JP3484352B2 - 呼処理用アドレス変換方法および装置 - Google Patents
呼処理用アドレス変換方法および装置Info
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- JP3484352B2 JP3484352B2 JP24037898A JP24037898A JP3484352B2 JP 3484352 B2 JP3484352 B2 JP 3484352B2 JP 24037898 A JP24037898 A JP 24037898A JP 24037898 A JP24037898 A JP 24037898A JP 3484352 B2 JP3484352 B2 JP 3484352B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、Anycastアドレス
接続に代表されるような等しいアドレスを持つ装置がネ
ットワーク内に複数存在し、かつサービスを受けるため
にネットワーク内の端末がアクセスする上記の装置が一
意に決定されていなければならない場合に、特定の装置
に対してSVCコネクションを確立するための呼設定要求
メッセージの着信側アドレスを別のATMアドレスに変換
することで、ネットワーク内の各端末に特定装置のアド
レス通知を行う必要なしに、特定装置へ一意に接続する
ことを可能にすると共に、接続装置が故障した場合に別
の装置を選択してコネクションを確立するための呼処理
用アドレス変換方法及びその装置に関するものである。
接続に代表されるような等しいアドレスを持つ装置がネ
ットワーク内に複数存在し、かつサービスを受けるため
にネットワーク内の端末がアクセスする上記の装置が一
意に決定されていなければならない場合に、特定の装置
に対してSVCコネクションを確立するための呼設定要求
メッセージの着信側アドレスを別のATMアドレスに変換
することで、ネットワーク内の各端末に特定装置のアド
レス通知を行う必要なしに、特定装置へ一意に接続する
ことを可能にすると共に、接続装置が故障した場合に別
の装置を選択してコネクションを確立するための呼処理
用アドレス変換方法及びその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】Anycast アドレスは本来、ネットワーク
内に等しいアドレスを持つサーバなどが複数存在する場
合、それらのうち任意の一つを選択して接続する方式で
ある。従来のAnycast アドレスへの接続では、アドレス
そのものは既に決められた値を用いているため、接続は
ネットワーク内のルーチングに依存していた。
内に等しいアドレスを持つサーバなどが複数存在する場
合、それらのうち任意の一つを選択して接続する方式で
ある。従来のAnycast アドレスへの接続では、アドレス
そのものは既に決められた値を用いているため、接続は
ネットワーク内のルーチングに依存していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、複数の等しい
アドレスを持つ装置群のうち、ある特定の装置に接続し
ようとしても、その途中にあるスイッチや回線で故障が
発生している場合には、リルーチングが行われることに
なり、ルーチングによってはネットワーク内の各端末が
接続する装置は異なるものとなることがある。そのた
め、ネットワーク内の特定の装置にアクセスすることは
不可能であった。
アドレスを持つ装置群のうち、ある特定の装置に接続し
ようとしても、その途中にあるスイッチや回線で故障が
発生している場合には、リルーチングが行われることに
なり、ルーチングによってはネットワーク内の各端末が
接続する装置は異なるものとなることがある。そのた
め、ネットワーク内の特定の装置にアクセスすることは
不可能であった。
【０００４】本発明の目的は、上記従来技術の課題に鑑
み、ネットワーク内の端末がネットワーク内でAnycast
アドレスへの接続を行う場合、装置を一意に選択して接
続することが可能となり、また、各端末は接続したい装
置のアドレスを知る必要がなく、Anycastアドレスを指
定することで自分が接続を希望とする装置へアクセスす
ることができる呼処理用アドレス変換方法及び装置を提
供することにある。
み、ネットワーク内の端末がネットワーク内でAnycast
アドレスへの接続を行う場合、装置を一意に選択して接
続することが可能となり、また、各端末は接続したい装
置のアドレスを知る必要がなく、Anycastアドレスを指
定することで自分が接続を希望とする装置へアクセスす
ることができる呼処理用アドレス変換方法及び装置を提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、情報送信要求が発生してから相手先までの
コネクションを確立して通信を行う通信システム内の交
換機において、図１に示す如く、受信した呼設定要求メ
ッセージの着アドレスの変換を行うか否かを判定する分
岐条件判定部(104)と、メッセージの着アドレスを変換
するアドレス変換機能部(102)と、受信したメッセージ
の着アドレスの変換アドレスを示すアドレス変換テーブ
ル(103)を具備し、分岐条件判定部(104)はアドレス変換
テーブル(103)を参照し、アドレス変換テーブル(103)に
受信した呼設定要求メッセージの着アドレスと一致する
ものが存在しない場合には何も処理を行わず、アドレス
変換テーブル(103)に受信した呼設定要求メッセージの
着アドレスと一致するものが存在する場合には、呼設定
要求メッセージとそれに含まれる着アドレスに対する変
換アドレスをアドレス変換機能部(102)に送り、アドレ
ス変換機能部(102)では、送られてきたメッセージの着
アドレスを同じく送られてきた変換アドレスに書き換え
るようにした。
決するため、情報送信要求が発生してから相手先までの
コネクションを確立して通信を行う通信システム内の交
換機において、図１に示す如く、受信した呼設定要求メ
ッセージの着アドレスの変換を行うか否かを判定する分
岐条件判定部(104)と、メッセージの着アドレスを変換
するアドレス変換機能部(102)と、受信したメッセージ
の着アドレスの変換アドレスを示すアドレス変換テーブ
ル(103)を具備し、分岐条件判定部(104)はアドレス変換
テーブル(103)を参照し、アドレス変換テーブル(103)に
受信した呼設定要求メッセージの着アドレスと一致する
ものが存在しない場合には何も処理を行わず、アドレス
変換テーブル(103)に受信した呼設定要求メッセージの
着アドレスと一致するものが存在する場合には、呼設定
要求メッセージとそれに含まれる着アドレスに対する変
