JP3481039B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents
プログラマブルコントローラInfo
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Description
る基本命令と、複数ビットの応用命令処理を行うプログ
ラマブルコントローラに関し、特に基本命令と応用命令
を両方処理することのできる命令処理部を有するプログ
ラマブルコントローラに関するものである。
置、機械、FA機器の制御に広く用いられており、対象
となる装置の複雑化、高速化に応じて、より多数の入出
力信号を高速に処理することが求められている。このた
め、ビット処理を主とする基本命令と、複数ビットの応
用命令処理を行うことのできる専用ハードウェア(プロ
セッサ)で高速化を実現し、通信処理・周辺処理などを
行う汎用マイクロプロセッサと組み合わせてプログラマ
ブルコントローラを構成している。この専用ハードウェ
ア(プロセッサ)の構造として、従来は、以下のような
3段パイプライン構造で命令を実行していた。
論理演算、データアドレス計算、分岐先計算、 第3ステージ:メモリアクセス(リード/ライト)、分
岐、ビット演算、レジスタ書き込み
ン構造では、各ステージのうち一番遅い実行ステージの
処理速度で、全体の命令実行速度が決まってしまう。こ
のようなパイプライン処理の高速化のためには、各ステ
ージの処理速度を均等にする必要があるが、この例では
命令メモリとデータメモリに同じアクセス時間のメモリ
を使用すると、第1ステージに対して第3ステージの方
がビット演算を行う分、処理時間が必要になるというア
ンバランスがある。実行速度向上のためには、パイプラ
インステージをさらに分割して多段にすれば良い。そこ
で、本発明者らは、専用ハードウェア(プロセッサ)の
命令実行サイクルを以下のような5段に要素分割した、
5段パイプライン構造を持ったプログラマブルコントロ
ーラを開発した。
岐先計算 第4ステージ:メモリアクセス(リード/ライト) 第5ステージ:分岐、ビット演算、レジスタ書き込み この5段パイプライン構造を採用すると、従来の3段パ
イプライン構造のプログラマブルコントローラに比べて
パイプラインステージ間のアンバランスが改善され、パ
イプラインステージ1段あたりの所要時間も短縮される
ため、全体の命令実行速度を向上させることができる。
この5段パイプライン構造のプログラマブルコントロー
ラの概略構成図を、図3に示す。
etch)で示される第1ステージは、命令メモリIM
から命令レジスタIRヘ次に実行する命令を読み込む命
令フェッチ処理を行うステージで、命令を格納する命令
メモリIMと、プログラムカウンタ制御のためのアドレ
ス計算回路ADDRCALCからの信号を受けて、次に
実行する命令が格納された命令メモリIMのアドレスを
計数するプログラムカウンタPCとで構成されている。
プログラムカウンタPCのアドレス指定に従って命令メ
モリIMから読み出された命令が格納される命令レジス
タIRは、第1ステージIFの実行結果を保存して、次
の第2ステージであるIDにその結果を伝える、パイプ
ラインレジスタIF/IDを兼ねている。
de)で示される第2ステージは、命令デコーダDCに
よる命令デコード、及び、レジスタファイルRFを構成
する複数の汎用レジスタのいずれかより値を取り出すレ
ジスタフェッチ処理を行うステージで、命令のオペレー
ションコード部を解読するデコーダDCと、複数の汎用
レジスタで構成された汎用レジスタファイルRFとで構
成されている。汎用レジスタファイルRFには、2つの
出力が設けられており、一方の出力はパイプラインレジ
スタID/EXのS1に接続され、他方の出力はパイプ
ラインレジスタID/EXのS2に接続されている。ま
た、命令デコーダDCで解読された値もパイプラインレ
ジスタID/EXの所定の箇所に格納される。
第3ステージは、算術論理演算ユニットALUによっ
て、算術論理演算またはデータアドレス計算または分岐
先の実効アドレスを計算する分岐先計算を行うステージ
で、算術論理演算ユニットALUの一方の入力は、パイ
プラインレジスタID/EXのS1の出力に接続され、
他方の入力は、パイプラインレジスタID/EXのS2
の出力に接続されている。また、算術論理演算ユニット
ALUは、パイプラインレジスタID/EXの所定の箇
所に格納された、デコードされた命令の値によって制御
され、算術論理演算ユニットALUの出力は、パイプラ
インレジスタEX/MEMのDの箇所に格納される。
s)で示される第4ステージは、データメモリDMヘの
メモリアクセス処理を行うステージで、パイプラインレ
ジスタEX/MEMのDの箇所に格納されていた値は、
データメモリDMの所定アドレスのメモリに格納される
と共に、パイプラインレジスタMEM/WBの所定箇所
に出力される。または、データメモリDMの所定アドレ
スに格納されていた値がパイプラインレジスタMEM/
