JP3477472B2 - 補修機能付きの水没式空気弁 - Google Patents

補修機能付きの水没式空気弁

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管に配設され
て管内の空気を排出するための空気弁であって、その弁
箱を管内に水没させ、弁箱の入口を蓋の外部上方から操
作して開閉することが出来る補修機能付きの水没式空気
弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、補修用の弁を別個に設ける空気弁
として次ものがある。
【0003】図23の実用新案登録第061811号公
報の構造のものについて示すと、1は底部に入口11を
設けた弁箱であり、2は大気に連通する大空気孔弁座2
1と小空気孔弁座22とが形成されて前記の弁箱1に取
り付けられる蓋である。
【0004】3は底部に排水口31を有し、前記小空気
孔弁座22を開閉するように前記弁箱1内に昇降自在に
取り付けられた比重が1以下の弁体案内であり、4は前
記大空気孔弁座21を開閉するように前記弁体案内3に
昇降自在に設けられた比重が1以下の遊動弁体である。
【0005】ここで弁体案内3の上部外縁には、遠心方
向に膨出する中心位置決め用の複数の突起部32が設け
られる。また弁箱1の底部には弁体案内3が着座するた
めの台座12が設けられている。
【0006】この弁箱1を水道管63から分岐する垂立
管6の上の開閉弁9の上に取り付ける。
【0007】このような構成において、図に示す状態
は、弁箱1内に空気が存在する場合であり、弁体案内3
と遊動弁体4とは下方に位置している。そのため空気
は、開閉弁9、入口11、台座12の間、弁体案内3の
側方、突起部32、弁体4の上方及び大空気孔弁座21
を経て外部に排気される。
【0008】弁箱1内が充水すると、弁体案内3と遊動
弁体4はともに浮上する。そして弁体案内3は小空気孔
弁座22を閉鎖し、遊動弁体4は大空気孔弁座21を閉
鎖する。
【0009】また水道管63が負圧になると遊動弁体4
と弁体案内3は下降して大小空気孔弁座21、22を開
くが、このとき排水孔31から弁体案内3の内部の水が
排出して、遊動弁体4が下降することを可能にする。
【0010】この空気弁の内部の補修が必要なときは補
修用の開閉弁9を閉鎖してこの空気弁を分解修理する
【0011】ところで補修すべき箇所は遊動弁体4に取
り付けられたパッキン41であることや小空気孔弁座2
2であることが多く、弁箱1そのものを補修することは
まずない。従って蓋2の外部上方から操作して入口11
を開閉する構造を採ることができれば、補修用の開閉弁
9を別個に設ける必要が無くなる。またこのようにする
と弁箱1の下方部分を垂立管6内に水没させて全体高さ
を低くすることが出来る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明が解決し
ようとする課題は、弁箱の下方部分を垂立管内に水没さ
せ、弁箱の入口を蓋の外部上方から操作して開閉するこ
とが出来る補修機能付きの水没式空気弁の構造を得るこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】底部に入口を設け、底部
内側に台座を設け、外側に取り付けフランジを有する弁
箱と、この弁箱の上部に取り付けられて、中央に大空気
孔弁座を有し、偏心位置に小空気孔弁座を有する蓋と、
この弁箱内に上下動自在に収納されて前記の小空気孔弁
座を開閉し且つ上部外縁において遠心方向に膨出する中
心位置決め用の突起部を有する弁体案内とこの弁体案内
に上下動自在に収納されて前記の大空気孔弁座を開閉す
る遊動弁体とから成る空気弁を対象にしている。
【0014】前記の底部に貫通部を設け、上方から力を
加えたときに前記の入口と前記の貫通部の下面から離れ
てこれら入口と貫通部を開通し、この力を加えないと前
記の入口と前記の貫通部の下面に密着してこれら入口と
貫通部を閉鎖するように構成した逆止弁をこの入口の下
側に設ける。
