JP3474456B2 - センサ入力回路および計測器 - Google Patents

センサ入力回路および計測器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、温度計測に用い
て好適なセンサ入力回路および計測器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、温度計測用のセンサに熱電対を
用いた従来の温度計測器のセンサ入力回路の構成を示す
回路ブロック図である。図7において、151は温度計
測用の異なる種類のセンサの接続を切替制御するマルチ
プレクサである。152はマルチプレクサ151に接続
された熱電対であり、一端がグランドに接続されてい
る。153は熱電対152のセンサ出力を増幅するとと
もにレベルシフトするレベルシフト回路、154は符号
154aで示す基準電圧Vrefを発生する基準電圧発
生回路である。155はA/D変換器であり正電源のみ
により動作し、上限基準電圧入力Vref(+)として
基準電圧Vref、下限基準電圧入力Vref(−)と
してはグランドレベルが与えられる。156はA/D変
換器155でディジタルデータに変換された前記センサ
出力に対しリニアライズ処理やレンジング処理を行うC
PUである。
【0003】レベルシフト回路153は、符号153a
で示す基準電圧Vrefによりレベルシフトされた熱電
対152の出力を増幅する第1のオペアンプ153bと
第2のオペアンプ153cを備えている。基準電圧発生
回路154は、基準電圧源である基準電圧発生器ZD
と、抵抗Rの直列回路から構成されている。
【0004】図8は、温度計測用のセンサに測温抵抗体
を用いた従来のセンサ入力回路の構成を示す回路ブロッ
ク図である。図8において図7と同一または相当の部分
については同一の符号を付し説明を省略する。図8にお
いて、157は基準電圧源Vref、158は測温抵抗
体である。測温抵抗体158の定電流供給側には抵抗r
を介して符号157で示す基準電圧源Vrefが印加さ
れ、反対側の端子はグランドへ接続されている。
【0005】次に、動作について説明する。これらセン
サ入力回路は、熱電対と測温抵抗体、両方のセンサが使
用できるようになっている。図7に示す熱電対入力の場
合には、図9の(a)に示すように発生起電力が負極性
の場合もあるため正負両電源をマルチプレクサ151お
よびレベルシフト回路153へ供給する。A/D変換器
155は正電源のみにより動作し、上限基準電圧入力V
ref(+)としては符号154aで示す基準電圧Vr
ef、下限基準電圧入力Vref(−)としてはグラン
ドレベルが与えられる。このためレベルシフト回路15
3では、A/D変換器155の上限基準電圧入力Vre
f(+)として与えられる符号154aで示す基準電圧
Vrefと下限基準電圧入力Vref(−)として与え
られるグランドレベル間の範囲にセンサ出力が入るよう
に、マルチプレクサ151から出力されたセンサ出力を
図9の(b)に示すように符号153aで示す基準電圧
Vrefによりレベルシフトする。この場合、符号15
3aで示す基準電圧Vrefは高精度が要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のセンサ入力回路
および計測器は以上のように構成されているので、特に
熱電対入力の場合にレベルシフト回路153が必要であ
り、回路構成部品が増加してコスト高となり、また小型
化するための障害となる課題があった。さらに、マルチ
プレクサ151およびレベルシフト回路153には正負
両電源を供給する必要があり、このため電源回路の構成
が複雑化し、電源回路構成部品が増加してコスト高とな
り、また小型化するための障害となる課題があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、レベルシフト回路を不要に
するとともに電源回路を簡略化し、回路構成を容易にし
てコストの低減および小型化を実現できるセンサ入力回
路および計測器を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るセンサ入
力回路は、A/D変換器においてA/D変換する範囲の
下限を規定するとともに、センサ入力が熱電対入力であ
るときの、接続された熱電対の一端へ印加され、前記熱
電対入力の信号レベルを正極性の範囲へシフトさせる第
