JP3478023B2 - 血管カテーテル包装体 - Google Patents
血管カテーテル包装体Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/002—Packages specially adapted therefor ; catheter kit packages
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
カテーテルの包装に関するものである。さらに詳しく
は、心臓血管系などに挿入する比較的長さの長いカテー
テルに適した包装に関するものである。
外科手術により行われてきたが、手術自体が大掛かりな
ものであり、患者に与える負担も大きい。これに対し
て、カテーテルを使用した治療は簡単で低侵襲性である
ことから、種々のカテーテルが開発されその利用が急速
に拡大しつつある。
注入して血管の異常を診断するための血管造影用カテー
テルや、狭窄して血液の流れが悪くなった血管を押し拡
げるためのバルーンカテーテルなどがある。これらのカ
テーテルはいずれも大腿部の血管などから挿入して心臓
部に到達させるため、長さがかなり長い。そして、血管
造影用カテーテルの場合、カテーテルを到達させる血管
の部位に応じて、先端部を様々の形状にしたものが用意
されている。
いは複数本をそのままあるいはトレーや台紙にセットし
て細長い袋にいれ、これをさらに箱に入れたものが一般
的であるが、血管造影用カテーテルの場合、1本ずつ袋
に入れ、これを箱に収納した包装形態のものが多い。
紙またはプラスチック製の袋に入れ、これを単に箱に収
納しただけの従来の包装形態では、輸送中に箱の中で袋
が自由に動いてしまい、袋の端部が箱の中で曲がったり
変形することがあった。ところが、前述したように、血
管造影用カテーテルには様々の形状のものがあり、その
形状が使用上重要であることから、上記のような袋の変
形は、カテーテル自体の形状に影響を与える可能性があ
り、好ましくない。また、従来の箱は両端が開口するだ
けの単純なものであるため、口を開いても袋が中に入り
込んでいると、取り出しにくいという問題があった。
ないカテーテルの包装形態を提供することにある。すな
わち、箱の中でカテーテルを入れた袋が動きにくい包装
形態を提供するものである。また、本発明の他の目的
は、取り出しが容易なカテーテルの包装形態を提供する
ことにある。
ーテルを入れた袋の一端と箱の一端とを固定することに
より、上記の目的を達成した。すなわち本発明は、細長
い血管カテーテルが、その形状を保持したまま可撓性の
袋に封入されてなり、さらに当該袋が箱の中に収納され
てなるカテーテル包装体において、前記袋の一端と箱の
一端とを解除可能に固定する固定手段を設けたことを特
徴とする血管カテーテル包装体である。また、箱にスラ
イド式の蓋を設けることにより、第2の目的を達成し
た。
入した袋の一端を箱の一端に解除可能に固定する固定手
段としては、袋の端部に穿設した孔(以下、第1の孔と
いう)と箱に設けた細長いフラップの組み合わせからな
るものを具体例としてあげることができる。すなわち、
フラップを第1の孔に挿通することによって固定を行う
のである。フラップは、別に製造したものを接着などの
方法で箱に固定することもできるが、箱に切れ込みを入
れて形成する方法が簡単であり、好ましい。
だけでは、袋の固定が十分ではないので、その後フラッ
プの先端部を取り外し可能に箱に固定するのが好まし
い。フラップ先端部を箱に固定する方法としては、フラ
ップ先端部を挿入できる孔(以下第2の孔という)を箱
に設け、これにフラップ先端を挿入して固定する形態
が、簡単で確実な固定ができて好ましい。またこのと
き、フラップは、折り返すと箱の端部を越える位置及び
方向に設け、この端部を越えた部分をさらに箱の裏側に
折り返し、裏側から第2の孔に挿入して固定するように
すれば、箱の端部に固定のための余分な領域を設ける必
要がないので好ましい。さらに、フラップの基端部には
他の部分よりも力が加わりやすいので、他の部分よりも
幅広に形成し、容易にちぎれないようにしておくのが好
ましい。
説明する。図1は、本発明のカテーテル包装体の実施例
についての斜視図である。図に示すように、カテーテル
1は袋2の中に封入され滅菌されている。袋2は、細菌
を透過させない紙やフィルムで形成されており、ガス滅
菌の場合は、片面(図では裏側の面)が紙で、もう一方
の面(図の表側の面)が透明なフィルムで形成されたも
のが一般的である。この袋は、さらに箱3に収納し、箱
にスライド式の蓋6を装着する。このようにすることに
よって、蓋6を外すとただちに袋の端部が露出し、袋を
取り出しやすくなる。袋の端部には、第1の孔4が穿設
されており、この孔にフラップ5が挿通されて箱に固定
されている。この固定のための構成については、以下に
さらに詳細に説明する。
詳細を示す正面図である。図から分かるように、箱3の
端部には切れ込み7を入れてフラップ5を形成する。そ
して、フラップの上部には、第2の孔8が設けられてお
り、さらにその上の縁の部分は、ほぼ箱を構成する紙の
厚さ分だけ窪ませてある。これに袋2を固定するには、
図3に示すように、フラップ5を上側に折り返す。この
折り返し部となるフラップの基端部10には、他の部分
よりも力が加わりやすいが、この部分の幅を他の部分よ
りも広くすることにより、フラップがちぎれにくいよう
にしてある。
に、袋2に設けた第1の孔4にこのフラップ5を挿通す
る。この状態の背面図が図5であり、箱を裏側から見た
ものである。なお、11はフラップを折り返したことに
よって箱に空いた孔(以下第3の孔という)である。最
後に、図6(正面図)及び図7(背面図)に示すよう
に、フラップが箱の端部から突出した部分を箱の裏側に
折り返し、フラップの先端部12を第2の孔8に挿入す
る。フラップ先端部12の幅を、第2の孔の大きさより
