JP3480841B2 - 光学レンズ素子組立体 - Google Patents

光学レンズ素子組立体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの光学レンズ
素子を含む光学レンズ素子組立体に関し、特に、光学レ
ンズ素子がマイクロレンズからなる光学レンズ素子組立
体に好適な光学レンズ素子組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信では、例えば光源として用いられ
る半導体レーザからの信号光を光ファイバに案内するた
めに、百数十μmの直径を有するマイクロレンズの組み
合わせが用いられている。
【0003】前記したようなマイクロレンズは、例え
ば、1999年4月に発行されたプロシーディング エ
スピーアイイー(Proc.SPIE)第3631巻、第234
−243頁に示されているように、このレンズに光学的
に結合される光ファイバの外径に等しい外径を有する多
数の円柱状の光学部材を束ねて、それらの端面に所定の
エッチングマスクを用いるエッチング処理を一括的に施
すことにより、多数の光学部材の各端面に一括的に所定
のレンズ面を形成することができ、これにより多数の柱
状のマイクロレンズを一括的に形成することができる。
【0004】また、例えば、シリコン結晶のような光学
基板に多数のレンズ面を相互に間隔をおいて形成した
後、各レンズ面を含むレンズ部分をエッチングマスクで
覆い、該マスクから露出する基板領域にエッチング処理
を施すことにより、一端にレンズ面を有する多数のレン
ズ部分を光学基板上に形成し、その後、各レンズ部分を
前記光学基板から分離することにより、多数の柱状のマ
イクロレンズを一括的に形成することができる。
【0005】このようなマイクロレンズは、例えば光源
からの発散光を光ファイバに案内すべく、光源からの発
散光を平行光束に変換する第1のマイクロレンズと、該
マイクロレンズからの平行光束を光ファイバの端面に集
光する第2のマイクロレンズとの組み合わせで用いら
れ、これらは、レンズ素子組立体として前記光源と前記
光ファイバとの間に挿入される。
【0006】ところで、光源からの光を受ける光ファイ
バは、半導体製造技術であるフォトリソエッチング技術
を利用して基板上に該基板上の前記光源に関して高精度
で形成されるV字溝上に配置され、これにより、高精度
での前記光源と光ファイバとの光軸合わせが可能とな
る。また、前記したように、相互に直列的に配置される
柱状のマイクロレンズの外径を前記光ファイバの外径に
等しく設定し、これら各柱状のマイクロレンズを前記V
字溝上で該溝に沿って配置することにより、パイロット
光を用いないパッシブアライメントでもって、両マイク
ロレンズの相互の光軸にずれを生じさせることなく適正
に両マイクロレンズを前記基板上に配置することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方の
端面にレンズ面が形成された全体に柱状の光学部材から
なる従来の前記したマイクロレンズでは、その製造誤差
により光学部材の直径がその軸線方向に沿って変化し易
いことから、一般的には、前記したマイクロレンズは、
截頭錐形状を呈する。このような截頭錐形状の2つのマ
イクロレンズを前記溝上に直列的に配置したとき、両レ
ンズの配置形態に応じて、それらの光軸に実用上無視で
きない大きなずれを生じることがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、それぞれ
が全体に截頭錐形を呈し、その一方の端面がレンズ面で
ありかつ他方の端面が非レンズ面である光学部材からな
る2つの光学レンズ素子であって、相互に光学的に直列
に結合されて基準面上に配置される2つの光学レンズ素
子を含む光学レンズ素子組立体の配置形態について、軸
ずれによる実質的な結合効率の低下を生じにくい特定の
配置形態を見出した。
【0009】従って、本発明によって特定される配置形
態を採用することにより、両端面における直径に所定の
範囲内での差がある截頭錐形状のマイクロレンズであっ
ても、光結合効率の点でそれらの実用上の損失を無視し
得ることができ、従って、製造上の誤差に拘わらず、前
記光学レンズ素子組立体における各レンズ素子の光軸合
わせが比較的容易となる。
【0010】本発明により特定される第1および第2の
配置形態では、前記両光学レンズ素子は、該両光学レン
ズ素子間の仮想中間面に関して相互に面対称の姿勢で配
置されている。前記両光学レンズ素子が、同一寸法およ
び同一截頭錐形状である場合、両レンズは面対称に配置
される。しかしながら、両光学レンズ素子は同一寸法お
よび同一截頭円錐形状を有する必要はなく、相互に異な
