JP3477376B2 - 似顔絵作成装置及び似顔絵作成方法並びにこの方法を記録した記録媒体 - Google Patents

似顔絵作成装置及び似顔絵作成方法並びにこの方法を記録した記録媒体

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JP3477376B2
JP3477376B2 JP23515198A JP23515198A JP3477376B2 JP 3477376 B2 JP3477376 B2 JP 3477376B2 JP 23515198 A JP23515198 A JP 23515198A JP 23515198 A JP23515198 A JP 23515198A JP 3477376 B2 JP3477376 B2 JP 3477376B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔画像から似顔絵
を作成する似顔絵作成装置及び方法並びにこの方法を記
録した記録媒体に係り、特に目、鼻、口、眉の顔部品か
ら特徴点を抽出し、顔部品描画ルールを用いて顔部品を
描画することにより似顔絵を得る装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の似顔絵作成法は、「イラストレー
タの画風を実現する似顔絵自動作成技術」(信学技報、
HIP97−5(1997−06))に記載されている
ように、あらかじめ登録した顔部品データベースから顔
のパーツを選択し、拡大・縮小の変形を加えることによ
り似顔絵を作成するという方法が多く行われてきてい
る。
【0003】また、似顔絵自動作成技術として「似顔絵
師PICASSO」(テレビジョン学会技術報告、Vo
l.14,No36,pp.13−18(1990))
に記載されいるような研究も行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の似顔絵作
成法では、目、鼻、口等の顔部品を個々のパーツとして
予めデータベースに登録し、登録したパーツの中から適
当なものを選択し、位置の移動や、拡大・縮小処理を行
うものだが、こういった方法では多種多様な顔を作成す
るために多数のパーツを登録するという面倒な作業が必
要であるという問題がある。
【0005】また、上記した文献のようなコンピュータ
による似顔絵自動生成では、全ての顔部品を点列集合で
表現するため、数百個の特徴点を取る必要があり、デー
タベースへの登録データ量が膨大になるし、作業が繁雑
になるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、前記のような複数のパー
ツを予め登録するという作業の煩雑さを解消し、少ない
特徴点の操作により容易に似顔絵を作成する装置及び方
法並びにこの方法を記録した記録媒体を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、人の顔の輪郭
や髪型は本人性(似顔絵の特徴に与える影響)を強く含
むため、イラスト化を行うと本人性を損ない易いが、こ
れに比べて眉、目や鼻、口といった顔部品はある程度デ
フォルメを加えても本人性を保持できる可能性があるこ
とに着目し、髪や顔の輪郭線はそのまま外形線で似顔絵
を作成し、本人性がかなり高くなる眉や目には左右それ
ぞれを4〜10箇所程度の特徴点とし、個人差の少ない
鼻や口には2〜3箇所程度の特徴点として抽出し、図8
に示すような顔の基本モデルに対して顔部品の領域及び
位置合わせするよう基本モデルを変形した後、顔部品を
その特徴点を使って描画ルールで描画し、顔及び髪の輪
郭を描画して似顔絵を作成するようにしたもので、以下
の装置及び方法並びに記録媒体を特徴とする。
【0008】(第1の発明) 顔画像を入力として顔部品の輪郭を表わす点列集合から
特徴点を抽出して似顔絵を作成する装置において、入力
された顔画像をYIQ変換し肌色領域を抽出し、顔画像
の輝度値から髪領域を抽出し、YIQのQ値画像から口
位置を決定し、肌色領域内で、かつ口中央より下方領域
のYIQのB値の水平方向ヒストグラムからあごの輪郭
上の3点を抽出し、肌色領域内で口より上方領域に対
