JP3485841B2 - 粘弾性特性値測定装置及び粘弾性特性値測定方法 - Google Patents
粘弾性特性値測定装置及び粘弾性特性値測定方法Info
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Description
グ率、損失係数等の粘弾性特性値を測定するための装置
と測定方法とに関し、特に、いわゆるスプリットホプキ
ンソン棒が用いられた粘弾性特性値測定装置及び粘弾性
特性値測定方法に関するものである。
動を解析するのに、実測ではなくシミュレーションが用
いられることが多い。シミュレーションでは、ヤング
率、損失係数等、物体の粘弾性特性値(パラメータ)の
代入が必要である。パラメータは静的パラメータと動的
パラメータとに大別されるが、変形挙動は動的なもので
あるので、この変形挙動に近い状態で測定された動的パ
ラメータが、シミュレーションには有効である。また、
シミュレーションに限らず、物体の特性を把握する上で
も、動的パラメータの測定は重要である。
リットホプキンソン棒測定機が知られており、金属材料
の分野等で賞用されている(例えば、昭和63年10月
28日、日刊工業新聞社発行の「衝撃工学」第173頁
から第183頁参照)。この測定機では、金属製の打撃
棒、入力棒及び出力棒が直線上に配置され、入力棒の後
端と出力棒の前端との間に試験片が挟持される。入力棒
及び出力棒(以下、これら入力棒と出力棒とをまとめて
「応力棒」と称す)には、それぞれ歪みゲージが取り付
けられる。そして、入力棒の前端に打撃棒が衝突させら
れる。この際生じた歪み波は、入力棒から試験片及び出
力棒に伝播する。入力棒中を入力棒後端に向かって進む
入射歪み波、この入射歪み波が入力棒後端から反射して
前端に向かう反射歪み波及び入力棒から試験片を透過し
て出力棒の後端へ向かう透過歪み波が歪みゲージで測定
され、試験片の特性値が算出される。なお、以下、入射
歪み波、反射歪み波、透過歪み波をまとめて記載する際
は「歪み波」と略称する。
可能であるが、合成樹脂、架橋ゴム等の高分子材料の特
性値は測定が困難である。高分子材料が試験片である場
合、金属製である応力棒と試験片との特性インピーダン
スが大きく異なるので、伝播する歪み波が正確にはピッ
クアップできないからである。高分子材料の測定には、
試験片との特性インピーダンス差が少ない応力棒が選択
される必要がある。
集No.16の第25頁から第29頁には、ポリメチル
メタアクリレート製の応力棒が用いられた粘弾性特性値
測定装置が、広島大学の中川等によって開示されてい
る。応力棒としてポリメチルメタアクリレート等の高分
子材料が用いられることにより、高分子材料の試験片と
応力棒とのインピーダンス差が少なくなり、高分子材料
の試験片の粘弾性特性値が測定可能となる。
ものとは異なり、歪み波が大きく減衰する。例えば、入
力棒中を試験片に向かって進む入射波は、入力棒に取り
付けられた歪みゲージで測定された後、入力棒後端に至
るまでに減衰してしまう。従って、入力棒後端における
入射波を正確に実測することはできない。同様に、入力
棒後端から前端に向かって反射される反射波及び試験片
後端から出力棒に透過される透過波も、正確に測定する
ことができない。
性値測定装置では、入力棒及び出力棒のそれぞれに2個
ずつの歪みゲージが取り付けられることにより、高分子
材料からなる応力棒の減衰の問題が解決されている。す
なわち、2個の歪みゲージで測定された歪み波から伝達
関数が導出され、この伝達関数によって入力棒後端にお
ける入射波、入力棒後端における反射波及び出力棒前端
における透過波が推定される。この粘弾性特性値測定装
置では、例えば最大歪み速度が秒速500から800
0、最大変形量が1%から30%といった高速大変形時
の粘弾性特性値の測定も可能である。
装置では、比較的硬質な高分子材料の粘弾性特性値は正
確に測定されるが、比較的軟質な高分子材料の粘弾性特
