JP3480587B2 - 押出成型装置 - Google Patents

押出成型装置

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JP3480587B2 JP35126593A JP35126593A JP3480587B2 JP 3480587 B2 JP3480587 B2 JP 3480587B2 JP 35126593 A JP35126593 A JP 35126593A JP 35126593 A JP35126593 A JP 35126593A JP 3480587 B2 JP3480587 B2 JP 3480587B2
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は押出成型装置およびその
制御方法に係り、特に押出機により供給される溶融樹脂
をダイの吐出口から吐出させることにより、内周面にチ
ャックが形成された筒状のフィルムを形成するための押
出成型装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、押出機によりホッパから投入さ
れる熱可塑性樹脂等の樹脂を密閉したシリンダ内で、ス
クリュコンベアで輸送しながら溶融させ、その後、前記
溶融樹脂を所定の形状を有するダイに向けて押出し、こ
のダイの吐出口から前記溶融樹脂を吐出して所望形状に
成型する押出成型装置が多く用いられている。 【0003】図7はこのような従来の押出成型装置を示
したもので、押出機1の上面には、所定の樹脂2をこの
押出機1内のシリンダ3内に供給するためのホッパ4が
取付けられており、この押出機1の内部には、前記ホッ
パ4から供給される樹脂2を押出口が形成されているヘ
ッド5に向けて搬送するスクリュコンベア6およびその
スクリュコンベア6からヘッド5に搬送される樹脂2を
溶融するためのヒータ(図示せず)が内蔵されている。
また、前記押出機1のヘッド5の上面には、上方に向か
って曲成された送給配管7が接続されており、この送給
配管7の先端部には、チューブラフィルム成形用のダイ
8の入口部9が着脱自在に接続されている。このダイ8
の上部には、前記溶融樹脂2を薄膜の筒状に吐出させる
環状の吐出口10が形成されており、このダイ8の前記
吐出口10の内側に開口するエア噴出口11が形成され
ている。また、前記ダイ8の下面には、前記エア噴出口
11に連通するエア供給口12が配設されており、この
エア供給口12からエアを送り、前記エア噴出口11か
らエアを噴出させて前記吐出口10から吐出される樹脂
2を吹膨させるようになされている。 【0004】また、前記ダイ8の上方近傍には、前記吐
出口10から筒状に吐出される樹脂2を冷却する冷却風
供給装置13が配設されており、さらに、前記ダイ8の
上方には、前記吐出口10から筒状に吐出される樹脂2
を平面状に折畳むように案内する一対の案内板14,1
4が配設されている。これら各案内板14の上部位置に
は、案内板14により折畳まれた平面状の樹脂2を引上
げ搬送する一対のピンチローラ15,15が配設されて
おり、このピンチローラ15の側方の下流側には、前記
樹脂2を巻取る巻取りローラ16が配設されている。 【0005】前記従来の押出成型装置においては、前記
押出機1のホッパ4から投入された所定樹脂2は、前記
スクリュコンベア6により搬送されながら、前記ヒータ
により溶融され、ヘッド5の押出口から押出され、続い
て送給配管7を介してダイ8の入口に送られる。そし
て、このダイ8により、前記溶融樹脂2を筒状に成形し
て前記吐出口10から上方に吐出するとともに、前記エ
ア供給口12からダイ8内にエアを送給して前記エア噴
出口11から所定の圧力でエアを溶融樹脂2からなる円
筒状のフィルム内に噴出させて樹脂2を吹膨する。この
吐出された樹脂2は、冷却風供給装置13から噴出され
る冷却風により冷却されて前記案内板14により徐々に
平面状に折畳まれながら、ピンチローラ15により引上
げられ、前記巻取りローラ16に巻取られる。 【0006】そして、従来、図6に示すように、前記吹
膨樹脂2の内側に、凸状の雄チャック17およびこの雄
チャック17が係合される凹状の雌チャック18をそれ
ぞれ近接するように一体に形成するチャックフィルムを
製造する押出成型装置が用いられている。 【0007】このようなチャックフィルムは、前記雄チ
ャック17と雌チャック18との間で切断するととも
