JP3467725B2 - 画像の影除去方法、画像処理装置及び記録媒体 - Google Patents

画像の影除去方法、画像処理装置及び記録媒体

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JP3467725B2
JP3467725B2 JP15328098A JP15328098A JP3467725B2 JP 3467725 B2 JP3467725 B2 JP 3467725B2 JP 15328098 A JP15328098 A JP 15328098A JP 15328098 A JP15328098 A JP 15328098A JP 3467725 B2 JP3467725 B2 JP 3467725B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects
    • G06T15/60Shadow generation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば3Dコンテ
ンツを作成するとき、3Dモデルの表面にビデオカメ
ラ,スチルカメラ等で写した実写画像を貼り付ける(テ
クスチャマッピング)場合、画像に写り込んでいる影を
除去する方法、画像の影を除去する機能を備えた画像処
理装置及び、この画像処理装置での読み取りが可能な記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】3Dコンテンツを作成するとき、3Dモ
デルの表面に画像を貼り付けるテクスチャマッピングの
手法を用いると、質感が出て実物に近い雰囲気を作るこ
とができる。しかし、3Dモデルの表面に、ビデオカメ
ラ,スチルカメラ等で写した実写画像を貼り付けた場
合、3Dグラフィックス処理の最後の段階で行われるレ
ンダリングによって陰影が付けられるので、実写画像に
写り込んでいる影を除去する必要がある。
【0003】従来では、フォトレタッチング・ソフトを
使用して、ユーザが手作業で画像から影を除去してい
る。その手順は、まず影の領域を指定する。その指定の
方法は、近似色範囲の設定でおおまかに指定した後、細
かい部分を手作業で直す。次に、指定した領域に対し
て、コントラスト,明るさを変更する操作を行うことに
より、影がない部分と同じになるように色を決める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フォトレタッ
チング・ソフトを使用してコントラスト,明るさを変更
する操作には熟練が必要であり、専門のデザイナーであ
っても、経験を積まなければ満足な仕上がりは期待でき
ない。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、影が写り込んでいる画像に3
Dモデルを重ね合わせて光源の位置を推定し、この光源
の位置での3Dモデルに対するレンダリングで影が形成
される領域から影を除去することにより、フォトレタッ
チングの知識を持たない一般のユーザでも、簡単な操作
で影を除去することができる画像の影除去方法、影を除
去する機能を備えた画像処理装置及び、この画像処理装
置での読み取りが可能な記録媒体の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明の影除去方法、
発明の画像処理装置、及び発明の記録媒体は、画像に
含まれる三次元物体の写像に三次元モデルを重ね合わせ
て三次元モデルを該写像に合致させ、画像に含まれる三
次元物体の写像にて影が形成されている面が指定される
と、指定された面に重ね合わせられている三次元モデル
の面に基づいて、光源の位置を推定し、推定された光源
の位置により、前記三次元モデルに対するレンダリング
で影が形成される面を求め、該面が重ね合わせられてい
る面を前記画像の影の領域であると決定し、影の領域で
あると決定された領域から影を除去することを特徴とす
る。
【0007】これにより、フォトレタッチングの知識を
持たない一般のユーザでも、3Dモデルを画像に重ね合
わせて形状を合致させ、画像の影の面を指定するという
簡単な操作で画像の影を除去することができる。
【0008】発明の影除去方法及び、発明の画像処
理装置は、画像に含まれる三次元物体の写像に三次元モ
デルを重ね合わせて三次元モデルを該写像に合致させ、
画像に含まれる三次元物体の写像上の点及び、該点の影
における位置が指定されると、三次元物体の写像に重ね
合わせられている三次元モデルの、指定された点及び位
置に対応する点及び位置に基づいて、光源の位置を推定
し、推定された位置の光源により、前記三次元モデルに
対するレンダリングで影が形成される領域を、前記画像
の影の領域であると決定し、影の領域であると決定され
