JP3475369B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JP3475369B2
JP3475369B2 JP14301694A JP14301694A JP3475369B2 JP 3475369 B2 JP3475369 B2 JP 3475369B2 JP 14301694 A JP14301694 A JP 14301694A JP 14301694 A JP14301694 A JP 14301694A JP 3475369 B2 JP3475369 B2 JP 3475369B2
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康則 久保
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日本電産シバウラ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転状態を制
御するモータ制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】現在、例として自動ドアや各種搬送装置
の駆動源としてDCブラシレスモータ(以下、モータ)
が多く用いられている。このモータの制御装置は、イン
バータ部やロジック部を備えており、インバータ部から
の駆動信号によって回転状態が制御されている。インバ
ータ部によるモータの駆動は、ロジック部からの駆動制
御信号に基づいて行われている。これらのインバータ部
及びロジック部などには、外部の商用交流電源から入力
される駆動電力が供給され、電力付勢されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
モータの制御装置に於いて、前記外部の商用交流電源が
停電する場合がある。この場合、それまでモータを回転
駆動していた前記インバータ部及びロジック部への駆動
電力の供給が停止するため、回転していたモータは慣性
で回転が継続されるフリーラン状態となる。このような
フリーラン状態が発生すると、モータが搬送装置に用い
られている場合、搬送されている物品の落下、衝突、及
び損傷などが発生するという問題がある。また、モータ
が自動ドアに用いられている場合、適正に制御されてい
ないドアの開閉により、ドアに乗客が挟まれるなど人身
事故等が発生するという問題がある。従って、従来技術
では、外部電源の停電時に、前記のように極めて危険な
モータのフリーラン状態が発生するという問題が発生す
る。 【0004】本発明は、上記問題点を解決しようとして
成されたものであり、その目的は、外部電源が停電状態
になってもモータを減速することによって、危険なモー
タのフリーラン状態の発生を防止するようにしたモータ
の制御装置を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のモータ制御装置
は、モータに回転駆動信号を出力するインバータ部と、
該インバータ部に、該モータの回転速度を制御するため
の制御信号を出力する駆動制御部と、外部電源が接続さ
れ、少なくとも該駆動制御部に駆動電力を供給すると共
に、該外部電源からの電力を蓄電する電源・蓄電部と、
該電源・蓄電部から駆動電力が供給されて該外部電源か
らの電力のレベルを監視し、該外部電源からの電力が予
め定めるレベルを超えて低下したことを検出すると該駆
動制御部に該モータの回転減速させるための減速信号
を出力する電源監視部を備え、また、前記電源監視部
は、前記減速信号を出力した後に、前記電源・蓄電部に
於ける蓄電された電力が予め定めるレベルを超えて低下
すると前記減速信号の出力を停止し、前記モータが空転
状態となる。 【0006】 【作 用】本発明のモータ制御装置にあっては、インバ
ータ部、駆動制御部及び電源監視部には、電源・蓄電部
から駆動電力が供給されている。ここで、電源監視部が
該外部電源からの電力が予め定めるレベルを超えて低下
したことを検出すると、電源監視部は、駆動制御部にモ
ータの回転減速させるための減速信号を出力する。減
速信号が駆動制御部に入力されると、駆動制御部は、前
記減速信号に対応する制御信号をインバータ部に出力す
る。この制御信号が入力されたインバータ部は、前記減
速信号に対応する回転駆動信号をモータに入力する。こ
