JP3479971B2 - Dama衛星通信システムにおけるグループ同報通信方法および方式 - Google Patents

Dama衛星通信システムにおけるグループ同報通信方法および方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDAMA衛星通信シ
ステムにおけるグループ同報通信方法および方式に関
し、特に複数の子局のうちの任意の一子局が他の子局と
の通信要求を共通制御チャネルを用いて衛星経由で親局
に通知し、該通信要求に基づき親局が必要な周波数帯域
を通信回線に割り当てて通信要求元の子局と通信接続先
の子局との間の音声通信あるいはデータ通信を可能とす
るDAMA衛星通信システムにおけるグループ同報通信
方法および方式に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星を介して地上局間で音声あるいはデ
ータを通信する多元接続の衛星通信システムの1つとし
て、通信回線毎に周波数帯域を割り当てる周波数多元接
続(FDMA:Frequency Division
Multiple Access)方式がある。このF
DMA方式の中で、通信容量の比較的小さい多数の地上
局で構成された衛星通信システムに適しているのが、S
CPC(Single Channel Per Car
rier)方式である。このSCPC方式では、1つの
音声あるいはデータの通信回線に1つのキャリア信号を
割り当てるため、通信回線への周波数帯域の割り当てに
関しては非常に柔軟性が高い。
【0003】また、通信回線への周波数帯域の割り当て
方式から分類すると、プリアサイン多元接続(PAM
A:Pre Assignment Multiple
Access)方式と、デマンドアサイン多元接続(D
AMA:Demand Assignment Mult
iple Access)方式とがある。PAMA方式
は、通信回線に周波数帯域を固定的に割り当てるため、
通信中でなくても通信回線が保留された状態になり、通
信回線の使用効率が悪く、収容する地上局数にも限界が
あるという欠点がある。このため、通信要求が発生した
ときにのみ通信回線に周波数帯域を割り当てるDAMA
方式を採用することが多い。
【0004】DAMA方式の衛星通信システム(以下、
DAMA衛星通信システムと表記する)は、一般的に図
2に示すような構成とされている。このDAMA衛星通
信システムは、複数n局の子局R1〜Rn(以下、子局
の任意の1つまたは全部をRで示す)と、通信回線への
周波数帯域の割り当ておよび各子局Rの接続状況の管理
を行う親局Cと、中継局としての衛星Sと、親局CにL
AN(Local Area Network),シリ
アル回線等で接続されDAMA衛星通信システム全体の
監視制御を行う監視制御装置Wとから構成されている。
なお、DAMA衛星通信システムには、通信回線への周
波数帯域の割り当て制御を子局Rだけで行い、親局Cの
無い構成もあるが、ここでは親局Cによって集中制御を
行う構成を示す。
【0005】子局Rは、通信要求が発生すると、共通制
御チャネル(CSC:CommonSignallin
g Channel)と呼ばれるチャネルを用いて接続
制御情報のやり取りを行う。いま、ある子局Rpにおい
て、他の子局Rqへの通信要求が発生したものとする
と、子局Rpは、通信接続先の子局Rqのアドレスおよ
び通信回線に必要な周波数帯域幅を含む回線設定要求メ
ッセージを上りの共通制御チャネルを用いて衛星S経由
で親局Cに送信する。
【0006】親局Cは、回線設定要求メッセージに対
し、通信接続先の子局Rqが通信可能な状態かどうかを
調べ、通信可能であれば管理する周波数プールの中から
空いている必要分の周波数帯域を通信回線に割り当て、
割り当てられた周波数帯域情報を含む周波数設定要求メ
ッセージを通信要求元の子局Rpおよび通信接続先の子
局Rqに対して下りの共通制御チャネルを用いて衛星S
経由で送信する。これにより、通信要求元の子局Rpと
通信接続先の子局Rqとは、割り当てられた周波数帯域
の通信回線を使用して衛星S経由でSCPC方式による
通信を行うことが可能となる。この後、通信を終えた子
局RpおよびRqは、それぞれが通信停止要求メッセー
ジを衛星S経由で親局Cに送信する。親局Cは、この通
信停止要求メッセージを受信すると、通信回線に割り当
てていた周波数帯域を解放して周波数プールに戻す。
【0007】ところで、実際の衛星通信システムでは、
通信サービスを柔軟に行えるようにするために、各子局
Rがモードを切り替えることでDAMA方式にもPAM
A方式にも対応できるようになっていることが多い。一
方、各子局Rの通信形態としては、1対1の通信(ポイ
ントツーポイント通信)の他、衛星通信の特徴を生かし
た同報通信(ブロードキャスト通信)があり、特にある
1つの子局Rからある子局群に対してのみ同報する通信
であるグループ同報通信(マルチキャスト通信)はTV
放送やデータ配信に利用される。このグループ同報通信
を利用すれば、子局Rを同報グループに分けて、ある同
報グループはTV放送を、ある同報グループはプログラ
ム配信をという運用が可能となる。
【0008】しかし、従来は、DAMA方式をある子局
Rと他の子局Rとの間の1対1の通信にしか利用でき
ず、グループ同報通信を行うにはPAMA方式を採用す
るしかなかったので、周波数帯域を効率的に利用するこ
とができなかった。
【0009】このため、特開平6−140968号公報
に開示された「衛星通信方式」では、同報通信要求の場
合に、同報発信端局(送信局)から受信した同報グルー
プ番号でデマンドアサインテーブルを参照し、同報グル
ープを構成する各着信端局(受信局)を割り出すととも
に、空き情報チャネルを選択し、同報発信端局および同
報着信端局に対して共通制御チャネルにより通信回線へ
の周波数帯域の割り当てを動的に行えるようにして、D
AMA方式によるグループ同報通信を可能にしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術では、デマンドアサインテーブルという固定的な
テーブルを参照して同報グループを構成する各着信端局
(受信局)を割り出すようにしていたので、グループ同
報通信を行うネットワーク構成を柔軟に変更することが
できないという問題点があった。
【0011】本発明の目的は、DAMA衛星通信システ
ムにおいて、子局からの要求に応じて同報グループの構
成を柔軟に変更可能なグループ同報通信を行えるように
したDAMA衛星通信システムにおけるグループ同報通
信方式方法および方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のDAMA衛星通
信システムにおけるグループ同報通信方法は、複数の子
局のうちの任意の一子局が他の子局との通信要求を共通
制御チャネルを用いて衛星経由で親局に通知し、該通信
要求に基づき親局が通信回線に必要な周波数帯域を割り
当てて通信要求元の子局と通信接続先の子局との間の音
声通信あるいはデータ通信を可能とするDAMA衛星通
信システムにおいて、前記親局が、同報グループ単位
に、同報グループ管理テーブル,該同報グループ管理テ
ーブルに送信局情報としてリンクされた子局情報管理テ
ーブル,および該同報グループ管理テーブルに受信局情
