JP3472475B2 - 解凍装置 - Google Patents

解凍装置

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JP3472475B2
JP3472475B2 JP09961198A JP9961198A JP3472475B2 JP 3472475 B2 JP3472475 B2 JP 3472475B2 JP 09961198 A JP09961198 A JP 09961198A JP 9961198 A JP9961198 A JP 9961198A JP 3472475 B2 JP3472475 B2 JP 3472475B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気の潜熱を利用
して解凍を行う解凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の解凍装置としては、建造物である
解凍庫の外部に蒸気生成機と冷却機とを配設し、解凍庫
の内部に形成した解凍室と前記蒸気生成機と冷却機とを
それぞれ連結管で連結し、蒸気生成機により生成した蒸
気を冷却機で冷却することにより、蒸気の温度と湿度と
を調節可能とし、同蒸気の潜熱で解凍室の内部に載置し
た被解凍物を解凍する構成のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
解凍装置にあっては、解凍室を形成する解凍庫が建造物
であるため、装置全体が大掛かりなものとなり、装置の
持ち運びは当然に不可能であるとともに、高価なもので
あった。
【0004】しかも、解凍庫の外部に蒸気生成機と冷却
機とを配設し、解凍庫の内部に形成した解凍室と前記蒸
気生成機と冷却機とを解凍庫の外部で連結していたた
め、熱損失が大きく、不経済なものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、蒸
気生成機構により生成した蒸気を冷却機構で冷却するこ
とにより、蒸気の温度を調節可能とし、同蒸気の潜熱で
解凍室の内部に載置した被解凍物を解凍する解凍装置に
おいて、本体ケーシングに蒸気生成機構と冷却機構と解
凍室とをそれぞれ設け、同解凍室に解凍蒸気流入口と解
凍蒸気流出口とをそれぞれ形成するとともに、同解凍蒸
気流出口と解凍蒸気流入口とを蒸気循環流路を介して連
通連結し、同蒸気循環流路の中途部に蒸気生成機構の蒸
気放出体と冷却機構の冷却体とをそれぞれ配設し、前記
蒸気生成機構は、蒸気生成機に蒸気放出体を連通連結し
て構成する一方、冷却機構は、冷却機に冷却体を連結し
て構成し、しかも、解凍室の下方位置に蒸気生成機構の
蒸気生成機を配設し、解凍室の上方位置に冷却機構の冷
却機を配設することにした。したことを特徴とする解凍
装置。
【0006】また、前記蒸気生成機構は、蒸気生成機に
蒸気放出体を蒸気供給管を介して連通連結して構成し、
同蒸気供給管は、蒸気循環流路の内部に配設することに
した。
【0007】また、前記蒸気供給管は、蒸気循環流路の
うちの蒸気流入側循環流路の内部に配設することにし
た。
【0008】また、前記解凍蒸気流入口は、解凍室の上
部から下部へ向けて開口面積が順に大きくなるように形
成し、一方、前記解凍蒸気流出口は、解凍室の上部から
下部へ向けて開口面積が順に小さくなるように形成する
ことにした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る解凍装置は、蒸気生
成機構により生成した蒸気を冷却機構で冷却することに
より、蒸気の温度を調節可能とし、同蒸気の潜熱で解凍
室の内部に載置した被解凍物を解凍するものである。
【0010】しかも、本体ケーシングに蒸気生成機構と
冷却機構と解凍室とをそれぞれ設け、同解凍室に解凍蒸
気流入口と解凍蒸気流出口とをそれぞれ形成するととも
に、同解凍蒸気流出口と解凍蒸気流入口とを蒸気循環流
