JP3481129B2 - オイルタンクへのソケット取付構造 - Google Patents

オイルタンクへのソケット取付構造

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JP3481129B2 JP10071898A JP10071898A JP3481129B2 JP 3481129 B2 JP3481129 B2 JP 3481129B2 JP 10071898 A JP10071898 A JP 10071898A JP 10071898 A JP10071898 A JP 10071898A JP 3481129 B2 JP3481129 B2 JP 3481129B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、荷電粒子線装置
(電子顕微鏡装置、電子ビーム、イオンビーム等を用い
た分析装置、等)の電子銃またはイオン銃等に給電する
高圧電源をオイルで絶縁した状態で収容するオイルタン
クへのソケット(電子銃等に給電する高電圧ケーブルに
接続されたコネクタが着脱可能に装着されるソケット)
の取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】前記オイルタンクへのソケット取付構造
としては、従来、下記(J01)に示す技術が知られてい
る。 (J01)図4〜図8に示す技術 図4は従来のオイルタンクへのソケット取付構造の説明
図である。図5は前記図4のV−V線断面図である。図
6は前記図4の要部を示す図でソケットに着脱されるコ
ネクタの位置が前記図4とは異なる状態を示す図であ
る。図7は従来のソケット取付構造において帯電した樹
脂および金属間の空気を介して生じる放電発生のメカニ
ズムの説明図である。図8は従来のソケット取付構造に
おいて帯電したオイルおよび金属間の空気を介して生じ
る放電発生のメカニズムの説明図である。 【0003】図4〜図6において、オイルおよび高圧電
源を収容するオイルタンクTのタンク外壁01の内側に
は絶縁パネル02が設けられている。前記タンク外壁0
1には上蓋03が支持されている。前記上蓋03の下面
には金属リング04が固定されている。金属リング04
下面にはアース板06およびロッド連結リング07が固
定されている。ロッド連結リング07には下方に延びる
4本のロッド08(図4〜図5参照)が連結されてい
る。ロッド08の下端部には複数の中継端子09(図0
4参照)が支持されており、中継端子09はオイルタン
クT内の図示しない高圧電源に給電ケーブル(図示せ
ず)を介して接続されている。 【0004】前記上蓋03の上面にはソケットを装着す
るための金属製のソケット装着フランジ011が固定さ
れている。前記ソケット装着フランジ011はプレート
部012および前記プレート部012から上方に突出す
る円筒部013を有している。前記プレート部012に
は、前記円筒部013の内側にソケット貫通孔012a
が形成されている。ソケット貫通孔012aは前記円筒
部013の内径よりも小さく形成されている。前記プレ
ート部012は、ソケット貫通孔012aと円筒部01
3内面との間にリング状のソケット支持面012bを有
している。前記ソケット支持面012bは前記円筒部0
13のリング状底面を形成している。前記円筒部013
内周面には雌ネジ013aが形成されている。 【0005】前記円筒部013およびソケット貫通孔0
12aを上方から下方に貫通して突出する樹脂製のソケ
ット016は円筒状部材であり、上端部に設けたフラン
ジ部016aと、上方に開口するコネクタ装着穴016b
と、前記コネクタ装着穴016bの底面に設けた複数の
端子ガイド孔016cとを有している。前記フランジ部
016aは、ソケット装着フランジ011の前記ソケッ
ト支持面012bに支持される。前記符号011〜01
6で示した要素によりレセプタクルRが構成されてい
る。前記ソケット016の下端部には電極017が支持
されており、前記電極017は前記端子ガイド孔016
cの下部に露出している。前記電極017は接続ケーブ
ル018を介して前記中継端子09(図4参照)に接続