報としてリンクされた1つ以上の子局情報管理テーブル
とを保持し、前記子局と前記親局と間で共通制御チャネ
ルを用いて送受信される衛星通信メッセージによって同
報グループの構成を柔軟に変更可能なグループ同報通信
を行えるようにしたことを特徴とする。また、前記衛星
通信メッセージが、同報回線設定要求メッセージ,同報
回線解除要求メッセージ,通信開始要求メッセージ,通
信停止要求メッセージ,周波数設定要求メッセージ,お
よび同報グループ登録・削除通知メッセージを含むこと
を特徴とする。さらに、前記同報グループ管理テーブル
が、送信局アドレス,接続ステータス,送信局情報管理
テーブルへのポインタ,受信局情報管理テーブルへのポ
インタ,割り当て周波数情報,および通信パラメータか
らなることを特徴とする。さらにまた、前記子局情報管
理テーブルが、子局アドレス,子局情報・ステータス,
同報グループ管理テーブルへのポインタ,および同一同
報グループの受信局情報管理テーブルへのポインタから
なることを特徴とする。また、前記同報回線設定要求メ
ッセージが、衛星ヘッダ,同報回線設定要求,発信局ア
ドレス,通信パラメータ,送信・受信指定,子局数,お
よび子局数分の子局アドレスからなることを特徴とす
る。さらに、前記同報回線解除要求メッセージが、衛星
ヘッダ,同報回線解除要求,発信局アドレス,解除対象
受信局数,および解除対象受信局数分の受信局アドレス
からなることを特徴とする。さらにまた、前記通信開始
要求メッセージが、衛星ヘッダ,通信開始要求,および
発信局アドレスからなることを特徴とする。また、前記
通信停止要求メッセージが、衛星ヘッダ,通信停止要
求,および発信局アドレスからなることを特徴とする。
さらに、前記周波数設定要求メッセージが、衛星ヘッ
ダ,周波数設定要求,発信局アドレス,割り当て周波数
情報,および通信パラメータからなることを特徴とす
る。さらにまた、前記同報グループ登録・削除通知メッ
セージが、衛星ヘッダ,同報グループ登録・削除,発信
局アドレス,送信局アドレス,および登録・削除種別か
らなることを特徴とする。
【0013】また、本発明のDAMA衛星通信システム
におけるグループ同報通信方式は、複数の子局のうちの
任意の一子局が他の子局との通信要求を共通制御チャネ
ルを用いて衛星経由で親局に通知し、該通信要求に基づ
き親局が通信回線に必要な周波数帯域を割り当てて通信
要求元の子局と通信接続先の子局との間の音声通信ある
いはデータ通信を可能とするDAMA衛星通信システム
において、前記親局が、同報グループ単位に、同報グル
ープ管理テーブル,該同報グループ管理テーブルに送信
局情報としてリンクされた1つの子局情報管理テーブ
ル,および該同報グループ管理テーブルに受信局情報と
してリンクされた1つ以上の子局情報管理テーブルとを
保持する通信回線管理部と、前記通信回線管理部からの
通信に必要な帯域幅を含む周波数取得要求に応じて周波
数プールから空き周波数帯域を取得し、取得した空き周
波数帯域の周波数情報を前記通信回線管理部に通知する
とともに前記通信回線管理部からの周波数設定解除通知
に応じて該当周波数帯域を周波数プールに戻す周波数管
理部とを含み、前記子局が、地上インタフェース部から
受ける通信開始要求および通信停止要求に基づいて同報
回線設定要求メッセージおよび同報回線解除要求メッセ
ージを共通制御チャネルを用いて衛星経由で前記親局に
送信し、前記親局から共通制御チャネルを用いて前記衛
星経由で受信される通信開始要求メッセージ,周波数設
定要求メッセージおよび通信停止要求メッセージに従っ
て周波数設定および周波数設定解除を行って同報回線の
制御を行うとともに前記地上インタフェース部に同報回
線の回線状態通知を行い、前記親局から共通制御チャネ
ルを用いて前記衛星経由で受信される同報グループ登録
通知メッセージおよび同報グループ削除通知メッセージ
に従って同報グループの登録および削除を前記地上イン
タフェース部に通知する通信回線制御部と、地上回線と
の音声通信あるいはデータ通信,地上回線からの通信開
始要求および通信停止要求,地上回線への同報グループ
登録通知および同報グループ削除通知等の接続制御情報
の通知に使用される地上インタフェース部とを含むこと
を特徴とする。また、前記同報グループ管理テーブル
が、送信局アドレス,接続ステータス,送信局情報管理
テーブルへのポインタ,受信局情報管理テーブルへのポ
インタ,割り当て周波数情報,および通信パラメータか
らなることを特徴とする。さらに、前記子局情報管理テ
ーブルが、子局アドレス,子局情報・ステータス,同報
グループ管理テーブルへのポインタ,および同一同報グ
ループの受信局情報管理テーブルへのポインタからなる
ことを特徴とする。さらにまた、前記同報回線設定要求
メッセージが、衛星ヘッダ,同報回線設定要求,発信局
アドレス,通信パラメータ,送信・受信指定,子局数,
および子局数分の子局アドレスからなることを特徴とす
る。また、前記同報回線解除要求メッセージが、衛星ヘ
ッダ,同報回線解除要求,発信局アドレス,解除対象受
信局数,および解除対象受信局数分の受信局アドレスか
らなることを特徴とする。さらに、前記通信開始要求メ
ッセージが、衛星ヘッダ,通信開始要求,および発信局
アドレスからなることを特徴とする。さらにまた、前記
通信停止要求メッセージが、衛星ヘッダ,通信停止要
求,および発信局アドレスからなることを特徴とする。
また、前記周波数設定要求メッセージが、衛星ヘッダ,
周波数設定要求,発信局アドレス,割り当て周波数情
報,および通信パラメータからなることを特徴とする。
さらに、前記同報グループ登録・削除通知メッセージ
が、衛星ヘッダ,同報グループ登録・削除,発信局アド
レス,送信局アドレス,登録・削除種別からなることを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図2は、本発明の一実施の形態に係るグル
ープ同報通信方式が適用されるDAMA衛星通信システ
ムの一般的構成を示す図である。このDAMA衛星通信
システムは、既述したように、複数n局の子局R1〜R
nと、通信回線への周波数帯域の割り当て,各子局Rの
回線接続等を管理する親局Cと、中継局としての衛星S
と、DAMA衛星通信システム全体の監視制御を行う監
視制御装置Wとから構成され、共通制御チャネルを用い
て子局Rが回線設定要求を行い、これに対して親局Cが
通信回線に周波数帯域を割り当てて、子局R同士が通信
を行うものである。
【0016】図1を参照すると、親局Cは、共通制御チ
ャネル送受信部11と、共通制御チャネルフレーム処理
部12と、通信回線管理部13と、周波数管理部14と
を含んで構成されている。
【0017】共通制御チャネル送受信部11および共通
制御チャネルフレーム処理部12は、当業者にとってよ
く知られたものであり、また本発明とは直接関係しない
ので、その詳細な説明は省略する。
【0018】通信回線管理部13は、同報グループ単位
に、図3に示すような、同報グループ管理テーブル15
と、同報グループ管理テーブル15に送信局情報として
リンクされた1つの子局情報管理テーブル16と、同報
グループ管理テーブル15に受信局情報としてリンクさ
れた1つ以上の子局情報管理テーブル16とを保持す
る。
【0019】図4を参照すると、同報グループ管理テー
