JP3470102B2 - 医療機器 - Google Patents

医療機器

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JP3470102B2
JP3470102B2 JP2001018453A JP2001018453A JP3470102B2 JP 3470102 B2 JP3470102 B2 JP 3470102B2 JP 2001018453 A JP2001018453 A JP 2001018453A JP 2001018453 A JP2001018453 A JP 2001018453A JP 3470102 B2 JP3470102 B2 JP 3470102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療機器に係わり、
さらに詳しくは、鼻水を吸入して除去するためなどに用
いる吸入装置と、呼吸器や鼻腔に治療薬物を微細な粒子
の状態で強力に噴霧することができる噴射装置を一つの
本体に分離可能に結合して、鼻水吸入器または鼻炎治療
器として使用できるように構成した医療機器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に現代人は、季節の変化による温
度差や環境汚染と大気汚染物質の増加などによって風邪
や鼻炎及び呼吸器疾患に感染する可能性が非常に高い。
【0003】特に、乳児は抵抗力が弱いため疾病にかか
る確率が高く、自ら体温を調節する能力が劣るため風邪
のような呼吸器系統のウイルス性疾患に頻繁にかかる。
【0004】風邪をひけば鼻水が流れたり鼻水による鼻
づまり現象が現れるようになり、乳児の場合呼吸障害を
起こして危険な状況になる恐れもあり、成人の場合にも
正常な呼吸が困難となって活動に支障を来すだけでな
く、鼻炎あるいは蓄膿症などのような疾患に発展する可
能性が非常に高まる。
【0005】従ってこのような鼻水や鼻づまり現象が発
生すると鼻水を除去しなければならないが、乳児の場合
は自ら鼻をかめないのでチリ紙や綿棒を用いて鼻水を除
去するようになり、成人の場合はチリ紙を用いて鼻をか
んで除去している。
【0006】最近では動力を用いて鼻水を吸入すること
によって除去し得るように製作されたいわゆる鼻水吸入
器が用いられている。
【0007】そして人体の呼吸器官である鼻内部の鼻腔
粘膜に生じる炎症である鼻炎は、風邪によるウイルス性
鼻炎及びアレルギー性鼻炎が最も多く発生しており、鼻
炎に感染すると呼吸しづらくなるだけでなく、それによ
って隨伴する頭痛や注意力減退のような症状がさらに大
きな不便を招く。
【0008】このような鼻炎患者には適切な温度を有す
る水蒸気を吸入させたり、吸入物が鼻腔に流れる程度ま
で反復使用させれば、風邪またはアレルギー性鼻炎症状
を著しく緩和させることができるようになる。
【0009】鼻炎症状の緩和及び治療の目的として用い
られる鼻炎治療器は、治療用薬物または食塩水を、超音
波を用いて小さな粒の蒸気にして噴霧する超音波噴霧方
式と、前記薬物や食塩水を一定の温度に加熱して発生さ
せた水蒸気を、圧縮空気を用いて噴出させる圧縮空気噴
霧方式で製作された製品が用いられている。
【0010】この中で圧縮空気噴霧方式は、動力を用い
て治療薬物を微細で強力に噴霧させることにより、超音
波噴霧方式に比べて治療効果が優れているため一般的に
多く用いられている。
【0011】しかし、このような従来の鼻水吸入器や鼻
炎治療器は各々別個の製品として製作されて鼻水を吸入
したりまたは薬品を噴霧するうちのある一つの機能だけ
行うようになっており、2種類の機能を一緒に行うよう
になっている医療機器は提案されていない。
【0012】従って、これらはある一つの機能だけを行
うため、必然的に一つの目的でしか使用できないという
問題点がある。
【0013】また、鼻水吸入や鼻炎治療を一緒に行う必
要がある場合には二つの製品を別途に具備しなければな
らないため、これらを購入するのに多くの費用がかかる
という問題点がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
従来の問題点を解決するために案出されたものであり、
本発明の目的は、鼻水を吸入して除去する吸入装置と、
呼吸器や鼻腔に治療薬物を微細な粒子の状態で強力に噴
霧することができる噴射装置を一つの本体に分離可能に
結合して、鼻水吸入器または鼻炎治療器として使用でき
るように構成された医療機器を提供することにある。ま
た、総費用を少なくするために、共通に使用できる機能
