍機20のコンプレッサ21を回転
させるためにコンプレッサ21に駆動連結されたパワー
タービン6に供給され、パワータービン6を回転せしめ
る。パワータービン6を回転せしめた燃焼ガス6aはガ
スタービンエンジン10から排出される。パワータービ
ン6とコンプレッサ21とは減速機7を介して駆動連結
されている。コンプレッサ21の回転数を、以下、出力
軸回転数N3という。ガスタービンエンジン10はエン
ジンコントローラ11により制御される。エンジンコン
トローラ11は燃焼器4に供給すべき燃料供給量Gfを
算出し、エンジンコントローラ11からの信号11aに
基づき燃焼器4に燃料が供給される。また、エンジンコ
ントローラ11は、GG回転数N1、出力軸回転数N
3、パワータービン6の出口の排気ガス温度であるター
ビン出口温度T6等のデータを読み込む。一方、ガスタ
ービンエンジン10には、エンジンコントローラ11か
らスタータ(図示せず)等のエンジン補機を作動させる
ためのコントローラ出力信号が11cが供給される。
【0029】コンプレッサ21への冷媒供給量はベーン
ダンパ22により調節され、コンプレッサ21は供給さ
れた冷媒21’を加圧する。コンプレッサ21により加
圧された冷媒21’は凝縮・蒸発器23に供給される。
凝縮・蒸発器23は、コンプレッサ21により加圧され
た冷媒21’を膨張せしめ、放熱作用により冷媒温度を
低下せしめる。その冷媒により冷却された冷水24bは
空気調和機24に供給され、空気を冷却する。空気の冷
却に使用された冷水24aは凝縮・蒸発器23に戻さ
れ、再び冷却される。25は、コンプレッサ21により
加圧されて温度上昇した冷媒21’をある程度の温度ま
で冷却するための冷却水25aを供給する冷却塔であ
る。つまり、コンプレッサ21により加圧された冷媒2
1’は、膨張せしめられる前に冷却水25aにより冷却
される。冷媒21’の冷却に使用された冷却水25bは
冷却塔25に戻され、再び冷却される。ターボ冷凍機2
0から冷凍機コントローラ26へは冷水24aの入口温
度を示す冷水入口温度Tin、冷水24bの出口温度を
示す冷水出口温度Tout等のデータ26bが入力され
る。一方、冷凍機コントローラ26からターボ冷凍機2
0へはベーンダンパ22の目標開度θVのような出力信
号26aが供給される。
【0030】更に本実施形態では、エンジンコントロー
ラ11は、GG回転数N1と出力軸回転数N3とに基づ
きコンプレッサ21にサージが発生しているか否かを判
断し、冷凍機コントローラ26に対しコンプレッサ21
においてサージが発生しているか否かを示す信号11d
(VSG=1又はVSG=0)を供給する。また、冷凍
機コントローラ26は、コンプレッサ21においてサー
ジが発生している時にはベーンダンパ22の目標開度θ
Vを修正し、修正された目標開度θVを示す出力信号を
ターボ冷凍機20に対し供給する。
【0031】図2及び図3はコンプレッサ21において
サージが発生しているか否かを判断する判断方法を示し
たフローチャートである。この判断はエンジンコントロ
ーラ11により実行される。図2及び図3に示すよう
に、このルーチンが開始されると、まずステップ201
にてGG回転数N1、出力軸回転数N3、タービン出口
温度T6等のデータが読み込まれる。次いでステップ2
02にて、それらのデータに基づいて燃料供給量Gfが
算出される。次いでステップ203にてガスジェネレー
タGGが定常であるか否か、つまり、GG回転数N1が
ほぼ一定であるか否かが判断される。
【0032】図4はガスジェネレータGGが定常である
か否かを判断するためのルーチン(図4(a))及びG
G回転数N1のデータと時間tとの関係を示したグラフ
(図4(b))を示している。図4(a)に示すルーチ
ンは、例えばGG回転数N1のデータが予め定められた
数nだけ得られた時に実行される。このルーチンが開始
されると、まずステップ401において、隣接するGG
回転数N1のデータの差分の積算値Atが算出される。
次いでステップ402において、積算値Atが閾値Ks
より大きいか否かが判断される。YESの時にはガスジ
ェネレータGGは過渡であると判断され、ステップ40