されている。前記円筒部013内に配置されたリング状
の固定部材019(図4、図6参照)は、その外周面に
前記雌ネジ013aに螺合する雄ネジを有する部材であ
り、前記ソケット016をソケット装着フランジ011
に固定するために、フランジ部016aを前記ソケット
支持面012bに押圧する部材である。 【0006】前記コネクタ装着穴016bに上方から着
脱自在に装着される円筒状のコネクタ021は、下端に
端子021aを有し、上端には図示しない電子銃に接続
される給電ケーブル022が連結されている。前記端子
021aは、前記端子ガイド孔016cにガイドされて前
記電極017に接続される。 【0007】図7、図8において、前記金属リング04
またはソケット装着フランジ011と、樹脂製のソケッ
ト016とそれらの間の空間の空気の3つの要素が接続
する部分にはトリプルジャンクション(金属、樹脂、空
気の接続部)Jが形成される。この場合、高電圧を発生
させると電界は前記トリプルジャンクションJに集中
し、空気中ではもたない程の電界強度になったとき、微
小放電が発生する。 【0008】トリプルジャンクションJで微小放電が発
生する原因は、トリプルジャンクションJの電界強度が
3つ目の要素である空気中で微小放電しない電界強度よ
りも高くなるためで、発生のメカニズムとして以下の2
つの理由(a),(b)が考えられる。 (a)(図7参照) 高圧(マイナス)の高電圧を印加するとソケット016
が帯電するのでアース電位の金属リング04またはソケ
ット装着フランジ011付近でもソケット016は電位
を持っている。トリプルジャンクションJの電界強度が
空気中で放電しない電界強度よりも高くなるとトリプル
ジャンクションJ付近の帯電したソケットの沿面から電
子がアース電位の金属(金属リング04またはソケット
装着フランジ011)に放出され、微小放電が発生する
(図7の(1)参照)。 【0009】さらに、微小放電でソケット016の沿面
から電子が放出されると、その部分の電界強度が変化
し、この時の電界強度が微小放電しない電界強度(空気
中またはオイル中)よりも高くなるとソケット016の
沿面からその部分に電子が放出される(図7の(2)参
照)。以下同様な現象が続いて電子の放出がソケット0
16の電極017まで達すると、沿面を抜ける大放電に
発展する。 【0010】(b)(図8参照) 高圧(マイナスの高電圧)を印加するとオイルが帯電し
対流する。トリプルジャンクションJの電界強度が、空
気中で微小放電しない電界強度よりも高くなるとトリプ
ルジャンクションJ付近の帯電したオイルから電子がア
ース電位の金属(金属リング04またはソケット装着フ
ランジ011)に放出され、微小放電となる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】(前記(J01)の問題
点)前記従来技術(J01)では、トリプルジャンクショ
ンを形成する3つの要素のうちの空気の絶縁性が不足す
るために放電が発生している。本発明は、前述の事情に
鑑み下記(O01)の記載内容を課題とする。 (O01)本発明のオイルタンクへのソケット取付構造に
おいて、トリプルジャンクション部の空気をオイルに置
き換えて絶縁耐圧を上げることにより、トリプルジャン
クションで発生する放電を減少させること。 【0012】 【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決し
た本発明を説明するが、本発明の説明において本発明の
構成要素の後に付記したカッコ内の符号は、本発明の構
成要素に対応する後述の実施例の構成要素の符号であ
る。なお、本発明を後述の実施例の構成要素の符号と対
応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするた
めであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではな
い。 【0013】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明のオイルタンクへのソケット取付構造は下記の要件
を備えたことを特徴とする、(A01)オイルおよび前記