る寸法および異なる截頭円錐形状であっても、両者が面
対称の配置関係にあればよい。
【0011】この両配置形態のうち、第1の配置形態で
は、前記両光学レンズ素子は、前記非レンズ面を互いに
対向させて配置される。また、第2の配置形態では、前
記両光学レンズ素子の出射光面が前記レンズ面である。
前記第1の配置形態は、第2の配置形態に比較して、正
確なパッシブアライメントをより容易とする上で、望ま
しい。
【0012】また、本発明により特定される第3および
第4の配置形態では、前記両光学レンズ素子は、それぞ
れの小端面および大端面を同一方向にそれぞれ整列させ
て配置されている。このうち、第3の配置形態では、前
記両光学レンズ素子は、前記非レンズ面を互いに対向さ
せて配置される。また、第4の配置形態では、前記両光
学レンズ素子の出射光面が前記レンズ面である。
【0013】この第3および第4の配置形態では、第3
の配置形態が、第4の配置形態に比較して、正確なパッ
シブアライメントをより容易とする上で、望ましい。
【0014】また、前記した第1〜第4の配置形態のう
ちの前記したそれぞれのより望ましい第1および第3の
配置形態を包括的に表現すると、前記両光学レンズ素子
は、その非レンズ面を相互に対向させて配置されてい
る、と表現できる。従って、この場合、前記両光学レン
ズ素子が相互に面対称の姿勢で配置される形態と、両光
学レンズ素子のそれぞれの小端面および大端面が同一方
向にそれぞれ整列させて配置される形態とが存在する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。 〈具体例〉図1は、本発明に係るマイクロレンズの第1
および第2の配置形態を示すが、図1に沿って本発明の
第1および第2の配置形態を説明するに先立ち、図9お
よび図10に沿って、本発明に係るマイクロレンズおよ
びその組立体の適用例を説明する。
【0016】本発明が対象とするマイクロレンズ10
(10aおよび10b)は、例えば光通信のための光学
素子として用いられ、図9に示されている例では、例え
ば支持基板として用いられる結晶基板11上で、光源た
る半導体光レーザ12から放射される光信号を光ファイ
バ13の端面に案内するためのレンズ組立体として、用
いられる。
【0017】結晶基板11には、例えばシリコン半導体
基板が用いられ、該基板には、光ファイバ13を位置決
めるためのV字形状の凹溝14がエッチングにより形成
されている。光ファイバ13は、その周壁部を凹溝14
に部分的に受け入れられることにより、結晶基板11上
に適正に支持される。また、前記レーザすなわち光源1
2は、その発光面12aの光軸が、前記凹溝14により
位置決められた光ファイバ13の光軸に一致するよう
に、半導体製造技術で用いられるフォトリソグラフィ技
術を利用して形成される従来よく知られた電極12′を
介して、凹溝14の終端部の近傍で結晶基板11の表面
11a上に固定されている。
【0018】光ファイバ13は、半導体光レーザ12か
ら放出される例えば1.3μmあるいは1.5μmの波
長を有する光信号をその端面に受けると、この信号光を
所望部位に案内する。この光ファイバ13は、例えば1
25μmの外径を有するシングルモード光ファイバで構
成することができる。
【0019】前記マイクロレンズ組立体10(10aお
よび10b)は、光源12の前記発光面12aから発散
される前記信号光を光ファイバ13の前記端面に案内す
べく両者間に配置されている。
【0020】前記マイクロレンズ組立体10は、2つの
マイクロレンズ10aおよび10bを備える。両マイク
ロレンズ10(10aおよび10b)は、前記光ファイ
バ13の外径にほぼ等しい外径を有する2つの全体に略
円柱状の光学部材から成り、半導体光レーザ12および
光ファイバ13間に位置するように、前記凹溝14上に
配列されている。各マイクロレンズ10(10aおよび
10b)は、前記したような1.3μmあるいは1.5
μmの波長の光を取り扱う場合、石英板あるいはシリコ
ン結晶板のような取り扱われる光の波長帯域で損失の少
ない光学部材で構成することができる。
【0021】図9に示す例では、半導体光レーザ12に
近接して配置された一方のマイクロレンズ10aは、半
導体光レーザ12に対向する一方の端面15aにレンズ
面を有し、該レンズ面は、半導体光レーザ12の発光面
12aからの発散光を平行光束に変換するコリメート機
能を有する。前記マイクロレンズ10aの他方の端面1
5bは、前記光に関してレンズ機能を発揮しない平坦面
である。
【0022】光ファイバ13に近接して配置された他方
のマイクロレンズ10bは、光ファイバ13に対向する
一方の端面16aにレンズ面を有し、該レンズ面は、前
記一方のマイクロレンズ10aからの平行光束を光ファ