換アドレスをアドレス変換機能部(102)に送り、アドレ
ス変換機能部(102)では、送られてきたメッセージの着
アドレスを同じく送られてきた変換アドレスに書き換え
るようにした。
【０００６】また、図２に示す如く、受信した呼設定要
求メッセージの着アドレスの変換を行うか否かを判定す
る分岐条件判定部(204)と、メッセージの着アドレスを
変換するアドレス変換機能部(202)と、受信したメッセ
ージの着アドレスの変換アドレスを示すアドレス変換テ
ーブル(203)と、呼設定要求メッセージの送信先を決定
するルーチング処理部(206)を具備し、受信した呼設定
要求メッセージが分岐条件判定部(204)に送られ、分岐
条件判定部(204)はアドレス変換テーブル(203)を参照
し、アドレス変換テーブル(203)に受信した呼設定要求
メッセージの着アドレスと一致するものが存在しない場
合には、そのまま呼設定要求メッセージをルーチング処
理部(206)に送り、アドレス変換テーブル(203)に受信し
た呼設定要求メッセージの着アドレスと一致するものが
存在する場合には、呼設定要求メッセージとそれに含ま
れる着アドレスに対する変換アドレスをアドレス変換機
能部(202)に送り、アドレス変換機能部(202)では、送ら
れてきたメッセージの着アドレスを同じく送られてきた
変換アドレスに書き換え、そのメッセージをルーチング
処理部(206)に送るようにした。
求メッセージの着アドレスの変換を行うか否かを判定す
る分岐条件判定部(204)と、メッセージの着アドレスを
変換するアドレス変換機能部(202)と、受信したメッセ
ージの着アドレスの変換アドレスを示すアドレス変換テ
ーブル(203)と、呼設定要求メッセージの送信先を決定
するルーチング処理部(206)を具備し、受信した呼設定
要求メッセージが分岐条件判定部(204)に送られ、分岐
条件判定部(204)はアドレス変換テーブル(203)を参照
し、アドレス変換テーブル(203)に受信した呼設定要求
メッセージの着アドレスと一致するものが存在しない場
合には、そのまま呼設定要求メッセージをルーチング処
理部(206)に送り、アドレス変換テーブル(203)に受信し
た呼設定要求メッセージの着アドレスと一致するものが
存在する場合には、呼設定要求メッセージとそれに含ま
れる着アドレスに対する変換アドレスをアドレス変換機
能部(202)に送り、アドレス変換機能部(202)では、送ら
れてきたメッセージの着アドレスを同じく送られてきた
変換アドレスに書き換え、そのメッセージをルーチング
処理部(206)に送るようにした。
【０００７】また、図３に示す如く、受信した呼設定要
求メッセージの着アドレスの変換を行うか否かを判定す
る分岐条件判定部(304)と、メッセージの着アドレスを
変換するアドレス変換機能部(302)と、受信したメッセ
ージの着アドレスの変換アドレスを示すアドレス変換テ
ーブル(303)と、呼設定要求メッセージの送信先を決定
するルーチング処理部(306)を具備し、ルーチングより
出力先の決定した呼設定要求メッセージがルーチング処
理部(306)から分岐条件判定部(304)に送られ、分岐条件
判定部(304)はアドレス変換テーブル(303)を参照し、ア
ドレス変換テーブル(303)に受信した呼設定要求メッセ
ージの着アドレスと一致するものが存在しない場合に
は、そのまま呼設定要求メッセージをルーチング処理部
(306)に送り、アドレス変換テーブル(303)に受信した呼
設定要求メッセージの着アドレスと一致するものが存在
する場合には、呼設定要求メッセージとそれに含まれる
着アドレスに対する変換アドレスをアドレス変換機能部
(302)に送り、アドレス変換機能部(302)では、送られて
きたメッセージの着アドレスを同じく送られてきた変換
アドレスに書き換えて送出するようにした。
求メッセージの着アドレスの変換を行うか否かを判定す
る分岐条件判定部(304)と、メッセージの着アドレスを
変換するアドレス変換機能部(302)と、受信したメッセ
ージの着アドレスの変換アドレスを示すアドレス変換テ
ーブル(303)と、呼設定要求メッセージの送信先を決定
するルーチング処理部(306)を具備し、ルーチングより
出力先の決定した呼設定要求メッセージがルーチング処
理部(306)から分岐条件判定部(304)に送られ、分岐条件
判定部(304)はアドレス変換テーブル(303)を参照し、ア
ドレス変換テーブル(303)に受信した呼設定要求メッセ
ージの着アドレスと一致するものが存在しない場合に
は、そのまま呼設定要求メッセージをルーチング処理部
(306)に送り、アドレス変換テーブル(303)に受信した呼
設定要求メッセージの着アドレスと一致するものが存在
する場合には、呼設定要求メッセージとそれに含まれる
着アドレスに対する変換アドレスをアドレス変換機能部
(302)に送り、アドレス変換機能部(302)では、送られて
きたメッセージの着アドレスを同じく送られてきた変換
アドレスに書き換えて送出するようにした。
【０００８】また、図４に示す如く、受信した呼設定要
求メッセージの着アドレスの変換を行うか否かを判定す
る分岐条件判定部(404)と、メッセージの着アドレスを
変換するアドレス変換機能部(402)と、受信したメッセ
ージの着アドレスの変換アドレスを示すアドレス変換テ
ーブル(403)と、呼設定要求メッセージの送信先を決定
するルーチング処理部(406)と、交換機のポート状態な
どを監視しているリソース監視部(407)を具備し、受信
した呼設定要求メッセージが分岐条件判定部(404)に送
られ、分岐条件判定部(404)はアドレス変換テーブル(40
3)を参照し、同時にリソース管理部(407)からポートの
異常情報を収集し、アドレス変換テーブル(403)に受信
した呼設定要求メッセージの着アドレスと一致するもの
が存在しない場合およびアドレス変換を必要とする特定
ポートでの異常が検出されない場合には、そのまま呼設
定要求メッセージをルーチング処理部(406)に送り、ア
ドレス変換テーブル(403)に受信した呼設定要求メッセ
ージの着アドレスと一致するものが存在する場合または
ポート異常によりアドレス変換を行う必要があるポート
での異常を検出した場合には、呼設定要求メッセージと
それに含まれる着アドレスに対する変換アドレスをアド
レス変換機能部(402)に送り、アドレス変換機能部(402)
では、送られてきたメッセージの着アドレスを同じく送
られてきた変換アドレスに書き換え、そのメッセージを
ルーチング処理部(406)に送るようにした。
求メッセージの着アドレスの変換を行うか否かを判定す
る分岐条件判定部(404)と、メッセージの着アドレスを