3にてその旨を示すフラグがたてられる。一方、NOの
時にはガスジェネレータGGは定常である、つまり、G
G回転数N1はほぼ一定であると判断され、ステップ4
04にてその旨を示すフラグがたてられる。
【0033】図2及び図3の説明に戻り、ステップ20
3にてガスジェネレータGGが定常であると判断された
時にはステップ204に進み、過渡であると判断された
時にはステップ209に進み、コンプレッサ21におい
てサージが発生していないことを示すフラグがたてられ
る(VSG←0)。ステップ204では、出力軸回転数
の変化率dN3/dtが閾値−K1より大きくかつ閾値
K2よりも小さいか否かが判断される。YESの時には
ステップ208に進み、NOの時、つまり出力軸回転数
の変化率dN3/dtが閾値−K1以下である時、ある
いは、出力軸回転数の変化率dN3/dtが閾値K2以
上である時には、出力軸回転数N3の変動率が大きいと
判断しステップ205に進む。ステップ205では、隣
接する出力軸回転数N3のデータの差分(N3−N3S
の絶対値)が閾値K3よりも大きいか否かが判断され
る。YESの時には出力軸回転数N3の変動幅が大きい
と判断しステップ206に進み、NOの時にはステップ
206に進む。
【0034】ステップ206では、コンプレッサ21に
おいてサージが発生していることを示すフラグがたてら
れる(VSG←1)。つまり、本実施形態では、GG回
転数N1はほぼ一定の時であって出力軸回転数N3の変
動率が大きくかつ出力軸回転数N3の変動幅が大きい時
にコンプレッサ21においてサージが発生していると判
断される。一方、GG回転数N1はほぼ一定でない時、
又は出力軸回転数N3の変動率が小さい時、あるいは出
力軸回転数N3の変動幅が小さい時には、コンプレッサ
21においてサージが発生していないと判断する。
【0035】次いでステップ207ではカウンタiがゼ
ロにされ(i←0)、ステップ208ではカウンタiが
インクリメントされる(i←i+1)。このカウンタi
は、一度サージ判定がなされた時にその判断(VSG=
1)を一定期間だけ保持するために使用される。つま
り、ステップ210においてカウンタiが閾値NSGよ
りも大きいか否かが判断され、NOの時にはVSG=1
をまだ保持すべきと判断しステップ213に進む。一
方、YESの時にはステップ211にてカウンタiをイ
ンクリメントする(i←NSG+1)と共に、ステップ
212にてコンプレッサ21においてサージが発生して
いることを示すフラグをクリアする(VSG←0)。次
いでステップ213では、コンプレッサ21においてサ
ージが発生しているか否かを示す信号を冷凍機コントロ
ーラ26に対し出力すると共に、燃料供給量Gfを示す
信号をガスタービンエンジン10に対し出力する。ステ
ップ214ではこのルーチンを終了するか否かが判断さ
れ、YESの時にはこのルーチンを終了し、NOの時に
はステップ201に戻り、上述したステップが繰り返さ
れる。
【0036】図5はエンジンコントローラ11のサージ
判定に基づいてベーンダンパ22の目標開度θVを制御
する制御方法を示したフローチャートである。この判断
は冷凍機コントローラ26により実行される。図5に示
すように、このルーチンが開始されると、まずステップ
501において、コンプレッサ21においてサージが発
生しているか否かを示すエンジンコントローラ11から
供給されたデータ(VSG=1又はVSG=0)が読み
込まれると共に、冷水入口温度Tin、冷水出口温度T
out等のデータも読み込まれる。次いでステップ50
2において、冷水入口温度Tin、冷水出口温度Tou
t等のデータに基づきベーンダンパ22の目標開度θV
が算出される。
【0037】ステップ503では、エンジンコントロー
ラ11から供給されたサージ判定データがVSG=1で
あったか否かが判断される。YESの時にはステップ5
04に進み、ステップ502にて算出されたベーンダン
パ22の目標開度θVは、サージを回避すべく修正され
る。例えばコンプレッサ21においてサージが発生して
いる時には、ベーンダンパ22の目標開度θは、コンプ
レッサ21への冷媒供給量を増加せしめるべく、大きく