し、ラプラシアンフィルタをかけ、ハイパス画像を左右
に分割しそれぞれ水平方向・垂直方向にヒストグラムを
作成し眉と目の範囲を特定する画像処理、又は利用者か
らの指示入力で、口、眉、目、鼻の各顔部品の存在領域
抽出と位置特定及び種別を特定する顔部品判定手段と、
前記顔部品判定手段で判定した左右の眉の輪郭を表す点
列集合からそれぞれ両端点と三等分線上の中点及び三等
分領域中での幅方向の上下端点を特徴点として抽出する
眉の特徴点抽出手段と、前記顔部品判定手段で判定した
左右の目の輪郭を表す点列集合からそれぞれ両端点と上
下端点を特徴点として抽出する目の特徴点抽出手段と、
前記顔部品判定手段で判定した鼻の輪郭を表す点列集合
から両端点と下端点を特徴点として抽出する鼻の特徴点
抽出手段と、前記顔部品判定手段で判定した唇の輪郭を
表す点列集合から両端点を特徴点として抽出する唇の特
徴点抽出手段と、前記各特徴点抽出手段により得られる
特徴点の座標値と顔部品の種別から、眉を楕円三つで近
似、目を四分の一楕円弧二つと円で近似、鼻を二分の一
楕円弧で近似、口を線分で近似する顔部品描画ルールに
従って各顔部品を作成する顔部品作成手段と、前記入力
された顔画像に対する二値化濃度境界の追跡により顔と
髪の輪郭を抽出又は利用者からの領域指示入力で顔と髪
の輪郭を抽出し、この抽出した顔と髪の輪郭画像を点列
集合で作成する顔・髪輪郭画像作成手段と、前記顔部品
作成手段で作成した各顔部品と、前記顔・髪輪郭画像作
成手段で作成した顔及び髪の輪郭画像を合成して似顔絵
画像を得る顔部品構成要素合成手段と、を備えたことを
特徴とする似顔絵作成装置。
【0009】(第2の発明)顔画像を入力として顔部品の輪郭を表わす点列集合から
特徴点を抽出して似顔絵を作成 する方法において、入力
された顔画像をYIQ変換し肌色領域を抽出し、顔画像
の輝度値から髪領域を抽出し、YIQのQ値画像から口
位置を決定し、肌色領域内で、かつ口中央より下方領域
のYIQのB値の水平方向ヒストグラムからあごの輪郭
上の3点を抽出し、肌色領域内で口より上方領域に対
し、ラプラシアンフィルタをかけ、ハイパス画像を左右
に分割しそれぞれ水平方向・垂直方向にヒストグラムを
作成し眉と目の範囲を特定する画像処理、又は利用者か
らの指示入力で、口、眉、目、鼻の各顔部品の存在領域
抽出と位置特定及び種別を特定する顔部品判定手順と、
前記顔部品判定手順で判定した左右の眉の輪郭を表す点
列集合からそれぞれ両端点と三等分線上の中点及び三等
分領域中での幅方向の上下端点を特徴点として抽出する
眉の特徴点抽出手順と、前記顔部品判定手順で判定した
左右の目の輪郭を表す点列集合からそれぞれ両端点と上
下端点を特徴点として抽出する目の特徴点抽出手順と、
前記顔部品判定手順で判定した鼻の輪郭を表す点列集合
から両端点と下端点を特徴点として抽出する鼻の特徴点
抽出手順と、前記顔部品判定手順で判定した唇の輪郭を
表す点列集合から両端点を特徴点として抽出する唇の特
徴点抽出手順と、前記各特徴点抽出手順により得られる
特徴点の座標値と顔部品の種別から、眉を楕円三つで近
似、目を四分の一楕円弧二つと円で近似、鼻を二分の一
楕円弧で近似、口を線分で近似する顔部品描画ルールに
従って各顔部品を作成する顔部品作成手順と、前記入力
された顔画像に対する二値化濃度境界の追跡により顔と
髪の輪郭を抽出又は利用者からの領域指示入力で顔と髪
の輪郭を抽出し、この抽出した顔と髪の輪郭画像を点列
集合で作成する顔・髪輪郭画像作成手順と、前記顔部品
作成手順で作成した各顔部品と、前記顔・髪輪郭画像作
成手順で作成した顔及び髪の輪郭画像を合成して似顔絵
画像を得る顔部品構成要素合成手順と、を有することを
特徴とする似顔絵作成方法
【0010】(第3の発明)入力された顔画像をYIQ変換し肌色領域を抽出し、顔
画像の輝度値から髪領域を抽出 し、YIQのQ値画像か
ら口位置を決定し、肌色領域内で、かつ口中央より下方
領域のYIQのB値の水平方向ヒストグラムからあごの
輪郭上の3点を抽出し、肌色領域内で口より上方領域に
対し、ラプラシアンフィルタをかけ、ハイパス画像を左
右に分割しそれぞれ水平方向・垂直方向にヒストグラム
を作成し眉と目の範囲を特定する画像処理、又は利用者
