JP3467336B2 - 二軸延伸ブロー成形容器及びその成形に用いる底型 - Google Patents

二軸延伸ブロー成形容器及びその成形に用いる底型

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JP3467336B2
JP3467336B2 JP31767194A JP31767194A JP3467336B2 JP 3467336 B2 JP3467336 B2 JP 3467336B2 JP 31767194 A JP31767194 A JP 31767194A JP 31767194 A JP31767194 A JP 31767194A JP 3467336 B2 JP3467336 B2 JP 3467336B2
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dome
concave dome
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二軸延伸ブロー成形容
器及びその成形に用いる底型に関し、特に、二軸延伸ブ
ロー成形容器の底部構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】周知の
ように、二軸延伸ブロー成形された容器は、例えば、ポ
リエチレンテレタレート(PET)製の容器は、耐ガス
バリヤ性、透明度、機械的強度、衛生面等に多くの利点
を有する。
【0003】ところで、二軸延伸ブロー成形容器の一つ
として、耐熱ボトルがある。この耐熱ボトルは、殺菌の
ために高温にされたジュース等の内容物を充填するため
に用いられる。
【0004】一般に、二軸延伸ブロー成形容器は、高温
で充填された内容物が容器内部で冷めると、その内容物
が体積収縮し、容器内部が減圧される。その結果、容器
の壁部が変形する。そこで、耐熱ボトルでは、この減圧
現象が起きた場合に、予め特定のボトル壁部を変形させ
るための構造を採用している。この種の構造として、ボ
トル胴部にコラプスパネルを複数設けた構造が知られて
いる。
【0005】一方、自立性のある二軸延伸ブロー成形容
器の底部構造の一つとして、所謂、シャンペン底形状が
知られている。シャンペン底は、接地部の内側に中央凹
状ドームを有する構造である。
【0006】ところが、このようなシャンペン底を有す
る二軸延伸ブロー成形容器にあっては、高温の内容物を
充填すると底部が変形してしまうことがあった。この理
由は、次の通りである。
【0007】すなわち、二軸延伸ブロー成形容器の底部
は、容器の胴部に比べて充分に延伸して薄肉化されない
箇所である。このため、底部を構成する樹脂の分子がき
わめて不安定な状態にある。一般に、この種の二軸延伸
ブロー成形容器は、配向結晶化が充分でないと、耐熱性
および機械的強度が充分でない。この結果、高温の内容
物が充填された際に、容器は元の形態つまり、ブロー成
形される前のプリフォーム形状に戻ろうとする性質があ
る。
【0008】このような理由により、高温の内容物を充
填したときには、温度と内容物の重量とによって底部が
座屈変形しやすくなる。
【0009】そこで、従来では、中央凹状ドームの周面
に、接地部からの高さが異なる複数個所にて、輪郭が円
形の環状の平坦部を形成し、中央凹状ドームを階段状に
形成したものがある(例えば、実開昭58−67719
号公報)。
【0010】しかしながら、階段状の中央凹状ドーム
は、縦軸方向への延伸量が増加するものの、横軸方向へ
の延伸量が充分でなく、横軸方向での配向結晶化が充分
に得られない。また、延伸不足により生ずる厚肉部が底
部の面内で一方に偏っていた場合には、底部で偏った厚
肉部に比較的大きな熱変形が発生する。つまり、底部全
体に耐熱性が充分得られていないので多少変形するもの
の、周方向に均一な肉厚分布(配向度)であれば殆ど変
形は判別できない。しかし、偏った厚肉部は、周方向の
他の部分よりも変形しやすいので、商品性を著しく損う
ことになる。
【0011】従来の他のシャンペン底構造として、特公
平2−36456号公報に示すように、中央凹状ドーム
の周面に、半径方向に伸びる凹部と凸部とを、底部中心
廻りの周方向に沿って交互に形成した構造が提案されて
いる。
【0012】このような構造によれば、凹凸部を深く形
成した構造においては、延伸量は充分得られるので、上