オイル中に配置された高圧電源(B)を収容するオイル
タンク(T)、(A02)前記オイルタンク(T)に支持
されたリング状のプレート部(12)および前記プレー
ト部(12)から上方に突出する円筒部(13)を有
し、前記プレート部(12)には前記円筒部(13)の
内側部分に前記円筒部(13)の内径よりも小さなソケ
ット貫通孔(12a)が形成され、前記ソケット貫通孔
(12a)と円筒部(13)内面との間にリング状のソ
ケット支持面(12b)が形成された金属製のソケット
装着フランジ(11)、(A03)前記プレート部(1
2)下面は前記オイルタンク(T)内のオイル上面より
下方に配置され且つ前記円筒部(13)の上端は前記オ
イル上面よりも上方に配置され、前記プレート部(1
2)下面は直接または導電製金属板を介してオイルに接
触するように配置された前記ソケット装着フランジ(1
1)、(A04)前記円筒部(13)およびソケット貫通
孔(12a)を上方から下方に貫通して突出する樹脂性
の円筒状部材により構成され、上端部に設けたフランジ
部(16a)と、上方に開口するコネクタ装着穴(16
b)と、前記コネクタ装着穴(16b)の底面に設けた複
数の端子ガイド孔(16c)とを有し、前記フランジ部
(16a)は、ソケット装着フランジ(11)の前記ソ
ケット支持面(12b)に支持されるソケット(1
6)。 【0014】(本発明の作用)前記構成を備えた本発明
のオイルタンクへのソケット取付構造では、オイルタン
ク(T)は、オイルおよび前記オイル中に配置された高
圧電源(B)を収容する。金属製のソケット装着フラン
ジ(11)は、前記オイルタンク(T)に支持されたリ
ング状のプレート部(12)および前記プレート部(1
2)から上方に突出する円筒部(13)を有する。前記
プレート部(12)には前記円筒部(13)の内側部分
に前記円筒部(13)の内径よりも小さなソケット貫通
孔(12a)が形成され、前記ソケット貫通孔(12a)
と円筒部(13)内面との間にリング状のソケット支持
面(12b)が形成される。前記ソケット装着フランジ
(11)は、前記プレート部(12)下面が前記オイル
タンク(T)内のオイル上面より下方に配置され且つ前
記円筒部(13)の上端は前記オイル上面よりも上方に
配置される。また、前記ソケット装着フランジ(11)
は、前記プレート部(12)下面が直接または導電製金
属板を介してオイルに接触するように配置される。 【0015】樹脂性の円筒状部材により構成されたソケ
ット(16)は、上端部に設けたフランジ部(16a)
と、上方に開口するコネクタ装着穴(16b)と、前記
コネクタ装着穴(16b)の底面に設けた複数の端子ガ
イド孔(16c)とを有している。前記円筒部(13)
およびソケット貫通孔(12a)を上方から下方に貫通
して突出する前記ソケット(16)は、前記フランジ部
(16a)が、ソケット装着フランジ(11)の前記ソ
ケット支持面(12b)に支持される。前述のように、
前記ソケット装着フランジ(11)は、金属製のソケッ
ト装着フランジ(11)の前記プレート部(12)下面
が直接または導電製金属板を介してオイルに接触するよ
うに配置されるため、金属製のソケット装着フランジ
(11)の下面と樹脂製のソケット(16)と空気との
トリプルジャンクションが前記空気をオイルに置き換え
たトリプルジャンクションとなる。このため、トリプル
ジャンクション部の絶縁耐圧が高くなり、トリプルジャ
ンクション部で発生する放電を防止することができる。 【0016】 【発明の実施の形態】(発明の実施の形態1)本発明の
実施の形態1のオイルタンク(T)へのソケット取付構
造は、前記本発明において次の要件を備えたことを特徴
とする、(A05)オイルタンク(T)の上端を閉塞する
上蓋(3)に支持された前記ソケット装着フランジ(1
1)。 【0017】(発明の実施の形態1の作用)前記構成を
備えた本発明の実施の形態1のオイルタンク(T)への
ソケット取付構造では、前記ソケット装着フランジ(1
1)は、オイルタンク(T)の上端を閉塞する上蓋
(3)に支持される。したがって、上蓋(3)の任意の
位置、すなわち、オイルタンク(T)上端部の任意の適