からの指示入力で、口、眉、目、鼻の各顔部品の存在領
域抽出と位置特定及び種別を特定する顔部品判定手順
と、前記顔部品判定手順で判定した左右の眉の輪郭を表
す点列集合からそれぞれ両端点と三等分線上の中点及び
三等分領域中での幅方向の上下端点を特徴点として抽出
する眉の特徴点抽出手順と、前記顔部品判定手順で判定
した左右の目の輪郭を表す点列集合からそれぞれ両端点
と上下端点を特徴点として抽出する目の特徴点抽出手順
と、前記顔部品判定手順で判定した鼻の輪郭を表す点列
集合から両端点と下端点を特徴点として抽出する鼻の特
徴点抽出手順と、前記顔部品判定手順で判定した唇の輪
郭を表す点列集合から両端点を特徴点として抽出する唇
の特徴点抽出手順と、前記各特徴点抽出手順により得ら
れる特徴点の座標値と顔部品の種別から、眉を楕円三
で近似、目を四分の一楕円弧二つと円で近似、鼻を二分
の一楕円弧で近似、口を線分で近似する顔部品描画ルー
ルに従って各顔部品を作成する顔部品作成手順と、前記
入力された顔画像に対する二値化濃度境界の追跡により
顔と髪の輪郭を抽出又は利用者からの領域指示入力で顔
と髪の輪郭を抽出し、この抽出した顔と髪の輪郭画像を
点列集合で作成する顔・髪輪郭画像作成手順と、前記顔
部品作成手順で作成した各顔部品と、前記顔・髪輪郭画
像作成手順で作成した顔及び髪の輪郭画像を合成して似
顔絵画像を得る顔部品構成要素合成手順とを、コンピュ
ータに実行させるプログラムとして、該コンピュータが
読み取り可能な記録媒体に記録したことを特徴とする似
顔絵作成方法を記録した記録媒体。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の似顔絵作成方法
の実施形態を示すフローチャートである。以下、各処理
(S1)〜(S10)を詳細に説明する。
【0027】(S1)顔画像入力 ビデオカメラやカメラ等の画像入力装置から顔画像を似
顔絵作成装置に取り込む。
【0028】(S2)顔部品の存在領域抽出と位置特定 入力した顔画像から顔部品の存在領域を抽出すると共に
顔部品位置を特定する。例えば、顔画像をYIQ変換し
肌色領域を抽出し、次に画像の輝度値から髪領域を抽出
し、YIQのQ値画像から口位置を決定する。次に、肌
色領域内で、かつ口中央より下方領域のYIQのB値の
水平方向ヒストグラムからあごの輪郭上の3点を抽出し
滑らかに通る曲線で結ぶ。次に、肌色領域内で口より上
方領域に対し、ラプラシアンフィルタをかけ、ハイパス
画像を左右に分割しそれぞれ水平方向・垂直方向にヒス
トグラムを作成し眉と目の範囲を特定する。
【0029】また、特開平8−063597号公報によ
る顔領域の抽出方法は、画像から人の顔の形状に相当す
る顔候補領域を決定し、顔候補領域内の特徴量から顔領
域を抽出するようにしており、この方法を利用すること
もできる。
【0030】また、顔部品の位置の特定をマウスなどの
指示入力装置を用いて利用者による特定とすることもで
きる。
【0031】(S3)髪・顔輪郭検出 前記処理S2により抽出される肌色領域と髪領域から髪
及び顔の輪郭を検出する。この検出は、例えば、顔画像
に対する二値化濃度境界の追跡により髪及び顔の輪郭を
抽出することができる。
【0032】(S4)顔部品種別判定 前記処理S2により領域及び位置を特定した顔部品につ
いて、顔部品の位置の違いから目、眉、鼻、口の種別を
特定する。この種別は、利用者が入力指示装置を使って
指示することもできる。
【0033】(S5)顔部品特徴点抽出 前記の処理S2及びS4で得られた各顔部品の輪郭座標
(点列集合)から特徴点を抽出する。
【0034】このうち、眉については、左右の眉の輪郭
を表す点列集合からそれぞれ両端点と三等分線上の中点
及び三等分領域中での幅方向の上下端点を特徴点として
抽出する。目については、左右の目の輪郭を表す点列集
合からそれぞれ両端点と上下端点を特徴点として抽出す
る。鼻については、鼻の輪郭を表す点列集合から両端点
と下端点を特徴点として抽出する。唇については、唇の
輪郭を表す点列集合から両端点を特徴点として抽出す
る。
【0035】具体的には、図8に番号を付して示すよう
に、眉については、右眉右端点(1)、右眉左端点
(2)、右眉を三等分した右端領域上端点(3)、右眉