た領域から影を除去することを特徴とする。
【0009】これにより、フォトレタッチングの知識を
持たない一般のユーザでも、3Dモデルを画像に重ね合
わせて形状を合致させ、画像の三次元物体の写像上の点
と、その点の影における位置を指定するという簡単な操
作で画像の影を除去することができる。
【0010】
【0011】
【0012】発明の影除去方法及び、発明の画像処
理装置は、影の領域であると決定された領域から影を除
去する場合、前記画像にて、影の領域であると決定され
た領域及び、該領域以外の領域の画素分布をそれぞれ算
出し、該画素分布に基づき、影の領域の画素分布を、該
領域以外の領域の画素分布に応じた画素分布へ変換する
ための変換関数を算出し、影の領域の画素分布を該変換
関数により変換することで影の領域であると決定された
領域から影を除去することを特徴とする。
【0013】これにより、影の領域に対するコントラス
ト,明るさの操作なしに、画像の影を除去することがで
きる。
【0014】発明の影除去方法及び、発明の画像処
理装置は、影の領域であると決定された領域から影を除
去する場合、前記画像にて、影の領域であると決定され
た領域及び、該領域以外の領域にて同一色であるいずれ
かの部分の画素分布をそれぞれ算出し、影の領域の画素
分布を、算出した画素分布に応じた画素分布へ変換する
ための変換関数を算出し、影の領域の画素分布を該変換
関数により変換することで影の領域であると決定された
領域から影を除去することを特徴とする。
【0015】これにより、影の領域に対するコントラス
ト,明るさの操作なしに、影の領域と他の領域とにて同
一色であるいずれかの部分を指定するという簡単な操作
で、また画像処理装置が影の領域と他の領域との同一色
の部分を判別する機能を備えている場合はこの指定を行
わなくても画像の影を除去することができる。
【0016】発明の影除去方法及び、発明の画像処
理装置は、影の領域であると決定された領域から影を除
去する場合、前記画像にて、影の領域であると決定され
た影領域及び、該領域以外の領域にて同一色である各部
分の画素分布をそれぞれ算出し、該画素分布に基づき、
影の領域の各部分の画素分布を、該領域以外の領域の同
一色である部分の画素分布に応じた画素分布へ変換する
ための変換関数を算出し、影の領域の前記各部分の画素
分布を該変換関数により変換することで影の領域である
と決定された領域から影を除去することを特徴とする。
【0017】これにより、影の領域に対するコントラス
ト,明るさの操作なしに、影の領域と他の領域とにて同
一色である各部分を指定するという簡単な操作で、また
画像処理装置が影の領域と他の領域との同一色の部分を
判別する機能を備えている場合はこの指定を行わなくて
も画像の影を除去することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の影除去方法を実
施する画像処理装置の実施の形態1のブロック図であ
る。ディスプレイ1は実写のデジタル画像、3Dモデル
等を表示し、ポインティング・デバイスとしてのマウス
2はディスプレイ1上の座標位置を入力する。
【0019】実写画像記憶部3は、カメラ、ビデオカメ
ラ等で撮影されたデジタル画像と、影を除去した加工済
みのデジタル画像とを格納する。画像表示部4は実写画
像記憶部3から取り出した実写デジタル画像をディスプ
レイ1に表示する。
【0020】3Dモデル記憶部5は、立体のワイヤーフ
レーム・モデル、サーフェス・モデル等の形状データを
格納している。3Dモデル当てはめ部6は、3Dモデル
記憶部5に格納されている3Dモデルの中からオペレー
タにより選択された3Dモデルを、オペレータの操作に
従って、ディスプレイ1に表示されている実写デジタル
画像の三次元形状の物体に重ね合わせ、オペレータによ
る位置調整、向きの調整、大きさの調整、及び形状の部
分的変形の指示に従って3Dモデルを回転、縮小、拡大
する等して、3Dモデルを実写デジタル画像の物体の三
次元形状に合致させる。なお、3Dモデルの当てはめに
関しては、例えば特開平7−262410号公報に開示
されているような方法で実現することができる。
【0021】影面指定部7は、ディスプレイ1上の3D
モデルが重ね合わせられた実写デジタル画像に対してオ
ペレータがマウス2により指定した三次元形状の物体の
影面、即ちこの影面に重ね合わせられている3Dモデル
の面のデータを確保する。光源位置推定部8は、影面指
定部7が確保した3Dモデルの面のデータに基づいて、
例えばオペレータのマウス2のクリック操作により指定
された種類(例:平行光、点光源)の光源の位置を推定
する。
【0022】影領域決定部9は、マウス2により指定さ
れなかったが、光源位置推定部8により推定された光源