部分を一式だけ用意して吸入と噴射に共用させることで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するために本発明は、受納空間が形成されたケースと、
前記ケース内に設置され、電源の供給を受けて作動する
駆動源としてのモータと、前記モータの回転運動エネル
ギーを加圧手段に伝達する動力伝達手段と、前記動力伝
達手段に連結されて外気を吸入したり排出して一定の圧
力の吸引力または排出力を発生させる加圧手段と、前記
加圧手段と一体に結合されて加圧手段内に空気を吸入し
たり加圧手段外部に空気を排出することができるように
吸入口と排気口を有する吸排気部材と、前記ケース外部
に装着されてモータの作動を制御する電源スイッチと、
前記吸排気部材の吸入口または排気口と連通するように
しながら医療機器本体と着脱可能に結合される吸入装置
または噴射装置とを含む医療機器を提供する。
【0016】前記吸入装置は加圧手段の作動で発生する
吸入力によって鼻水を吸入する鼻水吸入器の役割を果た
すことができるように構成され、前記噴射装置は加圧手
段の作動で発生する排出力によって薬物のような流体を
噴射して鼻炎治療器の役割を果たすことができるように
構成されたことを特徴とする。
【0017】前記噴射装置本体には間歇噴射手段が備え
られ、噴射装置使用時に流体が一定の時間をおいて連続
的に噴射できるように構成されたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例
を、添付した図面を参照してさらに詳細に説明する。
【0019】図1は本発明による医療機器本体を側面か
ら見た断面図であり、符号2は各種部品がその中に設置
されるケースであり、医療機器本体Mの形状も示してい
る。
【0020】前記ケース2は、図1に示す外観を有し、
医療機器の使用便利性のためにほぼ直角に折った形態で
ありその内部は各種部品が設置され得る空間からなって
おり、その先端部にはケース2と分離可能に結合される
キャップ4がかぶせられる。
【0021】このようなケース2内部には一次電池また
は二次電池であるバッテリ6と、このバッテリ6から電
源の供給を受けて作動する駆動源であるモータ8と、こ
のモータ8の駆動力を伝達する動力伝達手段10と、こ
の動力伝達手段10の作動で外気を吸入したり吸入され
た外気を排出して一定の圧力の吸引力または排出力を発
生させる加圧手段12とが設置される。
【0022】前記モータ8及び加圧手段12は、ケース
2内部に固定設置された固定部14にほぼ直角に配置さ
れた状態でスクリュー16a、16bで固定設置され
る。
【0023】そして、前記ケース2の外部にはモータ8
を駆動させたり停止させたりすることができるスイッチ
18が設置され、このスイッチ18の作動によってモー
タ8の作動状態を表示するLEDランプ20が備えられ
る。
【0024】前記動力伝達手段10は、モータ8の回転
軸22に回転中心部が固定設置される偏心カム24と、
この偏心カム24と一体になるとともに外側に延長され
た偏心軸に結合されるベアリング26と、前記ベアリン
グ26の外側に結合されて前記偏心カム22の偏心回転
運動を直線往復運動に変換させる動力伝達部材28とを
含む。
【0025】この動力伝達部材26はその一側がモータ
6の回転軸22と交差する方向に設置され、他側はピス
トン30からなり、このピストン30は加圧手段12に
連結される。なお、ロータリーポンプを使うのであれ
ば、前記動力伝達手段10は単純な回転伝達用クラッチ
で十分である。
【0026】前記加圧手段12は、図2や図3に示した
ようにピストン30が内部で往復運動し得るように設置
されたシリンダ32と、このシリンダ32の上部に位置
するバルブシート34と、前記バルブシート34を隔て
てシリンダ32と組立てられる吸排気部材36とを含
む。
【0027】前記シリンダ32はピストン30が挿入さ
れ得るように下部に開放部が形成され、上部は突出した
敷居部38に形成されるとともにその両側にはピストン
30の上下運動によってシリンダ32内に空気が吸入さ
れたり排出される吸入孔40aと排出孔40bとがあけ
られ、この孔40a、40bと交差する方向の両側には
シリンダ32の外側長さ方向に形成される孔42があけ
られている。
【0028】また、前記シリンダ32上部の外周縁部一
側には、吸排気部材36が正確な位置に安着し得るよう
に、切り欠き溝44が形成される。
【0029】このようなシリンダ32の内径はピストン
30が最小の間隙を維持しながら直線運動することがで
きる大きさで形成されるのが好ましい。
【0030】前記バルブシート34はシリンダ32の上
部面と吸排気部材36との間に密着介在してこれらの間
