JP3482003B2 - ホログラム撮像装置 - Google Patents

ホログラム撮像装置

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JP3482003B2 JP14459294A JP14459294A JP3482003B2 JP 3482003 B2 JP3482003 B2 JP 3482003B2 JP 14459294 A JP14459294 A JP 14459294A JP 14459294 A JP14459294 A JP 14459294A JP 3482003 B2 JP3482003 B2 JP 3482003B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はホログラム撮像装置に
係り、特に白色光での多視点からの入力画像とレーザ光
を用いたライトバルブによる奥行き情報を記録するホロ
グラム撮像装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】立体テレビジョンシステムを実現する方
法として、従来、いろいろな方法が検討されてきたが、
眼の輻輳、調節、両眼視差などの機能を十分満足させる
方法としてホログラムを用いた立体撮像・表示方法をあ
げることができる。ホログラム方法は画像情報を光の位
相特性が保証されたレーザ光を用いて干渉縞を生成し、
これを伝送して、受信側で再びレーザ光を用いて奥行き
情報のある画像を再生する方法である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のホログラムを用
いた立体撮像再生システムの略構成を図3(a)(ホロ
グラム撮像)、(b)(ホログラム再生)に示す。光の
干渉縞であるホログラムは図3(a)に示すようにレー
ザ光の直接光(19,20,22の径路)と物体からの反射光
(19,21,22の径路)の干渉によって生成される。ホロ
グラム画像の再生は図3(b)に示すように、ホログラ
ム乾板26に撮像時に使われたレーザ光と同一特性のレー
ザ光24を照射することで行い、乾板越しに再生された立
体像25を見ること23ができる。 【0004】図に示すように従来のホログラム撮像は被
写体21にレーザ光を直接照射しなければならない。従っ
て、被写体が生物などでは強いレーザ光が使えないため
鮮明なホログラムを得ることは難しい。また、弱いレー
ザ光でも眼にとっては致命的な損傷を与える危険性が有
る。 【0005】従って本発明の目的は、被写体へのレーザ
光の直接照射による従来の欠点を解消し、白色光のもと
で多視点から撮像された複数の画像から得られる奥行き
情報と、その情報を読み出すレーザ光によりホログラム
を生成することで、白色光での一般画像のホログラム画
像を生成することを可能にしたホログラム撮像装置を提
供せんとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明ホログラム撮像装置は、多視点の画像を生成
する第1の撮像手段と、第1の撮像手段により得られた
多視点画像の奥行き方向を反転する第2の撮像手段と、
第2の撮像手段により生成された画像を入力としレーザ
光でこの情報を読み出し増幅するためのライトバルブ
と、ライトバルブの出力画像から奥行き情報を備えた画
像を再構成する第3の撮像手段と、第3の撮像手段の出
力と参照光レーザにより得られる干渉縞を記録する記録
手段とを具備したことを特徴とするものである。 【0007】 【実施例】以下添付図面を参照し実施例により本発明を
詳細に説明する。本発明に係るホログラム撮像装置の構
成を示す図1を参照するに、本発明の第1の実施例は、
ピンホール板3および透過拡散板4からなる第1の撮像
手段と、順次に配列されるピンホール板5からなる第2
の撮像手段と、白色光入力およびレーザ光出力のライト
バルブ6と、直列に配列される透過拡散板10およびピン
ホール板11よりなる第3の撮像手段と、フィルム、CC
Dなどの干渉縞記録を行う記録手段(13-14 )より構成
される。 【0008】被写体1は白色光2で照射される。被写体
1の入力像は第1の撮像手段である透過拡散板4上にピ
ンホール板3を介して多数映し出される。これが多視点
画像でありこの複数の画像に奥行き情報が保存される。
これらの画像による奥行き情報は被写体と奥行き方向が
逆転しているので、第2の撮像手段であるピンホール板
5で奥行き方向を反転した多視点画像をつくる。これら
多視点画像はライトバルブの入力信号となり光導電層7
の表面に映し出される。この情報でライトバルブの液晶
8の透過率が変化し液晶面から入射されたレーザ光9の
振幅が変調反射されて出力される。 【0009】 このレーザ光による多視点画像は第3の
撮像手段により被写体と同一の奥行き方向をもつ被写体
像として再現される。この様子を図2に示す。但し、図
2は、第3の撮像手段の出力光があたかも被写体画像か
ら発せられた状況と同じになることを、ライトバルブで
反射したレーザ光で説明すると光路が複雑になるので、
簡単にするため、第2の撮像手段5によりライトバルブ
の表面に生成された多視点画像をレーザ光の多視点画像
に変換することなく、白色光のままで第3の撮像手段か