路を介して連通連結し、同蒸気循環流路の中途部に蒸気
生成機構の蒸気放出体と冷却機構の冷却体とをそれぞれ
配設したものである。
【0011】従って、解凍装置を一体的に形成すること
ができて、解凍装置を容易に運搬・移動することがで
き、これにより、解凍装置の設置や設置場所の変更等が
容易にできるものである。
【0012】また、蒸気生成機に蒸気放出体を連通連結
して蒸気生成機構を構成する一方、冷却機に冷却体を連
結して冷却機構を構成し、しかも、蒸気生成機構の蒸気
生成機と冷却機構の冷却機との間に解凍室を介在させる
ことにより、高温となる蒸気生成機と低温となる冷却機
との干渉を可及的に防止でき、熱損失を低減することが
できるものである。
【0013】特に、解凍室の下方位置に蒸気生成機構の
蒸気生成機を配設し、解凍室の上方位置に冷却機構の冷
却機を配設することにより、上記同様、蒸気生成機と冷
却機との干渉を防止できるとともに、蒸気生成機の周辺
の高温空気が解凍室へ向けて上昇する一方、冷却機の周
辺の低温空気も解凍室へ向けて下降して、解凍室を加熱
・冷却することとなり、それにより、蒸気生成機や冷却
機によって発生させるべき熱量を削減することができ、
解凍装置全体の熱効率を向上させることができるもので
ある。
【0014】また、蒸気生成機に蒸気放出体を蒸気供給
管を介して連通連結して蒸気生成機構を構成し、蒸気循
環流路の内部に蒸気供給管を配設することにより、蒸気
循環流路を流れる蒸気の熱により蒸気供給管が加熱さ
れ、それにより、蒸気供給管を流れる蒸気が蒸気供給管
によって冷却されてしまうのを防止でき、従って、解凍
装置の熱効率を向上させることができるものである。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0016】図1は、本発明に係る解凍装置1を示した
図であり、解凍装置1は、略矩形箱型の本体ケーシング
2に蒸気生成機構3と冷却機構4と解凍室5とをそれぞ
れ設けて、一体的に形成したものである。図中、42は操
作パネル、43は本体ケーシング2の下部に取付けた転輪
であり、解凍装置1を容易に移動できるようにしてい
る。
【0017】そして、蒸気生成機構3により生成した蒸
気を、冷却機構4で冷却して、適当な温度・湿度の蒸気
とし、同蒸気の潜熱で解凍室5の内部に載置した被解凍
物を解凍するものである。
【0018】蒸気生成機構3は、図4に示すように、ボ
イラー等の蒸気生成機6にドレインセパレータ7を連通
管8を介して連通連結し、同ドレインセパレータ7に蒸
気放出体9としての二重管グリッドを蒸気供給管10を介
して連通連結しており、連通管8は、中途で分岐すると
ともに、ドレインセパレータ7に連通連結した排水管11
の中途部にスチームトラップ12を介して連通連結してい
る。図中、13はストレーナー、14は減圧弁、15は圧力
計、16は電磁弁、17は二方弁、18は逆止弁である。
【0019】そして、蒸気生成機構3は、連通管8の中
途部とドレインセパレータ7とで二度にわたって蒸気に
含まれる水分を除去して、ドライな蒸気のみを蒸気放出
体9から放出するようにしている。
【0020】冷却機構4は、図5に示すように、冷却機
19に冷却体20としてのユニットクーラーを冷却気体循環
管21を介して連通連結している。図中、22は電磁弁、23
は膨張弁、24はアキュームレータ、24' は吸入圧力調整
弁である。
【0021】そして、冷却機構4は、冷却機19で冷却し
た冷媒を冷却体20へ供給して、冷却体20の周囲温度を降
下させるようにしている。
【0022】解凍室5は、図1に示すように、前方に開
口を有する略矩形箱型状の解凍室本体25と、開口に開閉
自在に覆設した蓋体26とから構成し、本体ケーシング2
の略中央位置に配置されている。図中、27は把手、28は
蝶番、29はトレイ受けであり、左右一対のトレイ受け2
9,29 でトレイを引出し自在に支持し、同トレイの上部
に被解凍物を載置できるようにしている。
