JP3485094B2 - マルチモードスケジューラ - Google Patents

マルチモードスケジューラ

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JP3485094B2 JP2001032032A JP2001032032A JP3485094B2 JP 3485094 B2 JP3485094 B2 JP 3485094B2 JP 2001032032 A JP2001032032 A JP 2001032032A JP 2001032032 A JP2001032032 A JP 2001032032A JP 3485094 B2 JP3485094 B2 JP 3485094B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチモードスケジ
ューラに関し、特に通信インフラストラクチャに用いら
れ、入力バッファ型スイッチを制御するスケジューラに
関する。
【0002】
【従来の技術】インタネットの急激な普及は公衆インフ
ラストラクチャの急激な変革を求めており、インタネッ
トの枠組み自体を通信インフラストラクチャとして活用
するという機運が高まっている。
【0003】インタネットがそのような役割を果たすた
めには、トラヒックの増加に対するサービスノード(ル
ータ)の拡張性及び複数サービス品質の提供が必要であ
り、スケジューラもこの二つの課題に対応することが要
求されている。
【0004】通信インフラストラクチャとしてのルータ
のスイッチ実現方式としては、Virtual Out
put Queuing(VOQ)を用いた入力バッフ
ァ型スイッチが有力視されている。
【0005】尚、拡張性を実現する方法としては、電子
情報通信学会技術研究報告(SSE99−121:19
99.12.16)に記載された方法があり、複数サー
ビス品質を提供する方法としては、電子情報通信学会技
術研究報告(SSE99−120:1999.12.1
6)に記載された方法があるが、それぞれ一方の課題の
みに対応した構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスケジ
ューラでは、インタネットの枠組み自体を通信インフラ
ストラクチャとして活用する際に、トラヒックの増加に
対するサービスノード(ルータ)の拡張性及び複数サー
ビス品質の提供に対応することが要求されている。一般
に、基幹系のルータには拡張性が求められ、加入者系の
ルータには複数サービスの提供が求められている。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、ポート数の拡張性が要求されるルータと複数のク
ラス間での優先制御が要求されるルータとの双方に対応
することができ、汎用的なスケジューラを実現すること
ができるマルチモードスケジューラを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるマルチモー
ドスケジューラは、N個(Nは正の整数)の入力インタ
フェース部とkM(Mは正の整数、kは2以上の整数)
個の出力インタフェース部間のデータ転送を調停するN
×kMスケジューラからなるマルチモードスケジューラ
であって、前記N×kMスケジューラを構成するk個の
N×Mスケジューラと、前記N×kMスケジューラの外
部から入力される割当済み出力ポート情報と前段のN×
Mスケジューラからの情報とを切替えて前記N×Mスケ
ジューラに割当済み出力ポート情報として入力するk−
1個の選択手段とを備え、前記k−1個の選択手段の切
替動作によってjN×kM(jは2以上の整数)までのス
ケジューラと優先クラスk個のN×Mスケジューラとの
2種類の動作を設定自在に構成している。
【0009】すなわち、本発明のマルチモードスケジュ
ーラは、複数の入力インタフェース部と複数の出力イン
タフェース部とを有し、各入力インタフェース部にはV
OQ(Virtual Output Queue)と
呼ばれるバッファを持ち、受信データを宛先(出力イン
タフェース部)毎にVOQのバッファに蓄積し、データ
が蓄積されている宛先に対するデータ転送要求(スイッ
チの接続割当要求)をスケジューラに出力し、スケジュ
ーラでは各入力インタフェース部から受信した接続割当
要求を調停してクロスポイントスイッチの接続を決定
し、その割当結果を各入力インタフェース部に通知し、
割当結果を受取った入力インタフェース部が転送を許可
された宛先のデータをクロスポイントスイッチに送出す
ることでスイッチングを行うスイッチシステムで用いら
れるスイッチスケジューラである。
【0010】本発明のマルチモードスケジューラはこの
スイッチスケジューラにおいて、N個(Nは正の整数)
の入力インタフェース部とkM(Mは正の整数、kは2
以上の整数)個の出力インタフェース部間のデータ転送
を調停するN×kMスケジューラをk個の機能ブロック
(N×Mスケジューラ)から構成し、それぞれのN×M
スケジューラに入力される割当済み出力ポート情報を、
外部から入力される割当済み出力ポート情報とk個に分
割したN×kMスケジューラ内の前段のN×Mスケジュ
ーラが出力する割当済み出力ポート情報とを設定によっ
て切替えられるようにしている。
【0011】これによって、外部から入力される割当済
み出力ポート情報を使用する場合には、N×kMスケジ
ューラをj個(j:2以上の整数)接続してjN×kMの