【0015】弁体案内の側壁の外側と前記の突起部を切
り欠いて上下に通じる溝を設け、前記の蓋の大空気孔弁
座の外方にこの蓋を貫通する貫通穴を設け、この貫通穴
の内面に雌ねじを設け、この雌ねじにねじ込まれて前記
の溝と前記の貫通部を経て前記の逆止弁に至る押棒を設
け、前記の貫通穴からの水漏れを防ぐための水封構造を
設ける。
【0016】前記の取り付け用フランジを前記の底部よ
りも上方に位置させる。
【0017】この取り付け用フランジを水道管の垂立管
の先端の管フランジに取り付けると、この取り付け用フ
ランジより下方の弁箱部分は垂立管内に水没する。
【0018】使用時には前記の押棒を前記の蓋の上方か
ら回転することによってこの押棒を下方に推進させて前
記の逆止弁を前記の入口と前記の貫通部の下面から離れ
させてこれら入口と貫通部を開通させ、補修時にはこの
押棒を蓋の上方から逆に回転することによってこの押棒
を上方に後退させて前記の逆止弁を前記の入口と前記の
貫通部の下面に密着させてこれら入口と貫通部を閉鎖さ
せる。
【0019】
【実施例】第1の実施例を図1〜8及び32を用いて示
す。1は弁箱であり、11はこの底部14に設けた入口
であり、12はこの底部14の内側に設けた台座であ
る。
【0020】13は前記の弁箱1の外側で水平に膨出す
る取り付け用フランジであり、この取り付け用フランジ
13にはボルト穴131が設けられ、この取り付け用フ
ランジ13は前記の底部14よりも上方に位置する。
【0021】弁箱1の上部には蓋2を取り付けるための
ねじ穴18が設けられる。
【0022】2は蓋であり、この蓋2には弁箱1に取り
付けるためのボルト穴28が設けられている。ボルト2
7はボルト穴28を通りねじ穴18にねじ込まれて、蓋
2が弁箱1の上部に取り付けられる。
【0023】蓋2の中央に大空気孔弁座21を有し、大
空気孔弁座21よりも下側の偏心位置においてゴム製小
空気孔弁座22が筒状金具221の先に取り付けられ、
筒状金具221のねじ部222が蓋2にねじ込まれてい
る。
【0024】ストッパ23はその下部先端を小空気孔弁
座22の下部先端と高さをを同じくして蓋2にねじ込み
固定されている。
【0025】25は蓋2に取り付けられた小さな開閉弁
で、この弁を開閉すると弁箱1の内部と外部を通じたり
閉じたりすることができる。
【0026】202は蓋2から上方に突き出る突起で、
突起202にはねじ穴203が設けられ、ボルト71を
用いてカバー7をこの突起202の上に取り付ける。
【0027】3は比重が1以下の材料で作られた弁体案
内であり、その底には排水孔31が開けられ、上部外縁
に遠心方向に膨出する突起部32が設けられている。こ
の突起部32は中心位置決め用であって、これには空気
流通用の切り欠き34が設けられる。
【0028】この弁体案内3は前記の台座12上に在っ
て前記の弁箱1内に上下動自在に収納されて前記の小空
気孔弁座22を開閉する。
【0029】この弁体案内3の外側には側壁35と前記
の突起部32を切り欠いて上下に通じる溝33を設け
る。これは中心対象の2箇所に設ける。
【0030】4は比重が1以下の材料で作られた遊動弁
体であり、弁体案内3に上下動自在に収納されて前記の
大空気孔弁座21を開閉する。41は遊動弁体4に付け
られたゴム製のパッキンである。
【0031】前記の底部14の中心対象の2箇所に錐穴
状の貫通部16を設け、この底部14の下面の中心対象
の4箇所に雌ねじ151を設け、垂直軸51のねじ部5
11をこれらの雌ねじ151にねじ込んで設け、これら
の垂直軸51の下部先端52は径を大きくしてストッパ
ーとする。
【0032】比重が1より軽い材料によって成る水平板
5に前記の垂直軸51が貫通するように4箇所の穴53
を設けて、この穴53に垂直軸51を貫通させ、前記の
水平板5が垂直軸51に沿って上下して前記の入口11
と前記の貫通部16を開閉するようにする。垂直軸51
の下部先端52の直径は前記の穴53の直径よりも大き
いので、水平板5が落下することは無い。
【0033】前記の蓋2の大空気孔弁座21の外方に在
