JP3471229B2 - 筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装置Info
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Description
へ直接にガソリンのような燃料を噴射する内燃機関の始
動時に作動させるための燃料圧力の昇圧システムに関す
る。
動時にはフィードポンプによって即座に燃料圧力が所定
の値まで上昇するので、始動性が悪化することはない。
しかしながら、筒内直接噴射式内燃機関(筒内直噴機
関)においては、クランク軸の回転又はカム軸の回転と
同期して高圧燃料ポンプが回転駆動されるため、燃料圧
力が所定の高い圧力に達するまでに、かなり長い時間を
要する。このため、燃圧が上昇するまでは良好な噴霧特
性が得られず、燃焼の改善を図ることができないため、
HCの排出量を低減させることができないという問題が
ある。
が低下するのと、エンジンオイルの粘度が高くなるため
に、始動のためのクランキング回転数が低くなって、必
要な噴射量に対する燃料の圧送の割合も低下するので、
燃料圧力の急速な上昇を見込むことができず、始動性も
悪化する。更に、高圧ポンプが正常な作動状態になって
燃料圧力が所定の圧力まで上昇した後は、噴射圧力が高
いために噴射によってデリバリ配管内に圧力脈動が発生
し、噴射量の調量が困難となる。
おける前述のような諸問題を解消することができるよう
な、改良された筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装置
を提供することを目的としている。
解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項
に記載された筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装置を
提供する。
機関の燃料供給装置によれば、高圧燃料ポンプによって
加圧された燃料の圧力が未だ低い始動直後において、増
圧ピストン機構の大径ピストンが、低圧燃料ポンプから
直接に供給されるフィード圧を受けて小径ピストンを小
径シリンダ内で移動させ、デリバリ配管内の燃料の圧力
を急速に上昇させる。それによって始動時から高圧の燃
料噴射が実現し、燃料噴霧を微粒化すると共に、ウエッ
ト量を低減させることができる。その結果、筒内に形成
される混合気の状態が改善され、始動性が良くなると共
に、排気エミッションも改善される。
分に上昇したとき、その圧力によって移動する大径ピス
トンによって、大径シリンダに設けられたメインアウト
レットポートが開き、高圧燃料ポンプによって加圧され
た高圧の燃料が直接に燃料デリバリ配管へ送られて、機
関は通常の運転状態になる。
ば、大径ピストン及び小径ピストンを付勢するスプリン
グが設けられるが、特に請求項3に記載された燃料供給
装置においては、そのスプリングのバネ定数が大径シリ
ンダがメインアウトレットポートによって燃料デリバリ
配管に連通した後に増大するように構成されるので、通
常の運転状態に移行した後に、大径シリンダ内の燃料圧
力によって増圧ピストン機構が燃料デリバリ配管内に過
大な燃料圧力を発生させることを防止することができ
る。この作用を、請求項4に記載された燃料供給装置に
おいては具体的に、常時大径ピストンに係合している第
1スプリングの他に、大径シリンダがメインアウトレッ
トポートによって燃料デリバリ配管に連通した時から係
合する第2スプリングを並列に設けて実現している。
においては、バネ定数の小さい第1スプリングと、バネ
定数の大きい第2スプリングとを直列に接続して、大径
シリンダがメインアウトレットポートによって燃料デリ
バリ配管に連通した時に第1スプリングが圧縮限界に達
し、それ以後はバネ定数の大きい第2スプリングが圧縮
されるようにして、同じ作用を生じさせている。更に、
請求項6に記載された燃料供給装置においては、単一の
スプリングにピッチの異なる部分を設けて、同じ作用を
生じさせる。
ば、大径シリンダと小径シリンダの段差部に形成される
空間へ洩れ出る燃料を、その空間よりも低圧の部分へ導
いて処理するようになっているが、具体的に請求項8に
記載された燃料供給装置においては、その低圧の部分は
燃料タンクであり、請求項9に記載された燃料供給装置
においては、その低圧の部分が機関の吸気通路となって
いる。従って、洩れ出た燃料は機関の燃料として無駄な
く利用され、何ら障害を生じない。請求項10に記載さ
れた燃料供給装置においては、低圧の部分が小径シリン
ダ内の空間となっているので、洩れ出た燃料がそれより
も低圧となる燃料デリバリ配管へ排出され、その圧力を
高めるために利用される。
いては、高圧燃料ポンプからの燃料の圧力が何らかの理
由で、比較的大きな値として設定される所定値を越えた
ときに、増圧ピストン機構とは別に設けられた定圧開放
弁が開いて、高圧に加圧された燃料が直接に燃料デリバ
リ配管へ供給される。従って、増圧ピストン機構が故障
したときでも、機関は正常に作動することができ、増圧
ピストン機構の安全性が維持される。
燃料噴射弁からの噴射によって発生する燃料デリバリ配
管内の圧力脈動を大径シリンダ内、或いは小径シリンダ
内へ伝えてピストンを移動させることにより、圧力脈動
