JP3476627B2 - レンズ形状測定装置 - Google Patents

レンズ形状測定装置

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JP3476627B2
JP3476627B2 JP23179596A JP23179596A JP3476627B2 JP 3476627 B2 JP3476627 B2 JP 3476627B2 JP 23179596 A JP23179596 A JP 23179596A JP 23179596 A JP23179596 A JP 23179596A JP 3476627 B2 JP3476627 B2 JP 3476627B2
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズの周縁の形状
を測定するレンズ形状測定装置に関し、特にスタイラス
をレンズに接触させて測定を行うレンズ形状測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡用のレンズを研削加工した後では、
そのレンズが目的の加工形状データ通りに加工されてい
るかどうかを判断する必要がある。このため、従来、特
開平6−175087号公報のように、レンズ形状測定
装置を使用して、加工後のレンズ周縁の形状、特に周長
を測定するようにした技術がある。
【0003】図16は従来のレンズ形状測定装置による
測定方法を説明する概略図である。加工後のレンズ71
は、図示されていない保持軸によってレンズ面がほぼ水
平に保持される。この保持されたレンズ71の周縁に
は、軸芯が鉛直方向に延びるように設けられたスタイラ
ス72の溝72aが嵌合される。この状態でレンズ71
は所定の速度で回転すると、レンズ71の周縁の形状に
従って、スタイラス72はレンズ71の径方向および上
下方向に移動する。
【0004】図示されていない位置検出機構部では、こ
のスタイラス72の位置を所定間隔で検出し、レンズ7
1の全周にわたって位置データを収集する。これにより
レンズ71の周縁の形状が測定され、さらにこのデータ
に基づいた演算によって、レンズ71の周長が求められ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のレンズ
形状測定装置では、スタイラス72の軸芯が鉛直に向い
ているので、例えば、スタイラス72のヘッドが重い場
合には測定の途中でスタイラス72が外れて落下するお
それがあった。また、この落下を防止するために、従来
は、軽量の材料を使用することによってスタイラス72
の重量を軽くし、自重の影響を小さくするようにしてい
た。しかし、軽量な材料では、耐久性が低く、溝72a
が早くすり減ってしまう等の問題があった。
【0006】また、近年、眼鏡用のレンズとしては、プ
ラスチックレンズが主流となっているが、その熱膨張率
は、ガラスレンズと比べてはるかに大きい。このため、
プラスチックレンズの周長の測定値は、温度変化に左右
されやすく、一定の温度にコントロールされた測定室で
ないと、測定誤差が大きくなってしまう。ところが、通
常の製造現場等では、一定の温度を保持する測定環境が
備わっていないため、このような不利な環境でも実用的
に使用できる測定装置が望まれていた。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、スタイラスの耐久性を低下させることなく安
定した状態でレンズ形状の測定を行うことのできるレン
ズ形状測定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、レンズの周縁の形状を測定し、前記測定
のためのスタイラスが滑り軸受けによって軸芯方向に移
動自在かつ回転自在に軸承されており、前記スタイラス
は加工完了レンズのヤゲン形状に対応するV字状溝を円
周に沿って設けた接触部を有しているレンズ形状測定装
置であって、軸芯がほぼ水平方向を向く回転自在な保持
軸によって、前記レンズをレンズ面側から保持するレン
ズ保持機構部と、前記保持されたレンズを回転させるレ
ンズ回転機構部と、軸芯が前記保持軸とほぼ平行に向く
ように取り付けられた前記スタイラスを、前記レンズの
周縁に沿って移動可能に支持するトレーサ機構部と、前
記レンズ回転機構部を駆動して、前記レンズの周縁形状
のトレースを実行するトレース制御手段と、前記トレー
ス中、前記スタイラスの軸芯方向の位置およびレンズ径
方向の位置を検出する位置検出手段と、前記検出された
スタイラスの軸芯方向の位置およびレンズ径方向の位置
を読み取って、前記レンズの形状データを生成する形状
データ生成手段とを有し、前記スタイラスの先端部と当
接可能な位置に、前記スタイラスを基準位置側に押し込
むための押し込み部材が設けられていることを特徴とす
