JP3473597B2 - 管球用フイラメントコイルおよびこれを用いた白熱電球 - Google Patents
管球用フイラメントコイルおよびこれを用いた白熱電球Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管球用フイラメン
トコイルならびにこれを用いた白熱電球および管球用フ
イラメントコイルの製造方法に関するものである。
トコイルならびにこれを用いた白熱電球および管球用フ
イラメントコイルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からハロゲン電球等の白熱電球の管
球用フイラメントコイルとして、図6(A),(B)に
示すような構成を有するものが知られている。すなわ
ち、このフイラメントコイル1は、コイル部1aと、そ
の両端から延びて形成された両足部1bと、両足部1b
に接続された金属スリーブ2とからなる。金属スリーブ
2は、電球製造時にフイラメントコイル1の両足部1b
を保護してモリブデン等からなる導入線(図示せず)に
確実に溶接により接続するためのものである。足部1b
への金属スリーブ2の固着は、フイラメントコイル1の
足部1bの先端部に、この足部の外径寸法よりやや大き
い内径寸法を有する金属スリーブ2を挿入した後、かし
め治具(図示せず)により金属スリーブ2をかしめて足
部1bに金属スリーブ2を固定し、さらに足部1bと金
属スリーブ2とを溶接することにより行っている。
球用フイラメントコイルとして、図6(A),(B)に
示すような構成を有するものが知られている。すなわ
ち、このフイラメントコイル1は、コイル部1aと、そ
の両端から延びて形成された両足部1bと、両足部1b
に接続された金属スリーブ2とからなる。金属スリーブ
2は、電球製造時にフイラメントコイル1の両足部1b
を保護してモリブデン等からなる導入線(図示せず)に
確実に溶接により接続するためのものである。足部1b
への金属スリーブ2の固着は、フイラメントコイル1の
足部1bの先端部に、この足部の外径寸法よりやや大き
い内径寸法を有する金属スリーブ2を挿入した後、かし
め治具(図示せず)により金属スリーブ2をかしめて足
部1bに金属スリーブ2を固定し、さらに足部1bと金
属スリーブ2とを溶接することにより行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
フイラメントコイルは、図7(A)に示すように、フイ
ラメントコイル1の足部1bが金属スリーブ2を介して
導入線3に接続される必要がある。この接続状態でのフ
イラメントコイル1を図8(A)に示す。
フイラメントコイルは、図7(A)に示すように、フイ
ラメントコイル1の足部1bが金属スリーブ2を介して
導入線3に接続される必要がある。この接続状態でのフ
イラメントコイル1を図8(A)に示す。
【0004】しかしながら、このような従来の方法で
は、足部1bの外周面の位置に対して金属スリーブ2の
つなぎ目2aの箇所が大きくばらつくために、このつな
ぎ目2aが図7(B)に示すような位置に来ることがあ
り、この場合、金属スリーブ2と導入線3とを溶接電極
4で溶接した時、フイラメントコイル1にひねりが生
じ、図8(B)に示すようにコイル部1aが変形し、こ
のようなフイラメントコイルを用いた白熱電球では所望
する配光特性が得られないという不具合があった。ま
た、溶接時、金属スリーブ2のつなぎ目2aが大きく開
いてしまうこともあり、この場合は、フイラメントコイ
ル1が導入線3に直接溶接されてしまい、点灯中等にフ
イラメントコイル1の足部1bが断線するという不具合
があった。
は、足部1bの外周面の位置に対して金属スリーブ2の
つなぎ目2aの箇所が大きくばらつくために、このつな
ぎ目2aが図7(B)に示すような位置に来ることがあ
り、この場合、金属スリーブ2と導入線3とを溶接電極
4で溶接した時、フイラメントコイル1にひねりが生
じ、図8(B)に示すようにコイル部1aが変形し、こ
のようなフイラメントコイルを用いた白熱電球では所望
する配光特性が得られないという不具合があった。ま
た、溶接時、金属スリーブ2のつなぎ目2aが大きく開
いてしまうこともあり、この場合は、フイラメントコイ
ル1が導入線3に直接溶接されてしまい、点灯中等にフ
イラメントコイル1の足部1bが断線するという不具合
があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、電球製造時、フイラメント
コイルに変形が生じず、したがって所望する配光特性が
得られ、またフイラメントコイルの足部と導入線との接