1の基準電圧を単一電源から生成する単一電源で動作す
る下限基準電圧発生回路と、前記A/D変換器において
A/D変換する範囲の上限を規定する第2の基準電圧を
単一電源から生成する単一電源で動作する上限基準電圧
発生回路とを備えるようにしたものである。
【0009】 この発明に係るセンサ入力回路は、下限基
準電圧発生回路で生成した第1の基準電圧をもとに上限
基準電圧発生回路が第2の基準電圧を生成するようにし
たものである。
【0010】 この発明に係るセンサ入力回路は、上限基
準電圧発生回路で生成した第2の基準電圧をもとに下限
基準電圧発生回路が第1の基準電圧を生成するようにし
たものである。
【0011】 この発明に係る計測器は、センサ入力をデ
ィジタルデータに変換するA/D変換器と、該A/D変
換器においてA/D変換する範囲の下限を規定するとと
もに、前記センサ入力が熱電対入力であるときの、接続
された熱電対の一端へ印加され、前記熱電対入力の信号
レベルを正極性の範囲へシフトさせる第1の基準電圧を
単一電源から生成する単一電源で動作する下限基準電圧
発生回路と、前記A/D変換器においてA/D変換する
範囲の上限を規定する第2の基準電圧を単一電源から生
成する単一電源で動作する上限基準電圧発生回路とを有
したセンサ入力回路と、該センサ入力回路により取り込
まれ、前記A/D変換器によりディジタルデータに変換
された前記センサ入力に対し表示、通信、出力などの処
理を行う処理手段とを備えるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1. 図1は、この実施の形態1による計測器のセンサ入力回
路の構成を示す回路ブロック図である。なお、以下の説
明では、温度計測器のセンサ入力回路について説明す
る。図1は温度計測用のセンサに熱電対を用いたセンサ
入力回路の構成を示し、図1において、1はA/D変換
器であり正電源のみにより動作し、上限基準電圧入力V
ref(+)として符号9で示す基準電圧(Vref+
VB)(第2の基準電圧)、下限基準電圧入力Vref
(−)としては符号8で示す基準電圧VB(第1の基準
電圧)が与えられる。2は熱電対、3は熱電対や測温抵
抗体などの温度計測用の異なる種類のセンサの接続を切
替制御するマルチプレクサ、および前記センサの出力を
増幅する増幅回路などを備えたA/D変換入力回路、4
は前記A/D変換器1およびA/D変換入力回路3など
からなるA/D変換部、5は符号8で示す基準電圧VB
を生成する下限基準電圧発生回路、6は符号9で示す基
準電圧(Vref+VB)を生成する上限基準電圧発生
回路である。7はA/D変換器1でディジタルデータに
変換されたセンサ出力に対し必要に応じてリニアライズ
処理やレンジング処理などのデータ処理を施すCPU
(処理手段)である。
【0013】 下限基準電圧発生回路5は、電源電圧+V
を分圧する直列接続された抵抗R1と抵抗R2からなる
分圧抵抗回路と、ボルテージフォロワを構成する電源電
圧+Vで動作する単一電源動作のオペアンプ5aなどを
備えている。上限基準電圧発生回路6は、抵抗Rと基準
電圧発生器ZDの直列回路から構成され、基準電圧Vr
efと符号8で示す基準電圧VBの和である符号9で示
す基準電圧(Vref+VB)を発生する。また、熱電
対2の片側(冷接点補償用抵抗が接続される端子側)に
は、前記下限基準電圧発生回路5で生成された基準電圧
VBが印加されている。
【0014】 次に、動作について説明する。このセンサ
入力回路は電源電圧+Vによる単一電源で動作する回路
であり、正負両電源は必要としない。また、A/D変換
器1の基準電圧入力は、(Vref+VB)−VB=V
refであり、基準電圧入力Vrefは基準電圧のVr
efであり高い精度が維持でき、熱電対入力の測定に適
している。また、従来のセンサ入力回路で必要であった
正負両電源が供給されるレベルシフト回路をなくし、セ
ンサに熱電対2を用いる場合に対しては、熱電対2の片
側に前記下限基準電圧発生回路5で生成された基準電圧
VB8を印加することで熱電対2のセンサ出力のレベル
をシフトさせ、熱電対2のセンサ出力が負極性となる場
合でも測定可能にしている。
【0015】 以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、レベルシフト回路が不要になるとともに、電源