記したような偏肉による商品性の低下は殆どない。しか
し、凹凸部を深くすると、ブロー成形時でのボトル底部
の附形性が悪化する。つまり、深い凹凸部の奥まで樹脂
が廻り込まずに、凹凸部の形状出しができない。ボトル
底部の附形性を高めるためには、通常のブロー成形より
も高いブロー圧力が要求されることになる。
【0013】ところが、ブロー圧力を高圧にした場合に
は、ブローキャビティ型の型開き防止のために、型締め
力も増加させる必要がある。この結果、成形装置での型
締め機構が大型化したり、成形時間が増加したりすると
いう新たな問題が発生する。しかも、凹凸部の形状出し
を行なうための底部成形用の底型の加工が複雑になる。
この結果、底型の製作に要する加工時間や加工工程数が
増えるなどを理由にして底型製造のためのコストが上昇
してしまう。
【0014】そこで、本発明の目的は、従来の二軸延伸
ブロー成形容器における問題に鑑み、高温の内容物が充
填されたときの底部の変形を防止することができる底部
構造を備えた二軸延伸ブロー成形容器を提供することに
ある。
【0015】また、本発明の他の目的は、成形コストを
上昇させないで底部の変形を防止することが可能な底部
構造を備えた二軸延伸ブロー成形容器を提供することに
ある。本発明のさらに他の目的は、上述の二軸延伸ブロ
ー成形容器の底部を成形することのできる、比較的製作
の容易な底型を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段及び作用】請求項1の発明
は、接地部と、その内側の中央凹状ドームと、を持つ底
部を有する二軸延伸ブロー成形容器において、前記中央
凹状ドームは、前記接地部からの高さが異なる複数の等
高線の各々の等高線上では、高延伸領域と低延伸領域と
が前記底部中心廻りの周方向にて交互に形成され、か
つ、前記底部中心からの半径方向に沿って、前記高延伸
領域及び低延伸領域が交互に配置されていることを特徴
とする。
【0017】請求項1の発明によれば、底部の中央凹状
ドームの周方向及び放射方向の双方に沿って、高延伸領
域と低延伸領域とが交互に配置されている。したがっ
て、高延伸領域にて耐熱性及び機械的強度が高められ、
しかも低延伸領域をその周囲の高延伸領域により補強で
きる。このため、中央凹状ドーム全体の耐熱性及び機械
的強度が高まり、高温の内容物を充填したときの中央凹
状ドームの座屈変形を防止できる。中央凹状ドームの高
さの異なる等高線にそれぞれ、底部中心からの距離が長
い部分と、前記底部中心からの距離が短い部分とを設け
ると良い。底部中心からの距離が長い部分は、横軸延伸
倍率が高まり高延伸領域となる。一方、底部中心からの
距離が短い部分は、横軸延伸倍率が低くなり低延伸領域
となる。
【0018】請求項2の発明によれば、前記中央凹状ド
ームは、前記接地部からの高さが異なる複数個所にそれ
ぞれ環状の平坦壁が形成され、各々の環状の平坦壁の輪
郭が同心の多角形であり、隣接する2つの多角形の角部
は、前記底部中心廻りの周方向にて異なった位置に配置
されている。
【0019】この場合、多角形の角部は底部中心からの
距離が長く、高延伸領域となる。一方、多角形の辺部、
特にその辺部を2分する中央点付近は、底部中心からの
距離が最小となり、低延伸領域となる。したがって、多
角形の輪郭に沿って、高延伸領域と低延伸領域とが交互
に配置される。また、隣り合う段の平坦壁の輪郭を成す
多角形の角部が周方向で異なる位置に設けられるため、
放射方向でも高延伸領域と低延伸領域とが交互に配置さ
れる。さらに、平坦壁を階段状に形成しているため、縦
軸延伸倍率も高まり、中央凹状ドームがさらに補強され
る。また、多角形の角部はリブとして機能し、中央凹状
ドームの座屈変形の防止に寄与できる。このような二軸
延伸ブロー成形容器をブロー成形するための底型は、請
求項5に示すように、前記容器の中央凹状ドームを規定
するキャビティ面が形成される中央凸状ドームを有し、
前記中央凸状ドームは、前記接地部を規定する接地部規
定用キャビティ面からの高さが異なる複数個所にそれぞ
れ環状の平坦壁が形成され、各々の環状の平坦壁の輪郭
が同心の多角形であり、隣接する2つの多角形の角部
は、前記底型中心廻りの周方向にて異なった位置に配置
されている。
【0020】ここで、前記容器の中央凹状ドームに形成
された複数の平坦壁の段差を結ぶ領域は、接地面の垂線