スケジューラを構成することが可能となる。また、N×
kMスケジューラ内の前段のN×Mスケジューラからの
割当済み出力ポート情報を使用する場合には、N×kM
スケジューラを単独で使用してk個の優先クラスを持つ
N×Mスケジューラとして使用することが可能となる。
【0012】よって、ポート数の拡張性が要求されるル
ータと複数のクラス間での優先制御が要求されるルータ
との双方に対応可能となり、汎用的なスケジューラが実
現可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
によるマルチモードスケジューラの構成を示すブロック
図である。図1において、本発明は割当済み出力ポート
情報の接続に関する発明であるため、スケジューラに入
力される入力インタフェース部からの接続割当要求と接
続割当結果との図示を省略している。
【0014】図1において、N×kMスケジューラ10
0はN×Mスケジューラ110,120,……,1k0
と、選択回路121〜12M,……,1k1〜1kMと
から構成されている。
【0015】選択回路121〜12M,……,1k1〜
1kMは割当済み出力ポート情報S121〜S12M,
……,S1k1〜S1kMと前段のN×Mスケジューラ
110,……,1(k−1)0[N×Mスケジューラ1
(k−1)0は図示せず]が出力する割当済み出力ポー
ト情報S221〜S22M,……,S2(k−1)1〜
S2(k−1)Mとを切替えて割当済み出力ポート情報
S421〜S42M,……,S4k1〜S4kMをN×
Mスケジューラ120,……,1k0に出力する。
【0016】N×Mスケジューラ110,120,…
…,1(k−1)0が出力する割当済み入力ポート情報
S311〜S31N,S321〜S32N,……,S3
(k−1)1〜S3(k−1)Nは後段のN×Mスケジ
ューラ120,……,1k0の割当済み入力ポート情報
S311〜S31N,S321〜S32N,……,S3
(k−1)1〜S3(k−1)Nとして入力される。
【0017】全ての選択回路121〜12M,……,1
k1〜1kMは図示せぬ外部から設定された1つの選択
制御信号によって、外部からの割当済み出力ポート情報
と前段のN×Mスケジューラ110,……,1(k−
1)0が出力する割当済み出力ポート情報とのどちらか
一方を選択する。外部からの割当済み出力ポート情報を
選択する場合には、全ての選択回路121〜12M,…
…,1k1〜1kMが外部からの割当済み出力ポート情
報を選択する。
【0018】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2は本発明の一実施例によるマルチ
モードスケジューラの構成を示すブロック図である。図
2において、本発明の一実施例によるマルチモードスケ
ジューラはN=4、M=4、k=4の場合の構成を示し
ている。また、本発明は割当済み出力ポート情報の接続
に関する発明であるため、スケジューラに入力される入
力インタフェース部からの接続割当要求と接続割当結果
との図示を省略している。
【0019】4×16スケジューラ500は第1の4×
4スケジューラ510と、第2の4×4スケジューラ5
20と、第3の4×4スケジューラ530と、第4の4
×4スケジューラ540と、選択回路521〜524,
531〜534,541〜544とから構成されてい
る。
【0020】選択回路521〜524は外部から入力さ
れる割当済み出力ポート情報S505〜S508と第1
の4×4スケジューラ510が出力する割当済み出力ポ
ート情報S517〜S520とのいずれか一方を選択し
て第2の4×4スケジューラ520の割当済み出力ポー
ト情報S545〜S548として出力する。
【0021】選択回路531〜534は外部から入力さ
れる割当済み出力ポート情報S509〜S512と第2
の4×4スケジューラ520が出力する割当済み出力ポ
ート情報S521〜S524とのいずれか一方を選択し
て第3の4×4スケジューラ530の割当済み出力ポー
ト情報S549〜S552として出力する。
【0022】選択回路541〜544は外部から入力さ
れる割当済み出力ポート情報S513〜S516と第3
の4×4スケジューラ530が出力する割当済み出力ポ
ート情報S525〜S528のいずれか一方を選択して
第4の4×4スケジューラ540の割当済み出力ポート
情報S553〜S556として出力する。
【0023】また、第1の4×4スケジューラ510が
出力する割当済み入力ポート情報S533〜S536は
第2の4×4スケジューラ520の割当済み入力ポート
情報S533〜S536として入力され、第2の4×4
スケジューラ520が出力する割当済み入力ポート情報
S537〜S540は第3の4×4スケジューラ530
の割当済み入力ポート情報S537〜S540として入
力され、第3の4×4スケジューラ530が出力する割
当済み入力ポート情報S541〜S544は第4の4×
4スケジューラ540の割当済み入力ポート情報S54
1〜S544として入力される。
【0024】全ての選択回路521〜524,531〜
534,541〜544は外部から設定される1つの選
択制御信号によって、外部からの割当済み出力ポート情
報と前段の4×4スケジューラからの割当済み出力ポー
ト情報のどちらか一方を選択する。外部からの割当済み
出力ポート情報を選択する場合には、全ての選択回路5
21〜524,531〜534,541〜544が外部
からの割当済み出力ポート情報を選択する。
