JP3469551B2 - 子宮内膜癌および子宮癌の検出及び監視のための新規な方法 - Google Patents

子宮内膜癌および子宮癌の検出及び監視のための新規な方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の利用分野 本発明は、癌、特に子宮内膜癌および子宮癌の新規に開
発された診断方法に関する。 発明の背景 子宮内膜癌は一年当たり約44,500人の新しい症例
の割合で発生し、1年当たり約10,000人が死亡す
る。早期に診断され治療され、癌がまだ子宮内膜に限定
されていれば、子宮切除によって約95%治癒を達成出
来る。パパニコロー塗抹によって子宮内膜癌を示せる
が、症例の50%のみに有効である。残りは異常な膣出
血が子宮内膜癌の典型的な最初の臨床的徴候である。器
官限定子宮内膜癌の検出のための感度のよい方法が大い
に必要とされている。
【0002】子宮の肉腫、すなわち女性の非常に希な種
類の癌は、癌(悪性)細胞が子宮の筋肉または他の支持
組織の中で成長し始める疾患である。子宮の肉腫は子宮
内膜癌、すなわち癌細胞が子宮の内層で成長し始める疾
患とは異なる。骨盤に高用量のx−線による治療(外部
ビーム放射線治療)を受けてきた女性は子宮肉腫の発症
について高い危険率にある。これらのx−線は女性に時
として子宮からの出血を止めるために照射される。ほと
んどの癌同様、子宮肉腫は早期に見つけられ(診断され
る)た場合、最善に処置される。
【0003】そのような癌の徴候を患者がしめした場
合、医者は癌のチェックのための特定の試験、通常内部
(骨盤内)検査で開始される試験を行うであろう。この
試験の間に、医者は骨盤器官の組織に塊または変化を感
じるであろう。次いで、医者はパパニコロ−試験を行う
かもしれない。子宮の肉腫は内部から始まるので、この
癌は通常パパニコロー試験上表れないであろう。医者は
また、子宮頚を延ばして小さなスプーン状の器具を子宮
内に挿入して子宮内層片を取り出すことによって頚管拡
張子宮内膜掻爬術(D&C)を行うかもしれない。この
組織は次いで顕微鏡で癌細胞を検査される。
【0004】予後(機会および快復)および治療の選択
は、肉腫の病期(子宮だけに存在するのか他の場所に拡
がったかどうか)、腫瘍細胞がどのくらい速く生育する
か、および患者の健康の全般的状態にかかっている。
【0005】上述のように、個人の治療の決定は該個人
に存在するそのような癌の病期と関連する。しかし、現
在の子宮内膜癌および子宮癌病期診断法は限定され、最
初転移なしと診断された癌が、実は転移していることも
ある。転移した癌の患者は予後が悪く、局在された癌の
患者とは有意に異なる療法を必要とするので転移の発見
は有意義である。
【0006】したがって、これらの癌を診断するより感
受性の高い方法が必要なだけではなく、ヒトの子宮内膜
癌または子宮癌の病期を診断してそのような癌が転移し
たか否か決定し、転移が開始されていないヒトにおける
そのような癌の進行を監視する感受性ある方法が大いに
必要である。
【0007】ウテログロブリンおよびCC10等のステ
ロイド結合蛋白質は、ポリ塩素化ビフェニル類のメチル
スルホニル代謝物といっしょにステロイドに結合する一
群の蛋白質である。この蛋白質群の蛋白質の正確な機能
は特定されていない。ウテログロブリンはPLA2が仲
介する反応を阻害することが示された。
【0008】本発明に有用な遺伝子および遺伝子産物
は、ウテログロブリンおよびCC10に相同性を示し、
子宮内膜癌試料においてmRNAの高い発現を示し、哺
乳動物において発現される。これらの遺伝子および遺伝
子産物は、ヒト子宮内膜特異的ステロイド結合因子I,II
およびIIIと題された公開された特許出願WO97/3
4997に記載されており、該出願は参照により本明細
書に取り込まれる。本明細書明細書において、遺伝子お
よびそれらのコード化された産物は、WO97/349