ブル15は、送信局アドレス,接続ステータス,送信局
情報管理テーブルへのポインタ,受信局情報管理テーブ
ルへのポインタ,割り当て周波数情報(たとえば、セン
タ周波数,帯域幅),および通信パラメータ(周波数帯
域幅,送信電力などを決定するためのパラメータ)から
なる。
【0020】図5を参照すると、子局情報管理テーブル
16は、子局アドレス,子局情報・ステータス,同報グ
ループ管理テーブルへのポインタ,および同一同報グル
ープの受信局情報管理テーブルへのポインタからなる。
【0021】周波数管理部14は、通信回線管理部13
からの通信に必要な帯域幅を含む周波数取得要求に応じ
て周波数プールから空き周波数帯域を取得し、取得した
空き周波数帯域の周波数情報を通信回線管理部13に通
知する。また、周波数管理部14は、通信回線管理部1
3からの周波数設定解除通知に応じて該当周波数帯域を
周波数プールに戻す。
【0022】なお、周波数管理部14が周波数帯域を割
り当てる方式は、図12に示すように、周波数プールの
先頭から通信回線が必要とする帯域幅以上の空き周波数
帯域を検索して決定するのが一般的である。
【0023】図1を参照すると、子局Rは、送受信部2
1と、共通制御チャネルフレーム処理部22と、通信回
線制御部23と、地上インタフェース部24と、フレー
ム処理部25とを含んで構成されている。
【0024】送受信部21,共通制御チャネルフレーム
処理部22およびフレーム処理部25は、当業者にとっ
てよく知られたものであり、また本発明とは直接関係し
ないので、その詳細な説明は省略する。
【0025】通信回線制御部23は、地上インタフェー
ス部24から受ける送信開始要求または受信開始要求あ
るいは送信停止要求または受信停止要求に基づいて同報
回線設定要求メッセージまたは同報回線解除要求メッセ
ージを共通制御チャネルフレーム処理部22および送受
信部21を介して共通制御チャネルを用いて衛星S経由
で親局Cに送信する。また、通信回線制御部23は、同
報回線設定要求メッセージおよび同報回線解除要求メッ
セージに対して親局Cから共通制御チャネルを用いて衛
星S経由で受信される通信開始要求メッセージ,周波数
設定要求メッセージおよび通信停止要求メッセージに従
ってフレーム処理部25に周波数設定および周波数設定
解除を行って同報回線の制御を行う。さらに、通信回線
制御部23は、地上インタフェース部24に同報回線の
回線状態通知を行い、また親局Cから同報グループ登録
通知メッセージおよび同報グループ削除通知メッセージ
があった場合には、これを地上インタフェース部24に
通知する。
【0026】地上インタフェース部24は、地上回線と
の音声通信あるいはデータ通信,地上回線からの通信開
始要求および通信停止要求,地上回線への同報グループ
登録通知および同報グループ削除通知等の接続制御情報
の通知に使用される。地上インタフェース部24は、地
上回線の通信プロトコルに対応したものであり、地上回
線の通信プロトコルが異なれば、地上インタフェース部
24も異なるものとなるが、通信回線制御部23との接
続制御情報の入出力インタフェースは同一である。
【0027】図6を参照すると、衛星通信メッセージ
は、一般的に、衛星ヘッダ,メッセージ種別,発信局ア
ドレス(メッセージの発信元の子局アドレス),および
付属情報からなる。衛星ヘッダは、メッセージの通信の
制御するためのものである。
【0028】同報回線設定要求メッセージは、子局Rか
ら親局Cに送信される衛星通信メッセージであり、衛星
ヘッダ,同報回線設定要求,発信局アドレス,通信パラ
メータ,送信・受信指定,子局数,および子局数分の子
局アドレスからなる。送信・受信指定が送信の場合は、
後に続く子局数は受信局数を表し、子局アドレスは受信
局アドレスを表す。なお、受信局を指定しない場合は、
受信局数は0で子局アドレスはない。また、送信・受信
指定が受信の場合は、子局数は1固定で、子局アドレス
は参加する同報グループの送信局アドレスを表す。
【0029】また、同報回線解除要求メッセージは、子
局Rから親局Cに送信される衛星通信メッセージであ
り、衛星ヘッダ,同報回線解除要求,発信局アドレス,
解除対象受信局数,および解除対象受信局数分の受信局
アドレスからなる。同報グループの送信局からの同報回
線解除要求メッセージの場合は、解除対象受信局がある
場合と無い場合とがあるが、同報グループの受信局から
の同報回線解除要求メッセージの場合は、解除対象受信
局は自局なので、受信局数は0で受信局アドレスの指定
はない。
【0030】さらに、通信開始要求メッセージは、親局
Cから子局Rに送信される衛星通信メッセージであり、
衛星ヘッダ,通信開始要求,および発信局アドレス(=
送信局アドレス)からなる。以下、送信の開始を要求す
る通信開始要求メッセージを送信開始要求メッセージと
いい、受信の開始を要求するメッセージを受信開始要求
メッセージという。なお、送信開始要求メッセージは、
受信局アドレスを含む場合がある。また、受信開始要求
メッセージは、参加する同報グループの送信局アドレス
を含む。
【0031】さらにまた、通信停止要求メッセージは、
親局Cから子局Rに送信される衛星通信メッセージであ
り、衛星ヘッダ,通信停止要求,および発信局アドレス
(=送信局アドレス)からなる。以下、送信の停止を要
求する通信停止要求メッセージを送信停止要求メッセー
ジといい、受信の停止を要求する通信停止要求メッセー
ジを受信停止要求メッセージという。
【0032】また、周波数設定要求メッセージは、親局
Cから子局Rに送信される衛星通信メッセージであり、
衛星ヘッダ,周波数設定要求,発信局アドレス,割り当
て周波数情報,および通信パラメータからなる。
【0033】さらに、同報グループ登録・削除通知メッ
セージは、親局Cから子局Rに送信される衛星通信メッ
セージであり、衛星ヘッダ,同報グループ登録・削除,
発信局アドレス,送信局アドレス,登録・削除種別から
なる。以下、登録・削除種別が登録の同報グループ登録
・削除通知メッセージを同報グループ登録通知メッセー
ジといい、登録・削除種別が削除の同報グループ登録・
削除通知メッセージを同報グループ削除通知メッセージ
という。
【0034】図7を参照すると、親局Cの通信回線管理
部13における同報回線設定要求メッセージ受信時の処
理は、メッセージ受信ステップ101と、メッセージ種
別判定ステップ102と、子局情報管理テーブル取得ス
テップ103と、送信・受信指定判定ステップ104
と、同報グループ管理テーブルリンク判定ステップ10
5と、同報グループ管理テーブル作成・子局情報管理テ
ーブルリンクステップ106と、周波数帯域幅決定・取
得ステップ107と、受信局指定判定ステップ108
と、子局情報管理テーブル取得・整合性チェックステッ
プ109と、子局情報管理テーブルリンク・通信開始要
求送信ステップ110と、同報グループ管理テーブル取
得・子局情報管理テーブルリンクステップ111と、受
信局への周波数設定要求メッセージ送信ステップ112
と、送信局への周波数設定要求メッセージ送信ステップ
113と、同報グループ登録通知メッセージ送信ステッ
プ114とからなる。
【0035】図8を参照すると、親局Cの通信回線管理
部13における同報回線解除要求メッセージ受信時の処
理は、メッセージ種別判定ステップ201と、メッセー