性値の場合は誤差が大きくなってしまうので、改良の余
地がある。この誤差は、試験片の中を進む歪み波の速度
と応力棒を進む歪み波の速度との差が、試験片が軟質に
なるほど大きくなることに起因する。すなわち、比較的
軟質な試験片の場合、入力棒にて測定される反射波の減
衰が終了しないうちに、この反射波が入力棒の前端で反
射された歪み波が測定されてしまい、両者が干渉しあっ
て反射波の正確な測定が困難となってしまう。また、比
較的軟質な試験片の場合、出力棒にて測定される透過波
の減衰が終了しないうちに、この透過波が出力棒の後端
で反射された歪み波が測定されてしまい、両者が干渉し
あって透過波の正確な測定が困難となってしまう。
ものであり、比較的軟質な試験片であっても、その粘弾
性特性値が正確に測定されうる粘弾性特性値測定装置及
び粘弾性特性値測定方法を提供することをその目的とす
るものである。
めになされた発明は、直線上に配置された入力棒及び出
力棒と、この入力棒に取り付けられた第一歪みゲージ及
び第二歪みゲージと、出力棒に取り付けられた第三歪み
ゲージ及び第四歪みゲージとを備えており、入力棒前端
が打撃された際に生じて入力棒、入力棒後端と出力棒前
端とに挟持された試験片及び出力棒に伝播する歪み波
が、第一歪みゲージ、第二歪みゲージ、第三歪みゲージ
及び第四歪みゲージによって測定されるように構成され
た粘弾性特性値測定装置であって、入力棒及び出力棒
は、高分子材料から構成とすると共に、これらの長さを
1500mm以上2500mm以下とし、かつ、上記第
一歪みゲージが上記入力棒後端から750mm地点と1
100mm地点との間に設けられており、第二歪みゲー
ジが上記入力棒後端から400mm地点と750mm地
点との間に設けられていることを特徴とする粘弾性特性
値測定装置を提供している。
長さが1500mm以上であるので、入力棒の後端で反
射された第1の反射歪み波が入力棒の前端側へ前進して
第二、第一歪みゲージで測定された後に入力棒の前端に
達し、該入力棒の前端で再度反射された第2の反射歪み
波が、上記第一、第二歪みゲージに到達するのに時間が
かかる。従って、この第2の反射歪み波が第一、第二歪
みゲージに到達する前に第1の反射歪み波を、第二、第
一歪みゲージで測定されることができ、第1と第2の反
射歪み波の干渉が抑えられ、入力棒の後端で反射した第
1の反射歪み波の測定が正確となる。この観点より、入
力棒の長さは1700mm以上が好ましい。また、この
粘弾性特性値測定装置では、出力棒の長さが1500m
m以上であるので、透過歪み波が出力棒の後端で反射さ
れて、出力棒に取り付けられた歪みゲージに到達するの
に時間がかかる。従って、この出力棒後端からの反射歪
み波が歪みゲージに到達する前に透過歪み波を歪みゲー
ジで測定でき、干渉が抑えられて、透過歪み波の測定が
正確となる。この観点より、出力棒の長さは1700m
m以上が好ましい。
び出力棒からなる応力棒の長さは共に2500mm以下
とされている。これは、応力棒が長すぎると自重によっ
て応力棒に撓みが生じ、応力棒側面が撓むこととなる。
撓みは歪み波にノイズを発生する原因となる。入力棒と
出力棒との軸線の一致も困難となり、かえって測定精度
が低下してしまうからである。この観点からは、応力棒
の長さは2300mm以下が好ましい。
構成されるのが好ましい。これにより、合成樹脂、架橋
ゴム等の高分子材料からなる試験片と応力棒とのインピ
ーダンス差が少なくなる。
第一歪みゲージ及び第二歪みゲージが試験片に近づきす
ぎると、第一歪みゲージ及び第二歪みゲージにおいて、
入射歪み波の減衰が終了しないうちに第二歪みゲージ及
び第一歪みゲージで入力棒の後端で反射された反射歪み
波が測定されてしまい、両者が干渉しあって入射歪み波
の正確な測定が困難となる。逆に、第一歪みゲージ及び
第二歪みゲージが試験片から遠ざかりすぎる(すなわち
入力棒の前端に近づきすぎる)と、入力棒の後端で反射
された第1の反射歪み波が入力棒を前進して第二、第一