なるように変更される。一方、NOの時にはベーンダン
パ22の目標開度θVは修正されない。ステップ505
では、ベーンダンパ22の目標開度θVを示すデータが
ターボ冷凍機20に対し出力される。つまり、コンプレ
ッサ21においてサージが発生している時にはステップ
504にて修正された目標開度θVを示すデータが出力
され、サージが発生していない時にはステップ502に
て算出された目標開度θVを示すデータがそのまま出力
される。次いでステップ506ではこのルーチンを終了
するか否かが判断され、YESの時にはこのルーチンを
終了し、NOの時にはステップ501に戻り、上述した
ステップが繰り返される。
【0038】図6は本実施形態の作用を示した図であ
る。図6に示すようにGG回転数N1がほぼ一定の時に
出力軸回転数N3が変動し始めると(時間t1)、時間
t2においてステップ203にてYESと判断されると
共にステップ204にてNOと判断され、かつ、ステッ
プ205にてYESと判断され、ステップ206におい
てサージが発生したことを示すフラグVSG=1がたて
られる。また、ステップ504においてベーンダンパ2
2の目標開度θVが修正される。この目標開度θVの修
正によりサージの回避が図られ、ステップ204にてY
ESと判断されるかステップ205にてNOと判断さ
れ、かつ、ステップ210にてYESと判断された時
(時間t3)に、フラグVSG=1がクリアされる(V
SG←0)。時間t2から時間t3の間にコンプレッサ
21への冷媒供給量が変更されたため、その影響によ
り、時間t4から時間t5の間においてタービン出口温
度T6が多少変動する。
【0039】図7は本実施形態の変形例を示したフロー
チャートである。この変形例では、図7に示すように、
ステップ204において出力軸回転数の変化率dN3/
dtが閾値−K1より大きくかつ閾値K2よりも小さい
か否かが判断される。YESの時にはステップ701に
進んでカウンタiiがゼロにされ(ii←0)、ステッ
プ702にてフラグVSG=0がたてられる(VSG←
0)。一方、NOの時、つまり出力軸回転数の変化率d
N3/dtが閾値−K1以下である時、あるいは、出力
軸回転数の変化率dN3/dtが閾値K2以上である時
には、出力軸回転数N3の変動率が大きいと判断しステ
ップ703に進み、カウンタiiがインクリメントされ
る(ii←ii+1)。次いでステップにてカウンタi
iが閾値K4より大きいか否かが判断される。NOの時
にはステップ702に進み、フラグVSG=0がたてら
れる(VSG←0)。一方、YESの時にはステップ7
05に進み、フラグVSG=1がたてられ(VSG←
1)、次いでステップ706にてカウンタiiがK4に
される(ii←K4)。つまり本変形例では、サージが
発生していると判断するために、出力軸回転数N3の変
動幅が大きいこと(図2のステップ205)は条件とさ
れないが、代わりに出力軸回転数N3の変動率の大きい
状態が所定期間K4以上継続することが条件とされる
(ステップ704)。
【0040】本実施形態の更に他の変形例では、サージ
が発生していると判断するために、ガスジェネレータG
Gが定常である(GG回転数N1がほぼ一定である)こ
と、出力軸回転数N3の変動率が大きいこと、及び出力
軸回転数N3の変動幅が大きいことの他に、燃焼器4へ
の燃料供給量Gfがほぼ一定であることを条件とするこ
とも可能である。
【0041】また本実施形態の更に他の変形例では、サ
ージが発生していると判断するために、ガスジェネレー
タGGが定常である(GG回転数N1がほぼ一定であ
る)こと、及び出力軸回転数N3の変動率が大きいこと
のみを条件とすることも可能であり、あるいは、サージ
が発生していると判断するために、ガスジェネレータG
Gが定常である(GG回転数N1がほぼ一定である)こ
と、及び出力軸回転数N3の変動幅が大きいことのみを
条件とすることも可能である。
【0042】以下、本発明のガスタービンエンジン駆動
ターボ冷却装置の第二の実施形態について説明する。本
実施形態の構成は図1に示した第一の実施形態の構成と
ほぼ同様である。上述したように第一の実施形態ではガ