ジ廃棄ステップ202と、子局情報管理テーブル取得ス
テップ203と、同報グループ管理テーブル特定ステッ
プ204と、送信局アドレス判定ステップ205と、発
信局への通信停止要求メッセージ送信ステップ206
と、解除対象受信局数判定ステップ207と、受信局へ
の通信停止要求メッセージ送信ステップ208と、送信
局および全受信局への通信停止要求メッセージ送信ステ
ップ209と、同報グループ削除通知メッセージ送信ス
テップ210とからなる。
【0036】図9を参照すると、子局Rの通信回線管理
部23における要求受信時の処理は、要求受信ステップ
301と、送信開始要求判定ステップ302と、同報回
線設定要求メッセージ作成・送信ステップ303と、受
信開始要求判定ステップ304と、同報回線設定要求メ
ッセージ作成・送信ステップ305と、通信停止要求判
定ステップ306と、同報回線解除要求メッセージ作成
・送信ステップ307と、要求廃棄ステップ308とか
らなる。
【0037】図10を参照すると、子局Rの通信回線管
理部23におけるメッセージ受信時の処理は、メッセー
ジ受信ステップ401と、周波数設定要求メッセージ判
定ステップ402と、フレーム処理部への周波数設定・
回線状態通知ステップ403と、通信開始要求メッセー
ジ判定ステップ404と、受信開始可能判定ステップ4
05と、メッセージ廃棄ステップ406と、同報回線解
除要求メッセージ送信ステップ407と、通信停止要求
メッセージ判定ステップ408と、フレーム処理部への
周波数設定解除・回線状態通知ステップ409と、同報
グループ登録・削除通知メッセージ判定ステップ410
と、同報グループ登録/同報グループ削除通知ステップ
411と、メッセージ廃棄ステップ412とからなる。
【0038】図11は、図2に示したDAMA衛星通信
システムを使用して画像,ファイル等のデータ配信を行
うために、子局R1およびR2に配信装置E1およびE
2(以下、配信装置の任意の1つまたは全部をEで示
す)がそれぞれ接続され、子局R3〜Rnに受信端末T
1〜Tn―2(以下、受信端末の任意の1つまたは全部
をTで示す)がそれぞれ接続されたグループ同報通信シ
ステムを示している。このグループ同報通信システムの
構成は、E1のような配信装置Eが自ら受信局アドレス
を指定して同報回線の設定/解除を要求し、特定の受信
端末Tへのデータ送信を制御できるというファイル配信
のような目的に使用することができる他、E2のような
配信装置Eがデータ送信の手続きのみを行い、受信端末
Tが複数の配信装置Eによる送信中のデータから選択し
て受信するという放送のような目的にも使用することが
できる。
【0039】次に、このように構成された本実施の形態
に係るDAMA衛星通信システムにおけるグループ同報
通信方式の動作について、図11に示したグループ同報
通信システムを前提に、図13ないし図15のフローに
沿って説明する。
【0040】(1)送信局からの同報回線設定 図13は、配信装置E1が受信端末T1,T2およびT
3にファイル配信を行うために子局R1に対して受信局
となる子局R3,R4およびR5のアドレスを付加した
送信開始要求を送信したときのフローを示している。
【0041】子局R1では、通信回線制御部23が、配
信装置E1からの送信開始要求を地上インタフェース部
24を介して受信すると(ステップ301)、送信開始
要求であるので(ステップ302ではい)、送信開始要
求に基づいて発信局アドレス(=送信局アドレス)をR
1、送信・受信指定を送信、子局数を3、子局アドレス
をR3,R4およびR5とする同報回線設定要求メッセ
ージを作成し、共通制御チャネルフレーム処理部22お
よび送受信部21を介して衛星S経由で親局Cに送信す
る(ステップ303)。
【0042】親局Cでは、通信回線管理部13が、子局
R1からの同報回線設定要求メッセージを送受信部11
および共通制御チャネルフレーム処理部12を介して受
信すると(ステップ101)、メッセージ種別が同報回
線設定要求であるので(ステップ102ではい)、同報
回線設定要求メッセージ中の発信局アドレスR1を子局
アドレスとしてもつ子局情報管理テーブル16を取得す
る(ステップ103)。
【0043】次に、通信回線管理部13は、同報回線設
定要求メッセージ中の送信・受信指定が送信であるか受
信であるかを判定し(ステップ104)、送信であるの
で、子局R1の子局情報管理テーブル16に同報グルー
プ管理テーブル15がリンクされて、同報グループ管理
テーブルの送信局リンクに子局情報管理テーブルがリン
クされているかどうかを判定する(ステップ105)。
【0044】いま、子局R1を送信局とする同報グルー
プが登録されておらず、子局R1の子局情報管理テーブ
ル16に同報グループ管理テーブル15がリンクされて
いないので、通信回線管理部13は、子局R1のアドレ
スを送信局アドレスとする同報グループ管理テーブル1
5を作成し、作成した同報グループ管理テーブル15に
子局R1の子局情報管理テーブル16を送信局情報とし
てリンクする(ステップ106)。
【0045】次に、通信回線管理部13は、同報回線設
定要求メッセージ中の通信パラメータに基づいて必要な
周波数帯域幅を決定し、周波数管理部14に周波数取得
要求を発行して通信に必要な帯域幅分の空き周波数帯域
を取得し、取得した空き周波数帯域を割り当て周波数情
報として同報グループ管理テーブル15に書き込む(ス
テップ107)。
【0046】周波数管理部14は、周波数取得要求を受
けると、周波数プールから帯域幅分の空き周波数帯域を
取得し、取得した周波数帯域の位置情報(センタ周波
数)を通信回線管理部13に通知する。
【0047】続いて、通信回線管理部13は、同報回線
設定要求メッセージ中の子局数に基づいて受信局が指定
されているかどうかを判定する(ステップ108)。
【0048】いま、子局数が3で受信局が指定されてい
るので、通信回線管理部13は、同報回線設定要求メッ
セージ中の子局アドレスR3,R4およびR5を子局ア
ドレスとしてもつ3つの子局情報管理テーブル16を取
得し、子局情報およびステータスの整合性をチェックす
る(ステップ109)。
【0049】整合性チェックで問題がなければ、通信回
線管理部13は、同報グループ管理テーブル15に対し
て受信局となる子局R3,R4およびR5の子局情報管
理テーブル16を受信局情報としてリンクし、受信局と
なる子局R3,R4およびR5に対して送信開始要求メ
ッセージを共通制御チャネルフレーム処理部12および
共通制御チャネル送受信部11を介して衛星S経由で送
信する(ステップ110)。
【0050】各子局R3,R4およびR5では、通信回
線制御部23が、送信開始要求メッセージを送受信部2
1および共通制御チャネルフレーム処理部22を介して
受信すると(ステップ401)、メッセージ種別が送信
開始要求であるので(ステップ404ではい)、受信開
始可能であれば(ステップ405ではい)、何もしない
で送信開始要求メッセージを廃棄する(ステップ40
6)。受信開始可能でなければ(ステップ405でいい
え)、通信回線制御部23は、解除対象受信局数を1、
受信局アドレスを自局アドレスとする同報回線解除要求
メッセージを共通制御チャネルフレーム処理部12およ
び共通制御チャネル送受信部11を介して親局Cに送信
する(ステップ407)。
