JP3471680B2 - 包あん機 - Google Patents

包あん機

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JP3471680B2
JP3471680B2 JP31008699A JP31008699A JP3471680B2 JP 3471680 B2 JP3471680 B2 JP 3471680B2 JP 31008699 A JP31008699 A JP 31008699A JP 31008699 A JP31008699 A JP 31008699A JP 3471680 B2 JP3471680 B2 JP 3471680B2
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康憲 田代
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば饅頭のあん
のごとき食品材としての内包材を供給するための内包材
用ホッパーと、例えば饅頭生地のごとき食品材としての
外皮材を供給するための外皮材用ホッパーと、上記内包
材用ホッパーから連続的に供給される内包材の外側に、
外皮材用ホッパーから供給される外皮材を重合して連続
した二重構造の棒状の食品材料を吐出する重合ノズルを
備え、この重合ノズルの下方に上記食品材料を包被切断
するための包被切断装置を備えると共に、包被切断され
た包被製品を次工程へ搬送する搬送コンベアを備えた形
式の包あん機に係り、さらに詳細には、内包材、外皮材
の食品材を変更して別の包被製品の生産を迅速に行うこ
とのできる包あん機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、包あん機は、食品材とし
ての内包材を供給するための内包材用ホッパーと、外皮
材を供給するための外皮材用ホッパーと、上記内包材用
ホッパーから供給される内包材の外側に、前記外皮材用
ホッパーから供給される外皮材を重合する重合ノズルを
備え、この重合ノズルの下方に、重合ノズルから連続的
に吐出される棒状の重合食品材を包被切断するための包
被切断装置を備えた構成が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のごとき従来の構
成においては、食品材としての内包材、外皮材を変更し
て別異の包被製品を生産しようとする場合、内包材用ホ
ッパー、外皮材用ホッパー及び重合ノズルを工具を用い
て包あん機の架台から取り外し、清掃して再び架台に装
着している。したがって、食品材を変更する場合には手
間が掛かり、多品種少量生産において能率向上を図る上
において問題がある。
【0004】また、従来の構成においては、内包材用ホ
ッパーと外皮材用ホッパーの構成が対称形であるなど、
異なるのが一般的であるから、製造コストが高くなると
いう問題があると共に、清掃後に架台に装着するとき、
内包材用ホッパーと外皮材用ホッパーとを取り違えると
装着することができないという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明
は、内包材を供給するための内包材用ホッパーと、外皮
材を供給するための外皮材用ホッパーと、上記内包材用
ホッパーから供給された内包材の外側に、前記外皮材用
ホッパーから供給された外皮材を重合する重合ノズルと
を備えてなる包あん機において、前記内包材用ホッパー
及び外皮材用ホッパーの下部にそれぞれ食品材を前記重
合ノズルへ送給するためのポンプ装置を設け、上記ポン
プ装置を含めた内包材用ホッパーユニット及び外皮材用
ホッパーユニット並びに前記重合ノズルを、包あん機に
おける架台から着脱自在に構成してなり、各ポンプの吐
出口と重合ノズルの入口とを、着脱自在の接続管によっ
て接続して設け、かつ各ポンプから重合ノズルへ送給さ
れる食品材によって前記接続管を、重合ノズル側へ押圧
する構成としてなるものである
【0006】請求項2に係る発明は請求項1に記載の発
明において、各ポンプの吐出口と重合ノズルの入口との
接続部は、同一軸芯から位置ずれした位置に配置してあ
るものである
【0007】請求項3に係る発明は、内包材を供給する
ための内包材用ホッパーと、外皮材を供給するための外
皮材用ホッパーと、上記内包材用ホッパーから供給され
た内包材の外側に、前記外皮材用ホッパーから供給され
た外皮材を重合する重合ノズルとを備えてなる包あん機
において、前記内包材用ホッパー及び外皮材用ホッパー
の下部にそれぞれ食品材を前記重合ノズルへ送給するた
めのポンプ装置を設け、上記ポンプ装置を含めた内包材
用ホッパーユニット及び外皮材用ホッパーユニット並び
