JP3486967B2 - 空燃比検出装置 - Google Patents

空燃比検出装置

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JP3486967B2 JP18026794A JP18026794A JP3486967B2 JP 3486967 B2 JP3486967 B2 JP 3486967B2 JP 18026794 A JP18026794 A JP 18026794A JP 18026794 A JP18026794 A JP 18026794A JP 3486967 B2 JP3486967 B2 JP 3486967B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、限界電流式酸素セン
サに流れる限界電流から空燃比を検出する空燃比検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の空燃比検出装置において、限界
電流式酸素センサは、印加される電圧が変化してもほぼ
一定の限界電流を出力する限界電流発生域を持ってい
る。そして、該酸素センサは、限界電流発生域内の所定
電圧が印加されることにより、理想空燃比点よりもリー
ン領域では酸素濃度に応じた限界電流を発生し、リッチ
領域では一酸化炭素(CO)濃度に応じた限界電流を発
生する。
【0003】また、近年では、空燃比の検出精度を向上
させるべく様々な技術が提案されている。例えば、特開
昭57−192850号公報の空燃比検出装置では、限
界電流式酸素センサの内部抵抗により生じる電圧降下分
に応じて限界電流検出用電圧を補償している。この空燃
比検出装置によれば、限界電流式酸素センサの内部抵抗
に起因して生じる誤差の発生が未然に防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、上述した装置を
含む従来の空燃比検出装置においては、酸素センサによ
り測定された限界電流値が一定周期(或いは不特定の周
期)で例えばマイクロコンピュータに取り込まれ、その
取り込み値を基に空燃比が検出される。しかし、このよ
うな空燃比検出装置では、空燃比の検出周期が不適切で
あることから以下に示す問題を招く。つまり、空燃比の
検出周期に対して空燃比に相当する限界電流値が大きく
変化して前回の空燃比検出時とその次の空燃比検出時と
の間に限界電流値が急変する場合、その時の印加電圧で
は変化後の限界電流値を正しく測定することができず、
空燃比の検出精度が悪化するという問題が発生する。
【0005】この事象を図13の電圧−電流特性図を用
いて説明する。なお、図13においては、いま、印加電
圧Vp の印加により図の「A」点で限界電流値Ipaが測
定されている。
【0006】即ち、空燃比が比較的小さくリーン側に変
化し、それに伴い限界電流値がIpaからIpbに変化しよ
うとする場合、図の「B」点にてその時の正しい限界電
流値(=Ipb)が測定されることで正確な空燃比検出が
可能となる。これに対して、空燃比が大きくリーン側に
変化し、それに伴い限界電流値がIpaからIpcに急変し
ようとする場合(Ipc>Ipb)、図の「C’」点の電流
値Ipc' が測定され、その時の正しい限界電流値(=I
pc)を測定することができない。この場合、空燃比の検
出精度が著しく悪化するという事態を招く。また、空燃
比がリッチ側に変化する場合にも同様の問題が生じる。
【0007】この発明は、上記問題に着目してなされた
ものであって、その目的とするところは、空燃比の検出
周期を適切に設定し、空燃比の検出精度の悪化を防止す
ることができる空燃比検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、一定空燃比の下で印加電
圧が変化してもほぼ一定の限界電流を出力する限界電流
発生域を持った限界電流式酸素センサと、所定の印加電
が印加されているときに限界電流が変化しても、該所
定の印加電圧において変化後の限界電流許容変化域
となるように、空燃比の検出周期を設定する検出周期設
定手段と、前記検出周期設定手段にて設定された検出周
期に従い、電圧の印加によって前記限界電流式酸素セン
サに流れる限界電流を測定する限界電流測定手段と、前