WBの所定箇所に格納される。
示される第5ステージは、ビット演算または汎用レジス
タへの書き込み処理または分岐処理を行うステージで、
汎用レジスタへの書き込み処理の場合は、パイプライン
レジスタMEM/WBの所定箇所に格納されていた値
が、レジスタファイルRFの所定の汎用レジスタに格納
される。但し、図3では本発明に関する部分のみ図示し
ており、他の構成は図示を省略している。
必要とされる命令の中には、常に命令を実行するのでは
なく、あらかじめ定めた命令実行条件が成立したときだ
け命令を実行するものもある。その命令実行条件を構成
するフラグは上記5段パイプライン構造の様々な場所に
設けられており、その中のビット演算命令で更新される
フラグBITACCは5段パイプライン構造の第5ステ
ージ以降で更新される。そのため、BITACCを更新
するビット演算命令の直後に、命令実行条件によって命
令の実行/非実行が決定される命令を配置した場合、そ
の命令実行時には直前のビット演算命令はまだBITA
CCを更新しておらず、命令実行条件が確定していない
ため正しく命令の実行/非実行の制御が行えなくなると
いう問題が発生する。
ものであり、パイプラインレジスタ上に該当命令が命令
実行条件を構成するフラグであるBITACCを更新す
るビット演算命令であることを示す制御信号を設け、こ
の信号の値をもとに命令実行条件によって命令の実行/
非実行が決定される命令を実行する際、必要に応じて命
令実行条件が確定するまで命令の実行を停止させる機能
を実現させるものであり、これにより、矛盾なく命令の
実行/非実行の制御を行いつつ命令を実行させることが
可能な5段パイプライン構造を持つプログラマブルコン
トローラを提供するものである。
コントローラにあっては、上記の課題を解決するため
に、図1及び図2に示すように、命令メモリIMから命
令を取り出す命令フェッチ処理を行う第1ステージIF
と、命令デコード処理及び汎用レジスタから値を取り出
すレジスタフェッチ処理を行う第2ステージIDと、算
術論理演算処理またはデータアドレス演算処理または分
岐先の実効アドレス計算処理または分岐条件の判定処理
を行う第3ステージEXと、データメモリDMへのメモ
リアクセス処理または分岐処理を行う第4ステージME
Mと、ビット演算処理または前記汎用レジスタへの書き
込み処理または分岐処理を行う第5ステージWBの、5
つのステージをパイプライン実行する5段パイプライン
構造のプログラマブルコントローラであって、少なくと
も第5ステージでビット演算処理を行うためのビット処
理命令により更新される第1のフラグを含む複数のフラ
グの値の論理演算結果として命令実行条件を定めて、上
記5段パイプライン処理の第3ステージである命令実行
ステージにある命令が上記命令実行条件により命令の実
行/非実行が変わる特定の命令であるか否かを示す制御
信号INSTを第2ステージと第3ステージの間のパイ
プラインレジスタ上に設けて、この信号により命令実行
ステージにある命令が上記特定の命令であることが判明
した場合には、その特定の命令は命令実行ステージで命
令実行条件が成立している時にのみ命令を実行するよう
に命令実行条件が不成立の時には前記データメモリ又は
前記汎用レジスタへの書き込みを禁止する信号を発行す
ると共に、矛盾なく命令の実行/非実行の制御を行いつ
つ命令を実行することが可能となるように、パイプライ
ンレジスタ上に該当命令が命令実行条件に関する第1の
フラグを更新するビット処理命令であることを示す制御
信号を設け、この制御信号をもとに命令実行条件が確定
しない間は命令の実行を停止させることを特徴とするも
のである(請求項1)。
命令により更新される第2のフラグを含み、矛盾なく命
令の実行/非実行の制御を行いつつ命令を実行すること
が可能となるように、命令実行条件を構成する第2のフ
ラグを更新するフラグセット命令は、その直後の命令の
命令実行ステージ開始時には第2のフラグの更新を完了
させることを特徴とする(請求項2)。
命令により更新される第3のフラグを含み、矛盾なく命
令の実行/非実行の制御を行いつつ命令を実行すること
が可能となるように、命令実行条件を構成する第3のフ
ラグを更新する各種算術演算命令は、その直後の命令の
命令実行ステージ開始時には第3のフラグの更新を完了
させることを特徴とする(請求項3)。
態を示す5段パイプライン構造のプログラマブルコント
ローラの全体構成を示すブロック図である。図3の従来
例の構造と比較すれば明らかなように、本発明では、フ
ラグレジスタFRとハザード検出ユニットHDUを追加
した構造となっている。ハザード検出ユニットHDU
は、フラグレジスタFR中の強制実行フラグEXEFL
GとエラーフラグERRCNTRL、及びビット処理命
令実行ユニットBPUにより更新されるフラグBITA
CCの値をもとに命令実行条件を判定し、命令実行条件
が成立しない場合にはハザード信号HZD_EXに
「1」を出力する。
持つプログラマブルコントローラでは、例えば、図4