【0025】図3は本発明の一実施例における第一の動
作モードの論理的構成を示すブロック図である。図3に
おいては本発明の一実施例での第一の動作モードとし
て、選択回路521〜524,531〜534,541
〜544が外部からの割当済み出力ポート情報を選択し
た場合の論理的構成を示している。
【0026】この第一の動作モードの場合、第1の4×
4スケジューラ510は出力ポート#1〜#4宛の接続
割当要求に対する接続割当を行い、第2の4×4スケジ
ューラ520は出力ポート#5〜#8宛の接続割当要求
に対する接続割当を行い、第3の4×4スケジューラ5
30は出力ポート#9〜#12宛の接続割当要求に対す
る接続割当を行い、第4の4×4スケジューラ540は
出力ポート#13〜#16宛の接続割当要求に対する接
続割当を行う。
【0027】第1の4×4スケジューラ510は外部か
ら入力される割当済み出力ポート情報S501〜S50
4を参照し、未割当の出力ポートに対する接続割当を行
う。第1の4×4スケジューラ510は接続割当結果
を、入力された割当済み出力ポート情報S501〜S5
04に反映させ、新たな割当済み出力ポート情報S51
7〜S520を生成して外部に出力するとともに、接続
割当が行われた入力ポートの情報を割当済み入力ポート
情報S533〜S536として第2の4×4スケジュー
ラ520に出力する。
【0028】第2の4×4スケジューラ520は外部か
ら入力される割当済み出力ポート情報S505〜S50
8と第1の4×4スケジューラから入力される割当済み
入力ポート情報S533〜S536とを参照し、未割当
の入力ポート及び出力ポートに対して接続割当を行う。
【0029】第2の4×4スケジューラ520は接続割
当結果を、入力された割当済み出力ポート情報S505
〜S508と割当済み入力ポート情報S533〜S53
6とに反映させ、新たな割当済み出力ポート情報S52
1〜S524を生成して外部に出力するとともに、接続
割当が行われた入力ポートの情報を割当済み入力ポート
情報S537〜S540として第3の4×4スケジュー
ラ530に出力する。
【0030】第3の4×4スケジューラ530は外部か
ら入力される割当済み出力ポート情報S509〜S51
2と第2の4×4スケジューラ520から入力される割
当済み入力ポート情報S537〜S540とを参照し、
未割当の入力ポート及び出力ポートに対して接続割当を
行う。
【0031】第3の4×4スケジューラ530は接続割
当結果を、入力された割当済み出力ポート情報S509
〜S512と割当済み入力ポート情報S537〜S54
0とに反映させ、新たな割当済み出力ポート情報S52
5〜S528を生成して外部に出力するとともに、接続
割当が行われた入力ポートの情報を割当済み入力ポート
情報S541〜S544として第4の4×4スケジュー
ラ540に出力する。
【0032】第4の4×4スケジューラ540は外部か
ら入力される割当済み出力ポート情報S513〜S51
6と第3の4×4スケジューラ530から入力される割
当済み入力ポート情報S541〜S544とを参照し、
未割当の入力ポート及び出力ポートに対して接続割当を
行う。
【0033】第4の4×4スケジューラ540は接続割
当結果を、入力された割当済み出力ポート情報S513
〜S516に反映させ、新たな割当済み出力ポート情報
S529〜S532を生成して外部に出力する。
【0034】図4は本発明の一実施例における第一の動
作モードでのポート数拡張時の論理的構成を示すブロッ
ク図である。図4においては第一の動作モードでポート
数を拡張する場合の論理的構成を示している。尚、図4
において、スケジューラ910,920,930,94
0は図3に示すスケジューラ500に相当する。
【0035】スケジューラ910は入力ポート#1〜#
4からの接続割当要求に対する接続割当を行い、スケジ
ューラ920は入力ポート#5〜#8からの接続割当要
求に対する接続割当を行い、スケジューラ930は入力
ポート#9〜#12からの接続割当要求に対する接続割
当を行い、スケジューラ940は入力ポート#13〜#
16からの接続割当要求に対する接続割当を行う。
【0036】本実施例においてはポート数を拡張するた
めに各スケジューラ910,920,930,940を
パイプライン接続して処理を行い、またスイッチの転送
性能を落とさないように並列処理を行う。
【0037】図5は図4の各スケジューラ910,92
0,930,940の動作を示す図である。図5はFr
amed−RRGS(Framed Round Ro
bin Greedy Scheduling)の動作
を示している。これら図4及び図5を参照して本発明の
一実施例における第一の動作モードでのポート数拡張時
の動作について説明する。
【0038】図4に示す拡張構成は4×16スケジュー
ラを4個パイプライン接続することによって、16×1
6スケジューラを構成する方法を示している。この場
合、それぞれのスケジューラ910,920,930,
940が4×16分のスケジューリングを行う時間を1
タイムスロット(TS)と定義する。
【0039】1TSは本スケジューラ910,920,
930,940とクロスポイントスイッチ(図示せず)
とから構成されるスイッチ部(図示せず)と、複数の入
力インタフェース部(図示せず)と、複数の出力インタ
フェース部(図示せず)とから構成される通信装置にお
いて、入力インタフェース部からクロスポイントスイッ