位置に基づくレンダリングにより影面となるべき残りの
影面を探索し、指定されなかった影面が残っている場合
は、この影面の3Dモデルの面のデータを確保して影面
指定部7が確保した3Dモデルの面のデータとの両方
を、また探索の結果、影面が残っていない場合は影面指
定部7が確保した3Dモデルの面のデータだけを実写デ
ジタル画像の影領域と決定する。影除去部10は、影領
域決定部9が決定した実写デジタル画像の影領域のコン
トラスト、明るさを調整して実写デジタル画像から影を
除去し、加工後の実写デジタル画像を実写画像記憶部3
に格納する。
【0023】次に、実施の形態1の動作を図2のフロー
チャート、図9の実写画像の一例の図、図10の3Dモ
デルの一例の図及び、図11の実写画像に3Dモデルを
当てはめた一例の図に基づいて説明する。3Dモデル当
てはめ部6は、3Dモデル記憶部5に格納されている3
Dモデルの中からオペレータにより形状が近似している
ために選択された図10に示すような3Dモデルを、オ
ペレータの操作に従って、ディスプレイ1に表示されて
いる図9に示すような実写デジタル画像の三次元形状の
物体に重ね合わせ、オペレータによる位置調整、向きの
調整、大きさの調整、及び形状の部分的変形の指示に従
って3Dモデルを回転、縮小、拡大する等して、図11
に示すように、3Dモデルを実写デジタル画像の物体の
三次元形状に当てはめる (ステップS2−1)。
【0024】影面指定部7は、ディスプレイ1に表示さ
れている、3Dモデルが重ね合わせられた実写デジタル
画像に対してオペレータがマウス2により指定した三次
元形状の物体の影面、即ちこの影面に重ね合わせられて
いる3Dモデルの面のデータを確保する (ステップS2
−2)。
【0025】光源位置推定部8は、影面指定部7が確保
した、3Dモデルの面のデータに基づいて、例えばオペ
レータのマウス2のクリック操作により指定された種類
の光源の位置を絞り込む (ステップS2−3)。影領域
決定部9は、光源位置推定部8により推定された光源位
置に基づくレンダリングにより影面となるべき残りの影
面を探索し (ステップS2−4)、この影面の3Dモデ
ルの面のデータを確保して影面指定部7が確保した3D
モデルの面のデータとの両方を実写デジタル画像の影領
域と決定する (ステップS2−5)。
【0026】例えば、図11に示す影面A〜Dのうち、
影面Aが指定された場合、Aの面が影面であるというこ
とは、光源は影面Aの裏(法線の負方向)にあることが
わかる。そこで、平面Cも影面になっていることがわか
る。次に影面Bが指定された場合、A及びBの面が影面
であるということは、光源は影面Aの裏でかつ影面Bの
裏にあることがわかる。そこで、平面Dも影面になって
いることがわかる。
【0027】例えば、図11の影面Aと影面Bとだけを
オペレータが指定した場合は、推定された光源位置での
レンダリングにより影が形成されるべき3Dモデルの面
が重ね合わせられている残りの影面C及びDの3Dモデ
ルの面のデータを確保し、影面指定部7が確保した影面
A及びBの3Dモデルの面のデータとの両方を実写デジ
タル画像の影領域と決定する。
【0028】影除去部10は、後述するようなアルゴリ
ズムで、影領域決定部9が決定した実写デジタル画像の
影領域のコントラスト、明るさを調整して実写デジタル
画像から影を除去する (ステップS2−6)。
【0029】図3は、本発明の影除去方法を実施する画
像処理装置の実施の形態2のブロック図である。なお、
実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。実施の形態1ではオペレータによる影面指
定により光源位置を推定したのに代えて、本形態では、
頂点とその頂点の影の位置から光源位置を推定する。
【0030】頂点指定部11は、ディスプレイ1に表示
されている、3Dモデルが重ね合わせられた実写デジタ
ル画像に対してオペレータがマウス2により指定した三
次元形状の物体の頂点及び、その頂点が作り出している
影の位置の三次元位置を検出する。光源位置推定部12
は、頂点指定部11が検出した2つの三次元位置から、
例えばオペレータのマウス2のクリック操作により指定
された種類の光源の位置を推定する。影領域決定部9
は、光源位置推定部12により推定された光源位置に基
づくレンダリングにより影領域を計算する。
【0031】次に、実施の形態2の動作を図4のフロー
チャート及び、図12の頂点とその影の指定の一例の図
に基づいて説明する。3Dモデル当てはめ部6は、3D
モデル記憶部5に格納されている3Dモデルの中からオ
ペレータにより形状が近似しているために選択された図
10に示すような3Dモデルを、オペレータの操作に従
って、ディスプレイ1に表示されている図9に示すよう
な実写デジタル画像の三次元形状の物体に重ね合わせ、