続不良に基づく同足部の断線を防止した管球用フイラメ
ントコイルならびにこれを用いた白熱電球および管球用
フイラメントコイルの製造方法を提供するものである。
するためになされたもので、電球製造時、フイラメント
コイルに変形が生じず、したがって所望する配光特性が
得られ、またフイラメントコイルの足部と導入線との接
続不良に基づく同足部の断線を防止した管球用フイラメ
ントコイルならびにこれを用いた白熱電球および管球用
フイラメントコイルの製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の管球用フイラメ
ントコイルは、コイル部と、このコイル部の両端から延
びて形成された両足部と、それぞれの足部に円筒状に巻
きつけられて接続され、かつ前記円筒状に巻き付けられ
る方向の両端部が絞り成形された円筒状部、およびこの
円筒状部の絞り成形部分に連設し、かつこの円筒状部よ
り外側へ突出した突出部の内面同士が突合された突合せ
部からなる金属箔とを備え、前記円筒状部の両端部の絞
り成形部はそれぞれが折り曲げられるように絞り形成さ
れ、かつ前記円筒状部がかしめ形成されているものであ
る。
ントコイルは、コイル部と、このコイル部の両端から延
びて形成された両足部と、それぞれの足部に円筒状に巻
きつけられて接続され、かつ前記円筒状に巻き付けられ
る方向の両端部が絞り成形された円筒状部、およびこの
円筒状部の絞り成形部分に連設し、かつこの円筒状部よ
り外側へ突出した突出部の内面同士が突合された突合せ
部からなる金属箔とを備え、前記円筒状部の両端部の絞
り成形部はそれぞれが折り曲げられるように絞り形成さ
れ、かつ前記円筒状部がかしめ形成されているものであ
る。
【0007】かかる構成により、フイラメントコイルの
足部の外周面の位置に対して、金属箔の突合せ部の位置
のばらつきを小さくすることができ、電球製造時、導入
線と金属箔とを接続する際に、フイラメントコイルのコ
イル部にひねりが加わるのを防止することができる。
足部の外周面の位置に対して、金属箔の突合せ部の位置
のばらつきを小さくすることができ、電球製造時、導入
線と金属箔とを接続する際に、フイラメントコイルのコ
イル部にひねりが加わるのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
て図面を用いて説明する。
【0009】図1(A)は本発明の実施の形態である管
球用フイラメントコイルの斜視図、同(B)は同要部拡
大斜視図である。
球用フイラメントコイルの斜視図、同(B)は同要部拡
大斜視図である。
【0010】図1(A),(B)に示すように、本発明
実施例の自動車ヘツドライト用フイラメントコイル5
は、タングステンからなるコイル部5aと、このコイル
部の両端から延びて形成されたタングステンからなる両
足部5bと、それぞれの足部に円筒状に巻きつけられて
接続され、かつ円筒状に巻き付けられる方向の両端部が
絞り成形された円筒状部6a、およびこの円筒状部6a
の絞り成形部分に連設し、かつこの円筒状部より外側へ
突出した突出部の内面同士が突合された突合せ部6bか
らなるモリブデン製の金属箔6とを備え、円筒状部6a
の両端部の絞り成形部はそれぞれが折り曲げられるよう
に絞り形成され、かつ円筒状部6aがかしめ形成されて
いるものである。
実施例の自動車ヘツドライト用フイラメントコイル5
は、タングステンからなるコイル部5aと、このコイル
部の両端から延びて形成されたタングステンからなる両
足部5bと、それぞれの足部に円筒状に巻きつけられて
接続され、かつ円筒状に巻き付けられる方向の両端部が
絞り成形された円筒状部6a、およびこの円筒状部6a
の絞り成形部分に連設し、かつこの円筒状部より外側へ
突出した突出部の内面同士が突合された突合せ部6bか
らなるモリブデン製の金属箔6とを備え、円筒状部6a
の両端部の絞り成形部はそれぞれが折り曲げられるよう
に絞り形成され、かつ円筒状部6aがかしめ形成されて
いるものである。
【0011】図2は同フイラメントコイルを用いた自動
車ヘッドライト用ハロゲン電球の正面図である。
車ヘッドライト用ハロゲン電球の正面図である。
【0012】図2において、石英製のガラスバルブ7内
には、その中心軸に平行に2つのフイラメントコイル
5,8が設けられている。フイラメントコイル5の両端
部は導入線9,12に接続されている。フイラメントコ
イル8には対向車側に光が当たらないようにするため
に、導入線9に接続されたモリブデン製の反射鏡10が
取り付けられている。また、フイラメントコイル8の一
端部は導入線11に接続され、同他端部は反射鏡10に
接続されている。導入線9,11,12はモリブデンか