に対して30°以下の傾斜角度で急傾斜する側壁にて形
成されることが好ましい。この側壁が底型から容易に離
型されると共に、中央凹状ドームの座屈変形を効果的に
防止できる。
【0021】複数の平坦壁の輪郭が相似形の正多角形で
あるとき、隣接する2つの前記多角形の一方の前記多角
形の角部は、他方の前記多角形の一辺をほぼ2分する位
置と前記底部中心とを結ぶ放射線上に配置されることが
好ましい。
【0022】こうすると、多角形の角部と底部中心とを
結ぶ全ての放射方向で、高延伸領域と低延伸領域とが交
互に配置される。
【0023】請求項3の発明によれば、接地部と、その
内側の中央凹状ドームと、を持つ底部を有する二軸延伸
ブロー成形容器において、前記中央凹状ドームは、前記
接地部からの高さが異なる複数の等高線の各々の等高線
が同心でかつ相似形の多角形であり、隣接する2つの多
角形の角部は、前記底部中心廻りの周方向にて異なった
位置に配置されていることを特徴とする。
【0024】この態様では、上述の態様と対比して、中
央凹状ドームに複数段の平坦壁が無い点が相違するが、
多角形の角部により高延伸領域を、辺部の中央点に低延
伸領域をそれぞれ形成する点は共通している。さらにこ
の態様では、上述のような平坦壁を結ぶ側壁は存在せ
ず、多角形の等高線同士は斜面で結ばれる。
【0025】このような二軸延伸ブロー成形容器をブロ
ー成形するための底型は、請求項6に示すように、前記
容器の前記中央凹状ドームを規定するキャビティ面が形
成される中央凸状ドームを有し、前記中央凸状ドーム
は、前記接地部を規定する接地部規定用キャビティ面か
らの高さが異なる複数の等高線の各々の等高線が同心
かつ相似形の多角形であり、隣接する2つの多角形の角
部は、前記底型中心廻りの周方向にて異なった位置に配
置されている。
【0026】前記中央凹状ドームの各々の等高線の輪郭
を相似形の正多角形とした場合、隣接する2つの前記多
角形の一方の前記多角形の角部は、他方の前記多角形の
一辺を2分する位置と前記底部中心とを結ぶ放射線上に
配置されることが好ましい。こうすると、多角形の角部
と底部中心とを結ぶ全ての放射方向で、高延伸領域と低
延伸領域とが交互に配置される。このとき、隣接する2
つの前記多角形を結ぶ斜面は、一方の前記多角形の角部
を頂点とし、他方の前記多角形の前記一辺を底辺とする
二等辺三角形で構成される。
【0027】請求項4の発明のによれば、接地部と、そ
の内側の中央凹状ドームと、を持つ底部を有する二軸延
伸ブロー成形容器において、前記中央凹状ドームは、
記接地部からの高さが異なる複数個所にそれぞれ環状の
平坦壁が形成され、各々の環状の平坦壁の輪郭が同心の
非相似形の多角形であることを特徴とする。
【0028】各々の等高線が同心の非相似形の多角形で
あると、隣接する多角形の角部は底部中心廻りで一致し
なくなる。このため、放射方向にて高延伸領域と低延伸
領域とを交互に配置することができる。
【0029】このような二軸延伸ブロー成形容器をブロ
ー成形するための底型は、請求項7に示すように、前記
容器の前記中央凹状ドームを規定するキャビティ面が形
成される中央凸状ドームを有し、前記中央凸状ドーム
は、前記接地部を規定する接地部規定用キャビティ面か
らの高さが異なる複数個所にそれぞれ環状の平坦壁が形
成され、各々の環状の平坦壁の輪郭が同心の非相似形の
多角形であることを特徴とする。
【0030】前記容器の前記中央凹状ドームでは、前記
接地部からの高さが高い前記等高線を成す前記多角形
は、前記接地部からの高さが低い前記等高線を成す前記
多角形よりも、前記多角形の角部の数を少なくすると良
い。こうすると、接地部からの高さが高い前記等高線を
成す前記多角形の一辺の長さを比較的長く確保できる。
これにより、その多角形の角部を明確に形状出しするこ
とができる。逆に、接地部からの高さの高い小面積の領
域に、角数が多い多角形を形成すると、一辺の長さが短
くほとんど円形になってしまい、明確に角部を形成する
ことができない。これに対して、接地部からの高さの高
い小面積の領域に、角数が少ない多角形を形成すること
で、その多角形の2つの辺部が交差する角部での交差角
度をより小さくできる。接地部からの高さの高い領域、
すなわち、接地部付近に比較して縦軸延伸倍率が低い領
域に、交差角度の小さい角部を形成することで、横軸延
伸倍率を高い角部を確実に形成できる。さらに、この交
