JP3467596B2 - 排気ガス浄化用触媒担持体 - Google Patents
排気ガス浄化用触媒担持体Info
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- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面が平滑な鋼製の平坦
プレートと、鋼製の波形プレートとを重ね合わせて、そ
れらが密に渦巻き状に巻回されたハニカム体を構成し、
そのハニカム体に触媒物質が被覆されるものにかかり、
特にハニカム体のろう付け構造に関する。 【0002】 【従来の技術】触媒物質が担持される鋼製の平坦プレー
トと波形プレートとを重ね合わせてそれらが密に渦巻き
状に巻回されてなるハニカム体において、ハニカム体の
軸方向両端部にろう付けを行ったものとして、特公昭6
3−44466号公報記載のものが提案されている。こ
れはハニカム体を構成した後に、その軸方向両端部にバ
インド剤を塗布し、次いでそのバインド剤を介して粉状
ろう材を付着させ、高温の炉内でろう材を溶融させるこ
とにより、波形プレートと平坦プレートとの間をろう付
け固定していた。このろう付け長さは、ハニカム体の軸
方向端部において均一であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが実験による
と、ハニカム体の軸方向に流通する排気ガスは、ハニカ
ム体内でその中心ほど流速が速いと共に、外周に比較し
て中心ほど高温であることが分かった。そのため、中心
部のろう付け強度を確保するためには、周縁部を含めて
比較的大きなものとせざるを得ない。従来のろう付け部
はハニカム体の半径方向の各部で均一であるから、周縁
部においては必要以上のろう付けを行うことになってい
た。そこで上記知見に基づき、効率的なろう材の使用に
よりろう材使用量を減らし、触媒担持体のコスト低減を
図ると共に、耐久性を向上させるため、本発明は次の構
成をとる。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、夫々帯状に形
成された表面が平滑な平坦プレート(1) と、帯の長手方
向に波が進行する波形プレート(2) とが重ね合わされ
て、それらが密に渦巻き状に巻回されてハニカム体(3)
を構成し、前記平坦プレート(1) と前記波形プレート
(2) との接触部の一部のみが互いにろう付け固定された
排気ガス浄化用触媒担持体において、前記ハニカム体
(3) の軸に平行な断面における前記接触部の前記ろう付
け長さが、外周から中心に向かって次第に長くなるよう
に構成され且つ、その中心におけるろう付け長さは、そ
のハニカム体(3) の全長の半分未満に形成され、次い
で、それに排気ガス浄化用触媒が被覆されて、その触媒
担持体の被覆量および活性度はろう材が存在しない部分
ほど多くなるように構成されることを特徴とする排気ガ
ス浄化用触媒担持体である。 【0005】 【作用】本発明の触媒担持体によれば、ハニカム体3の
軸に平行な断面におけるろう付け長さが外周から中心に
向かって次第に長くなるように構成されている。しか
も、その中心におけるろう付け長さですら、そのハニカ
ム体3の全長の半分未満に形成されているので、ろう付
け部を必要最小限で且つろう付けの耐久性を向上させる
ことができる。これは、ハニカム体の内部を流通する排
気ガスの速度の速い部分及び温度の高い部分に、より長
くろう付け部が形成されているから、排気ガスによるエ
レメントの軸方向移動を効果的に防止できる。即ち、ス
コーピング(エレメントが竹の子状に中央から抜ける)
を有効に防止する。さらにろう付け部を必要最小限とす
ることができたため、次いでそのハニカム体に被覆され
る触媒担持体の被覆量及び活性度を最大限に引き出すこ
とができる。即ち、その被覆量及び活性度はろう材が存
在しない部分ほど大きくなるように構成されるので、全
体として、それらをより多くし、排気ガス浄化能力を向
上し得る。 【0006】 【実施例】次に、図面に基づいて本発明の各実施例につ
き説明する。図1は本発明の排気ガス浄化用触媒担持体
の軸に平行な断面における、ろう付け部4の説明図であ
る。又、図2は同担持体の斜視略図である。この実施例
の触媒担持体は、夫々帯状鋼板からなる表面が平滑な平
坦プレート1と、波の進行方向が長手方向に形成された
波形プレート2とが重ね合わされて、それらが密に渦巻
き状に巻回されハニカム体3を構成する。このハニカム
体3の外周にはケーシング5が被嵌される。そして、平
坦プレート1と波形プレート2との間並びに波形プレー
ト2とケーシング5との間をろう付け固定すると共に、
ハニカム体3の表面に排気ガス浄化用触媒物質が被覆さ
れるものである。この実施例では、図2に示すようにハ
ニカム体3とケーシング5とを組み立てた後に、その軸
方向一端部のみにろう付けが行われている。このろう付
けの長さは図1に示す如くハニカム体の中心ほど長く形
成されている。このように中心部のろう付け長さを長く
するためには、一例として次のようにして行われる。 【0007】平坦プレート1及び波形プレート2並びに