チを経由して出力インタフェース部にデータを転送する
時間と等しいか、それ以下である。
【0040】図5を見ると、TS5に転送するデータの
スケジューリングは、最初にTS1でスケジューラ91
0が行い、順にTS2でスケジューラ920が、TS3
でスケジューラ930が、TS4でスケジューラ940
がそれぞれ行うことによって完結する。
【0041】同様に、TS6に転送するデータのスケジ
ューリングは、最初にTS1でスケジューラ940が行
い、順にTS2でスケジューラ910が、TS3でスケ
ジューラ920が、TS4でスケジューラ930がそれ
ぞれ行う。以下、同様にしてスケジューリングが行われ
る。
【0042】TS1に着目すると、スケジューラ910
はTS5のスケジューリングを行い、スケジューラ92
0はTS8のスケジューリングを行い、スケジューラ9
30はTS7のスケジューリングを行い、スケジューラ
940はTS6のスケジューリングを行っている。
【0043】他のタイムスロットでも同様に、各スケジ
ューラが異なるタイムスロットのスケジューリングを並
行して行っていることが分かる。4TS時間をかけて、
次のフレームの4TSに転送するデータのスケジューリ
ングを行っていることから、1回のデータ転送のスケジ
ューリングを1TSで行っていることと同等の性能とな
る。
【0044】このFramed−RRGSの動作は一例
であり、RRGSのアルゴリズムも適用可能である。こ
の動作については、例えば電子情報通信学会技術研究報
告(SSE99−121:1999.12.16)に記
載されている。
【0045】前記のように4×4スケジューラとして使
用する場合、4×16スケジューラを1個使用し、出力
ポート#1〜#4宛の接続割当要求のみ入力するように
すればよい。これは出力ポート#5〜#16宛の接続割
当要求をを入力しなければ、接続割当が行われないから
である。
【0046】また、8×8スケジューラを構成する場合
には、4×16スケジューラを2個パイプライン接続
し、出力ポート#1〜#8宛の接続割当要求のみ入力す
るようにすればよい。同様に、12×12のスケジュー
ラを構成する場合も3個の4×16スケジューラをパイ
プライン接続すればよい。同様に、20×16のスケジ
ューラを構成する場合には、5個の4×16スケジュー
ラをパイプライン接続すればよい。このように、N×k
Mスケジューラをj個(j:2以上の整数)パイプライ
ン接続してjN×kMのスケジューラを構成することができ
る。図9は、図4の構成を一般化した構成を示してお
り、第一の動作モードでのポート数拡張時の論理的構成
を一般化したブロック図である。スケジューラ810〜
8j0が図1に示すスケジューラ100に相当する。
【0047】図6は本発明の一実施例における第二の動
作モードの論理的構成を示すブロック図である。図6に
おいては本発明の一実施例での第一の動作モードとし
て、選択回路521〜524,531〜534,541
〜544が前段のスケジューラからの割当済み出力ポー
ト情報を選択した場合の論理的構成を示している。
【0048】第1の4×4スケジューラ510は初段の
スケジューラであるため、入力される割当済み出力ポー
ト情報S30には必ず“0”を入力することになる。し
たがって、他の第2〜第4の4×4スケジューラ52
0,530,540と同様に、第1の4×4スケジュー
ラ510に入力される割当済み出力ポート情報にも選択
回路を設け、第二の動作モードとして使用する場合に4
×16スケジューラ500の内部で固定的に“0”を与
える構成としてもよい。
【0049】第1〜第4の4×4スケジューラ510,
520,530,540各々は出力ポート#1〜#4宛
の接続割当を行うが、各スケジューラが扱う優先クラス
が異なる。
【0050】第1の4×4スケジューラ510は最優先
クラスの接続割当要求に対する接続割当を行い、第2の
4×4スケジューラ520は第2優先クラスの接続割当
要求に対する接続割当を行い、第3の4×4スケジュー
ラ530は第3優先クラスの接続割当要求に対する接続
割当を行い、第4の4×4スケジューラ540は最低優
先クラスの接続割当要求に対する接続割当を行う。
【0051】第1の4×4スケジューラ510は外部か
ら入力される割当済み出力ポート情報S501〜S50
4を参照し、未割当の出力ポートに対する接続割当を行
う。第1の4×4スケジューラ510は接続割当結果
を、入力された割当済み出力ポート情報S501〜S5
04に反映させ、新たな割当済み出力ポート情報S54
5〜S548を生成して出力するとともに、接続割当が
行われた入力ポートの情報を割当済み入力ポート情報S
533〜S536として第2の4×4スケジューラ52
0に出力する。
【0052】第2の4×4スケジューラ520は第1の
4×4スケジューラ510から入力される割当済み出力
ポート情報S545〜S548と割当済み入力ポート情
報S533〜S536とを参照し、未割当の入力ポート
及び出力ポートに対して接続割当を行う。第2の4×4
スケジューラ520は接続割当結果を、入力された割当
済み出力ポート情報S545〜S548と割当済み入力
ポート情報S533〜S536とに反映させ、新たな割
当済み出力ポート情報S549〜S552を生成して出
力するとともに、接続割当が行われた入力ポートの情報
を割当済み入力ポート情報S537〜S540として第
3の4×4スケジューラ530に出力する。
【0053】第3の4×4スケジューラ530は第2の