に前記重合ノズルを、包あん機における架台から着脱自
在に構成してなり、前記内包材用ホッパーユニット及び
外皮材用ホッパーユニットは同一の構成である
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1又は2
記載の包あん機において、前記内包材用ホッパーユニッ
ト及び外皮材用ホッパーユニットは同一の構成である。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項1,2,3
又は4に記載の包あん機において、重合ノズル内に、外
皮材を撹拌する撹拌羽を回転自在に設けた構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、本発明の実施
の形態に係る包あん機1は、通常の包あん機と同様に、
例えばあんのごとき食品材としての内包材を供給するた
めの内包材用ホッパー3と、上記内包材を包被する食品
材としての外皮材を供給するための外皮材用ホッパー5
と備えると共に、上記内包材用ホッパー3から連続的に
供給される内包材の外側に、前記外皮材用ホッパー5か
ら供給される外皮材を重合して二重構造の棒状食品とし
て下方向へ吐出する重合ノズル7を備えている。また、
当然のこととして、前記重合ノズル7の下側には、前記
棒状食品を包被切断するための包被切断装置(図示省
略)が備えられていると共に、上記包被切断装置によっ
て包被切断された食品製品を次工程へ搬送する搬送コン
ベアのごとき搬送装置(図示省略)が備えられている。
【0011】なお、上記包被切断装置及び搬送装置は、
一般的な構成で良いので、包被切断装置及び搬送装置に
ついての詳細な図示及び説明は省略する。
【0012】前記内包材用ホッパー3の筒状のホッパー
9内には、内包材としての食品材を下方向へ移送するた
めのスクリュー11が回転自在かつ着脱可能に備えられ
ている。また、上記ホッパー9の下部には、上記スクリ
ュー11によって下方向へ送られた食品材を前記重合ノ
ズル7の方向へ送給するためのポンプ装置13が備えら
れている。そして、前記ホッパー9及びポンプ装置13
を含めて内包材用ホッパーユニットとしてユニット化し
てあり、かつ包あん機1の架台15に対して容易に着脱
可能であるように装着してある。
【0013】前記外皮材用ホッパー5は、前記内包材用
ホッパー3と同一の構成であり、同様にスクリューを回
転自在かつ着脱可能に内装したホッパー9を備えると共
にポンプ装置13を備えた外皮材用ホッパーユニットと
してユニット化してあって、前記架台15に対して着脱
可能に装着してある。
【0014】既に理解されるように、外皮材用ホッパー
ユニットは内包材用ホッパーユニットと同一構成である
から、以後の説明においては内包材用ホッパーユニット
の構成について詳細に説明することとし、外皮材用ホッ
パーユニットにおいて同一機能を奏する構成部分には同
一符号を付することとして詳細な説明は省略する。
【0015】前記ポンプ装置13は、本実施の形態にお
いてはベーンポンプよりなるものであって、図2に示す
ように、上記ポンプ装置13のポンプケーシング17の
下部にはフランジ部17Fが設けてあり、このフランジ
部17Fには、前記架台15に設けた複数の位置決めピ
ン19と嵌合離脱自在の複数の位置決め孔17Hが設け
られている。そして、前記架台15に対してポンプケー
シング17を工具を用いることなしに容易に着脱できる
ように、架台15の複数箇所には固定ピン21が固定立
設してあり、この固定ピン21には、前記ポンプケーシ
ング17のフランジ部17Fを架台15へ押圧固定自在
のクランプ23が適宜に取付けてあると共に、上記クラ
ンプ23を締付け自在のノブ25が螺合してある。
【0016】したがって、上記ノブ25によるクランプ
23の締付けを緩めた後、クランプ23を水平に回動し
てフランジ部17F上から退避せしめることにより、ポ
ンプ装置13におけるポンプケーシング17を架台13
から上方向へ取り外すことができる。ポンプケーシング
17を架台15上に装着する場合は、位置決めピン19
と位置決め孔17Hとを合せてポンプケーシング17を
架台15上に載置し、次にクランプ23をフランジ部1
7F上に位置せしめた後に、ノブ25を締め付けること
により、ポンプケーシング17が架台15に対して装着
固定される。
【0017】既に理解されるように、ポンプ装置13は
工具等を用いることなしに架台15に対して容易に着脱
することができるものである。
【0018】前記ポンプ装置13における前記ケーシン
グ17内には、筒状のロータ27(図3参照)が回転自
在に内装されており、このロータ27の中心には上方向