って前記の小空気孔弁座22から90度回転した位置と
−90度回転した位置にこの蓋2を貫通する貫通穴24
1を設け、この貫通穴241の内面に雌ねじ24を設
け、この雌ねじ24に押棒54の雄ねじ部541をねじ
込み、この押棒54は前記の溝33と前記の貫通部16
を通り、この押棒54の下部先端は前記の水平板5の上
面に接する。この押棒54の上部先端にはマイナスドラ
イバ−を差し込むための切り欠き542が設けられてい
る。
【0034】ここで貫通穴241から外部への水漏れを
防ぐための水封構造は以下の通りである。
【0035】雄ねじ部541の蓋2よりも外に出た部分
には、ゴム輪56が嵌められ、57はこのゴム輪56を
外径側方から内側へ包み込みそして上面から押しつける
座金であり、58はこの座金57を押しつける六角ナッ
トである。
【0036】ここで貫通穴241から雌ねじ24と雄ね
じ部541の隙間を通って漏れようとする水は雄ねじ部
541の内部にまで押し込まれ且つ蓋2の凸部201の
上面に密着するゴム輪56によって水封される。
【0037】取り付け用フランジ13を水道管63から
分岐する垂立管6の先端の管フランジ61にパッキン6
2を介してボルト132及びナット133で締結した状
態で、取り付け用フランジ13より下方に位置する弁箱
の下方部分17は垂立管6内に水没する。
【0038】図1に示す状態は弁箱1内に空気が存在す
る場合であり、弁体案内3と遊動弁体4とは下方に位置
している。そのため垂立管6内の空気は入口11、台座
12の間、弁体案内3の側方、切り欠き34、遊動弁体
4の上方及び大空気孔弁座21を経て外部に排気する。
【0039】弁箱1が充水すると、図13のように弁体
案内3と遊動弁体4はともに浮上する。このようにして
弁体案内3は、小空気孔弁座22を閉鎖し、遊動弁体4
は大空気孔弁座21を閉鎖する。
【0040】この空気弁の内部の補修が必要なときは図
14のようにボルト71を外してカバ−7を取りのぞ
く。
【0041】そしてすり割り542にマイナスドライバ
−の先端を差し込み、このドライバ−を回転して押棒5
4を上方に後退させて図15のようにする。この時水平
板5は自らの浮力で上方に浮き上がって入口11と貫通
部16の下面に密着してこれら入口11と貫通部16を
閉じる。この時弁箱1内は入口11と貫通部16が閉じ
られる前の圧力を保っている。
【0042】次に遊動弁体4の上面を人力で押しつける
と、大空気孔弁座21が少し開かれ、弁箱1内に保たれ
ていた圧力が解放されて、弁箱1内は大気圧力になる。
【0043】弁箱1内を大気圧力にするには小さな開閉
弁25を開くことによっても実現出来る。この場合は遊
動弁体4の上面を人力で押しつける場合に較べて必要な
力が小さい。
【0044】ボルト27を外し、蓋2を弁箱1から取り
外して図16、17のようになる。この時押棒54はゴ
ム輪56、座金57、ナット58を伴っている。
【0045】ところで前記のように弁箱1内を大気圧力
にするのは、ボルト27を外すためにこれを回転して緩
める時に、回転する力を軽くするためである。
【0046】次に図18のように弁箱1内の遊動弁体4
と弁体案内3を外部に取り出す。そしてこれらに関わる
故障部分の補修や取り替えが出来る。
【0047】故障部分の補修や取り替え終了後は、図1
5のように弁体案内3と遊動弁体4を弁箱1内に納め
る。
【0048】そして押棒54、ゴム輪56、座金57、
ナット58を伴ったまま蓋2を弁箱1の上に乗せる。こ
の時押棒54が溝33と前記の貫通部16を通る。ボル
ト27をしめて押棒54の下部先端が水平板5の上面に
接するようにする。
【0049】その後、押棒54のすり割り542にマイ
ナスドライバ−の先端を差し込み、このドライバ−を回
転して押棒54を下方に推進させ水平板5を下方に押し
て開く。この時図14の状態になる。
【0050】その後はカバ−7を取り付けて図13の状
態となる。
【0051】第2の実施例を図10〜12を用いて示
す。
【0052】30は比重が1以下の材料で作られた弁体