るレンズ形状測定装置が提供される。
【0010】このようなレンズ形状測定装置では、レン
ズは軸芯がほぼ水平方向を向く回転自在な保持軸によっ
てレンズ面側から保持されており、一方、スタイラス
は、レンズの保持軸にほぼ平行に取り付けられている。
トレース制御手段は、レンズ回転機構部およびトレーサ
機構部を駆動して、スタイラスによりレンズの周縁のト
レースを実行する。
【0011】トレース制御手段からの指令により、トレ
ーサ機構部は、スタイラスをレンズの周縁に沿って移動
させる。このとき、位置検出機構部が、スタイラスの軸
芯方向の位置およびレンズ径方向の位置を検出する。形
状データ生成手段は、この検出されたスタイラスの軸芯
方向の位置およびレンズ径方向の位置を読み取って、周
長等のレンズの形状データを生成する。
【0012】 スタイラスは、軸芯がほぼ水平方向を向
くように設けられているので、自重の影響を受けず、ト
レース中にレンズ周縁から外れて落下することがない。
押し込み部材は、スタイラスを基準位置側に押し当て、
スタイラスの軸芯方向の位置がずれても、基準位置への
位置決めを容易にする
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態を図面に基
づいて説明する。図1は本形態のレンズ形状測定装置の
外観を示す斜視図である。レンズ形状測定装置10は、
各機構部が基台11に取り付けられることにより構成さ
れている。基台11の基板11aは、水平面(Y−Z平
面)に平行に設けられており、この基板11a上には、
レンズ保持ユニット12およびトレーサ機構部13が設
けられている。レンズ保持ユニット12全体は、基板1
1a上に固定されている。このレンズ保持ユニット12
には、加工済みのレンズ14が保持されている。
【0014】また、基板11a上で、レンズ保持ユニッ
ト12の下方には、ヒータ15が設けられている。レン
ズ保持ユニット12の裏側には、温度センサ15aが取
り付けられており、レンズ14付近の温度を検出する。
基板11a上には、保温のための保温カバー16が装着
されている。この保温カバー16には、開口部16aが
形成されており、この開口部16aを介してレンズ14
の着脱が行われる。
【0015】トレーサ機構部13は、主に、スタイラス
台20と、スタイラスユニット30とから構成されてい
る。スタイラス台20は、Z軸方向を向く2本のレール
(水平移動レール)131,132上に、スライド可能
に設けられている。スタイラスユニット30には、スタ
イラス31が取り付けられている。スタイラス31は、
水平方向、すなわちZ軸方向を向いている。
【0016】ここで、Y軸方向とは、図2に示すよう
に、レンズ14の径方向位置(r方向)の測定軸であ
り、一方、Z軸方向とは、レンズ14の厚み方向の測定
軸である。レンズ形状測定装置10では、レンズ14周
縁(ヤゲン頂点)上に所定角度間隔のサンプリング点P
n を予め多数設定しており、この各サンプリング点Pn
において、それぞれY軸方向およびZ軸方向の位置デー
タを測定する。そして、この基準点P0 に対するサンプ
リング点Pn の角度θと、そのサンプリング点Pnで測
定されたY軸方向およびZ軸方向の位置データとに基づ
いて、レンズ14の周長等のレンズ形状データを生成す
る。
【0017】図1に戻り、基板11aの下方には、ここ
では図示されていない後述のスタイラス台移動機構部5
0が設けられている。スタイラス台移動機構部50は、
基板11aの穴11bを介してスタイラス台20と連結
されており、後述の制御装置100からの指令に応じて
スタイラス台20を移動させる。スタイラス台移動機構
部50の具体的な構成については後述する。
【0018】図3は本形態のレンズ形状測定装置の概略
構成を示す平面図である。レンズ14の凸面側には、ホ
ルダ141が固定されている。このホルダ141は、レ
ンズ保持ユニット12の保持軸121のホルダ受け12
1aに装着されている。保持軸121は、Z軸方向を向
いている。また、レンズ14の凹面側は、レンズ押さえ
軸122のレンズ押さえ122aにより押圧されてい
る。レンズ保持ユニット12の具体的な構成について
は、後述する。
【0019】トレーサ機構部13のレール131,13
2には、スタイラス台20がスライド可能に取り付けら
れている。スタイラス台20には、基板11aおよびレ
ール131,132に垂直方向(Y軸方向)を向くガイ
ドシャフト(垂直移動レール)21,22が設けられて
いる。このガイドシャフト21,22には、テーブル2
3がスライド可能に取り付けられている。さらに、この
テーブル23上には、スタイラスユニット30が固定さ
れている。
【0020】スタイラスユニット30には、図1で示し
たように、スタイラス31がZ軸方向にスライド可能に
取り付けられている。スタイラス31は、スタイラス移