記限界電流測定手段により測定された限界電流値に基づ
いて空燃比を検出する空燃比検出手段とを備えたことを
要旨とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明では、検出周期設定
手段は、前記限界電流測定手段により測定された限界電
流の変化速度を推測する手段と、該推測した限界電流の
変化速度とその時の限界電流の許容変化域とに応じて空
燃比の検出周期を設定する手段とを有している。
【0010】請求項3に記載の発明では、限界電流の変
化速度を推測する手段は、予め設定された変化速度の最
大値を当該推測値としている。請求項4に記載の発明で
は、前記限界電流式酸素センサの素子内部抵抗を測定す
る抵抗測定手段を備え、前記検出周期設定手段は、前記
抵抗測定手段により測定された抵抗値を用いて空燃比の
検出周期を設定する。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、検出周期設定
手段は、所定の印加電圧が印加されているときに限界電
流が変化しても、該所定の印加電圧において変化後の
界電流許容変化域内となるように、空燃比の検出周期
を設定する。限界電流測定手段は、検出周期設定手段に
て設定された検出周期に従い、電圧の印加によって限界
電流式酸素センサに流れる限界電流を測定する。空燃比
検出手段は、限界電流測定手段により測定された限界電
流値に基づいて空燃比を検出する。
【0012】要するに、前回の空燃比検出時とその次の
空燃比検出時との間において空燃比の変化により限界電
流値が急変する場合、空燃比検出間隔(即ち、空燃比の
検出周期)が長過ぎると、空燃比変化後の限界電流値に
相当する限界電流発生域からその時の印加電圧が外れて
しまい、空燃比の検出精度が著しく悪化する。しかし、
本構成にれば、空燃比の検出周期を限界電流の状態に応
じて適切に設定することにより、従来の問題が解消さ
れ、常に正確な限界電流値が測定される。その結果、空
燃比の検出精度の悪化が防止される。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、検出周期
設定手段は、限界電流測定手段により測定された限界電
流の変化速度を推測すると共に、該推測した限界電流の
変化速度とその時の限界電流の許容変化域とに応じて空
燃比の検出周期を設定する。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、限界電流
の変化速度を推測する手段は、予め設定された変化速度
の最大値を当該推測値とする。請求項4に記載の発明に
よれば、抵抗測定手段は限界電流式酸素センサの素子内
部抵抗を測定し、検出周期設定手段は、抵抗測定手段に
より測定された抵抗値を用いて空燃比の検出周期を設定
する。
【0015】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図1は本実施例における空燃比検出
装置の概要を示す回路図である。図1において、電子制
御装置(以下、ECUという)1は、CPU(中央処理
装置)2a,ROM(リードオンリメモリ)2b,RA
M(ランダムアクセスメモリ)2cを備えたマイクロコ
ンピュータ2を中心に構成されている。このマイクロコ
ンピュータ2は、後述する限界電流式酸素センサ(以
下、酸素センサと略す)5の電流測定値やその他の内燃
機関情報を入力し、所定の演算プログラムに従い空燃比
を求め出力する。
【0016】酸素センサ5は図示しない内燃機関の排気
管に設けられており、検出素子部6とヒータ7とを有し
ている。検出素子部6は、空燃比リーン領域における酸
素濃度、若しくは空燃比リッチ領域における一酸化炭素
(CO)濃度に対応する限界電流を発生し、ヒータ7は
検出素子部6を活性温度(例えば、約650℃以上)に
加熱する。この場合、マイクロコンピュータ2に設けら
れたヒータ通電制御回路3がヒータ7への通電電流を制
御し、これにより検出素子部6の温度が活性温度範囲に
保持される。
【0017】マイクロコンピュータ2と検出素子部6と
の間には、電圧印加部8,電流測定部12が接続されて
いる。そして、マイクロコンピュータ2にて制御される
限界電流検出用電圧(以下、印加電圧という)は、電圧
印加部8のD/A変換器9,オペアンプ10,抵抗11