電圧+Vの単一電源で動作するため、電源回路を含む回
路構成を簡略化でき、回路構成を容易にしてコストの低
減および小型化を図れる温度計測器のセンサ入力回路が
得られる効果がある。
【0016】 実施の形態2.図2 は、この実施の形態2のセンサ入力回路の部分構成
を示す回路図であり、A/D変換器1と、A/D変換器
1の上限基準電圧入力Vref(+)として与えられる
基準電圧を生成する上限基準電圧発生回路および下限基
準電圧入力Vref(−)として与えられる基準電圧を
生成する下限基準電圧発生回路を示す。なお、図2にお
いて図示していない構成は図1と同一構成であり、図1
と同一または相当の部分については同一の符号を付し説
明を省略する。図2において、21は抵抗Rと基準電圧
発生器ZDの直列回路から符号40で示す基準電圧Vr
ef(図1の符号9で示す基準電圧Vref+VB)
(第2の基準電圧)を生成する上限基準電圧発生回路、
22は直列接続された抵抗R1と抵抗R2の分圧回路に
より符号4で示す基準電圧Vrefを分圧し、この分圧
した電圧をボルテージフォロワを構成する単一電源動作
のオペアンプ22aを介して出力し、符号8で示す基準
電圧VB(図1の基準電圧VBと同値)を生成する下限
基準電圧発生回路である。
【0017】 次に、動作について説明する。このセンサ
入力回路では、A/D変換器1の上限基準電圧入力Vr
ef(+)として与えられる基準電圧を符号40で示す
基準電圧Vrefとし、また下限基準電圧入力Vref
(−)として与えられる基準電圧を符号8で示す基準電
圧VBとし、A/D変換器1がA/D変換を行う際のア
ナログ入力信号の範囲をVref−VBとする。この場
合、基準電圧Vrefとともに基準電圧VBも高精度に
保つことが要求される。このため、前記分圧回路の抵抗
R1,R2は温度係数が小さい安定性の高いことが要求
され、また、オペアンプ22aもオフセット電圧の温度
変化、経時変化の小さいことが要求される。
【0018】 以上のように、この実施の形態2において
も、レベルシフト回路が不要になるとともに、電源電圧
+Vの単一電源で動作するため、電源回路を含む回路構
成を簡略化でき、回路構成を容易にしてコストの低減お
よび小型化を図れる温度計測器のセンサ入力回路が得ら
れる効果がある。
【0019】 実施の形態3.図3 は、この実施の形態3のセンサ入力回路の部分構成
を示す回路図であり、A/D変換器1と、A/D変換器
1の上限基準電圧入力Vref(+)として与えられる
基準電圧を生成する上限基準電圧発生回路および下限基
準電圧入力Vref(−)として与えられる基準電圧を
生成する下限基準電圧発生回路を示す。なお、図3にお
いて図示していない構成は図1と同一構成であり、図1
と同一または相当の部分については同一の符号を付し説
明を省略する。図3において、31は抵抗R11と基準
電圧発生器ZD1の直列回路から符号40で示す基準電
圧Vrefを生成する上限基準電圧発生回路、32は負
荷抵抗R12と定電圧ダイオードZD2の直列回路から
符号8で示す基準電圧VBを生成する下限基準電圧発生
回路である。
【0020】 次に、動作について説明する。このセンサ
入力回路でも、前記実施の形態2と同様にA/D変換器
1の上限基準電圧入力Vref(+)として与えられる
基準電圧を符号40で示す基準電圧Vrefとし、また
下限基準電圧入力Vref(−)として与えられる基準
電圧を符号8で示す基準電圧VBとし、A/D変換器1
がA/D変換を行う際のアナログ入力信号の範囲をVr
ef−VBとする。この場合、基準電圧Vrefを生成
する上限基準電圧発生回路31と基準電圧VBを生成す
る下限基準電圧発生回路32は、共に抵抗と基準電圧発
生器からなる同一構成であり、特に基準電圧VBを生成
する下限基準電圧発生回路32の構成は、前記実施の形
態2の下限基準電圧発生回路22と構成が異なり、回路
構成が簡略化されている。
【0021】 以上のように、この実施の形態3において
も、レベルシフト回路が不要になるとともに、電源電圧
+Vの単一電源で動作するため、電源回路を含む回路構
成を簡略化でき、回路構成を容易にしてコストの低減お
よび小型化を図れる温度計測器のセンサ入力回路が得ら
れる効果がある。
【0022】 実施の形態4. 次に、前記各実施の形態で説明したセンサ入力回路を備
えた温度発信器の具体例について説明する。図4は、こ
の実施の形態4の温度発信器の構成を示すブロック図で