の気密を維持しチェックバルブの役割を果たすように備
えられるものであり、弾力性を有する薄いゴムで製作さ
れ、一部分が切開されてピストン30の上下運動時にシ
リンダ32に形成された吸入孔40aと排出孔40bと
を開閉する第1、2開閉部46a、46bを有する。
【0031】前記第1開閉部46aは吸入孔40aより
小さく形成されているのでピストン30の下降時には流
入路を開き、第2開閉部46bは排出孔40bを十分に
塞げる大きさで形成されているのでピストン30の下降
時には排出路を閉じて、吸排気部材36にも決められた
状態の位置通り設置され得るようにするための切り欠き
溝48が備えられる。
【0032】このようなバルブシート34を隔ててシリ
ンダ32と組立てられる吸排気部材36は、その底面外
周縁部がシリンダ32の敷居部38に緊密に挿入され得
るように形成され、上部外側には加圧手段12内部に空
気が吸入され得るようにする吸入口50aと、吸入され
た外気が加圧手段12外部に排出され得るようにする排
出口50bとが突出した状態で形成される。
【0033】この吸入口50aと排出口50bの底面構
造は、シリンダ32の吸入孔40aと排出孔40bの上
部と互いに相反する構造を有する。
【0034】また、前記吸排気部材36の底面にはバル
ブシート34が嵌合され安着することができるようにバ
ルブシート34の厚さより多少低い深さの凹部52が形
成されるが、これによってシリンダ32と吸排気部材3
6とを組立てた時にこれらの間に介在したバルブシート
34が安着するとともに両側に面接触して完壁に気密を
維持し得るようになる。
【0035】そして、前記吸排気部材36の底面外周縁
部にはシリンダ32に形成された溝44と対応する突起
54が備えられるが、この溝44と突起54は、シリン
ダ32と吸排気部材36とを組立てた時にシリンダ32
の吸入孔40a及び排出孔40bと吸排気部材36の吸
入口50a及び排出口50bとが同一な軸線上を維持し
て組立てられるように形成される部材である。
【0036】このような吸排気部材36にはシリンダ3
2に形成された2本の孔42と長さ方向で同一な軸線上
にあけられる2本の孔56が備えられ、これら孔56、
42に2本のスクリュー16bを挿入しこのスクリュー
16bを固定部14にねじ結合方式で固定することによ
って加圧手段12が組立てられながら固定され得るよう
になっている。
【0037】このような加圧手段12の構造は、例えば
シリンダ32の下方にピストン30が下降すれば空気の
吸入力でバルブシート34に形成された第1、2開閉部
46a、46bが吸入孔40aと排出孔40b側に弾性
変形され、この時第1開閉部46aは吸入孔40a内側
に曲げられながら位置して吸入孔40aを開放し、第2
開閉部46bは排出孔40bを閉鎖し、従って開放され
た吸入孔40aを通じてシリンダ32に外気が吸入され
る。
【0038】反対に下降していたピストン30が上昇す
れば、これと同時にバルブシート34に形成された第
1、2開閉部46a、46bも吸排気部材36側に上昇
し、この時第1開閉部46aは吸入口50aを閉鎖し、
第2開閉部46bは排出口50bを開放し、従ってシリ
ンダ32に吸入された空気が排出口50bを通じて排出
される。
【0039】このような空気の吸入及び排出作用を短い
時間内に何回も繰り返されるようにすることで、加圧手
段12で一定の圧力の吸入力や排出力を発生するように
なる。
【0040】このような加圧手段12の吸排気部材36
側にはこの吸排気部材36とケース2の先端部に形成さ
れた係止部58との間に所定の弾力性を有する密閉部材
60が介在し、その外側にはキャップ4がケース2に結
合された状態で設置されている。
【0041】この密閉部材60は前記医療機器本体Mに
後述する吸入手段や噴射手段を結合した時にこれらの間
の気密が維持できるように形成されるものとして、一定
の弾力性を有するシリコンやゴムなどで製作することが
できる。
【0042】このような密閉部材60には、吸排気部材
36の吸入口50aと排出口50bとが通じるように形
成された吸気口62aと排気口62bとがあけられてい
る。
【0043】前記キャップ4は中央部が内壁を有する空
間部64からなり、この空間部64の内壁には中心に向
かって突き出した突出部66が形成されて吸入手段や噴
射手段が結合され得るように構成される。
【0044】そして、本実施例による医療機器には後述
する噴射装置を使用する時に使用者の選択によって流体
が一定の時間をおいて連続的に噴射されるようにする間
歇噴射手段68が本体折れ曲り部に図4や図5に示すよ
うに設置されている。