歪みゲージで測定された後に入力棒の前端に達し、第1
の反射歪み波の減衰が終了しないうちに第一歪みゲージ
及び第二歪みゲージで入力棒の前端で反射される上記第
2の反射歪み波が測定されてしまい、両者が干渉しあっ
て第1の反射歪み波の正確な測定が困難となる。これら
の観点より、第一歪みゲージは入力棒後端から750m
m地点と1100mm地点との間に設けられるのが好ま
しく、第二歪みゲージは入力棒後端から400mm地点
と750mm地点との間に設けられるのが好ましい。な
お、第一歪みゲージと第二歪みゲージとの距離が近づき
すぎると伝達関数の精度が低下するので、両者は200
mm以上の間隔を隔てて取り付けられるのが好ましい。
特性値を得るには、まず入力棒後端と出力棒前端とに試
験片を挟持させ、入力棒前端を打撃する。すると、打撃
によって生じた歪み波が、入力棒、試験片及び出力棒に
伝播する。入力棒側の第一歪みゲージと第二歪みゲージ
で入射歪み波と反射歪み波を測定し、出力棒側の第三歪
みゲージ及び第四歪みゲージで透過歪み波を測定する。
次に、上記各歪み波の時刻歴を用いて入力棒後端におけ
る入射歪み波時刻歴、入力棒後端における反射歪み波時
刻歴及び出力棒前端における透過歪み波時刻歴を推定す
る。次に、推定された入射歪み波時刻歴、反射歪み波時
刻歴及び透過歪み波時刻歴から、試験片のひずみ速度時
刻歴、ひずみ時刻歴及び応力時刻歴を算出し、応力−歪
み曲線を決定する。そして、この応力−歪み曲線から、
ヤング率、損失係数等の粘弾性特性値を算出する。
ージで測定される波形には、打撃により生じる歪み波の
他に、打撃によって生じる散乱波が合成されている。歪
み波の周波数は、2.5kHzから5.0kHz程度で
あるが、散乱波はその周波数が10kHz以上の高周波
である。この高周波はノイズであるので、このノイズを
含んだ合成波を用いて応力−歪み曲線を画くと、得られ
る粘弾性特性値の精度が低下してしまう。精度向上のた
めには、合成波に対して補正を行うのが好ましい。具体
的には、第一歪みゲージ、第二歪みゲージ、第三歪みゲ
ージ及び第四歪みゲージによって実測された歪み波(合
成波)をローパスフィルターに通し、10kHz以上の
高周波を除去すればよい。
みゲージの実測値は本来ゼロであるべきであるが、実際
は微量のノイズが入力されてゼロからずれてしまう。こ
のズレ自体は微少なものであるが、歪みの時刻歴は歪み
速度の積分であるため、時間の経過と共にズレが加算さ
れ、無視できなくなる。具体的には、歪みの開始点の特
定が困難となったり、歪みの絶対値が不正確となってし
まい、得られる粘弾性特性値の精度が低下してしまう。
精度向上のためには、第一歪みゲージ、第二歪みゲー
ジ、第三歪みゲージ及び第四歪みゲージによって実測さ
れた歪み波の時刻歴に、そのベースライン値をゼロとす
るゼロ補正を施せばよい。ゼロ補正は、波形全体を上下
に移動させることによって行い得る。
だらかな曲線を画く。本発明の粘弾性特性値測定方法で
は、ピークを過ぎてしばらくはなだらかな曲線であるも
のの、その後凹凸状の曲線となってしまう。これは、入
力棒の軸と出力棒の軸とが完全に一致していないことに
起因する。両者の軸を完全に一致させるのは困難であ
り、特に軟質の試験片の場合はこの傾向が強くなる。凹
凸状の曲線を用いてその後の計算を行った場合、得られ
る粘弾性特性値の精度が低下してしまう。精度向上のた
めには、凹凸状の曲線をなだらかな曲線とする補正を施
すのが好ましい。
算出された試験片内部の歪み時刻歴のピーク以降の初期
段階(すなわち曲線がなだらかな段階)の所定点におけ
る接線を用いて緩和時間λを導出し、下記数式(1) ε(t)=ε0・e−t/λ −−−(1) (数式(1)において、ε0は接点における歪みを表
す)によって求められる曲線を所定点以降の曲線とする
ことによって達成される。なお、緩和時間λは、上記接
線と時間軸との交点から求められる。
正は、算出された試験片内部の応力時刻歴のピーク以降