スジェネレータGGが定常であって出力軸回転数N3の
変動が大きい時にサージが発生していると判断される
が、本実施形態では、コンプレッサ21にサージが発生
していない時のGG回転数N1と出力軸回転数N3との
関係が予め冷凍機コントローラ26内に記憶され、GG
回転数N1と出力軸回転数N3との関係がその記憶され
ている関係から逸脱した時にサージが発生していると判
断される。
【0043】以下、本発明のガスタービンエンジン駆動
ターボ冷却装置の第三の実施形態について説明する。本
実施形態の構成は図1に示した第一の実施形態の構成と
ほぼ同様であるが、ガスタービンエンジン10は、コン
プレッサ3及びコンプレッサタービン5を具備し、パワ
ータービン6を具備しない。本実施形態の構成を図8に
示す。上述したように第一の実施形態ではガスジェネレ
ータGGが定常であって出力軸回転数N3の変動が大き
い時にサージが発生していると判断されるが、本実施形
態では、燃焼器4への燃料供給量Gfと出力軸回転数N
3とに基づき、コンプレッサ21にサージが発生してい
るか否かが判断される。詳細には、燃焼器4への燃料供
給量Gfがほぼ一定であって出力軸回転数N3の変動が
大きい時にサージが発生していると判断される。
【0044】また本実施形態の変形例では、コンプレッ
サ21にサージが発生していない時の燃料供給量Gfと
出力軸回転数N3との関係が予め冷凍機コントローラ2
6内に記憶され、燃料供給量Gfと出力軸回転数N3と
の関係がその記憶されている関係から逸脱した時にサー
ジが発生していると判断される。
【0045】以下、本発明のガスタービンエンジン駆動
ターボ冷却装置の第四の実施形態について説明する。本
実施形態の構成は図1に示した第一の実施形態の構成と
ほぼ同様であるが、ガスタービンエンジン10が、コン
プレッサ3及びコンプレッサタービン5を具備し、パワ
ータービン6を具備しない図8に示した構成となる。上
述したように第一の実施形態ではガスジェネレータGG
が定常であって出力軸回転数N3の変動が大きい時にサ
ージが発生していると判断されるが、本実施形態では、
燃焼器4から排出される燃焼ガス流量と出力軸回転数N
3とに基づき、コンプレッサ21にサージが発生してい
るか否かが判断される。詳細には、燃焼器4から排出さ
れる燃焼ガス流量がほぼ一定であって出力軸回転数N3
の変動が大きい時にサージが発生していると判断され
る。
【0046】また本実施形態の変形例では、コンプレッ
サ21にサージが発生していない時の燃焼ガス流量と出
力軸回転数N3との関係が予め冷凍機コントローラ26
内に記憶され、燃焼ガス流量と出力軸回転数N3との関
係がその記憶されている関係から逸脱した時にサージが
発生していると判断される。
【0047】尚、他の実施形態では、サージが発生して
いると判断するために必要とされる上述した各条件の組
み合わせを必要に応じて変更することも可能である。ま
た、他の実施形態では、ガスタービンエンジンが3以上
の軸を有することも可能である。更に他の実施形態で
は、ガスタービンエンジンがコンプレッサ3及びコンプ
レッサタービン5を具備しなくてもよい。その場合、燃
焼器4に圧縮空気を供給するための供給手段を設けると
効果的である。
【0048】
【0049】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、冷却装
置のコンプレッサにサージが発生していると判断するた
めに、冷却装置のコンプレッサの回転変動が大きいこと
に加え、ガスジェネレータのコンプレッサの回転を示す
パラメータがほぼ一定であることを条件とすることによ
り、冷却装置のコンプレッサにサージが発生しているか
否かを正確に判断することができる。
【0050】 請求項2に記載の発明によれば、冷却装
置のコンプレッサにサージが発生していると判断するた
めに、冷却装置のコンプレッサの回転変動が大きいこと
に加え、ガスジェネレータのコンプレッサの回転を示す
パラメータがほぼ一定であること、更には燃焼器への燃
料供給量がほぼ一定であることを条件とすることによ
り、冷却装置のコンプレッサにサージが発生しているか
