JP3487324B2 - 送信データ量制御方法および装置 - Google Patents

送信データ量制御方法および装置

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JP3487324B2
JP3487324B2 JP28546696A JP28546696A JP3487324B2 JP 3487324 B2 JP3487324 B2 JP 3487324B2 JP 28546696 A JP28546696 A JP 28546696A JP 28546696 A JP28546696 A JP 28546696A JP 3487324 B2 JP3487324 B2 JP 3487324B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トークンパッシ
ング方式によりローカルエリアネットワーク上を送信さ
れるデータのデータ量を制御する送信データ量制御方法
および装置に関し、特に、トークンの一巡時間を簡単に
設定できるとともに、各局に対する送信権を平等に与え
ることができるようにした送信データ量制御方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ローカルエリアネットワーク(L
AN)上を送信されるデータのデータ量を制御する送信
データ量制御方法としてはトークンパッシング方式によ
るものが知られている。
【0003】このトークンパッシング方式による送信デ
ータ量制御方法は、各局を巡回送信される送信権を表わ
すトークンフレームの中に、送信データ量の制限を示す
項目を設け、各局でデータの送信を行なう毎に、この送
信データ量の制限を示す項目の値から送信データ量を減
算し、この値が零になると、以後の局のデータ送信はで
きないようにして、送信データ量を制限するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトークンパッシング方式による送信データ量制御方
法は、上記トークンフレームの送信データ量の制限を示
す項目の値を初期値に設定する局が例えば管理局のよう
に固定的に決まっており、また、このトークンフレーム
は上記管理局から順に所定のルートで巡回されるので、
トークンフレームが後の方で回ってくる局においては常
にデータの送信ができなくなることもあるという不都合
が発生した。
【0005】そこで、この発明は、ローカルエリアネッ
トワークを構成する各局に対する送信権を平等に与える
ことができるようにした送信データ量制御方法および装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ローカルエリアネットワークを
構成する複数の局の間を送信権を示すトークンを巡回さ
せることにより各局からのデータの送信を制御するトー
クンパッシング方式による送信データ量制御方法におい
て、上記トークンは、各局の送信データ量を制限すると
ともに各局からのデータ送信によりその値が減算される
送信データ量制限情報を格納し、上記送信データ量制限
情報は、前回送信が許可されなかった局により初期値に
設定されることを特徴とする。
【0007】 請求項2の発明は、請求項1の発明であ
って、上記送信データ量制限情報は、各局における送信
許容データ長を示す送信許容データ長情報からなり、上
記トークンを受け取った各局は、該トークンの上記送信
許容データ長が自局の送信データのデータ長以上の場合
該送信データの送信を行なうとともに上記送信許容
データ長から該送信データのデータ長を減算して該トー
クンを次の局に渡し、上記送信許容データ長が自局の送
信データのデータ長に満たない場合は該送信データの
送信を行なわないとともに上記送信許容データ長情報を
上記送信ができなかったことを示す送信不可情報して
該トークンを次の局に渡し、その後、上記送信許容デー
タ長情報が送信不可情報されたトークンを受け取った
場合は、上記送信許容データ長情報の示す送信許容デー
タ長を初期値に設定することを特徴とする。
【0008】 請求項3の発明は、請求項1の発明であ
って、上記送信データ量制限情報は、各局における送信
許容データ長を示す送信許容データ長情報からなり、上
記トークンを受け取った上記各局のうちの通常局は、該
トークンの上記送信許容データ長が自局の送信データの
データ長以上の場合は該送信データの送信を行なうと
ともに上記送信許容データ長から該送信データのデータ
長を減算して該トークンを次の局に渡し、上記送信許容
データ長が自局の送信データのデータ長に満たない場合