【0023】また、解凍室5は、図2に示すように、左
側壁30に解凍蒸気流入口31を形成する一方、図3に示す
ように、右側壁32に解凍蒸気流出口33を形成し、同解凍
蒸気流出口33と解凍蒸気流入口31とを蒸気循環流路34を
介して連通連結している。
【0024】解凍蒸気流入口31は、図2に示すように、
解凍室5の左側壁30の上部から下部へ向けて隣接する解
凍蒸気流入口31,31 の間隔を狭めて、左側壁30の単位面
積当たりの開口面積が順に大きくなるように形成してい
る。
【0025】一方、解凍蒸気流出口33は、図3に示すよ
うに、解凍室5の右側壁32の上部から下部へ向けて隣接
する解凍蒸気流出口33,33 の間隔を広げて、右側壁32の
単位面積当たりの開口面積が順に小さくなるように形成
している。
【0026】そして、解凍室5の左側壁30の上部よりも
下部から大量の蒸気を流入させる一方、解凍室5の右側
壁32の下部よりも上部から大量の蒸気を流出させて、解
凍室5の左下部から右上部へ向かう傾斜状の蒸気流を生
じさせ、被解凍物の側部だけでなく、被解凍物の下部に
も蒸気が接触するようにしており、これにより、解凍効
率を向上させることができる。
【0027】蒸気循環流路34は、解凍室本体25の天井壁
35と本体ケーシング2の天井壁36との間から、解凍室本
体25の左側壁30と本体ケーシング2の左側壁37との間に
連通する蒸気流入側循環流路34a と、解凍室本体25の右
側壁32と本体ケーシング2の右側壁38との間から、解凍
室本体25の天井壁35と本体ケーシング2の天井壁36との
間に連通する蒸気流出側循環流路34b とから構成してい
る。
【0028】また、蒸気循環流路34は、中途部に蒸気生
成機構3の蒸気放出体9と冷却機構4の冷却体20とをそ
れぞれ配設している。
【0029】すなわち、解凍室5の直下方位置に蒸気生
成機6を配設し、解凍室5の天井壁35の左側上部に蒸気
放出体9を取付け、同蒸気放出体9と蒸気生成機6とを
連通連結する蒸気供給管10を蒸気流入側循環流路34a の
内部に配設し、一方、解凍室5の直下方位置に冷却機19
を配設し、解凍室5の天井壁35の右側上部に冷却体20を
取付けており、同冷却体20と蒸気放出体9との間には、
蒸気循環用のファン39を配設している。図中、40はモー
タ、41は取付け台である。
【0030】そして、蒸気放出体9から放出された蒸気
をファン39で強制的に循環させることにより、蒸気は、
蒸気流入側循環流路34a を通って解凍蒸気流入口31から
解凍室5の内部に流入し、解凍室5の内部に載置された
被解凍物に接触し、蒸気の潜熱により被解凍物を解凍
し、その後、解凍蒸気流出口33から解凍室5の外部へ流
出し、蒸気流出側循環流路34b を通って、再びファン39
で強制的に循環される。
【0031】その際に、蒸気は、冷却体20で適温になる
ように冷却される。
【0032】具体的には、解凍室5の内部温度を3℃〜
5℃とし、蒸気循環流路34に連通連結した蒸気加湿器
(図示省略)によって、循環する蒸気の湿度を約 100%
となるようにしており、蒸気1Kg当たりに600Kcal の凝
縮潜熱で冷凍食パンを短時間で解凍するようにしてい
る。
【0033】以上のように、本体ケーシング2に蒸気生
成機構3と冷却機構4と解凍室5とをそれぞれ設け、同
解凍室5に解凍蒸気流入口31と解凍蒸気流出口33とをそ
れぞれ形成するとともに、同解凍蒸気流出口33と解凍蒸
気流入口31とを蒸気循環流路34を介して連通連結し、同
蒸気循環流路34の中途部に蒸気生成機構3の蒸気放出体
9と冷却機構4の冷却体20とをそれぞれ配設しているた
め、解凍装置1を一体的に形成することができて、解凍
装置1をコンパクト化することができるとともに、解凍
装置1を容易に運搬・移動することができ、これによ
り、解凍装置1の設置や設置場所の変更等が容易にでき
る。
【0034】また、蒸気生成機構3の蒸気生成機6と冷