らなり、ステムガラス13で一体化されている。ガラス
バルブ7の頂部外面には遮光膜14が形成されており、
またガラスバルブ7の一端部には口金15が固着されて
いる。
には、その中心軸に平行に2つのフイラメントコイル
5,8が設けられている。フイラメントコイル5の両端
部は導入線9,12に接続されている。フイラメントコ
イル8には対向車側に光が当たらないようにするため
に、導入線9に接続されたモリブデン製の反射鏡10が
取り付けられている。また、フイラメントコイル8の一
端部は導入線11に接続され、同他端部は反射鏡10に
接続されている。導入線9,11,12はモリブデンか
らなり、ステムガラス13で一体化されている。ガラス
バルブ7の頂部外面には遮光膜14が形成されており、
またガラスバルブ7の一端部には口金15が固着されて
いる。
【0013】次に、かかる自動車ヘッドライト用フイラ
メントコイルの製造方法について、図3〜図5を用いて
説明する。
メントコイルの製造方法について、図3〜図5を用いて
説明する。
【0014】図3および図4はかかる自動車ヘッドライ
ト用フイラメントコイルの製造方法を実施するための装
置の一例を示す要部斜視図および同要部拡大正面図であ
る。
ト用フイラメントコイルの製造方法を実施するための装
置の一例を示す要部斜視図および同要部拡大正面図であ
る。
【0015】図3において、この装置は、金属箔6の固
定用治具16、先端部に斜面を有する金属箔用折曲げ治
具17および金属箔用折曲げ成形治具18からなり、折
曲げ成形治具18は断面が半円形で回転可能になってい
る。上下一対のかしめ治具19,20は図4に示すよう
に、それぞれ下面および上面にV字形の溝19a,20
aが形成されている。上側かしめ治具19の溝19a内
には、1つまたは2つの突起19bが設けられている。
上側かしめ治具19は、フイラメントコイル5の足部5
bに金属箔6を絞り成形して接続するためのものであ
り、上下可動になっている。下側かしめ治具20は基台
(図示せず)上に固定されており、金属箔6の先端部の
折曲部分6cとフイラメントコイル5の足部5bとを成
形する位置にある。フイラメントコイル5は、ターンテ
ーブル21に固定された治具22のV字形溝に挿入さ
れ、その側面から押え治具23により押圧固定されてい
る。
定用治具16、先端部に斜面を有する金属箔用折曲げ治
具17および金属箔用折曲げ成形治具18からなり、折
曲げ成形治具18は断面が半円形で回転可能になってい
る。上下一対のかしめ治具19,20は図4に示すよう
に、それぞれ下面および上面にV字形の溝19a,20
aが形成されている。上側かしめ治具19の溝19a内
には、1つまたは2つの突起19bが設けられている。
上側かしめ治具19は、フイラメントコイル5の足部5
bに金属箔6を絞り成形して接続するためのものであ
り、上下可動になっている。下側かしめ治具20は基台
(図示せず)上に固定されており、金属箔6の先端部の
折曲部分6cとフイラメントコイル5の足部5bとを成
形する位置にある。フイラメントコイル5は、ターンテ
ーブル21に固定された治具22のV字形溝に挿入さ
れ、その側面から押え治具23により押圧固定されてい
る。
【0016】いま、プーリー25を介して前進移動した
金属箔6の先端部は、図5(A)〜(C)に示すよう
に、折曲げ治具17,18によりV字形に折曲げられて
折曲部分6cが形成され、その後さらに前進移動して下
側かしめ治具20の上に位置決めされる。そして、ター
ンテーブル21が回転し、治具22の溝に固定されたフ
イラメントコイル5の一方の足部5bが金属箔6の先端
部に形成された折曲部分6cの間に挿入されて位置規制
される。しかる後、上側かしめ治具19とカッターナイ
フ24が下側かしめ治具20に押し当てられると同時に
金属箔6を切断する(図4参照)。金属箔6はかしめ治
具19,20のV字形溝19a,20aにより、チュー
ブ形状に絞り成形されて円筒状部が形成される。カッタ
ーナイフ24はばね(図示せず)で附勢されており、金
属箔6の先端部を成形する場合、上側かしめ治具19が
先に金属箔6に当たり、円筒状部形成後カッターナイフ
24より金属箔6が切断されて、円筒状部の絞り成形部
分に連設し、かつこの円筒状部より外側へ突出した突出
部の内面同士が突合された突合せ部が形成される。
金属箔6の先端部は、図5(A)〜(C)に示すよう
に、折曲げ治具17,18によりV字形に折曲げられて
折曲部分6cが形成され、その後さらに前進移動して下
側かしめ治具20の上に位置決めされる。そして、ター
ンテーブル21が回転し、治具22の溝に固定されたフ
