JP3483421B2 - 地下構造体の埋設装置および埋設方法 - Google Patents

地下構造体の埋設装置および埋設方法

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JP3483421B2
JP3483421B2 JP06522497A JP6522497A JP3483421B2 JP 3483421 B2 JP3483421 B2 JP 3483421B2 JP 06522497 A JP06522497 A JP 06522497A JP 6522497 A JP6522497 A JP 6522497A JP 3483421 B2 JP3483421 B2 JP 3483421B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば地下室な
どの地下構造体の埋設装置および埋設方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、地下構造体は、土木機械による掘
削と、油圧ジャッキ等を用いて地下構造体を地中に圧入
する作業とを繰り返して埋設される。すなわち、図6に
示すように、地下構造体40が埋設される周囲の所定位
置に、アースアンカー(反力杭)41を打ち込み、これ
らアースアンカー41間の地面に、その底壁部40aの
周囲に貫入用突起42が設けられた地下構造体40を載
置する。
【0003】次に、上記地下構造体40の上面に梁材4
3をその両端部43aが地下構造体40の外方に突出す
るように掛け渡した後、梁材43の両端部43aと上記
アースアンカー41とに亘ってジャッキ装置44を配置
する。勿論、このとき、ジャッキ装置44は、アースア
ンカー41と梁材43とに連結された状態である。
【0004】次に、このジャッキ装置44を作動させ
て、梁材43を下方に引っ張り、地下構造体40を地中
に圧入する。そして、上記地下構造体40の内側を、例
えばパワーショベルなどを利用して掘削する。
【0005】地下構造体40の圧入高さだけ掘削が行わ
れると、再度、梁材43を介して、ジャッキ装置44に
より、地下構造体40を圧入して掘削を行う。この手順
が繰り返されて、地下構造体40が、地中に埋設されて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した地下
構造体の埋設方法によると、外部からパワーショベルに
より掘削作業を行わなければならず、さらに掘削作業
と、地下構造体を地中に圧入する作業とを繰り返して行
わなければならず、また地下構造体の姿勢を鉛直方向に
保つために、圧入作業の都度、水平レベルを計測しつつ
各ジャッキ装置により調整する必要があるため、手間が
かかり工期が長くかかるなどの問題がある。
【0007】そこで本発明は、繰り返し作業などの手間
がかからず、工期が短くなる地下構造体の埋設装置およ
び埋設方法を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の地下構造体の埋設装置は、箱型状の地
下構造体を埋設する埋設装置であって、上記地下構造体
の底壁部に形成された開口部周囲の上面に筒状体を着脱
自在に設け、この筒状体内に、竪型でかつ下部に回転自
在なカッタヘッドを有する掘削機を昇降装置を介して保
持させるとともに、この昇降装置によりそのカッタヘッ
ドを底壁部より下方に突出させ得るようになし、上記地
下構造体の底壁部の四隅に土砂を崩すとともに掘削機側
に寄せる土砂崩し部材を設け、上記地下構造体と筒状体
との間の空間室内と地下構造体の底壁部外方の掘削箇所
とを連結させる連通路を形成し、かつ埋設作業時に上記
空間室内に、水を供給するとともに、この供給された水
が上記連通路を介して掘削箇所に導かれるようになし、
さらに掘削箇所に導かれた水と掘削土砂との混合物を排
除する土砂排出装置を具備したことを特徴とするもので
ある。
【0009】 また前述した目的を達成するために、本
発明の地下構造体の埋設方法は、箱型状の地下構造体を
埋設する埋設方法であって、まず地下構造体の底壁部に
形成された開口部周囲の上面に取り付けられた筒状体内
に、下部にカッタヘッドを有する掘削機を昇降装置を介
して保持させた状態で上記地下構造体を地面上に載置
し、次に上記掘削機のカッタヘッドを回転させながら昇
降装置により掘削機を外壁体の底壁部より下方に突出さ
せるとともに、上記地下構造体と筒状体との間の空間室
内に供給された水を、地下構造体または筒状体に形成さ
れた連通路を介して、掘削箇所に導き、かつこの水と土
砂との混合物を掘削機外に排出しながら地面を掘削し、
上記カッタヘッドによる掘削が進むにつれてその自重に
より地下構造体が沈下する際に、地下構造体の底壁部の