(a)に示すように、IF:命令フェッチ、ID:命令
デコード、レジスタフェッチ、EX:算術論理演算、デ
ータアドレス計算、分岐先計算、MEM:メモリアクセ
ス(リード/ライト)、WB:分岐、レジスタ書き込み
のように、1つの命令を5つのパイプラインステージに
分けて実行する。このような命令に加えて、プログラマ
ブルコントローラに必要とされる命令として、データメ
モリ1ワード中のある1ビットの値を参照したり更新し
たりする“ビット処理命令”というものが存在する。ビ
ット処理命令と呼ばれる命令には様々なものがあり、読
み込んだデータメモリ1ワードのあるビットの状態によ
りプログラマブルコントローラ内部のフラグ:BITA
CC(ビットアキュムレータ)を更新したり、このフラ
グBITACCの更新に加えてデータメモリ中のある1
ビットの値も更新する命令が存在する。このビット処理
命令のパイプラインステージとフラグBITACCが更
新される様子を、図4(b),(c)に示す。図のよう
に、ビット処理命令以外の命令がレジスタ書き込みなど
を行っていたWBステージに相当する部分に、MEMス
テージで読み込んだデータメモリの値によりBITAC
Cの更新やデータメモリ中のある1ビットの値の更新、
データメモリ書き込み等の動作を行うBPUステージが
存在する。ビット処理命令には多くの種類の命令があ
り、命令に応じて必要となるBPUステージの数も図4
(b),(c)に示すように変わってくる。図ではBI
TACCは「0」から「1」に変化しているが、逆の変
化を示すこともある。
命令の中には常に命令を実行するのではなく、複数のフ
ラグの値から構成される命令実行条件が成立していると
きにのみ、命令を実行するものがある。実施例では、あ
る命令は以下の条件が成立したときに、命令を実行す
る。
RLはエラーフラグであり、これらのフラグは他のフラ
グとともに、回路中のフラグレジスタFRの中に存在し
ている。また、BITACCはビット処理命令により更
新されるフラグである。これらのフラグの値が上記命令
実行条件を満足する時だけ、特定の命令を実行する機能
を有したプログラマブルコントローラの実施例を図1及
び図2に示す。
んだ命令語はパイプラインレジスタIF/ID上のイン
ストラクションレジスタIRに格納される。それをID
ステージのデコーダブロックDCで解読し、解読した結
果をパイプラインレジスタID/EXに書き込む。ここ
で解読した命令がビット処理命令であった場合、パイプ
ラインレジスタ上に設けた制御信号BPUに「1」を書
き込むことにする。この制御信号BPUは、パイプライ
ンレジスタID/EX、EX/MEM上を順次転送さ
れ、これらの制御信号はハザード検出ブロックHDUに
与えられる。ハザード検出ブロックHDUはハザード信
号HZD_PC、HZD_ID、HZD_EXを生成
し、これらの信号はそれぞれHZD_PCによりプログ
ラムカウンタPCのインクリメント停止、HZD_ID
によりIDステージでデコードした結果のうち、メモリ
アクセス、レジスタ書き込みを無効にする、そして、H
ZD_EXによりEXステージでデコードした結果のう
ち、メモリアクセス、レジスタ書き込みを無効にする、
という働きをする。
/EX上のINSTは、該当命令が上記命令実行条件に
より命令の実行/非実行が変わる命令であることを示す
制御信号である。この信号によりEXステージにある命
令が、実行/非実行の制御を行わなければならない命令
であることが判明した場合、ハザード検出ユニットHD
UはフラグレジスタFR中の強制実行フラグEXEFL
GとエラーフラグERRCNTRL、及びビット処理命
令実行ユニットBPUにより更新されるフラグBITA
CCの値をもとに命令実行条件を判定し、命令実行条件
が成立しない場合にはハザード信号HZD_EXに
「1」を出力する。HZD_EXが「1」の場合、外部
メモリの更新やレジスタファイルRFの更新を制御する
信号は「更新をしない」という値で上書きされ、EXス
テージやMEMステージでどのような演算が行われても
その結果は残らず、結果として命令を実行しなかったこ
とになる(請求項1)。
非実行が変わる命令の直前に、命令実行条件を変更する
命令を配置した場合について検討する。命令実行条件を
構成するフラグのうち、強制実行フラグEXEFLGと
エラーフラグERRCNTRLは、FLGSET命令に
より更新される。実施例では、FLGSET命令は命令
実行中のEXステージでフラグを更新するようにしてい
るので、FLGSET命令の直後に、命令実行条件によ
り命令の実行/非実行が変わる命令を配置しても、後続
命令の実行時には実行条件は確定しているので、矛盾な
く命令の実行/非実行の制御を行いつつ命令を実行させ
ることが可能になる(請求項2)。この様子を示すタイ
ムチャートを、図5に示す。
FLGSET命令だけでなく、除算などの算術演算命令
やBCDコード変換命令などの命令でも更新される。例
えば、0で除算した場合やBCDコードの範囲外の場合
にはエラー扱いとなる。そこで、FLGSET命令以外