動機構部32によって、その突出量が制御される。ま
た、スタイラス移動機構部32には、ブレーキ機構部3
3が取り付けられている。ブレーキ機構部33は、トレ
ース実行以外のときに、スタイラス31の軸芯方向のス
ライド動作にブレーキをかける機構部である。スタイラ
スユニット30の具体的な構成については、後述する。
【0021】レンズ保持ユニット12には、取り付け片
41を介して押し当て板42が取り付けられている。押
し当て板42は、トレース開始等の時にスタイラス31
を押し当てて、基準位置側に一旦押し込むために用いら
れる。
【0022】図4はレンズ保持ユニット12内部の構成
を示す平面図である。レンズ保持ユニット12のケース
12a内には、エアシリンダ123が設けられている。
エアシリンダ123は、外部に設けられた図示されてい
ないエアポンプから送られるエアの圧力に応じて、その
軸123aがZ軸方向に移動する。軸123aの先端に
は、アーム123bが固定され、軸123aと一体に移
動するように設けられている。このアーム123bに
は、ガイドテーブル123cおよびレンズ押さえ軸12
2が固定されている。レンズ押さえ軸122は、ケース
12aに形成されたZ軸方向に延びる長穴12bに沿っ
て移動できるように設けられている。レンズ押さえ軸1
22の先端には、レンズ押さえ122aがZ軸周りに正
逆回転自在に設けられている。
【0023】ガイドテーブル123cは、レール台12
4の側面にZ軸方向に平行となるように設けられたレー
ル124aに、摺動可能に嵌合している。これにより、
軸123aが移動すると、これと一体に、アーム123
b、ガイドテーブル123c、およびレンズ押さえ軸1
22がZ軸方向に移動する。
【0024】また、ケース12a内には、レンズ回転用
モータ125が設けられている。このレンズ回転用モー
タ125の軸125aには、カップリング125bを介
して小径のギア125cが連結されている。このギア1
25cは、大径のギア125dに連結されている。さら
にギア125dの同軸にはプーリ125eが設けられて
おり、このプーリ125eは、ベルト125fを介して
プーリ121bに連結されている。プーリ121bは、
軸121に固定されている。
【0025】これにより、レンズ回転用モータ125が
駆動すると、軸125aの回転がカップリング125
b、ギア125cに伝達され、さらにギア125dで減
速され、この減速された回転がプーリ125e、ベルト
125f、プーリ121bを介して軸121に伝達され
る。
【0026】軸121には、スリット板121cが固定
されており、このスリット板121cの回転位置を、ケ
ース12a内に固定された光センサ126が検出するこ
とにより、軸121に固定されたレンズの原点位置が検
出される。
【0027】このような構成のレンズ保持ユニット12
では、図3で示したようにサクションカップ受け121
aにレンズ14が固定されると、エアシリンダ123が
駆動して、レンズ押さえ軸122が図面左側に移動す
る。そして、レンズ14をレンズ押さえ122aによっ
て押圧することにより、レンズ14が固定される。レン
ズ14の形状測定時は、レンズ回転用モータ125が駆
動して、軸121が回転し、これと同時にレンズ14が
回転する。また、レンズ14が回転することにより、レ
ンズ押さえ122aも一体に回転する。
【0028】次に、図5〜図7を参照して、スタイラス
台移動機構部50の具体的な構成について説明する。図
5はスタイラス台移動機構部50の具体的な構成を示す
正面図である。また、図6は図4のA−A線に沿う断面
図である。さらに、図7はスタイラス台移動機構部50
の具体的な構成を示す底面図である。基台11の基板1
1a上には、前述したようにレール131,132が設
けられている。このレール131,132には、ガイド
部材131a,131b,132a,132bを介し
て、スタイラス台20がスライド可能に取り付けられて
いる。
【0029】基板11aの下側面には、取り付け板51
が固定されている。取り付け板51には、支持部材51
1,512が所定間隔を空けて固定されている。これら
支持部材511,512間には、2本のガイドシャフト
52,53が平行に取り付けられている。また、支持部
材511,512間には、ガイドシャフト52,53の
中間にボールネジ54が回転可能に軸支されている。ボ
ールネジ54の一端は、カップリング541を介してス
タイラス台移動用モータ542の軸と連結されている。
スタイラス台移動用モータ542は、後述の制御装置1
00からの指令に応じて、ボールネジ54を正逆回転さ
せる。
【0030】ガイドシャフト52,53、およびボール
ネジ54には、連結部材55が取り付けられている。こ
の連結部材55の上端部55aは、取り付け板51に形
成された穴51aおよび基板11aの穴11bを介し
て、基板11aの上側に突き出ている。この突き出た上