97において公開されたヒト子宮内膜特異的ステロイド
結合因子I(hESF I)に対応するヒト子宮内膜特
異的ステロイド結合因子I(hESF I)と称され
る。WO97/34997は不全と関連するhESF
I、IIおよびIIIの変異体が、hESF I、IIおよびI
IIの発現不足、発現過剰または発現変化から生じる疾患
またはその疑いの診断に付け加えるあるいは診断を明確
にできる診断手段を提供するであろうことを教示してい
る。たとえば、変異した遺伝子は遺伝性喘息または子宮
内膜癌の指標になり得ることが示唆されている。WO9
7/34997はまた、新生物の存在の検出に使用する
ためのhESF I、IIおよびIIIの発現過剰または発
現不足の検出の診断的アッセイを開示している。
【0009】今や、hESF Iは子宮内膜癌および子
宮癌の癌マーカーとして有用であるこが見出された。 発明の総括 これらのおよび他の目的のため、患者から試料を取り、
そして、試料中の、hESF Iをコード化する核酸配列ま
たはhESF I核酸配列によってコード化された蛋白質生
成物を検出することを含む、患者における癌マーカーh
ESF Iの発現を検出する方法を提供することが本発明の
目的である。
【0010】子宮内膜癌または子宮癌に罹っていると疑
われる患者から得られた細胞、組織または体液中の、h
ESF Iポリペプチドのレベルを測定し;そして該測定さ
れたレベルを正常な細胞、組織または体液中のhESF I
のレベルと比較し、ここで患者のhESF Iレベルの正常
な細胞、組織または体液中のhESF Iのレベルに対する
増加は子宮内膜癌および/または子宮癌を示すものであ
ることからなる子宮内膜癌または子宮癌に罹っていると
疑われる患者の子宮内膜癌および/または子宮癌を検出
するための診断方法を提供することはもう1つの目的で
ある。
【0011】子宮内膜癌および/または子宮癌に罹って
いると疑われる患者から得られた細胞、組織または体液
中の、hESF Iの転写レベルを測定し;そして該測定さ
れた転写レベルを正常な細胞、組織または体液中のhES
F I転写レベルと比較し、ここで患者のhESF I転写レベ
ルの正常な細胞、組織または体液中のhESF I転写レベ
ルに対する増加は子宮内膜癌および/または子宮癌と関
連することからなる、子宮内膜癌および/または子宮癌
に罹っていると疑われる患者の子宮内膜癌または子宮癌
を検出するための診断方法を提供することはもう1つの
目的である。
【0012】転移したことが知られていない子宮内膜癌
および/または子宮癌に罹っている患者を同定し;該患
者からの体液の試料中のhESF Iレベルを測定し;そし
て該測定されたhESF Iレベルを正常な対照試料のhESF
Iのレベルと比較し、ここで患者のhESF Iレベルの正
常な対照のhESF Iのレベルに対する増加は転移した癌
と関連することからなる、転移して転移の発症をしてい
ない患者の子宮内膜癌および/または子宮癌を監視する
方法を提供することはもう1つの目的である。
【0013】子宮内膜癌または子宮癌に罹っている患者
を同定し;該患者からの体液の試料中のhESF Iレベル
を測定して該患者にとっての基底hESF Iレベルを確立
し;該患者からの同じ体液お試料中のhESF Iレベルを
続く時間に測定し;そして、該測定されたhESF Iレベ
ルを基底hESF Iのレベルと比較し、ここで患者の測定
されたhESF Iレベルの同じ患者の基底hESF Iレベルに
対する増加は進行する癌と関連し、患者の測定されたh
ESF Iレベルの同じ患者の基底hESF Iレベルに対する減
少は退行しているまたは軽快している癌と関連する、子
宮内膜癌および/または子宮癌に罹っている患者の子宮
内膜癌および/または子宮癌の病期を監視する方法を提
供することはさらにもう1つの目的である。
【0014】本発明の他の目的、特徴、有利性および態
様は下記記載から当業者には明らかであろう。しかし、
下記記載および特定の実施例は本発明の好適具体例をし
