JP3466871B2 - 間欠陽圧換気療法用治療具 - Google Patents
間欠陽圧換気療法用治療具Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、間欠陽圧換気療法
用治療具に関するものである。さらに詳しくは、着用し
ても蒸れが少なく、不快感がなくしかも装着安定性に優
れた間欠陽圧換気療法用治療具に関するものである。
用治療具に関するものである。さらに詳しくは、着用し
ても蒸れが少なく、不快感がなくしかも装着安定性に優
れた間欠陽圧換気療法用治療具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、急性または慢性呼吸不全患者に対
し、挿管や気管切開の必要性を回避し、夜間睡眠時のみ
または昼間の短時間と夜間の換気を補助するためあるい
は挿管下人工呼吸より離脱困難な患者の呼吸器離脱時の
補助換気を目的として鼻マスク式間欠陽圧換気療法が用
いられるようになった。この方法は、主に肺胞低換気を
原因とする高炭酸ガス血症の症状を呈する胸郭性障害、
ＣＯＰＤ、神経筋疾患等の疾病に対する治療法であり、
夜間睡眠中、特にレム（ＲＥＭ）睡眠中の補助呼吸筋に
おける筋緊張低下による低換気状態を補完すべく用いら
れる治療法である。
し、挿管や気管切開の必要性を回避し、夜間睡眠時のみ
または昼間の短時間と夜間の換気を補助するためあるい
は挿管下人工呼吸より離脱困難な患者の呼吸器離脱時の
補助換気を目的として鼻マスク式間欠陽圧換気療法が用
いられるようになった。この方法は、主に肺胞低換気を
原因とする高炭酸ガス血症の症状を呈する胸郭性障害、
ＣＯＰＤ、神経筋疾患等の疾病に対する治療法であり、
夜間睡眠中、特にレム（ＲＥＭ）睡眠中の補助呼吸筋に
おける筋緊張低下による低換気状態を補完すべく用いら
れる治療法である。
【０００３】この治療法で使われる人工呼吸器の鼻マス
クは、鼻部全体を覆い、かつ周囲の顔面と密着し、気密
性を保つ必要がある。この鼻マスクを用い、人工呼吸器
より人の気道に間欠的に陽圧を印加することにより、肺
胞換気量を増大させるのが鼻マスク間欠陽圧換気療法で
ある。ここで鼻マスクと顔面との密着性を人の覚醒時は
もとより睡眠時も維持するには、鼻マスクの構造および
この鼻マスクを頭部より保持する支持体の構造が重要で
ある。しかしながら、従来の支持体の素材は、通気度が
低く、蒸れ易いため、夏期の使用において支持体下に湿
疹を起こす患者が多かった。また、支持体の素材のスト
レッチ率が低いため、充分な鼻マスクの気密性と装着安
定性を得るためには、過大な圧力にて支持する必要があ
り、この圧迫感は着用患者に多大な不快感を催すもので
あった。さらに、該支持体による頭部被覆面積が大きす
ぎると、皮膚からの放熱および汗の蒸散を阻害し、着用
患者の不快感を助長する結果につながっていた。
クは、鼻部全体を覆い、かつ周囲の顔面と密着し、気密
性を保つ必要がある。この鼻マスクを用い、人工呼吸器
より人の気道に間欠的に陽圧を印加することにより、肺
胞換気量を増大させるのが鼻マスク間欠陽圧換気療法で
ある。ここで鼻マスクと顔面との密着性を人の覚醒時は
もとより睡眠時も維持するには、鼻マスクの構造および
この鼻マスクを頭部より保持する支持体の構造が重要で
ある。しかしながら、従来の支持体の素材は、通気度が
低く、蒸れ易いため、夏期の使用において支持体下に湿
疹を起こす患者が多かった。また、支持体の素材のスト
レッチ率が低いため、充分な鼻マスクの気密性と装着安
定性を得るためには、過大な圧力にて支持する必要があ
り、この圧迫感は着用患者に多大な不快感を催すもので
あった。さらに、該支持体による頭部被覆面積が大きす
ぎると、皮膚からの放熱および汗の蒸散を阻害し、着用
患者の不快感を助長する結果につながっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の問題点を解決し、間欠陽圧換気療法用治療具である鼻