ある。図4において図1と同一または相当の部分につい
ては同一の符号を付し説明を省略する。図4において、
41は熱電対などのセンサを接続する入力ターミナル、
42は冷接点補償回路、44はリニアライズ回路(処理
手段)である。このリニアライズ回路44はセンサの種
類毎の変換テーブルを備え、この変換テーブルに基づい
てA/D変換部4の出力するディジタルデータを温度デ
ータに変換する。45は入力データを0%から100%
の範囲でレンジ変換するレンジング回路(処理手段)で
ある。46は処理手段に対応するD/A変換回路(通信
変換回路)であり、レンジング回路45でレンジ変換さ
れたデータをアナログ値に変換し、また出力形態が通信
の場合には前記レンジ変換されたデータを通信用データ
に変換する。47は信号の外部出力用の出力ターミナ
ル、48は計測した温度をディジタル表示するディジタ
ル表示部である。
【0023】 図5 は、この温度発信器の構造を示す断面
図である。図5において図4と同一または相当の部分に
ついては同一の符号を付し説明を省略する。図5におい
て、51はターミナルボード、52はアウトプットボー
ド、53はアナログボード、54はディジタルボード、
55はプリント板ホルダ、56はターミナルである。6
1は前記各ボードなどを内蔵したハウジング部、62は
カバー、63は窓ガラスである。
【0024】 図6 は、ターミナルボード51,アウトプ
ットボード52,アナログボード53およびディジタル
ボード54における各回路ブロックの配置構成を示す説
明図である。図6において図1、図4および図5と同一
または相当の部分については同一の符号を付し説明を省
略する。図6において、71はメモリ、72は信号アイ
ソレータ、73は電源トランス、74は電源アイソレー
ション部、75は電流出力回路、77は避雷器、78は
ノイズフィルタである。
【0025】 以上のように、この実施の形態4によれ
ば、電源回路を含む回路構成を簡略化でき、回路構成を
容易にしてコストの低減および小型化を図れる温度発信
器が得られる効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上、この発明によれば、A/D変換器
においてA/D変換する範囲の下限を規定するととも
に、センサ入力が熱電対入力であるときの、接続された
熱電対の一端へ印加され、前記熱電対入力の信号レベル
を正極性の範囲へシフトさせる第1の基準電圧を単一電
源から生成する単一電源で動作する下限基準電圧発生回
路と、前記A/D変換器においてA/D変換する範囲の
上限を規定する第2の基準電圧を単一電源から生成する
単一電源で動作する上限基準電圧発生回路とを備えるよ
うに構成したので、熱電対入力の取り込みに際し、セン
サ入力回路においてレベルシフト回路が不要になり、ま
た単一電源動作であることから電源回路が簡略化され、
回路構成が容易になってコストの低減および小型化が図
れる効果がある。
【0027】 この発明によれば、下限基準電圧発生回路
で生成した第1の基準電圧をもとに上限基準電圧発生回
路が第2の基準電圧を生成するように構成したので、前
記第1の基準電圧と前記第2の基準電圧のレベル関係の
設定が容易になり、また熱電対入力や測温抵抗体入力の
取り込みに際し、センサ入力回路においてレベルシフト
回路が不要になり、また単一電源動作であることから電
源回路が簡略化され、回路構成が容易になってコストの
低減および小型化が図れる効果がある。
【0028】 この発明によれば、上限基準電圧発生回路
で生成した第2の基準電圧をもとに下限基準電圧発生回
路が第1の基準電圧を生成するように構成したので、前
記第1の基準電圧と前記第2の基準電圧のレベル関係の
設定が容易になり、また熱電対入力や測温抵抗体入力の
取り込みに際し、センサ入力回路においてレベルシフト
回路が不要になり、また単一電源動作であることから電
源回路が簡略化され、回路構成が容易になってコストの
低減および小型化が図れる効果がある。
【0029】 この発明によれば、センサ入力をディジタ
ルデータに変換するA/D変換器と、該A/D変換器に
おいてA/D変換する範囲の下限を規定するとともに、
前記センサ入力が熱電対入力であるときの、接続された
熱電対の一端へ印加され、前記熱電対入力の信号レベル
を正極性の範囲へシフトさせる第1の基準電圧を単一電
源から生成する単一電源で動作する下限基準電圧発生回