を三等分した右端領域下端点(4)、右眉を三等分した
右中点(5)、右眉を三等分した中心領域上端点
(6)、右眉を三等分した中心領域下端点(7)、右眉
を三等分した左中点(8)、右眉を三等分した左端領域
上端点(9)、右眉を三等分した左端領域下端点(1
0)、左眉左端点(11)、左眉右端点(12)、左眉
を三等分した左端領域上端点(13)、左眉を三等分し
た左端領域下端点(14)、左眉を三等分した左中点
(15)、左眉を三等分した中心領域上端点(16)、
左眉を三等分した中心領域下端点(17)、左眉を三等
分した右中点(18)、左眉を三等分した右端領域上端
点(19)、左眉を三等分した右端領域下端点(20)
の合計20の特徴点とする。
【0036】また、目については、右目右端点(2
1)、右目左端点(22)、右目上端点(23)、右目
下端点(24)、左目右端点(25)、左目左端点(2
6)、左目上端点(27)、左目下端点(28)の合計
8の特徴点とする。また、鼻については、鼻左端点(2
9)、鼻下端点(30)、鼻右端点(31)の合計3つ
の特徴点とする。唇については、唇右端点(32)、唇
左端点(33)の合計2つの特徴点とする。
【0037】(S6)顔部品種別と特徴点データの保存 前記処理S4及びS5で判定及び抽出された顔部品種別
と特徴点データをパラメータ化してデータベース等に保
存する。
【0038】(S7)髪・顔輪郭データの保存 前記処理S3で抽出された髪と顔の輪郭データをパラメ
ータ化してデータベース等に保存する。
【0039】(S8)髪・顔輪郭描画 前記処理S7によりデータベース等に保存された髪・顔
輪郭のデータを使って、その輪郭追跡により描画を行
う。
【0040】(S9,S10)顔部品の描画 前記処理S6によりデータベース等に保存された各顔部
品のデータを使って、処理S2で特定した位置に、描画
ルールに従って各顔部品の描画を行う。この顔部品描画
ルールは、特徴点から眉を楕円三つで近似、目を四分の
一楕円弧二つと円で近似、鼻を二分の一楕円弧で近似、
口を線分で近似するものである。
【0041】すなわち、眉については、眉上の特徴点1
から10を通る三つの楕円を作成する。すなわち、右眉
の特徴点(1・3・4・5)、(5・6・8・7)、
(8・9・2・10)である。この三つの楕円を滑らか
に接続するために楕円の拡大を行う。拡大方法は、三つ
の楕円のうち両端の楕円は内側に、真ん中の楕円は両側
に拡大する。左眉も同様である。
【0042】次に、右目については、上瞼上の特徴点2
1−22,22−23を通る二つの四分の一楕円弧と瞳
上の特徴点22−24を直径とする円を作成する。左目
も同様である。鼻については、29−30−31を通る
楕円弧を作成する。口は32−33を結んだ線分を作成
する。
【0043】図2は、顔部品描画処理の詳細なフローチ
ャートを示す。顔部品判別結果が眉の場合(S10
1)、その存在領域を囲む矩形のX座標の最大・最小値
を抽出し(S102)、この領域を三等分し(S10
3)、分割した各領域においてY座標の最大・最小値を
抽出する(S104)。次に、三等分したときの分割線
上にある眉領域の中点を抽出し(S105)、処理S1
02〜S104で抽出した10点を用いて楕円を描く
(S106)。
【0044】判別結果が目の場合(S107)、その存
在領域を囲む矩形の最大・最小値を抽出し(S10
8)、次にY座標の最大・最小値を抽出し(S10
9)、これら抽出により得られた4点を用いて四分の一
楕円弧と円を描く(S110)。
【0045】判別結果が鼻の場合(S111)、その存
在領域を囲む矩形のX座標の最大・最小値を抽出し(S
112)、次にY座標の最小値を抽出し(S113)、
これら抽出により得られた3点を用いて二分の一の楕円
弧を描く(S114)。
【0046】判別結果が口の場合(S118)、その存
在領域を囲む矩形のX座標の最大・最小値を抽出し(S
116)、この抽出した2点を通る線分を描く(S11
7)。
【0047】最後に、処理S101,S107,S11
1,S115の判定で顔部品の判別がなされない部品
は、ホクロや画像の陰影として描画するためのエラー処
理をする(S118)。
【0048】以上までのことから、本実施形態では、顔
