JP3482823B2 - 音声多重放送受信機 - Google Patents

音声多重放送受信機

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JP3482823B2 JP18340997A JP18340997A JP3482823B2 JP 3482823 B2 JP3482823 B2 JP 3482823B2 JP 18340997 A JP18340997 A JP 18340997A JP 18340997 A JP18340997 A JP 18340997A JP 3482823 B2 JP3482823 B2 JP 3482823B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダやテレビ一体型ビデオテープレコーダ等の音声多重
放送受信機に係り、特に、複数の音声信号のうち1種を
選択的に予約録音し得る機能を備えた音声多重放送受信
機に関する。 【0002】 【従来の技術】ステレオ信号を受信できる機能を持つV
TR(ビデオテープレコーダ)等は、チューナで受信し
たステレオ放送を録音ヘッドで2トラックの磁気テープ
にステレオ信号として録音できるように構成されている
が、近時、製作コストの低減を図るために、ステレオ信
号の受信機能とモノラルの録音ヘッドにより、磁気テー
プの1トラックに音声信号を録音する構成としたテレビ
一体型VTRが提案されている。このテレビ一体型VT
Rは、チューナがステレオ、主音声、副音声の3種の音
声信号を受信可能で、このチューナの出力信号をY/C
/A分離回路で映像信号と音声信号とに分離した後、こ
の音声信号を音声選択用ICに送出する。この音声選択
用ICは、ユーザーの音声選択操作に応じて前記3種の
音声信号のうち何れか1つを抽出し、L側スピーカ、R
側スピーカおよび音声記録再生処理部に送出するように
なっている。この音声記録再生処理部は、モノラルの録
音ヘッドで磁気テープに音声信号を記録させるもので、
ユーザーの操作により、例えば、現在スピーカで聴いて
いるステレオ放送の音声信号をモノラルで録音すること
ができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、二カ国放送
の場合は、ステレオ信号のLに母国語を割当て、Rに外
国語を割当てているため、そのままモノラルの録音ヘッ
ドに送出されると、LとRとが混合されて磁気テープに
記録され、再生時には意味不明の音声が取り出されると
いう不具合があった。また、ステレオ放送を予約録画し
ているとき、次の予約では主音声放送の音声信号を録音
したい場合、現在の予約録画終了を待って音声を主音声
に選択し、タイマー録画のスタンバイ状態にしておかな
ければならなかった。このため、通常の予約のように音
声種別を特に指定せず、主音声を選択し忘れて予約設定
したときは、この主音声の音声信号を録音することがで
きないという問題も残されていた。 【0004】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、予約プログラムに従って記録開始時間になると複
数の音声信号のうち選択設定された音声信号を録音でき
るうえ、二カ国の放送時に音声信号がミックスされて録
音されることもない音声多重放送受信機を提供すること
を目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の音声多重放送受信機は、チューナの受信電
波から分離されたステレオ、主音声および副音声の各音
声信号を含む複種類の音声信号のうちの指定された一つ
を抽出して出力する音声抽出手段と、少なくとも録音日
時および音声種別を含む予約プログラムを設定入力する
ためのタイマープログラムキーを有する設定入力部と、
前記設定入力部から操作入力された予約プログラムの内
容を画面表示する表示処理部と、前記設定入力部から設
定入力された複種類の予約プログラムを記憶するメモリ
と、モノラルタイプの磁気ヘッドを備えて1トラックの
記録媒体に音声信号を記録する音声記録手段と、前記メ
モリの予約プログラムに設定された日時と計時手段の計
時情報とを対照しながら常時監視して、予約プログラム
の記録開始時間になった時点で、前記音声抽出手段に対
して予約プログラムに設定されている音声種別の音声信
号を抽出して出力するよう指令するとともに、前記音声
記録手段に対して前記音声抽出手段から出力された音声
信号を前記記録媒体に記録するよう指令する制御を行う
制御手段と、を備えたことを特徴としている。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る音声多重放送受信機を示す電気的ブロック線図であ