イラメントコイル5の一方の足部5bが金属箔6の先端
部に形成された折曲部分6cの間に挿入されて位置規制
される。しかる後、上側かしめ治具19とカッターナイ
フ24が下側かしめ治具20に押し当てられると同時に
金属箔6を切断する(図4参照)。金属箔6はかしめ治
具19,20のV字形溝19a,20aにより、チュー
ブ形状に絞り成形されて円筒状部が形成される。カッタ
ーナイフ24はばね(図示せず)で附勢されており、金
属箔6の先端部を成形する場合、上側かしめ治具19が
先に金属箔6に当たり、円筒状部形成後カッターナイフ
24より金属箔6が切断されて、円筒状部の絞り成形部
分に連設し、かつこの円筒状部より外側へ突出した突出
部の内面同士が突合された突合せ部が形成される。
【0017】なお、フイラメントコイル5の他方の足部
5bには、下側かしめ治具20の位置に来る前に、別の
上下一対のかしめ治具(図示せず)にてフイラメントコ
イル5の一方の足部5bと同様にして金属箔6のスリー
ブが固着されている。すなわち、フイラメントコイル5
は別の上下一対のかしめ治具にて他方の足部5bに金属
箔6のスリーブが固着された後、図示されていない反転
機構により、反転されてから下側かしめ治具20の位置
に来ることになる。かくして、両足部5bに金属箔6の
スリーブが固着された図1に示すようなフイラメントコ
イル5が得られることとなる。
5bには、下側かしめ治具20の位置に来る前に、別の
上下一対のかしめ治具(図示せず)にてフイラメントコ
イル5の一方の足部5bと同様にして金属箔6のスリー
ブが固着されている。すなわち、フイラメントコイル5
は別の上下一対のかしめ治具にて他方の足部5bに金属
箔6のスリーブが固着された後、図示されていない反転
機構により、反転されてから下側かしめ治具20の位置
に来ることになる。かくして、両足部5bに金属箔6の
スリーブが固着された図1に示すようなフイラメントコ
イル5が得られることとなる。
【0018】金属箔6は図示されていない機構により折
曲げ治具17の位置まで後退移動し、上記と同様に再度
折曲げられ、以降上記と同様の工程が繰り返される。
曲げ治具17の位置まで後退移動し、上記と同様に再度
折曲げられ、以降上記と同様の工程が繰り返される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フイラメントコイルの足部に巻きつけられた金属箔は、
従来に比して、足部の外周面から金属箔のつなぎ目、す
なわちフイラメントコイルのコイル部に対する金属箔の
突合せ部の位置が常に一定し安定化する。したがって、
電球製造時におけるフイラメントコイルの足部への金属
箔の接続が安定し、コイル部が変形しにくくなるため
に、本発明のフイラメントコイルを有する白熱電球は、
所望する配光特性が得られるとともに、点灯中等にフイ
ラメントコイルの足部が断線するようなおそれもない。
フイラメントコイルの足部に巻きつけられた金属箔は、
従来に比して、足部の外周面から金属箔のつなぎ目、す
なわちフイラメントコイルのコイル部に対する金属箔の
突合せ部の位置が常に一定し安定化する。したがって、
電球製造時におけるフイラメントコイルの足部への金属
箔の接続が安定し、コイル部が変形しにくくなるため
に、本発明のフイラメントコイルを有する白熱電球は、
所望する配光特性が得られるとともに、点灯中等にフイ
ラメントコイルの足部が断線するようなおそれもない。
【図1】(A)本発明の実施の形態である管球用フイラ
メントコイルの斜視図 (B)同じく要部拡大斜視図
メントコイルの斜視図 (B)同じく要部拡大斜視図
【図2】本発明の管球用フイラメントコイルを用いた白
熱電球の正面図
熱電球の正面図
【図3】本発明の管球用フイラメントコイルの製造方法
を実施するための装置の一例を示す要部斜視図
を実施するための装置の一例を示す要部斜視図
【図4】同じく要部拡大正面図
【図5】(A)本発明の管球用フイラメントコイルの製
造方法において金属箔の先端部に折曲部分を形成する工
程図 (B)同じく工程図 (C)同じく工程図
造方法において金属箔の先端部に折曲部分を形成する工
程図 (B)同じく工程図 (C)同じく工程図
【図6】(A)従来の管球用フイラメントコイルの斜視
図 (B)同じく部分拡大斜視図
図 (B)同じく部分拡大斜視図
【図7】(A)従来の管球用フイラメントコイルと導入
線との正常な接続状態を示す図 (B)従来の管球用フイラメントコイルと導入線との異
常な接続状態を示す図
線との正常な接続状態を示す図 (B)従来の管球用フイラメントコイルと導入線との異
常な接続状態を示す図
【図8】(A)図7(A)の場合の管球用フイラメント