の基本モデルに対して顔部品の領域及び位置合わせする
よう基本モデルを変形し、髪や顔の輪郭はそのまま描画
し、眉や目、鼻、口の顔部品は少ない特徴点を抽出して
その特徴点を円弧で結ぶ等の近似により似顔絵を作成す
るため、従来手法のように、複数のパーツを予め登録す
るという作業の煩雑さを解消し、少ない特徴点の操作に
より容易に似顔絵を作成することができる。
【0049】以上の実施形態において、髪と顔の輪郭を
抽出、データ保存及び描画の処理S3,S7及びS8に
ついては、図3に示すように、顔画像の入力後に並列処
理することができる。また、髪と顔の輪郭抽出を利用者
の指示で入力及び描画する場合には、図4に示すよう
に、顔部品の領域抽出による特徴点抽出と描画を行う処
理のみを行う装置又は方法で済む。
【0050】また、図1〜図4に示す手順を実現するた
めの装置構成としては、図5に示すもので実現される。
画像入力装置201により顔画像を入力し、この顔画像
データを似顔絵作成装置の画像メモリ202に保存して
おき、この顔画像データから輪郭処理部203で顔及び
髪の輪郭を抽出しておき、眉・目・口・鼻の顔部品につ
いては特徴点抽出部204でそれぞれの特徴点を抽出す
る。この特徴点の抽出に指示入力装置205による顔部
品の存在領域等を入力する。そして、顔部品描画部20
6では抽出した顔部品の特徴点と描画ルール記憶部20
7の描画ルールを使って顔部品を描画し、顔構成要素合
成部208えは描画した顔部品の周辺に髪及び顔の輪郭
を描画することで似顔絵を作成し、この似顔絵を画像表
示装置209に表示する。
【0051】他の装置構成としては、図6の(a)、
(b)に示すように、抽出した特徴点データをパラメー
タ化してパラメータ出力装置210に出力し、データベ
ース投入装置211に一時保存しておき、似顔絵作成時
にパラメータ入力装置212でデータベースからパラメ
ータを読み出して顔部品を描画及び髪と顔の輪郭を加え
て似顔絵画像表示を得る装置構成とすることができる。
【0052】図7は、本発明に基づいた似顔絵作成例を
示す。また、本発明に基づいた実験例として、作成した
似顔絵を一枚提示し、10人の原画像の中からその人の
似顔絵だと思う一枚を選んでもらうアンケート方式の評
価を実施した。提示した似顔絵は全部で10枚、40人
から回答を得た結果、提示した似顔絵10枚のうち8枚
については90%以上の判別率が得られた。
【0053】また、図1〜図4に示した方法又は図5及
び図6に示した装置の一部又は全部をコンピュータプロ
グラムで記載してそれを実行できるようにし、それをコ
ンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、FD
(フロッピーディスク)や、MO、ROM、メモリカー
ド、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録し
て提供し、配布することが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、髪や顔
の輪郭線はそのまま外形線で似顔絵を作成し、本人性が
かなり高くなる眉や目には左右それぞれを4〜10箇所
程度の特徴点とし、個人差の少ない鼻や口には2〜3箇
所程度の特徴点として抽出し、顔の基本モデルに対して
顔部品の領域及び位置合わせするよう基本モデルを変形
した後、顔部品をその特徴点を使って描画ルールで描画
し、顔及び髪の輪郭を描画して似顔絵を作成するように
したため、従来の似顔絵作成における顔パーツデータベ
ースをあらかじめ用意して作成時にパーツを選択すると
いう作業の煩雑さを解消して容易に似顔絵を作成でき
る。
【0055】また、本発明では描画ルールにより特徴点
を通る近似図形描画を行うため、少ない特徴点の操作に
より容易に似顔絵を作成することができる。
【0056】また、特徴点を用いた図形描画によって、
変形の仕方を変えるだけで表情変形等にも簡単に応用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す似顔絵作成のフローチ
ャート。
【図2】図1における顔部品描画の詳細なフローチャー
ト。
【図3】本発明の他の実施形態を示す似顔絵作成のフロ
ーチャート。