イバ13の端面に集光させる集光機能を有する。前記マ
イクロレンズ10bの他方の端面16bは、前記光に関
してレンズ機能を発揮しない平坦面である。各マイクロ
レンズ10a、10bにはコリメート機能に限らず所望
の光学特性を付与することができる。
【0023】前記した各マイクロレンズ10(10aお
よび10b)の各レンズ面は、必要に応じて、従来よく
知られた回折現象を利用した回折型光学レンズ面あるい
は屈折現象を利用した屈折型光学レンズ面を適宜採用す
ることができる。例えば、回折型光学レンズ面としてコ
ンピュータ・ジェネレーティッド・ホログラム(CGH
素子)を用いることができる。
【0024】両マイクロレンズ10(10aおよび10
b)は、互いに共同して半導体光レーザ12からの発散
光を光ファイバ13に案内すべく、非レンズ面である前
記平坦面15bおよび16bを相互に対向させて、前記
凹溝14上に直列的に配列されている。
【0025】両マイクロレンズ10(10aおよび10
b)を構成する前記略円柱状光学部材の外径が、前記し
た光ファイバ13の外径に等しい一定の外径を有してい
る限り、両マイクロレンズ10(10aおよび10b)
の両端間の周側面を図9に示されているように、基準面
を規定する結晶基板11の前記凹溝14上に位置させる
ように、各マイクロレンズ10(10aおよび10b)
を配置することにより、両マイクロレンズ10(10a
および10b)の光軸が、半導体光レーザ12と光ファ
イバ13とで規定される基準光軸に一致するように、配
置することができる。
【0026】しかしながら、各マイクロレンズ10(1
0aおよび10b)を拡大して示す図10に示されてい
るように、これらのマイクロレンズ10(10aおよび
10b)は、その製造誤差のために、一般的には、レン
ズ面が形成される一端15aまたは16aにおける直径
と非レンズ面である他端15bまたは16bにおける直
径とはわずかに相違して一致せず、厳密には截頭円錐形
を示す。
【0027】図10に示す例では、各マイクロレンズ1
0aおよび10bの形状は、例えば、100μmの厚さ
寸法Hを有し、非レンズ面である大径端15bまたは1
6bには光ファイバ13の外径に等しい125μmの直
径D1が与えられ、レンズ面である小径端15aまたは
16aには、前記直径D1よりも例えば0.2μm〜
0.7μm小さい値の直径D2が与えられている。この
例に代えて、後述するように、小径端15aまたは16
aを非レンズ面とし、大径端15bまたは16bをレン
ズ面とすることができる。また各マイクロレンズ10a
および10bの厚さ寸法Hおよび各端面15a、16a
および15b、16bの直径D1およびD2は、前記し
た値に限らず、種々の値を採用することができる。
【0028】さらに、両光学レンズ素子10(10aお
よび10b)は、同一寸法および同一截頭円錐形状を有
する必要はなく、相互に異なる寸法および異なる截頭円
錐形状で構成することができるが、以下で説明する解析
の簡素化を図るために、以下の例では、両マイクロレン
ズ10aおよび10bが同一寸法を有する同一の截頭円
錐形を示すモデルについて説明する。
【0029】図10に示した截頭円錐形の各マイクロレ
ンズ10(10aおよび10b)の光軸Lと、該マイク
ロレンズの周側面15cを規定する截頭円錐体の母線G
との角度θは、各マイクロレンズ10を前記した基準面
を規定する前記凹溝14上に配置したときのマイクロレ
ンズ10の光軸と、半導体光レーザ12および光ファイ
バ13により規定される前記基準光軸との角度的なずれ
を表す。
【0030】前記した角度のずれ(θ)は、半導体光レ
ーザ12からの信号光が光ファイバ13の端面に達した
ときのレンズ組立体10(10aおよび10b)の結合
効率を変化させる。この角度(θ)のずれと前記結合効
率との関係を求めるについて、図1および図2に示され
ているように、両マイクロレンズ10aおよび10bが
該両光学レンズ素子間の仮想中間面P1に関して相互に
面対称の関係で配置される形態についてのモデルを考察
する。
【0031】この面対称の配置形態では、両マイクロレ
ンズ10(10aおよび10b)は、それぞれの小端面
同士を相互に対向させて配置される形態および大端面同
士を相互に対向させて配置される形態があり、それぞれ
について、前記角度(θ)と前記結合効率との関係を、
図3に示されるモデルで求めた。
【0032】図3に示すモデルでは、第1のマイクロレ
ンズ10aの焦点距離f1は80μm、第2のマイクロ
レンズ10bの焦点距離f2は360μmであり、半導
体光レーザ12のビームウエスト半径ωは1.0μmで
あり、光ファイバ13の端面におけるビームウエスト半
径ωは4.6μmである。このモデルでは、両マイクロ
レンズ10aおよび10bの角度のずれθは、その絶対