否かを正確に判断することができる。
【0051】 請求項3に記載の発明によれば、冷却装
置のコンプレッサの回転変動幅が大きい時にコンプレッ
サにサージが発生していると判断することにより、冷却
装置のコンプレッサの回転変動幅が大きい状態を適切に
回避することができる。
【0052】 請求項4に記載の発明によれば、冷却装
置のコンプレッサの回転変動率が大きい時にコンプレッ
サにサージが発生していると判断することにより、冷却
装置のコンプレッサの回転変動率が大きい状態を適切に
回避することができる。
【0053】 請求項5から8に記載の発明によれば、
コンプレッサのサージの発生原因を排除することによ
り、冷却装置のコンプレッサのサージを適切に回避する
ことができる。
【0054】
【0055】 請求項9に記載の発明によれば、冷却装
置のコンプレッサにサージが発生しているか否かを判断
するために、冷却装置のコンプレッサの回転だけでな
く、燃焼器への燃料供給量も判断材料として使用するこ
とにより、冷却装置のコンプレッサのサージを適切に回
避すべく冷却装置のコンプレッサにサージが発生してい
るか否かを正確に判断することができる。
【0056】 請求項10に記載の発明によれば、冷却
装置のコンプレッサにサージが発生しているか否かを判
断するために、冷却装置のコンプレッサの回転だけでな
く、燃焼器から排出される燃焼ガス流量も判断材料とし
て使用することにより、冷却装置のコンプレッサのサー
ジを適切に回避すべく冷却装置のコンプレッサにサージ
が発生しているか否かを正確に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスタービンエンジン駆動ターボ冷却
装置の第一の実施形態の概略構成図である。
【図2】コンプレッサにおいてサージが発生しているか
否かを判断する判断方法を示したフローチャートであ
る。
【図3】コンプレッサにおいてサージが発生しているか
否かを判断する判断方法を示したフローチャートであ
る。
【図4】ガスジェネレータGGが定常であるか否かを判
断するためのルーチン及びGG回転数N1のデータと時
間tとの関係を示した図である。
【図5】エンジンコントローラのサージ判定に基づいて
ベーンダンパの目標開度θVを制御する制御方法を示し
たフローチャートである。
【図6】第一の実施形態の作用を示した図である。
【図7】第一の実施形態の変形例を示したフローチャー
トである。
【図8】第3及び第4の実施形態の概略構成図である。
【符号の説明】
6…パワータービン 10…ガスタービンエンジン 20…ターボ冷凍機 21…コンプレッサ 21’…冷媒 N1…GG回転数 N3…出力軸回転数
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 1/053 F02C 9/28 F04D 27/02 F25B 49/02 560

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンエンジンを駆動し、前記ガ
    スタービンエンジンに駆動連結されたコンプレッサによ
    り冷媒を加圧し、加圧された冷媒を膨張せしめる時に得
    られる放熱を利用して冷却を行うガスタービンエンジン
    駆動ターボ冷却装置において、前記ガスタービンエンジ
    ンは前記冷却装置のコンプレッサを回転させるための燃
    焼ガスを排出するガスジェネレータを具備し、前記ガス
    ジェネレータのコンプレッサの回転を示すパラメータが
    ほぼ一定の時であって前記冷却装置のコンプレッサの回
    転変動が小さい時に前記冷却装置のコンプレッサにサー
    ジが発生していないと判断し、前記ガスジェネレータの
    コンプレッサの回転を示すパラメータがほぼ一定の時で
    あって前記冷却装置のコンプレッサの回転変動が大きい
    時に前記冷却装置のコンプレッサにサージが発生してい
    ると判断するガスタービンエンジン駆動ターボ冷却装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ガスジェネレータのコンプレッサの