オペレータによる位置調整、向きの調整、大きさの調
整、及び形状の部分的変形の指示に従って3Dモデルを
回転、縮小、拡大する等して、3Dモデルを実写デジタ
ル画像の物体の三次元形状に当てはめる (ステップS4
−1)。
【0032】頂点指定部11は、ディスプレイ1に表示
されている、3Dモデルが重ね合わせられた実写デジタ
ル画像に対してオペレータがマウス2により指定した三
次元形状の物体の頂点及び、この頂点が作り出している
影の位置の三次元座標を検出する (ステップS4−
2)。例えば、図12においてオペレータが頂点Pとそ
の影の位置PSとを指定した場合、これらの頂点P及び
PSに重ね合わせられている3Dモデルの三次元座標の
データを確保する。
【0033】光源位置推定部12は、頂点指定部11が
検出した、頂点及びその影の位置の三次元座標に基づい
て、例えばオペレータのマウス2のクリック操作により
指定された種類の光源の位置を計算する (ステップS4
−3)。光源が太陽光のような平行光であれば、直線P
−PSの延長方向に光源があると考えられる。また点光
源の場合は、2つの頂点とそれぞれの影の位置を指定す
れば三角測量法で光源位置が推定できる。
【0034】影領域決定部9は、光源位置推定部12に
より推定された光源位置に基づくレンダリングにより影
領域を計算し (ステップS4−4)、この影領域を実写
デジタル画像の影領域と決定する (ステップS4−
5)。影除去部10は、後述するようなアルゴリズム
で、影領域決定部9が決定した実写デジタル画像の影領
域のコントラスト、明るさを調整して実写デジタル画像
から影を除去する (ステップS4−6)。
【0035】図5は、本発明の影除去方法を実施する画
像処理装置の実施の形態3のブロック図である。なお、
実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。実施の形態1では2つ以上の影面から、ま
た実施の形態2では頂点とその影の位置とから光源の位
置を推定したのに代えて、本形態では予め任意に設定し
た種類(例:平行光、点光源)及び光源位置でのレンダ
リングにより形成される影が実写デジタル画像の影に一
致するように光源位置を変更する。
【0036】光源表示部13は、ディスプレイ1に表示
されている、3Dモデルが重ね合わせられた実写デジタ
ル画像において、任意の位置に設定したコンピュータ・
グラフィックスの、任意に設定した種類の光源でのレン
ダリングによる影を表示する。光源位置変更部14は、
オペレータのマウス2による操作に従って光源の位置を
移動させる。影領域決定部9は、光源位置変更部14に
より変更され、レンダリングによる影の実写デジタル画
像の影とが一致した光源位置でのレンダリングにより得
られた影領域を実写デジタル画像の影領域と決定する。
【0037】次に、実施の形態3の動作を図6のフロー
チャートに基づいて説明する。3Dモデル当てはめ部6
は、3Dモデル記憶部5に格納されている3Dモデルの
中からオペレータにより形状が近似しているために選択
された図10に示すような3Dモデルを、オペレータの
操作に従って、ディスプレイ1に表示されている図9に
示すような実写デジタル画像の三次元形状の物体に重ね
合わせ、オペレータによる位置調整、向きの調整、大き
さの調整、及び形状の部分的変形の指示に従って3Dモ
デルを回転、縮小、拡大する等して、3Dモデルを実写
デジタル画像の物体の三次元形状に当てはめる (ステッ
プS6−1)。
【0038】光源表示部13は、3Dモデルが重ね合わ
せられた実写デジタル画像において、任意の位置に、設
定された種類のコンピュータ・グラフィックスの光源を
指定し (ステップS6−2)、この光源位置でのレンダ
リングによる影を表示する (ステップS6−3)。オペ
レータがレンダリングによる影と実写デジタル画像の影
とを見比べ、一致していると判断することにより、光源
位置が決定されたか否かを判定し (ステップS6−
4)、両者が一致していないと判断して、マウス2の操
作により光源位置が他の位置へ移動された場合は (ステ
ップS6−4のNO)、光源位置変更部14は、光源の
位置を、オペレータのマウス2による操作に従って移動
させる (ステップS6−2)。
【0039】以上のような光源位置の移動を繰り返した
後、レンダリングによる影と実写デジタル画像の影とが
一致したとオペレータが判断し、光源位置が決定される
と (ステップS6−4のYES)、影領域決定部9は、
この光源位置でのレンダリングによる影領域を、実写デ
ジタル画像の影領域と決定する (ステップS6−5)。
影除去部10は、後述するようなアルゴリズムで、影領
域決定部9が決定した実写デジタル画像の影領域のコン
トラスト、明るさを調整して実写デジタル画像から影を