の初期段階(すなわち曲線がなだらかな段階)の所定点
における接線を用いて緩和時間λを導出し、下記数式
(2) σ(t)=σ0・e−t/λ −−−(2) (数式(2)において、σ0は接点における応力を表
す)によって求められる曲線を所定点以降の曲線とする
ことによって達成される。
と出力棒との軸ズレを抑えるには、試験片の長さを1m
m以上5mm以下とするのが好ましい。試験片の長さが
上記範囲未満であると、試験片と応力棒との接面におけ
る摩擦力及び試験片内部での半径方向での慣性力が無視
できなくなり、測定誤差が大きくなってしまうことがあ
る。逆に、試験片の長さが上記範囲を超えると、得られ
る歪み時刻歴及び応力時刻歴の曲線が凹凸状となってし
まうことがある。
発明の実施形態を詳説する。図1は、本発明の一実施形
態にかかる粘弾性特性値測定装置が示された模式的正面
図である。この粘弾性特性値測定装置は、打撃棒1、入
力棒3及び出力棒5を備えている。入力棒3には、第一
歪みゲージ7及び第二歪みゲージ9が取り付けられてい
る。出力棒5には、第三歪みゲージ11及び第四歪みゲ
ージ13が取り付けられている。入力棒3の後端15と
出力棒5の前端17との間には、円盤状の試験片19が
挟持されている。
チルメタアクリレート製の円柱であり、断面直径は20
mmである。打撃棒1の長さは、100mmである。入
力棒3及び出力棒5の長さは、2000mmである。第
一歪みゲージ7は入力棒3の後端15から900mmの
位置に取り付けられており、第二歪みゲージ9は入力棒
3の後端15から600mmの位置に取り付けられてい
る。また、第三歪みゲージ11は出力棒5の前端17か
ら300mmの位置に取り付けられており、第四歪みゲ
ージ13は出力棒5の前端17から600mmの位置に
取り付けられている。試験片19の長さ(すなわち入力
棒3の後端15と出力棒5の前端17との距離)は4m
mであり、試験片19の断面直径は18mmである。
特性値を測定する場合、まず、打撃棒1を入力棒3の前
端21に衝突させる。これによって入射波が生じ、この
入射波は入力棒3の後端15に向かって進む。この入射
波の一部は、入力棒3の後端15において反射し、反射
波となって入力棒3の前端21に向かって進む。入射波
の一部は、入力棒3の後端15から試験片19を透過
し、さらに出力棒5に伝播して透過波となり、出力棒5
の後端23に向かって進む。
ゲージ9によって実測される。実測された入射波はロー
パスフィルターに通され、10kHz以上の高周波が除
去される。さらに入射波の時刻歴は、そのベースライン
値をゼロとするゼロ補正が施される。こうして得られた
第一歪みゲージ7及び第二歪みゲージ9における時間軸
歪みのそれぞれがフーリエ変換され、周波数軸歪みが求
められる。そして、第一歪みゲージ7及び第二歪みゲー
ジ9における周波数軸歪みから、伝達関数が導出され
る。第一歪みゲージ7と入力棒3の後端15との距離X
1と、第二歪みゲージ9と入力棒3の後端15との距離
X2との比(X1:X2)が考慮されつつ、上記伝達関
数に基づいて、入力棒3の後端15における周波数軸歪
みが推定される。この周波数軸歪みがフーリエ逆変換さ
れることにより、入力棒3の後端15における入射波の
時間軸歪み(歪みの時刻歴)εiが得られる。
ージ9によって実測される反射波から、入力棒3の後端
15における反射波の時間軸歪み(歪みの時刻歴)εr
が得られる。また、第三歪みゲージ11及び第四歪みゲ
ージ13によって実測される透過波から、出力棒5の前
端17における透過波の時間軸歪み(歪みの時刻歴)ε
tが得られる。
ら、下記数式(3)によって、試験片19内部の歪み速
度ε’が算出される。 ε’=(C0/L)・(εi−εr−εt) =((E/ρ)1/2/L)・(εi−εr−εt) −−−( 3) (数式(3)において、C0は応力棒中の波の伝播速度
(m/s)を表し、Lは試験片の長さ(m)を表し、E