めすものの、説明にすぎない。下記記載を読むことおよ
び本明細書の他の部分を読むことにより、開示された本
発明の精神と範囲以内での種々の変化と修飾が容易に明
瞭となろう。 発明の説明 本発明は正常および異常レベルの測定を含む、細胞、組
織および体液中のhESF IポリペプチドまたはhESF I核
酸のレベルを検出するための定量的及び定性的の両方の
診断アッセイに関する。”hESF Iポリペプチド”と
は、WO97/34997中にhESF Iについて開示さ
れたと同一のあるいは実質的に類似のアミノ酸配列を有
する蛋白質またはその断片をいう。WO97/3499
7に開示されたhESF I蛋白質と”実質的に類似の”ポ
リペプチドはhESF I蛋白質の構造および活性を変えな
い保存的アミノ酸置換を含むこともできる。”hESF I
核酸”とは、WO97/34997中にhESF Iについ
て開示されたhESF I蛋白質またはそれと同一の構造お
よび活性を有するポリペプチドをコード化化しているRN
AおよびDNAの両方を含むことを意味する。かくして、高
いポリペプチドまたは転写レベルの検出により正常な対
照体液または組織試料に比較されたhESF Iポリペプチ
ドの過剰発現を検出するための本発明の診断アッセイを
使用して子宮内膜癌および子宮癌を含む癌の存在を検出
することができる。
【0015】宿主から得られた試料において、本発明の
ポリペプチドのレベルまたはhESFIのような遺伝子の転
写レベルを決定するのに使用できるアッセイ技術は当業
者に周知である。そのようなアッセイは、ラヂオイムノ
アッセイ、逆転写酵素PCR(RT-PCR)アッセイ、グリデ
イング、免疫組織化学アッセイ、インジッツハイブリダ
イゼーションアッセイ、競合的結合アッセイ、ウエスタ
ーン・ブロット分析およびELISAアッセイであるが、こ
れらに限定されない。これらの内、ELISAアッセイは生
物学的液体中の遺伝子の発現された蛋白質を検出するの
にしばしば好んで使用される。ELISAアッセイは抗体が
容易に市販のものから入手されないときは、最初にhES
F Iに特異的な抗体、好ましくはモノクローナル抗体を
調製することからなる。さらに、hESF Iに特異的に結
合するリポーター抗体が一般的に調製される。リポータ
ー抗体は放射性、蛍光性または酵素的試薬、たとえば、
西洋ワサビペルオキシダーゼ酵素またはアルカリ性ホス
ファターゼのような検出可能な試薬に結合される。
【0016】ELISAを行うため、hESF Iに特異的な抗体
を該抗体と結合する固体支持体、たとえば、ポリスチレ
ン皿の上でインキュベートする。次いで、上記皿の上の
いかなる遊離蛋白質結合部位も、ウシ血清アルブミンの
ような非特異的蛋白質とインキュベートすることによっ
て被覆される。
【0017】次に、分析サンプルを、hESF I がポ
リスチレン皿に付着させた特異的抗体と結合する間、皿
内でインキュベートする。非結合サンプルをバッファー
で洗い流す。hESF I を特異的に指し示し、西洋わ
さびのペルオキシダーゼに連結したレポーター抗体を、
皿内に置くと、その結果、hESF I に結合した任意
のモノクローナル抗体とレポーター抗体が結合する。次
いで、付着しなかったレポーター抗体を洗浄除去する。
次に、比色基質を含むペルオキシダーゼ活性用試薬を皿
に加える。hESF I 抗体に連結した固定化ペルオキ
シダーゼは、着色反応生成物を生成する。与えられた時
間内の発色量は、サンプル内に存在するhESF I タ
ンパク質量と比例する。定量結果は、典型的には、標準
曲線を参考にして得られる。典型的には、定量診断アッ
セイ用に本発明を限定するわけではないが、疾病を示す
(+)の結果または異常な高レベルは、血液レベルが正
常な健康個体集団の平均血液レベルの三標準偏差(集団
の99.86%)より高いレベルである。
【0018】固体支持体に付着させたhESF I 特異
抗体および標識hESF I および宿主から誘導したサ