端部55aには、スタイラス台20が固定されている。
連結部材55は、ガイドシャフト52,53に対しては
スライド可能に取り付けられ、一方、ボールネジ54に
対しては螺合している。
【0031】また、連結部材55には、スイッチ片55
1が固定されている。このスイッチ片551は、連結部
材55が原点位置にあるときに、取り付け板51に固定
された光センサ513をオンにする。また、スイッチ片
551は、連結部材55がオーバーランしたときに、同
じく取り付け板51に固定された光センサ514をオン
にする。
【0032】このような構成のスタイラス台移動機構部
50は、スタイラス台移動用モータ542が回転するこ
とにより、ボールネジ54が回転し、その回転方向に応
じて連結部材55およびスタイラス台20が図5の左右
方向(Z軸方向)に移動する。連結部材55およびスタ
イラス台20の原点位置は、光センサ513がオンにな
ることによって検出される。この原点位置からのスタイ
ラス台移動用モータ542の回転パルス数を読み取るこ
とによって、スタイラス台20のZ軸方向の位置が検出
される。
【0033】次に、スタイラス台20の具体的な構成に
ついて説明する。図8はスタイラス台20の具体的な構
成を示す左側面図である。また、図9は図8のB−B線
に沿う断面図である。スタイラス台20は、その基台2
0aが連結部材55を介して、前述のスタイラス台移動
機構部50に連結されている。基台20aは、端部20
b,20cが直角に立ち上げられ、全体が凹状に形成さ
れている。この端部20b,20c間には、Y軸方向を
向く2本の平行なガイドシャフト21,22が設けられ
ている。また、ガイドシャフト21,22上には、ガイ
ドローラ23a,23b,23c,23d等を介してテ
ーブル23がスライド可能に取り付けられている。
【0034】基台20aの端部20cには、ブッシング
24が固定されている。このブッシング24は、一端が
テーブル23の取り付け片231に取り付けられた定荷
重バネ24aの他端側を巻き取るように設けられてい
る。これにより、テーブル23は、レンズ14側(図8
の左向き)に常に一定の荷重を受けている。
【0035】また、基台20aの端部20cには、テー
ブル移動用モータ25が固定されている。テーブル移動
用モータ25の軸には、プーリ251が取り付けられて
いる。一方、基台20aの端部20bには、プーリ25
1と対向する位置にプーリ252が回転自在に取り付け
られている。これら2つのプーリ251、252間に
は、ワイヤ253が架けられている。
【0036】ワイヤ253の内側のラインには、ストッ
パ254が固定されている。このストッパ254は、テ
ーブル23に形成された当接片232に当接可能に取り
付けられている。テーブル移動用モータ25が駆動する
ことにより、プーリ251に応じてワイヤ253が回転
すると、その回転の向きに応じて、ストッパ254が図
8の左右方向に移動する。
【0037】ストッパ254が図9の右方向(反レンズ
側)に移動すると、テーブル当接片232に当接し、定
荷重バネ24aの力に抗してテーブル23を右方向に移
動させる。テーブル23の原点位置は、図8の右側に設
定されている。このテーブル23の原点位置への復帰
は、テーブル23のスイッチ片233が光センサ26を
オンにすることにより検出される。
【0038】一方、ストッパ254の原点位置は、図8
の左側に設定されている。このストッパ254の原点位
置への復帰は、ストッパ254自体が光センサ27をオ
ンにすることにより検出される。
【0039】テーブル23のY軸方向への移動量は、図
9に示すリニアエンコーダ28によって検出される。リ
ニアエンコーダ28は、主に、ガイドシャフト21,2
2と平行となるように基台20a側に固定されたスケー
ル281と、テーブル23側に固定された検出器282
とから構成される。テーブル23の移動によって、検出
器282は、スケール281の面と一定の距離を維持し
ながら移動する。この移動に対応して、検出器282
は、パルス信号を図示されていないアンプに出力し、こ
のアンプがパルス信号を増幅して後述の制御装置100
側に送る。
【0040】このような構成のスタイラス台20では、
トレースの開始時には、テーブル移動用モータ25が駆
動して、ストッパ254を図7の右方向に移動させる。
これにより、ストッパ254は、テーブル23の当接片
232に当接してテーブル23全体を原点位置に向かっ
て移動させる。テーブル23が原点位置まで到達する
と、スイッチ片233が光センサ26をオンにし、これ
により、テーブル移動用モータ25が停止して、テーブ
ル23が原点位置で停止する。
【0041】次いで、テーブル移動用モータ25を逆方
向に駆動することにより、ストッパ254がレンズ側に
移動する。これにより、テーブル23は、ストッパ25