を介して検出素子部6に印加される。また、検出素子部
6にて発生する限界電流の測定値は、電流測定部12の
抵抗11,オペアンプ13,A/D変換器14を介して
マイクロコンピュータ2に入力される。
【0018】図2は酸素センサ5の構造を概略的に示す
断面図である。検出素子部6において、断面カップ状に
形成された固体電解質層16の外表面には、排気ガス側
電極層18が固着され、内表面には大気側電極層19が
固着されている。また、排気ガス側電極層18の外側に
は、プラズマ溶射法等により拡散抵抗層17が形成され
ている。固体電解質層16は、ZrO2 、HfO2 、T
hO2 、Bi2 3 等にCaO、MgO、Y2 3 、Y
2 3 等を安定剤として固溶させた酸素イオン伝導性
酸化物焼結体からなり、拡散抵抗層17は、アルミナ、
マグネシャ、ケイ石質、スピネル、ムライト等の耐熱性
無機物質からなる。排気ガス側電極層18及び大気側電
極層19は共に、白金等の触媒活性の高い貴金属からな
りその表面には多孔質の化学メッキ等が施されている。
なお、排気ガス側電極層18の面積及び厚さは、10〜
100mm2 及び0.5〜2.0μm程度となってお
り、一方、大気側電極層19の面積及び厚さは、10m
2 以上及び0.5〜2.0μm程度となっている。
【0019】ヒータ7は大気側電極層19内に収容され
ており、その発熱エネルギーにより大気側電極層19、
固体電極質層16、排気ガス側電極層18及び拡散抵抗
層17を加熱する。ヒータ7は、検出素子部6を活性化
するに十分な発熱容量を有している。
【0020】そして、上記構成の酸素センサ5におい
て、検出素子部6は理論空燃比点にて濃淡起電力を発生
し、理論空燃比点よりリーン領域の酸素濃度に応じた限
界電流を発生する。この場合、酸素濃度に対応する限界
電流は、排気ガス側電極層18の面積、拡散抵抗層17
の厚さ、気孔率及び平均孔径により決定される。また、
理論空燃比よりもリッチ側の領域では、未燃ガスである
一酸化炭素(CO)の濃度が空燃比に対してほぼリニア
に変化し、酸素センサ5の検出素子部6はCO濃度に応
じた限界電流を発生する。
【0021】ここで、検出素子部6の電圧−電流特性に
ついて図3を用いて説明する。つまり、図3に示すよう
に特性線L1は、検出素子部6の固体電解質層16に印
加される電圧が変化しても同固体電解質層16に流れる
電流の変化が微小な部分(図の電圧軸に平行な直線部
分)、いわゆる”限界電流発生域”を有している。そし
て、この直線部分の限界電流発生域にて限界電流が特定
されるようになっている。酸素センサ5の限界電流値は
空燃比に比例し、空燃比がリーン側になるほど増大し、
逆に空燃比がリッチ側になるほど減少する。
【0022】また、この電圧−電流特性において限界電
流発生域よりも小さい電圧域は、抵抗支配域となってお
り、その抵抗支配域における特性線L1の傾きは、検出
素子部6における固体電解質層16の内部抵抗により特
定される。ここで、固体電解質層16の内部抵抗は温度
変化に伴い変化するため、検出素子部6の温度が低下す
ると抵抗の増大により上記傾きが小さくなる。この場
合、温度が低下すると、電圧−電流特性は図3に破線で
示す特性線L2で特定される。なお、特性線L2による
限界電流は特性線L1による限界電流とほぼ一致する。
【0023】以上、限界電流発生域内にて電圧が印加さ
れれば、その時の空燃比に対応する所望の限界電流値が
得られる旨を記述したが、その一方で上記限界電流発生
域外の印加電圧が酸素センサ5に印加される場合には、
その時の限界電流値を正確に得ることができない。つま
り、図4に示すように、印加電圧Vp が限界電流値Ip1
における限界電流発生域の最大電圧と一致し、且つ、限
界電流値Ip2における限界電流発生域の最小電圧と一致
している場合、電流範囲Ip1〜Ip2に相当する空燃比は
正確に検出できるが、その範囲外の電流に対応する空燃
比を正確に検出することはできない。ここで、電流範囲
Ip1〜Ip2は、印加電圧Vp での限界電流の許容変化域
に相当する。言い換えれば、マイクロコンピュータ2に
より取り込まれた限界電流値を基に空燃比を検出する場
合、前回の空燃比検出時とその次の空燃比検出時との間
に上記許容変化域(電流範囲Ip1〜Ip2)よりも大きな
電流変化(空燃比変化)が発生すれば、印加電圧Vp で