に、図7に示すように、所定の幅寸法部分で切断、熱シ
ールすることにより、図7に示すようなチャック19付
きの樹脂製袋20を製造することが行なわれている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の押
出成型装置においては、前記ダイ8の吐出口10から吐
出される樹脂2を冷却風供給装置13から噴出される冷
却風により冷却するものであるが、前記チャックフィル
ムを製造する場合は、樹脂2の内側に雄チャック17お
よび雌チャック18を一体に形成するようにしているの
で、吹膨樹脂2の周方向において、局部的に肉厚が厚く
なってしまい、この雄チャック17、雌チャック18部
分の冷却が遅れてしまい、前記冷却風供給装置13の冷
却風のみによっては、前記樹脂2を周方向に均一に冷却
することができないという問題を有している。このよう
に樹脂2の周方向の冷却を均一に行なうことができない
と、樹脂2の成型時に歪が生じてしまい、樹脂フィルム
の変形や皺の発生を招くとともに、吹膨樹脂2の変形や
揺れ等を招き、成型樹脂2の品質の低下を招いてしまう
という問題を有している。さらに、樹脂2の冷却が遅れ
ると、樹脂2の固化に時間がかかり、製造効率が低くな
ってしまうという問題もを有している。 【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、内側にチャックが形成された樹脂であっても、
均一に冷却することができ、かつ、径を均一に形成して
高品質な樹脂フィルムを製造することのできる押出成型
装置を提供することを目的とするものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る押出成型装置は、所定の樹脂を溶融して押
出す押出機を配設し、この押出機に溶融樹脂を内周面に
チャックが形成された筒状に成型吐出させる吐出口が形
成されたダイを接続してなる押出成型装置において、前
記ダイにエア供給装置に接続されたエア供給溝およびエ
ア排気装置に接続されたエア排気溝をそれぞれ形成し、
前記エア供給溝に前記吐出樹脂の内側の前記チャック部
分にエアを噴出させるエア噴出ノズルを接続するととも
に、前記エア排気溝に前記吐出樹脂の内側のエアを排気
するエア排気管を接続し、前記吐出樹脂の径に応じて前
記エア供給装置およびエア排気装置を駆動制御する制御
装置を配設したことを特徴とするものである。 【0011】 【作用】本発明に係る押出成型装置によれば、エア供給
装置を駆動してエア噴出ノズルから噴出されるエアによ
り、ダイの吐出口から吐出された樹脂を吹膨させるとと
もに、樹脂フィルムに形成されるチャック部分を直接冷
却するようにしているので、吹膨樹脂を周方向に均一
に、かつ、迅速に冷却することができるものである。ま
た、制御装置により吐出樹脂の径に応じてエア供給装置
およびエア排気装置を駆動制御するようにしているの
で、吹膨樹脂の内部圧力を一定に保持して前記吹膨樹脂
の直径を常に適正値に制御することができるものであ
る。 【0012】 【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4を参照
して説明する。 【0013】図1乃至図3は本発明に係る押出成型装置
の一実施例を示したもので、所定の樹脂2を溶融して供
給する押出機1が設けられており、この押出機1のヘッ
ド5には、送給配管7を介してダイ8の入口部9が接続
されている。前記ダイ8は、図2に示すように、円板状
の基部21の上面中心に一体に形成された円柱状の内型
22を有しており、この内型22の外周側には、前記内
型22の外周面に対してわずかな間隙を有する内径を有
する円筒状の外型23が基部21の下面から外型23の
下面に螺入される固定ねじ24により嵌合固着されてい
る。前記内型22の上端部外周と外型23の上端部内周
との間は、樹脂2の吐出口10とされており、前記内型
22の外周面には、複数の螺旋状の樹脂溝25が形成さ
れている。さらに、前記樹脂溝25の下端部と前記入口
部9とは、樹脂導入管26により連結されており、前記
押出機1から供給される樹脂2がダイ8の入口部9、前
記樹脂導入管26、樹脂溝25をそれぞれ介して吐出口
10から吐出されるようになされている。 【0014】また、前記ダイ8の中心部には、上面に開
口するエア排気穴27が形成されており、このエア排気
穴27には、上方に延在するエア排気管28が接続され