へ大きく突出した回転軸29が一体的に嵌合固定してあ
る。この回転軸29の下端部は大径に形成してあり、こ
の下端部には架台15に回転自在に支承された回転駆動
軸31の上端部31Eと嵌合離脱自在の嵌合孔29Hが
形成してある。
【0019】上記回転駆動軸31の上端部31Eと回転
軸29の嵌合孔29Hとの関係は、回転は伝達するが軸
方向(上下方向)に係合離脱自在の関係であって、例え
ばスプライン嵌合、非円形嵌合やキーを介在した構成な
ど種々の構成を採用することができる。なお、回転軸3
1は、ギア31Gを介することにより、架台15に装着
したサーボモータなどのごとき適宜の制御モータ(図示
省略)と連動連結してあって、上記制御モータにより制
御回転駆動されるものである。
【0020】図1,図3に示すように、前記ポンプ装置
13における前記ロータ27の内側にはフランジ部33
Fを前記ポンプケーシング17に固定した適宜形状の固
定カム33が設けてあり、上記ポンプケーシング17の
内周面には上記固定カム33に対応して内面カム17C
が形成してあると共に、食品材を前記重合ノズル7の方
向へ吐出する吐出口17Pが形成してある。そして、前
記ロータ27には、ホッパー9内から移送供給された食
品材を前記吐出口17Pへ移動せしめるために、前記固
定カム33に内端部が摺接し外端部が内面カム17Cに
摺接した複数のベーン35が等間隔にかつ径方向へ移動
自在に支持されている。
【0021】また、前記ポンプケーシング17には、各
ベーン35間の領域のエアー抜き用の孔17hが適宜に
設けられている。さらに、ポンプケーシング17の上部
には、前記ホッパー9の下端部に一体に固定した嵌合リ
ング37が嵌合離脱可能に嵌入してあり、この嵌合リン
グ37に取付けたブラケット39がボルト等のごとき固
定具41によってポンプケーシング17に固定してあ
る。また、前記ホッパー9内に備えた前記スクリュー1
1にはスクリュー軸43が設けてある。このスクリュー
軸43は前記回転軸29の上端部と嵌合離脱可能に設け
てあり、かつスクリュー軸43の下端部には、上記回転
軸29の上端部に水平に設けた抜け止めピン45と係脱
自在の逆L字形状のスリット43Sが形成してある。
【0022】前記重合ノズル7は、図1に示すように、
内包材用ホッパーユニットおよび外皮材用ホッパーユニ
ットにおける各ポンプ装置13における各吐出口17P
と接続管47を介して接続した入口49A,49Bを備
えた外筒49内に、内包材を下方向へ導く内筒51を備
えた構成である。そして、上記外筒49は、前記架台1
5に水平にかつ着脱可能に螺着した支持部材53に支持
されている。すなわち重合ノズル7は、支持部材53を
介することによって架台15に着脱自在に支持されてい
るものである。
【0023】前記重合ノズル7における外筒49の2つ
の前記入口49A,49Bは、図1に示すように同一高
さに設けてあるが、図3に示すように、同一軸芯となら
ないように前後方向に軸芯の位置をずらして配置してあ
る。そして、前記ポンプ装置13の吐出口17Pと前記
入口49A,49Bを接続した前記接続管47は、外側
に備えたフランジ部47Fから前記吐出口17P側への
突出長さよりも入口49A,49B側への突出長さが短
く形成してあって、当該接続管47を吐出口17P側へ
移動したときに、前記入口49A,49Bから外れるよ
うに構成してある。
【0024】なお、ポンプ装置13から重合ノズル7側
への食品材の供給時には、食品材と接続管47との間の
摩擦および接続管47の端面に作用する食品材の圧力に
よって、接続管47は重合ノズル7側へ押圧され、接続
管47のフランジ部47Fは入口49A,49Bの端面
に当接した状態にあり、接続管47が自然に外れるよう
なことはないものである。
【0025】重合ノズル7において、前記内筒51は入
口49Aに接続してあり、入口49Bは外筒49の内周
面と上記内筒51の外周面との間の環状の通路55に接
続してある。そして、この環状通路55には、環状通路
55を流下する外皮材を撹拌すると共に下方向への移動
を助長するための複数の撹拌羽57を内側に適宜間隔に
備えた撹拌筒59が回転自在に内装されている。この撹
拌筒59の外周面にはギア59Gが設けてあり、このギ
ア59Gは適宜のモータ(図示省略)と連動連結してあ
る。
【0026】以上のごとき構成において、内包材用ホッ
パー3内に内包材となる食品材を投入し、かつ外皮材用
ホッパー5内に外皮材となる食品材を投入した後、それ
ぞれに対応した回転駆動軸31をそれぞれに連動連結し
たモータ(図示省略)によって回転駆動すると、各ポン
プ装置13におけるロータ27および回転軸29が回転
され、各ホッパー9内のスクリュー11が回転されて、