値が互いに等しく、向きが相互に異なる。
【0033】図1(a)〜図1(d)と、図2(a)〜
図2(d)に示される各配置形態についてのシミュレー
ション結果を示すグラフが図4に示されている。図4の
グラフの横軸は、角度θ(degree)の値を示し、その縦
軸はそれぞれの角度θでのマイクロレンズ組立体10
(10aおよび10b)の結合効率(dB)を示す。
【0034】図4に示された特性線16は、第1の配置
形態を示す図1(a)および図1(b)に示されている
ように、両マイクロレンズ10(10aおよび10b)
の小端面15aおよび16a同士または大端面15bお
よび16b同士が相互に対向して配置され、しかも、両
マイクロレンズ10aおよび10bのレンズ面が、相互
に対向する端面(非レンズ面)と反対側の端面に形成さ
れた配置形態でのシミュレーション結果を示す。
【0035】図1(a)の配置形態では、半導体光レー
ザ12側に配置される一方のマイクロレンズ10aは、
その大端面15bが入射光面であり、この入射光面にレ
ンズ面が形成されている。また、マイクロレンズ10a
の小端面15aは、非レンズ面となり、出射光面として
作用する。他方、光ファイバ13側に配置されるマイク
ロレンズ10bは、その小端面16aが非レンズ面であ
り、入射光面として作用する。また、この他方のマイク
ロレンズ10bの大端面16bは出射光面として作用
し、この出射光面にレンズ面が形成されている。
【0036】また、図1(b)の配置形態では、半導体
光レーザ12側に配置される一方のマイクロレンズ10
aは、その小端面15aが入射光面であり、この入射光
面にレンズ面が形成されている。また、マイクロレンズ
10aの大端面15bは、非レンズ面となり、出射光面
として作用する。他方、光ファイバ13側に配置される
マイクロレンズ10bは、その大端面16bが非レンズ
面であり、入射光面として作用する。また、この他方の
マイクロレンズ10bの小端面16aは、出射光面とし
て作用し、この出射光面にレンズ面が形成されている。
【0037】この特性線16から明らかなように、図1
(a)および図1(b)に示された各第1の配置形態に
よれば、前記した角度θが±5°の範囲内では、そのず
れ角度θの如何に拘わらず、ほぼ−2dBの高い結合効
率が得られている。
【0038】前記特性線17は、第2の配置形態を示す
図1(c)および図1(d)に示されているように、面
対称の配置形態のうち、両マイクロレンズ10aおよび
10bのそれぞれの出射光面がレンズ面である配置形態
でのシミュレーション結果を示す。
【0039】図1(c)の配置形態では、半導体光レー
ザ12側に配置される一方のマイクロレンズ10aは、
その大端面15bが入射光面として作用する非レンズ面
である。また、マイクロレンズ10aの小端面15a
は、レンズ面であり、出射光面として作用する。他方、
光ファイバ13側に配置されるマイクロレンズ10b
は、その小端面16aが非レンズ面であり、入射光面と
して作用する。また、この他方のマイクロレンズ10b
の大端面16bは出射光面として作用し、この出射光面
にレンズ面が形成されている。
【0040】図1(d)の配置形態では、半導体光レー
ザ12側に配置される一方のマイクロレンズ10aは、
その小端面15aが非レンズ面であり、入射光面として
作用する。また、このマイクロレンズ10aの大端面1
5bは出射光面として作用し、この出射光面にレンズ面
が形成されている。他方、光ファイバ13側に配置され
るマイクロレンズ10bは、その大端面16bが非レン
ズ面であり、入射光面として作用する。また、この他方
のマイクロレンズ10bの小端面16aは、出射光面と
して作用し、この出射光面にレンズ面が形成されてい
る。
【0041】図1(c)および図1(d)の配置形態に
ついての特性線17から明らかなように、図1(c)お
よび図1(d)に示された各第2の配置形態によれば、
前記した角度θが±2°の範囲内では、実用上、問題と
ならない−3dBの結合効率を得ることができる。
【0042】他方、前記したように各マイクロレンズ1
0(10aおよび10b)がそれぞれの小端面15aお
よび16a同士または大端面15bおよび16b同士が
相互に対向して配置される面対称の配置関係にあるが、
レンズ面を相互に対向させ、あるいは入射光面がレンズ
面である配置形態が、図2(a)〜図2(d)に示され
ている。
【0043】すなわち、図2(a)および図2(b)の
配置形態では、両マイクロレンズ10は、それぞれのレ
ンズ面を相互に対向させて配置されており、図2(c)
および図2(d)の配置形態では、両マイクロレンズ1
0aおよび10bのそれぞれの入射光面がレンズ面とな
るように、いずれか一方のマイクロレンズ10aまたは