ている。前記エア排気穴27の下端部には、外部に連通
する排気路29が連通されており、この排気路29に
は、途中バルブ30を介してエア排気装置31が接続さ
れている。また、前記ダイ8の前記エア排気穴27の直
径方向対称位置には、エア供給穴32,32が形成され
ており、これら各エア供給穴32には、上方に延在する
エア噴出管33が接続されている。このエア噴出管33
の上端部には、本実施例においては、成型樹脂2の雄チ
ャック17および雌チャック18の形成位置にそれぞれ
対応する位置に先端部が位置するように曲成されたエア
噴出ノズル34が取付けられており、前記エア供給穴3
2には、途中バルブ35を介してエア供給装置36が接
続されている。 【0015】また、前記ダイ8の上方近傍には、前記吐
出口10から筒状に吐出される樹脂2を冷却する環状の
冷却エア噴出装置13が配設されており、この冷却エア
噴出装置13の上方には、前記吐出口10から吐出され
た樹脂2の径を測定する超音波センサ、光センサ、レー
ザビームセンサ等からなる径検出装置37が配設されて
いる。この径検出装置37は、成型する樹脂2の成型直
径に応じて周面に対する距離を調整することができるよ
うになされている。また、前記径検出装置37には、制
御装置38を構成するセンサアンプ39を介して前記径
検出装置37からの検出信号に基づいて前記樹脂2の直
径を演算する演算器40が接続されており、この演算器
40には、この演算器40の演算値に基づいて前記エア
排気装置31を駆動制御する排気インバータ41および
前記エア供給装置36を駆動制御する供給インバータ4
2がそれぞれ接続されている。 【0016】さらに、前記ダイ8の上方には、前記吐出
口10から筒状に吐出される樹脂2を平面状に折畳むよ
うに案内する一対の案内板14,14が配設されてお
り、これら各案内板14の上部位置には、案内板14に
より折畳まれた平面状の樹脂2を引上げ搬送する一対の
ピンチローラ15が配設されている。 【0017】次に、本実施例の作用について説明する。 【0018】本実施例において樹脂2成型を行なう場合
は、前記押出機1により所定の樹脂2を溶融してヘッド
5および送給配管7を介してダイ8の入口部9に供給
し、この溶融樹脂2は、前記樹脂導入管26、樹脂溝2
5をそれぞれ介して吐出口10から筒状に吐出されると
ともに、エア供給装置36によりエア供給穴32、エア
噴出管33を介してエア噴出ノズル34からエアを溶融
樹脂2からなる円筒状のフィルム内に噴出させることに
より、樹脂2を吹膨させる。前記ダイ8の吐出口10か
ら吐出された樹脂2は、冷却エア噴出装置13から噴出
される冷却エアにより冷却されるものであり、本実施例
においては、前記エア噴出ノズル34から噴出されるエ
アにより前記樹脂2の吹膨を行なうとともに、前記樹脂
2フィルムに形成される雄チャック17および雌チャッ
ク18部分を冷却するようになっている。 【0019】一方、前記径検出装置37により前記樹脂
2の周面までの距離を検出し、この検出値をセンサアン
プ39を介して演算器40に送り、この演算器40によ
り樹脂2の直径を演算する。そして、この演算値に基づ
いて前記排気インバータ41あるいは供給インバータ4
2によりエア排気装置31あるいはエア供給装置36を
駆動制御するものである。すなわち、前記直径の演算値
が所望の直径値より大きい場合は、吹膨樹脂2の内部エ
ア圧力が大きいことから生じるものであるため、前記排
気インバータ41によりエア排気装置31を駆動させて
吹膨樹脂2の内部エアをエア排気管28、エア排気穴2
7を介して外部に排出するように制御されるものであ
る。また、前記直径の演算値が所望の直径値より小さい
場合は、吹膨樹脂2の内部エア圧力が小さいことから生
じるものであるため、前記供給インバータ42によりエ
ア供給装置36を駆動させて吹膨樹脂2の内部にエア供
給穴32、エア噴出管33およびエア噴出ノズル34を
介してエアを供給するように制御されるものである。こ
れにより、前記吹膨樹脂2の直径を常に適正値に制御す
ることが可能となる。 【0020】その後、前記樹脂2は、案内板14により
徐々に平面状に折畳まれながら、ピンチローラ15によ
り引上げられ、図示しない巻取りローラに巻取られる。 【0021】したがって、本実施例においては、エア供
給装置36から供給されるエアをエア供給穴32、エア
噴出管33およびエア噴出ノズル34を介して雄チャッ