ンプルを、固体支持体に負荷して、競合アッセイを行う
と、固体支持体に付着した標識検出量は、サンプル中の
hESF量と相関する。
【0019】また、核酸法を用いると、子宮内膜癌およ
び/または子宮癌の異常な細胞増殖指標のマーカーとし
て、hESF I の転写レベルを検出することもでき
る。ポリメラーゼ鎖反応(PCR)、ならびに、リガー
ゼ鎖反応(LCR)(ligase chain reaction) および核
酸配列に基づく増幅(NASABA)(nucleic acid se
quence based amplification) の様なその他の核酸法を
用いて、悪性細胞を検出し、様々な悪性疾患を診断およ
びモニターすることも出来る。例えば、逆転写酵素(reb
erse-transcriptase) PCR(RT−PCR)は、数千
種の他のmRNAの複合混合物中の特定のmRNA集団
の存在を検出するために用いることの出来る強力な技術
である。RT−PCRでは、酵素逆転写酵素を用いて、
mRNA種を最初に相補的DNA(cDNA)に逆転写
し;次に、cDNAを標準PCR反応で増幅する。この
ように、RT−PCRは、増幅によって、一つのmRN
A種の存在を示すことが出来る。従って、mRNAがそ
れを生成する細胞に高い特異性を持つならば、特定の型
の細胞の存在を同定するために、RT−PCRを用いる
ことが出来る。
【0020】グリッド上に並んだクローンへのハイブリ
ダイゼーションを用いると、その遺伝子の発現を検出
し、そしてその発現レベルを定量する(グリッディン
グ)(gridding)ことが両方とも出来る。この研究方法で
は、hESF I 遺伝子をコード化するcDNAを基体
に固定する。基体は、限定するつもりはないが、ガラ
ス、ニトロセルロース、ナイロンまたはプラスチックを
含む任意の適当な型であることが出来る。hESF I
クローンをコード化するDNAを基体に付着させ、次い
で、分析物と共にインキュベートする。分析物は、興味
ある組織から単離されたRNAまたはRNAの相補的D
NA(cDNA)コピーであることが出来る。基体結合
クローンと分析物間のハイブリダイゼーションは、限定
するつもりはないが、分析物の放射性標識あるいは蛍光
標識、またはハイブリドを検出するために設計された第
二の分子を含む、様々な手段によって検出し定量するこ
とが出来る。遺伝子の発現レベルの定量は、既知の標準
から定量されたそれと比較した分析物からのシグナルの
強度の比較によって行うことが出来る。標準は、標的遺
伝子をインビトロでの転写し、収率を定量し、次にその
物質を用いて標準曲線を作成することによって、得るこ
とが出来る。
【0021】上記の試験を、血液、尿、唾液、組織生検
および検死物質からのような患者体液ならびに組織抽出
物(ホモジネートまたは可溶化組織)から誘導されたサ
ンプルで行うことが出来る。ポリペプチドあるいは転写
レベルを測定することによって子宮内膜癌または子宮癌
に苦しむと予想される患者からの細胞、組織または体液
で定量されたhESF I レベルを、正常あるいは対照
の細胞、組織または体液中のhESF I レベルと比較
する。正常な健康個体から得られた同一の細胞、組織ま
たは体液中のレベルと比較して、患者で測定されたhE
SF I レベルが上昇している場合、その患者が子宮内
膜癌および/または子宮癌であることを示している。
「レベル上昇」とは、同一の正常細胞、組織または体液
内のhESF I と比較して、患者内で測定されたhE
SF I が、少なくともおおよそ2倍上昇していること
を意味する。上昇したhESF I レベルの検出は、子
宮内膜癌および子宮癌の両方の診断に有用である。
【0022】さらに、子宮内膜癌および/または子宮癌
であると診断された患者のhESFI をモニターする
ことは、未だ転移していない癌の転移の初動期の決定
に、さらに癌の段階の決定に、有用である。例えば、h
ESF I の検出は、転移の初動期で未だ転移していな