案内であり、その底には排水孔31が開けられ、上部外
縁に遠心方向に膨出する突起部32が設けられている。
この突起部32は中心位置決め用であって、これには空
気流通用の切り欠き34は設けず、側壁35に空気流通
用の窓36を設ける。
【0053】この弁体案内30の外側には側壁35と前
記の突起部32を切り欠いて上下に通じる溝33を設け
る。これは中心対象の2箇所に設ける。
【0054】また図10に示す状態は弁箱1内に空気が
存在する場合であり、弁体案内30と遊動弁体4とは下
方に位置している。そのため垂立管6内の空気は入口1
1、台座12の間、弁体案内3の側方、窓36、遊動弁
体4の上方及び大空気孔弁座21を経て外部に排気す
る。
【0055】第3の実施例を図9を用いて示す。
【0056】弁箱1の底部14の中心対象の2箇所に設
けた貫通部16が入口11に通じるまで凹削されてい
る。
【0057】第4の実施例を図19〜21を用いて示
す。
【0058】301は比重が1以下の材料で作られた弁
体案内であり、その底には排水孔31が開けられ、上部
外縁に遠心方向に膨出する突起部32が設けられてい
る。この突起部32は中心位置決め用であって、これに
は空気流通用の切り欠き34が設けられる。
【0059】この弁体案内301は台座12上に在って
前記の弁箱1内に上下動自在に収納されている。
【0060】この弁体案内3の外側には側壁35と前記
の突起部32を切り欠いて上下に通じる溝33を1箇所
に設ける。
【0061】弁箱1の底部14の下側に水平軸501を
支持るための突起を形成し、比重が1より軽い材料によ
って成り、水平軸501を中心に回転する板50を設
け、板50が入口11と貫通部16を開閉するようにす
る。
【0062】前記の蓋2の大空気孔弁座21の外方に在
って前記の小空気孔弁座22から90度回転した位置に
この蓋2を貫通する貫通穴241を1箇所だけ設け、こ
の貫通穴241の内面に雌ねじ24を設け、この雌ねじ
24に押棒54の雄ねじ部541をねじ込み、この押棒
54は前記の溝33と前記の貫通部16を通り、押棒5
4の下部先端は前記の板50の上面に接する。この押棒
54の上部先端にはマイナスドライバ−を差し込むため
の切り欠き542が設けられている。
【0063】以上からわかるように逆止弁は種々の形態
のものが考えられる。
【0064】逆止弁が具備すべき条件は、上方から押し
棒54で力を加えたときに前記の入口11と前記の貫通
部16の下面から離れてこれら入口11と貫通部16を
開通し、この力を加えないと前記の入口11と前記の貫
通部16の下面に密着してこれら入口11と貫通部16
を閉鎖するようにこの入口11の下側に設けられたもの
であることである。
【0065】上記の3つの実施例では、押し棒54から
の力を加えないときに逆止弁としての水平板5や板50
が入口11と貫通部16の下面に密着するための上向き
の力を得るために、水平板5や板50の比重を1より小
さくして浮力を利用しているが、浮力以外の力、例えば
ばねの反発力を利用してもよい。
【0066】
【発明の効果】小空気孔弁座を開閉するように弁箱内に
昇降自在に取り付けられた弁体案内と大空気孔弁座を開
閉するようにこの弁体案内に昇降自在に設けられた遊動
弁体とからなる空気弁に関し、弁箱を水没させ、弁箱の
入口を開閉する逆止弁を設け、この逆止弁を蓋の外部上
方から操作して開閉することが出来る補修機能付きの水
没式空気弁の構造を得ることが出来、よって補修時のた
めの開閉弁を空気弁の外部に設ける必要が無くなり、ま
た垂立管の先端の管フランジから空気弁の上端までの高
さを低くすることが出来る。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示す正面断面図である。
【図2】第1の実施例を示す側面断面図である。
【図3】図1の部分断面図である。
【図4】水平板5の平面図である。
【図5】図3の弁体案内3の正面断面図である。
【図6】図3の弁体案内3の平面図である。
【図7】第1の実施例の弁箱1の正面断面図である。