10bの小端面15a、16aがレンズ面であるとき、
他方のマイクロレンズ10bまたは10aの大端面16
b、15bがレンズ面である場合の配置形態が示されて
いる。
【0044】図4の特性線18は、図2(a)および図
2(b)の配置形態についての前記したと同様な特性を
示し、特性線19は、図2(c)および図2(d)の配
置形態についての前記したと同様な特性を示す。
【0045】両特性線18および19から明らかなよう
に、図2(a)ないし図2(d)に示した配置形態にあ
っては、前記したずれの角度(θ)が±1°を越えない
範囲で、実用上無視できない−3dBを越える大きな結
合効率の低下が生じる。
【0046】以上の点から、2つの截頭円錐形状を示す
両マイクロレンズ10aおよび10bを組み合わせて用
いる場合であって、それぞれ小端面15aおよび16a
同士あるいは大端面15bおよび16b同士を相互に対
向させて面対称に配置するとき、図1(a)〜図1
(d)に沿って説明したとおり、両マイクロレンズ10
aおよび10bの互いに対向する端面を非レンズとし、
あるいは両マイクロレンズ10aおよび10bの出射光
面をレンズ面とする配置形態を採用することにより、両
マイクロレンズ10aおよび10bの製造誤差に起因し
て、前記基準光軸と両マイクロレンズ10aおよび10
bの光軸との角度のずれが生じても、そのずれ角が±2
°内にある限り、実用上、結合効率の低下を無視できる
ことから、実質的に結合効率の低下を招くことなく、比
較的容易に両マイクロレンズ10(10aおよび10
b)のパッシブアライメントによる光軸合わせが可能と
なる。
【0047】特に、図1(a)および図1(b)に示す
とおり、互いに対向する端面と反対側の小端面15a、
16aあるいは大端面15b、16bをレンズ面とする
前記した第1の配置形態を採用することにより、少なく
とも±5°を越えるずれ角θであっても、−2dBとい
う高い結合効率を実現することができることから、各マ
イクロレンズ10(10aおよび10b)の製造誤差に
拘わらず、高精度でのパッシブアライメントを極めて容
易に実現することができる。
【0048】前記したところでは、両マイクロレンズ1
0aおよび10bが面対称的に配置される形態につい
て、前記角度(θ)と前記結合効率との関係を、図3に
示されるモデルで求めた。
【0049】次に、両マイクロレンズ10aおよび10
bがそれらの小端面と大端面とを同一方向に整列して配
置される場合における前記したと同様な各レンズ10の
光軸と前記基準光軸との角度のずれ(θ)について考察
する。
【0050】両マイクロレンズ10aおよび10bが小
端面と大端面とを同一方向に整列して配置される場合、
図5および図6に示されているように、各レンズ10の
いずれか一方の端面に形成されるそれぞれのレンズ面は
相互にほぼ平行に配置される。
【0051】この場合、図3におけると同様な図7に示
されているモデルでは、両マイクロレンズ10aおよび
10bのずれ角(θ)は、その絶対値および向きの双方
が相互に相等しい。また、図7のモデルでは、第1のマ
イクロレンズ10aの焦点距離f1、第2のマイクロレ
ンズ10bの焦点距離f2、半導体光レーザ12のビー
ムウエスト半径ωおよび光ファイバ13の端面における
ビームウエスト半径ωは、それぞれ図3におけると同様
である。
【0052】図5(a)〜図5(d)と、図6(a)〜
図6(d)に示される各配置形態についてのシミュレー
ション結果を示すグラフが図8に示されている。図8の
グラフは、図4のグラフと同様に、その横軸は、角度θ
(degree)の値を示し、その縦軸はそれぞれの角度θで
のマイクロレンズ組立体10(10aおよび10b)の
結合効率(dB)を示す。
【0053】図8に示された特性線20は、第3の配置
形態を示す図5(a)および図5(b)に示されている
ように、両マイクロレンズ10(10aおよび10b)
の小端面15aおよび16a同士および大端面15bお
よび16b同士を同一方向にそれぞれ整列させて配置さ
れ、しかも、両マイクロレンズ10aおよび10bの非
レンズ面を相互に対向させて配置された配置形態でのシ
ミュレーション結果を示す。
【0054】図5(a)の配置形態では、半導体光レー
ザ12側に配置される一方のマイクロレンズ10aは、
その大端面15bが入射光面であり、この入射光面にレ
ンズ面が形成されている。また、マイクロレンズ10a
の小端面15aは、非レンズ面となり、出射光面として
作用する。他方、光ファイバ13側に配置されるマイク
ロレンズ10bは、その大端面16bが非レンズ面であ
り、入射光面として作用する。また、この他方のマイク
ロレンズ10bの小端面16aは、出射光面として作用
し、この出射光面にレンズ面が形成されている。