もやや大きくすることにより、図7に示すように、フラ
ップ先端部は箱の裏側に簡単に固定される。また、箱の
縁部に窪み9を設けたことによって、フラップを裏側に
折り返しても、フラップが縁部から突出せず、且つ横方
向への動きも規制されるので、安定した固定ができる。
このような固定方法を採用すると、簡単かつ確実に袋の
固定ができ、経済的にも有利である。
る。この場合には、フラップ5は箱の裏側には折り返さ
ず、先端を表側から直接上部の孔8に挿入する。この実
施例の場合には、前述の実施例に比べて箱の上部に固定
のための余分な領域が必要になる。また、前述の実施例
よりも小さな力でフラップが孔8から外れやすい欠点が
あるが、固定操作は簡単である。
合は箱にフック13が取り付けられており、これに袋の
孔を挿通するようになっている。このようにすれば、固
定操作は簡単であるが、箱にフックを取り付ける必要が
あるため、コスト高になる欠点がある。
る。この実施例では、上述した実施例とは異なり、フラ
ップは箱とは別に独立して形成されており、その基端部
は袋に設ける第1の孔よりも幅が広くなっている。この
フラップを先端側から第1の孔に挿通した後に、先端部
を箱の裏側に折り返し、図4〜7に示すのと同様の方法
で固定する。このようにすると、フラップは一端だけで
箱に固定されるが、袋の左右への動きは箱によって規制
されるので、袋の固定に実用上問題はない。また、この
実施例では箱の端部を補強するために、図の14で示す
部分は紙を2枚重ねにしている。このようにすると、輸
送中に大きな力が加わっても箱の端部が損傷しにくいの
で好ましい。2枚重ねにするには、別の紙を張り合わせ
てもよいし、箱の端部を折り返してもよい。箱を比較的
薄い紙で形成した場合は、このように端部を2枚以上重
ねた構造にして、補強するのが好ましい。
した袋が箱の中で動いて、カテーテルが変形するのを防
ぐことができる。また、好ましい態様においては、単純
な構成で袋を箱内に固定でき、コストアップを最小限に
することができるとともに、固定操作も簡単である。さ
らに、箱から袋を取り出すのが容易であり、カテーテル
を使用する際に便利である。
手段を示す正面図である。
最初の工程を示す正面図である。
第2の工程を示す正面図である。
最終状態を示す正面図である。
る。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】細長い血管カテーテルが、その形状を保持
したまま可撓性の袋に封入されてなり、さらに当該袋が
箱の中に収納されてなるカテーテル包装体において、前記袋の端部に穿設した第1の孔と、細長いフラップと
から構成され、該フラップを前記第1の孔に挿通するこ
とにより固定を行う固定手段を設けた ことを特徴とする
血管カテーテル包装体。 - 【請求項2】 前記フラップは、箱に切れ込みを入れて
形成されてなる請求項1記載の血管カテーテル包装体。 - 【請求項3】 前記フラップは、箱とは別に形成され、
フラップの基端部は第1の孔より幅広に形成され、フラ
ップを第1の孔に挿通するようにした請求項1記載の血
管カテーテル包装体。 - 【請求項4】 箱の端部に近い位置に第2の孔が形成さ
れており、フラップの基端部を折り返して、その先端部
を前記第2の孔に挿入することによりフラップ先端を固
定するようにした請求項2又は3記載の血管カテーテル
包装体。 - 【請求項5】 フラップの先端の幅が、箱に形成された
第2の孔の大きさよりもやや大きい請求項4記載の血管
カテーテル包装体。 - 【請求項6】 フラップの基端部が、他の部分よりも幅
広に形成されてなる請求項2〜5のいずれかの項に記載
の血管カテーテル包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28007796A JP3478023B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 血管カテーテル包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28007796A JP3478023B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 血管カテーテル包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099441A JPH1099441A (ja) | 1998-04-21 |
JP3478023B2 true JP3478023B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=17619993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28007796A Expired - Fee Related JP3478023B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 血管カテーテル包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3478023B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111093751B (zh) | 2017-10-20 | 2022-04-29 | 泰尔茂株式会社 | 收纳容器、包装部件及医疗器具组件 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP28007796A patent/JP3478023B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1099441A (ja) | 1998-04-21 |
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