4からの付勢力から解かれて、定荷重バネ24aの引っ
張り力によってレンズ側に移動する。ストッパ254を
さらにレンズ側に移動させると、テーブル23は、スタ
イラス31がレンズ14の周縁に当接した時点で停止す
る。一方、その後もストッパ254がレンズ側に移動を
続け、原点位置に到達すると、光センサ27がこれを検
知して、テーブル移動用モータ25の駆動が停止し、同
時にストッパ254も原点位置に停止する。
【0042】次に、スタイラスユニット30の具体的な
構成について説明する。図10はスタイラスユニット3
0の具体的な構成を示す平面図である。スタイラスユニ
ット30は、主に、スタイラス移動機構部32およびブ
レーキ機構部33から構成されている。スタイラス移動
機構部32は、取り付け部材32aを介してテーブル2
3上に固定されている。スタイラス31は、スタイラス
移動機構部32のスリーブ321内を摺動可能に設けら
れている。スタイラス31には、ヤゲン溝31aが形成
されており、このヤゲン溝31aが測定対象であるレン
ズ14のヤゲンに嵌合する。
【0043】スリーブ321の図面右側端部には、スタ
イラス移動モータ322が取り付けられている。スタイ
ラス移動モータ322は、パルスモータであり、その軸
323をZ軸方向に移動制御する。軸323の先端32
3aは、スリーブ321内に進入可能に設けられてい
る。スタイラス移動モータ322の図面右側には、光セ
ンサ324が固定されている。光センサ324は、スタ
イラス移動モータ322の軸323が原点位置にあると
きに、軸323の後端323bを検知してオンとなる。
【0044】スリーブ321のスタイラス移動モータ3
22側部分には、スタイラス位置検出器325が設けら
れている。スタイラス位置検出器325は、図示されて
いないCCDラインイメージセンサおよびLEDから構
成されており、スタイラス31の後端31cの位置を公
知の技術により検知する。この検知によって、スタイラ
ス31の現在の位置を認識することができる。
【0045】スタイラス31は、トレース動作時および
後述の押し込み動作時以外では、ブレーキ機構部33の
ブレーキ部材331によって、Z軸方向の位置が固定さ
れている。ブレーキ機構部33は、取り付け部材33a
を介してスタイラス移動機構部32に固定されている。
ブレーキ機構部33は、主に、ブレーキ部材331を支
持する支持部材332と、ブレーキ駆動モータ333
と、ブレーキ駆動モータ333の軸334と、光センサ
335とから構成される。
【0046】次に、ブレーキ機構部33の具体的な構成
について説明する。図11はブレーキ機構部33の具体
的な構成を示す側面図である。ブレーキ部材331は、
軸331bを中心に回動可能に支持部材332に取り付
けられている。ただし、図では、ブレーキ部材331の
取り付け状態が分かるように、支持部材332は断面表
示されている。ブレーキ部材331の下端は、バネ33
6によって図面右方向に引っ張られている。パルスモー
タであるブレーキ駆動モータ333の軸334が原点位
置にある状態では、光センサ335は、軸334の後端
部334bを検出している。このとき、ブレーキ部材3
31は、バネ336の付勢力によって、その当接部33
1aがスタイラス31を押さえ付けている。このときの
摩擦力によって、スタイラス31の位置が固定される。
【0047】一方、ブレーキ駆動モータ333が駆動し
て、軸334が図面左側に移動すると、軸334の先端
部334aがブレーキ部材331の下端付近を押す。こ
れにより、ブレーキ部材331は、バネ336の力に抗
して図面右回りに回動し、当接部331aがスタイラス
31から離れる。よって、スタイラス31のブレーキが
解除され、トレースの実行が可能となる。
【0048】次に、図10に戻って、スタイラスユニッ
ト30の動作について説明する。スタイラスユニット3
0では、トレース開始時には、ブレーキ機構部33によ
るブレーキが解除になり、スタイラス移動モータ322
が駆動して、軸323が図面左方向に移動する。そし
て、軸323の先端部323aがスタイラス31の後端
31cを押す。スタイラス移動モータ322は、スタイ
ラス31が測定基準位置に達するまで軸323を図面左
方向に移動する。ここで、測定基準位置とは、スタイラ
ス31がスリーブ321内の最も奥に収納された位置を
スタイラス31の原点位置とした場合に、この原点位置
から図面左方向に所定量突出した位置である。この測定
基準位置からのスタイラス31のZ軸方向の増減値に基
づいて、レンズ14の厚み方向の位置データが求められ
る。
【0049】スタイラス31が測定基準位置に移動する
と、ブレーキ機構部33が再び働いて、ブレーキ部材3
31がスタイラス31にブレーキをかける。これによ
り、スタイラス31が測定基準位置で固定される。この
測定基準位置にスタイラス31が固定された状態で、後