【0055】また、図5(b)の配置形態では、半導体
光レーザ12側に配置される一方のマイクロレンズ10
aは、その小端面15aが入射光面であり、この入射光
面にレンズ面が形成されている。また、マイクロレンズ
10aの大端面15bは、非レンズ面となり、出射光面
として作用する。他方、光ファイバ13側に配置される
マイクロレンズ10bは、その小端面16aが非レンズ
面であり、入射光面として作用する。また、この他方の
マイクロレンズ10bの大端面16bは出射光面として
作用し、この出射光面にレンズ面が形成されている。
【0056】図8における特性線20から明らかなよう
に、図5(a)および図5(b)に示された各第3の配
置形態によれば、前記した角度θが±4°の範囲内で
は、前記した第1の配置形態におけると同様に、そのず
れ角度θの如何に拘わらず、ほぼ−3dBの高い結合効
率が得られている。
【0057】また、図8における特性線21は、第4の
配置形態を示す図5(c)および図5(d)に示されて
いるように、整列配置の配置形態のうち、両マイクロレ
ンズ10aおよび10bのそれぞれの出射光面がレンズ
面である配置形態でのシミュレーション結果を示す。
【0058】図5(c)の配置形態では、半導体光レー
ザ12側に配置される一方のマイクロレンズ10aは、
その大端面15bが入射光面として作用する非レンズ面
である。また、マイクロレンズ10aの小端面15a
は、レンズ面であり、出射光面として作用する。他方、
光ファイバ13側に配置されるマイクロレンズ10b
は、その大端面16bが非レンズ面であり、入射光面と
して作用する。また、この他方のマイクロレンズ10b
の小端面16aは、出射光面として作用し、この出射光
面にレンズ面が形成されている。
【0059】図5(d)の配置形態では、半導体光レー
ザ12側に配置される一方のマイクロレンズ10aは、
その小端面15aが非レンズ面であり、入射光面として
作用する。また、このマイクロレンズ10aの大端面1
5bは出射光面として作用し、この出射光面にレンズ面
が形成されている。他方、光ファイバ13側に配置され
るマイクロレンズ10bは、その小端面16aが非レン
ズ面であり、入射光面として作用する。また、この他方
のマイクロレンズ10bの大端面16bは、出射光面と
して作用し、この出射光面にレンズ面が形成されてい
る。
【0060】図5(c)および図5(d)の配置形態に
ついての特性線21から明らかなように、図5(c)お
よび図5(d)に示された各第4の配置形態によれば、
前記した角度θが±2°の範囲内では、第2の配置形態
におけると同様に、実用上、問題とならない−3dBの
結合効率を得ることができる。
【0061】他方、前記したように各マイクロレンズ1
0(10aおよび10b)がそれぞれの小端面15aお
よび16a同士または大端面15bおよび16b同士が
相互に同一方向に整列して配置される配置関係にある
が、レンズ面を相互に対向させ、あるいは入射光面がレ
ンズ面である配置形態が、図6(a)〜図6(d)に示
されている。
【0062】すなわち、図6(a)および図6(b)の
配置形態では、両マイクロレンズ10は、それぞれのレ
ンズ面を相互に対向させて配置されており、図6(c)
および図6(d)の配置形態では、両マイクロレンズ1
0aおよび10bのそれぞれの入射光面がレンズ面とな
るように、両マイクロレンズ10aおよび10bの小端
面15aおよび16aがレンズ面でありあるいは両マイ
クロレンズ10aおよび10bの大端面15bおよび1
6bがレンズ面である場合の配置形態が示されている。
【0063】図8の特性線22は、図6(a)および図
6(b)の配置形態についての特性を示し、特性線23
は、図6(c)および図6(d)の配置形態についての
特性を示す。
【0064】両特性線22および23から明らかなよう
に、図6(a)ないし図6(d)に示した配置形態にあ
っては、前記したずれの角度(θ)が±1°を越えない
範囲で、実用上無視できない−3dBを越える大きな結
合効率の低下が生じる。
【0065】以上の点から、2つの截頭円錐形状を示す
両マイクロレンズ10aおよび10bを組み合わせて用
いる場合であって、それぞれ小端面15aおよび16a
同士あるいは大端面15bおよび16b同士を同一方向
に整列させて配置するとき、図5(a)〜図5(d)に
沿って説明したとおり、両マイクロレンズ10aおよび
10bの互いに対向する端面を非レンズ面とし、あるい
は両マイクロレンズ10aおよび10bの出射光面をレ
ンズ面とする配置形態を採用することにより、両マイク
ロレンズ10aおよび10bの製造誤差に起因して、前
記基準光軸と両マイクロレンズ10aおよび10bの光
軸との角度のずれが生じても、そのずれ角が±2°内に
ある限り、実用上、結合効率の低下を無視できることか