【図4】本発明の他の実施形態を示す似顔絵作成のフロ
ーチャート。
【図5】本発明の実施形態を示す装置構成図。
【図6】本発明の他の実施形態を示す装置構成図。
【図7】本発明に基づいた似顔絵作成例。
【図8】本発明における顔部品の特徴点の説明図。
【符号の説明】
201…画像入力装置 202…画像メモリ 203…輪郭処理部 204…特徴点抽出部 205…指示入力装置 206…顔部品描画部 207…描画ルール記憶部 208…顔構成要素合成部 209…画像表示装置 210…パラメータ出力装置 211…データベース投入装置 212…パラメータ入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−187931(JP,A) 特開 平9−161058(JP,A) 特開 平10−143639(JP,A) 塩野充ほか,特徴協調による顔画像か らの似顔絵作成システム,テレビジョン 学会技術報告,日本,テレビジョン学 会,1987年10月 9日,Vol.11,N o.21,7−12 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 340 G06T 11/80 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔画像を入力として顔部品の輪郭を表わ
    す点列集合から特徴点を抽出して似顔絵を作成する装置
    において、 入力された顔画像をYIQ変換し肌色領域を抽出し、顔
    画像の輝度値から髪領域を抽出し、YIQのQ値画像か
    ら口位置を決定し、肌色領域内で、かつ口中央より下方
    領域のYIQのB値の水平方向ヒストグラムからあごの
    輪郭上の3点を抽出し、肌色領域内で口より上方領域に
    対し、ラプラシアンフィルタをかけ、ハイパス画像を左
    右に分割しそれぞれ水平方向・垂直方向にヒストグラム
    を作成し眉と目の範囲を特定する画像処理、又は利用者
    からの指示入力で、口、眉、目、鼻の各顔部品の存在領
    域抽出と位置特定及び種別を特定する顔部品判定手段
    と、 前記顔部品判定手段で判定した左右の眉の輪郭を表す点
    列集合からそれぞれ両端点と三等分線上の中点及び三等
    分領域中での幅方向の上下端点を特徴点として抽出する
    眉の特徴点抽出手段と、 前記顔部品判定手段で判定した左右の目の輪郭を表す点
    列集合からそれぞれ両端点と上下端点を特徴点として抽
    出する目の特徴点抽出手段と、 前記顔部品判定手段で判定した鼻の輪郭を表す点列集合
    から両端点と下端点を 特徴点として抽出する鼻の特徴点抽出手段と、 前記顔部品判定手段で判定した唇の輪郭を表す点列集合
    から両端点を特徴点として抽出する唇の特徴点抽出手段
    と、前記各特徴点抽出手段により得られる特徴点の座標値と
    顔部品の種別から、眉を楕円三 つで近似、目を四分の一
    楕円弧二つと円で近似、鼻を二分の一楕円弧で近似、口
    を線分で近似する顔部品描画ルールに従って各顔部品を
    作成する顔部品作成手段と、前記入力された顔画像に対する二値化濃度境界の追跡に
    より顔と髪の輪郭を抽出又は利 用者からの領域指示入力
    で顔と髪の輪郭を抽出し、この抽出した顔と髪の輪郭画
    像を点列集合で作成する顔・髪輪郭画像作成手段と、前記顔部品作成手段で作成した各顔部品と、前記顔・髪
    輪郭画像作成手段で作成した顔 及び髪の輪郭画像を合成
    して似顔絵画像を得る顔部品構成要素合成手段と、 を備えたことを特徴とする似顔絵作成装置。
  2. 【請求項2】 顔画像を入力として顔部品の輪郭を表わ
    す点列集合から特徴点を抽出して似顔絵を作成する方法
    において、入力された顔画像をYIQ変換し肌色領域を抽出し、顔
    画像の輝度値から髪領域を抽出 し、YIQのQ値画像か
    ら口位置を決定し、肌色領域内で、かつ口中央より下方
    領域のYIQのB値の水平方向ヒストグラムからあごの
    輪郭上の3点を抽出し、肌色領域内で口より上方領域に
    対し、ラプラシアンフィルタをかけ、ハイパス画像を左