は応力棒のヤング率(N/m2)を表し、ρは応力棒の
密度(kg/m3)を表す)
(4)によって試験片19内部の歪みεが算出される。
波の伝播速度(m/s)を表し、Lは試験片の長さ
(m)を表し、Eは応力棒のヤング率(N/m2)を表
し、ρは応力棒の密度(kg/m3)を表す)
式(5)によって試験片19内部の応力σが算出され
る。 σ=(E・A/(2As))・(εi+εr+εt) =(E・D2/(2(Ds)2))・(εi+εr+εt) −−− (5) (数式(5)において、Eは応力棒のヤング率(N/m
2)を表し、Aは応力棒の断面積(m2)を表し、As
は試験片の断面積(m2)を表し、Dは応力棒の直径
(m)を表し、Dsは試験片の直径(m)を表す)
刻歴のグラフが、図2に示されている。図2の曲線は、
ピークP以降しばらくはなだらかであるが、その後凹凸
状となる。ピークP以降のなだらかな段階での点Sを選
択し、この点Sにおける曲線に対する接線を画き、この
接線と時間軸との交点から緩和時間λを導出し、上記数
式(1)によって求められる曲線を点S以降の曲線とす
ることによって、歪み時刻歴全体をなだらかな曲線とす
ることができる。これにより、最終的に得られる粘弾性
特性値へのノイズの影響を除去することができる。同様
に、上記数式(2)によって、応力時刻歴全体をなだら
かな曲線とすることができ、これによって最終的に得ら
れる粘弾性特性値へのノイズの影響を除去することがで
きる。
の歪み時刻歴及び応力時刻歴から、応力−歪み曲線が決
定される。図3は、典型的な応力−歪み曲線が示された
グラフである。この応力−歪み曲線から、下記の数式
(6)を用いて、試験片19内部のヤング率Esが算出
される。 Es=σmax/εmax −−−(6)
数式(7)を用いて、位相角δが算出される。 δ=sin−1((σa−σb)/σmax) −−−(7) そして、この位相角δより、損失係数(tanδ)が算
出される。
の長さが共に2000mm)を用い、ショアD硬度が4
0の合成樹脂を試験片として、粘弾性特性値の測定を行
った。打撃棒の衝突速度は、14m/sとした。測定
は、室温23℃、相対湿度50%の条件下で行った。第
一歪みゲージ、第二歪みゲージで測定された入射歪み波
および反射歪み波、第三歪みゲージ及び第四歪みゲージ
で測定された透過歪み波が、図4に示されている。
した他は前述と同様の方法にて、粘弾性特性値を測定し
た。第一歪みゲージ、第二歪みゲージ、第三歪みゲージ
及び第四歪みゲージで測定された歪み波が、図5に示さ
れている。
の後端で反射された第1の反射歪み波のピークPr1
と、該第1反射歪み波が入力棒の前端に達して該入力棒
の前端から反射した第2の反射歪み波のピークPrr1
が第一ゲージで測定されていた。即ち、第1の反射歪み
波の減衰が終了しないうちに第一のゲージで第2の反射
歪み波測定されてしまい、第1と第2の反射歪み波の干
渉が生じている可能性があることが確認できた。同様
に、第二歪みゲージで入力棒の後端で反射された第1の
反射歪み波のピークPr2と、入力棒の前端で再度反射
された第2の反射歪み波のピークPrr2で測定されて
しまっていた。また、出力棒に取り付けた第三歪みゲー
ジで、透過歪み波のピークPt3が測定された後、出力
棒の後端で反射された歪み波のピークPtr3も測定さ
れてしまっていた。同様に、第四歪みゲージで、透過歪
み波のピークPt4が測定された後、出力棒の後端で反
射された歪み波のピークPtr4も測定されてしまって
いた。これに対し、本発明の測定結果は図4に示す通り
で、第一、第二歪みゲージで測定された反射歪み波のピ
ークは1回であり、第三、第四歪みゲージで測定された
透過歪み波のピークは1回であり、歪み波の干渉が見ら
れなかった。
速500から8000、最大変形量が1%から30%の
高速大変形時における比較的硬質な高分子材料の粘弾性
特性は、従来のスプリットホプキンソン棒式測定装置に
より正確に測定できたが、軟質なゴムや樹脂からなる高