ら、実質的に結合効率の低下を招くことなく、比較的容
易に両マイクロレンズ10(10aおよび10b)のパ
ッシブアライメントによる光軸合わせが可能となる。
【0066】特に、図5(a)および図5(b)に示す
とおり、互いに対向する端面を非レンズ面とする前記し
た第3の配置形態を採用することにより、少なくとも±
4°を越えるずれ角θであっても、−3dBという高い
結合効率を実現することができることから、各マイクロ
レンズ10(10aおよび10b)の製造誤差に拘わら
ず、高精度でのパッシブアライメントを極めて容易に実
現することができる。
【0067】また、図1(a)および図1(b)に示し
た第1の配置形態、または図5(a)および図5(b)
に示した第3の配置形態を採用することにより、光源た
る半導体光レーザ12側に配置される一方のマイクロレ
ンズ10aの非レンズ面からの反射光が前記光源に帰還
することを確実に防止することができる。
【0068】一般的に、反射光の防止のために、例えば
前記一方のマイクロレンズ10aの入射光面および出射
光面の両者に反射防止膜を形成することができる。これ
らの反射防止膜は、レンズの外部からレンズに向けられ
る光には有効であるが、例えば一方のマイクロレンズ1
0aの入射光面から該レンズ内をその出射光面に向けて
進行する光に対して有効ではなく、そのためにレンズ1
0a内をその出射光面に向けて進行する光の一部が、マ
イクロレンズ10a内でその前記出射光面により反射を
受ける。
【0069】このとき、マイクロレンズ10aが前記し
たような截頭円錐形状であれば、前記した基準光軸に対
してマイクロレンズ10aの光軸に角度θのずれが生じ
ることから、前記した出射光面での内部反射がレーザ光
源12に帰還することを防止できる。
【0070】従って、前記した内部反射による光源12
への帰還を防止することにより、この帰還光によるレー
ザ光源の発振の不安定要因を除去することができる点か
らも、前記した第1および第3の配置形態が有利であ
る。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、前記したように、一端
にレンズ面を有し全体に円柱状のマイクロレンズが、そ
の製造誤差によって截頭円錐形状となっても、前記した
特定の姿勢で両マイクロレンズを配置することにより、
前記した製造誤差による実質的な結合効率の低下を防止
することができ、これにより比較的容易に両マイクロレ
ンズの光軸合わせの作業を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2つのマイクロレンズの配置形態
を示す説明図(その1)である。
【図2】本発明では採用されない配置形態を示す説明図
(その1)である。
【図3】図1および図2に示した各マイクロレンズの光
軸と基準光軸との角度差θを示す説明図(その1)であ
る。
【図4】図3に示した角度差θと、レンズ結合効率との
関係を示すグラフである。
【図5】本発明に係る2つのマイクロレンズの配置形態
を示す説明図(その2)である。
【図6】本発明では採用されない配置形態を示す説明図
(その2)である。
【図7】図5および図6に示した各マイクロレンズの光
軸と基準光軸との角度差θを示す説明図(その2)であ
る。
【図8】図7に示した角度差θと、レンズ結合効率との
関係を示すグラフである。
【図9】本発明に係るマイクロレンズ組立体の適用例を
示す光学装置を概略的に示す平面図である。
【図10】本発明に係るマイクロレンズの一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10(10aおよび10b) 光学レンズ素子(マイク
ロレンズ) 11 結晶基板 11a 基準面(結晶基板の表面) 13 光ファイバ 14 凹溝 15a、15b、16aおよび16b 光学部材の端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前野 仁典 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−50107(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B81B 1/00 G02B 3/00 G02B 6/42

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが全体に截頭錐形を呈し、その
    一方の端面がレンズ面でありかつ他方の端面が非レンズ
    面である光学部材からなり、相互に光学的に直列に結合
    されるべく基準面上に配置される2つの光学レンズ素子
    を含む光学レンズ素子組立体であって、前記両光学レン