四隅に設けられた土砂崩し部材により、地下構造体の外
周面に対応する範囲の掘削を行いながら、順次、地下構
造体を地下に埋設することを特徴とするもので、またこ
の構成において、地下構造体の埋設時に、空間室内に設
けられた水位測定器からの測定水位に基づき、地下構造
体の底壁部の四隅にかつ底壁部から下方に出退自在に設
けられた脚体の出退量をそれぞれ別個に制御して、地下
構造体の姿勢を鉛直方向に保つことを特徴とするもので
ある。
【0010】したがって上記各発明によると、地下構造
体を埋設する際、掘削作業を、土木機械などにより外部
から行わず、地下構造体内に掘削機を設けて掘削するた
め、土木機械の搬入、搬出および掘削に必要な埋設場所
の周辺地面(施工面積)を確保する必要がなく、以って
施工面積を小さくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
1〜図5に基づいて説明する。図1および図2に示すよ
うに、1は工場などで製作されたユニット式地下室の外
壁体(地下構造体の一例である)で、平面視略ロ字状
(箱型状)に形成されるとともに、外壁体1の底壁部1
aに形成された開口部1b周囲の上面に筒状体2をその
下部に設けられたフランジ部2aを介して着脱自在に設
けられている。この筒状体2内には、竪型でかつ下部に
電動機、油圧モーターなどの回転駆動装置3により回転
されるカッタヘッド4を有するシールド掘進機(掘削機
の一例)5が、昇降装置6を介して外壁体1の下方に突
出させ得るように保持されている。
【0012】上記カッタヘッド4は、シールド本体5a
側に旋回軸受7を介して回転自在に支持されるとともに
その外周面に外接ギヤ8aが設けられた筒状の小径部8
と、この小径部8の下端部に連設されて内部に円錐状の
土砂取込室9aが形成された大径部9と、この大径部9
の下部に取り付けられたカッタ部10とから構成されて
いる。さらに土砂取込室9aとシールド本体5aとの間
には環状のシール部材11が設けられて、シールド本体
5a内部へ水や土砂が入らないよう構成されている。
【0013】上記昇降装置6は、筒状体2の上端部2b
に設けられた支持板体12と、この支持板体12上に鉛
直方向で固定されるとともにそのロッド部13aの先端
部がシールド掘進機5のシールド本体5aの上端部に連
結された左右一対の油圧シリンダー装置13とから構成
されている。
【0014】なお、上記シールド本体5aがその昇降時
に回転しないように、シールド本体5a側には、筒状体
2側に鉛直方向で形成されたガイド溝部14に係合案内
される係合突部15が設けられている。勿論、ガイド溝
部14をシールド本体5a側に、係合突部15を筒状体
2側に設けてもよい。
【0015】 また刃口梁(土砂崩し部材の一例)16
を、上記外壁体1の底壁部1aの四隅に、その断面を三
角形状に形成して設け、この突出先端部16aにより土
砂を切り崩し得るよう構成している。
【0016】また上記筒状体2のフランジ部2a下面に
は、円周放射方向で切欠溝(連通路の一例)17が複数
形成され、外壁体1と筒状体2との間の環状の空間室1
8内と、外壁体1の底壁部外方(下面側)1cの掘削箇
所とを連通するよう構成されている。埋設作業時には、
給水装置19により上記空間室18内へ水が供給され、
この供給された水が上記切欠溝17を介して掘削箇所に
導かれる。さらにシールド本体5a下部のカッタヘッド
4における土砂取込室9a内の土砂を外部に排出する土
砂排出装置20が具備されている。この土砂排出装置2
0は、下端部が上記小径部8に回転継手21を介して接
続されるとともにその上部のフランジ部22aが支持板
体12の上面に固定されてさらに上方へ延設された筒状
ケーシング22と、この筒状ケーシング22内で螺旋状
に設けられた軸付きの搬送用スクリュー羽根23と、筒
状ケーシング22の上端屈曲部に取り付けられて、回転
軸24を介して搬送用スクリュー羽根23を回転させる
ための回転駆動装置(例えば、電動機、油圧モーターな
ど)25とから構成されている。
【0017】また、上記筒状ケーシング22の上端屈曲
部には、水と掘削土砂との混合物であるスラリー状土砂
を搬送するための搬送用配管26が接続されている。2
6aは、その接続端部であり、他方の端部は、水平方向
で土砂排出場所まで敷設されている。
【0018】そして上記環状の空間の四隅の底壁部1a
には、それぞれ出退装置27を介して脚体28が下方に
出退自在に設けられている。これら各出退装置27は、
外壁体1側に設置されたボールねじ受け29と、このボ
ールねじ受け29に嵌合されて回転により昇降し得る、
ボールねじ溝を有する軸体30と、同ボールねじ受けの
回転駆動用モーター31とから構成されている。さらに
上記空間室18内に注入された水位を測定する水位検出
センサー(水位測定器の一例)32を、空間室18内の