【0051】親局Cでは、続いて、通信回線管理部13
が、受信局となる子局R3,R4およびR5に対して割
り当て周波数情報および通信パラメータを含む周波数設
定要求メッセージを共通制御チャネルフレーム処理部1
2および共通制御チャネル送受信部11を介して衛星S
経由で送信する(ステップ112)。
【0052】各子局R3,R4およびR5では、通信回
線制御部23が、周波数設定要求メッセージを送受信部
21および共通制御チャネルフレーム処理部22を介し
て受信すると(ステップ401)、メッセージ種別が周
波数設定要求であるので(ステップ402ではい)、周
波数設定要求メッセージから割り当て周波数情報および
通信パラメータを抽出してフレーム処理部25に周波数
を設定し、地上インタフェース部24に回線確立(通信
回線への周波数帯域の割り当て)を知らせる回線状態通
知を送る(ステップ403)。なお、受信局における回
線状態通知には、送信局アドレスも含まれる。
【0053】地上インタフェース部24は、回線状態通
知を受けると、回線状態が確立した旨を受信端末T1,
T2およびT3に知らせる。
【0054】親局Cでは、次に、通信回線管理部13
が、送信局となる子局R1に対して割り当て周波数情報
および通信パラメータを含む周波数設定要求メッセージ
を共通制御チャネルフレーム処理部12および共通制御
チャネル送受信部11を介して衛星S経由で送信する
(ステップ113)。
【0055】子局R1では、通信回線制御部23が、周
波数設定要求メッセージを送受信部21および共通制御
チャネルフレーム処理部22を介して受信すると(ステ
ップ401)、メッセージ種別が周波数設定要求である
ので(ステップ402ではい)、周波数設定要求メッセ
ージから割り当て周波数情報および通信パラメータを抽
出してフレーム処理部25に周波数を設定し、地上イン
タフェース部24に回線確立(通信回線への周波数帯域
の割り当て)を知らせる回線状態通知を送る(ステップ
403)。
【0056】地上インタフェース部24は、回線状態通
知を受けると、回線状態が確立した旨を配信装置E1に
知らせる。
【0057】親局Cでは、続いて、通信回線管理部13
が、子局R1を送信局とする同報グループが登録された
ことを知らせるために、配下の全子局R1〜Rnに送信
局アドレスとして子局アドレスR1を含む同報グループ
登録通知メッセージを共通制御チャネルフレーム処理部
12および共通制御チャネル送受信部11を介して衛星
S経由で送信する(ステップ114)。
【0058】各子局R1〜Rnでは、通信回線制御部2
3が、同報グループ登録通知メッセージを送受信部21
および共通制御チャネルフレーム処理部22を介して受
信すると(ステップ401)、メッセージ種別が同報グ
ループ登録通知であるので(ステップ410ではい)、
同報グループ登録通知メッセージに基づいて同報グルー
プ登録通知を地上インタフェース部24に通知する(ス
テップ411)。
【0059】地上インタフェース部24は、同報グルー
プ登録通知を受けると、同報グループが登録された旨を
配信装置E1,E2および受信端末T1〜Tn−2に知
らせる。
【0060】なお、配信装置Eからの送信開始要求に受
信局アドレスが指定されていない場合は、上記手順にお
ける受信局に対する処理は行われず、結果的に配信装置
Eから送信しても受信端末Tが無い状態となる。
【0061】(2)受信局からの同報回線設定 図14は、上記(1)で示した手順と同様にして、子局
R2を送信局として登録されてすでに存在する同報グル
ープに対して、受信端末T4が配信装置E2の同報グル
ープに参加する場合のフローを示している。
【0062】受信端末T4は、子局R6からの同報グル
ープ登録通知によって、子局R2を送信局とする同報グ
ループが存在することはすでに知っているので、受信端
末T4がこの同報グループに参加するときには、子局R
2のアドレスを指定した受信開始要求を子局R6に送信
する。
【0063】子局R6では、通信回線制御部23が、地
上インタフェース部24を介して受信開始要求を受信す
ると(ステップ301)、受信開始要求であるので(ス
テップ304ではい)、受信開始要求に基づいて発信局
アドレスをR6、送信・受信指定を受信、子局数を1、
子局アドレスをR2とする同報回線設定要求メッセージ
を作成し、共通制御チャネルフレーム処理部22および
送受信部21を介して衛星S経由で親局Cに送信する
(ステップ305)。
【0064】親局Cでは、通信回線管理部13が、子局
R6からの同報回線設定要求メッセージを送受信部11
および共通制御チャネルフレーム処理部12を介して受
信すると(ステップ101)、メッセージ種別が同報回
線設定要求であるので(ステップ102ではい)、同報
回線設定要求メッセージ中の発信局アドレスR6を子局
アドレスとしてもつ子局情報管理テーブル16を取得す
る(ステップ103)。
【0065】次に、通信回線管理部13は、同報回線設
定要求メッセージ中の送信・受信指定が受信であるので
(ステップ104で受信)、子局アドレスR2を送信局
アドレスとしてもつ同報グループ管理テーブル15を取
得し、取得した同報グループ管理テーブル15に子局R
6の子局情報管理テーブル16を受信局情報としてリン
クする(ステップ111)。
【0066】続いて、通信回線管理部13は、受信局と
なる子局R6に対して送信局アドレスR2,割り当て周
波数情報および通信パラメータを含む周波数設定要求メ
ッセージを共通制御チャネルフレーム処理部12および
送受信部11を介して衛星S経由で送信する(ステップ
112)。
【0067】子局R6では、通信回線制御部23が、周
波数設定要求メッセージを送受信部21および共通制御
チャネルフレーム処理部22を介して受信すると(ステ
ップ401)、メッセージ種別が周波数設定要求である
ので(ステップ402ではい)、周波数設定要求メッセ
ージから割り当て周波数情報および通信パラメータを抽
出し、フレーム処理部25に周波数を設定し、回線確立
(通信回線への周波数帯域の割り当て)を回線状態通知
によって地上インタフェース部24に知らせる(ステッ
プ403)。
【0068】地上インタフェース部24は、回線状態通
知を受けると、回線状態が確立した旨を受信端末T4に
知らせる。
【0069】親局Cでは、次に、通信回線管理部13
が、同報グループ管理テーブル15の接続ステータスを
参照して接続状態、つまり送信局となる子局R2が送信
状態でないならば子局R2に対して割り当て周波数情報
および通信パラメータを含む周波数設定要求メッセージ
を共通制御チャネルフレーム処理部12および共通制御
チャネル送受信部11を介して衛星S経由で送信して接
続ステータスを接続状態とする(ステップ113)。
【0070】子局R2では、通信回線制御部23が、周
波数設定要求メッセージを送受信部21および共通制御
チャネルフレーム処理部22を介して受信すると(ステ
ップ401)、メッセージ種別が周波数設定要求である
ので(ステップ402ではい)、周波数設定要求メッセ
ージから割り当て周波数情報および通信パラメータを抽
出してフレーム処理部25に周波数を設定し、地上イン
タフェース部24に回線確立(通信回線への周波数帯域
の割り当て)を知らせる回線状態通知を送る(ステップ
403)。
【0071】親局Cでは、続いて、通信回線管理部13