い患者の子宮内膜癌または子宮癌をモニターする方法と
して用いることが出来る。この方法では、転移している
ことを知らない子宮内膜癌または子宮癌に苦しむ患者が
同定される。まず、患者からの体液サンプルのhESF
Iレベルを測定する。次に、これらの測定されたhES
F I レベルを、正常な対照サンプルからの同一の体液
型のhESF I レベルと比較する。正常対照に対して
患者で測定されたhESF I レベルの増加は、癌の転
移と関連する。
【0023】子宮内膜癌または子宮癌に苦しむ患者の子
宮内膜癌または子宮癌の段階もまた、決定することが出
来る。この方法では、子宮内膜癌または子宮癌に苦しむ
患者が同定される。患者からの体液サンプル内のhES
F I レベルを測定して、前記患者のhESF I レベ
ルの基準線を確立する。次に、同一体液サンプル内のh
ESFIレベルを、患者の主治医と共に予定した健康診
断のような次の機会に定量する。次に、測定されたhE
SF I レベルを、患者のhESF I 基準線レベルと
比較する。この方法では、患者のhESF I 基準線レ
ベルに対する測定された患者のhESFIレベルの増加
は、癌の進行と関連し、hESFI基準線レベルに対す
る測定されたhESFIレベルの減少は、癌の後退また
は緩解と関連する。また、患者で確立されたhESF
I 基準線レベルと比較して測定されたhESF I レ
ベルの増加は、転移を示すであろう。 実施例 本発明は、以下の実施例によって、さらに説明される。
実施例は、具体的実施態様の参考として本発明を説明す
るためにのみ提供される。これらの例示は、本発明のあ
る具体的な態様を説明するものであるが、開示された本
発明の範囲を制限または限定を示すものではない。
【0024】すべての実施例は、詳細に記載されている
ものを除いて、当業者らに周知の日常的な標準的技術を
用いて行われる。以下の実施例の日常的な分子生物学的
技術は、Sambrookら、MOLECULAR C
LONING: A LABORATORY MANU
AL、第二版、Cold Spring Harbor
Laboratory Press,Cold Sp
ring Harbor.N.Y.,1989(以後”
Sambrook”と称す)の様な、標準的研究室マニ
ュアルに記載されている方法に従って、実行することが
出来る。
【0025】以下の実施例に示すすべての量は、明記し
ない限り、重量である。特に記載されていない限り、以
下の実施例のフラグメントのサイズ分離は、Sambr
ook、および、例えばNoeddelら、Nucle
ic AcidsRes.,8,4057、1980の
様な数多くのその他の参考文献に記載の、アガロースお
よびポリアクリルアミドゲル電気泳動(”PAGE)の
標準技術を用いて行われる。 実施例1. hESF I の組織分布 hESF I 発現の組織分布を決定するために、mRN
AおよびcDNAを様々な組織から調製し、hESF
I プライマーを用いて、ポリメラーゼ鎖反応を行っ
た。結果を以下に示す。
【0026】
【表1】
【0027】実施例2. 遺伝子発現の相対的定量 蛍光TagManプローブでの即時定量PCRは、Ta
q DNAポリメラーゼの5’−3’ヌクレアーゼ活性
を用いた定量検出システムである。方法は、5’をレポ
ーター染料および下流の3’を消光剤染料で標識した内
部蛍光オリゴヌクレオチドプローブ(TaqMan)を
用いる。PCRの間に、Taq DNAポリメラーゼの
5’−3’ヌクレアーゼ活性はレポーターを放出し、次
に、その蛍光を、レーザー検出器、Model 770
0 Sequence Detection Syst
em(PE Applied Biosystems、
Foster City,CA,USA)によって検出
する。
【0028】内因性対照の増幅を用いて、反応物に加え
られたサンプルRNAの量を標準化し、逆転写酵素(R
T)の効率を標準化する。シクロフィリン、グリセルア