該送信データの送信を行なわないとともに上記送信
許容データ長情報を上記送信ができなかったことを示す
第1送信不可情報して該トークンを次の局に渡し、
記トークンを受け取った上記各局のうちの管理局は、上
記送信許容データ長情報が上記第1送信不可情報となっ
たトークンを受け取った場合は、上記第1送信不可情報
を第2送信不可情報に変更して該トークンを次の局に渡
し、上記送信許容データ長情報を第1送信不可情報とし
た通常局は、上記送信許容データ長情報が第2送信不可
情報となったトークンを受け取った場合、上記送信許容
データ長情報の示す送信許容データ長を初期値に設定す
ことを特徴とする。
【0009】 請求項4の発明は、ローカルエリアネッ
トワークを構成する複数の局の間を送信権を示すトーク
ンを巡回させることにより各局からのデータの送信を制
御するトークンパッシング方式による送信データ量制御
装置において、上記トークンは、各局の送信データ量を
制限する送信データ量制限情報を格納し、上記各局は、
上記トークンを受信すると該局の送信データのデータ量
が上記送信データ量制限情報により制限される送信デー
タ量の範囲を越えている場合は該送信データの送信を
禁止するとともに上記送信データ量制限情報を該送信が
禁止されたことを示す送信不可情報して次局に送信
し、該送信データ量の範囲内である場合は該送信デー
タの送信を行なうとともに上記送信データ量制限情報に
より制限される送信データ量から上記送信データのデー
タ量を減算して該トークンを次局に送信するトークン受
け渡し制御手段と、上記送信データ量制限情報を送信不
可情報とした後に上記送信データ量制限情報が送信不可
情報されたトークンを受け取った場合は、上記送信デ
ータ量制限情報により制限される送信データ量を初期値
に設定する初期値設定手段と、を具備することを特徴と
する。
【0010】 請求項5の発明は、ローカルエリアネッ
トワークを構成する1つの局を管理局と複数の通常局の
間を送信権を示すトークンを巡回させることにより各局
からのデータの送信を制御するトークンパッシング方式
による送信データ量制御装置において、上記管理局は、
上記通常局における送信許容データ長を示す送信許容デ
ータ長情報を含むトークンフレームを上記通常局に対し
て巡回送信するトークンフレーム送信手段、を具備し、
上記通常局は、受信した上記トークンフレームの上記送
信許容データ長情報の示す送信許容データ長が自局の送
信データのデータ長以上の場合は該送信データの送信を
行なうとともに上記送信許容データ長情報の示す送信許
容データ長から該送信データのデータ長を減算して該ト
ークンフレームを次の局に渡し、上記送信許容データ長
情報の示す送信許容データ長が自局の送信データのデー
タ長に満たない場合は該送信データの送信を行なわない
とともに、上記送信許容データ長情報の示す送信許容デ
ータ長を第1送信不可情報にして該トークンフレームを
次の局に渡すトークン受け渡し制御手段、具備し、
記管理局は、受信した上記トークンフレームの上記送信
許容データ長情報の示す送信許容データ長が第1送信不
可情報でない場合は上記送信許容データ長情報の示す送
信許容データ長を初期値に設定し、上記送信許容データ
長情報の示す送信許容データ長が第1送信不可情報の場
合は上記送信許容データ長情報の示す送信許容データ長
を第2送信不可情報に設定する設定手段、を更に具備
し、上記通常局は、上記設定手段により上記送信許容デ
ータ長情報の示す送信許容データ長が第2送信不可情報
に設定されたトークンフレームを受信すると、前回上記
送信許容データ長情報の示す送信許容データ長を第1送
信不可情報に設定したことを条件に上記送信許容データ
長情報の示す送信許容データ長を初期値に設定する初期
値設定手段、を更に具備することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、この発明に係わる送信データ量制
御方法および装置を適用して構成した通信システムの一
実施の形態を概略ブロック図で示したものである。
【0013】この通信システムは、複数の局1〜Nを伝
送路10に接続してローカルエリアネットワーク(LA
N)を構成し、この伝送路10を介して複数の局1〜N
の間でデータの伝送を行なうもので、この通信システム
においては、局1を管理局とし、局2〜Nを通常局とし
て構成される。
【0014】この通信システムは、LAN上で送信権を
表すトークンを伝送してLAN上を送信するデータのデ
ータ量の制御をするいわゆるトークンパッシング方式を
採用して構成され、上記複数の局1〜Nのうちの任意の
局、実施形態の通信システムにおいては、管理局である