各ホッパー9内の食品材はそれぞれ下方向へ移動され、
各ポンプ装置13の各ベーン35間へ供給される。
【0027】そして、各ポンプ装置13の作用によっ
て、内包材としての食品材は重合ノズル7の内筒51内
へ供給され、外皮材としての食品材は重合ノズル7の環
状通路55へ供給される。この環状通路55内の食品材
は、撹拌筒59に備えた撹拌羽57によって撹拌され均
等化されて下方向へ流下される。したがって、外皮材が
比較的粘性の大きな場合や比較的硬く流動性に欠ける場
合であっても確実に送ることができ、前記内筒51の出
口部分において内包材の周面に被覆できる態様となる。
すなわち、重合ノズル7からは、内包材を外皮材によっ
て包皮した二重構造の食品材が連続的に吐出されるもの
である。
【0028】前記ホッパー9内の食品材が少なくなった
ときには、図4に断面して示すように、例えばゴムある
いはスポンジのごとき弾性部材よりなり、外径がホッパ
ー9の内径にほぼ等しくかつ内径がスクリュー軸43の
外径にほぼ等しいリング状であって、一部に上記リング
状部分を切断したスリットを形成したリング形状の加圧
補助部材61を、上記スリット部分を上下に段違いにず
らし、かつこの段違い部分61Sにスクリュー11の一
部分を入れ込むことによってスクリュー11に上記加圧
補助部材61を装着し、上記スクリュー11の回転によ
って当該加圧補助材61を次第に下方向へ移動せしめ、
この加圧補助材61が前記スクリュー軸43の下端部を
囲繞して元のリング状になるように送りを与えることに
より、ホッパー9内の食品材はほとんど残りなくポンプ
装置13へ送り出されるものである。
【0029】既に理解されるように、上述のごとく加圧
補助部材61を使用することにより、ホッパー9内の食
品材の残り量を極めて少なくすることができるものであ
る。
【0030】なお、加圧補助材61の取り出しは、ホッ
パー9の清掃を行う際に、スクリュー11をホッパー9
から取り外すことによって容易に行い得るものである。
【0031】ところで、ポンプ装置13と重合ノズル7
とを接続した接続管47を各ポンプ装置13の吐出口1
7P側へ移動せしめることにより、重合ノズル7の各入
口49A,49Bから接続管47が外れる。したがっ
て、支持部材53を架台15から取り外すことにより重
合ノズル7を架台15から取り外すことができる。ま
た、ブラケット63の両端部に支持され、かつ各スクリ
ュー軸43に嵌入されたピン65を各スクリュー軸43
から抜き取り、かつノブ25を操作してクランプ23の
締付けを緩めてポンプケーシング17の固定を解除する
ことにより、各ポンプ装置13を含めた内包材用ホッパ
ーユニット及び外皮材用ホッパーユニットを架台15か
ら取り外すことができる。
【0032】したがって、食品材としての内包材及び外
皮材を変更して別個の包被製品を生産しようとする場合
には、新しい別個の重合ノズル、内包材用ホッパーユニ
ット及び外皮材用ホッパーユニットを架台15に装着す
ることによって直ちに対応可能であるが、前記重合ノズ
ル、内包材用ホッパーユニット及び外皮材用ホッパーユ
ニットを清掃して再び架台15に装着する場合であって
も比較的迅速に対応可能である。
【0033】上述のごとく内包材用ホッパーユニットと
外皮材用ホッパーユニットとを架台15に装着すると
き、上記両ユニットの構成が同一であるから、内包材用
ホッパーユニットと外皮材用ホッパーユニットを格別に
意識することなく装着すれば良いものであり、架台15
に対する上記両ユニットの装着を容易に行うことができ
るものである。
【0034】また、前記両ユニットが同一構成であるこ
とにより、内包材としての食品材と外皮材としての食品
材の内外を単に逆にする場合(例えば、おはぎにおい
て、あんを外皮材にする場合と、あんと内包材とする場
合などのように、内外の食品材を単に逆にする場合)に
は、内包材用ホッパーユニットと外皮材用ホッパーユニ
ットとの装着位置を単に交換すれば良いものであって、
清掃等を要することなしに直ちに対応できるものであ
る。
【0035】したがって、包被製品の多品種少量生産に
迅速に対応でき、能率向上を図ることができるものであ
る。また、前記両ユニットの構成が同一であることによ
り、別個に製造する必要がなく、その製造が容易であ
り、安価に製造することができるものである。
【0036】なお、前記構成においては、前記両ユニッ
トと重合ノズル7との接続部は同一平面であるが同一軸
芯から位置ずれした位置に配置してあることにより、重
合ノズル7の前後方向および上下方向への移動を規制で
きると共に水平な軸芯回りの回動を規制でき、支持部材
53による重合ノズル7の支持をも省略可能である。