    右に分割しそれぞれ水平方向・垂直方向にヒストグラム
    を作成し眉と目の範囲を特定する画像処理、又は利用者
    からの指示入力で、口、眉、目、鼻の各顔部品の存在領
    域抽出と位置特定及び種別を特定する顔部品判定手順
    と、前記顔部品判定手順で判定した左右の眉の輪郭を表す点
    列集合からそれぞれ両端点と三 等分線上の中点及び三等
    分領域中での幅方向の上下端点を特徴点として抽出する
    眉の特徴点抽出手順と、前記顔部品判定手順で判定した左右の目の輪郭を表す点
    列集合からそれぞれ両端点と上 下端点を特徴点として抽
    出する目の特徴点抽出手順と、前記顔部品判定手順で判定した鼻の輪郭を表す点列集合
    から両端点と下端点を 特徴点として抽出する鼻の特徴点抽出手順と、 前記顔部品判定手順で判定した唇の輪郭を表す点列集合
    から両端点を特徴点として抽出 する唇の特徴点抽出手順
    と、前記各特徴点抽出手順により得られる特徴点の座標値と
    顔部品の種別から、眉を楕円三 つで近似、目を四分の一
    楕円弧二つと円で近似、鼻を二分の一楕円弧で近似、口
    を線分で近似する顔部品描画ルールに従って各顔部品を
    作成する顔部品作成手順と、前記入力された顔画像に対する二値化濃度境界の追跡に
    より顔と髪の輪郭を抽出又は利 用者からの領域指示入力
    で顔と髪の輪郭を抽出し、この抽出した顔と髪の輪郭画
    像を点列集合で作成する顔・髪輪郭画像作成手順と、前記顔部品作成手順で作成した各顔部品と、前記顔・髪
    輪郭画像作成手順で作成した顔 及び髪の輪郭画像を合成
    して似顔絵画像を得る顔部品構成要素合成手順と、を有することを特徴とする似顔絵作成方法
  3. 【請求項3】 入力された顔画像をYIQ変換し肌色領
    域を抽出し、顔画像の輝度値から髪領域を抽出し、YI
    QのQ値画像から口位置を決定し、肌色領域内で、かつ
    口中央より下方領域のYIQのB値の水平方向ヒストグ
    ラムからあごの輪郭上の3点を抽出し、肌色領域内で口
    より上方領域に対し、ラプラシアンフィルタをかけ、ハ
    イパス画像を左右に分割しそれぞれ水平方向・垂直方向
    にヒストグラムを作成し眉と目の範囲を特定する画像処
    理、又は利用者からの指示入力で、口、眉、目、鼻の各
    顔部品の存在領域抽出と位置特定及び種別を特定する顔
    部品判定手順と、前記顔部品判定手順で判定した左右の眉の輪郭を表す点
    列集合からそれぞれ両端点と三 等分線上の中点及び三等
    分領域中での幅方向の上下端点を特徴点として抽出する
    眉の特徴点抽出手順と、前記顔部品判定手順で判定した左右の目の輪郭を表す点
    列集合からそれぞれ両端点と上 下端点を特徴点として抽
    出する目の特徴点抽出手順と、前記顔部品判定手順で判定した鼻の輪郭を表す点列集合
    から両端点と下端点を 特徴点として抽出する鼻の特徴点抽出手順と、 前記顔部品判定手順で判定した唇の輪郭を表す点列集合
    から両端点を特徴点として抽出 する唇の特徴点抽出手順
    と、前記各特徴点抽出手順により得られる特徴点の座標値と
    顔部品の種別から、眉を楕円三 つで近似、目を四分の一
    楕円弧二つと円で近似、鼻を二分の一楕円弧で近似、口
    を線分で近似する顔部品描画ルールに従って各顔部品を
    作成する顔部品作成手順と、前記入力された顔画像に対する二値化濃度境界の追跡に
    より顔と髪の輪郭を抽出又は利 用者からの領域指示入力
    で顔と髪の輪郭を抽出し、この抽出した顔と髪の輪郭画
    像を点列集合で作成する顔・髪輪郭画像作成手順と、前記顔部品作成手順で作成した各顔部品と、前記顔・髪
    輪郭画像作成手順で作成した顔 及び髪の輪郭画像を合成
    して似顔絵画像を得る顔部品構成要素合成手順とを、コンピュータに実行させるプログラムとして、該コンピ
    ュータが読み取り可能な記録媒体 に記録したことを特徴
    とする似顔絵作成方法を記録した記録媒体。
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