除去する (ステップS6−6)。
【0040】図7は影除去部10の一例の詳細なブロッ
ク図である。画素分布計算部101は、影領域と影領域
以外の他の領域(以下、日向領域という)との画素分布
をそれぞれ計算する。画素分布はRGB空間で計算して
も、YIQ空間で計算しても、またグレースケールに変
換して計算してもよい。分布は主に画素値の平均と分散
とを調べる。
【0041】変換関数計算部102は影領域の画素分布
を、日向領域の画素分布へ変換するための変換関数を計
算する。変換関数は予め複数種類を用意しておき、その
関数の変数に、画素分布計算部101が求めた平均値又
は分散値を代入して求める。変換関数が求まったら、画
像の影領域全体にその変換関数を適用し、画素値を変換
する。これにより画像の影が消去される。
【0042】図8は影除去部10の他の例の詳細なブロ
ック図である。本例では、影領域に模様などがあって単
一色でない場合、影領域と日向領域との同一色の部分か
ら画素分布を求める。同一色領域指定部103は、影領
域と日向領域とにおいて、オペレータにより元の色が同
じであるとしてマウスで指定された色の領域を同一色の
領域として、また画像処理装置が色によるクラスタリン
グの機能を備えている場合は、クラスタリングにより領
域を分割して同一色の領域をそれぞれ指定する。この同
一色領域の指定は、一色だけであっても、また全色に対
して行ってもよい。
【0043】画素分布計算部104は、同一色領域指定
部103により同一色の領域として指定されたそれぞれ
の領域の画素分布を調べる。変換関数計算部102は、
影領域で指定された領域の画素分布を、日向領域で指定
された領域の画素分布へ変換するための変換関数を計算
する。変換関数は予め複数種類を用意しておき、その関
数の変数に、画素分布計算部104が求めた平均値又は
分散値を代入して求める。変換関数が求まったら、一色
だけを指定した場合は画像の影領域全体にその変換関数
を適用し、また全色を指定した場合はそれぞれの色の領
域の画素値を変換する。これにより画像の影が消去され
る。
【0044】次に、図8の構成を有する影除去部に対す
る操作の手順の一例を図13に基づいて説明する。図1
3において、左の図(背景が白抜き)が日向領域の面、
右の図(背景にハッチング有り)が日陰領域の面であ
り、両方の面の背景、円形と楕円形、三角形と四角形が
それぞれ同色である場合、日向領域において、背景、円
形及び三角形のいずれかを同一色領域として指定し、日
陰領域において、背景、楕円形及び四角形のいずれかを
同一色領域として指定すると、影領域の同一色領域が日
向領域の同一色領域に比べてどのくらい暗いかを計算
し、その結果を影領域の全体に適用して明るくすること
で影を除去する。
【0045】次に、図8の構成を有する影除去部に対す
る操作の手順の他の例を図14に基づいて説明する。図
14において、左の図を日向領域の面、右の図を日陰領
域の面であり、両方の面の背景、円形と楕円形、三角形
と四角形がそれぞれ同色である場合、日向領域の背景と
日陰領域の背景、円形と楕円形及び、三角形と四角形と
を同一色領域として指定すると、影領域の各色の領域が
日向領域の同一色の各色の領域に比べてどのくらい暗い
かを計算し、その結果を影領域の各色の領域に適用して
明るくすることで影を除去する。
【0046】なお、同一色の領域の指定は1対1に限ら
ず、多対1であってもよい。またオペレータが手動で指
定する以外に、画像処理装置が色によるクラスタリング
の機能を備えている場合は、クラスタリングにより領域
を分割して同一色の領域をそれぞれ指定するようにして
もよい。
【0047】以下に、クラスタリングにより分割した領
域の同一色領域を対応付ける方法について説明する。明
るさによる違いを除いた色の特徴をRGBそれぞれの差
と考えるとする。分割された各影領域についてRGBの
差(R−G,R−B)を計算し、分割された各日向領域
のそれぞれのRGBの差を計算し、各影領域のRGBの
差と比較する。影領域のRGBの差を(Ra−Ga,R
a−Ba)、日向領域のRGBの差を(Rb−Gb,R
b−Bb)とすると、 [(Ra−Ga)/(Ra−Ba)]2 −[(Rb−Gb)/
(Rb−Bb)]2 が最小のものを同一色領域として対応付ける。
【0048】なお、色の特徴はRGBの比(R/G,R
/B)としてもよい。また、RGB色空間からYIQ色
空間に変換し、輝度Yを除いた二次元平面において距離
の最も近いものを同一色領域として対応付けてもよい。
【0049】
【実施例】前述の画素分布の変換関数の実施例を以下に
説明する。 (1) 影領域の画素値の平均をA(Ra,Ga,Ba)、
日向領域の画素値の平均をB(Rb,Gb,Bb)とす
る。影領域の画素値Pに対して補正後の画素値PCを、 PC=P+(B−A) とする。これは影領域の画素を色空間内で平行移動させ