変換するアドレス変換機能部(402)と、受信したメッセ
ージの着アドレスの変換アドレスを示すアドレス変換テ
ーブル(403)と、呼設定要求メッセージの送信先を決定
するルーチング処理部(406)と、交換機のポート状態な
どを監視しているリソース監視部(407)を具備し、受信
した呼設定要求メッセージが分岐条件判定部(404)に送
られ、分岐条件判定部(404)はアドレス変換テーブル(40
3)を参照し、同時にリソース管理部(407)からポートの
異常情報を収集し、アドレス変換テーブル(403)に受信
した呼設定要求メッセージの着アドレスと一致するもの
が存在しない場合およびアドレス変換を必要とする特定
ポートでの異常が検出されない場合には、そのまま呼設
定要求メッセージをルーチング処理部(406)に送り、ア
ドレス変換テーブル(403)に受信した呼設定要求メッセ
ージの着アドレスと一致するものが存在する場合または
ポート異常によりアドレス変換を行う必要があるポート
での異常を検出した場合には、呼設定要求メッセージと
それに含まれる着アドレスに対する変換アドレスをアド
レス変換機能部(402)に送り、アドレス変換機能部(402)
では、送られてきたメッセージの着アドレスを同じく送
られてきた変換アドレスに書き換え、そのメッセージを
ルーチング処理部(406)に送るようにした。
【０００９】さらにまた、図５に示す如く、受信した呼
設定要求メッセージの着アドレスの変換を行うか否かを
判定する分岐条件判定部(504)と、メッセージの着アド
レスを変換するアドレス変換機能部(502)と、受信した
メッセージの着アドレスの変換アドレスを示すアドレス
変換テーブル(503)と、呼設定要求メッセージの送信先
を決定するルーチング処理部(506)と、交換機のポート
状態などを監視しているリソース監視部(507)を具備
し、ルーチングにより出力先の決定した呼設定要求メッ
セージがルーチング処理部(506)から分岐条件判定部(50
4)に送られ、分岐条件判定部(504)はアドレス変換テー
ブル(503)を参照し、同時にリソース管理部(507)からポ
ートの異常情報を取得し、アドレス変換テーブル(503)
に受信した呼設定要求メッセージの着アドレスと一致す
るものが存在しない場合およびアドレス変換を必要とす
る特定ポートでの異常が検出されない場合には、そのま
ま呼設定要求メッセージを送信し、アドレス変換テーブ
ル(503)に受信した呼設定要求メッセージの着アドレス
と一致するものが存在する場合またはポート異常により
アドレス変換を行う必要があるポートでの異常を検出し
た場合には、呼設定要求メッセージとそれに含まれる着
アドレスに対する変換アドレスをアドレス変換機能部(5
02)に送り、アドレス変換機能部(502)では、送られてき
たメッセージの着アドレスを同じく送られてきた変換ア
ドレスに書き換えて送出するようにした。
設定要求メッセージの着アドレスの変換を行うか否かを
判定する分岐条件判定部(504)と、メッセージの着アド
レスを変換するアドレス変換機能部(502)と、受信した
メッセージの着アドレスの変換アドレスを示すアドレス
変換テーブル(503)と、呼設定要求メッセージの送信先
を決定するルーチング処理部(506)と、交換機のポート
状態などを監視しているリソース監視部(507)を具備
し、ルーチングにより出力先の決定した呼設定要求メッ
セージがルーチング処理部(506)から分岐条件判定部(50
4)に送られ、分岐条件判定部(504)はアドレス変換テー
ブル(503)を参照し、同時にリソース管理部(507)からポ
ートの異常情報を取得し、アドレス変換テーブル(503)
に受信した呼設定要求メッセージの着アドレスと一致す
るものが存在しない場合およびアドレス変換を必要とす
る特定ポートでの異常が検出されない場合には、そのま
ま呼設定要求メッセージを送信し、アドレス変換テーブ
ル(503)に受信した呼設定要求メッセージの着アドレス
と一致するものが存在する場合またはポート異常により
アドレス変換を行う必要があるポートでの異常を検出し
た場合には、呼設定要求メッセージとそれに含まれる着
アドレスに対する変換アドレスをアドレス変換機能部(5
02)に送り、アドレス変換機能部(502)では、送られてき
たメッセージの着アドレスを同じく送られてきた変換ア
ドレスに書き換えて送出するようにした。
【００１０】本発明によれば、ここで説明したアドレス
変換を用いた迂回機能つきAnycastアドレス接続方式で
は、途中の交換機や回線が故障していた場合でも、ネッ
トワーク内の各端末がその故障を意識することなく、ア
クセスするAnycastアドレスを持つ装置を一意に決定す
ることができる。
変換を用いた迂回機能つきAnycastアドレス接続方式で
は、途中の交換機や回線が故障していた場合でも、ネッ
トワーク内の各端末がその故障を意識することなく、ア
クセスするAnycastアドレスを持つ装置を一意に決定す
ることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の一実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【００１２】図６は、LANエルミュレーション(LANE)サ
ービスを提供しているATMネットワークで、サーバの二
重化構成を持つ場合のサーバ接続方法を示したものであ
る。サーバ二重化では、一方のサーバAが通常動作する
サーバ（以後メインサーバ）となり、もう一方のサーバ
BはCold#SBY系（以後予備サーバ）となってメインサー
バへの接続が不可能となった場合にのみサーバとして動
作する。また、端末のサーバへの接続には、wellknown
アドレスと呼ばれるAnycast接続用の特殊アドレスを使
用している。
ービスを提供しているATMネットワークで、サーバの二
重化構成を持つ場合のサーバ接続方法を示したものであ
る。サーバ二重化では、一方のサーバAが通常動作する
サーバ（以後メインサーバ）となり、もう一方のサーバ
BはCold#SBY系（以後予備サーバ）となってメインサー
バへの接続が不可能となった場合にのみサーバとして動
作する。また、端末のサーバへの接続には、wellknown
アドレスと呼ばれるAnycast接続用の特殊アドレスを使
用している。
【００１３】サーバのwellknownアドレス宛てに端末が
送信した呼設定要求メッセージを受信した各交換機SW(S
W1、SW2)は、そのメッセージをまず分岐条件判定部(70
4)へ送り、アドレス変換テーブル(703)を参照して、メ
ッセージ内の着アドレス(470079000000000000000000000
0a03e00000100)を変換するべきかどうかを判断する。変