4×4スケジューラ520から入力される割当済み出力
ポート情報S549〜S552と割当済み入力ポート情
報S537〜S540とを参照し、未割当の入力ポート
及び出力ポートに対して接続割当を行う。第3の4×4
スケジューラ530は接続割当結果を、入力された割当
済み出力ポート情報S549〜S552と割当済み入力
ポート情報S537〜S540とに反映させ、新たな割
当済み出力ポート情報S553〜S556を生成して出
力するとともに、接続割当が行われた入力ポートの情報
を割当済み入力ポート情報S541〜S544として第
4の4×4スケジューラ540に出力する。
【0054】第4の4×4スケジューラ540は第3の
4×4スケジューラ530から入力される割当済み出力
ポート情報S553〜S556と割当済み入力ポート情
報S541〜S544とを参照し、未割当の入力ポート
及び出力ポートに対して接続割当を行う。第4の4×4
スケジューラ540は接続割当結果を、入力された割当
済み出力ポート情報S553〜S556に反映させ、新
たな割当済み出力ポート情報S529〜S532を生成
して外部に出力する。
【0055】図7は本発明の一実施例における第一の動
作モードの動作を説明する図であり、図8は本発明の一
実施例における第二の動作モードの動作を説明する図で
ある。これら図7及び図8を参照して本発明の一実施例
における各動作モードの動作について説明する。
【0056】図7において、入力ポート数4、出力ポー
ト数16のスケジューラに入力される接続割当要求は4
×16のマトリクスで表現される。縦軸が入力ポート、
横軸が出力ポートであり、入力ポートs、出力ポートd
の要素が“1”であれば、入力ポートsから出力ポート
dへの接続割当要求があることを意味する。各スケジュ
ーラ510〜540は4×4であるため、4×16マト
リクスを出力ポート4個単位に4分割し、それぞれのス
ケジューラ510〜540には4×4の接続割当要求マ
トリクスで入力する。
【0057】また、出力される接続割当結果のマトリク
スも同様に定義し、要素が1となっている場所が接続割
当がなされた入力ポート・出力ポートの組を表す。以
下、(s,d)と記述した場合、入力ポートs、出力ポ
ートdに対応するものとする。
【0058】スケジューラ510では入力ポート、出力
ポートとも割当済のポートは存在しないため、入力され
た接続割当要求R21が変更されることなく、スケジュ
ーラ510に入力され、G21に示す接続割当がなされ
たとする。尚、スケジューラ510では任意のスケジュ
ーリングアルゴリズムを採用することができる。
【0059】スケジューラ510で得られる接続割当は
(1,3)であるため、割当済入力ポート情報S21の
入力ポート#1に“1”をセットし、割当済み出力ポー
ト情報S41の出力ポート#3に“1”をセットして出
力する。
【0060】スケジューラ520では入力された割当済
み入力ポート情報S21と割当済み出力ポート情報S3
2とから、入力ポート#1と出力ポート#7とが割当済
みであると判断し、対応するポートの接続割当要求をマ
スクし、残った接続割当要求の割当を行う(G22)。
【0061】スケジューラ520に入力される接続割当
要求R22のマトリクスにおいて太線枠で囲んだ部分が
マスクされる接続割当要求である。スケジューラ520
で得られる接続割当は(4,5)であるため、入力され
た割当済み入力ポート情報S21にこの割当結果を反映
し、入力ポート#4に“1”を追加セットして割当済み
入力ポート情報S22として出力するとともに、また割
当済み出力ポート情報S42の出力ポート#5に“1”
をセットして出力する。
【0062】スケジューラ530では入力された割当済
み入力ポート情報S22と割当済み出力ポート情報S3
3とから、入力ポート#1,#4が割当済みであると判
断し、対応するポートの接続割当要求をマスクし、残っ
た接続割当要求の割当を行う(G23)。
【0063】スケジューラ530に入力される接続割当
要求R23のマトリクスにおいて太線枠で囲んだ部分が
マスクされる接続割当要求である。スケジューラ530
で得られる接続割当は(2,9)であるため、入力され
た割当済み入力ポート情報S22にこの割当結果を反映
し、入力ポート#2に“1”を追加セットして割当済み
入力ポート情報S23として出力するとともに、また割
当済み出力ポート情報S42の出力ポート#9に“1”
をセットして出力する。
【0064】スケジューラ540では入力された割当済
み入力ポート情報S23と割当済み出力ポート情報S3
4とから、入力ポート#1,#2,#4と出力ポート#
13とが割当済みであると判断し、対応するポートの接
続割当要求をマスクし、残った接続割当要求の割当を行
う(G24)。
【0065】スケジューラ540に入力される接続割当
要求R24のマトリクスにおいて太線枠で囲んだ部分が
マスクされる接続割当要求である。スケジューラ540
で得られる接続割当は(3,14)であるため、割当済
み出力ポート情報S42の出力ポート#5に“1”をセ
ットして出力する。また、スケジューラ540は最終段
なので割当済み入力ポート情報の出力はない。
【0066】図8において、優先度の異なる4つのサー
ビスクラスが存在し、各優先クラスの接続割当要求は4
×4のマトリクスで表現される。接続割当要求及び接続
割当結果のマトリクスの定義は第一の動作モードでの説
明と同様である。最優先クラス、第2優先クラス、第3