が、子局R2を送信局とする同報グループが更新登録さ
れたことを知らせるために、配下の全子局R1〜Rnに
送信局アドレスとして子局アドレスR2を含む同報グル
ープ登録通知メッセージを共通制御チャネルフレーム処
理部12および共通制御チャネル送受信部11を介して
衛星S経由で送信する(ステップ114)。
【0072】各子局R1〜Rnでは、通信回線制御部2
3が、同報グループ登録通知メッセージを送受信部21
および共通制御チャネルフレーム処理部22を介して受
信すると(ステップ401)、メッセージ種別が同報グ
ループ登録通知であるので(ステップ410ではい)、
同報グループ登録通知メッセージに基づいて同報グルー
プ登録通知を地上インタフェース部24に通知する(ス
テップ411)。
【0073】地上インタフェース部24は、同報グルー
プ登録通知を受けると、同報グループが登録された旨を
配信装置E1,E2および受信端末T1〜Tn−2に知
らせる。
【0074】(3)送信局からの同報回線解除 図15は、図13で作成された子局R1を送信局とする
同報グループにおいて、配信装置E1から受信端末T2
およびT3への配信を停止するときのフローを示してい
る。
【0075】配信装置E1は、受信局アドレスとして子
局アドレスR4およびR5を指定する送信停止要求を送
信する。
【0076】子局R1では、通信回線制御部23が、地
上インタフェース部24を介して配信装置E1からの送
信停止要求を受信すると(ステップ301)、通信停止
要求であるので(ステップ306ではい)、送信停止要
求に基づいて解除対象受信局数を2、受信局アドレスを
R4およびR5とする同報回線解除要求メッセージを作
成し、共通制御チャネルフレーム処理部22および送受
信部21を介して衛星S経由で親局Cに送信する(ステ
ップ307)。
【0077】親局Cでは、通信回線管理部13が、送受
信部11および共通制御チャネルフレーム処理部12を
介して同報回線解除要求メッセージを受信すると(ステ
ップ101)、メッセージ種別が同報回線解除要求であ
るので(ステップ102でいいえ、ステップ201では
い)、同報回線解除要求メッセージ中の発信局アドレス
R1を子局アドレスとしてもつ子局情報管理テーブル1
6を取得し(ステップ203)、子局情報管理テーブル
16の同報グループ管理テーブルへのポインタから同報
グループ管理テーブル15を特定する(ステップ20
4)。
【0078】次に、通信回線管理部13は、同報回線解
除要求メッセージ中の発信局アドレスR1が同報グルー
プ管理テーブル15中の送信局アドレスR1と一致する
かどうかを判定し(ステップ205)、一致するので、
さらに同報回線解除要求メッセージ中の解除対象受信局
数が設定されているかどうかを判定する(ステップ20
7)。いま、解除対象受信局数が2で設定されているの
で、通信回線管理部13は、同報グループ管理テーブル
15中の受信局情報管理テーブルへのポインタからリン
クをたどって受信局アドレスR4およびR5を子局アド
レスとしてもつ2つの子局情報管理テーブル16を特定
し、発信局アドレス(=送信局アドレス)をR1とする
通信停止要求メッセージを共通制御チャネルフレーム処
理部12および共通制御チャネル送受信部11を介して
衛星S経由で子局R4およびR5に送信し、子局R4お
よびR5の子局情報管理テーブル16を送信局アドレス
をR1とする同報グループ管理テーブル15のリンクか
ら外す(ステップ208)。
【0079】各子局R4およびR5では、通信回線制御
部23が、同報グループ削除通知メッセージを送受信部
21および共通制御チャネルフレーム処理部22を介し
て受信すると(ステップ401)、メッセージ種別が同
報グループ削除通知であるので(ステップ410)、同
報グループ削除通知メッセージに基づいて同報グループ
削除通知を地上インタフェース部24に知らせる(ステ
ップ411)。
【0080】地上インタフェース部24は、回線状態通
知を受けると、同報グループから削除された旨を受信端
末T2およびT3に知らせる。
【0081】ところで、送信局R1から受信局を指定せ
ずに同報回線解除要求メッセージを送信した場合は、同
報グループ自体の削除という意味になり、親局Cの通信
回線管理部13では、配下の受信局Rに同報グループ削
除通知メッセージを送信する。
【0082】詳しくは、ステップ207で解除対象受信
局数が設定されていなければ、通信回線管理部13は、
送信局と、同報グループ管理テーブル15にリンクされ
ているすべての子局情報管理テーブル16の子局アドレ
スの子局Rに対して通信停止要求メッセージを送信し、
各子局情報管理テーブル16と同期グループ管理テーブ
ル15とのリンクを初期化する(ステップ209)。
【0083】次に、通信回線管理部13は、同報グルー
プの全ての子局R3,R4およびR5に対して発信局ア
ドレスをR1、送信局アドレスをR1、登録・削除種別
を削除とする同報グループ削除通知メッセージを共通制
御チャネルフレーム処理部12および送受信部11を介
して衛星S経由で送信する(ステップ210)。
【0084】各子局R3,R4およびR5では、通信回
線制御部23が、同報グループ削除通知メッセージを送
受信部21および共通制御チャネルフレーム処理部22
を介して受信すると(ステップ401)、同報グループ
削除通知メッセージであるので(ステップ410)、同
報グループ削除通知メッセージから同報グループ削除通
知を地上インタフェース部24に通知する(ステップ4
11)。
【0085】地上インタフェース部24は、回線状態通
知を受けると、同報グループから削除された旨を受信端
末T1,T2およびT3に知らせる。
【0086】なお、親局Cでは、該当同報グループの全
子局Rから同報回線解除要求メッセージを受信すると、
該当同報グループ管理テーブル15を削除し、同報グル
ープの全子局Rに共通制御チャネルを介して同報グルー
プ削除通知メッセージを送信する。
【0087】(4)受信局からの同報回線解除 図16は、図14に示した受信端末T4が参加した子局
R2を送信局とする同報グループにおいて、受信端末T
4から受信を停止するときのフローを示している。
【0088】受信端末T4は、子局R6からの同報グル
ープ登録通知によって、子局R2を送信局とする同報グ
ループが存在することはすでに知っているので、受信端
末T4がこの同報グループから削除されたいときには、
子局R2のアドレスを指定した受信停止要求を子局R6
に送信する。
【0089】子局R6では、通信回線制御部23が、地
上インタフェース部24を介して受信停止要求を受信す
ると(ステップ301)、通信停止要求であるので(ス
テップ306ではい)、受信停止要求に基づいて解除対
象受信局数が1、受信局アドレスがR6である同報回線
解除要求メッセージを作成し、共通制御チャネルフレー
ム処理部22および送受信部21を介して衛星S経由で
親局Cに送信する(ステップ307)。
【0090】親局Cでは、通信回線管理部13が、送受
信部11および共通制御チャネルフレーム処理部12を
介して同報回線解除要求メッセージを受信すると(ステ
ップ101)、メッセージ種別が同報回線解除要求であ
るので(ステップ102でいいえ、ステップ201では
い)、発信局アドレスR6を子局アドレスとしてもつ子
局情報管理テーブル16を取得し(ステップ203)、