    回転を示すパラメータ及び前記ガスジェネレータの燃焼
    器への燃料供給量がほぼ一定の時であって前記冷却装置
    のコンプレッサの回転変動が小さい時に前記冷却装置の
    コンプレッサにサージが発生していないと判断し、前記
    ガスジェネレータのコンプレッサの回転を示すパラメー
    タ及び前記燃焼器への燃料供給量がほぼ一定の時であっ
    て前記冷却装置のコンプレッサの回転変動が大きい時に
    前記冷却装置のコンプレッサにサージが発生していると
    判断する請求項1に記載のガスタービンエンジン駆動タ
    ーボ冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却装置のコンプレッサの回転変動
    が大きい時とは、前記冷却装置のコンプレッサの回転変
    動幅が大きいときである請求項1又は2に記載のガスタ
    ービンエンジン駆動ターボ冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却装置のコンプレッサの回転変動
    が大きい時とは、前記冷却装置のコンプレッサの回転変
    動率が大きいときである請求項1又は2に記載のガスタ
    ービンエンジン駆動ターボ冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記冷却装置のコンプレッサにサージが
    発生していると判断された時、前記冷却装置のコンプレ
    ッサへの冷媒供給量を変更する請求項1〜4のいずれか
    一項に記載のガスタービンエンジン駆動ターボ冷却装
    置。
  6. 【請求項6】 前記冷却装置のコンプレッサにサージが
    発生していると判断された時、前記冷却装置のコンプレ
    ッサへの冷媒供給量を増加する請求項5に記載のガスタ
    ービンエンジン駆動ターボ冷却装置。
  7. 【請求項7】 前記冷却装置のコンプレッサにサージが
    発生していると判断された時、前記冷却装置のコンプレ
    ッサへの冷媒供給量を変更するための絞り弁の開度を変
    更する請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスタービ
    ンエンジン駆動ターボ冷却装置。
  8. 【請求項8】 前記冷却装置のコンプレッサにサージが
    発生していると判断された時、前記絞り弁の開度を大き
    くする請求項7に記載のガスタービンエンジン駆動ター
    ボ冷却装置。
  9. 【請求項9】 ガスタービンエンジンを駆動し、前記ガ
    スタービンエンジンに駆動連結されたコンプレッサによ
    り冷媒を加圧し、加圧された冷媒を膨張せしめる時に得
    られる放熱を利用して冷却を行うガスタービンエンジン
    駆動ターボ冷却装置において、前記ガスタービンエンジ
    ンは前記冷却装置のコンプレッサを回転させるための燃
    焼ガスを排出する燃焼器を具備し、前記燃焼器への燃料
    供給量と前記冷却装置のコンプレッサの回転とに基づ
    き、前記冷却装置のコンプレッサにサージが発生してい
    るか否かを判断するガスタービンエンジン駆動ターボ冷
    却装置。
  10. 【請求項10】 ガスタービンエンジンを駆動し、前記
    ガスタービンエンジンに駆動連結されたコンプレッサに
    より冷媒を加圧し、加圧された冷媒を膨張せしめる時に
    得られる放熱を利用して冷却を行うガスタービンエンジ
    ン駆動ターボ冷却装置において、前記ガスタービンエン
    ジンは前記冷却装置のコンプレッサを回転させるための
    燃焼ガスを排出する燃焼器を具備し、前記燃焼器から排
    出される燃焼ガス流量と前記冷却装置のコンプレッサの
    回転とに基づき、前記冷却装置のコンプレッサにサージ
    が発生しているか否かを判断するガスタービンエンジン
    駆動ターボ冷却装置。
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