優先クラス、最低優先クラスの接続割当要求がそれぞれ
スケジューラ510,520,530,540に入力さ
れる。
【0067】スケジューラ510より優先度の高いスケ
ジューラはないため、スケジューラ510に入力される
割当済出力ポート情報S31にはすべて“0”が入力さ
れている。スケジューラ510においては入力ポート、
出力ポートとも割当済みのポートは存在しないため、入
力された割当要求R21が変更されることなく、スケジ
ューラ510に入力され、G21に示す接続割当がなさ
れたとする。
【0068】スケジューラ510で得られる接続割当は
(1,3)であるため、割当済入力ポート情報S21の
入力ポート#1に“1”をセットし、割当済み出力ポー
ト情報S41の出力ポート#3に“1”をセットして出
力する。
【0069】スケジューラ520では入力された割当済
み入力ポート情報S21と割当済み出力ポート情報S4
1とから、入力ポート#1と出力ポート#3とが割当済
みであると判断し、対応するポートの接続割当要求をマ
スクし、残った接続割当要求の割当を行う(G22)。
【0070】スケジューラ520に入力される接続割当
要求R22のマトリクスにおいて太線枠で囲んだ部分が
マスクされる接続割当要求である。スケジューラ520
で得られる接続割当は(4,1)であるため、入力され
た割当済み入力ポート情報S21にこの割当結果を反映
し、入力ポート#4に“1”を追加セットして割当済み
入力ポート情報S22として出力するとともに、また入
力された割当済み出力ポート情報S41にも割当結果を
反映させ、割当済み出力ポート情報S42の出力ポート
#1に“1”をセットして出力する。
【0071】スケジューラ530では入力された割当済
み入力ポート情報S22と割当済み出力ポート情報S4
2とから、入力ポート#1,#4と出力ポート#1,#
3とが割当済みであると判断し、対応するポートの接続
割当要求をマスクし、残った接続割当要求の割当を行う
(G22)。
【0072】スケジューラ530に入力される接続割当
要求R23のマトリクスにおいて太線枠で囲んだ部分が
マスクされる接続割当要求である。スケジューラ530
で得られる接続割当は(2,4)であるため、入力され
た割当済み入力ポート情報S22にこの割当結果を反映
し、入力ポート#2に“1”を追加セットして割当済み
入力ポート情報S23として出力するとともに、また入
力された割当済み出力ポート情報S42にも割当結果を
反映させ、割当済み出力ポート情報S43の出力ポート
#4に“1”をセットして出力する。
【0073】スケジューラ540では入力された割当済
み入力ポート情報S23と割当済み出力ポート情報S3
4とから、入力ポート#1,#2,#4と出力ポート#
1,#3,#4とが割当済みであると判断し、対応する
ポートの接続割当要求をマスクし、残った接続割当要求
の割当を行う(G24)。
【0074】スケジューラ540に入力される接続割当
要求R24のマトリクスにおいて太線枠で囲んだ部分が
マスクされる接続割当要求である。スケジューラ540
で得られる接続割当は(3,2)であるため、入力され
た割当済み出力ポート情報S43に割当結果を反映さ
せ、割当済み出力ポート情報S44の出力ポート#2に
“1”をセットして出力する。スケジューラ540は最
終段なので割当済み入力ポート情報の出力はない。
【0075】スケジューラ510は最初に接続割当を行
うので、このスケジューラ510に入力される最優先ク
ラスの接続割当要求は、第2優先以下のクラスの接続割
当要求の状態に関わらず、優先的に割当が行われる。
【0076】次に、第2優先クラスの接続割当要求は最
優先クラスの接続割当が行われた後に割当を行うため、
最優先クラスと第2優先クラスとで同じポートに対する
接続割当要求があると、そのポートに対する割当は行え
ない。しかしながら、最優先クラスの割当後に未割当と
して残っているポートに対しては、第3優先クラス及び
最低優先クラスよりも先に割当を行うことができる。こ
のように、上位の優先クラスから順に接続割当を行うこ
とで、より上位のクラスの割当機会が大きくなる。
【0077】このように、外部から入力される割当済み
出力ポート情報を、各スケジューラ510,520,5
30,540に入力するように選択回路を制御すると、
ポート数拡張性をもったスケジューラとして使用するこ
とができ、また前段のスケジューラから出力される割当
済み出力ポート情報を次段のスケジューラに入力するよ
うに選択回路を制御すると、複数の優先クラスに対応し
たスケジューラとして使用できる。
【0078】また、本発明の第一の動作モードは、図3
を参照すると、出力ポート#1〜#4が他の出力ポート
に比べて優先的に割り当てが行われることになる。ここ
で、特願平11−282358号に記載の「スケジュー
ラ」の発明を組合わせることによって、4×16スケジ
ューラを構成する各4×4スケジューラ間での接続割当
の公平性が確保できる。
【0079】すなわち、図3において、4×16スケジ
ューラ500を構成する4つの4×4スケジューラ51
0,520,530,540はそれぞれ固定的に、4×
4スケジューラ510は出力ポート#1〜#4、4×4
スケジューラ520は出力ポート#5〜#8、4×4ス
ケジューラ530は出力ポート#9〜#12、4×4ス
ケジューラ540は出力ポート#13〜#16のスケジ
ューリングを行っている。このため、出力ポート#1〜
#4への接続割当要求が最も優先的に割当が行われるこ