差角度の小さい角部にて、高いリブ効果を得ることがで
きる。
【0031】
【実施例】以下、図によって本発明による容器の詳細を
説明する。
【0032】図1は、本発明実施例による二軸延伸ブロ
ー成形容器の底部構造を容器内側からみた場合の断面図
であり、図2は、図1中、符号A−Aで示す方向の矢視
断面図である。
【0033】本実施例による二軸延伸ブロー成形容器1
0は、図2に示されるように、一例として、PET樹脂
を用いて二軸延伸ブロー成形された円筒状の側壁12
と、この側壁12の下端側に形成された底部14とを有
している。なお、図示してはいないが、容器10の上端
には細径の開口したネック部が設けられ、このネック部
と側壁12とは、上方に向かうに従い直径が小さくなる
ように傾斜又は湾曲したショルダー壁にて連結されてい
る。
【0034】図2において、底部14は、中央で内方に
向けて窪む中央凹状ドーム14Aと、この中央凹状ドー
ム14Aの周囲に形成された接地部14Bと、この接地
部14Bと容器10の側壁12とを連結するヒール部1
4Cと、を備えている。したがって、底部14は中央凹
状ドーム14Aにより上げ底形状に形成されている。中
央凹状ドーム14Aには、接地部14Bからの高さが異
なる複数個所に、それぞれ環状のほぼ水平な平坦壁2
0、30、40が階段状に形成されている。各々の平坦
壁20、30、40は、それぞれの段差を結ぶ側壁2
2、32、42で連結されている。各々の側壁22、3
2、42は、対応する平坦部20、30、40の輪郭を
規定し、本実施例では、各々の平坦壁20、30、40
の輪郭をそれぞれ同心の正八角形としている。なお、接
地部14Bから離れた平坦壁ほど、正八角形の一辺の長
さが短くなっている。
【0035】上記各側壁22、32、42は、図1に示
すように、台形を八面に有する形状となっている。特
に、図2に示すように、側壁32、42の傾斜角(θ)
が、接地部14Bの接地面から延長された垂線に対し
て、0〜30°、好ましくは、0〜15°に設定されて
いる。このような側壁の傾斜は、底型からの離型に対し
て問題がなく、なおかつ、ホットフィルされた内容物の
熱と荷重とに起因した座屈変形を防止するのにも有利に
働く。なお、上段の平坦壁20の側壁22も、その傾斜
角度θを30°以下に設定することができる。
【0036】一方、各側壁22、32、42は、図1に
示すように、八角形の各辺部24、34、44の交点に
角部26、36、46を有する。そして、上下で隣接す
る各段の八角形の角部は、底部中心廻りの周方向にて異
なる位置に設定されている。例えば、上段の八角形の角
部26と中段の八角形の角部36とは、周方向で異なる
位置に設定されている。同様に、中段の八角形の角部3
6と下段の八角形の角部46とは、周方向で異なる位置
に設定されている。
【0037】本実施例においては、図3に示すように、
中段の八角形の辺部34を2分する中央点P2と底部中
心Oを結ぶ放射線上に、上段及び下段の角八角形の角部
26、46が位置している。また、上段及び下段の八角
形の辺部24、44をそれぞれ2分する中央点P1、P
3と底部中心Oを結ぶ放射線上に、中段の八角形の角部
36が位置している。
【0038】図3から明らかなように、中心Oから側壁
22、32、42までの距離は、八角形の角部26、3
6、46において最大となる。例えば、下段の八角形に
ついて言えば、底部中心Oから角部46までの距離(R
1)が最大であり、八角形の辺部44の中央点P3まで
の距離(R0)が最小となる。このことは、接地部14
Bから同一高さの領域内で考察すると、角部46の付近
が横軸延伸倍率が最も高いことを意味する。したがっ
て、角部46の付近が、図3に示すように高延伸領域5
4aを形成している。一方、辺部44の中央点P3付近
は、横軸延伸倍率が最も小さくなる。したがって、中央
点P3付近が低延伸領域54bを形成している。
【0039】上記のことは、上段及び中段の八角形につ
いても同様に適用される。したがって、上段及び中段の
八角形でも、角部26、36付近が高延伸領域50a、
52aとなり、中央点P1、P2付近が低延伸領域50
b、52bとなっている。
【0040】しかも角部26、36、46は、高延伸領
域のために耐熱性、機械的強度が高まる上に、エッジ状
に形成されているためリブとして機能し、底部14の変
形を防止する効果が高くなっている。