述するように、スタイラス台20やテーブル23がそれ
ぞれZ軸、Y軸方向に移動して、スタイラス31をレン
ズ14に接触させる。
【0050】以後は、後述するような手順により、スタ
イラス台20、テーブル23等が移動して、レンズ14
のトレースが実行される。レンズ14のトレースは、レ
ンズ周縁を1周させたときに完了するので、最終的に
は、スタイラス31のZ軸方向の位置は、測定基準位置
に戻る。したがって、トレース動作の終了と同時にブレ
ーキ機構部33によりブレーキをかければ、外部から強
い力が加わらない限りは、スタイラス31の位置は測定
基準位置に固定されたままになる。
【0051】ところが、外部から強い力が加わる等の理
由により、スタイラス31の位置がずれると、次回の測
定開始位置が分からなくなってしまう。ただし、スタイ
ラス31がスタイラス移動モータ322側にずれている
場合には、前述のようにスタイラス移動モータ322
駆動して軸323でスタイラス31を押せば、スタイラ
ス31を測定基準位置に戻すことができる。しかし、ス
タイラス31がスタイラス移動モータ322と反対側に
ずれた場合には、何らかの手段によって、スタイラス3
1をスタイラス移動モータ322側に押し込む動作が必
要となる。
【0052】そこで、本形態のレンズ形状測定装置10
では、押し当て板42を設けることによって、スタイラ
ス31を自動的にスタイラス移動モータ322側に押し
込めるようにしてある。
【0053】次に、このスタイラス31の押し込み動作
について説明する。図12は押し当て板42を使用した
スタイラス31の押し込み動作を説明する図である。ス
タイラス31の押し込み動作を行う場合、制御側では、
まず、トレース開始時と同じように、スタイラス31を
測定基準位置に押すときと同じ位置までスタイラス移動
モータ322の軸323を移動させる。次いで、スタイ
ラス台20のZ軸方向、およびテーブル23のY軸方向
の位置を制御して、スタイラスユニット30を押し当て
板42側に移動させる。この移動により、スタイラス3
1の先端部31bが押し当て板42に当接する。スタイ
ラスユニット30の移動を続けると、スタイラス31
は、押し当て板42に押されてスタイラス移動モータ3
22側に移動する。
【0054】ここで、押し当て板42は、軸42aを中
心にY−Z平面に沿って回動自在に取り付けられてい
る。ただし、押し当て板42は、スタイラス31と比べ
て十分に重くなるように形成されているので、スタイラ
ス31を押すとき押し当て板42は、ほとんど制止して
いる。
【0055】こうして、押し当て板42に押されたスタ
イラス31が、図13に示すようにスタイラス移動モー
タ322の軸323と接触すると、それよりもやや多め
に移動した位置でスタイラスユニット30のZ軸方向へ
の移動が停止する。この停止位置は、各機構の設計値や
スタイラス31の長さのデータに基づいて予め設定され
ており、実際には、図5で示した光センサ514によっ
て検出される。
【0056】スタイラスユニット30が停止した位置
は、スタイラス31が軸323と接触してからやや多め
に移動しているので、この間、スタイラス31は、押し
当て板42と軸323との間に挟まれている。しかし、
押し当て板42は、回動自在に取り付けられているの
で、図面右回りに回転してスタイラス31から逃げる。
これにより、スタイラス31への負荷を低減することが
でき、スタイラス31の変形等を防止することができ
る。
【0057】図14は本形態のレンズ形状測定装置の制
御装置100を中心とした各機構部の電気的な接続関係
を示すブロック図である。ただし、ここでは、主要な構
成のみを示す。制御装置100は、レンズ保持ユニット
12のエアシリンダ123内の電磁弁に駆動信号を送
り、眼鏡レンズ14の保持を行う。エアシリンダ123
が駆動しているか否かの判断は、磁力センサ123dか
らの検知信号によって判断する。
【0058】制御装置100は、ドライバ61を介して
レンズ回転用モータ125を駆動する。眼鏡レンズ14
の原点位置は、光センサ126からのスリット検出信号
によって判断する。スタイラスユニット30のスタイラ
ス31のトレース開始時の突き出し動作は、ドライバ6
2を介してスタイラス移動モータ322を駆動すること
により行う。また、ブレーキ機構部33によるスタイラ
ス31のブレーキ解除は、ドライバ63を介してブレー
キ駆動モータ333を駆動することにより行う。
【0059】スタイラス台20のZ軸方向への移動は、
ドライバ64を介してスタイラス台移動用モータ542
を駆動することにより行う。テーブル23のY軸方向へ
の移動は、ドライバ65を介してテーブル移動用モータ
25を駆動することにより行う。
【0060】制御装置100には、レンズ形状測定装置
10内の各種センサ、例えば図5で示した光センサ51
3,514、図7で示した光センサ26,27等からの