ク17および雌チャック18部分に噴出させることによ
り、樹脂2の厚肉部分を吹膨樹脂2の内面から直接冷却
するようにしているので、吹膨樹脂2を周方向に均一
に、かつ、迅速に冷却することができ、その結果、冷却
の不均一による溶融樹脂2の歪や変形、皺の発生を確実
に防止することができ、高品質の樹脂フィルムを製造す
ることができる。また、前記径検出装置37による吹膨
樹脂2の径に応じて制御装置38により、エア供給装置
36あるいはエア排気装置31を駆動制御するようにし
ているので、吹膨樹脂2の内部圧力を一定に保持して所
望の直径を有する樹脂フィルムを製造することができ
る。 【0022】また、図4は本発明の他の実施例を示した
もので、ピンチローラ15の下流側に搬送される樹脂2
の幅寸法を幅検出装置43により検出し、この幅検出装
置43による幅検出値に基づいて制御装置38の演算器
40により吹膨樹脂2の径を演算することにより、前記
エア供給装置36あるいはエア排気装置31を駆動制御
するようにしたものである。 【0023】その他の部分は前記実施例のものと同様で
あるため、同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。 【0024】本実施例においては、幅検出装置43によ
り、ピンチローラ15により搬送される折畳まれた状態
の樹脂2の幅寸法を検出し、制御装置38の演算器40
による演算値に基づいて排気インバータ41あるいは供
給インバータ42によりエア排気装置31あるいはエア
供給装置36を駆動制御するものである。すなわち、前
記幅寸法に基づく演算値が所望の直径値より大きい場合
は、吹膨樹脂2の内部エア圧力が大きいことから、前記
排気インバータ41によりエア排気装置31を駆動させ
て吹膨樹脂2の内部エアをエア排気管28、エア排気穴
27を介して外部に排出するように制御されるものであ
り、前記幅寸法に基づく演算値が所望の直径値より小さ
い場合は、吹膨樹脂2の内部エア圧力が小さいことか
ら、前記供給インバータ42によりエア供給装置36を
駆動させて吹膨樹脂2の内部にエア供給穴32、エア噴
出管33およびエア噴出ノズル34を介してエアを供給
するように制御されるものである。 【0025】したがって、本実施例においても前記実施
例と同様に、雄チャック17および雌チャック18部分
の樹脂2の厚肉部分を吹膨樹脂2の内面から直接冷却し
て吹膨樹脂2を周方向に均一に、かつ、迅速に冷却する
ことができ、その結果、冷却の不均一による溶融樹脂2
の歪や変形、皺の発生を確実に防止することができ、高
品質の樹脂フィルムを製造することができる。また、前
記幅検出装置による吹膨樹脂2の幅寸法に応じて制御装
置38により、エア供給装置36あるいはエア排気装置
31を駆動制御するようにしているので、吹膨樹脂2の
内部圧力を一定に保持して所望の直径を有する樹脂フィ
ルムを製造することができる。 【0026】図5および図6は本発明の押出成型装置の
エア噴出ノズルの他の実施例を示したもので、本実施例
においては、エア排気管28の外周側に同軸状に図示し
ないエア噴出管が配設されるようになされており、前記
エア噴出管の先端部にエア噴出ノズル34をエア排気管
28の外周側に位置するように配設するようにしたもの
である。 【0027】本実施例におけるエア噴出ノズル34は、
エア排気管28の半径方向に延在する円板状の下板44
を有しており、この下板44の上方には、この下板44
と同様の直径を有し外周縁が下方に曲折されたフランジ
部45が形成された上板46が前記フランジ部45の下
面が前記下板44の上面に対して所定間隙を有するよう
に配設されている。さらに、前記上板46のフランジ部
45の周面には、図示しない成型樹脂の雄チャックおよ
び雌チャックの形成位置にそれぞれ対応するように逆U
字状の切欠き部47が形成されている。 【0028】本実施例においては、前記エア噴出管を介
して供給されるエアを前記エア噴出ノズル34の前記上
板46と下板44との間隙部分から噴出させることによ
り、前記樹脂の吹膨を行なうとともに、前記樹脂に形成
される雄チャックおよび雌チャック部分を冷却するよう
になっている。この場合に、本実施例においては、上板
46と下板44との間隙部分から周方向に均等にエアが
噴出されることになるので、前記樹脂を均一に吹膨させ
ることができ、しかも、前記上板46のフランジ部45
に切欠き部47を形成するようにしているので、この切