分子材料では歪みゲージで検出される歪み波が重なって
正確に測定できなかった問題点を、本発明のスプリット
ホプキンソン棒式測定装置によれば、入力棒および出力
棒の長さを規定して、これら入力棒および出力棒に取り
付けた歪みゲージで検出する歪み波が重ならないように
しているため、正確に測定することができる。
特性値測定装置が示された模式的正面図である。
状態が示されたグラフである。
グラフである。
値測定装置で測定された歪み波が示されたグラフであ
る。
値測定装置で測定された歪み波が示されたグラフであ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 直線上に配置された入力棒及び出力棒
と、この入力棒に取り付けられた第一歪みゲージ及び第
二歪みゲージと、出力棒に取り付けられた第三歪みゲー
ジ及び第四歪みゲージとを備えており、 入力棒前端が打撃された際に生じて入力棒、入力棒後端
と出力棒前端とに挟持された試験片及び出力棒に伝播す
る歪み波が、第一歪みゲージ、第二歪みゲージ、第三歪
みゲージ及び第四歪みゲージによって測定されるように
構成された粘弾性特性値測定装置であって、 入力棒及び出力棒は、高分子材料から構成とすると共
に、これらの長さを1500mm以上2500mm以下
とし、かつ、 上記第一歪みゲージが上記入力棒後端から750mm地
点と1100mm地点との間に設けられており、第二歪
みゲージが上記入力棒後端から400mm地点と750
mm地点との間に設けられている ことを特徴とする粘弾
性特性値測定装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の粘弾性特性値測定装置
を用い、第一歪みゲージ、第二歪みゲージ、第三歪みゲ
ージ及び第四歪みゲージによって歪み波を測定するステ
ップ、 この歪み波の時刻歴を用いて入力棒後端における入射波
時刻歴、入力棒後端における反射波時刻歴及び出力棒前
端における透過波時刻歴を推定するステップ、 推定された入射波時刻歴、反射波時刻歴及び透過波時刻
歴から、試験片内部の歪み速度時刻歴、歪み時刻歴及び
応力時刻歴を算出し、応力−歪み曲線を決定するステッ
プ、並びに 応力−歪み曲線から粘弾性特性値を算出するステップ を含む、粘弾性特性値測定方法 。 - 【請求項3】 上記第一歪みゲージ、第二歪みゲージ、
第三歪みゲージ及び第四歪みゲージによって実測された
歪み波にローパスフィルターを用いて10kHz以上の
高周波を除去する補正を行うステップをさらに含む請求
項2に記載の粘弾性特性値測定方法。 - 【請求項4】 上記第一歪みゲージ、第二歪みゲージ、
第三歪みゲージ及び第四歪みゲージによって実測された
歪み波の時刻歴に、そのベースライン値をゼロとするゼ
ロ補正を施すステップをさらに含む請求項2又は請求項
3に記載の粘弾性特性値測定方法。 - 【請求項5】 算出された試験片内部の歪み時刻歴のピ
ーク以降の初期段階の所定点における接線を用いて緩和
時間λを導出し、下記数式(1) ε(t)=ε0・e−t/λ −−−(1) (数式(1)において、ε0は接点における歪みを表
す) によって上記所定点以降の歪み時刻歴を補正するステッ
プ、及び 算出された試験片内部の応力時刻歴のピーク以降の初期
段階の所定点における接線を用いて緩和時間λを導出
し、下記数式(2) σ(t)=σ0・e−t/λ −−−(2) (数式(2)において、σ0は接点における応力を表
す) によって上記所定点以降の応力時刻歴を補正するステッ
プ をさらに含む請求項2から請求項4のいずれか1項に記
載の粘弾性特性値測定方法 。 - 【請求項6】 上記試験片の長さが1mm以上5mm以
下である請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の
粘弾性特性値測定方法。
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