の正確な空燃比検出が不可能になる。
【0024】そこで、本実施例の空燃比検出装置では、
現時点の印加電圧Vp で限界電流が正確に測定できる許
容変化域(電流範囲Ip1〜Ip2)において空燃比検出を
実施することを条件に、最適な空燃比の検出周期Δtを
決定する。以下、空燃比の検出周期Δtを設定する手順
について、図5(a)を用いて空燃比がリーン側へ変化
する場合を説明し、図5(b)を用いてリッチ側へ変化
する場合を説明する。なお、図5(a),(b)では共
に、現時点の検出点が図中「P点」(印加電圧Vp ,限
界電流値Ip )であり、その点から空燃比がリーン側或
いはリッチ側へ変化する。
【0025】先ず、空燃比がリーン側へ変化する場合に
ついて説明する。即ち、図5(a)では、限界電流値I
p'における限界電流発生域の最小電圧が印加電圧Vp に
一致しており、限界電流値がIp からIpnに変化する場
合において当該IpnがIp 〜Ip'の範囲内で変化すれば
正しい限界電流値(=Ipn)を測定することができる。
これに対して、IpnがIp'よりも大きくなると、印加電
圧Vp がその時の限界電流値に対応する限界電流発生域
の最小電圧よりも小さくなり、高精度な電流測定が行え
ない。従って、ここではΔV1 /Zdc(=Ip'−Ip )
が許容変化域であり、限界電流値の変化量ΔIp (=I
pn−Ip )は次の数1の条件にて規制される。
【0026】
【数1】ΔIp <ΔV1 /Zdc 但し、ΔV1 は、限界電流値Ip'における限界電流発生
域の最小電圧と、限界電流値Ip における限界電流発生
域の最小電圧との差であり、Zdcはその時の検出素子部
6(固体電解質層16)の内部抵抗値である。
【0027】また、上記ΔIp ,ΔV1 は以下の如く定
義できる。
【0028】
【数2】 ΔIp =Uip・Δt ・・・(1) ΔV1 =Vp −Zdc・Ip ・・・(2) 但し、Uipは限界電流値Ip の変化速度であり、酸素セ
ンサ5の応答性に相当する。即ち、例えば図6に示す如
く空燃比が変化した際に限界電流値Ip を微分し、その
微分値を変化速度Uipとすればよい。
【0029】そして、数式1に数式2の式(1),式
(2)を代入することにより、空燃比の検出周期Δtは
次の数式3にて規定される。
【0030】
【数3】Δt<(Vp −Zdc・Ip )/(Zdc・Uip) 次いで、空燃比がリッチ側へ変化する場合について説明
する。即ち、図5(b)では、限界電流値Ip'における
限界電流発生域の最大電圧が印加電圧Vp に一致してお
り、限界電流値がIp からIpnに変化する場合において
当該IpnがIp〜Ip'の範囲内で変化すれば正しい限界
電流値(=Ipn)を測定することができる。これに対し
て、IpnがIp'よりも小さくなると、印加電圧Vp がそ
の時の限界電流値に対応する限界電流発生域の最大電圧
よりも大きくなり、高精度な電流測定が行えない。従っ
て、ここではΔV2 /Zdc’(=Ip −Ip')が許容変
化域であり、限界電流値の変化量ΔIp (=Ipn−Ip
)は次の数4の条件にて規制される。
【0031】
【数4】ΔIp <ΔV2 /Zdc’ 但し、ΔV2 は、限界電流値Ip における限界電流発生
域の最大電圧と、限界電流値Ip'における限界電流発生
域の最大電圧との差である。Zdc’は、限界電流発生域
の最大電圧が描く軌跡の傾きの逆数である(図5(b)
に破線で示す軌跡)。
【0032】また、上記ΔIp ,ΔV2 は以下の如く定
義できる。
【0033】
【数5】 ΔIp =Uip・Δt ・・・(1) ΔV2 =Zdc’・Ip +Vr −Vp ・・・(2) 但し、Vr は限界電流発生域の最大電圧が描く軌跡の電
圧軸の切片である(図5(b)に示す)。
【0034】そして、数式4に数式5の式(1),式
(2)を代入することにより、空燃比の検出周期Δtは
次の数式6にて規定される。
【0035】
【数6】Δt<(Zdc’・Ip +Vr −Vp )/(Zd
c’・Uip) 以上のように、本実施例では、空燃比がリーン側に変化
する場合には上記数式3の不等式を満たす範囲内で空燃
比の検出周期Δtが設定され、空燃比がリッチ側に変化
する場合には上記数式6の不等式を満たす範囲内で同じ
く検出周期Δtが設定される。
【0036】なお、空燃比がリッチ側に変化する場合