とになり、ポート間の割当機会が不公平となっている。
【0080】この不公平を解消するためには、上記の
「スケジューラ」の発明にて提案されている「グループ
シャッフル」という方法が有効である。グループシャッ
フルは各4×4スケジューラ510,520,530,
540が扱うポートをそれぞれグループとして、図5に
示すフレーム毎に入替えるという方法である。この入替
えによって、処理される出力ポートの優先度がフレーム
毎に異なることになり、出力ポート間の割当機会を公平
にすることができる。
【0081】各4×4スケジューラ510,520,5
30,540内の4つの入力ポート及び4つの出力ポー
ト間の公平性については、4×4スケジューラ510,
520,530,540が適用しているアルゴリズムに
依存する。適用しているアルゴリズムがポート間の公平
性を保証しているものであれば問題ないが、公平でない
場合には各4×4スケジューラ510,520,53
0,540内で入力ポート間の入替え及び出力ポート間
の入替えを行うことで、ポート間の割当機会を公平にす
ることができる。
【0082】また、本発明の一実施例における第二の動
作モードでは4×4スケジューラ510が最優先の接続
割当要求を処理し、4×4スケジューラ520が第2優
先の接続割当要求を処理し、4×4スケジューラ530
が第3優先の接続割当要求を処理し、4×4スケジュー
ラ540が最低優先の接続割当要求を処理している。つ
まり、最優先の接続割当要求から順に割当を行うことで
優先制御を行っているため、4つの4×4スケジューラ
510,520,530,540で扱う接続割当要求の
順序を入替えることはできない。
【0083】尚、図1〜図4及び図6では割当済み入力
ポート情報及び割当済み出力ポート情報のみを記載して
いるが、入力インタフェース部からの接続割当要求も合
わせて入力されており、また接続割当結果は入力インタ
フェース部に返送している。図7及び図8には接続割当
要求及び接続割当結果の様子を記載している。
【0084】一方、図4に示すようなパイプライン構成
をとる場合には、特願平11−355382号に記載の
「パケットスイッチ及びパケットスイッチング方法」の
発明を組合わせることによって、各スケジューラ間で接
続割当の公平性を保証することが可能となる。
【0085】すなわち、図4に示す拡張構成を採用した
場合、複数の4×16スケジューラ間で不公平が発生す
る。図5において、スケジューラ910とスケジューラ
920とに着目すると、あるTSに対するスケジューリ
ング順序として、スケジューラ910がスケジューラ9
20よりも先に割当を行うのは4回に3回の割合であ
り、スケジューラ910が扱う入力ポート#1〜#4が
要求した接続割当要求の方が、スケジューラ920が扱
う入力ポート#5〜#8が要求した接続割当要求よりも
優先的に扱われる確率が大きい。
【0086】他の組合わせでも同様であるが、例外は、
スケジューラ910及びスケジューラ930のように等
間隔で配置されている組合わせのみが公平である。この
問題は2つのスケジューラ間だけでなく、3つのスケジ
ューラ間でも同様の不公平が存在する。
【0087】この不公平は各スケジューラ910,92
0,930,940の接続順序が固定であることに起因
する。そこで、接続順序を動的に変更することによっ
て、この不公平を解消する。
【0088】4×16スケジューラが物理的に異なる回
路[FPGA(Field Programmable
Gate Array),ASIC(Applica
tion Specific IC)等]に分割されて
いる場合には上記の「スケジューラ」で行ったようなポ
ートの入替えを行うことができない。これは固定的な配
線によって各回路に入力されるポートが固定になるから
である。
【0089】接続順序は割当済み出力ポートの接続先で
決まるので、この割当済み出力ポート情報の接続先を変
更する。具体的には、図4に示す構成に加えて、4×4
スイッチを用意する。割当済み出力ポート情報を直接次
のスケジューラに転送するのではなく、全ての割当済み
出力ポート情報を4×4スイッチを経由して転送する。
【0090】4×4スイッチは、図5に示すフレーム毎
に接続先を切替えて出力することによって、4×16ス
ケジューラ910,920,930,940間の割当処
理順序を変更する。これによって、入力ポート間の公平
性が保証できる。すなわち、上記の「パケットスイッチ
及びパケットスイッチング方法」の発明の方法を採用す
ることで、上述したような4×16スケジューラ91
0,920,930,940の入力ポート間の公平性を
保証することができる。
【0091】このように、N×kMスケジューラをk個
の機能ブロック(N×Mスケジューラ)から構成し、そ
れぞれのN×Mスケジューラに入力される割当済み出力
ポート情報をN×kMスケジューラの外部から入力され
る情報と、N×kMスケジューラ内の前段のN×Mスケ
ジューラからの情報とを設定によって切替えることで、
ポート数の拡張性が要求されるルータと複数のクラス間
での優先制御が要求されるルータとの双方に対応するこ
とができ、汎用的なスケジューラを実現することができ
る。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、N
個(Nは正の整数)の入力インタフェース部とkM(M
は正の整数、kは2以上の整数)個の出力インタフェー
ス部間のデータ転送を調停するN×kMスケジューラか