【0045】この間歇噴射手段68は、図4や図5に示
したようにケース2に固定されて空気の流入及び排出が
行われる空気流入部70と、この空気流入部70に連結
されて空気流入部70に流入する空気量を調節すること
によって流体噴射を制御する調節部72とからなる。
【0046】前記空気流入部70は中心部長さ方向に雌
ネジ部を備えた状態で一側が開放部74からなり、この
開放部74と直交する方向には空気流入口76が形成さ
れている。
【0047】前記調節部72は、空気流入部70の雌ネ
ジ部と対応する雄ネジ部を備えて回転によって前後に移
動することによって前記開放部74の開閉程度を調節す
る開閉部78と、この開閉部78に結合された状態でケ
ース2外部に配置されるレバー80とからなる。
【0048】このような間歇噴射手段68は、開閉部7
8が開放部74側に移動すると図4のように開閉部78
が開放部74を閉鎖するようにし、レバー80を反対方
向に回転すると図5のように開閉部78が開放部74を
開放して外気が開放部74を通じて空気流入口76に流
入し得るようにする。この動作は周期的でも、ランダム
でも差支えない。
【0049】前記空気流入口76には、密閉部材60の
先端部まで延びる延長管路82が連結される。
【0050】このような医療機器本体Mには、前記吸排
気部材36の吸入口50aまたは排気口50bと連通さ
せるとともに医療機器本体Mと着脱可能に結合される吸
入装置I及び噴射装置Sが備えられる。
【0051】前記吸入装置Iは加圧手段12の作動で発
生する吸入力によって鼻水を吸入する鼻水吸入器の役割
を果たすことができるように構成され、前記噴射装置S
は加圧手段12の作動で発生する排出力によって薬物の
ような流体を噴射することにより鼻炎治療器の役割を果
たすことができるように構成される。
【0052】前記吸入装置Iは、図6及び図10に示し
たように医療機器本体Mに分離可能に結合されて鼻水を
吸入して吸入された鼻水を保存する鼻水保存筒からな
る。
【0053】この鼻水保存筒は、分離可能な状態で嵌合
結合される保存筒本体84と、この保存筒本体84の前
端部分に結合されて鼻水の吸入が最初に行われる鼻水吸
入口86とを有する。
【0054】前記保存筒本体84は前記キャップ4の空
間部64内側に分離可能に結合される挿入部88を備え
て医療機器本体Mと結合し得るように構成され、この挿
入部88には前記空間部64内壁に形成された突出部6
6と対応する係止溝90が形成されて医療機器本体Mと
吸入装置Iとが緊密に結合され得るように構成される。
この結合は弾性結合でもよいが、係止溝90に連なる案
内溝による結合でもよい。
【0055】前記鼻水吸入口86は鼻内部に挿入される
部材であるので、例えば、シリコンゴムのように柔軟な
材質で製作されるのが好ましい。
【0056】そして、前記保存筒本体84の挿入部88
側には保存筒本体84からその内部に延びる空気吸入管
92が形成され、この空気吸入管92の末端部は吸排気
部材36の吸入口50aと通じるように連結された吸気
口62aの先端部と緊密に面接触しながら互いに連通し
た状態に配置される。
【0057】また、保存筒本体84の挿入部88一側に
は排気口62bと通じるように形成される排気管路94
が備えられるが、この排気管路94は加圧手段12の作
動によって排出される空気が外部に排気されるように備
えられる部材である。
【0058】このような保存筒本体84には、この保存
筒本体84に吸引された鼻水が吸入口86側に逆流して
外部に漏出するのを防止する逆流防止バルブ96が形成
される。
【0059】この逆流防止バルブ96はゴムのようにそ
れ自体が弾力性を有する材料で製作でき、通常時には閉
鎖されているが鼻水が吸入される時には点線で示したよ
うに下方が開いて鼻水が保存筒本体84に吸入され得る
ようにする。
【0060】従って、鼻水吸入口86の先端部が下方に
位置しても保存筒本体84に吸入された鼻水は逆流防止
バルブ96の自重を打消すような材料自身の弾力によっ
て閉められた状態になり、保存筒本体84の鼻水は外部
に漏出しない。
【0061】一方、前記噴射装置Sは図7及び図11に
示したように、医療機器本体Mに分離可能に結合されて
加圧手段12の作動によって鼻炎患者の鼻腔内に食塩水
や薬物を噴霧する流体噴射装置からなる。
【0062】この流体噴射装置は、後部に医療機器本体
Mの先端(本体前部)に結合されたキャップ4の空間部
64内側に結合される挿入部98を備えて医療機器本体
Mと結合することができるように構成され、この挿入部
98には前記空間部64内壁に形成された突出部66と
対応する係止溝100が形成されて、医療機器本体Mと