【0041】本実施例の中央凹状ドーム14Aを配向度
の観点で説明すると、接地部14Bからの高さが異なる
複数の等高線の各々の等高線上では、高延伸領域50
a、52a、54aと低延伸領域50b、52b、54
bとが底部中心Oの廻りの周方向にて交互に形成されて
いる。一方、底部中心Oからの半径方向に沿った配向度
の分布を着目すると、高延伸領域と低延伸領域が交互に
配置されている。すなわち、ある半径方向では、高延伸
領域50a、低延伸領域52b、高延伸領域54aの順
に配列されている。他の半径方向では、低延伸領域50
b、高延伸領域52a、低延伸領域54bの順に配列さ
れている。
【0042】したがって、図3中、符合Bで示す扇形領
域において、比較的低延伸な辺部24、44の領域は、
その間の比較的高延伸な領域の角部36にて補強されて
いる。扇形領域Bに隣接する他の扇形領域Cでは、比較
的低延伸な辺部34の領域は、その両側の比較的高延伸
な領域の角部26、46にて補強されている。
【0043】このため、図4に示す比較例と対比する
と、本実施例の底部構造の強度が優れていることが分か
る。図4では、各段の角部26、36、46の位置を、
底部中心Oからの半径方向に伸びる放射線L上で一致さ
せている。この場合には、角部26、36、46を一直
線上に有する領域が局所的に高延伸領域となり強度が高
まる。しかし、辺部24、34、44の中央点P1、P
2、P3も一直線上に並び、この部分の耐熱性及び機械
的強度が極度に落ちてしまう。
【0044】本実施例の場合、底部中心Oの廻りの周方
向においても、底部中心Oから半径方向に伸びる放射方
向においても、高延伸領域と低延伸領域とを交互に配置
することで、中央凹状ドーム14A全体の耐熱性及び機
械的強度を確保できる。
【0045】この結果、低延伸領域50b、52b、5
4bは、高延伸領域50a、52a、54aにより補強
され、底部14をブロー成形直後の形状に保つことがで
きる。したがって、高温の内容物を容器10に充填して
も、中央凹状ドーム14Aが下方に垂れ下がるような変
形が、中央凹状ドーム14Aの周方向全域にわたって防
止される。
【0046】また、仮に、側壁22、32、42のいず
れかの個所で厚肉部が存在していたとしても、角部2
6、36、46のリブ効果によって、その厚肉部が縦軸
方向に垂れ下がるのを防止できる。
【0047】次に、容器10を成形する方法について、
容器10の底部14を規定する底型110を図示した図
5を参照して説明する。
【0048】図5において、プリフォーム200より容
器10を二軸延伸ブロー成形するために、一対の割型1
02と底型110とを有するブローキャビティ型100
が用いられる。この型100内に配置されたプリフォー
ム200は、その内部にストレッチロッド104が挿入
されて、ストレッチロッド104の縦軸駆動により縦軸
延伸される。この縦軸延伸と同時に、プリフォーム20
0内には、ブローコア型(図示せず)を介してブローエ
アが導入され、プリフォーム20が横軸延伸される。
【0049】底型110は、容器10の底部14に形成
される中央凹状ドーム14Aの形状に相応する中央凸状
ドーム112を有する。この中央凸状ドーム112に
は、容器10の接地部14Bを規定する接地部規定用キ
ャビティ面114からの高さが異なる複数個所に、それ
ぞれ環状の平坦部120、130、140が形成されて
いる。また、各々の平坦部120、130、140の段
差を結ぶ側部122、132、142が設けられ、各々
の側部122、132,142の輪郭が、同心の正八角
形となっている。この平坦部120、130、140及
び側部122、132、142の形状は、平面的には図
1に示す容器10の底部と同様であるので、その詳細な
説明は省略する。
【0050】容器10の底部14は、ストレッチロッド
114およびブロー圧力によって底型110に当接する
ことで形状出しされる。あるいは、底型110が昇降自
在の場合には、底型110の上昇によって容器10の底
部が突き上げられることで形状出しされる。
【0051】すなわち、底部14が二軸延伸配向される
ときには、底型110の中央凸状ドーム112に接触す
ることで、底部14を内方に向け窪むように中央凹状ド
ーム14Aに付形されるので、樹脂が縦軸延伸配向され
る。さらに、底部14を構成する樹脂は、底型110の
中央凸状ドーム112の各段の側部122、132、1