路と、前記A/D変換器においてA/D変換する範囲の
上限を規定する第2の基準電圧を単一電源から生成する
単一電源で動作する上限基準電圧発生回路とを有したセ
ンサ入力回路と、該センサ入力回路により取り込まれ、
前記A/D変換器によりディジタルデータに変換された
前記センサ入力に対し表示、通信、出力などの処理を行
う処理手段とを備えるように構成したので、電源回路を
簡略化し、回路構成を容易にし、コストの低減および小
型化を図ったセンサ入力回路により、熱電対入力の計測
が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による計測器のセンサ
入力回路の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態2のセンサ入力回路の部
分構成を示す回路図である。
【図3】この発明の実施の形態3のセンサ入力回路の部
分構成を示す回路図である。
【図4】この発明の実施の形態4の温度発信器の構成を
示すブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態4の温度発信器の構造を
示す断面図である。
【図6】この発明の実施の形態4の温度発信器の各回路
ブロックの配置構成を示す説明図である。
【図7】温度計測用のセンサに熱電対を用いた従来の温
度計測器のセンサ入力回路の構成を示す回路ブロック図
である。
【図8】温度計測用のセンサに測温抵抗体を用いた従来
の温度計測器のセンサ入力回路の構成を示す回路ブロッ
ク図である。
【図9】従来の温度計測器における熱電対入力を示す特
性図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 熱電対 5,22,32 下限基準電圧発生回路 6,21,31 上限基準電圧発生回路 7 CPU(処理手段) 8 基準電圧VB(第1の基準電圧) 9 基準電圧Vref+VB(第2の基準電圧) 40 基準電圧Vref(第2の基準電圧) 44 リニアライズ回路(処理手段) 45 レンジング回路(処理手段) 46 D/A変換回路(処理手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ入力をA/D変換器によりディジ
    タルデータに変換するセンサ入力回路において、 前記A/D変換器においてA/D変換する範囲の下限を
    規定するとともに、前記センサ入力が熱電対入力である
    ときの、接続された熱電対の一端へ印加され、前記熱電
    対入力の信号レベルを正極性の範囲へシフトさせる第1
    の基準電圧を単一電源から生成する単一電源で動作する
    下限基準電圧発生回路と、 前記A/D変換器においてA/D変換する範囲の上限を
    規定する第2の基準電圧を単一電源から生成する単一電
    源で動作する上限基準電圧発生回路とを備えたことを特
    徴とするセンサ入力回路。
  2. 【請求項2】 上限基準電圧発生回路は、 下限基準電圧発生回路で生成した第1の基準電圧をもと
    に第2の基準電圧を生成することを特徴とする請求項
    載のセンサ入力回路。
  3. 【請求項3】 下限基準電圧発生回路は、 上限基準電圧発生回路で生成した第2の基準電圧をもと
    に第1の基準電圧を生成することを特徴とする請求項
    載のセンサ入力回路。
  4. 【請求項4】 センサ入力をディジタルデータに変換す
    るA/D変換器と、 該A/D変換器においてA/D変換する範囲の下限を規
    定するとともに、前記センサ入力が熱電対入力であると
    きの、接続された熱電対の一端へ印加され、前記熱電対
    入力の信号レベルを正極性の範囲へシフトさせる第1の
    基準電圧を単一電源から生成する単一電源で動作する下
    限基準電圧発生回路と、 前記A/D変換器においてA/D変換する範囲の上限を
    規定する第2の基準電圧を単一電源から生成する単一電
    源で動作する上限基準電圧発生回路と を有したセンサ入力回路と、 該センサ入力回路により取り込まれ、前記A/D変換器
    によりディジタルデータに変換された前記センサ入力に
    対し表示、通信、出力などの処理を行う処理手段とを備
    えた計測器。
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