噴射装置Sとが緊密に結合されるようにしている。
【0063】また、前記挿入部98には医療機器本体M
に形成された吸気口62aを通じて外気を供給し得るよ
うにする吸気管路101が備えられる。
【0064】このような流体噴射装置は、中央部の長さ
方向(前後方向)に貫通して流体が流れるように設置さ
れた流体管路102と、この流体管路102の外側に形
成され、医療機器本体Mの加圧手段12で発生した空気
の力で前記流体管路102内部の圧力を減少させて流体
を排出することができるようにする空気通路104とを
有する噴射装置本体106と、前記噴射装置本体106
の前頭部外側と少しの間隙をおいて、その先端部外側を
覆うように結合されるノズル108と、前記流体管路1
02と噴射される流体が入った容器110とを連結する
流体供給管112と、前記流体管路102に連結され
て、流体噴射時に外部の空気が流体管路102に間欠的
に混合流入するようにする空気管路114とを含む。
【0065】前記流体管路102の先端部は後部より前
部(先端付近)に向かって直径が順次に狭くなる形状に
形成されて流体がさらに強力に噴出されるように構成さ
れ、医療機器本体Mに噴射装置Sを結合した時、流体管
路102の後端部に形成された空気管路114と間歇噴
射手段68から延長された延長管路82とは互いに通じ
るように構成される。
【0066】前記噴射装置本体106は前部分がテーパ
部116からなり、前記本体106の後端部には空気流
入口118を有する連結部120の敷居部122にパッ
キング124を介在した状態で結合されるが、この連結
部120を通じて医療機器本体Mの加圧手段12で発生
した圧縮空気を噴射装置本体106に供給することがで
きるようになっている。
【0067】前記空気流入口118は噴射装置本体10
6に形成された空気通路104と通じるように構成さ
れ、この空気通路104は図8に示したように、噴射装
置本体106に中心部長さ方向に形成された流体管路1
02の外周縁部の円柱方向に沿って一定の間隙で多数個
があけられる。つまり、空気通路104は、本体106
と同心の円筒形ではなくて、細い管の集合体として形成
されている。
【0068】図9に示したように前記噴射装置本体10
6の先端部外側には、この噴射装置本体106に形成さ
れたテーパ部116と少しの間隙をおいてノズル108
が結合されることによってノズル108とテーパ部11
6との間には空間部126が形成され、この空間部12
6は空気通路104と連通して圧縮空気が噴射装置本体
106を通じてノズル108に排出されるように構成さ
れる。
【0069】前記ノズル108の末端部分は噴射装置本
体106の末端部分より多少後退した地点に位置し、こ
のような構造により、空間部126を通じて前方に排出
される圧縮空気は流体管路102側に流入しない。
【0070】このようなノズル108の外側にはノズル
カバー128がかぶせられ、このノズルカバー128の
後部を支持し連結部120の一部分と噴射装置本体10
6を収容する状態でカバー130がかぶせられる。
【0071】そして、前記流体供給管112の下部には
容器110と分離可能に結合される蓋132が備えられ
て容器110の上部を覆うように構成される。
【0072】また、前記流体供給管112の下端部には
容器110内部の下部まで延びる延長部134が形成さ
れて、容器110内部に入った流体を流体供給管112
に供給し得るようになっている。
【0073】なお、本実施例における噴射装置Sには、
医療機器本体Mに備えられ使用者の選択によって流体管
路102に外気が流入できるようにして噴射される流体
が一定の間隙をおいて連続的に噴霧されるように間歇噴
射手段68が連結される。
【0074】この間歇噴射手段68は延長管路82を通
じて噴射装置Sに形成された空気管路114と通じるよ
うになっており、噴射装置Sを医療機器本体Mに結合す
れば互いに連通するように構成される。
【0075】このように構成される本発明の医療機器を
鼻水吸入器として使用しようとすれば、まず医療機器本
体Mに吸入装置Iを結合させた後、スイッチ18をオン
させる。
【0076】するとバッテリ6の電源がモータ8に伝達
されてモータ8が駆動し、このモータ8の回転軸22に
結合された偏心カム24が回転するようになり、この偏
心カム24の外側に結合されたベアリング26において
回転自在に結合された動力伝達手段10の動力伝達部材
28が回転運動を直線運動に変換する。
【0077】このような動力伝達部材28の作動によ
り、この動力伝達部材28の他側に設置されたピストン
30が加圧手段12のシリンダ32内部で往復運動す
る。