局1がネットワークの論理リング、すなわちトークン巡
回ルートを管理している。
【0015】図2は、上記管理局である局1により管理
されるネットワークの論理リングの一例を示したもので
ある。すなわち、この実施例の通信システムにおいて
は、図2に示すように、管理局である局1から順に通常
局である局2〜Nに送信権(トークン)が受け渡され、
これによりN:Nのデータ通信が行なわれるように構成
される。
【0016】すなわち、この通信システムにおいて、ま
ず管理局である局1からトークンパスが行なわれ、この
トークンは、図2で矢印で示すように順次巡回し、これ
を繰り返す。
【0017】図3は、このトークンの巡回の様子を示し
たもので、管理局である局1からトークンパスが行なわ
れたトークンは、図3で矢印で示すように順次巡回する
が、このトークンがこのLANを構成する複数の局1〜
Nを一巡する時間がトークン一巡時間である。このトー
クン一巡時間が繰り返されることにより、各局の送信権
が制御される。
【0018】上記トークンは、トークンフレームとして
このLANを構成する複数の局1〜Nを巡回し、各局の
送信権を制御する。
【0019】図4は、この通信システムで採用されるト
ークンフレームの一構成例を示したものである。この通
信システムで採用されるトークンフレームは、図4に示
すように、 1)フレームの開始を示す開始デリミタ部11 2)フレームの種類を示すフレーム制御部12 3)送信許容データ長を示す送信許容データ長部13 4)フレームの宛先を示す宛先アドレス部14 5)フレームの発信元を示す発信元アドレス部15 6)フレームのデータのエラーをチェックするためのF
CS(フレームチェックシーケンス)部16 7)フレームの終了を示す終了デリミタ部17 から構成される。
【0020】次に、図5および図6に示すフローチャー
トを参照してこの通信システムにおける送信データ量制
御動作について説明する。
【0021】図1に示した通信システムにおいて、ま
ず、電源が投入されると、複数の局1〜Nの間で、伝送
路10を介するネットワークの構築が行なわれ、このネ
ットワークのうちのいずれか1つの局が管理局となる、
図1に示すこの通信システムにおいては、局1が管理局
になった場合を示している。
【0022】管理局となった局、図1に示すこの通信シ
ステムにおいては局1は、図4に示すトークンフレーム
の送信許容データ長部13に送信許容データ長の初期値
をセットしてこのトークンフレームの巡回を開始する。
【0023】図5は、上記トークンフレームを受け取っ
た図1に示した通常局である局2〜Nの動作を示したも
のである。
【0024】通常局である局2〜Nは、上記トークンフ
レームを受け取ると、まず、この局からの送信データが
あるかを調べる(ステップ101)。
【0025】ここで、送信データがない場合は(ステッ
プ101でNO)、このトークンフレームの宛先アドレ
ス部14を次局の宛先アドレスに書き替え、このトーク
ンフレームを次局へ送信し(ステップ110)、この通
常局における処理を終了する。
【0026】 また、ステップ101で、この局からの
送信データがあると判断された場合は(ステップ101
でYES)、次に、このトークンフレームの送信許容デ
ータ長部13に格納された送信許容データ長が0か否か
を調べる(ステップ102)。
【0027】ここで,送信許容データ長が0である場合
は(ステップ102でNO)、この通常局からのデータ
送信は行なえないので、ステップ110に進み、このト
ークンフレームの宛先アドレス部14を次局の宛先アド
レスに書き替え、このトークンフレームを次局へ送信
し、この通常局における処理を終了する。
【0028】また、ステップ102で、送信許容データ
長が0でないと判断された場合は(ステップ102でY
ES)、次に、このトークンフレームの送信許容データ
長部13に格納された送信許容データ長が−1か否かを
調べる(ステップ103)。
【0029】ここで、送信許容データ長が−1でない場
合は(ステップ103でNO)、次に、この送信許容デ
ータ長から今回送信するデータ長を減算し、その値が1
より大きいか、すなわち、(送信許容データ長)−(今
回送信するデータ長)≧1が成立するか否かを調べ、
(ステップ106)(送信許容データ長)−(今回送信
するデータ長)≧1が成立すると(ステップ106でY
ES)、この通常局は送信権有りとして、データの送信
を行ない(ステップ107)、その後、このトークンフ
レームの送信許容データ長部13に格納された送信許容
データ長から送信分許容データ長を減算し(ステップ1
08)、ステップ110へ進む。