ルデヒド−3−リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPD
H)、または18SリボソームRNA(rRNA)のい
ずれかが、この内因性対照として用いられる。研究した
全サンプル間の相対的定量を計算するために、一つのサ
ンプルでの標的RNAレベルを、相対結果(キャリブレ
ーター)の基準として用いる。標準曲線法または比較法
(User Bulletin #2: ABI PR
ISM 7700Sequence Detectio
n System)を用いると、「キャリブレーター」
に相関した定量を得ることが出来る。
【0029】組織分布ならびに正常組織および腫瘍組織
内のhESF I のレベルを評価するために、全RNA
を、正常組織、腫瘍組織、ならびに腫瘍およびそれと関
連する正常組織、から抽出した。次に、第一鎖cDNA
を逆転写酵素で調製し、hESF I に特異的なプライ
マーおよびTaqManプローブを用いてポリメラーゼ
鎖反応を行った。ABI PRISM 7700 Seq
uence Detectorを用いて、結果を分析し
た。絶対数は、キャリブレーターと比較したHESF
I の相対的発現レベルである。
【0030】絶対数は、胸腺(キャリブレーター)と比
較したHESF I の12の正常組織での相対的発現レ
ベルである。これらのRNAサンプルは、異なる個人の
特定の組織からのサンプルをプールすることによって得
られた。
【0031】
【表2】
【0032】相対的発現レベルは、hESF I mRN
Aの発現が、分析されたプールサンプルのその他の12
の正常組織と比較して、正常な子宮のプール(698)
では10倍より高い、ことを示している。第二のより高
く発現する精巣(43.3)は、男性組織であり、子宮
内膜癌または子宮癌の診断への問題とはならないであろ
う。これらの結果は、hESF I mRNAの発現が、
子宮、主に子宮内膜からなる組織で特異的に高いこと
を、示している。
【0033】絶対数は、異なる個体からのサンプルプー
ルに対応し、それらを、以下の表の単一個体のサンプル
から得られた絶対数と比較することはできない。以下の
表では、絶対数は、36ペアのマッチング(matching)サ
ンプルの、胸腺(キャリブレーター)と比較したhES
F I の相対的発現レベルである。それぞれのマッチン
グペアは、特定組織の癌サンプルおよび同一個体の同一
組織の隣接する正常サンプルを含む。
【0034】
【表3】
【0035】マッチングサンプルを分析した場合、より
高い発現レベルは、子宮内膜および子宮で認められ、こ
れらの二組織に高度な組織特異性を示す。これらの結果
から、正常組織で得られた組織特異性結果が確認され
る。さらに、同一個体からの癌サンプルと同系の正常な
隣接組織内でのmRNA発現レベルを、比較した。これ
らのデータは、対応する正常な隣接組織と比較した場
合、子宮内膜癌組織、2、6、7および9で、hESF
I の過剰発現を示している。同様に、癌での過剰発現
は、子宮サンプル2および4でも認められる。診断用マ
ーカーPSAおよびPLA2をコード化する遺伝子につ
いての以前のmRNA発現分析では、分析したマッチン
グサンプルの40%から80%で、mRNAの過剰発現
を示した。
【0036】概して言えば、試験した子宮内膜および子
宮のマッチングサンプルのおおよそ半数に認められた高
レベルの組織特異性+mRNAの過剰発現は、hESF
Iが子宮内膜癌および子宮癌の良好な診断マーカーで
あることを、証明している。
フロントページの続き (72)発明者 バークザク,ジョン・ディー アメリカ合衆国カリフォルニア州95054, サンタ・クララ,ヴィスタ・クラブ・サ ークル 1526,アパートメント 301 (56)参考文献 国際公開97/034997(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12Q 1/68 G01N 33/53 BIOSIS/CA/MEDLINE/W PIDS(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の試料中の癌マーカーhESF Iの発