マスクの頭部支持体の通気性および透湿性を向上させる
ことにより皮膚上の汗の蒸散および放散を促進させ、蒸
し暑さや湿疹の発生等の不快感を軽減することおよび該
支持体素材のストレッチ性を向上させることにより、鼻
マスクの着脱性および装着安定性を向上させることを目
的として鋭意研究開発の結果、本発明に到達した。
の問題点を解決し、間欠陽圧換気療法用治療具である鼻
マスクの頭部支持体の通気性および透湿性を向上させる
ことにより皮膚上の汗の蒸散および放散を促進させ、蒸
し暑さや湿疹の発生等の不快感を軽減することおよび該
支持体素材のストレッチ性を向上させることにより、鼻
マスクの着脱性および装着安定性を向上させることを目
的として鋭意研究開発の結果、本発明に到達した。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、前記本発明の目的は鼻マスクおよび該鼻マスクの支
持体からなる間欠陽圧換気療法用治療具において、該支
持体が通気度６０〜３６０ｃｃ／ｃｍ2・ｓｅｃを有し
かつ１.５ｋｇ／５ｃｍの荷重負荷相当時のストレッチ
率が５０〜２００％を有する布帛により実質的に構成さ
れ、該布帛の頭部被覆面積が１００〜３００ｃｍ 2 であ
ることを特徴とする間欠陽圧換気療法用治療具により達
成される。
ば、前記本発明の目的は鼻マスクおよび該鼻マスクの支
持体からなる間欠陽圧換気療法用治療具において、該支
持体が通気度６０〜３６０ｃｃ／ｃｍ2・ｓｅｃを有し
かつ１.５ｋｇ／５ｃｍの荷重負荷相当時のストレッチ
率が５０〜２００％を有する布帛により実質的に構成さ
れ、該布帛の頭部被覆面積が１００〜３００ｃｍ 2 であ
ることを特徴とする間欠陽圧換気療法用治療具により達
成される。
【０００６】本発明の間欠陽圧換気療法用治療具におけ
る鼻マスク支持体を構成する素材は、編物、織物および
不織布等の可撓性布帛であり、頭部に密着することが必
要であるが、夏期の蒸し暑さを低減させるためには、少
なくともＪＩＳ−Ｌ−１０９６−６.２７Ａ法（フラジ
ール法）により計測された通気度が６０ｃｃ／ｃｍ2・
ｓｅｃ以上あることが着用快適性を維持するために必要
である。さらに好ましくは、この通気度が１００ｃｃ／
ｃｍ2・ｓｅｃ以上あれば、汗と体熱の外気への放散が
促進され、より快適性の向上につながる。一方、この通
気度が６０ｃｃ／ｃｍ2・ｓｅｃ未満の場合、真夏の夜
の暑熱時に発汗、滞留により皮膚に湿疹の発生する可能
性が著しく高くなる。本発明の鼻マスク支持体を構成す
る素材の通気度の上限は、快適性の点から制限されるわ
けではないが、布帛のストレッチ性を一定範囲に付与し
かつ支持体としての負荷に耐える布帛であることが必要
であり、そのため一定の限度を有している。かくして支
持体を構成する布帛の通気度は、３６０ｃｃ／ｃｍ2・
ｓｅｃ以下、好ましくは３００ｃｃ／ｃｍ2・ｓｅｃ以
下である。
る鼻マスク支持体を構成する素材は、編物、織物および
不織布等の可撓性布帛であり、頭部に密着することが必
要であるが、夏期の蒸し暑さを低減させるためには、少
なくともＪＩＳ−Ｌ−１０９６−６.２７Ａ法（フラジ
ール法）により計測された通気度が６０ｃｃ／ｃｍ2・
ｓｅｃ以上あることが着用快適性を維持するために必要
である。さらに好ましくは、この通気度が１００ｃｃ／
ｃｍ2・ｓｅｃ以上あれば、汗と体熱の外気への放散が
促進され、より快適性の向上につながる。一方、この通
気度が６０ｃｃ／ｃｍ2・ｓｅｃ未満の場合、真夏の夜
の暑熱時に発汗、滞留により皮膚に湿疹の発生する可能
性が著しく高くなる。本発明の鼻マスク支持体を構成す
る素材の通気度の上限は、快適性の点から制限されるわ
けではないが、布帛のストレッチ性を一定範囲に付与し
かつ支持体としての負荷に耐える布帛であることが必要