上部に設け、かつこの水位検出センサー32の測定水位
の信号を入力後、上記各回転駆動用モーター31を制御
して各脚体28の出退量を調整し、外壁体1の姿勢を鉛
直方向に保持し得る制御器(図示せず)を設けた構成と
なっている。
【0019】 以下に、上記した実施の形態における作
用を説明する。図1に示すように、外壁体1を埋設する
前に、まず外壁体1の底壁部1aの四隅に刃口梁16を
設けて地面に載置する。次に出退装置27および水位検
出センサー32を外壁体1の所定の位置に設置する。一
方、工場または別の工場で、シールド本体5a側に設け
られた係合突部15が、筒状体2側のガイド溝部14に
係合案内されるようシールド掘進機5を筒状体2内に挿
入した後、土砂排出装置20を支持板体12を介して筒
状体2側に取り付け、さらに支持板体12に油圧シリン
ダー装置13を取り付けてそのロッド部13aをシール
ド本体5aに接続しておく。このように、シールド掘進
機5、土砂排出装置20、シリンダー装置13が組み込
まれた筒状体2を、外壁体1の底壁体1aに形成された
開口部1b周囲の上面に、フランジ部2aを介して取り
付ける。その後搬送用配管26を、筒状ケーシング22
の上端屈曲部に接続して土砂排出場所まで敷設するとと
もに給水装置19を設置する。
【0020】なお筒状体2を外壁体1に取り付けた後、
シールド掘進機5、土砂排出装置20などを組み込んで
もよく、さらに各装置、筒状体2などを、工場または別
の場所で外壁体1に取り付けておいて移動させ、以下の
作業を行ってもよい。
【0021】上述に示す取付け作業終了後、図3に示す
ように、給水装置19により水を上記環状の空間室18
内に供給しておくとともに、シールド掘進機5のカッタ
ヘッド4を回転させながら、油圧シリンダー装置13に
よりシールド本体5aを下降させて、カッタヘッド4を
底壁部1aより下方に突出させて掘削する。このとき供
給された水は、切欠溝17を介して掘削箇所に導かれて
掘削場所にて土砂と混合してスラリー状土砂となる。こ
のカッタヘッド4の回転中において、土砂取込室9a内
に取り込まれた上記スラリー状土砂は、搬送用スクリュ
ー羽根23により搬送用配管26まで搬送され、以下こ
の搬送用配管26を通って土砂排出場所に排出されなが
ら上記掘削作業が進められる。
【0022】そして図3および図4に示すように、所定
深さまで掘削した後、油圧シリンダー装置13の駆動に
よりシールド本体5aを退入させる。すなわちカッタヘ
ッド4を退入させると、全体の自重により外壁体1が沈
下する。この時、上記環状の空間室18内に供給された
水の重量により沈下が促進される。すなわち、刃口梁1
6と、水の供給により増加した自重とにより、外壁体1
の外周面に対応する範囲(図3の仮想線にて示す)の土
砂が内側に崩されて、外壁体1に対応する形状に効率良
く掘削される(図4参照)。
【0023】そして外壁体1が、沈下する際、水位検出
センサー32にて上記空間室18内に注入された水位を
測定し、制御器にて、測定水位の信号を入力後、上記各
駆動用モーター28を制御して各脚体25の出退量を調
整し、外壁体1の姿勢を鉛直方向に保持する。
【0024】この一連の作業を繰り返して外壁体1を地
中に埋設することができる。この後、図5に示すよう
に、外壁体1から筒状体2、シールド掘進機5、昇降装
置6、出退装置27、水位検出センサー32などを取り
外し、所定の内部構成部材を組込むことによりユニット
式地下室が完成される。
【0025】したがって掘削作業を、パワーショベルな
どの土木機械により外部から行う必要がなく、さらに掘
削作業と、外壁体1の沈下とをほぼ同時進行で行えるこ
とから手間がかからず、工期を短縮させることができ
る。
【0026】上記した実施の形態では、掘削機の一例と
して、シールド掘進機を採用しているが、掘削部を有す
る他の掘削機でもよい。上記した実施の形態では、地下
構造体の一例として、ユニット式地下室の外壁体1が採
用されているが、これは箱型状の基礎構造物であっても
よく、さらに地下2階以上の多層階の地下構造体にも適
用し得る。
【0027】上記した実施の形態では、連通路の一例と
して、筒状体のフランジ部下面において円周放射方向で
複数形成された切欠溝17を採用しているが、外壁体1
の底壁部1aに孔部を設けてこれを連通路としてもよ
い。
【0028】上記した実施の形態では、出退装置27
が、外壁体1側に設置されたボールねじ受け29と、こ
のボールねじ受け29に嵌合されて回転により昇降し得
る軸体30と、同ボールねじ受けの回転駆動用モーター
31とから構成されているが、シリンダー装置を採用し
てもよい。
【0029】
【発明の効果】上記本発明の地下構造体の埋設装置およ
び埋設方法によると、掘削作業を、土木機械などにより