ることを意味する。
【0050】(2) 影領域の画素値の平均をA(Ra,G
a,Ba)、日向領域の画素値の平均をB(Rb,G
b,Bb)とする。影領域の画素値Pに対して補正後の
画素値PCを、 PC=P×B/A とする。一般的に影部分は画素値の広がりが小さいの
で、この変換は影領域の画素の色空間での分布を広げる
ことを意味する。
【0051】(3) 影領域の画素値の平均をA(Ra,G
a,Ba)、日向領域の画素値の平均をB(Rb,G
b,Bb)とする。また、影領域の画素の標準偏差をD
a、日向領域の画素の標準偏差をDbとする。影領域の
画素値Pに対して補正後の画素値PCを、 PC=A+(P−B)×Db/Da とする。暗い影の部分では、明るい部分に比べて画素値
のちらばりが小さいと考えられる。この変換は影領域の
画素値のちらばりを日向領域の画素値のちらばりに合わ
せることを意味する。
【0052】図15は、本発明を実現するためのハード
ウェア構成を示す模式図である。画像データ等を表示す
るディスプレイ1と、ポインティングデバイスとしての
マウス2とを備えた、本発明の画像処理装置としてのパ
ーソナルコンピュータは、上述したような処理を行うた
めのプログラムを、磁気ディスク,CD−ROM等の可
搬型記録媒体85、パーソナルコンピュータと無線又は
有線にてプログラムの通信が可能な、例えばセンタに備
えられた回線先メモリ86、あるいは、パーソナルコン
ピュータに備えつけられたRAM、ハードディスク等の
処理装置側メモリ87等の記録媒体からロードする。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像の影除去方
法、画像処理装置及び記録媒体は、影が写り込んでいる
画像に3Dモデルを重ね合わせて光源の位置を推定し、
この光源の位置での3Dモデルに対するレンダリングで
影が形成される領域から影を除去するので、フォトレタ
ッチングの知識を持たない一般のユーザでも、簡単な操
作で影を除去することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のブロック図である。
【図2】実施の形態1の動作のフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態2のブロック図である。
【図4】実施の形態2の動作のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態3のブロック図である。
【図6】実施の形態3の動作のフローチャートである。
【図7】影除去部(その1)の詳細なブロック図であ
る。
【図8】影除去部(その2)の詳細なブロック図であ
る。
【図9】実写画像の一例の図である。
【図10】3Dモデルの一例の図である。
【図11】実施画像に3Dモデルを当てはめた一例の図
である。
【図12】頂点とその影の指定の一例の図である。
【図13】影除去部(その2)に対する操作例の図であ
る。
【図14】影除去部(その2)に対する他の操作例の図
である。
【図15】本発明を実現するためのハードウェア構成を
示す模式図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 マウス 3 実写画像記憶部 4 画像表示部 5 3Dモデル記憶部 6 3Dモデル当てはめ部 7 影面指定部 8 光源位置推定部 9 影領域決定部 10 影除去部 101 画素分布計算部 102 変換関数計算部 103 同一色領域指定部 104 画素分布計算部 11 頂点指定部 12 光源位置推定部 13 光源表示部 14 光源位置変更部 85 可搬型記録媒体 86 回線先メモリ 87 処理装置側メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−187876(JP,A) 特開 平1−251284(JP,A) 特開 平5−174116(JP,A) 特開 平10−269347(JP,A) 椎名秀一,渡辺正規,実画像に基づく CGモデリングツール SketchV ision,情報処理学会第49回全国大 会講演論文集,日本,情報処理学会, 1994年 9月20日,Vol.49th,N o.2,2−383,2−384 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 280 G06T 17/40 JSTPLUS(JOIS)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元物体の写像を含む実写の画像の影
    画像処理装置により除去する方法において、3Dモデル当てはめ部により、操作に従って、 画像に含
    まれる三次元物体の写像に選択された三次元モデルを重