【図8】第1の実施例の弁箱1の下面図である。
【図9】第3の実施例の弁箱1の下面図である。
【図10】第2の実施例の正面断面図である。
【図11】図10の弁体案内3の正面断面図である。
【図12】図10の弁体案内3の平面図である。
【図13】第1の実施例を示す正面断面図である。
【図14】第1の実施例を示す正面断面図である。
【図15】第1の実施例を示す正面断面図である。
【図16】第1の実施例を示す正面断面図である。
【図17】第1の実施例を示す正面断面図である。
【図18】第1の実施例を示す正面断面図である。
【図19】第4の実施例を示す正面断面図である。
【図20】第4の実施例を示す正面断面図である。
【図21】第4の実施例を示す正面断面図である。
【図22】図1の弁体案内3の下面図である。
【図23】従来の空気弁の断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 11 入口 12 台座 13 取り付け用フランジ 14 底部 16 貫通部 17 弁箱の下方部分 2 蓋 21 大空気孔弁座 22 小空気孔弁座 24 雌ねじ 241貫通穴 3 弁体案内 30 弁体案内 32 突起部 33 溝 35 側壁 36 窓 4 遊動弁体 5 水平弁 51 垂直軸 52 下部先端 54 押棒 6 垂立管 61 管フランジ 63 水道管

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に入口を設け、底部内側に台座を設
    け、外側に取り付けフランジを有する弁箱と、この弁箱
    の上部に取り付けられて、中央に大空気孔弁座を有し、
    偏心位置に小空気孔弁座を有する蓋と、この弁箱内に上
    下動自在に収納されて前記の小空気孔弁座を開閉し且つ
    上部外縁において遠心方向に膨出する中心位置決め用の
    突起部を有する弁体案内とこの弁体案内に上下動自在に
    収納されて前記の大空気孔弁座を開閉する遊動弁体とか
    ら成る空気弁において、前記の底部に貫通部を設け、上
    方から力を加えたときに前記の入口と前記の貫通部の下
    面から離れてこれら入口と貫通部を開通し、この力を加
    えないと前記の入口と前記の貫通部の下面に密着してこ
    れら入口と貫通部を閉鎖するように構成した逆止弁をこ
    の入口の下側に設け、弁体案内の側壁の外側と前記の突
    起部を切り欠いて上下に通じる溝を設け、前記の蓋の大
    空気孔弁座の外方にこの蓋を貫通する貫通穴を設け、こ
    の貫通穴の内面に雌ねじを設け、この雌ねじにねじ込ま
    れて前記の溝と前記の貫通部を経て前記の逆止弁に至る
    押棒を設け、前記の貫通穴からの水漏れを防ぐための水
    封構造を設け、前記の取り付け用フランジを前記の底部
    よりも上方に位置させてこの取り付け用フランジを水道
    管の垂立管の先端の管フランジに取り付けたときにこの
    取り付け用フランジより下方の弁箱部分を垂立管内に水
    没し、使用時には前記の押棒を前記の蓋の上方から回転
    することによってこの押棒を下方に推進させて前記の逆
    止弁を前記の入口と前記の貫通部の下面から離れさせて
    これら入口と貫通部を開通させ、補修時にはこの押棒を
    蓋の上方から逆に回転することによってこの押棒を上方
    に後退させて前記の逆止弁を前記の入口と前記の貫通部
    の下面に密着させてこれら入口と貫通部を閉鎖させるこ
    とを特徴とする補修機能付きの水没式空気弁。
  2. 【請求項2】 逆止弁が比重が1より軽い材料によって
    成る水平板で、この水平板に前記の底部から下方に突出
    する複数の垂直軸が貫通する穴を設け、この垂直軸の下
    部先端に前記の水平板が落下することを防ぐためのスト
    ッパーを設けた請求項1記載の補修機能付きの水没式空
    気弁。
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