れにより、モータ減速される。 【0007】これにより、外部電源からの電力が予め定
めるレベルを超えて低下したときに、モータが危険なフ
リーラン状態となることが防止される。 【0008】また、前記インバータ部、駆動制御部、及
び電源監視部による前記モータの減速動作が所定期間継
続すると、前記電源・蓄電部に於ける蓄電された電力が
予め定めるレベルを超えて低下する。これにより、電源
監視部は、減速信号の出力を停止し、前記モータが空転
状態となる。 【0009】これにより、モータの減速が行われて、モ
ータの危険なフリーラン状態が解消されて以降、モータ
は空転状態となる。従って、モータを手動で回転させ
て、モータを所望の回転位置に移動させることが可能と
なる。 【0010】 【実施例】本発明を実施例について以下に説明する。 【0011】図1〜図2に本発明の一実施例を示す。 【0012】図1は本発明の一実施例のモータ制御装置
(以下、制御装置)1のブロック図であり、図2は制御
装置1の動作を説明するタイミングチャートである。 【0013】図1に示されるように、制御装置1には、
商用交流電源のような外部電源2が接続される。外部電
源2からの外部電力は、制御装置1の整流平滑回路3に
供給され、整流・平滑されて直流電圧がインバータ部4
に出力される。インバータ部4は、前記直流電圧を後述
するロジック生成部10からの駆動制御信号S3に対応
した交流駆動電圧に変換し、変換されて得られた交流駆
動電圧がモータ5に出力される。 【0014】前記外部電源2は、制御装置1の制御電源
回路6にも接続されており、制御電源6は、回路の駆動
レベルの電圧を発生して、蓄電回路7に供給する。蓄電
回路7は、例としてコンデンサ等を用いて構成される。
蓄電回路7は、後述する電源監視回路8、ブレーキ制御
回路9、及びロジック生成部10に駆動電圧を供給して
いる。蓄電回路7は、前記電源監視回路8、ブレーキ制
御回路9、及びロジック生成部10に有効な駆動電圧を
期間T1に亘って供給する。この期間T1は、例とし
て、モータ5が停止、或いは所定の回転速度まで減速可
能な期間に予め設定される。 【0015】電源監視回路8は前記外部電源2からの外
部電圧を監視しており、この外部電圧が予め定める基準
電圧よりも低下する停電状態などになったとき、停止検
知信号S1を出力する。前記停止検知信号S1はブレー
キ制御回路9に入力される。ブレーキ制御回路9は、後
述するように、前記蓄電回路7からの駆動電圧が供給さ
れている期間、ロジック生成部10に停止制御信号S2
を出力する。ロジック生成部10は、前記停止制御信号
S2が入力されると、インバータ部4にモータ5の回転
を所定の速度パターンで停止させる、或いは所定の減速
パターンで減速させる減速信号となる駆動制御信号S3
を出力する。減速信号となる駆動制御信号S3が入力さ
れたインバータ部4は、モータ5の回転を所定の速度パ
ターンで停止するか、或いは所定の減速パターンで減速
する駆動信号を出力し、モータ5に入力する。 【0016】以下、図2を併せて参照する。前記外部電
源2が図2(1)の時刻t1で停電状態となった場合を
想定する。蓄電回路7は、図2(2)に示されるよう
に、停電発生時刻t1から期間T1に亘って、有効な駆
動電圧を電源監視回路8などに出力することが可能であ
る。 【0017】この停電状態は、前記電源監視回路8によ
って検出され、図2(3)に示されるように、時刻t1
に於いて停止検知信号S1を出力する。停止検知信号S
1が入力されたブレーキ制御回路9は、図2(4)に示
されるように、前記時刻t1から、例として回路動作の
期間程度の遅延期間を経て、時刻t2に於いて停止制御
信号S2を出力する。停止制御信号S2が入力されたロ
ジック生成部10は、図2(5)に示されるように、時
刻t2に於いて、モータ5を所定の速度パターンで停止
させ、或いは所定の減速パターンで減速させるための駆
動制御信号S3を出力する。駆動制御信号S3が入力さ
れたインバータ部4は、前記所定のパターンでモータ5
を停止させ、或いは減速させる駆動信号を出力する。こ
れにより、モータ5が停止され、或いは所定の程度まで
減速される。 【0018】一方、このようなモータ5の停止或いは減
速動作が図2の期間T1に亘って継続すると、前記蓄電
回路7から出力される駆動電圧のレベルが低下し、電源