る。 【0007】この音声多重放送受信機は、テレビとVT
Rとを一体化したテレビ一体型VTRに適用したもの
で、受信回路、映像処理回路等とともにVTRデッキが
内蔵されている。アンテナで受信された電波が受信回路
のチューナ1に導かれ、選局されたチャンネルの信号が
Y/C/A分離回路2に与えられる。このY/C/A分
離回路2は、映像処理回路(図示省略)とステレオ・I
C3とに接続され、入力信号を分離して映像信号を映像
処理回路に送出する一方、音声信号をステレオ・IC3
に送出する。このステレオ・IC3には、L側スピーカ
4、R側スピーカ5およびVTRデッキ側の記録再生処
理部6が接続されており、制御部12からの指令信号に
従って抽出した音声信号を一対のスピーカ4,5と記録
再生処理部6とに送出するようになっている。この記録
再生処理部6は、入力がL側スピーカ4とR側スピーカ
5との接続点に接続されており、出力側が磁気ヘッド7
に接続されている。この磁気ヘッド7は、モノラルタイ
プで、磁気テープの1トラックに音声信号を記録する一
方、再生信号を制御部12に出力する構成となってい
る。 【0008】この制御部12には、ステレオ・IC3、
タイマー8、予約メモリ9、リモコンスイッチ10、O
SD処理部11および記録再生処理部6等が各機能に応
じて一方向あるいは双方向性に接続されている。ステレ
オ・IC3は、音声種別選択用の集積回路であって、前
記チューナ1で受信される複数の放送の中から指定され
た音声種別の1つを選択して、ステレオ、メイン、サブ
の3種のうち何れか1つを抽出する。日本のテレビ放送
は、ステレオで二カ国語を放送する場合、ステレオ信号
のL(主音声)に日本語を割当て、R(副音声)に英語
を割当てている。 【0009】前記タイマー8は、時間をカウントして時
間データを制御部12に出力する。また、予約メモリ9
は、リモコンスイッチ10のキー操作により予約設定さ
れるチャンネル、音声種別、時間等からなるタイマープ
ログラムのデータを記憶する。また、リモコンスイッチ
10は、録画、再生、チャンネル選局キーといった一般
の機能キーの他に、前記3種の音声のうち1つを指定し
て予約するためのタイマープログラムキーを備えてい
る。OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)処理部
11は、リモコンスイッチ10の操作に応じて出力され
る制御部12からの制御信号に基づき、CRTディスプ
レイに各種表示を行わせるもので、リモコンスイッチ1
0にて予約プログラムの入力操作がなされると、図2に
示すようなタイマープログラムを画面13に表示させ
る。制御部12は、装置全体の動作制御を行うととも
に、リモコンスイッチ10の操作により設定された予約
プログラムに従って記録開始時間になるとステレオ・I
C3から特定の音声信号を抽出させて磁気テープに記録
する制御を行う。また、ステレオ・IC3からスピーカ
4,5側にステレオの音声信号を送出中、タイマープロ
グラムに基づいて主音声または副音声の音声信号の記録
が開始されるときは、ステレオの音声信号のLとRの混
合信号を磁気テープに記録させる制御を行う構成になっ
ている。 【0010】次に、上記テレビ一体型VTRの動作につ
いて説明する。ユーザーがタイマープログラムを設定す
る場合、番組内容に合わせて音声種別を選択する。すな
わち、番組内容が二カ国語を放送するものである場合に
は、ユーザーが主音声または副音声の何れか一方を選択
して指定することになる。また、リモコンスイッチ10
のタイマープログラムを操作すると、リモコンスイッチ
10の液晶表示部に予約の設定を促すサインが表示され
る。ユーザーが日時やチャンネル等を入力してVTR本
体側に送信すると、制御部12はOSD処理部11を動
作させて、図2に示す如く録画予約の項目を画面13に
表示させる。ここでは、指定された日時、チャンネルの
表示に続き、1=ステレオL+R、2=主音声、3=副
音声の3種が表示され、ユーザーがリモコンスイッチ1
0の操作で何れかを選択すると、その番号に対応した音
声が設定される。1のステレオL+R放送を選択する場
合、二カ国語放送であれば音声信号がミックスされるの
これを避け、2の主音声か3の副音声放送の何れか
を設定する。例えば、2の主音声か選択されると、予約
メモリ9に日時、チャンネルおよび主音声放送の録画情
報が順次記憶される。そして、タイマー8の時間カウン
トにより記録開始時間になると、制御部12はステレオ
・IC3で主音声の音声信号を抽出させて記録再生装置