    現を検出するための方法であって、 試料中の、hESF Iをコードする核酸配列またはhESF I
    核酸配列によりコードされた蛋白質生成物を検出するこ
    とを含む方法。
  2. 【請求項2】 子宮内膜癌または子宮癌に罹っていると
    疑われる患者から得た細胞、組織または体液において子
    宮内膜癌または子宮癌の存在を検出する方法であって、 (a)子宮内膜癌または子宮癌に罹っていると疑われる
    患者から得た細胞、組織または体液においてhESF Iポ
    リペプチドのレベルを測定し;そして (b)上記の測定されたレベルを、正常な細胞、組織ま
    たは体液中のhESF Iポリペプチドのレベルと比較し、
    ここで、患者から得た細胞、組織または体液のhESF I
    レベルの、正常な細胞、組織または体液中のhESF Iレ
    ベルに対する増加が子宮内膜癌または子宮癌を示すもの
    であることを含む方法。
  3. 【請求項3】 子宮内膜癌または子宮癌に罹っていると
    疑われる患者から得た細胞、組織または体液において子
    宮内膜癌または子宮癌の存在を検出する方法であって、 (a)子宮内膜癌または子宮癌に罹っていると疑われる
    患者から得た細胞、組織または体液においてhESF Iの
    転写レベルを測定し;そして (b)上記の測定されたhESF I転写レベルを、正常な
    細胞、組織または体液中のhESF I転写レベルと比較
    し、ここで、患者から得た細胞、組織または体液のhES
    F I転写レベルの、正常な細胞、組織または体液中のhE
    SF I転写レベルに対する増加が子宮内膜癌または子宮癌
    を示すものであることを含む方法。
  4. 【請求項4】 転移していない患者から得た体液の試料
    において転移の開始に関して子宮内膜癌または子宮癌を
    監視する方法であって、 (a)転移したことが知られていない子宮内膜癌または
    子宮癌に罹っている患者から得た体液の試料中のhESF
    Iレベルを測定し;そして (b)上記の測定されたhESF Iレベルを、正常な細
    胞、組織または体液中のhESF Iポリペプチドのレベル
    と比較し、ここで、患者から得た体液試料中のhESF I
    レベルの、正常な細胞、組織または体液中のhESF Iレ
    ベルに対する増加が転移した癌と関連することを含む方
    法。
  5. 【請求項5】 子宮内膜癌または子宮癌に罹っている患
    者から得た体液の試料において子宮内膜癌または子宮癌
    の病期を監視する方法であって、 (a)子宮内膜癌または子宮癌に罹っている患者から得
    た体液の試料においてhESF Iレベルを測定して、該患
    者にとっての基底hESF Iレベルを確立し; (b)上記患者からの同じ体液の複数の試料中のhESF
    Iレベルをのちの一定時間測定し;そして (c)上記の測定されたhESF Iレベルを、基底hESF I
    レベルと比較し、ここで、患者のhESF Iレベルの、同
    じ患者の基底hESF Iレベルに対する増加が進行する癌
    と関連し、患者のhESF Iレベルの、同じ患者の基底hE
    SF Iレベルに対する減少が退行している癌または軽快し
    ている癌と関連するものであることを含む方法。
  6. 【請求項6】 患者の体液試料中の測定されたhESF I
    レベルの同じ患者の基底hESF Iレベルに対する増加が
    転移した癌に関連する、請求項5記載の方法。
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