【0030】すなわち、このトークンフレームの宛先ア
ドレス部14を次局の宛先アドレスに書き替え、このト
ークンフレームを次局へ送信し(ステップ110)、こ
の通常局における処理を終了する。
【0031】また、ステップ106で、(送信許容デー
タ長)−(今回送信するデータ長)≧1が成立しないと
(ステップ106でNO)、この通常局からのデータ送
信は許可されないので、このデータ送信が許可されなか
ったことを示すために、このトークンフレームの送信許
容データ長部13に格納された送信許容データ長を0に
セットし(ステップ109)、自局においても、0にセ
ットしたことを記憶しておく。この記憶値は、次回トー
クンが回ってきたとき後述のステップ104で使用され
る。そして、ステップ110へ進む。
【0032】すなわち、このトークンフレームの宛先ア
ドレス部14を次局の宛先アドレスに書き替え、このト
ークンフレームを次局へ送信し(ステップ110)、こ
の通常局における処理を終了する。
【0033】 また、ステップ103で、このトークン
フレームの送信許容データ長部に格納された送信許容デ
ータ長が−1であると判断された場合は(ステップ10
3でYES)、次に、このトークンフレームの送信許容
データ長部13に格納された送信許容データ長を前回
にセットしたか、すなわち、前回データの送信が許可さ
れなかったかを調べ(ステップ104)、前回0にセッ
トした場合は(ステップ104でYES)、このトーク
ンフレームの送信許容データ長部13に格納された送信
許容データ長を初期値にセットし(ステップ105)、
データの送信を行ない(ステップ107)、その後、こ
のトークンフレームの送信許容データ長部13に格納さ
れた送信許容データ長から送信分許容データ長を減算し
(ステップ108)、ステップ110へ進む。
【0034】すなわち、このトークンフレームの宛先ア
ドレス部14を次局の宛先アドレスに書き替え、このト
ークンフレームを次局へ送信し(ステップ110)、こ
の通常局における処理を終了する。
【0035】なお、ステップ104で、前回0にセット
しなかった、すなわち、前回データの送信が許可された
と判断された場合は(ステップ104でNO)、ステッ
プ110へ進み、このトークンフレームの宛先アドレス
部14を次局の宛先アドレスに書き替え、このトークン
フレームを次局へ送信し、この通常局における処理を終
了する。
【0036】図6は、上記トークンフレームを受け取っ
た図1に示した管理局である局1の動作を示したもので
ある。
【0037】管理局である局1は、トークンフレームを
受け取ると、まず、このトークンフレームの送信許容デ
ータ長部13に格納された送信許容データ長が0か否か
を調べ(ステップ201)、0でないと(ステップ20
1でNO)、このトークンフレームの送信許容データ長
部13に格納された送信許容データ長を初期値にセット
し(ステップ203)、この処理を終了する。そして、
このトークンフレームは次の通常局にトークンパスされ
る。
【0038】また、ステップ201で、このトークンフ
レームの送信許容データ長部13に格納された送信許容
データ長が0であると判断されると(ステップ201で
YES)、このトークンフレームの送信許容データ長部
13に格納された送信許容データ長を−1にセットし
(ステップ202)、この処理を終了し、このトークン
フレームは次の通常局にトークンパスされる。
【0039】ここで、このトークンフレームの送信許容
データ長部13に格納された送信許容データ長が0であ
る場合、送信許容データ長を−1にセットする理由は、
この送信許容データ長が0のままで、このトークンフレ
ームを次の通常局に回してしまうと、前回送信が許可さ
れずに送信許容データ長を0にセットした通常局が何ら
かの障害によりこのトークンパスから外れてしまった場
合は、この送信許容データ長が0のままのトークンフレ
ームが永久に回り続け、どの局もデータを送信できなく
なってしまうからである。
【0040】すなわち、この通信システムでは、管理局
である局1が受け取ったトークンフレームの送信許容デ
ータ長部13に格納された送信許容データ長が0である
場合は、管理局である局1において、この送信許容デー
タ長を−1にセットすることで、前回送信が許可されず
に送信許容データ長を0にセットした通常局にエラーが
発生した場合でも、これを回復できるように構成されて
いる。
【0041】このような構成によると、トークンフレー
ムの一巡時間を簡単に設定できるとともに、トークンフ
レームの送信許容データ長部13に格納された送信許容
データ長を管理局以外の通常局でも初期値にセットする