換する場合には、受信した呼設定要求メッセージおよび
変換後の着アドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA00000
000000100)をアドレス変換機能部(702)に送り、アドレ
ス変換機能部(702)では、送られてきた呼設定要求メッ
セージの着アドレスを、同じく送られてきた変換後アド
レスに置き換える(7-1)。そして、着アドレスの変換さ
れた呼設定要求メッセージをルーチング処理部(706)に
送る。次に、着アドレスが(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
A00000000000100)の呼設定要求メッセージを受信したSW
1では、この着アドレスをwellknownアドレス(470079000
0000000000000000000a03e00000100)に置き換えて(7-
2)、メインサーバAへと送信する。
送信した呼設定要求メッセージを受信した各交換機SW(S
W1、SW2)は、そのメッセージをまず分岐条件判定部(70
4)へ送り、アドレス変換テーブル(703)を参照して、メ
ッセージ内の着アドレス(470079000000000000000000000
0a03e00000100)を変換するべきかどうかを判断する。変
換する場合には、受信した呼設定要求メッセージおよび
変換後の着アドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA00000
000000100)をアドレス変換機能部(702)に送り、アドレ
ス変換機能部(702)では、送られてきた呼設定要求メッ
セージの着アドレスを、同じく送られてきた変換後アド
レスに置き換える(7-1)。そして、着アドレスの変換さ
れた呼設定要求メッセージをルーチング処理部(706)に
送る。次に、着アドレスが(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
A00000000000100)の呼設定要求メッセージを受信したSW
1では、この着アドレスをwellknownアドレス(470079000
0000000000000000000a03e00000100)に置き換えて(7-
2)、メインサーバAへと送信する。
【００１４】図７は、LANEサーバ二重化構成のATMネッ
トワークにおいて、メインサーバAへの接続が不可能と
なった場合の各端末1,2の予備サーバBへの接続方法を示
したものである。図６の(7-1)と同様に、まず各々の交
換機SWは受信した呼設定要求メッセージの着アドレスが
wellknownアドレス(4700790000000000000000000000a03e
00000100)であった場合、そのアドレスを交換機SW1のpr
efixを含んだアドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA000
00000000100)に変換する(8-1)。
トワークにおいて、メインサーバAへの接続が不可能と
なった場合の各端末1,2の予備サーバBへの接続方法を示
したものである。図６の(7-1)と同様に、まず各々の交
換機SWは受信した呼設定要求メッセージの着アドレスが
wellknownアドレス(4700790000000000000000000000a03e
00000100)であった場合、そのアドレスを交換機SW1のpr
efixを含んだアドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA000
00000000100)に変換する(8-1)。
【００１５】次に、着アドレスの変換された呼設定要求
メッセージを持ったり、あるいはメッセージを受信した
交換機SW1は、そのメッセージを分岐条件判定部(704)に
送り、分岐条件判定部(804)では、アドレス変換テーブ
ル(803)リソース管理部(807)とのやりとりによってメッ
セージの送信が不可能なことを認識すると、予備サーバ
Bへメッセージを転送するように、アドレス変換処理部
(802)で、一旦変換した着アドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAA
AAAAAAAA00000000000100)を交換機SW2のprefixを持つア
ドレス(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB00000000000100)に
更に変換して、ルーチング処理部(806)を経由して設定
要求メッセージを予備サーバBに送信する(8-2)。予備サ
ーバBに対する呼設定要求メッセージを受信した交換機S
W2は、ルーチング処理部(806)を経由して受信した呼設
定要求メッセージを分岐条件判定部(804)に送り、ここ
でアドレス変換テーブル(803)を参照して、メッセージ
の着アドレス(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB00000000000
100)をwellknownアドレス(47007900000000000000000000
00a03e00000100)に変換し(8-3)、予備サーバBへ呼設定
要求メッセージを送信する。
メッセージを持ったり、あるいはメッセージを受信した
交換機SW1は、そのメッセージを分岐条件判定部(704)に
送り、分岐条件判定部(804)では、アドレス変換テーブ
ル(803)リソース管理部(807)とのやりとりによってメッ
セージの送信が不可能なことを認識すると、予備サーバ
Bへメッセージを転送するように、アドレス変換処理部
(802)で、一旦変換した着アドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAA
AAAAAAAA00000000000100)を交換機SW2のprefixを持つア
ドレス(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB00000000000100)に
更に変換して、ルーチング処理部(806)を経由して設定
要求メッセージを予備サーバBに送信する(8-2)。予備サ
ーバBに対する呼設定要求メッセージを受信した交換機S
W2は、ルーチング処理部(806)を経由して受信した呼設
定要求メッセージを分岐条件判定部(804)に送り、ここ
でアドレス変換テーブル(803)を参照して、メッセージ
の着アドレス(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB00000000000