却機構4の冷却機19との間に解凍室5を介在させている
ため、高温となる蒸気生成機6と低温となる冷却機19と
の干渉を可及的に防止でき、熱損失を低減することがで
きる。
【0035】特に、解凍室5の下方位置に蒸気生成機構
3の蒸気生成機6を配設し、解凍室5の上方位置に冷却
機構4の冷却機19を配設しているため、蒸気生成機6の
周辺の高温空気が解凍室5へ向けて上昇する一方、冷却
機19の周辺の低温空気も解凍室5へ向けて下降して、解
凍室5を加熱・冷却することとなり、それにより、蒸気
生成機6や冷却機19によって発生させるべき熱量を削減
することができ、解凍装置1の装置全体の熱効率を向上
させることができる。
【0036】また、蒸気循環流路34の内部に蒸気供給管
10を配設しているため、蒸気循環流路34を流れる蒸気の
熱により蒸気供給管10が加熱され、それにより、蒸気供
給管10を流れる蒸気が蒸気供給管10によって冷却されて
しまうのを防止でき、従って、解凍装置1の熱効率を向
上させることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0038】(1)請求項1記載の本発明では、蒸気生成
機構の蒸気生成機と冷却機構の冷却機との間に解凍室を
介在させているため、高温となる蒸気生成機と低温とな
る冷却機との干渉を可及的に防止でき、熱損失を低減す
ることができる。しかも、解凍室の下方位置に蒸気生成
機構の蒸気生成機を配設し、解凍室の上方位置に冷却機
構の冷却機を配設しているため、蒸気生成機の周辺の高
温空気が解凍室へ向けて上昇する一方、冷却機の周辺の
低温空気も解凍室へ向けて下降して、解凍室を加熱・冷
却することとなり、それにより、蒸気生成機や冷却機に
よって発生させるべき熱量を削減することができ、解凍
装置全体の熱効率を向上させることができる。 (2)請求項2記載の本発明では、蒸気生成機に蒸気放出
体を蒸気供給管を介して連通連結して蒸気生成機構を構
成し、蒸気循環流路の内部に蒸気供給管を配設している
ため、蒸気循環流路を流れる蒸気の熱により蒸気供給管
が加熱され、それにより、蒸気供給管を流れる蒸気が蒸
気供給管によって冷却されてしまうのを防止でき、従っ
て、解凍装置の熱効率を向上させることができる。 (3)請求項3記載の本発明では、蒸気循環流路のうちの
蒸気流入側循環流路の内部に配設しているため、これに
よっても、蒸気循環流路を流れる蒸気の熱により蒸気供
給管が加熱され、それにより、蒸気供給管を流れる蒸気
が蒸気供給管によって冷却されてしまうのを防止でき、
従って、解凍装置の熱効率を向上させることができる。 (4)請求項4記載の本発明では、前記解凍蒸気流入口を
解凍室の上部から下部へ向けて開口面積が順に大きくな
るように形成する一方、解凍蒸気流出口を解凍室の上部
から下部へ向けて開口面積が順に小さくなるように形成
しているため、解凍室の上部よりも下部から大量の蒸気
を流入させる一方、解凍室の下部よりも上部から大量の
蒸気を流出させて、解凍室の左下部から右上部へ向かう
傾斜状の蒸気流を生じさせ、被解凍物の側部だけでな
く、被解凍物の下部にも蒸気が接触するようにしてお
り、これにより、解凍効率を向上させることができる。
【0039】(2) 請求項2記載の本発明では、蒸気生成
機に蒸気放出体を連通連結して蒸気生成機構を構成する
一方、冷却機に冷却体を連結して冷却機構を構成し、し
かも、蒸気生成機構の蒸気生成機と冷却機構の冷却機と
の間に解凍室を介在させているため、高温となる蒸気生
成機と低温となる冷却機との干渉を可及的に防止でき、
熱損失を低減することができる。
【0040】(3) 請求項3記載の本発明では、蒸気生成
機に蒸気放出体を連通連結して蒸気生成機構を構成する
一方、冷却機に冷却体を連結して冷却機構を構成し、し
かも、解凍室の下方位置に蒸気生成機構の蒸気生成機を
配設し、解凍室の上方位置に冷却機構の冷却機を配設し
ているため、上記同様、蒸気生成機と冷却機との干渉を