ことが可能になり、これにより、全ての通常局が平等に
データの送信権を得ることが可能になる。
【0042】なお、上記実施形態では、第1および第2
送信不可情報として、それぞれ零、負の値(−1)を採
用したが、共に同じ零を採用することもできる。この場
合、図5のステップ103を省略して、ステップ102
でNOの場合はステップ106に進み、ステップ102
でYESの場合はステップ110に進む代わりにステッ
プ104に進むように変更すればよい。このような構成
にすれば、図6のステップ202は不要となる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2,4
の発明によれば、ローカルエリアネットワークを構成す
る複数の局の間を送信権を示すトークンを巡回させるこ
とにより各局からのデータの送信を制御するトークンパ
ッシング方式による送信データ量制御方法および装置に
おいて、上記トークンは、各局の送信データ量を制限す
るとともに各局からのデータ送信によりその値が減算さ
れる送信データ量制限情報を格納し、上記送信データ量
制限情報は、前回送信が許可されなかった局により初期
値に設定されるように構成したので、トークンの一巡時
間を簡単に設定できるとともに、トークンの送信データ
量制限情報を管理局以外の通常局でも初期値にセットす
ることが可能になり、これにより、全ての局が平等にデ
ータの送信権を得ることが可能になるという効果を奏す
る。
【0044】また、請求項3,5の発明によれば、管理
局が第1送信不可情報を前回送信できなかった最初の通
常局のみが検出できる第2送信不可情報に変更するの
で、最初に送信許可される通常局は管理局によって制御
されていることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる送信データ量制御方法および
装置を適用して構成した通信システムの一実施の形態を
示す概略ブロック図。
【図2】図1に示し管理局により管理されるネットワー
クの論理リングの一例を示した図。
【図3】図2に示したネットワークの論理リングによる
トークンの巡回の様子を示した図。
【図4】図1に示した通信システムで採用されるトーク
ンフレームの一構成例を示した図。
【図5】図1に示した通常局の動作を示したフローチャ
ート。
【図6】図1に示した管理局の動作を示したフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 局(管理局) 2〜N 局(通常局) 10 伝送路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワークを構成する
    複数の局の間を送信権を示すトークンを巡回させること
    により各局からのデータの送信を制御するトークンパッ
    シング方式による送信データ量制御方法において、 上記トークンは、 各局の送信データ量を制限するとともに各局からのデー
    タ送信によりその値が減算される送信データ量制限情報
    を格納し、 上記送信データ量制限情報は、 前回送信が許可されなかった局により初期値に設定され
    ることを特徴とする送信データ量制御方法。
  2. 【請求項2】 上記送信データ量制限情報は、 各局における送信許容データ長を示す送信許容データ長
    情報からなり、 上記トークンを受け取った各局は、 該トークンの上記送信許容データ長が自局の送信データ
    のデータ長以上の場合は該送信データの送信を行なう
    とともに上記送信許容データ長から該送信データのデー
    タ長を減算して該トークンを次の局に渡し、上記送信許容データ長 が自局の送信データのデータ長に
    満たない場合は該送信データの送信を行なわないとと
    もに上記送信許容データ長情報を上記送信ができなかっ
    たことを示す送信不可情報して該トークンを次の局に
    渡し、その後、上記送信許容データ長情報が送信不可情
    されたトークンを受け取った場合は、上記送信許容
    データ長情報の示す送信許容データ長を初期値に設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の送信データ量制御方
    法。
  3. 【請求項3】 上記送信データ量制限情報は、 各局における送信許容データ長を示す送信許容データ長
    情報からなり、 上記トークンを受け取った上記各局のうちの通常局は、 該トークンの上記送信許容データ長が自局の送信データ
    のデータ長以上の場合は該送信データの送信を行なう
    とともに上記送信許容データ長から該送信データのデー