検出信号が送られる。
【0061】制御装置100は、電源回路66を駆動す
ることにより、ヒータ15を制御する。ヒータ15によ
って、レンズ14およびスタイラス31周辺の温度は、
常に室温より所定温度(数°C程度)だけ高くなるよう
に制御される。この温度の検出は、所定の位置に設けら
れた温度センサ15aによって行われる。
【0062】制御装置100は、加工システム全体を管
理するホストコンピュータ101と接続されている。こ
のホストコンピュータ101からは、測定対象のレンズ
14の加工形状データが送られる。制御装置100は、
この送られた加工形状データに基づいてスタイラス台2
0およびテーブル23の移動を行い、スタイラス31に
よるアプローチおよびトレースを実行する。制御装置1
00は、トレースの結果を、ホストコンピュータ101
に送る。ホストコンピュータ101側では、このデータ
に基づいて、レンズ14の周長等のレンズ形状データを
演算する。
【0063】また、制御装置100には、操作盤102
が接続されている。作業者による操作盤102の操作に
より、トレース開始、停止等の指令が成される。また、
操作盤102によって、図12、図13で説明したスタ
イラス31の押し込み動作の指令がなされる。
【0064】さらに、操作盤102に表示装置を設ける
ことにより、アラーム表示等を行うことができる。図1
5は本形態のレンズ形状測定動作の制御装置100によ
る制御手順を示すフローチャートである。ただし、ここ
では、スタイラス31は、予め測定基準位置に置かれて
いるものとする。 〔S1〕スタイラス台移動モータ542を駆動して、ス
タイラス台20をZ軸方向に移動させて位置決めを行
う。ここでは、レンズ14の最大径周縁部分のヤゲンの
Z軸方向の位置に、スタイラス31のヤゲン溝31aの
Z軸方向の位置が一致するように、位置決め制御を行
う。 〔S2〕レンズ14の軸121を回転させて、最大径周
縁部分がスタイラス31側に位置するように位置決めす
る。 〔S3〕テーブル移動モータ25を駆動して、テーブル
23をレンズ14側に移動させ、スタイラス31のヤゲ
ン溝31aをレンズ14の最大径周縁部分のヤゲンに接
触させる。 〔S4〕ブレーキ機構部33のブレーキ駆動モータ33
3を駆動して、スタイラス31に対するブレーキを解除
する。 〔S5〕レンズ14の軸121を回転させて、スタイラ
ス31によるレンズ14周縁を1周分トレースする。 〔S6〕ブレーキ機構部33によって、再びスタイラス
31にブレーキをかける。 〔S7〕テーブル23をY軸方向に移動して、スタイラ
ス31をレンズ14から引き離す。 〔S8〕スタイラス台20、テーブル23等の各軸を原
点に復帰させる。
【0065】このように、本形態では、レンズ14をほ
ぼ水平な軸121によりレンズ面側から保持し、スタイ
ラス31の軸芯を水平にした状態でレンズ形状のトレー
スを実行するようにしたので、トレース実行中に、スタ
イラスがレンズ14から外れて落下することがない。ま
た、このため、スタイラス31を軽量化する必要もない
ので、スタイラスの耐久性も維持できる。
【0066】さらに、本形態では、ヒータ15を設け
て、トレース中、常に一定温度を維持するようにしたの
で、レンズ14やスタイラス31等の測定試料や、レン
ズ形状測定装置10の各材料等の、温度変化による変形
を防止することができる。これにより、測定精度を向上
させることができる。より具体的には、周長の測定誤差
を0.1mm以下にすることができる。
【0067】また、本形態では、押し当て板42を設
け、この押し当て板42にスタイラス31を自動的に押
し当て動作可能にしたので、外部からの力によりスタイ
ラス31の軸芯方向の位置がずれたとしても、スタイラ
ス31の基準位置への位置決めを簡単に行うことができ
る。
【0068】なお、本形態では、ヒータ15によって温
度維持を行ったが、この代わりに冷房装置を設けるよう
にしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、レンズ
をほぼ水平な保持軸によりレンズ面側から保持し、スタ
イラスの軸芯を水平にした状態でレンズ形状のトレース
を実行するようにしたので、トレース中に、スタイラス
がレンズから外れて落下することがない。
【0070】のため、スタイラスを軽量化する必要も
ないので、スタイラスの耐久性も維持できる。また、
タイラスを基準位置に押し込む押し込み部材を設けたの
で、スタイラスの軸芯方向の位置がずれても、基準位置
への位置決めを簡単に行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態のレンズ形状測定装置の外観を示す斜視
図である。
【図2】レンズ形状測定装置の座標系を説明する図であ
る。
【図3】本形態のレンズ形状測定装置の概略構成を示す