を吸収して平滑にすることができるので特別のダンパー
等を設ける必要がない。この作用は主として、機関の始
動が終わって正常な運転状態に移った後に効果を発揮す
る。
ての筒内直接噴射式内燃機関の概略構成を、図2にその
一部の具体的構成を示す。図1において、10はシリン
ダブロック、11はピストン、12はクランク軸、13
はシリンダヘッド、14は各気筒の燃焼室、15は点火
プラグ、20は燃料噴射弁、30はスロットル弁、31
はアクセルペダル、41はエアフロメータを示してい
る。
直接に開口するように設けられ、上流側に向って、燃料
デリバリ配管29、燃料配管21a,21b、増圧ピス
トン機構22、燃料配管23、高圧燃料ポンプ24、燃
料配管25a,25b、低圧燃料ポンプ(フィードポン
プ)26、及び燃料配管27を介して燃料タンク28に
接続される。フィードポンプ26は電気モータによって
駆動されて、常に燃料を所定の比較的に低い燃料圧力ま
で加圧して供給する。
軸12によって図示しないベルト機構を介して駆動され
る。クランク軸12の回転が高圧燃料ポンプ24に伝達
されると、低圧燃料ポンプ26によって低燃圧まで加圧
された燃料タンク28からの燃料はチェック弁(吸入
弁)52を経て高圧燃料ポンプ24内へ吸入され、プラ
ンジャ24aによって所定の高圧まで加圧されて、チェ
ック弁(吐出弁)53と、電磁弁24bを経て後述の始
動時用の増圧ピストン機構22へ送られる。高圧の燃料
は更に燃料デリバリ配管29を経て燃料噴射弁20へ供
給され、電子式制御装置40の指令によって燃料噴射弁
20が開弁した時に燃焼室14内へ直接に噴射される。
1、アクセルペダル31に付設されたアクセル開度セン
サ、スロットル弁30に付設されたスロットル開度セン
サ、排気通路に設けられた酸素センサ44、クランク軸
12に付設された回転数及びクランク角センサ43等の
検出する信号が入力されており、電子式制御装置40か
ら出力される制御信号によって、前述の燃料噴射弁20
の開閉弁時期の他に、点火プラグ15の放電時期等が制
御される。
1よりも具体的に拡大して示す。第1実施形態の始動時
燃料圧力昇圧システムにおいて、その主要部を構成する
増圧ピストン機構22は、大径ピストン22aと、それ
と同軸で一体の小径ピストン22bと、大径シリンダ2
2cと、それと同軸で一体の小径シリンダ22dとから
なり、ピストン22a及び22bは、それぞれシリンダ
22c及び22dに摺動可能に嵌合している。
トン22aによって2つの室に分割され、小径ピストン
22bと反対側の室にはインレットポート22eが、ま
た、大径シリンダ22cの途中には、直接燃料デリバリ
配管29に通じる燃料配管21aへのメインアウトレッ
トポート22fが設けられている。このメインアウトレ
ットポート22fは大径シリンダ22c内の、小径ピス
トン22bとは反対側の室の圧力と、小径シリンダ22
d内の圧力との差圧が設定値以上になると開口するよう
に設定されている。小径シリンダ22dには、増圧ピス
トン機構22によって増圧された燃料をデリバリ配管2
9に供給する燃料配管21bへのサブアウトレットポー
ト22gが設けられている。大径シリンダ22cの小径
ピストン22b側の室にはスプリング22hが装着され
ており、大小一体のピストン22a,22bを常に左方
へ押している。
ピストン機構22の大径ピストン22aは、インレット
ポート22eから大径シリンダ22c内に供給されたフ
ィードポンプ26の低圧燃料によりスプリング22hの
力に打ち勝って、所定の差圧が形成される位置まで右方
へ移動する。従って、大径ピストン22aと一体の小径
ピストン22bは、小径シリンダ22d内の燃料を高圧
に加圧してデリバリ配管29へ圧送する。
9内の燃料圧力を急速に上昇させることができる。その
結果、内燃機関の各気筒に取り付けられた燃料噴射弁2
0から高圧燃料の噴射が行われて機関の回転数が急速に
立ち上がり、機関のクランク軸12によって直接に駆動
されている高圧燃料ポンプ24からの燃圧上昇が早くな
る。高圧燃料ポンプ24からの高燃圧により、大小一体
のピストン22a,22bは更にスプリング22hの力
に打ち勝って所定の差圧になるまで右方へ移動し、直接
に燃料デリバリ配管29に通じているメインアウトレッ
トポート22fが開くことによって、高圧の燃料を直接
にデリバリ配管29へ供給することができるようにな
る。
料圧力がフィードポンプ26からの供給燃料圧力を上回
ると、チェック弁51によりフィードポンプ26から増
圧ピストン機構22への燃料の直接供給は断たれ、高圧
燃料ポンプ24から供給される燃料の圧力によってピス
トン22a及び22bが右方へ移動して、メインアウト
レットポート22fからデリバリ配管29へ直接に、高
圧燃料ポンプ24からの燃料を供給することによって、
デリバリ配管29内の圧力が確保される。なお、この時
にデリバリ配管29内の圧力が設定圧以上に上昇しない
ように、デリバリ配管29には所定の高い燃料圧力によ
って開弁するチェック弁(定圧開放弁、或いは安全弁)
54が設けられている。
を図3に示す。増圧ピストン機構22内には、図4
(a)に示すように、常にピストン22a及び22bを
左方へ押す長さがL1 で低バネ定数の第1スプリング2
2hと、メインアウトレットポート22fが開口する直