コイルのコイル部の状態を示す拡大正面図 (B)図7(B)の場合の管球用フイラメントコイルの
コイル部の状態を示す拡大正面図
コイルのコイル部の状態を示す拡大正面図 (B)図7(B)の場合の管球用フイラメントコイルの
コイル部の状態を示す拡大正面図
5,8 フイラメントコイル
5a フイラメントコイルのコイル部
5b フイラメントコイルの両足部
6 金属箔
6a 金属箔の円筒状部
6b 金属箔の突合せ部
6c 金属箔の折曲部分
9,11,12 導入線
16 固定用治具
17 折曲げ治具
18 折曲げ成形治具
19,20 かしめ治具
19a かしめ治具19のV字形溝
20a かしめ治具20のV字形溝
24 カッターナイフ
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−151326(JP,A)
特開 平4−308651(JP,A)
特開 平8−255595(JP,A)
実開 昭60−3649(JP,U)
実開 昭60−35461(JP,U)
実公 昭35−5572(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01K 1/16
H01K 3/02
Claims (2)
- 【請求項1】 コイル部と、このコイル部の両端から延
びて形成された両足部と、それぞれの足部に円筒状に巻
きつけられて接続され、かつ前記円筒状に巻き付けられ
る方向の両端部が絞り成形された円筒状部、およびこの
円筒状部の絞り成形部分に連設し、かつこの円筒状部よ
り外側へ突出した突出部の内面同士が突合された突合せ
部からなる金属箔とを備え、前記円筒状部の両端部の絞
り成形部はそれぞれが折り曲げられるように絞り形成さ
れ、かつ前記円筒状部がかしめ形成されていることを特
徴とする管球用フイラメントコイル。 - 【請求項2】 バルブ内に設けた導入線に、請求項1記
載の管球用フイラメントコイルの両足部を、金属箔の少
なくとも円筒状部を介して接続したことを特徴とする白
熱電球。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001268486A JP3473597B2 (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | 管球用フイラメントコイルおよびこれを用いた白熱電球 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001268486A JP3473597B2 (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | 管球用フイラメントコイルおよびこれを用いた白熱電球 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07543995A Division JP3303591B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 管球用フイラメントコイルならびにこれを用いた白熱電球および管球用フイラメントコイルの製造方法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003097902A Division JP3654291B2 (ja) | 2003-04-01 | 2003-04-01 | 管球用フイラメントコイルの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002134065A JP2002134065A (ja) | 2002-05-10 |
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Country | Link |
---|---|
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---|---|---|---|---|
DE102006060025A1 (de) * | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Schweißhilfe für eine Glühwendel |
-
2001
- 2001-09-05 JP JP2001268486A patent/JP3473597B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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