子局情報管理テーブル16の同報グループ管理テーブル
へのポインタから同報グループ管理テーブル15を特定
する(ステップ204)。
【0091】次に、通信回線管理部13は、同報回線解
除要求メッセージ中の発信局アドレスR6が同報グルー
プ管理テーブル15中の送信局アドレスR2と一致する
かどうかを判定し(ステップ205)、受信局で一致し
ないので、子局R6に対して発信局アドレスをR2とす
る通信停止要求メッセージを共通制御チャネルフレーム
処理部12および共通制御チャネル送受信部11を介し
て衛星S経由で送信し、子局R6の子局情報管理テーブ
ル16を送信局アドレスR2をもつ同報グループ管理テ
ーブル15のリンクから外す(ステップ206)。
【0092】子局R6では、通信回線制御部23が、通
信停止要求メッセージを送受信部21および共通制御チ
ャネルフレーム処理部22を介して受信すると(ステッ
プ401)、メッセージ種別が通信停止要求であるので
(ステップ408ではい)、フレーム処理部25に周波
数設定解除を通知し、地上インタフェース部24に回線
解除を知らせる回線状態通知を送る(ステップ40
9)。
【0093】地上インタフェース部24は、回線が解除
された旨の回線状態通知を受けると、回線が解除された
旨を受信端末T4に知らせる。
【0094】このように、本実施の形態に係るDAMA
衛星通信システムにおけるグループ同報通信方式の構成
では、同報回線設定要求メッセージおよび同報回線解除
要求メッセージに応じて通信回線に周波数帯域を割り当
てることで、周波数帯域を効率良く使用できるというD
AMA衛星通信システムの利点をいかしつつ、用途に応
じてネットワーク構成の変更を柔軟に行えるグループ同
報通信サービスが可能である。
【0095】なお、本発明の他の実施の形態として、そ
の基本的構成は上記の通りであるが、同報グループの登
録情報および削除情報の通知方法を送信局から共通制御
チャネルを用いて通知する方法もある。この場合には、
子局Rの地上インタフェース部24は、自局が送信局の
ときには回線状態通知を地上回線に送る際に同報グルー
プの登録通知および削除通知を同報で共通制御チャネル
に送信する機能を備えればよい。子局Rから送信された
同報データは親局Cの共通制御チャネルフレーム処理部
12によって折り返し配下の全子局R1〜Rnに送信さ
れることになる。このような構成にすると、同報通知に
情報の内容の識別番号等の付属情報を付加する場合、そ
の情報量に変更が生じても子局R1〜Rnの地上インタ
フェース部24を変更するだけでよいという効果が得ら
れる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏する。
【0097】第1の効果は、同報回線を使用する局構成
を各子局から容易かつ柔軟に変更可能なので、同一の衛
星通信ネットワークを様々な用途に応じて使用できるこ
とである。
【0098】第2の効果は、同報回線に対しても通常の
ポイントツーポイントの通信回線と同様に要求に応じて
周波数帯域を割り当てているので、周波数リソースを効
率的に使用できることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るDAMA衛星通信
システムにおけるグループ同報通信方式が適用された親
局および子局の構成を示すブロック図である。
【図2】DAMA衛星通信システムの一般的構成を示す
図である。
【図3】図1中の通信回線管理部に含まれる同報グルー
プ管理テーブルおよび子局情報管理テーブルのリンクを
示す図である。
【図4】図3中の同報グループ管理テーブルの内容を示
す図である。
【図5】図3中の子局情報管理テーブルの内容を示す図
である。
【図6】図1中の親局と子局との間で送受信される衛星
通信メッセージのフォーマットを示す図である。
【図7】図1中の親局の通信回線管理部における同報回
線設定要求メッセージ受信時の処理を示すフローチャー
トである。
【図8】図1中の親局の通信回線管理部における同報回
線解除要求メッセージ受信時の処理を示すフローチャー
トである。
【図9】図1中の子局の通信回線管理部における地上か
らの要求受信時の処理を示すフローチャートである。
【図10】図1中の子局の通信回線管理部における親局
からのメッセージ受信時の処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】図2に示したDAMA衛星通信システムの構
成において子局に配信装置および受信端末が接続された
グループ同報通信システムの一例を示す図である。
【図12】図1中の周波数管理部における周波数プール
の取得方法を説明する図である。
【図13】図11のグループ同報通信システムにおける
送信局からの同報回線設定を示すフロー図である。
【図14】図11のグループ同報通信システムにおける
受信局からの同報回線設定を示すフロー図である。
【図15】図11のグループ同報通信システムにおける
送信局からの同報回線解除を示すフロー図である。
【図16】図11のグループ同報通信システムにおける
受信局からの同報回線解除を示すフロー図である。
【符号の説明】
11 共通制御チャネル送受信部 12 共通制御チャネルフレーム処理部 13 通信回線管理部 14 周波数管理部 21 送受信部 22 共通制御チャネルフレーム処理部 23 通信回線制御部 24 地上インタフェース部 25 フレーム処理部 C 親局 E1,E2 配信装置 R1〜Rn 子局 S 衛星 T1〜Tn−2 受信端末 W 監視制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/00 - 12/66

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の子局のうちの任意の一子局が他の子
    局との通信要求を共通制御チャネルを用いて衛星経由で
    親局に通知し、該通信要求に基づき親局が通信回線に必
    要な周波数帯域を割り当てて通信要求元の子局と通信接
    続先の子局との間の音声通信あるいはデータ通信を可能
    とするDAMA衛星通信システムにおいて、前記親局が、同報グループ単位に、同報グループ管理テ
    ーブル,該同報グループ管理テーブルに送信局情報とし
    てリンクされた子局情報管理テーブル,および該同報グ
    ループ管理テーブルに受信局情報としてリンクされた1
    つ以上の子局情報管理テーブルとを保持し、 前記子局と
    前記親局と間で共通制御チャネルを用いて送受信される
    衛星通信メッセージによって同報グループの構成を柔軟
    に変更可能なグループ同報通信を行えるようにしたこと
    を特徴とするDAMA衛星通信システムにおけるグルー
    プ同報通信方法
  2. 【請求項2】前記衛星通信メッセージが、同報回線設定
    要求メッセージ,同報回線解除要求メッセージ,通信開
    始要求メッセージ,通信停止要求メッセージ,周波数設
    定要求メッセージ,および同報グループ登録・削除通知
    メッセージを含む請求項1記載のDAMA衛星通信シス
    テムにおけるグループ同報通信方法
  3. 【請求項3】前記同報グループ管理テーブルが、送信局
    アドレス,接続ステータス,送信局情報管理テーブルへ