ら出力光を得るようにした場合について説明している。
図2において、被写体が白色光で照射されてライトバル
ブの表面に被写体の多視点画像が生成されるまでは、図
2と図1は変わらない。従って、図2においても、ま
ず、被写体1は白色光2で照射され、被写体1の入力像
は第1の撮像手段である透過拡散板4上にピンホール板
3を介して多数映し出される。これが多視点画像であり
この複数の画像に奥行き情報が保存される。これらの画
像による奥行き情報は被写体と奥行き方向が逆転してい
るので、第2の撮像手段であるピンホール板5で奥行き
方向を反転した多視点画像をつくる。これら多視点画像
は光導電層7と液晶8から構成されるライトバルブ6の
表面に映し出される。次に、映し出された多視点画像
(ライトバルブ6の出力画像)は第3の撮像手段により
被写体と同一の奥行きをもつ被写体像として再現され
る。これは、第3の撮像手段の出力光が、あたかも被写
体画像15(A,B,C)から発せられた状況と
同じとなり、これを物体光として参照光であるレーザ光
14とで干渉縞をつくることができるからである。これ
が被写体1のホログラムとなる。なお、図1のレーザ光
による被写体像12は、厳密には、図2の被写体像15
の位置に生成される。なお、図1ではレーザ光9をライ
トバルブ6にハーフミラーなどを用いて入射するために
第3の撮像手段(ピンホール板)11とライトバルブ6
とをある程度離す必要があり、多視点画像の生成は透過
拡散板10上で行なわれる。 【0010】次に第2〜3の実施例を図4〜5を参照し
て説明する。これは第1の実施例の第1の撮像手段の透
過拡散板4の代わりに又は板4とともに凸レンズ板16を
用いたものである。構造は多少複雑になるが拡散板のみ
の場合に比べ不要な拡散が起きないので、第1の実施例
に比べライトバルブ6への入射光が強くなり雑音特性が
良くなる利点がある。 【0011】次に第4〜5の実施例について図6〜図7
を参照して説明する。第4の実施例を示す図6では第1
の実施例のピンホール板3,5の代わりに凸レンズ板を
用いた場合であり、第5の実施例を示す図7では第1の
実施例のピンホール板3,5,11の代わりに凸レンズ板
を用いた場合であり、構造は複雑化するがピンホール板
の遮蔽効果による通過光量の減少が起きないので、より
明るい多視点画像が得られる利点がある。 【0012】以上述べてきた実施例では垂直方向の立体
視効果を得るためピンホール板のピンホール、凸レンズ
板の凸レンズはすべて2次元平面上に2次元的に配列さ
れているが、垂直方向の立体視効果を無視するときは、
ピンホール板のピンホール、凸レンズ板の凸レンズとも
一次元のみのライン状配列のみとすることができ構成が
簡易となる。 【0013】 【発明の効果】本発明を使用することにより多段階の多
視点画像撮像手段とライトバルブを用いて奥行き情報の
あるホログラムを白色光により被写体照射で生成できる
利点があり、被写体が生物である場合、被写体に直接レ
ーザ照射をしなくてすみ、被写体に損傷を与える危険性
が削除される。また、奥行き情報を保存するために多数
の画像を用いるが、時分割処理を用いることなくホログ
ラム生成ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明ホログラム撮像装置の第1の実施例を示
す図。 【図2】第1の実施例の機能を説明するための図。 【図3】従来例のホログラムを用いた立体撮像(a)お
よび立体表示(b)を示す図。 【図4】透過拡散板の代わりにレンズ板を用いた第2の
実施例を示す図。 【図5】透過拡散板の位置に透過拡散板と凸レンズ板を
用いた第3の実施例を示す図。 【図6】ピンホール板の代わりに凸レンズ板を用いた第
4の実施例を示す図。 【図7】ピンホール板の代わりに凸レンズ板を用いた第
5の実施例を示す図。 【符号の説明】 1,21 被写体 2 白色光 3,5,11 ピンホール板 4,10 透過拡散板 6 ライトバルブ 7 光導電層 8 液晶 9,14,19,24 レーザ光 12 レーザ光による被写体像 13 ホログラム 15 被写体立体画像 16,17,18,19 凸レンズ板 20 鏡 22,26 乾板 23 眼 25 三次元像 31,32,33 蠅の目レンズ板

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 多視点の画像を生成する第1の撮像手段
    と、第1の撮像手段により得られた多視点画像の奥行き
    方向を反転する第2の撮像手段と、第2の撮像手段によ
    り生成された画像を入力としレーザ光でこの情報を読み
    出し増幅するためのライトバルブと、ライトバルブの出
    力画像から奥行き情報を備えた画像を再構成する第3の
    撮像手段と、第3の撮像手段の出力と参照光レーザによ
    り得られる干渉縞を記録する記録手段とを具備したこと
    を特徴とするホログラム撮像装置。
JP14459294A 1994-06-27 1994-06-27 ホログラム撮像装置 Expired - Fee Related JP3482003B2 (ja)

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