【0037】この場合は、両接続管47によって重合ノ
ズル7を支持する構成となるものであり、上記接続管4
7のフランジ部47Fとポンプケーシング17との間に
スペーサブロック等を介在せしめることにより、重合ノ
ズル7の左右方向への移動をも規制でき、上記重合ノズ
ル7の支持構成がより簡単となるものである。
【0038】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、本発明によれば、内包材用ホッパーユニット、外皮
材用ホッパーユニット及び重合ノズルが架台に対して着
脱自在であることにより、食品材としての内包材と外皮
材を変更しようとする場合、容易に対応可能である。ま
た前記両ユニットの構成が同一であることにより、架台
に対する両ユニットの装着時に個別に意識する必要がな
く装着が容易であると共に安価に製造でき、かつ前述し
たごとき従来の問題を解消し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る包あん機の主要部分
を示す断面説明図である。
【図2】同上の側断面説明図である。
【図3】同上の平断面説明図である。
【図4】加圧補助部材の断面説明図である。
【符号の説明】
1 包あん機 3 内包材用ホッパー 5 外皮材用ホッパー 7 重合ノズル 9 ホッパー 11 スクリュー 13 ポンプ装置 15 架台 17 ケーシング 17P 吐出口 23 クランプ 27 ロータ 29 回転軸 31 回転駆動軸 35 ベーン 43 スクリュー軸 47 接続管 49 外筒 51 内筒 55 環状通路 57 撹拌羽 59 撹拌筒 61 加圧補助部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23P 1/08 A21C 9/06 A21C 11/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内包材を供給するための内包材用ホッパ
    ーと、外皮材を供給するための外皮材用ホッパーと、上
    記内包材用ホッパーから供給された内包材の外側に、前
    記外皮材用ホッパーから供給された外皮材を重合する重
    合ノズルとを備えてなる包あん機において、前記内包材
    用ホッパー及び外皮材用ホッパーの下部にそれぞれ食品
    材を前記重合ノズルへ送給するためのポンプ装置を設
    け、上記ポンプ装置を含めた内包材用ホッパーユニット
    及び外皮材用ホッパーユニット並びに前記重合ノズル
    を、包あん機における架台から着脱自在に構成してな
    り、各ポンプの吐出口と重合ノズルの入口とを、着脱自
    在の接続管によって接続して設け、かつ各ポンプから重
    合ノズルへ送給される食品材によって前記接続管を、重
    合ノズル側へ押圧する構成としてなることを特徴とする
    包あん機
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、各ポン
    プの吐出口と重合ノズルの入口との接続部は、同一軸芯
    から位置ずれした位置に配置してあることを特徴とする
    包あん機。
  3. 【請求項3】 内包材を供給するための内包材用ホッパ
    ーと、外皮材を供給するための外皮材用ホッパーと、上
    記内包材用ホッパーから供給された内包材の外側に、前
    記外皮材用ホッパーから供給された外皮材を重合する重
    合ノズルとを備えてなる包あん機において、前記内包材
    用ホッパー及び外皮材用ホッパーの下部にそれぞれ食品
    材を前記重合ノズルへ送給するためのポンプ装置を設
    け、上記ポンプ装置を含めた内包材用ホッパーユニット
    及び外皮材用ホッパーユニット並びに前記重合ノズル
    を、包あん機における架台から着脱自在に構成してな
    り、前記内包材用ホッパーユニット及び外皮材用ホッパ
    ーユニットは同一の構成であることを特徴とする包あん
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の包あん機におい
    て、前記内包材用ホッパーユニット及び外皮材用ホッパ
    ーユニットは同一の構成であることを特徴とする包あん
    機。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4に記載の包あん
    機において、重合ノズル内に、外皮材を撹拌する撹拌羽
    を回転自在に設けたことを特徴とする包あん機。
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