100)をwellknownアドレス(47007900000000000000000000
00a03e00000100)に変換し(8-3)、予備サーバBへ呼設定
要求メッセージを送信する。
【００１６】図８は、LANEサーバ二重化構成のATMネッ
トワークにおいて、メインサーバAを接続した交換機SW1
が故障した場合に、交換機SW2に収容されている端末2が
予備サーバBへ接続する方法を示したものである。この
場合、まず交換機SW2では、端末2から受信したwellknow
nアドレス(4700790000000000000000000000a03e0000010
0)を着アドレスに含む呼設定要求メッセージを受信する
と、それを分岐条件判定部(904)に送り、分岐条件判定
部(904)ではアドレス変換テーブル(903)を参照して、変
換後のアドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA000000000
00100)を検出し、このアドレスとメッセージをアドレス
変換機能部(902)に送る。
トワークにおいて、メインサーバAを接続した交換機SW1
が故障した場合に、交換機SW2に収容されている端末2が
予備サーバBへ接続する方法を示したものである。この
場合、まず交換機SW2では、端末2から受信したwellknow
nアドレス(4700790000000000000000000000a03e0000010
0)を着アドレスに含む呼設定要求メッセージを受信する
と、それを分岐条件判定部(904)に送り、分岐条件判定
部(904)ではアドレス変換テーブル(903)を参照して、変
換後のアドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA000000000
00100)を検出し、このアドレスとメッセージをアドレス
変換機能部(902)に送る。
【００１７】アドレス変換機能部(902)では、送られて
きたメッセージの着アドレスを、同じく送られてきた変
換後アドレスに変換する(9-1)。ここで、再度アドレス
の変換された呼設定要求メッセージを、分岐条件判定部
(904)に送り、分岐条件判定部(904)では、今度はリソー
ス管理部(907)とやりとりして、送信ポートの先で異常
が起こっていることを検出する。
きたメッセージの着アドレスを、同じく送られてきた変
換後アドレスに変換する(9-1)。ここで、再度アドレス
の変換された呼設定要求メッセージを、分岐条件判定部
(904)に送り、分岐条件判定部(904)では、今度はリソー
ス管理部(907)とやりとりして、送信ポートの先で異常
が起こっていることを検出する。
【００１８】そして、分岐条件判定部(904)は再度アド
レス変換テーブル(903)を参照し、変換したアドレス(39
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA00000000000100)に対する変
換アドレス(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB0000000000010
0)を見つけ出し、メッセージと変換アドレスをアドレス
変換機能部(902)に送る。アドレス変換機能部(902)では
再度着アドレスを(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA0000000
0000100)から(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB00000000000
100)へと変換し(9-2)、メッセージをルーチング処理部
(906)へと送る。
レス変換テーブル(903)を参照し、変換したアドレス(39
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA00000000000100)に対する変
換アドレス(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB0000000000010
0)を見つけ出し、メッセージと変換アドレスをアドレス
変換機能部(902)に送る。アドレス変換機能部(902)では
再度着アドレスを(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA0000000
0000100)から(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB00000000000
100)へと変換し(9-2)、メッセージをルーチング処理部
(906)へと送る。
【００１９】ルーチング処理を行ってから、再びメッセ
ージを分岐条件判定部(904)へ送り、分岐条件判定部(90
4)はアドレス変換テーブル(903)を参照し、メッセージ
の着アドレスをwellknownアドレスに変換するために、
アドレス変換機能部(902)に対してメッセージと変換ア
ドレス (4700790000000000000000000000a03e00000100)
をアドレス変換機能部(902)に送り、ここで着アドレス
を(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB00000000000100)から(4
700790000000000000000000000a03e00000100)に変換し(9
-3)、呼設定要求メッセージを予備サーバBに送信する。
ージを分岐条件判定部(904)へ送り、分岐条件判定部(90
4)はアドレス変換テーブル(903)を参照し、メッセージ
の着アドレスをwellknownアドレスに変換するために、
アドレス変換機能部(902)に対してメッセージと変換ア
ドレス (4700790000000000000000000000a03e00000100)
をアドレス変換機能部(902)に送り、ここで着アドレス
を(39BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB00000000000100)から(4
700790000000000000000000000a03e00000100)に変換し(9
-3)、呼設定要求メッセージを予備サーバBに送信する。
【００２０】図９は、LANEサーバがネットワークに複数
存在し、かつそれぞれのサーバがACT系として動作して
おり、それぞれの管理エリアが異なる場合、故障の発生
したネットワーク上で端末が目的のサーバへ迂回接続す
る方法を示したものである。LANEを行う端末1と端末2は
それぞれサーバ#1、サーバ#2に接続してLANEサービスを