前に作用する長さがL2 (L2 <L1 )で高バネ定数の
第2スプリング22iが設けられており、図5に示すよ
うに、第1スプリング22hは比較的容易に圧縮される
が、L1 =L2 となった後はバネ定数が加算されて圧縮
され難くなる。その時期をメインアウトレットポート2
2fの開口時期と合わせることにより、高圧燃料ポンプ
24からの高圧燃料の供給を受けた増圧ピストン機構2
2によって、デリバリ配管29内の燃圧が過度に上昇す
るのを防止するようになっている。
プリング22iは図4(a)に示すように並列に設けら
れていてもよいし、図4(b)に示すように直列に設け
られていてもよい。図4(b)の場合は、第1スプリン
グ22hが圧縮されて密着した後は第2スプリング22
iのみが圧縮されるので、図5のような特性を示す。ま
た、図4(c)に示すように第1スプリング22hを不
等ピッチとして、第2スプリング22iは設けずに第1
スプリング22hのみとして、第1スプリング22hの
一部に早期に密着するピッチの小さい部分を形成しても
よい。
圧燃料ポンプ24から高圧の燃料を安定に供給すること
ができるようになってメインアウトレットポート22f
が開口した後は、ピストン22a及び22bは、スプリ
ング22h及び22iの合力と、大径シリンダ22c内
の圧力と、小径シリンダ22d内圧力とのバランスがと
れた位置に停止する。そして、デリバリ配管29内に噴
射弁20からの噴射による圧力脈動が生じた場合は、ピ
ストン22a及び22bが左右に移動してデリバリ配管
29内の圧力脈動を吸収する。
(SMD)は燃料の供給圧力が高くなるほど小さくなる
から、第2の実施形態において、メインアウトレットポ
ート22fが噴霧の微粒化が良くなる燃圧、例えば5MP
a 以上で開口するように第1スプリング22h及び第2
スプリング22iを設定することができる。第2スプリ
ング22iは第1スプリング22hが荷重によって密着
する前から荷重を受けるようになっている。第1スプリ
ング22hはフィードポンプ26の吐出圧力の範囲内で
作動し、第2スプリング22iはフィードポンプ26の
圧力範囲以上から高圧燃料ポンプ24の圧力範囲内で作
動するようにすることができる。先に参照した図5は、
大径シリンダ22cへ供給される燃料圧力の変化に対す
るスプリングの長さの変化、従ってピストンの位置の変
化を示している。
22iを直列に配置するか、又は第1スプリング22h
のみを用いて、それを不等ピッチスプリングとした場合
は、図5に示すように、第1スプリング22h或いは不
等ピッチスプリングの低バネ定数部分が主としてフィー
ドポンプ26の圧力範囲内で作動する。
す。この実施形態においては、増圧ピストン機構22内
のスプリング室22j内へ大径シリンダ22cや小径シ
リンダ22d側から洩れてきた燃料によって、ピストン
22a及び22bがフィードポンプ26の圧力又は高圧
燃料ポンプ24の圧力を受けても作動することができな
くなるロック状態を防止するために、スプリング室22
j内へ流入した燃料は、スプリング室リリーフポート2
2kを通って燃料タンク28へ放出される。
の代わりにインテークマニホールド32のような吸気通
路としてもよい。インテークマニホールド32内へ戻す
場合は、一旦図示しないキャニスタを通過させてもよ
い。また、図8に示すように、小径ピストン22b内に
小径シリンダ22dへ通じる通路とチェック弁55を設
けて、それを介して小径シリンダ22d側へ放出しても
よい。
す。第3実施形態において、インレットポート22eに
入る燃料配管を分岐させ、チェック弁(定圧開放弁)5
6を介して燃料配管21aに接続する。それによってフ
ェールセーフ機構が構成され、万一にもピストン22
a,22bが摺動不良又は固着状態となって、メインア
ウトレットポート22fが開口しなくなった場合に、シ
リンダ22cの圧力が設定圧力以上(例えば10MPa )
になると、チェック弁56が開弁してデリバリ配管29
へ燃料を供給することができる。
を略示する断面図である。
である。
である。
って、(a)〜(c)はそれぞれ対応する部分の異なる
例を示している。
を示す線図である。
変化を示す線図である。
である。
る。
Claims (12)
- 【請求項1】 燃料を高圧燃料ポンプにより高圧まで加
圧して燃料デリバリ配管内へ圧送し、その燃料を燃料噴
射弁から直接に燃焼室内へ噴射する筒内直接噴射式内燃
機関において、大径ピストンと、それに対して同軸で一
体の小径ピストンと、前記大径ピストンを摺動可能に収
容する大径シリンダと、前記小径ピストンを摺動可能に
収容する小径シリンダとを有し、始動直後の前記燃料デ
リバリ配管内の燃料圧力が未だ低いときに、前記大径シ
リンダ内に低圧燃料ポンプからのフィード圧を直接に作
用させることにより、前記小径シリンダ内において高圧
まで加圧された燃料を前記燃料デリバリ配管内へ圧送す
る増圧ピストン機構を備えており、更に、前記高圧燃料
ポンプからの燃料を一旦前記大径シリンダ内へ導入する
と共に、前記大径シリンダに前記大径ピストンによって
開閉されるメインアウトレットポートを設けることによ
り、前記高圧燃料ポンプからの燃料圧力が十分に上昇し
た後は、前記高圧燃料ポンプによって加圧された燃料を
主として前記メインアウトレットポートを通じて直接に
前記燃料デリバリ配管内へ供給するように構成したこと