に、エラーフラグERRCNTRLを更新する命令につ
いても、直後の命令がEXステージの実行を開始する前
にエラーフラグERRCNTRLを更新するようにし
て、矛盾なく命令の実行/非実行の制御を行いつつ後続
命令を実行できるようにする(請求項3)。
TACCは、ビット処理命令のBPUステージが終了し
たときに更新される。そのため、ビット処理命令の直後
に、命令実行条件により命令の実行/非実行が変わる命
令を配置した場合は、ビット処理命令がBITACCを
更新する前に後続命令のEXステージが実行されてしま
い、正しく実行/非実行の制御を行うことができなくな
る。そこで、図6に示すように、命令実行条件により命
令の実行/非実行が変わる命令の前にBITACCを更
新するビット処理命令が存在するときは、BITACC
が更新されて命令実行条件が確定するまで実行/非実行
が変わる命令のEXステージを実行させないように、命
令実行条件により実行/非実行が変わる命令の実行時に
ストールを発生させる。この機能により、BITACC
を更新するビット処理命令の直後に命令実行条件により
命令の実行/非実行が変わる命令を配置した場合でも、
矛盾なく命令の実行/非実行の制御を行うことが可能に
なる(請求項1)。
ク図で説明する。パイプラインレジスタID/EXとE
X/MEM上に、該当命令がBITACCを更新するビ
ット処理命令であることを示す制御信号BPUを設け
る。そして、命令レジスタIRにフェッチされた命令を
デコードした結果、IDステージの命令が命令実行条件
により命令の実行/非実行が変わる命令であることが分
かった場合、ハザード検出ユニットHDUは、上記のパ
イプラインレジスタID/EXとEX/MEM上の制御
信号BPUを調べて、パイプラインのEXステージかM
EMステージにBITACCを更新するビット処理命令
が存在する場合には、ハザード信号HZD_PCとHZ
D_IDに「1」を出力する。HZD_PCが「1」の
場合は、プログラムカウンタPCのインクリメントを停
止させる。HZD_IDが「1」の場合は、IDステー
ジで命令をデコードした結果を、マルチプレクサMUX
により、何も実行しないという意味の値(図では0)で
上書きする。これら2つのハザード信号を発行すること
で、IDステージにある命令の実行を停止させることが
できる。そして、パイプラインのEXステージとMEM
ステージからBITACCを更新するビット処理命令が
無くなった時点でHZD_PCとHZD_IDを「0」
にすることで、停止させていた命令の実行を再開する。
構造を持つプログラマブルコントローラにおいて、請求
項1のように、複数のフラグの値の論理演算結果として
命令実行条件を定めて、上記5段パイプライン処理の第
3ステージである命令実行ステージにある命令が上記命
令実行条件により命令の実行/非実行が変わる特定の命
令であるか否かを示す制御信号を第2ステージと第3ス
テージの間のパイプラインレジスタ上に設けて、この信
号により命令実行ステージにある命令が上記特定の命令
であることが判明した場合には、その特定の命令は命令
実行ステージで命令実行条件が成立している時にのみ命
令を実行することにより、命令の実行/非実行の制御を
行うことが可能になる。また、命令実行条件を構成する
フラグの中にビット処理命令のパイプラインステージの
最終部分で更新されるビットアキュムレータがある場
合、請求項1のように、命令実行条件が確定するまで、
命令実行条件により実行/非実行が決定される命令の実
行を停止させることで、命令メモリにNOP命令を挿入
することなく矛盾なく命令の実行/非実行の制御を行う
ことが可能になる。
件を構成するフラグを更新するフラグセット命令や、算
術演算命令などの命令による命令実行条件の更新が完了
してから、その直後の命令を実行するような構成にする
ことで、矛盾なく命令の実行/非実行の制御を行うこと
が可能になる。
ルコントローラの第1及び第2ステージの構成を示すブ
ロック図である。
ルコントローラの第3〜第5ステージの構成を示すブロ
ック図である。
図である。
イプラインステージを示す説明図である。
ある。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 命令メモリから命令を取り出す命令フ
ェッチ処理を行う第1ステージと、命令デコード処理及
び汎用レジスタから値を取り出すレジスタフェッチ処理
を行う第2ステージと、算術論理演算処理またはデータ
アドレス演算処理または分岐先の実効アドレス計算処理
または分岐条件の判定処理を行う第3ステージと、デー
タメモリへのメモリアクセス処理または分岐処理を行う
第4ステージと、ビット演算処理または前記汎用レジス
タへの書き込み処理または分岐処理を行う第5ステージ
の、5つのステージをパイプライン実行する5段パイプ
ライン構造のプログラマブルコントローラであって、少
なくとも第5ステージでビット演算処理を行うためのビ
ット処理命令により更新される第1のフラグを含む複数