当な位置にソケット装着フランジ(11)を配置し且つ
容易に支持することができる。 【0018】 【実施例】次に図面を参照しながら、本発明のオイルタ
ンクへのソケット取付構造の実施の形態の例(実施例)
を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。 (実施例1)図1は本発明のオイルタンクへのソケット
取付構造の実施例1の説明図である。図2はオイルタン
クの平面図である。図3はオイルタンクの断面図で前記
図2のIII−III線断面図である。 【0019】図1〜図3において、オイルおよび高圧電
源B(図2、図3参照)を収容するオイルタンクTのタ
ンク外壁1の内側には絶縁パネル2が設けられている。
前記タンク外壁1の上端には上蓋3が支持されている。
前記上蓋3はソケット装着用凹部4を有している。ソケ
ット装着用凹部4は円筒壁4aおよびソケット貫通孔4b
が形成されたリング状のフランジ支持壁4cにより構成
されている。前記フランジ支持壁4c上面には導電性の
金属製のロッド連結リング5およびアース板6が重ねて
固定されている。ロッド連結リング5には下方に延びる
4本のロッド8が連結されている。ロッド8の下端部に
は複数の中継端子9が支持されており、中継端子9はオ
イルタンクT内の高圧電源Bに給電ケーブル10を介し
て接続されている。 【0020】前記アース板6の上面には金属製のソケッ
ト装着フランジ11が固定されている。前記ソケット装
着フランジ11はプレート部12および前記プレート部
12から上方に突出する円筒部13を有している。前記
プレート部12の下面には、前記アース板6が密着状態
で接触しており、前記アース板6下面は、オイルタンク
T内のオイルの上面よりも低い位置に配置されてオイル
に接触している。したがって、前記プレート部12下面
はアース板6を介してオイルに接触している。 【0021】前記プレート部12には、前記円筒部13
の内側にソケット貫通孔12aが形成されている。ソケ
ット貫通孔12aは前記円筒部13の内径よりも小さく
形成されている。前記プレート部12は、ソケット貫通
孔12aと円筒部13内面との間にリング状のソケット
支持面12bを有している。前記ソケット支持面12bは
前記円筒部13のリング状底面を形成している。前記円
筒部13内周面には雌ネジ13aが形成されている。 【0022】前記円筒部13およびソケット貫通孔12
aを上方から下方に貫通して突出する樹脂性のソケット
16は円筒状部材であり、上端部に設けたフランジ部1
6aと、上方に開口するコネクタ装着穴16bと、前記コ
ネクタ装着穴16bの底面に設けた複数の端子ガイド孔
16cとを有している。前記フランジ部16aは、ソケッ
ト装着フランジ11の前記ソケット支持面12bに支持
される。前記符号11〜16で示した要素によりレセプ
タクルRが構成されている。前記ソケット16の下端部
には電極17が支持されており、前記電極17は前記端
子ガイド孔16cの下部に露出している。前記電極17
は接続ケーブル18を介して前記中継端子9に接続され
ている。前記円筒部13内に配置されたリング状の固定
部材19は、その外周面に前記雌ネジ13aに螺合する
雄ネジを有する部材であり、前記ソケット16をソケッ
ト装着フランジ11に固定するために、フランジ部16
aを前記ソケット支持面12bに押圧する部材である。 【0023】前記コネクタ装着穴16bに上方から着脱
自在に装着される円筒状のコネクタ21は、下端に端子
21aを有し、上端には図示しない電子銃に接続される
給電ケーブル22が連結されている。前記端子21a
は、前記端子ガイド孔16cにガイドされて前記電極1
7に接続される。 【0024】(実施例1の作用)前記構成を備えた本発
明のオイルタンクへのソケット取付構造では、金属製の
ソケット装着フランジ11の前記プレート部12の下面
は、前記アース板6を介して、オイルタンクT内のオイ
ルに接触している。したがって、樹脂製のソケットおよ
び金属製のソケット装着フランジ11との間に空気が存
在しないため、金属、樹脂、および空気により構成され
るトリプルジャンクションから、金属、樹脂、およびオ
イルで構成されるトリプルジャンクションに置き換えら