【0078】この時、ピストン30が下降すると空気の
吸入力でバルブシート34の第1、2開閉部46a、4
6bが吸入孔40aと排出孔40bの方に弾性変形さ
れ、この時第1開閉部46aは吸入孔40a内側に曲げ
られながら位置して吸入孔40aを開放し、第2開閉部
46bは排出孔40bを閉鎖し、従って、吸入装置Iの
鼻水吸入口86と空気吸入管92とを経て加圧手段12
の吸入口50a及び開放された吸入孔40aを通じてシ
リンダ32内部に外気が吸入される。
【0079】反対に、下降されたピストン30が上昇す
るとこれと共にバルブシート34に形成された第1、2
開閉部46a、46bも吸排気部材36の方に上昇し、
この時第1開閉部46aは吸入口50aを閉鎖し、第2
開閉部46bは排出口50bを開放し、従って、シリン
ダ32に吸入された空気が排出孔40bと排出口50b
とを経て吸入装置Iに形成された排気管路94を通じて
外部に排出される。
【0080】このような空気の吸入及び排出作用を短い
時間内に何回も繰り返して行うことにより加圧手段12
で一定の圧力の吸入力を発生するようになり、このよう
な状態で吸入装置Iの先端部に結合された鼻水吸入口8
6を鼻水を除去したい人の鼻に挿入すれば鼻水の吸入が
行われるようになる。
【0081】すると、鼻中にあった鼻水は鼻水吸入口8
6に沿って吸入され、吸入された鼻水は保存筒本体84
に溜まるようになる。
【0082】鼻水と共に保存筒本体84内部に吸入され
た空気は空気吸入管92と吸気口62a及び吸入口50
aを通じて加圧手段12に流入した後、排出口50bと
排気口62bに沿って吸入装置Iに形成された排気管路
94を通じて排出される。
【0083】そして、電源スイッチ18をオフさせれば
モータ8が回転中止されるとともに医療機器の作動は中
止される。
【0084】なお、保存筒本体84に一定量の鼻水が吸
入されれば吸入装置Iを医療機器本体Mから分離した
後、分離可能に結合された保存筒本体84を分離して鼻
水を捨て、再び組立てた後にこれを医療機器本体Mに結
合して使用すればよい。
【0085】このような医療機器を鼻炎治療器の用途と
して使用しようとすれば、医療機器本体Mに結合された
吸入装置Iを分離し、ここに図7に示したような噴射装
置Sを結合して使用すればよいが、この時には加圧手段
12で発生する空気の排出力を用いて流体を噴射するよ
うになる。
【0086】このような流体噴射装置を使用しようとす
れば、容器110に使用するための流体を入れた後に噴
射装置Sを医療機器本体Mに結合すれば、医療機器本体
Mの排気口62bと噴射装置Sの空気流入口118とが
連通した状態で組立てられる。
【0087】その後スイッチ18をオンさせると、前記
と同一な加圧手段12の作用でシリンダ32内において
ピストン30が往復運動しながら噴射装置Sに形成され
た吸気管路101を通じて吸気口62a及び吸入口50
aを経て空気がシリンダ32に流入し、流入した空気は
排出口50bを通じて排気口62bを経て排出される。
【0088】すると、前記排気口62bと連結された空
気流入口118を通じて噴射装置Sに供給され、この圧
縮空気は噴射装置本体106の空気通路104を通じて
ノズル108の空間部126を経て外部に排出される。
【0089】この時、図4のように医療機器本体Mに設
置された空気流入部70の開放部74が開閉部78によ
って塞がっている状態であると仮定すれば、ベルヌイの
流体力学定理によって圧縮空気の流速が増加するととも
に流体が入った容器110内部の圧力が減少するように
なり、容器110に入った流体が延長部134と流体供
給管112を通じて流体管路102に移動しながら圧縮
空気と共に外部に噴射され、このような噴射は圧縮空気
が継続して供給されれば連続的に噴射される。
【0090】この状態で、図5のように間歇噴射手段6
8のレバー80を回転させて開放部74を塞いでいた開
閉部78を外側に移動させれば、開放部74が開放され
るとともに空気流入口76と延長管路82を経て空気管
路114に外気が流入する。
【0091】ここで、流体供給管112に沿って移送さ
れる流体の圧力より空気管路114に流入する空気の圧
力(大気圧)がさらに大きいため、流体供給管112に
沿って移送される流体の流れが遮断され、この流体管路
102に大気が流れるようになる。
【0092】このような作用で、流体の噴射は行われず
大気だけが噴射される結果となる。
【0093】このように、大気が噴射されれば流体管路
102の気圧はその圧力より低くなる状態になるので、
大気圧が作用している流体が再び流体供給管112に吸
出されるようになり、大気の供給は遮断されるようにな