    のポインタ,受信局情報管理テーブルへのポインタ,割
    り当て周波数情報,および通信パラメータからなる請求
    項1記載のDAMA衛星通信システムにおけるグループ
    同報通信方法
  4. 【請求項4】前記子局情報管理テーブルが、子局アドレ
    ス,子局情報・ステータス,同報グループ管理テーブル
    へのポインタ,および同一同報グループの受信局情報管
    理テーブルへのポインタからなる請求項1記載のDAM
    A衛星通信システムにおけるグループ同報通信方法。
  5. 【請求項5】前記同報回線設定要求メッセージが、衛星
    ヘッダ,同報回線設定要求,発信局アドレス,通信パラ
    メータ,送信・受信指定,子局数,および子局数分の子
    局アドレスからなる請求項2記載のDAMA衛星通信シ
    ステムにおけるグループ同報通信方法。
  6. 【請求項6】前記同報回線解除要求メッセージが、衛星
    ヘッダ,同報回線解除要求,発信局アドレス,解除対象
    受信局数,および解除対象受信局数分の受信局アドレス
    からなる請求項2記載のDAMA衛星通信システムにお
    けるグループ同報通信方法。
  7. 【請求項7】前記通信開始要求メッセージが、衛星ヘッ
    ダ,通信開始要求,および発信局アドレスからなる請求
    項2記載のDAMA衛星通信システムにおけるグループ
    同報通信方法。
  8. 【請求項8】前記通信停止要求メッセージが、衛星ヘッ
    ダ,通信停止要求,および発信局アドレスからなる請求
    項2記載のDAMA衛星通信システムにおけるグループ
    同報通信方法。
  9. 【請求項9】前記周波数設定要求メッセージが、衛星ヘ
    ッダ,周波数設定要求,発信局アドレス,割り当て周波
    数情報,および通信パラメータからなる請求項2記載の
    DAMA衛星通信システムにおけるグループ同報通信方
    法。
  10. 【請求項10】前記同報グループ登録・削除通知メッセ
    ージが、衛星ヘッダ,同報グループ登録・削除,発信局
    アドレス,送信局アドレス,および登録・削除種別から
    なる請求項2記載のDAMA衛星通信システムにおける
    グループ同報通信方法。
  11. 【請求項11】複数の子局のうちの任意の一子局が他の
    子局との通信要求を共通制御チャネルを用いて衛星経由
    で親局に通知し、該通信要求に基づき親局が通信回線に
    必要な周波数帯域を割り当てて通信要求元の子局と通信
    接続先の子局との間の音声通信あるいはデータ通信を可
    能とするDAMA衛星通信システムにおいて、 前記親局が、同報グループ単位に、同報グループ管理テ
    ーブル,該同報グループ管理テーブルに送信局情報とし
    てリンクされた子局情報管理テーブル,および該同報グ
    ループ管理テーブルに受信局情報としてリンクされた1
    つ以上の子局情報管理テーブルとを保持する通信回線管
    理部と、前記通信回線管理部からの通信に必要な帯域幅
    を含む周波数取得要求に応じて周波数プールから空き周
    波数帯域を取得し、取得した空き周波数帯域の周波数情
    報を前記通信回線管理部に通知するとともに前記通信回
    線管理部からの周波数設定解除通知に応じて該当周波数
    帯域を周波数プールに戻す周波数管理部とを含み、 前記子局が、地上インタフェース部から受ける通信開始
    要求および通信停止要求に基づいて同報回線設定要求メ
    ッセージおよび同報回線解除要求メッセージを共通制御
    チャネルを用いて衛星経由で前記親局に送信し、前記親
    局から共通制御チャネルを用いて前記衛星経由で受信さ
    れる通信開始要求メッセージ,周波数設定要求メッセー
    ジおよび通信停止要求メッセージに従って周波数設定お
    よび周波数設定解除を行って同報回線の制御を行うとと
    もに前記地上インタフェース部に同報回線の回線状態通
    知を行い、前記親局から共通制御チャネルを用いて前記
    衛星経由で受信される同報グループ登録通知メッセージ
    および同報グループ削除通知メッセージに従って同報グ
    ループの登録および削除を前記地上インタフェース部に
    通知する通信回線制御部と、地上回線との音声通信ある
    いはデータ通信,地上回線からの通信開始要求および通
    信停止要求,地上回線への同報グループ登録通知および
    同報グループ削除通知等の接続制御情報の通知に使用さ
    れる地上インタフェース部とを含むことを特徴とするD
    AMA衛星通信システムにおけるグループ同報通信方
    式。
  12. 【請求項12】前記同報グループ管理テーブルが、送信
    局アドレス,接続ステータス,送信局情報管理テーブル
    へのポインタ,受信局情報管理テーブルへのポインタ,
    割り当て周波数情報,および通信パラメータからなる請
    求項11記載のDAMA衛星通信システムにおけるグル
    ープ同報通信方式。
  13. 【請求項13】前記子局情報管理テーブル、子局アド
    レス,子局情報・ステータス,同報グループ管理テーブ
    ルへのポインタ,および同一同報グループの受信局情報
    管理テーブルへのポインタからなる請求項11記載のD
    AMA衛星通信システムにおけるグループ同報通信方
    式。
  14. 【請求項14】前記同報回線設定要求メッセージが、衛
    星ヘッダ,同報回線設定要求,発信局アドレス,通信パ
    ラメータ,送信・受信指定,子局数,および子局数分の
    子局アドレスからなる請求項11記載のDAMA衛星通
    信システムにおけるグループ同報通信方式。
  15. 【請求項15】前記同報回線解除要求メッセージが、衛
    星ヘッダ,同報回線解除要求,発信局アドレス,解除対
    象受信局数,および解除対象受信局数分の受信局アドレ
    スからなる請求項11記載のDAMA衛星通信システム
    におけるグループ同報通信方式。
  16. 【請求項16】前記通信開始要求メッセージが、衛星ヘ
    ッダ,通信開始要求,および発信局アドレスからなる請
    求項11記載のDAMA衛星通信システムにおけるグル
    ープ同報通信方式。
  17. 【請求項17】前記通信停止要求メッセージが、衛星ヘ
    ッダ,通信停止要求,および発信局アドレスからなる請
    求項11記載のDAMA衛星通信システムにおけるグル
    ープ同報通信方式。
  18. 【請求項18】前記周波数設定要求メッセージが、衛星
    ヘッダ,周波数設定要求,発信局アドレス,割り当て周
    波数情報,および通信パラメータからなる請求項11
    載のDAMA衛星通信システムにおけるグループ同報通
    信方式。
  19. 【請求項19】前記同報グループ登録・削除通知メッセ
    ージが、衛星ヘッダ,同報グループ登録・削除,発信局
    アドレス,送信局アドレス,および登録・削除種別から
    なる請求項11記載のDAMA衛星通信システムにおけ
    るグループ同報通信方式。
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