部6側に送出し、磁気ヘッド7にて磁気テープに記録さ
せる。この後、ユーザーが再生操作を行うと、L側スピ
ーカ4とR側スピーカ5とから主音声の音声が放音され
る。 【0011】また、ユーザーがチャンネルを選択して番
組を視聴しているとき、前述のようにタイマープログラ
ムに基づく音声信号の記録が開始されると、制御部12
はステレオ・IC3から現在出力されている音声信号の
種別に応じて、そのまま音声信号を磁気テープに記録さ
せる処理を行う。例えば、テレビ放映中の音声がステレ
オ放送であって、ステレオ・IC3からL側スピーカ4
に主音声信号を送出し、R側スピーカに副音声信号を送
出中に、予約プログラムに基づいて主音声または副音声
の音声信号の記録が開始されると、磁気テープには主音
声信号もしくは副音声信号の何れか1つが録音される。
従って、ユーザーがステレオ放送を予約し、次の予約で
は主音声の音声で録音したいような場合、時間がくれば
主音声信号が録音開始されるので、従来のように、最初
の録画予約終了を待って主音声の音声を選択して予約設
定し、タイマー録画のスタンバイ状態にする必要がなく
なる。これにより、主音声の音声を選択し忘れて予約設
定したとき、この主音声の音声を録音することができな
いといった不具合が解消される。以上のように、テレビ
一体型VTRが、モノラルの磁気ヘッド7を備え、1ト
ラックの磁気テープに音声を記録するという比較的シン
プルなタイプであっても、主音声と副音声とがミックス
されて記録されることはなく、意味不明の言葉が再生さ
れる問題も生じないから、2ヘッドタイプに劣らない機
能を有するものである。なお、上記実施の形態では、テ
レビ一体型VTRに音声多重放送受信機を適用する場合
について説明したが、一般のVTRやDVD(ディジタ
ル・ビデオ・ディスク)といったAV機器にも採用し得
ることは勿論である。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る音声
多重放送受信機によれば、予約プログラムに基づく記録
開始時間になると、音声抽出手段が複数の音声信号の中
から予約設定された音声種別の音声信号を抽出して記録
媒体に記録するので、ステレオ放送のときに主音声信号
と副音声信号とがミックスされて記録され、再生時に意
味不明の音声が放音される不具合がなくなって、所望の
音声信号のみを録音できる効果がある。また、複種類の
予約プログラムを同時に設定してメモリに記憶できるの
で、従来のように主音声の音声を選択して予約設定した
後に一旦パワーオフして、タイマー録画のスタンバイ状
態にする必要がなくなり、例えば、主音声の音声を予約
し忘れたときに録音することができなかった問題が解消
される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る音声多重放送受信機
を示す電気的ブロック線図である。 【図2】予約プログラムの一例を示す説明図である。 【符号の説明】 1 チューナ 3 音声抽出手段 7 音声記録手段 9 メモリ10 設定入力部 11 表示処理部 12 制御手段

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 チューナの受信電波から分離されたステ
    レオ、主音声および副音声の各音声信号を含む複種類の
    音声信号のうちの指定された一つを抽出して出力する
    声抽出手段と、少なくとも録音日時および音声種別を含む予約プログラ
    ムを設定入力するためのタイマープログラムキーを有す
    る設定入力部と、 前記設定入力部から操作入力された予約プログラムの内
    容を画面表示する表示処理部と、 前記設定入力部から設定入力された複種類の 予約プログ
    ラムを記憶するメモリと、モノラルタイプの磁気ヘッドを備えて1トラックの記録
    媒体に音声信号を記録する音声記録手段と、 前記メモリの予約プログラムに設定された日時と計時手
    段の計時情報とを対照しながら常時監視して、予約プロ
    グラムの記録開始時間になった時点で、前記音声抽出手
    段に対して予約プログラムに設定されている音声種別の
    音声信号を抽出して出力するよう指令するとともに、前
    記音声記録手段に対して前記音声抽出手段から出力され
    た音声信号を前記記録媒体に記録するよう指令する 制御
    を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする音声多重放送受信機。
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