(数式6の場合)には、Zdc’(限界電流発生域の最大
電圧が描く軌跡の傾きの逆数)をパラメータの1つとし
て用いたが、一般に限界電流発生域の幅は空燃比により
変化することから、Zdc’はZdcが固定値であっても変
動する。以下、Zdc’の設定方法について記述する。
【0037】つまり、Zdc’の特性は例えば図7に示す
如く特性〜にて分類される。この場合、特性では
「Zdc’=Zdc」、特性では「Zdc’=Zdc+定数,
Vr=一定」の関係が与えられ、共にZdc’は内部抵抗
Zdcのみの関数となっている。ここで、特性は最も簡
易的な方法であり、いかなる空燃比においても限界電流
発生域の幅が均一であるとみなしている。
【0038】また、特性では内部抵抗Zdc及び限界電
流値Ip の関数にてZdc’が与えられ、「Zdc’=f
(Zdc,Ip ),Vr =g(Zdc,Ip )」としてい
る。この場合、関数f,gは、酸素センサ5の静特性に
より決定される。具体的には、所定の内部抵抗Zdcで限
界電流値Ip を変化させ、限界電流発生域の右端(最大
電圧)を結んでその軌跡を求める。そして、前記軌跡上
にて所定の限界電流値Ipにおける接線を引き、その傾
きの逆数をZdc’、電圧軸との切片をVr として、Ip
,Vr ,Zdc’の関係を調べる。同様に、内部抵抗Zd
cを変化させ、Zdc,Vr ,Zdc’の関係を調べる。調
べた関係は、近似した関数f,gにて与えられる。ま
た、上記関係をマップ化することもできる。この特性
では、実際の特性を最も精密に具現化することができ
る。
【0039】上記特性〜は、いずれも上述の検出周
期Δtの算出に際して具体化が可能であるが、本実施例
では、それらのうち特性(Zdc’=Zdcの特性)を用
いて具体化する。この場合、上記数式6はZdc’をZdc
に置き換えて用いる。
【0040】なお、本実施例では、図1のCPU2aに
より検出周期設定手段、限界電流測定手段、空燃比検出
手段及び抵抗測定手段が構成されている。次に、上記の
ように構成される空燃比検出装置の作用を説明する。
【0041】図8,9は、CPU2aにより実行される
空燃比検出ルーチンを示すフローチャートである。さ
て、空燃比検出ルーチンがスタートすると、CPU2a
は、先ず図8のステップ100で酸素センサ5の内部抵
抗Zdcを検出するか否かを判別する。このとき、内部抵
抗Zdcの検出条件としては排気ガスの温度変化に従うの
がよく、具体的には、機関回転数,吸気管圧力,吸入空
気量,排気ガス量等の変化が所定範囲を越えた場合に内
部抵抗Zdcの検出要と判定する。なお、この判定を単に
周期的(例えば1秒毎)に行うこともできる。そして、
CPU2aは、ステップ100がYESであればステッ
プ101〜106で内部抵抗Zdcを検出し、ステップ1
00がNOであればステップ107〜122で所望の検
出周期Δtに従い限界電流値Ip を測定すると共に空燃
比を検出する。
【0042】詳しくは、ステップ100がYESの場
合、CPU2aは、ステップ101で酸素センサ5への
印加電圧をVp (限界電流検出用の電圧)からVn に切
り換える。ここで、電圧Vn は、空燃比の検出域よりも
十分にリッチ側(本実施例では、空燃比=12よりもリ
ッチ側)になるように負側に大きく設定される。なお、
内部抵抗Zdcの変化状態に従って内部抵抗Zdcが大きく
なるほどVn を負側に大きく設定してもよい。
【0043】また、CPU2aは、続くステップ102
で電圧切り換え時におけるピーク電流を収束させるため
に時間t1だけ待機した後、ステップ103で電圧Vn
により流れる電流値In を検出する。次に、CPU2a
は、ステップ104で印加電圧をVn から元のVp に切
り換え、ステップ105で電圧切り換え時におけるピー
ク電流を収束させるために時間t2だけ待機する。その
後、CPU2aはステップ106で、ステップ101の
電圧Vn とステップ103の電流値In とからその時の
検出素子部6(固体電解質層16)の内部抵抗Zdcを算
出する(Zdc=Vn /In )。
【0044】つまり、図10に示すように、印加電圧を
Vp からVn へ切り換える場合、酸素センサ5の検出素
子部6に流れる電流は図示の如くピーク値に達した後、
静特性上の電流値In に収束する。逆に、印加電圧をV
n からVp に切り換えでも同様である。従って、時間t