受ける。ここでは、サーバ#1の管理エリアに存在する端
末1の、サーバへの呼設定要求メッセージに着目する。
存在し、かつそれぞれのサーバがACT系として動作して
おり、それぞれの管理エリアが異なる場合、故障の発生
したネットワーク上で端末が目的のサーバへ迂回接続す
る方法を示したものである。LANEを行う端末1と端末2は
それぞれサーバ#1、サーバ#2に接続してLANEサービスを
受ける。ここでは、サーバ#1の管理エリアに存在する端
末1の、サーバへの呼設定要求メッセージに着目する。
【００２１】まず、交換機SW3は、端末1から送信された
サーバへの呼設定要求メッセージを受信すると、そのメ
ッセージを分岐条件判定部(004)に送る。分岐条件判定
部(004)では、アドレス変換テーブル(003)を参照し、着
アドレス(4700790000000000000000000000a03e00000100)
に対応する変換アドレスを見つける。そして、メッセー
ジと変換アドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA0000000
0000100)をアドレス変換機能部(002)に送る。アドレス
変換機能部(002)では、受信したメッセージの着アドレ
スを、同じく受け取った変換アドレスに変換し(10-1)、
ルーチング処理部(006)に送る。
サーバへの呼設定要求メッセージを受信すると、そのメ
ッセージを分岐条件判定部(004)に送る。分岐条件判定
部(004)では、アドレス変換テーブル(003)を参照し、着
アドレス(4700790000000000000000000000a03e00000100)
に対応する変換アドレスを見つける。そして、メッセー
ジと変換アドレス(39AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA0000000
0000100)をアドレス変換機能部(002)に送る。アドレス
変換機能部(002)では、受信したメッセージの着アドレ
スを、同じく受け取った変換アドレスに変換し(10-1)、
ルーチング処理部(006)に送る。
【００２２】ここで、交換機SW1と交換機SW3の間の回線
で故障が発生したとすると、交換機SW3はサーバ#1に接
続するための通常のルートを使用できないため、交換機
SW3のルーティング処理部(006)は交換機SW1へのルート
として、交換機SW4を経由する別のルート（迂回ルー
ト）を選択する。この図では、交換機SW4及びSW2を経由
する接続方法となっている。このとき、端末1が送信し
た呼設定要求メッセージの着アドレスが変換されている
ため、サーバ#1とサーバ#2へのアドレスとして同じwell
knownアドレスを使用していても、端末1の呼設定要求メ
ッセージはSW2のサーバ#2ではなく、交換機SW1の方へ送
信される。交換機SW1では、ルーチング処理部(006)を経
由して受信したメッセージを分岐条件判定部(004)に送
る。
で故障が発生したとすると、交換機SW3はサーバ#1に接
続するための通常のルートを使用できないため、交換機
SW3のルーティング処理部(006)は交換機SW1へのルート
として、交換機SW4を経由する別のルート（迂回ルー
ト）を選択する。この図では、交換機SW4及びSW2を経由
する接続方法となっている。このとき、端末1が送信し
た呼設定要求メッセージの着アドレスが変換されている
ため、サーバ#1とサーバ#2へのアドレスとして同じwell
knownアドレスを使用していても、端末1の呼設定要求メ
ッセージはSW2のサーバ#2ではなく、交換機SW1の方へ送
信される。交換機SW1では、ルーチング処理部(006)を経
由して受信したメッセージを分岐条件判定部(004)に送
る。
【００２３】ここで、アドレス変換テーブル(003)を参
照し、受信したメッセージの着アドレス(39AAAAAAAAAAA
AAAAAAAAAAAAA00000000000100)に対する変換アドレス(4
700790000000000000000000000a03e00000100)を検出す
る。そして、メッセージと変換アドレスをアドレス変換
機能部(002)に送り、アドレス変換機能部(002)では受信
したメッセージの着アドレスをwellknownアドレスに変
換し(10-2)、サーバ#1に送信する。
照し、受信したメッセージの着アドレス(39AAAAAAAAAAA
AAAAAAAAAAAAA00000000000100)に対する変換アドレス(4
700790000000000000000000000a03e00000100)を検出す
る。そして、メッセージと変換アドレスをアドレス変換
機能部(002)に送り、アドレス変換機能部(002)では受信
したメッセージの着アドレスをwellknownアドレスに変
換し(10-2)、サーバ#1に送信する。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、端
末がアクセスする同一アドレスの装置が複数存在し、端
末がアクセスする装置が一意に決定していなければなら
ないネットワークにおいて、交換機や回線の故障に影響
を受けることなく、またアクセスする端末が装置の物理
的な位置やネットワークの状態を意識することなく、指
定した装置への接続が可能となる。
末がアクセスする同一アドレスの装置が複数存在し、端
末がアクセスする装置が一意に決定していなければなら
ないネットワークにおいて、交換機や回線の故障に影響
を受けることなく、またアクセスする端末が装置の物理
的な位置やネットワークの状態を意識することなく、指
定した装置への接続が可能となる。
【図１】呼設定要求メッセージの着側アドレスを変換す
る装置の説明図
る装置の説明図
【図２】ルーチング前分岐判定部付きアドレス変換装置
の説明図
の説明図
【図３】ルーチング後分岐判定部付きアドレス変換装置
の説明図
の説明図
【図４】リソース管理を用いたルーチング前分岐判定部
付きアドレス変換装置の説明図
付きアドレス変換装置の説明図
【図５】リソース管理を用いたルーチング後分岐判定部
付きアドレス変換装置の説明図
付きアドレス変換装置の説明図
【図６】LANEサーバ二重化構成ネットワークにおけるメ
インサーバ接続方法の説明図
インサーバ接続方法の説明図
【図７】LANEサーバ二重化構成ネットワークにおける予
備サーバ接続方法の説明図
備サーバ接続方法の説明図
【図８】LANEサーバ二重化構成ネットワークにおいて、
一の交換機が故障した場合、収容端末を予備サーバへ接
続するための方法の説明図
一の交換機が故障した場合、収容端末を予備サーバへ接
続するための方法の説明図