42にて段差方向に縦軸延伸され、縦軸配向度がさらに
高まる。また、図1〜3に示す容器10の底部14は、
各側壁22、32、42が八角形の輪郭を持つように形
状出しされ、樹脂が横軸方向に延伸配向される。特に、
各側壁22、32、42では、輪郭が円形の側壁の場合
と比較して、横軸方向での延伸量が増加される。すなわ
ち、八角形の角部26、36、46では、底部中心から
の距離が、辺部24、34、44までの距離と比較して
長いので、角部26、36、46での横軸方向の配向結
晶化が増大される。このとき、樹脂は深い溝に入り込む
ように延伸されることがないので、従来よりもブロー圧
力を高めることはない。
【0052】次に、本発明の他の実施例を、図6を参照
して説明する。
【0053】図6に示す実施例は、図1に示す底部構造
と比較して、階段状の平坦部20、30、40を有しな
い底部構造を示している。
【0054】図6に示す中央凹状ドーム14Dは、接地
部14Bから高さの異なる上段、中段、下段の3個所の
等高線300、310、320の輪郭が正八角形となっ
ている。各等高線300、310、320は、8本の辺
部302、312、322と、8個所に角部304、3
14、324を有している。この各等高線300、31
0、320の角部304、314、324の位置関係
は、図1の角部26、36、46と同一である。
【0055】また、各等高線300、310、320の
間の領域は、複数の二等辺三角形の斜面にて形成されて
いる。例えば、等高線300、310間の斜面330
は、上段の等高線300の角部304を頂点とし、中段
の等高線310の辺部312を底辺とする二等辺三角形
となっている。他の斜面332は、中段の等高線310
の角部314を頂点とし、上段の等高線300の辺部3
02を底辺とする二等辺三角形となっている。等高線3
10、320間の斜面334、336も同様にして形成
されている。
【0056】図6に示す実施例によれば、角部304、
314、324付近に形成される高延伸領域と、辺部3
02、312、322の中央点付近に形成される低延伸
領域とは、図1と同様に、周方向でも放射方向でも交互
に配置される。したがって、図1に示す実施例と同様
に、中央凹状ドーム14Dの耐熱性及び機械的強度を向
上させることができる。
【0057】図6に示す底部構造を成形する底型は、容
器10の中央凹状ドーム14Dを成形するためのキャビ
ティ面を持つ中央凸状ドームを有すれば良い。この場
合、この底型の中央凸状ドームは、接地部14Bを規定
する接地部規定用キャビティ面からの高さが異なる複数
の等高線の各々の等高線が同心の多角形となっている。
この底型の中央凸状ドームの上記等高線は、図6に示す
容器に形成された中央凹状ドーム14Dの等高線30
0、310、320と同じ条件を充足すれば良い。次
に、図7を参照して、本発明のさらに他の実施例を説明
する。この実施例では、底部14の内方に位置する多角
形ほど、角部の数が少ないことを特徴としている。
【0058】すなわち、底部14の中央凹状ドーム14
Eには、図1に示した実施例の場合と同様に、複数段の
平坦壁400、410、420が設けられている。その
平坦壁400、410、420は、側壁402、41
2、422により連結され、側壁402、412、42
2の輪郭が多角形となっている。そして、各側壁40
2、412、422の輪郭をなす多角形は、底部の内方
に位置するほど角部の数が少なくされている。
【0059】図7に示す実施例では、下段の側壁422
の輪郭をなす多角形が八角形である。中段の側壁412
の輪郭をなす多角形が六角形である。上段の側壁402
の輪郭をなす多角形が四角形に形成されている。このよ
うに中段、上段の多角形の角数を減少させることによ
り、角部間の辺部の長さが短くなることを防止できる。
換言すれば、各段で同じ角数の多角形を形成した場合に
は、上段側に位置する多角形ほど一辺の長さが短くな
り、多角形が円形に近い形状となってしまう。これによ
り、その一辺が短い多角形の角部の形状出しが良好に行
なえなくなる。本実施例では、上段の多角形の角部も明
確に形状出しすることができる。
【0060】このように、各段の多角形を非相似形とす
ると、隣り合う段の多角形の角部は、図1及び図6の場
合と同様に、多角形の角部の位置が周方向で異なる位置
に設定される。図7では、例えば下段に位置する側壁4