1,t2だけ待機した後に電流値を検出することによ
り、精度の高い検出結果が得られる。なお、時間t1,
t2が長すぎる場合は、収束途中の値から電流値を推測
することも可能である。
【0045】一方、ステップ100がNOの場合、即ち
内部抵抗Zdcの検出が不要の場合、CPU2aは、先ず
ステップ107で前回決定した検出周期Δtの上限値Δ
tsをα倍し、実際に用いる検出周期Δtを算出する
(Δt=α・Δts)。そして、CPU2aは、続くス
テップ108で検出周期Δtに相当する時間だけ待機す
る。
【0046】ここで、係数αは次の如く決定される。つ
まり、前回の空燃比検出時からその次の空燃比検出時ま
でには、ステップ108による待機時間(=検出周期Δ
t)と、後続のステップ109〜122、ステップ10
0及びステップ107の処理時間(これを所要時間Tと
する)とを要する。従って、(Δt+T)が上限値Δt
sよりも短くならなければならず、Δt=α・Δtsで
あるから「α・Δts+T<Δts」の条件が設定され
る。そして、上記条件式を解くと共にα>0の条件を与
えることにより、係数αは、
【0047】
【数7】0<α<1−(T/Δts) で示す範囲内で設定される。なお、所要時間Tは数μs
〜数100μsであるのに対し、検出周期Δtの上限値
Δtsは数ms〜数100msのオーダであるのでT<
Δtsが常に成立し、常に0<α<1となっている。
【0048】そして、ステップ108による検出周期Δ
tの待機後、CPU2aは、ステップ109で現在の限
界電流値Ip を測定する。また、CPU2aは、ステッ
プ110で図11の限界電流−空燃比マップを用いてそ
の時の限界電流値Ip に対応する空燃比を求め、続くス
テップ111で当該空燃比を出力する。なお、過渡時に
おける空燃比の検出精度を高める場合には、図11のマ
ップで求めた空燃比に過渡時補正を加えてもよく、例え
ば特開平3−185244号公報に記載された如く空燃
比補正係数FAF(噴射量に相当)等により空燃比を補
正する。つまり、過渡時には、空燃比の変化に対して限
界電流値Ip が遅れるが、上記公報に記載された如く現
代制御を用い補正を行うことで限界電流値Ip の遅れを
解消することができる。
【0049】次に、CPU2aは、ステップ112でそ
の時の限界電流値Ip に応じた印加電圧Vp を決定し、
続くステップ113で印加電圧Vp を酸素センサ5の検
出素子部6に印加する。具体的には、図12に示す直線
状の印加電圧設定線(Vp 設定線)を用い、その設定線
上でその時の限界電流値Ip に応じた印加電圧Vp が求
められる(Vp =Z・Ip +Ve )。なお、本実施例で
は、Vp 設定線の傾きZを定数とするが、Z=Zdcとし
て内部抵抗ZdcによりVp 設定線の傾きZを変更できる
ようにしてもよい。
【0050】続いて、CPU2aは、ステップ114〜
118で現時点から次回の空燃比検出時までの限界電流
値Ip の変化速度Uipを推測する。詳しくは、CPU2
aは、先ずステップ114,115で次の数式8,数式
9を用いてUip1 ,Uip2 を算出する。
【0051】
【数8】Uip1 =(Ip −Ipp)/Δts+β・Δts
【0052】
【数9】Uip2 =(Ip −Ipp)/Δts−β・Δts
但し、上記数式8,9の右辺において、前項は前回の検
出時から今回の検出時までの限界電流値の変化速度(平
均値)を示し、後項は次回までに推測される変化速度U
ipの変化量を示す。即ち、図6に示すように実験的に空
燃比を急激に変化させた場合、限界電流値Ip は図示の
如く変化し、数式8,9の係数βは限界電流値Ip の2
回微分値の最大値として設定される。
【0053】また、CPU2aはステップ116で、ス
テップ114にて算出したUip1 の絶対値と、ステップ
115にて算出したUip2 の絶対値とを比較し、続くス
テップ117或いは118で絶対値が大きい方の値を、
変化速度Uipとして記憶する。即ち、|Uip1 |≧|U
ip2 |であればUip1 が変化速度Uipとして記憶され、
|Uip1 |<|Uip2 |であればUip2 が変化速度Uip
として記憶される。この場合、絶対値が大きい方の値を
選択することにより、空燃比の急激な変化時にも常に対
応可能な検出周期Δtを設定することができる。