監視回路8などが正常な回路動作を行うことが不可能に
なる。このとき、電源監視回路8は停止検知信号S1の
出力を停止する。これに従って、ブレーキ制御回路9及
びロジック生成部10は、それぞれ停止制御信号S2及
び駆動制御信号S3の出力を停止する。従って、モータ
5は前記期間T1が経過して、モータ5の停止状態、或
いは所定の速度まで減速した状態となった時刻以降の期
間に於いて、フリーラン状態となる。 【0019】以上のように本実施例に於いて、外部電源
2に於いて停電が発生するなど、外部電源2からの電力
が予め定めるレベルを超えて低下したときに、モータ5
が危険なフリーラン状態となることが防止される。これ
により、従来技術で説明したような、搬送されている物
品の落下、衝突、及び損傷などの発生、或いは、適正に
制御されていないドアの開閉により、ドアに乗客が挟ま
れる人身事故の発生などが防止されるという効果を達成
することができる。 【0020】また、本実施例に於いて、前記インバータ
部4、電源監視部8、ブレーキ制御部9、及びロジック
生成部10によるモータ5を少なくとも減速させる減速
動作が所定期間T1継続した後、モータ5がフリーラン
状態となる。これにより、このような状態のモータ5を
手動で回転させることができる。モータ5が搬送装置に
用いられている場合、モータ5を手動で回転させて、搬
送装置を停電発生時の位置に復帰させるなどの処理を、
少ない手間で容易に行うことができる。また、モータ5
が自動ドアに用いられている場合、開閉が停止したドア
を手動で開閉することができ、非常の際に極めて有利で
ある。 【0021】 【発明の効果】本発明のモータ制御装置を用いることに
より、下記の効果を奏することができる。すなわち、
源監視部が該外部電源からの電力が予め定めるレベルを
超えて低下したことを検出すると、モータ減速するよ
うにしている。これにより、外部電源からの電力が予め
定めるレベルを超えて低下したときに、モータが危険な
フリーラン状態となることが防止される。 【0022】また、前記モータの減速動作が所定期間継
続すると、電源・蓄電部に於ける蓄電された電力が予め
定めるレベルを超えて低下する。これにより、電源監視
部は、減速信号の出力を停止し、前記モータが空転状態
となる。これにより、モータの減速が行われて、モータ
の危険なフリーラン状態が解消されて以降、モータは空
転状態となる。従って、モータを手動で回転させて、モ
ータを所望の回転位置に移動させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例のモータ制御装置1のブロッ
ク図である。 【図2】本実施例の制御装置1の動作を説明するタイミ
ングチャートである。 【符号の説明】 1 制御装置 2 外部電源 4 インバータ部 5 モータ 6 制御電源回路 7 蓄電回路 8 電源監視回路 9 ブレーキ制御回路 10 ロジック生成部 S1 停止検知信号 S2 停止制御信号 S3 駆動制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/12 B66C 13/22 H02J 15/00 H02P 6/24

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】モータに回転駆動信号を出力するインバー
    タ部と、 該インバータ部に、該モータの回転速度を制御するため
    の制御信号を出力する駆動制御部と、 外部電源が接続され、少なくとも該駆動制御部に駆動電
    力を供給すると共に、該外部電源からの電力を蓄電する
    電源・蓄電部と、 該電源・蓄電部から駆動電力が供給されて該外部電源か
    らの電力のレベルを監視し、該外部電源からの電力が予
    め定めるレベルを超えて低下したことを検出すると該駆
    動制御部に該モータの回転減速させるための減速信号
    を出力する電源監視部を備え また、前記電源監視部は、前記減速信号を出力した後
    に、前記電源・蓄電部に於ける蓄電された電力が予め定
    めるレベルを超えて低下すると前記減速信号の出力を停
    止し、前記モータが空転状態となる モータ制御装置。
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