    ね合わせて三次元モデルを該写像に合致させるステップ
    と、前記三次元モデルが重ね合わされた 画像に含まれる三次
    元物体の写像にて、ポインティングデバイスにより指定
    された影が形成されている面に重ね合わされている三次
    元モデルの面のデータを、影面指定部により確保するス
    テップと、前記確保された 三次元モデルの面のデータと指定された
    光源の種類に基づいて、光源位置推定部より光源の位置
    を推定するステップと、前記 推定された光源の位置により、前記三次元モデルに
    対するレンダリングで影が形成される面を求め、該面が
    重ね合わせられている面を、影領域決定部により前記画
    像の影の領域であると決定するステップと、前記 影の領域であると決定された領域から影を、影除去
    部により除去するステップとを含むことを特徴とする画
    像の影除去方法。
  2. 【請求項2】 三次元物体の写像を含む実写の画像の影
    画像処理装置により除去する方法において、3Dモデル当てはめ部により、操作に従って、 画像に含
    まれる三次元物体の写像に選択された三次元モデルを重
    ね合わせて三次元モデルを該写像に合致させるステップ
    と、前記三次元モデルが重ね合わされた 画像に含まれる三次
    元物体の写像上のポインティングデバイスにより指定さ
    れた点及び、該点の影における三次元モデルの三次元座
    標のデータを頂点指定部により確保するステップと、前記確保された 三次元物体の写像に重ね合わせられてい
    る三次元モデルの三次元座標のデータ及び指定された光
    源の種類に基づいて、光源位置推定部により光源の位置
    を推定するステップと、前記 推定された位置の光源により、前記三次元モデルに
    対するレンダリングで影が形成される領域を、影領域決
    定部により前記画像の影の領域であると決定するステッ
    プと、前記 影の領域であると決定された領域から影を、影除去
    部により除去するステップとを含むことを特徴とする画
    像の影除去方法。
  3. 【請求項3】 影を除去する前記ステップが、 前記画像にて、影の領域であると決定された領域及び、
    該領域以外の領域の画素分布をそれぞれ算出するステッ
    プと、 該画素分布に基づき、影の領域の画素分布を、該領域以
    外の領域の画素分布に応じた画素分布へ変換するための
    変換関数を算出するステップと、 影の領域の画素分布を該変換関数により変換するステッ
    プと を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の
    画像の影除去方法。
  4. 【請求項4】 影を除去する前記ステップが、 前記画像にて、影の領域であると決定された領域及び、
    該領域以外の領域にて同一色であるいずれかの部分の画
    素分布をそれぞれ算出するステップと、 影の領域の画素分布を、算出した画素分布に応じた画素
    分布へ変換するための変換関数を算出するステップと、 影の領域の画素分布を該変換関数により変換するステッ
    プと を含むことを特徴とする請求項1または2 に記載の
    画像の影除去方法。
  5. 【請求項5】 影を除去する前記ステップが、 前記画像にて、影の領域であると決定された影領域及
    び、該領域以外の領域にて同一色である各部分の画素分
    布をそれぞれ算出するステップと、 該画素分布に基づき、影の領域の各部分の画素分布を、
    該領域以外の領域の同一色である部分の画素分布に応じ
    た画素分布へ変換するための変換関数を算出するステッ
    プと、 影の領域の前記各部分の画素分布を該変換関数により変
    換するステップと を含むことを特徴とする請求項1また
    は2 に記載の画像の影除去方法。
  6. 【請求項6】 三次元物体の写像を含む実写の画像の影
    を除去する機能を備えた画像処理装置であって、 操作に従って、画像に含まれる三次元物体の写像に選択
    された三次元モデルを重ね合わせて三次元モデルを該写
    像に合致させる3Dモデル当てはめ手段と、 前記三次元モデルが重ね合わされた画像に含まれる三次
    元物体の写像にて、ポインティングデバイスにより指定
    された影が形成されている面に重ね合わされている三次
    元モデルの面のデータ確保する影面指定手段と、 前記確保された三次元モデルの面のデータと指定された
    光源の種類に基づいて、光源の位置を推定する光源位置
    推定手段と、 前記推定された光源の位置により、前記三次元モデルに
    対するレンダリングで影が形成される面を求め、該面が