    ズ素子は、該両光学レンズ素子間の仮想中間面に関して
    相互に面対称の姿勢で配置されており、かつ前記両光学
    レンズ素子は、前記非レンズ面を互いに対向させて配置
    されていることを特徴とする光学レンズ素子組立体。
  2. 【請求項2】 それぞれが全体に截頭錐形を呈し、その
    一方の端面がレンズ面でありかつ他方の端面が非レンズ
    面である光学部材からなり、相互に光学的に直列に結合
    されるべく基準面上に配置される2つの光学レンズ素子
    を含む光学レンズ素子組立体であって、前記両光学レン
    ズ素子は、該両光学レンズ素子間の仮想中間面に関して
    相互に面対称の姿勢で配置されており、かつ前記両光学
    レンズ素子は、それぞれの出射光面が前記レンズ面であ
    ることを特徴とする光学レンズ素子組立体。
  3. 【請求項3】 それぞれが全体に截頭錐形を呈し、その
    一方の端面がレンズ面でありかつ他方の端面が非レンズ
    面である光学部材からなり、相互に光学的に直列に結合
    されるべく基準面上に配置される2つの光学レンズ素子
    を含む光学レンズ素子組立体であって、前記両光学レン
    ズ素子は、それぞれの小端面および大端面を同一方向に
    それぞれ整列させて配置されており、かつ前記両光学レ
    ンズ素子は、前記非レンズ面を互いに対向させて配置さ
    れていることを特徴とする光学レンズ素子組立体。
  4. 【請求項4】 それぞれが全体に截頭錐形を呈し、その
    一方の端面がレンズ面でありかつ他方の端面が非レンズ
    面である光学部材からなり、相互に光学的に直列に結合
    されるべく基準面上に配置される2つの光学レンズ素子
    を含む光学レンズ素子組立体であって、前記両光学レン
    ズ素子は、それぞれの小端面および大端面を同一方向に
    それぞれ整列させて配置されており、かつ前記両光学レ
    ンズ素子は、それぞれの出射光面が前記レンズ面である
    ことを特徴とする光学レンズ素子組立体。
  5. 【請求項5】 それぞれが全体に截頭錐形を呈し、その
    一方の端面がレンズ面でありかつ他方の端面が非レンズ
    面である光学部材から成り、相互に光学的に直列に結合
    されるべく基準面上に配置される2つの光学レンズ素子
    を含む光学レンズ素子組立体であって、前記両光学レン
    ズ素子は、それぞれの前記非レンズ面を相互に対向させ
    て配置されていることを特徴とする光学レンズ素子組立
    体。
  6. 【請求項6】 前記両光学レンズ素子は、該両光学レン
    ズ素子間の仮想中間面に関して相互に面対称の姿勢で配
    置されている請求項5記載の光学レンズ素子組立体。
  7. 【請求項7】 前記両光学レンズ素子は、それぞれの小
    端面および大端面を同一方向にそれぞれ整列させて配置
    されている請求項5記載の光学レンズ素子組立体。
  8. 【請求項8】 それぞれが全体に截頭錐形を呈し、その
    一方の端面がレンズ面でありかつ他方の端面が非レンズ
    面である光学部材からなり、相互に光学的に直列に結合
    されるべく基準面上に配置される2つの光学レンズ素子
    を含む光学レンズ素子組立体であって、前記両光学レン
    ズ素子は、それぞれの出射光面が前記レンズ面であるこ
    とを特徴とする光学レンズ素子組立体。
  9. 【請求項9】 前記両光学レンズ素子は、それぞれの小
    端面同士または大端面同士を相互に対向させて配置され
    ている請求項8記載の光学レンズ素子組立体。
  10. 【請求項10】 前記両光学レンズ素子は、その一方の
    前記光学レンズ素子の小端面と他方の前記光学レンズ素
    子の大端面とを相互に対向させて配置されている請求項
    8記載の光学レンズ素子組立体。
  11. 【請求項11】 前記両光学レンズ素子は、前記基準面
    を与える基板に形成される凹溝であって前記光学レンズ
    素子に光学的に結合される光ファイバが配置される凹溝
    上に、該溝に沿って配置される請求項1、2、3、4、
    5または8のいずれかに記載の光学レンズ素子組立体。
  12. 【請求項12】 前記両光学レンズ素子は、マイクロレ
    ンズである請求項1、2、3、4、5または8のいずれ
    かに記載の光学レンズ素子組立体。
  13. 【請求項13】 前記光学レンズ素子は、シリコン結晶
    からなるマイクロレンズである請求項1、2、3、4、
    5または8のいずれかに記載の光学レンズ素子組立体。
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