ケーシング5が鋼板からなるものにおいて、B Ni−
5として知られているニッケルろうの粉状ろう材(パウ
ダーろう)の150メッシュ程度のものを用い、これを
プレス用オイルに混入させる。このプレス用オイルは、
プレス機械に用いる潤滑油として使用されるものであ
り、その粘度が50〜150cstのものが選ばれる。
そして、この粉状ろう材入オイルを容器に収納し、容器
中央に循環ポンプの吐出口を開口させ、オイルと粉状ろ
う材とを攪拌する。すると、吐出口の上方の液面がその
吐出圧力により山形に盛り上がることになる。そこで、
図2の如く組み立てられたコアの一端面を水平にして粉
状ろう材入りオイル中に浸漬する。すると、その浸漬部
分が図1の如く中心ほど盛り上がることになり、そのぶ
んだけ余計に中心ほど粉状ろう材が付着する。そこで、
これを真空炉に挿入し、500℃程度の温度においてま
ずオイルを蒸発させる。次いで、炉内をろう付け温度ま
で上昇させ、粉状ろう材を溶融しそれを固化することに
より、各エレメント間を一体的にろう付け固定する。そ
して得られた担持体に排気ガス浄化用触媒が被覆され
る。このとき触媒担持体の被覆量及び活性度は、ろう材
が存在しない部分ほど多くなる。 【0008】次に図3は本発明の第2実施例の説明図で
あり、この実施例が前記図1における実施例と異なる点
は、図1の実施例ではハニカム体の軸方向の一端部にの
みろう付け部4を設けたが、図3では両端部にこれを設
けている。次に図4は本発明の第3実施例であり、この
実施例ではハニカム体の長手方向中央部にのみろう付け
部4を設けている。このろう付け部4のろう付け長さは
前記同様に中心ほど長くなっている。このようなろう付
け部4を形成する方法の一つとして次のようなものが考
えられる。帯状の平坦プレート1を展開状態で、その幅
方向中央部に帯状のろう材を塗布する。このとき先端ほ
ど広い帯とし後端に向かって次第に細くしておく。そし
て、このような平坦プレート1と波形プレート2とを重
ね合わせ、両者を渦巻き状に密に巻回する。そして、こ
れらを真空炉に挿入し、ハニカム体の各エレメント間を
図4の如くろう付け固定すればよい。 【0009】 【発明の効果】本発明の排気ガス浄化用触媒担持体は、
ハニカム体3の軸に平行な断面におけるろう付け長さ
が、外周から中心に向かって次第に長くなるように構成
したから、高温の排気ガスの流通に基づく平坦プレート
1と波形プレート2との分離を効果的に阻止し、耐久性
の高い担持体を提供できる。即ち、軸方向に流通する高
温の排気ガスは、ハニカム体の軸心ほどその流速及び温
度が高くなるが、それに応じてろう付け長さを長くした
ため、いわゆるスコーピング(エレメントが竹の子状に
中央から抜ける)現象を防止し、耐久性の高い担持体を
提供できる。また、外周ほど各接触部間のろう付け長さ
を小さくし且つ、中心部においてすらそのろう付け長さ
がハニカム体の全長の半分未満に形成されているので、
必要最小限のろう材を使用することができるため、触媒
担持体の被覆量を相対的に多くし、浄化能力を向上させ
ることができる。
プレートと、鋼製の波形プレートとを重ね合わせて、そ
れらが密に渦巻き状に巻回されたハニカム体を構成し、
そのハニカム体に触媒物質が被覆されるものにかかり、
特にハニカム体のろう付け構造に関する。 【0002】 【従来の技術】触媒物質が担持される鋼製の平坦プレー
トと波形プレートとを重ね合わせてそれらが密に渦巻き
状に巻回されてなるハニカム体において、ハニカム体の
軸方向両端部にろう付けを行ったものとして、特公昭6
3−44466号公報記載のものが提案されている。こ
れはハニカム体を構成した後に、その軸方向両端部にバ
インド剤を塗布し、次いでそのバインド剤を介して粉状
ろう材を付着させ、高温の炉内でろう材を溶融させるこ
とにより、波形プレートと平坦プレートとの間をろう付
け固定していた。このろう付け長さは、ハニカム体の軸
方向端部において均一であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが実験による
と、ハニカム体の軸方向に流通する排気ガスは、ハニカ
ム体内でその中心ほど流速が速いと共に、外周に比較し
て中心ほど高温であることが分かった。そのため、中心
部のろう付け強度を確保するためには、周縁部を含めて
比較的大きなものとせざるを得ない。従来のろう付け部
はハニカム体の半径方向の各部で均一であるから、周縁
部においては必要以上のろう付けを行うことになってい
た。そこで上記知見に基づき、効率的なろう材の使用に
よりろう材使用量を減らし、触媒担持体のコスト低減を
図ると共に、耐久性を向上させるため、本発明は次の構
成をとる。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、夫々帯状に形
成された表面が平滑な平坦プレート(1) と、帯の長手方
向に波が進行する波形プレート(2) とが重ね合わされ
て、それらが密に渦巻き状に巻回されてハニカム体(3)
を構成し、前記平坦プレート(1) と前記波形プレート
(2) との接触部の一部のみが互いにろう付け固定された
排気ガス浄化用触媒担持体において、前記ハニカム体