らなるマルチモードスケジューラにおいて、N×kMス
ケジューラを構成するk個のN×Mスケジューラと、N
×kMスケジューラの外部から入力される情報と前段の
N×Mスケジューラからの情報とを切替えてN×Mスケ
ジューラに割当済み出力ポート情報として入力するk−
1個の選択手段とを配置し、k−1個の選択手段の切替
動作によってjN×kM(jは2以上の整数)までのス
ケジューラと優先クラスk個のN×Mスケジューラとの
2種類の動作を設定自在に構成することによって、ポー
ト数の拡張性が要求されるルータと複数のクラス間での
優先制御が要求されるルータとの双方に対応することが
でき、汎用的なスケジューラを実現することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるマルチモードスケジ
ューラの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるマルチモードスケジュ
ーラの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例における第一の動作モードの
論理的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例における第一の動作モードで
のポート数拡張時の論理的構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4の各スケジューラの動作を示す図である。
【図6】本発明の一実施例における第二の動作モードの
論理的構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施例における第一の動作モードの
動作を説明する図である。
【図8】本発明の一実施例における第二の動作モードの
動作を説明する図である。
【図9】本発明の一実施例における第一の動作モードで
のポート数拡張時の論理的構成を一般化したブロック図
である。
【符号の説明】
100 N×kMスケジューラ 110〜1k0 N×Mスケジューラ 121〜12M,1k1〜1kM,521〜524,5
31〜534,541〜544 選択回路 500 4×16スケジューラ 510,520,530,540 4×4スケジューラ 810,820〜8j0 N×kMスケジュー
ラ 910,920,930,940 4×16スケジュー

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個(Nは正の整数)の入力インタフェ
    ース部とkM(Mは正の整数、kは2以上の整数)個の
    出力インタフェース部間のデータ転送を調停するN×k
    Mスケジューラからなるマルチモードスケジューラであ
    って、前記N×kMスケジューラを構成するk個のN×
    Mスケジューラと、前記N×kMスケジューラの外部か
    ら入力される割当済み出力ポート情報と前段のN×Mス
    ケジューラからの情報とを切替えて前記N×Mスケジュ
    ーラに割当済み出力ポート情報として入力するk−1個
    の選択手段とを有し、前記k−1個の選択手段の切替動
    作によってjN×kM(jは2以上の整数)までのスケ
    ジューラと、優先クラスk個のN×Mスケジューラとの
    2種類の動作を設定自在に構成したことを特徴とするマ
    ルチモードスケジューラ。
  2. 【請求項2】 外部から入力される割当済み出力ポート
    情報を使用する場合に前記N×kMスケジューラをj個
    接続してjN×kMのスケジューラを構成するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のマルチモードスケジ
    ューラ。
  3. 【請求項3】 前記k−1個の選択手段各々は、前記外
    部から入力される割当済み出力ポート情報を使用する際
    に前記外部から入力される割当済み出力ポート情報を選
    択するよう構成したことを特徴とする請求項2記載のマ
    ルチモードスケジューラ。
  4. 【請求項4】 前記N×kMスケジューラをj個パイプ
    ライン接続してjN×kMのスケジューラを構成するよ
    うにしたことを特徴とする請求項2または請求項3記載
    のマルチモードスケジューラ。
  5. 【請求項5】 前記前段のN×Mスケジューラからの情
    報を使用する場合に前記N×kMスケジューラを単独で
    使用してk個の優先クラスを持つN×Mスケジューラと
    して構成するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のマルチモードスケジューラ。
  6. 【請求項6】 前記k−1個の選択手段各々は、前記N
    ×kMスケジューラを単独で使用する際に前記前段のN
    ×Mスケジューラからの情報を選択するよう構成したこ
    とを特徴とする請求項5記載のマルチモードスケジュー
    ラ。
  7. 【請求項7】 前記N個の入力インタフェース部各々
    は、受信データを宛先の出力インタフェース部毎に蓄積
    するVOQ(Virtual OutputQueu
    e)バッファを含むことを特徴とする請求項1から請求
    項6のいずれか記載のマルチモードスケジューラ。
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