【0054】その後、CPU2aはステップ119〜1
21で、ステップ106の内部抵抗Zdc,ステップ10
9の限界電流値Ip ,ステップ112の印加電圧Vp ,
ステップ117又は118の変化速度Uipを用いて検出
周期Δtの上限値Δtsを設定する。詳しくは、先ずC
PU2aは、ステップ119で今回の限界電流値Ipと
前回の限界電流値Ippとを比較により限界電流値Ip の
増減を調べ、空燃比がリーン側に移行しているか或いは
リッチ側に移行しているかを判別する。
【0055】そして、Ip ≧Ippの場合、即ち空燃比が
リーン側に移行している場合、CPU2aはステップ1
20に進んで上限値Δtsを算出する。ここで、上限値
Δtsの算出式は、前述した数式3(不等式)の右辺に
相当している。また、Ip <Ippの場合、即ち空燃比が
リッチ側に移行している場合、CPU2aは、ステップ
121に進んで上限値Δtsを算出する。ここで、上限
値Δtsの算出式は、前述した数式6(不等式)の右辺
に相当しており、本ルーチンでは数式6のZdc’をZdc
に置き換えている。
【0056】最後に、CPU2aは、ステップ122で
今回の限界電流値Ip を前回の限界電流値Ippに置き換
えた後、ステップ100に戻る。以上詳述したように、
本実施例の空燃比検出装置では、その時の印加電圧Vp
を限界電流発生域内とする限界電流の許容変化域で限界
電流値Ip が変化するように、空燃比の検出周期Δtを
設定した(図8のステップ107,図9のステップ11
4〜121)。より具体的には、限界電流値Ip の変化
速度Uipと同電流値Ip の許容変化域(数式3又は数式
6に反映されている)とに応じて検出周期Δtを設定し
た。また、その検出周期Δtに従い、印加電圧Vp の印
加により酸素センサ5に流れる限界電流値Ip を測定し
(図8のステップ108,109)、測定された限界電
流値Ip に基づいて空燃比を検出するようにした(図8
のステップ110)。
【0057】要するに、本実施例の構成によれば、前回
の空燃比検出時とその次の空燃比検出時との間において
空燃比の変化により限界電流値Ip が急変する場合に
も、空燃比変化後の限界電流値Ip に相当する限界電流
発生域からその時の印加電圧Vp が外れることはなく、
常に正確な限界電流値Ip を測定することができる。そ
の結果、空燃比の検出精度の悪化を防止することができ
る。
【0058】さらに、本実施例では、随時、内部抵抗Z
dcを測定し(図8のステップ101〜106)、その測
定結果を検出周期Δtの設定に反映させたため、温度変
化等により素子内部抵抗が変化した場合にも適切に対処
することができる。
【0059】なお、本発明は上記実施例の他に、次の様
態にて具体化することができる。 (1)上記実施例では、内部抵抗Zdcを検出するために
酸素センサ5への印加電圧を一旦、Vp からVn に切り
換え、電圧Vn により電流値In を検出したが、特開昭
57−187646号公報のように交流インピーダンス
によって求めてもよい。この場合、酸素センサ5に交流
電圧を印加し、その電圧振幅とそれによる電流振幅とか
ら内部抵抗Zdcを測定する。
【0060】(2)酸素センサ5の検出素子部6の温度
(素子温度)を検出し、その素子温度と内部抵抗Zdcと
の対応関係により内部抵抗Zdcを測定するようにしても
よい。
【0061】(3)上記実施例では、空燃比検出ルーチ
ンのステップ114〜118(図9)で変化速度Uipを
毎回算出したが、この変化速度Uipとして、検出素子部
6の動特性から決定される最大速度(固定値)を予め与
えておいてもよい。つまり、実際の走行条件における最
大の空燃比変化量にて実験的に空燃比を急変させ、その
時の限界電流値Ip の最大速度Uipmax を求める(図6
参照)。そして、この最大速度Uipmax を変化速度Uip
(変化速度の推測値)として予め設定しておく。この場
合、最大速度を与えておくことにより、空燃比の急激な
変化時にも常に対応可能な検出周期Δtを設定すること
ができ、且つ、構成(ソフトウエア)の簡略化が実現さ
れる。
【0062】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、空燃比
の検出周期を適切に設定し、空燃比の検出精度の悪化を