【図９】アドレス変換を用いた迂回機能により、指定し
た装置へ接続するための方法の説明図
た装置へ接続するための方法の説明図
102、202、302、402、502…アドレス変換機能部、103、
203、303、403、503…アドレス変換テーブル、104、20
4、304、404、504…分岐条件判定部、206、306、406、5
06…ルーチング処理部、407、507…リソース管理部、
203、303、403、503…アドレス変換テーブル、104、20
4、304、404、504…分岐条件判定部、206、306、406、5
06…ルーチング処理部、407、507…リソース管理部、
─────────────────────────────────────────────────────
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(56)参考文献 特開 平９−294138（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−23074（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−37565（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−3440（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−112504（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−308236（ＪＰ，Ａ)
特開 平12−69043（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04L 12/56
Claims (11)
- 【請求項１】 各々別のATM交換機に現用と予備のLANエ
ミュレーションサーバを設置した、サーバの2N予備構成
をとるLANエミュレーションを実現するATMネットワーク
において、 現用サーバを収容するATM交換機が現用サーバの故障を
検出したときに、前記ATM交換機はコネクション設定の
ためのLECからの呼設定要求メッセージの宛先アドレス
を予備サーバの接続された交換機のアドレスに変換し、
上記呼設定要求メッセージを予備サーバへ転送すること
を特徴とする呼処理用アドレス変換方法。 - 【請求項２】 情報送信要求が発生してから相手先まで
のコネクションを確立して通信を行う通信システム内の
交換機における呼処理用アドレス変換方法において、 呼設定要求メッセージを受信すると、アドレス変換テー
ブルを参照して、当該メッセージに含まれる着アドレス
をテーブル上に記載された別のアドレスに書き換えるこ
とを特徴とする呼処理用アドレス変換方法。 - 【請求項３】 受信した呼設定要求メッセージに含まれ
る着アドレスが変換対象となっているか否かを確認し、 変換対象となる着アドレスを含まない場合にはそのまま
ルーチングし、 変換対象となる着アドレスを含む場合には、呼設定要求
メッセージ内の着アドレスを別のアドレスに書き換え、 その後でルーチングを行うことを特徴とする請求項２記
載の呼処理用アドレス変換方法。 - 【請求項４】 ルーチングにより呼設定要求メッセージ
の送出先が決定した後、呼設定要求メッセージが変換対
象となる着アドレスを含まない場合にはそのまま送出
し、 変換対象となる着アドレスを含む場合には、呼設定要求
メッセージ内の着アドレスを別のアドレスに書き換え、 その後で呼設定要求メッセージを送出することを特徴と
する請求項２記載の呼処理用アドレス変換方法。 - 【請求項５】情報送信端末から送信されたコネクション
を設定するための呼設定要求メッセージを受信すると、 受信メッセージが、ある特定の着アドレスを含む場合ま
たは交換機の特定のポートが故障している場合には、 呼設定要求メッセージ内の着アドレスを別のアドレスに
書き換え、 上記の二つの条件に該当しない場合には、 呼設定要求メッセージの着アドレスを変換せず、ルーチ
ング処理を行うことを特徴とする請求項３記載の呼処理
用アドレス変換方法。 - 【請求項６】 ルーチングにより呼設定要求メッセージ
の送出先が決定した後、 呼設定要求メッセージが変換対象となる着アドレスを含
まない場合および交換機の特定のポートが故障していな
い場合には、 呼設定要求メッセージをそのまま送出し、 変換対象となる着アドレスを含む場合または交換機の特
定ポートが故障している場合には、 呼設定要求メッセージ内の着アドレスを別のアドレスに
書き換え、 その後で呼設定要求メッセージを送出することを特徴と
する請求項４記載の呼処理用アドレス変換方法。 - 【請求項７】 情報送信要求が発生してから相手先まで
のコネクションを確立して通信を行う通信システム内の
交換機において、 受信した呼設定要求メッセージの着アドレスの変換を行
うか否かを判定する分岐条件判定部と、 メッセージの着アドレスを変換するアドレス変換機能部
と、 受信したメッセージの着アドレスの変換アドレスを示す
アドレス変換テーブルを具備し、 分岐条件判定部はアドレス変換テーブルを参照し、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在しない場合には何も
処理を行わず、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在する場合には、 呼設定要求メッセージとそれに含まれる着アドレスに対
する変換アドレスをアドレス変換機能部に送り、 アドレス変換機能部では、送られてきたメッセージの着
アドレスを同じく送られてきた変換アドレスに書き換え
るようにしたことを特徴とする呼処理用アドレス変換装
置。 - 【請求項８】 受信した呼設定要求メッセージの着アド
レスの変換を行うか否かを判定する分岐条件判定部と、 メッセージの着アドレスを変換するアドレス変換機能部
と、 受信したメッセージの着アドレスの変換アドレスを示す
アドレス変換テーブルと、 呼設定要求メッセージの送信先を決定するルーチング処
理部を具備し、 受信した呼設定要求メッセージが分岐条件判定部に送ら
れ、 分岐条件判定部はアドレス変換テーブルを参照し、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在しない場合には、そ
のまま呼設定要求メッセージをルーチング処理部に送
り、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在する場合には、呼設
定要求メッセージとそれに含まれる着アドレスに対する
変換アドレスをアドレス変換機能部に送り、 アドレス変換機能部では、送られてきたメッセージの着