を特徴とする筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記増圧ピストン機
構の前記大径シリンダ内の空間を縮小させる方向に前記
大径ピストン及び小径ピストンを付勢するスプリングを
設けたことを特徴とする筒内直接噴射式内燃機関の燃料
供給装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記大径シリンダが
メインアウトレットポートによって燃料デリバリ配管に
連通した後は、前記スプリングのバネ定数が増大するよ
うに構成したことを特徴とする筒内直接噴射式内燃機関
の燃料供給装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記スプリングが、
常時前記大径ピストンに係合している第1スプリング
と、前記第1スプリングと並列に配置されると共に、前
記大径シリンダがメインアウトレットポートによって燃
料デリバリ配管に連通した時から係合する第2スプリン
グとから構成されていることを特徴とする筒内直接噴射
式内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項5】 請求項3において、前記スプリングが、
前記大径シリンダがメインアウトレットポートによって
燃料デリバリ配管に連通した時からバネ定数が増大する
ように、バネ定数の小さい第1スプリングと、前記第1
スプリングと直列に接続されるバネ定数の大きい第2ス
プリングとから構成されることを特徴とする筒内直接噴
射式内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項6】 請求項3において、前記スプリングが、
前記大径シリンダがメインアウトレットポートによって
燃料デリバリ配管に連通した時からバネ定数が増大する
ように、ピッチの異なる部分を有することを特徴とする
筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
前記大径シリンダと前記小径シリンダが一体に構成され
ているとき、前記大径シリンダと前記小径シリンダの段
差部と、前記大径ピストンと前記小径ピストンの段差部
との間に形成される空間へ洩れ出た燃料を、前記空間よ
りも低圧の部分へ導くようにしたことを特徴とする筒内
直接噴射式内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項8】 請求項7において、前記低圧の部分が燃
料タンクであることを特徴とする筒内直接噴射式内燃機
関の燃料供給装置。 - 【請求項9】 請求項7において、前記低圧の部分が前
記機関の吸気通路であることを特徴とする筒内直接噴射
式内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項10】 請求項7において、前記低圧の部分が
前記小径シリンダ内の空間であることを特徴とする筒内
直接噴射式内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかにおい
て、前記高圧燃料ポンプからの燃料の圧力が所定値を越
えたときに、その燃料が前記増圧ピストン機構をバイパ
スして直接に前記燃料デリバリ配管へ供給されるよう
に、前記増圧ピストン機構とは別の定圧開放弁を設けた
ことを特徴とする筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装
置。 - 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかにおい
て、前記燃料噴射弁からの燃料噴射によって生じる前記
燃料デリバリ配管内の圧力脈動を、前記増圧ピストン機
構によって吸収させることを特徴とする筒内直接噴射式
内燃機関の燃料供給装置。
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JP21417098A JP3471229B2 (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装置 |
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JP21417098A JP3471229B2 (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装置 |
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JP21417098A Expired - Fee Related JP3471229B2 (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 筒内直接噴射式内燃機関の燃料供給装置 |
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- 1998-07-29 JP JP21417098A patent/JP3471229B2/ja not_active Expired - Fee Related
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