れる。空気よりオイルに置き換わったオイルの絶縁耐圧
は空気よりも高いために、高圧電源により前記電極17
に高電圧が印加されても、トリプルジャンクション部分
での放電が発生することがない。 【0025】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)前記実施例1では、前記ソケット装着フランジ
11底面は、アース板6を介して間接的にオイルに接触
しているが、アース板6以外の導電性部材を介してオイ
ルに接触させたり、または直接オイルに接触させるよう
に構成することにより、空気を含むトリプルジャンクシ
ョンが形成されないようにすることが可能である。 (H02)前記ソケット装着フランジ11の底面を直接オ
イルに接触させる場合には、前記ソケット装着フランジ
11の底面をオイルの上面高さ以下の位置に配置する必
要がある。 (H03)前記ソケット装着フランジ11は上蓋に取り付
ける代わりに、オイルタンク底面または内側面に支持さ
れた部材(前記上蓋以外の部材)に取り付けることが可
能である。 【0026】 【発明の効果】前述の本発明のオイルタンクへのソケッ
ト取付構造は、下記の効果を奏することができる。 (E01)本発明のオイルタンクへのソケット取付構造
は、トリプルジャンクション部の空気をオイルに置き換
えることにより、絶縁耐圧を上げ、トリプルジャンクシ
ョンで発生する放電を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 図1は本発明のオイルタンクへのソケット取
付構造の実施例の説明図である。 【図2】 図2はオイルタンクの平面図である。 【図3】 図3はオイルタンクの断面図で前記図2のII
I−III線断面図である。 【図4】 図4は従来のオイルタンクへのソケット取付
構造の説明図である。 【図5】 図5は前記図4のV−V線断面図である。 【図6】 図6は前記図4の要部を示す図でソケットに
着脱されるコネクタの位置が前記図4とは異なる状態を
示す図である。 【図7】 図7は従来のソケット取付構造において帯電
した樹脂および金属間の空気を介して生じる放電発生の
メカニズムの説明図である。 【図8】 図8は従来のソケット取付構造において帯電
したオイルおよび金属間の空気を介して生じる放電発生
のメカニズムの説明図である。 【符号の説明】 B…高圧電源、T…オイルタンク、11…ソケット装着
フランジ、12…リング状のプレート部、12a…ソケ
ット貫通孔、13…円筒部、12b…ソケット支持面、
16…ソケット、16a…フランジ部、16b…コネクタ
装着穴、16c…端子ガイド孔。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とするオ
    イルタンクへのソケット取付構造、(A01)オイルおよ
    び前記オイル中に配置された高圧電源を収容するオイル
    タンク、(A02)前記オイルタンクに支持されたリング
    状のプレート部および前記プレート部から上方に突出す
    る円筒部を有し、前記プレート部には前記円筒部の内側
    部分に前記円筒部の内径よりも小さなソケット貫通孔が
    形成され、前記ソケット貫通孔と円筒部内面との間にリ
    ング状のソケット支持面bが形成された金属製のソケッ
    ト装着フランジ、(A03)前記プレート部下面は前記オ
    イルタンク内のオイル上面より下方に配置され且つ前記
    円筒部の上端は前記オイル上面よりも上方に配置され、
    前記プレート部下面は直接または導電製金属板を介して
    オイルに接触するように配置された前記ソケット装着フ
    ランジ、(A04)前記円筒部およびソケット貫通孔を上
    方から下方に貫通して突出する樹脂性の円筒状部材を有
    し、上端部に設けたフランジ部と、上方に開口するコネ
    クタ装着穴と、前記コネクタ装着穴の底面に設けた複数
    の端子ガイド孔とを有し、前記フランジ部は、ソケット
    装着フランジの前記ソケット支持面に支持されるソケッ
    ト。
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