22の輪郭をなす八角形と、中段に位置する側壁412
の輪郭を成す六角形とは、全ての角部を周方向で一致さ
せない場合が示されている。このような例に限らず、図
8に示すように、多角形の角部の一つは又は複数が周方
向で一致する関係としてもよい。
【0061】なお、図7及び図8に示す各実施例は、中
央凹状ドーム14Eに複数段の平坦壁を形成したもので
あるが、これに代えて、図6に示すように、平坦壁を持
たないように中央凹状ドームを形成することもできる。
【0062】また、図7及び図8に示す中央凹状ドーム
14Eを有する底部14をブロー成形するために、中央
凹状ドーム14Eの形状に相応するキャビティ面を有す
る中央凸状ドームを有する底型を用いれば良い。
【0063】このような各実施例によれば、底部の上げ
底形状が単なる円盤状の突とされた形状と異なり、変化
をもたせた多角形とすることで、底部のデザインを平凡
なものでなく、視覚的に好印象を与えるものとすること
ができる。
【0064】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0065】例えば、多角形の形状としては、容器の大
きさに応じて角数を変化させてよいこと勿論である。要
は、単なる円形の輪郭に代えて横方向への延伸倍率を増
加させる輪郭に形成したものであればよい。
【0066】さらに、図1、図7及び図8の各実施例で
は、中央凹状ドームに形成される段数を3段としたが、
容量が大きいボトルでは、さらに段数を多くしてもよい
し、また容量が小さいボトルでは段数を少なくしてもよ
い。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、底部の中央凹
状ドームの周方向及び放射方向の双方に沿って、高延伸
領域と低延伸領域とが交互に配置され、高延伸領域にて
十分に耐熱性及び機械的強度が高められる。しかも、低
延伸領域はその周囲の高延伸領域により補強され、中央
凹状ドーム全体の耐熱性及び機械的強度が確保される。
請求項2〜4の各発明によれば、中央凹状ドームに階段
状に形成された平坦壁の輪郭、あるいはそのドームの等
高線が多角形に形成され、多角形の角部は底部中心から
の距離が長いため高延伸領域となる。一方、多角形の辺
部、特にその辺部を二分する中央点付近は、底部中心か
らの距離が最小となり、低延伸領域となる。この高延伸
領域及び低延伸領域は、請求項1の発明と同様な配置な
り、請求項1の発明と同様に底部の耐熱性及び機械的強
度を高めることができる。
【0068】また、多角形の角部は離部として機能し、
中央凹状ドームの座屈変形の防止に寄与できる。
【0069】請求項2の発明によれば特に、平坦壁を階
段状に形成しているため縦軸延伸倍率も高たまり、中央
凹状ドームがさらに補強される。
【0070】請求項5〜7の各発明によれば、請求項2
〜4の各発明の容器の底部を規定する底型を提供でき、
しかも、高延伸領域を形成するにあたり、深い凹凸部に
樹脂を廻り込ませる必要がないため、底部の附形性を高
めることができる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二軸延伸ブロー成形容器の底部構
造を示す断面図である。
【図2】図1中、符号A−Aで示す方向の矢視断面図で
ある。
【図3】本発明による二軸延伸ブロー成形容器における
段差面での多角形の角部の位置関係を説明するための断
面図である。
【図4】本発明による二軸延伸ブロー成形容器の作用を
説明するための比較例を示す二軸延伸ブロー成形容器の
断面図である。
【図5】図1〜3の容器を成形する工程を説明するため
の断面図である。
【図6】本発明による二軸延伸ブロー成形容器の他の実
施例を説明するための断面図である。
【図7】本発明による二軸延伸ブロー成形容器のさらに
他の実施例を説明するための断面図である。
【図8】本発明による二軸延伸ブロー成形容器のさらに
他の実施例を説明するための断面図である。
【符号の説明】
10 二軸延伸ブロー成形容器 14 底部 14A,14D,14E 中央凹状ドーム 14B 接地部 14C ヒール部 20,30,40 平坦壁 22,32,42 側壁 24,34,44 辺部 26,36,46 角部 50a,52a,54a 高延伸領域 50b,52b,54b 低延伸領域 110 底型 112 中央凸状ドーム 120,130,140 平坦部 122,132,142 側部 200 プリフォーム 300,310,320 等高線 302,312,322 辺部 304,314,324 角部 332,334,336 斜面 400,410,420 平坦壁 402,412,422 側壁