欠き部47部分からのエア噴出量が増大され、前記樹脂
の雄チャックおよび雌チャックを効率よく冷却すること
ができるものである。 【0029】なお、本実施例においては、エア排気管2
8とエア噴出管およびエア噴出ノズル34とを同軸状に
形成するようにしたが、エア排気管28とエア噴出管と
を別個独立して配置するようにしてもよいし、また、前
記エア噴出ノズル34の上板46と下板44との間隙を
調整可能に形成するようにしてもよい。 【0030】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて種々変更することが可能であ
る。 【0031】 【発明の効果】以上述べたように本発明に係る押出成型
装置は、エア供給装置を駆動してエア噴出ノズルから噴
出されるエアにより樹脂フィルムに形成されるチャック
部分を直接冷却するようにしているので、吹膨樹脂を周
方向に均一に、かつ、迅速に冷却することができ、その
結果、冷却の不均一による溶融樹脂の歪や変形、皺の発
生を確実に防止することができ、高品質の樹脂フィルム
を製造することができる。また、制御装置により吐出樹
脂の径に応じてエア供給装置およびエア排気装置を駆動
制御するようにしているので、吹膨樹脂の内部圧力を一
定に保持して前記吹膨樹脂の直径を常に適正値に制御す
ることができ、所望の直径を有する樹脂フィルムを製造
することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る押出成型装置の一実施例を示す概
略構成図 【図2】図1のダイ部分の拡大図 【図3】図1の吹膨樹脂部分の横断面図 【図4】本発明の他の実施例を示す概略構成図 【図5】本発明のエア噴出ノズルの他の実施例を示す概
略構成図 【図6】図5の縦断面図 【図7】従来の押出成型装置を示す概略構成図 【図8】従来のチャックが形成された吹膨樹脂の横断面
図 【図9】図9(a)は従来のチャック付き樹脂製袋を示
す平面図、図9(b)は図9(a)の縦断面図 【符号の説明】 1 押出機 2 樹脂 8 ダイ 10 吐出口 17 雄チャック 18 雌チャック 27 エア排気穴 28 エア排気管 31 エア排気装置 32 エア供給穴 33 エア噴出管 34 エア噴出ノズル 36 エア供給装置 37 径検出装置 38 制御装置 40 演算器 41 排気インバータ 42 供給インバータ 43 幅検出装置 44 下板 46 上板 47 切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 孝司 神奈川県平塚市田村200番地 伊藤忠サ ンプラス株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−202337(JP,A) 特開 昭57−185118(JP,A) 特開 昭53−12975(JP,A) 特開 昭60−228135(JP,A) 特開 平4−173224(JP,A) 特開 平6−99472(JP,A) 特開 平6−15734(JP,A) 特公 昭38−18345(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 55/28 B29C 47/08 B29C 47/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定の樹脂を溶融して押出す押出機を配
    設し、この押出機に溶融樹脂を内周面にチャックが形成
    された筒状に成型吐出させる吐出口が形成されたダイを
    接続してなる押出成型装置において、前記ダイにエア供
    給装置に接続されたエア供給溝およびエア排気装置に接
    続されたエア排気溝をそれぞれ形成し、前記エア供給溝
    に前記吐出樹脂の内側の前記チャック部分にエアを噴出
    させるエア噴出ノズルを接続するとともに、前記エア排
    気溝に前記吐出樹脂の内側のエアを排気するエア排気管
    を接続し、前記吐出樹脂の径に応じて前記エア供給装置
    およびエア排気装置を駆動制御する制御装置を配設した
    ことを特徴とする押出成型装置。
JP35126593A 1993-12-29 1993-12-29 押出成型装置 Expired - Lifetime JP3480587B2 (ja)

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