る。
【0094】このような作用によって再び流体が噴射さ
れるようになるが、流体が噴射されるとまた再び大気圧
が流体管路102に入るようになるので流体の噴射が中
断される。
【0095】従って、圧縮空気が継続して供給され開放
部74が開放された状態では、流体噴射−流体噴射中断
−流体噴射が繰り返される間歇噴射の状態となる。
【0096】このとき、流体噴射と流体噴射中断は大気
の流入によって行われるので、開放部74の開放程度に
よって間歇噴射の周期が決められる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による医療
機器は一つの本体に吸入装置や噴射装置を簡単に結合す
るものであり、鼻水を吸入して除去する鼻水吸入器また
は呼吸器や鼻腔に治療薬物を微細な粒子で強力に噴霧さ
せ得る鼻炎治療器として使用することができるので、医
療機器の使用範囲が広くなることはもちろん、使用時の
利便性も向上するようになる。また使用状況において
も、噴射を連続的に行える一方、調節可能な周期で間欠
的に噴射することも可能なので便利である。
【0098】更に、一つの本体の中に吸入装置と噴射装
置を設置して、鼻水吸入器と鼻炎治療器の機能を発揮さ
せるので、携帯及び保管が容易になるだけでなく、従来
の二つの製品を別途に備える場合にかかる費用に比べて
比較的安い費用で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による医療機器本体の断面図である。
【図2】本発明に適用された加圧手段の拡大分解斜視図
である。
【図3】本発明に適用された加圧手段の結合断面図であ
る。
【図4】本発明に適用された空気流入手段の拡大断面図
である。
【図5】本発明に適用された空気流入手段の拡大断面図
である。
【図6】本発明の医療機器に適用される吸入装置の拡大
断面図である。
【図7】本発明の医療機器に適用される噴射装置の拡大
断面図である。
【図8】図7のA−A線の拡大断面図である。
【図9】図7のB−B線の拡大断面図である。
【図10】本発明による医療機器に吸入装置を装着して
使用する状態を示す断面図である。
【図11】本発明による医療機器に噴射装置を装着して
使用する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 ケース 4 キャップ 6 バッテリ 8 モータ 10 動力伝達手段 12 加圧手段 14 固定部 16a、16b スクリュー 18 スイッチ 20 LEDランプ 22 回転軸 24 偏心カム 26 ベアリング 28 動力伝達部材 30 ピストン 32 シリンダ 34 バルブシート 36 吸排気部材 38、122 敷居部 40a 吸入孔 40b 排出孔 42、56 孔 44、48 溝 46a 第1開閉部 46b 第2開閉部 50a 吸入口 50b 排出口 52 凹部 54 突起 58 係止部 60 密閉部材 62a 吸気口 62b 排気口 64、126 空間部 66 突出部 68 間歇噴射手段 70 空気流入部 72 調節部 74 開放部 76、118 空気流入口 78 開閉部 80 レバー 82 延長管路 84 保存筒本体 86 鼻水吸入口 88、98 挿入部 90、100 係止溝 92 空気吸入管 94 排気管路 96 逆流防止バルブ 101 吸気管路 102 流体管路 104 空気通路 106 噴射装置本体 108 ノズル 110 容器 112 流体供給管 114 空気管路 116 テーパ部 120 連結部 124 パッキング 128 ノズルカバー 130 カバー 132 蓋 134 延長部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 1/00 A61M 11/02 A61M 15/08

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受納空間が形成されて医療機器の本体形
    状をなすケースと、 前記ケース内に設置され、電源の供給を受けて作動する
    駆動源としてのモータと、 前記モータの回転運動エネルギーを加圧手段に伝達する
    動力伝達手段と、 前記動力伝達手段に連結されて外気を吸入したり排出し
    て一定の圧力の吸引力または排出力を発生させる加圧手
    段と、 前記加圧手段と一体に結合されて加圧手段内に空気を吸
    入したり加圧手段外部に空気を排出することができるよ
    うに吸入口と排気口を有する吸排気部材と、 前記ケース外部に装着されてモータの作動を制御する電
    源スイッチと、 前記吸排気部材の吸入口または排気口と連通するように