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地部と、その内側の中央凹状ドーム
    と、を持つ底部を有する二軸延伸ブロー成形容器におい
    て、 前記中央凹状ドームは、前記接地部からの高さが異なる
    複数の等高線の各々の等高線上では、高延伸領域と低延
    伸領域とが前記底部中心廻りの周方向にて交互に形成さ
    れ、かつ、前記底部中心からの半径方向に沿って、前記
    高延伸領域及び前記低延伸領域が交互に配置されている
    ことを特徴とする二軸延伸ブロー成形容器。
  2. 【請求項2】 接地部と、その内側の中央凹状ドーム
    と、を持つ底部を有する二軸延伸ブロー成形容器におい
    て、 前記中央凹状ドームは、前記接地部からの高さが異なる
    複数個所にそれぞれ環状の平坦壁が形成され、各々の環
    状の平坦壁の輪郭が同心の多角形であり、隣接する2つ
    の多角形の角部は、前記底部中心廻りの周方向にて異な
    った位置に配置されていることを特徴とする二軸延伸ブ
    ロー成形容器。
  3. 【請求項3】 接地部と、その内側の中央凹状ドーム
    と、を持つ底部を有する二軸延伸ブロー成形容器におい
    て、 前記中央凹状ドームは、前記接地部からの高さが異なる
    複数の等高線の各々の等高線が同心でかつ相似形の多角
    形であり、隣接する2つの多角形の角部は、前記底部中
    心廻りの周方向にて異なった位置に配置されていること
    を特徴とする二軸延伸ブロー成形容器。
  4. 【請求項4】 接地部と、その内側の中央凹状ドーム
    と、を持つ底部を有する二軸延伸ブロー成形容器におい
    て、 前記中央凹状ドームは、前記接地部からの高さが異なる
    複数個所にそれぞれ環状の平坦壁が形成され、各々の環
    状の平坦壁の輪郭が同心の非相似形の多角形であること
    を特徴とする二軸延伸ブロー成形容器。
  5. 【請求項5】 接地部と、その内側の中央凹状ドーム
    と、を持つ底部を有する二軸延伸ブロー成形容器をブロ
    ー成形する際に用いられる底型において、 前記二軸延伸ブロー成形容器の前記中央凹状ドームを規
    定するキャビティ面が形成される中央凸状ドームを有
    し、 前記中央凸状ドームは、前記接地部を規定する接地部規
    定用キャビティ面からの高さが異なる複数個所にそれぞ
    れ環状の平坦壁が形成され、各々の環状の平坦壁の輪郭
    が同心の多角形であり、隣接する2つの多角形の角部
    は、前記底型中心廻りの周方向にて異なった位置に配置
    されていることを特徴とする底型。
  6. 【請求項6】 接地部と、その内側の中央凹状ドーム
    と、を持つ底部を有する二軸延伸ブロー成形容器をブロ
    ー成形する際に用いられる底型において、 前記二軸延伸ブロー成形容器の前記中央凹状ドームを規
    定するキャビティ面が形成される中央凸状ドームを有
    し、 前記中央凸状ドームは、前記接地部を規定する接地部規
    定用キャビティ面からの高さが異なる複数の等高線の各
    々の等高線が同心でかつ相似形の多角形であり、隣接す
    る2つの多角形の角部は、前記底型中心廻りの周方向に
    て異なった位置に配置されていることを特徴とする底
    型。
  7. 【請求項7】 接地部と、その内側の中央凹状ドーム
    と、を持つ底部を有する二軸延伸ブロー成形容器をブロ
    ー成形する際に用いられる底型において、 前記二軸延伸ブロー成形容器の前記中央凹状ドームを規
    定するキャビティ面が形成される中央凸状ドームを有
    し、 前記中央凸状ドームは、前記接地部を規定する接地部規
    定用キャビティ面からの高さが異なる複数個所にそれぞ
    れ環状の平坦壁が形成され、各々の環状の平坦壁の輪郭
    同心の非相似形の多角形であることを特徴とする底
    型。
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