外部から行わず、地下構造体内に掘削機を設けて掘削す
るため、土木機械の搬入、搬出および掘削に必要な埋設
場所の周辺地面(施工面積)を確保する必要がなく、以
って施工面積を小さくすることができる。
【0030】また給水により施工場所の地盤を軟弱にし
て、地下構造体が自重により沈下するため、アースアン
カーを施工しておいて圧入作業するなどの手間がかから
ず、また地下構造体の沈下と、掘削作業とをほぼ同時進
行で行えることから工期を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、地下構造体
の要部断面図である。
【図2】同地下構造体の斜視図である。
【図3】同地下構造体の埋設方法を示す状態図である。
【図4】同地下構造体の埋設方法を示す状態図である。
【図5】同地下構造体の埋設状態を示す断面図である。
【図6】従来例を示し、地下構造体の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 外壁体 1a 底壁部 1b 開口部 2 筒状体 4 カッタヘッド 5 シールド掘進機 6 昇降装置 16 刃口梁 17 切欠溝 18 環状の空間 20 土砂排出装置 27 出退装置 28 脚体 32 水位検出センサー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−62291(JP,A) 特開 平8−270373(JP,A) 実開 昭57−168546(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/00 E02D 23/08 E21D 1/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱型状の地下構造体を埋設する埋設装置
    であって、上記地下構造体の底壁部に形成された開口部
    周囲の上面に筒状体を着脱自在に設け、この筒状体内
    に、竪型でかつ下部に回転自在なカッタヘッドを有する
    掘削機を昇降装置を介して保持させるとともに、この昇
    降装置によりそのカッタヘッドを底壁部より下方に突出
    させ得るようになし、上記地下構造体の底壁部の四隅
    土砂を崩すとともに掘削機側に寄せる土砂崩し部材を設
    け、上記地下構造体と筒状体との間の空間室内と地下構
    造体の底壁部外方の掘削箇所とを連結させる連通路を形
    成し、かつ埋設作業時に上記空間室内に、水を供給する
    とともに、この供給された水が上記連通路を介して掘削
    箇所に導かれるようになし、さらに掘削箇所に導かれた
    水と掘削土砂との混合物を排除する土砂排出装置を具備
    したことを特徴とする地下構造体の埋設装置。
  2. 【請求項2】 地下構造体と筒状体との間の空間室の四
    隅の底壁部に、出退装置を介して脚体をそれぞれ下方に
    出退自在に設け、上記空間室内に注入された水位を測定
    する水位測定器を設け、かつこの水位測定器からの測定
    水位に応じて、上記出退装置を制御する制御器を具備し
    たことを特徴とする請求項1記載の地下構造体の埋設装
    置。
  3. 【請求項3】 箱型状の地下構造体を埋設する埋設方法
    であって、まず地下構造体の底壁部に形成された開口部
    周囲の上面に取り付けられた筒状体内に、下部にカッタ
    ヘッドを有する掘削機を昇降装置を介して保持させた状
    態で上記地下構造体を地面上に載置し、次に上記掘削機
    のカッタヘッドを回転させながら昇降装置により掘削機
    を外壁体の底壁部より下方に突出させるとともに、上記
    地下構造体と筒状体との間の空間室内に供給された水
    を、地下構造体または筒状体に形成された連通路を介し
    て、掘削箇所に導き、かつこの水と土砂との混合物を掘
    削機外に排出しながら地面を掘削し、上記カッタヘッド
    による掘削が進むにつれてその自重により地下構造体が
    沈下する際に、地下構造体の底壁部の四隅に設けられた
    土砂崩し部材により、地下構造体の外周面に対応する範
    囲の掘削を行いながら、順次、地下構造体を地下に埋設
    することを特徴とする地下構造体の埋設方法。
  4. 【請求項4】 地下構造体の埋設時に、空間室内に設け
    られた水位測定器からの測定水位に基づき、地下構造体
    の底壁部の四隅にかつ底壁部から下方に出退自在に設け
    られた脚体の出退量をそれぞれ別個に制御して、地下構
    造体の姿勢を鉛直方向に保つことを特徴とする請求項3
    記載の地下構造体の埋設方法。
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