のフラグの値の論理演算結果として命令実行条件を定め
て、上記5段パイプライン処理の第3ステージである命
令実行ステージにある命令が上記命令実行条件により命
令の実行/非実行が変わる特定の命令であるか否かを示
す制御信号を第2ステージと第3ステージの間のパイプ
ラインレジスタ上に設けて、この信号により命令実行ス
テージにある命令が上記特定の命令であることが判明し
た場合には、その特定の命令は命令実行ステージで命令
実行条件が成立している時にのみ命令を実行するように
命令実行条件が不成立の時には前記データメモリ又は前
記汎用レジスタへの書き込みを禁止する信号を発行する
と共に、矛盾なく命令の実行/非実行の制御を行いつつ
命令を実行することが可能となるように、パイプライン
レジスタ上に該当命令が命令実行条件に関する第1のフ
ラグを更新するビット処理命令であることを示す制御信
号を設け、この制御信号をもとに命令実行条件が確定し
ない間は命令の実行を停止させることを特徴とするプロ
グラマブルコントローラ。 - 【請求項2】 前記複数のフラグは、フラグセット命
令により更新される第2のフラグを含み、矛盾なく命令
の実行/非実行の制御を行いつつ命令を実行することが
可能となるように、命令実行条件を構成する第2のフラ
グを更新するフラグセット命令は、その直後の命令の命
令実行ステージ開始時には第2のフラグの更新を完了さ
せることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコ
ントローラ。 - 【請求項3】 前記複数のフラグは、各種算術演算命
令により更新される第3のフラグを含み、矛盾なく命令
の実行/非実行の制御を行いつつ命令を実行することが
可能となるように、命令実行条件を構成する第3のフラ
グを更新する各種算術演算命令は、その直後の命令の命
令実行ステージ開始時には第3のフラグの更新を完了さ
せることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコ
ントローラ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09128296A JP3481039B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | プログラマブルコントローラ |
US08/721,181 US5933651A (en) | 1995-09-29 | 1996-09-27 | Programmable controller |
CNB961211032A CN1137421C (zh) | 1995-09-29 | 1996-09-29 | 可编程控制器 |
EP96115647A EP0766155B1 (en) | 1995-09-29 | 1996-09-30 | Programmable controller |
DE69621091T DE69621091T2 (de) | 1995-09-29 | 1996-09-30 | Programmierbare Steuerung |
KR1019960042852A KR100260012B1 (ko) | 1995-09-29 | 1996-09-30 | 프로그래머블 컨트롤러 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09128296A JP3481039B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | プログラマブルコントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09282161A JPH09282161A (ja) | 1997-10-31 |
JP3481039B2 true JP3481039B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=14022112
Family Applications (1)
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JP09128296A Expired - Fee Related JP3481039B2 (ja) | 1995-09-29 | 1996-04-12 | プログラマブルコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3481039B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP09128296A patent/JP3481039B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09282161A (ja) | 1997-10-31 |
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