(3) の軸に平行な断面における前記接触部の前記ろう付
け長さが、外周から中心に向かって次第に長くなるよう
に構成され且つ、その中心におけるろう付け長さは、そ
のハニカム体(3) の全長の半分未満に形成され、次い
で、それに排気ガス浄化用触媒が被覆されて、その触媒
担持体の被覆量および活性度はろう材が存在しない部分
ほど多くなるように構成されることを特徴とする排気ガ
ス浄化用触媒担持体である。 【0005】 【作用】本発明の触媒担持体によれば、ハニカム体3の
軸に平行な断面におけるろう付け長さが外周から中心に
向かって次第に長くなるように構成されている。しか
も、その中心におけるろう付け長さですら、そのハニカ
ム体3の全長の半分未満に形成されているので、ろう付
け部を必要最小限で且つろう付けの耐久性を向上させる
ことができる。これは、ハニカム体の内部を流通する排
気ガスの速度の速い部分及び温度の高い部分に、より長
くろう付け部が形成されているから、排気ガスによるエ
レメントの軸方向移動を効果的に防止できる。即ち、ス
コーピング(エレメントが竹の子状に中央から抜ける)
を有効に防止する。さらにろう付け部を必要最小限とす
ることができたため、次いでそのハニカム体に被覆され
る触媒担持体の被覆量及び活性度を最大限に引き出すこ
とができる。即ち、その被覆量及び活性度はろう材が存
在しない部分ほど大きくなるように構成されるので、全
体として、それらをより多くし、排気ガス浄化能力を向
上し得る。 【0006】 【実施例】次に、図面に基づいて本発明の各実施例につ
き説明する。図1は本発明の排気ガス浄化用触媒担持体
の軸に平行な断面における、ろう付け部4の説明図であ
る。又、図2は同担持体の斜視略図である。この実施例
の触媒担持体は、夫々帯状鋼板からなる表面が平滑な平
坦プレート1と、波の進行方向が長手方向に形成された
波形プレート2とが重ね合わされて、それらが密に渦巻
き状に巻回されハニカム体3を構成する。このハニカム
体3の外周にはケーシング5が被嵌される。そして、平
坦プレート1と波形プレート2との間並びに波形プレー
ト2とケーシング5との間をろう付け固定すると共に、
ハニカム体3の表面に排気ガス浄化用触媒物質が被覆さ
れるものである。この実施例では、図2に示すようにハ
ニカム体3とケーシング5とを組み立てた後に、その軸
方向一端部のみにろう付けが行われている。このろう付
けの長さは図1に示す如くハニカム体の中心ほど長く形
成されている。このように中心部のろう付け長さを長く
するためには、一例として次のようにして行われる。 【0007】平坦プレート1及び波形プレート2並びに
ケーシング5が鋼板からなるものにおいて、B Ni−
5として知られているニッケルろうの粉状ろう材(パウ
ダーろう)の150メッシュ程度のものを用い、これを
プレス用オイルに混入させる。このプレス用オイルは、
プレス機械に用いる潤滑油として使用されるものであ
り、その粘度が50〜150cstのものが選ばれる。
そして、この粉状ろう材入オイルを容器に収納し、容器
中央に循環ポンプの吐出口を開口させ、オイルと粉状ろ
う材とを攪拌する。すると、吐出口の上方の液面がその
吐出圧力により山形に盛り上がることになる。そこで、
図2の如く組み立てられたコアの一端面を水平にして粉
状ろう材入りオイル中に浸漬する。すると、その浸漬部
分が図1の如く中心ほど盛り上がることになり、そのぶ
んだけ余計に中心ほど粉状ろう材が付着する。そこで、
これを真空炉に挿入し、500℃程度の温度においてま
ずオイルを蒸発させる。次いで、炉内をろう付け温度ま
で上昇させ、粉状ろう材を溶融しそれを固化することに
より、各エレメント間を一体的にろう付け固定する。そ
して得られた担持体に排気ガス浄化用触媒が被覆され
る。このとき触媒担持体の被覆量及び活性度は、ろう材
が存在しない部分ほど多くなる。 【0008】次に図3は本発明の第2実施例の説明図で
あり、この実施例が前記図1における実施例と異なる点
は、図1の実施例ではハニカム体の軸方向の一端部にの
みろう付け部4を設けたが、図3では両端部にこれを設
けている。次に図4は本発明の第3実施例であり、この
実施例ではハニカム体の長手方向中央部にのみろう付け
部4を設けている。このろう付け部4のろう付け長さは
前記同様に中心ほど長くなっている。このようなろう付
け部4を形成する方法の一つとして次のようなものが考
えられる。帯状の平坦プレート1を展開状態で、その幅
方向中央部に帯状のろう材を塗布する。このとき先端ほ
ど広い帯とし後端に向かって次第に細くしておく。そし
て、このような平坦プレート1と波形プレート2とを重
ね合わせ、両者を渦巻き状に密に巻回する。そして、こ
れらを真空炉に挿入し、ハニカム体の各エレメント間を
図4の如くろう付け固定すればよい。 【0009】 【発明の効果】本発明の排気ガス浄化用触媒担持体は、
ハニカム体3の軸に平行な断面におけるろう付け長さ
が、外周から中心に向かって次第に長くなるように構成
したから、高温の排気ガスの流通に基づく平坦プレート
1と波形プレート2との分離を効果的に阻止し、耐久性
の高い担持体を提供できる。即ち、軸方向に流通する高
温の排気ガスは、ハニカム体の軸心ほどその流速及び温