    重ね合わせられている面を前記画像の影の領域であると
    決定する影領域決定手段と、 前記影の領域であると決定された領域から影を除去する
    影除去手段と を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 三次元物体の写像を含む実写の画像の影
    を除去する機能を備えた画像処理装置であって、操作に従って、 画像に含まれる三次元物体の写像に選択
    された三次元モデルを重ね合わせて三次元モデルを該写
    像に合致させる3Dモデル当てはめ手段と、 前記三次元モデルが重ね合わされた画像に含まれる三次
    元物体の写像上のポインティングデバイスにより指定さ
    れた点及び、該点の影における三次元モデルの三次元座
    標のデータを確保する頂点指定手段と、 前記確保された三次元物体の写像に重ね合わせられてい
    る三次元モデルの三次元座標のデータ及び指定された光
    源の種類に基づいて、光源の位置を推定する光源位置推
    定手段と、 前記推定された位置の光源により、前記三次元モデルに
    対するレンダリングで影が形成される領域を、前記画像
    の影の領域であると決定する影領域決定手段と、 前記影の領域であると決定された領域から影を除去する
    影除去手段と を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 影を除去する前記手段が、 前記画像にて、影の領域であると決定された領域及び、
    該領域以外の領域の画 素分布をそれぞれ算出する手段
    と、 該画素分布に基づき、影の領域の画素分布を、該領域以
    外の領域の画素分布に応じた画素分布へ変換するための
    変換関数を算出する手段と、 影の領域の画素分布を該変換関数により変換する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項7または8に記載の
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 影を除去する前記手段が、 前記画像にて、影の領域であると決定された領域及び、
    該領域以外の領域にて同一色であるいずれかの部分の画
    素分布をそれぞれ算出する手段と、 影の領域の画素分布を、算出した画素分布に応じた画素
    分布へ変換するための変換関数を算出する手段と、 影の領域の画素分布を該変換関数により変換する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項7または8に記載の
    像処理装置。
  10. 【請求項10】 影を除去する前記手段が、 前記画像にて、影の領域であると決定された影領域及
    び、該領域以外の領域にて同一色である各部分の画素分
    布をそれぞれ算出する手段と、 該画素分布に基づき、影の領域の各部分の画素分布を、
    該領域以外の領域の同一色である部分の画素分布に応じ
    た画素分布へ変換するための変換関数を算出する手段
    と、 影の領域の前記各部分の画素分布を該変換関数により変
    換する手段と を備えたことを特徴とする請求項7または
    に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 三次元物体の写像を含む実写の画像の
    影を除去する機能を備えた画像処理装置での読み取りが
    可能な記録媒体において、 前記画像処理装置に、画像に含まれる三次元物体の写像
    に選択された三次元モデルを重ね合わせて三次元モデル
    に該写像を合致させる操作を受け付けさせるプログラム
    コード手段と、 前記画像処理装置に、前記三次元モデルが重ね合わされ
    た画像に含まれる三次元物体の写像にて、ポインティン
    グデバイスにより指定された影が形成されている面に重
    ね合わされている三次元モデルの面のデータを確保させ
    るプログラムコード手段と、 前記画像処理装置に、前記確保された三次元モデルの面
    のデータと指定された光源の種類に基づいて、光源の位
    置を推定させるプログラムコード手段と、 前記画像処理装置に、前記推定された光源の位置によ
    り、前記三次元モデルに対するレンダリングで影が形成
    される面を求め、該面が重ね合わせられている面を前記
    画像の影の領域であると決定させるプログラムコード手
    段と、 前記画像処理装置に、前記影の領域であると決定された
    領域から影を除去させるプログラムコード手段と を含む
    ことを特徴とする記録媒体。
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