    しながら医療機器本体と着脱可能に結合される吸入装置
    または噴射装置とを含む医療機器。
  2. 【請求項2】 前記動力伝達手段はモータの回転軸に回
    転中心部が固定設置される偏心カムと、この偏心カムと
    一体になるとともに外側に延長された偏心軸に結合され
    るベアリングと、前記ベアリングの外側に結合されて偏
    心カムの偏心回転運動を直線往復運動に変換させる動力
    伝達部材とを含む請求項1に記載の医療機器。
  3. 【請求項3】 前記加圧手段は動力伝達部材の一側に設
    置されたピストンと、このピストンが内部に往復運動で
    きるように設置されたシリンダと、このシリンダの上部
    に位置するバルブシートと、前記バルブシートを隔てて
    シリンダと組立てられる吸排気部材とを含む請求項1に
    記載の医療機器。
  4. 【請求項4】 前記吸入装置は医療機器本体に分離可能
    に結合され、加圧手段の作動で発生する吸入力によって
    鼻水吸入器の役割を果たすことができるように構成され
    た請求項1に記載の医療機器。
  5. 【請求項5】 前記吸入装置は分離可能に嵌合結合され
    て吸入された鼻水が入る保存筒本体と、この保存筒本体
    の前側の終わり部分に結合されて鼻水の吸入が最初に行
    われる鼻水吸入口とからなる請求項4に記載の医療機
    器。
  6. 【請求項6】 前記保存筒本体は医療機器本体の先端部
    に形成された空間部内側に分離可能に結合される挿入部
    を備えて医療機器本体と結合され得るように構成され、
    この挿入部には前記空間部内壁に形成された突出部と対
    応する係止溝が形成されて医療機器本体と吸入装置とが
    緊密に結合され得るように構成される請求項5に記載の
    医療機器。
  7. 【請求項7】 前記保存筒本体の挿入部の一側には、加
    圧手段の作動によって排出される空気が外部に排気され
    得るように構成された排気管路が備えられる請求項6に
    記載の医療機器。
  8. 【請求項8】 前記医療機器本体には噴射装置を使用す
    る時に使用者の選択によって流体が一定の時間をおいて
    連続して噴射できるようにする間歇噴射手段がさらに備
    えられる請求項1に記載の医療機器。
  9. 【請求項9】 前記間歇噴射手段は、ケースに固定され
    るとともに開放部と空気流入口とが形成されて空気の流
    入及び排出が行われる空気流入部と、この空気流入部の
    内側に移動可能にねじ結合されて空気流入部に流入する
    空気量を調節することによって流体噴射を制御する調節
    部とからなる請求項8に記載の医療機器。
  10. 【請求項10】 前記噴射装置は医療機器本体に分離可
    能に結合され、加圧手段の作動で発生する排出力によっ
    て薬物のような流体を噴射することによって鼻炎治療器
    の役割を果たすことができるように構成された請求項1
    に記載の医療機器。
  11. 【請求項11】 前記噴射装置は中央部長さ方向に貫通
    して流体が流れるように設置された流体管路と、この流
    体管路の外側に形成されて医療機器本体の加圧手段で発
    生した空気の力で前記流体管路内部の圧力を減少して流
    体を排出することができるようにする空気通路とを有す
    る噴射装置本体と、 前記噴射装置本体と少しの間隙をおいてその先端部の外
    側に結合されるノズルと、 前記流体管路と連結されて他側は流体が入った容器と連
    結される流体供給管と、 前記流体管路に連結されて流体噴射時に外部の空気が流
    体管路に一定の間隙で混合流入するようにする間歇噴射
    手段と管路とで連結される空気管路とを含む請求項10
    に記載の医療機器。
  12. 【請求項12】 前記噴射装置は医療機器本体の先端に
    結合されたキャップの空間部内側に結合される挿入部を
    備えて医療機器本体と結合され得るように構成され、こ
    の挿入部には前記空間部内壁に形成された突出部と対応
    する係止溝が形成されて医療機器本体と噴射装置とが緊
    密に結合され得るように構成された請求項10に記載の
    医療機器。
  13. 【請求項13】 前記挿入部には医療機器本体の加圧手
    段に外気が供給され得るようにする吸気管路が備えられ
    た請求項12に記載の医療機器。
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