平面図である。
【図4】レンズ保持ユニット内部の構成を示す平面図で
ある。
【図5】スタイラス台移動機構部の具体的な構成を示す
正面図である。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図である。
【図7】スタイラス台移動機構部の具体的な構成を示す
底面図である。
【図8】スタイラス台の具体的な構成を示す左側面図で
ある。
【図9】図8のB−B線に沿う断面図である。
【図10】スタイラスユニットの具体的な構成を示す平
面図である。
【図11】ブレーキ機構部の具体的な構成を示す側面図
である。
【図12】押し当て板を使用したスタイラスの押し込み
動作を説明する図である。
【図13】押し込み動作の結果スタイラスがスタイラス
移動モータの軸に当接した状態を示す図である。
【図14】本形態のレンズ形状測定装置の制御装置を中
心とした各機構部の電気的な接続関係を示すブロック図
である。
【図15】本形態のレンズ形状測定動作の制御装置によ
る制御手順を示すフローチャートである。
【図16】従来のレンズ形状測定装置による測定方法を
説明する概略図である。
【符号の説明】
10 レンズ形状測定装置 11 基台 11a 基板 12 レンズ保持ユニット 13 トレーサ機構部 14 レンズ 15 ヒータ 20 スタイラス台 21,22 ガイドシャフト 23 テーブル 30 スタイラスユニット 31 スタイラス 32 スタイラス移動機構部 50 スタイラス台移動機構部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−269658(JP,A) 特開 平3−259710(JP,A) 特開 平4−50710(JP,A) 特開 平6−175087(JP,A) 特開 平7−280543(JP,A) 特開 平5−141956(JP,A) 特開 昭60−118460(JP,A) 特開 昭58−123410(JP,A) 実開 昭64−10608(JP,U) 実開 平7−38901(JP,U) 実開 平5−64716(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/20 B24B 9/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズの周縁の形状を測定し、前記測定
    のためのスタイラスが滑り軸受けによって軸芯方向に移
    動自在かつ回転自在に軸承されており、前記スタイラス
    は加工完了レンズのヤゲン形状に対応するV字状溝を円
    周に沿って設けた接触部を有しているレンズ形状測定装
    置であって、 軸芯がほぼ水平方向を向く回転自在な保持軸によって、
    前記レンズをレンズ面側から保持するレンズ保持機構部
    と、 前記保持されたレンズを回転させるレンズ回転機構部
    と、 軸芯が前記保持軸とほぼ平行に向くように取り付けられ
    た前記スタイラスを、前記レンズの周縁に沿って移動可
    能に支持するトレーサ機構部と、 前記レンズ回転機構部を駆動して、前記レンズの周縁形
    状のトレースを実行するトレース制御手段と、 前記トレース中、前記スタイラスの軸芯方向の位置およ
    びレンズ径方向の位置を検出する位置検出手段と、 前記検出されたスタイラスの軸芯方向の位置およびレン
    ズ径方向の位置を読み取って、前記レンズの形状データ
    を生成する形状データ生成手段とを有し、 前記スタイラスの先端部に当接可能な位置に、前記スタ
    イラスを基準位置側に押し込むための押し込み部材が設
    けられていることを特徴とするレンズ形状測定装置。
  2. 【請求項2】 前記トレーサ機構部は、基台面上に前記
    保持軸とほぼ平行に設けられる平行移動レールと、前記
    平行移動レール上にスライド可能に取り付けられるスタ
    イラス台と、前記スタイラス台を前記平行移動レール上
    で移動させるスタイラス台移動機構部と、前記スタイラ
    ス台上に、前記基台面とほぼ平行でかつ前記保持軸とほ
    ぼ垂直な向きに取り付けられる垂直移動レールと、前記
    垂直移動レール上にスライド可能に、かつ前記レンズ側
    に付勢された状態で取り付けられる垂直移動テーブル
    と、前記垂直移動テーブル上に、軸芯が前記保持軸にほ
    ぼ平行でかつ前記軸芯方向にスライド可能に取り付けら
    れる前記スタイラスと、前記スタイラスの軸芯方向の位
    置を検出する軸芯方向位置検出部と、前記スタイラスの
    前記レンズ径方向の位置を検出するレンズ径方向位置検
    出部と、を有することを特徴とする請求項1記載のレン
    ズ形状測定装置。
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