防ぐことができるという優れた効果を発揮する。
【0063】請求項2に記載の発明によれば、限界電流
の変化速度と同電流の許容変化域とを用いて検出周期を
設定することにより、同周期をより適切に設定すること
ができる。
【0064】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加えて構成の簡略化を図ることができる。請求項4に
記載の発明によれば、例えば温度変化により素子内部抵
抗が変化する場合にも対処でき、常に高精度な空燃比検
出を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における空燃比検出装置の電気的構成を
示す概略図である。
【図2】酸素センサの構成を示す断面図である。
【図3】酸素センサの電圧−電流特性図である。
【図4】同じく電圧−電流特性図である。
【図5】電圧−電流特性図であり、(a)は空燃比がリ
ーン側に移行する場合の特性を詳細に示し、(b)は空
燃比がリッチ側に移行する場合の特性を詳細に示してい
る。
【図6】空燃比の変化に対する限界電流値の変化を示す
波形図である。
【図7】限界電流発生域の最大電圧の軌跡を示す電圧−
電流特性図である。
【図8】空燃比検出ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図9】図8に引き続き、空燃比検出ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図10】印加電圧と酸素センサに流れる電流とを示す
波形図である。
【図11】限界電流−空燃比マップである。
【図12】印加電圧設定線を記載した電圧−電流特性図
である。
【図13】従来技術における問題点を説明するために用
いる電圧−電流特性図である。
【符号の説明】
2a…検出周期設定手段,限界電流測定手段,空燃比検
出手段,抵抗測定手段としてのCPU、5…酸素センサ
(限界電流式酸素センサ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−163556(JP,A) 特開 昭57−192849(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/41 G01N 27/416 G01N 27/419

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定空燃比の下で印加電圧が変化しても
    ほぼ一定の限界電流を出力する限界電流発生域を持った
    限界電流式酸素センサと、所定の 印加電圧が印加されているときに限界電流が変化
    しても、該所定の印加電圧において変化後の限界電流
    許容変化域内となるように、空燃比の検出周期を設定す
    る検出周期設定手段と、 前記検出周期設定手段にて設定された検出周期に従い、
    電圧の印加によって前記限界電流式酸素センサに流れる
    限界電流を測定する限界電流測定手段と、 前記限界電流測定手段により測定された限界電流値に基
    づいて空燃比を検出する空燃比検出手段とを備えたこと
    を特徴とする空燃比検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空燃比検出装置におい
    て、 前記検出周期設定手段は、前記限界電流測定手段により
    測定された限界電流の変化速度を推測する手段と、該推
    測した限界電流の変化速度とその時の限界電流の許容変
    化域とに応じて空燃比の検出周期を設定する手段とを有
    する空燃比検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の空燃比検出装置におい
    て、 限界電流の変化速度を推測する手段は、予め設定された
    変化速度の最大値を当該推測値とする空燃比検出装置。
  4. 【請求項4】 前記限界電流式酸素センサの素子内部抵
    抗を測定する抵抗測定手段を備え、 前記検出周期設定手段は、前記抵抗測定手段により測定
    された抵抗値を用いて空燃比の検出周期を設定する請求
    1に記載の空燃比検出装置。
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