防止できるとともに、蒸気生成機の周辺の高温空気が解
凍室へ向けて上昇する一方、冷却機の周辺の低温空気も
解凍室へ向けて下降して、解凍室を加熱・冷却すること
となり、それにより、蒸気生成機や冷却機によって発生
させるべき熱量を削減することができ、解凍装置全体の
熱効率を向上させることができる。
【0041】(4) 請求項4記載の本発明では、蒸気生成
機に蒸気放出体を蒸気供給管を介して連通連結して蒸気
生成機構を構成し、蒸気循環流路の内部に蒸気供給管を
配設しているため、蒸気循環流路を流れる蒸気の熱によ
り蒸気供給管が加熱され、それにより、蒸気供給管を流
れる蒸気が蒸気供給管によって冷却されてしまうのを防
止でき、従って、解凍装置の熱効率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る解凍装置を示す正面図。
【図2】解凍室の左側壁を示す側面図。
【図3】解凍室の右側壁を示す側面図。
【図4】蒸気生成機構を示す説明図。
【図5】冷却機構を示す説明図。
【符号の説明】
1 解凍装置 2 本体ケーシング 3 蒸気生成機構 4 冷却機構 5 解凍室 6 蒸気生成機 9 蒸気放出体 10 蒸気供給管 19 冷却機 20 冷却体 31 解凍蒸気流入口 33 解凍蒸気流出口 34 蒸気循環流路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気生成機構(3)により生成した蒸気を
    冷却機構(4)で冷却することにより、蒸気の温度を調節
    可能とし、同蒸気の潜熱で解凍室(5)の内部に載置した
    被解凍物を解凍する解凍装置において、本体ケーシング
    (2)に蒸気生成機構(3)と冷却機構(4)と解凍室(5)とをそ
    れぞれ設け、同解凍室(5)に解凍蒸気流入口(31)と解凍
    蒸気流出口(33)とをそれぞれ形成するとともに、同解凍
    蒸気流出口(33)と解凍蒸気流入口(31)とを蒸気循環流路
    (34)を介して連通連結し、同蒸気循環流路(34)の中途部
    に蒸気生成機構(3)の蒸気放出体(9)と冷却機構(4)の冷
    却体(20)とをそれぞれ配設し 前記蒸気生成機構(3)は、蒸気生成機(6)に蒸気放出体
    (9)を連通連結して構成する一方、冷却機構(4)は、冷却
    機(19)に冷却体(20)を連結して構成し、 しかも、解凍室(5)の下方位置に蒸気生成機構(3)の蒸気
    生成機(6)を配設し、解凍室(5)の上方位置に冷却機構
    (4)の冷却機(19)を配設した ことを特徴とする解凍装
    置。
  2. 【請求項2】 前記蒸気生成機構(3)は、蒸気生成機(6)
    に蒸気放出体(9)を蒸気供給管(10)を介して連通連結し
    て構成し、同蒸気供給管(10)は、蒸気循環流路(34)の内
    部に配設したことを特徴とする請求項1に記載の解凍装
    置。
  3. 【請求項3】 前記蒸気供給管(10)は、蒸気循環流路(3
    4)のうちの蒸気流入側循環流路(34a)の内部に配設した
    ことを特徴とする請求項2に記載の解凍装置。
  4. 【請求項4】 前記解凍蒸気流入口(31)は、解凍室(5)
    の上部から下部へ向けて開口面積が順に大きくなるよう
    に形成し、一方、前記解凍蒸気流出口(33)は、解凍室
    (5)の上部から下部へ向けて開口面積が順に小さくなる
    ように形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の解凍装置。
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JP4535341B2 (ja) * 2007-03-22 2010-09-01 株式会社菱豊フリーズシステムズ 解凍装置
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