    タ長を減算して該トークンを次の局に渡し、上記送信許容データ長 が自局の送信データのデータ長に
    満たない場合は該送信データの送信を行なわないとと
    もに上記送信許容データ長情報を上記送信ができなかっ
    たことを示す第1送信不可情報して該トークンを次の
    局に渡し、上記トークンを受け取った上記各局のうちの管理局は、 上記送信許容データ長情報が上記第1送信不可情報とな
    ったトークンを受け取った場合は、上記第1送信不可情
    報を第2送信不可情報に変更して該トークンを次の局に
    渡し、上記送信許容データ長情報を第1送信不可情報と
    した通常局は、 上記送信許容データ長情報が第2送信不可情報となった
    トークンを受け取った場合、上記送信許容データ長情報
    の示す送信許容データ長を初期値に設定する ことを特徴
    とする請求項1記載の送信データ量制御方法。
  4. 【請求項4】 ローカルエリアネットワークを構成する
    複数の局の間を送信権を示すトークンを巡回させること
    により各局からのデータの送信を制御するトークンパッ
    シング方式による送信データ量制御装置において、 上記トークンは、 各局の送信データ量を制限する送信データ量制限情報を
    格納し、 上記各局は、 上記トークンを受信すると該局の送信データのデータ量
    が上記送信データ量制限情報により制限される送信デー
    タ量の範囲を越えている場合は該送信データの送信を
    禁止するとともに上記送信データ量制限情報を該送信が
    禁止されたことを示す送信不可情報して次局に送信
    し、該送信データ量の範囲内である場合は該送信デー
    タの送信を行なうとともに上記送信データ量制限情報に
    より制限される送信データ量から上記送信データのデー
    タ量を減算して該トークンを次局に送信するトークン受
    け渡し制御手段と、上記送信データ量制限情報を送信不可情報とした後に上
    記送信データ量制限情報が 送信不可情報されたトーク
    を受け取った場合は、上記送信データ量制限情報によ
    り制限される送信データ量を初期値に設定する初期値設
    定手段と、 を具備することを特徴とする送信データ量制御装置。
  5. 【請求項5】 ローカルエリアネットワークを構成する
    1つの局を管理局と複数の通常局の間を送信権を示すト
    ークンを巡回させることにより各局からのデータの送信
    を制御するトークンパッシング方式による送信データ量
    制御装置において、上記管理局 は、上記通常局 における送信許容データ長を示す送信許容デ
    ータ長情報を含むトークンフレームを上記通常局に対し
    て巡回送信するトークンフレーム送信手段、 を具備し、上記通常局 は、 受信した上記トークンフレームの上記送信許容データ長
    情報の示す送信許容データ長が自局の送信データのデー
    タ長以上の場合は該送信データの送信を行なうとともに
    上記送信許容データ長情報の示す送信許容データ長から
    該送信データのデータ長を減算して該トークンフレーム
    を次の局に渡し、上記送信許容データ長情報の示す送信
    許容データ長が自局の送信データのデータ長に満たない
    場合は該送信データの送信を行なわないとともに、上記
    送信許容データ長情報の示す送信許容データ長を第1送
    信不可情報にして該トークンフレームを次の局に渡すト
    ークン受け渡し制御手段、 具備し、上記管理局 は、 受信した上記トークンフレームの上記送信許容データ長
    情報の示す送信許容データ長が 第1送信不可情報でない場合は上記送信許容データ長情
    報の示す送信許容データ長を初期値に設定し、上記送信
    許容データ長情報の示す送信許容データ長が第1送信不
    可情報の場合は上記送信許容データ長情報の示す送信許
    容データ長を第2送信不可情報に設定する設定手段、 を更に具備し、上記通常局 は、 上記設定手段により上記送信許容データ長情報の示す送
    信許容データ長が第2送信不可情報に設定されたトーク
    ンフレームを受信すると、前回上記送信許容データ長情
    報の示す送信許容データ長を第1送信不可情報に設定し
    たことを条件に上記送信許容データ長情報の示す送信許
    容データ長を初期値に設定する初期値設定手段、 を更に具備することを特徴とする送信データ量制御装
    置。
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