アドレスを同じく送られてきた変換アドレスに書き換
え、 そのメッセージをルーチング処理部に送るようにしたこ
とを特徴とする請求項７記載の呼処理用アドレス変換装
置。 - 【請求項９】 受信した呼設定要求メッセージの着アド
レスの変換を行うか否かを判定する分岐条件判定部と、 メッセージの着アドレスを変換するアドレス変換機能部
と、 受信したメッセージの着アドレスの変換アドレスを示す
アドレス変換テーブルと、 呼設定要求メッセージの送信先を決定するルーチング処
理部を具備し、 ルーチングより出力先の決定した呼設定要求メッセージ
がルーチング処理部から分岐条件判定部に送られ、 分岐条件判定部はアドレス変換テーブルを参照し、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在しない場合には、そ
のまま呼設定要求メッセージをルーチング処理部に送
り、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在する場合には、呼設
定要求メッセージとそれに含まれる着アドレスに対する
変換アドレスをアドレス変換機能部に送り、 アドレス変換機能部では、送られてきたメッセージの着
アドレスを同じく送られてきた変換アドレスに書き換え
て送出することを特徴とする請求項７記載の呼処理用ア
ドレス変換装置。 - 【請求項１０】 受信した呼設定要求メッセージの着ア
ドレスの変換を行うか否かを判定する分岐条件判定部
と、 メッセージの着アドレスを変換するアドレス変換機能部
と、 受信したメッセージの着アドレスの変換アドレスを示す
アドレス変換テーブルと、 呼設定要求メッセージの送信先を決定するルーチング処
理部と、 交換機のポート状態などを監視しているリソース監視部
を具備し、 受信した呼設定要求メッセージが分岐条件判定部に送ら
れ、 分岐条件判定部はアドレス変換テーブルを参照し、 同時にリソース管理部からポートの異常情報を収集し、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在しない場合およびア
ドレス変換を必要とする特定ポートでの異常が検出され
ない場合には、そのまま呼設定要求メッセージをルーチ
ング処理部に送り、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在する場合またはポー
ト異常によりアドレス変換を行う必要があるポートでの
異常を検出した場合には、呼設定要求メッセージとそれ
に含まれる着アドレスに対する変換アドレスをアドレス
変換機能部に送り、 アドレス変換機能部では、送られてきたメッセージの着
アドレスを同じく送られてきた変換アドレスに書き換
え、 そのメッセージをルーチング処理部に送るようにしたこ
とを特徴とする請求項７記載の呼処理用アドレス変換装
置。 - 【請求項１１】 受信した呼設定要求メッセージの着ア
ドレスの変換を行うか否かを判定する分岐条件判定部
と、 メッセージの着アドレスを変換するアドレス変換機能部
と、 受信したメッセージの着アドレスの変換アドレスを示す
アドレス変換テーブルと、 呼設定要求メッセージの送信先を決定するルーチング処
理部と、 交換機のポート状態などを監視しているリソース監視部
を具備し、 ルーチングにより出力先の決定した呼設定要求メッセー
ジがルーチング処理部から分岐条件判定部に送られ、 分岐条件判定部はアドレス変換テーブルを参照し、 同時にリソース管理部からポートの異常情報を取得し、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在しない場合およびア
ドレス変換を必要とする特定ポートでの異常が検出され
ない場合には、そのまま呼設定要求メッセージを送信
し、 アドレス変換テーブルに受信した呼設定要求メッセージ
の着アドレスと一致するものが存在する場合またはポー
ト異常によりアドレス変換を行う必要があるポートでの
異常を検出した場合には、呼設定要求メッセージとそれ
に含まれる着アドレスに対する変換アドレスをアドレス
変換機能部に送り、 アドレス変換機能部では、送られてきたメッセージの着
アドレスを同じく送られてきた変換アドレスに書き換え
て送出するようにしたことを特徴とする請求項７記載の
呼処理用アドレス変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24037898A JP3484352B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 呼処理用アドレス変換方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24037898A JP3484352B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 呼処理用アドレス変換方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000069044A JP2000069044A (ja) | 2000-03-03 |
| JP3484352B2 true JP3484352B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=17058609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24037898A Expired - Fee Related JP3484352B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 呼処理用アドレス変換方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3484352B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108600051B (zh) * | 2018-04-28 | 2020-02-18 | 网宿科技股份有限公司 | BGP Anycast集群服务质量探测方法和探测设备 |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP24037898A patent/JP3484352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000069044A (ja) | 2000-03-03 |
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