度が高くなるが、それに応じてろう付け長さを長くした
ため、いわゆるスコーピング(エレメントが竹の子状に
中央から抜ける)現象を防止し、耐久性の高い担持体を
提供できる。また、外周ほど各接触部間のろう付け長さ
を小さくし且つ、中心部においてすらそのろう付け長さ
がハニカム体の全長の半分未満に形成されているので、
必要最小限のろう材を使用することができるため、触媒
担持体の被覆量を相対的に多くし、浄化能力を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の触媒担持体のろう付け部を説明する半
断面斜視図。 【図2】本発明の触媒担持体の斜視図。 【図3】本発明の触媒担持体の第2実施例のろう付け部
の説明図。 【図4】同第3実施例のろう付け部の説明図。 【符号の説明】 1 平坦プレート 2 波形プレート 3 ハニカム体 4 ろう付け部 5 ケーシング 6 排気ガス 7 温度分布曲線 8 速度分布曲線
断面斜視図。 【図2】本発明の触媒担持体の斜視図。 【図3】本発明の触媒担持体の第2実施例のろう付け部
の説明図。 【図4】同第3実施例のろう付け部の説明図。 【符号の説明】 1 平坦プレート 2 波形プレート 3 ハニカム体 4 ろう付け部 5 ケーシング 6 排気ガス 7 温度分布曲線 8 速度分布曲線
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B01J 21/00 - 37/36
B01D 53/86
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 夫々帯状に形成された表面が平滑な平坦
プレート(1) と、帯の長手方向に波が進行する波形プレ
ート(2) とが重ね合わされて、それらが密に渦巻き状に
巻回されてハニカム体(3) を構成し、 前記平坦プレート(1) と前記波形プレート(2) との接触
部の一部のみが互いにろう付け固定された排気ガス浄化
用触媒担持体において、 前記ハニカム体(3) の軸に平行な断面における前記接触
部の前記ろう付け長さが、外周から中心に向かって次第
に長くなるように構成され且つ、 その中心におけるろう付け長さは、そのハニカム体(3)
の全長の半分未満に形成され、 次いで、それに排気ガス浄化用触媒が被覆されて、その
触媒担持体の被覆量および活性度はろう材が存在しない
部分ほど多くなるように構成されることを特徴とする排
気ガス浄化用触媒担持体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36086392A JP3467596B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 排気ガス浄化用触媒担持体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36086392A JP3467596B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 排気ガス浄化用触媒担持体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198199A JPH06198199A (ja) | 1994-07-19 |
JP3467596B2 true JP3467596B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=18471238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36086392A Expired - Fee Related JP3467596B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 排気ガス浄化用触媒担持体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3467596B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008022518A1 (de) * | 2008-05-07 | 2009-11-12 | Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh | Wabenkörper mit radial verschieden ausgeführten Verbindungsstellen |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP36086392A patent/JP3467596B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06198199A (ja) | 1994-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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