であり、そのため一定の限度を有している。かくして支
持体を構成する布帛の通気度は、３６０ｃｃ／ｃｍ2・
ｓｅｃ以下、好ましくは３００ｃｃ／ｃｍ2・ｓｅｃ以
下である。
【０００７】また、該鼻マスク支持体の布帛のストレッ
チ率が１.５ｋｇ／５ｃｍの荷重負荷相当時で５０〜２
００％あることが着脱性と就寝中の寝返り時等の装着安
定性が得られ、かつ装着時の圧迫感をできる限り軽減す
るために必要である。布帛の好ましいストレッチ率は６
０〜１５０％である。
チ率が１.５ｋｇ／５ｃｍの荷重負荷相当時で５０〜２
００％あることが着脱性と就寝中の寝返り時等の装着安
定性が得られ、かつ装着時の圧迫感をできる限り軽減す
るために必要である。布帛の好ましいストレッチ率は６
０〜１５０％である。
【０００８】鼻マスク着用者の頭部サイズや形などにも
よるものの、一般の成人ではこの支持体のストレッチ率
が５０％を切ると、鼻マスクと頭部支持体との接合部を
外すことなく、着脱が不可となる他、動作や睡眠中の体
動による鼻マスクのズレが起こり、鼻マスクの密着性を
阻害したり、それを回避すべく必要以上に頭部支持体を
きつく装着せねばならないため、圧迫による不快感が問
題となる。鼻マスク頭部支持体は、先に通気度が６０ｃ
ｃ／ｃｍ2・ｓｅｃ以上あることが必要であることを述
べたが、この通気度を実現するひとつの手段にメッシュ
編地の利用がある。メッシュ編地とは、編地製編時に針
抜き等の手段により開口部を作った編地で、通気性が格
段に向上する。メッシュ編地により、ストレッチ性と共
に、地厚の編地でも開口面積に応じた高通気化が可能と
なる。
よるものの、一般の成人ではこの支持体のストレッチ率
が５０％を切ると、鼻マスクと頭部支持体との接合部を
外すことなく、着脱が不可となる他、動作や睡眠中の体
動による鼻マスクのズレが起こり、鼻マスクの密着性を
阻害したり、それを回避すべく必要以上に頭部支持体を
きつく装着せねばならないため、圧迫による不快感が問
題となる。鼻マスク頭部支持体は、先に通気度が６０ｃ
ｃ／ｃｍ2・ｓｅｃ以上あることが必要であることを述
べたが、この通気度を実現するひとつの手段にメッシュ
編地の利用がある。メッシュ編地とは、編地製編時に針
抜き等の手段により開口部を作った編地で、通気性が格
段に向上する。メッシュ編地により、ストレッチ性と共
に、地厚の編地でも開口面積に応じた高通気化が可能と
なる。
【０００９】一方、頭部のような球状の立体を２次元平
面の布帛で皺がよらないように被覆するには、１枚の布
にギャザーを取るか、複数枚の布帛をはぎ合わすことに
より、立体形状を構成する必要がある。本発明では１枚
または数枚のストレッチ布帛を縫製し、はぎ合わすこと
により、頭部の形状に適合させて被覆する帽体とするこ
とが望ましい。。ここで、鼻マスクの頭部支持体の被覆
面積について述べる。この被覆面積が広いものほど鼻マ
スクの装着安定性が増すものの、逆に過大な被覆部は圧
迫感、窮屈感、抑圧感を助長し、不快感を呼び起こす原
因となっていた。
面の布帛で皺がよらないように被覆するには、１枚の布
にギャザーを取るか、複数枚の布帛をはぎ合わすことに
より、立体形状を構成する必要がある。本発明では１枚
または数枚のストレッチ布帛を縫製し、はぎ合わすこと
により、頭部の形状に適合させて被覆する帽体とするこ
とが望ましい。。ここで、鼻マスクの頭部支持体の被覆
面積について述べる。この被覆面積が広いものほど鼻マ
スクの装着安定性が増すものの、逆に過大な被覆部は圧
迫感、窮屈感、抑圧感を助長し、不快感を呼び起こす原
因となっていた。
【００１０】そこで、種々の被覆面積を持つ頭部支持体
を製作し、実着用試験に供してみたところ、頭部の被覆
面積が３００ｃｍ2以下であれば、装着患者の多くが不
快感を感じ難いことが判明した。ちなみに３００ｃｍ2
を超える被覆面積を有する鼻マスクの頭部支持体では、
装着安定感は良好なものの、圧迫感等や蒸れ、暑さ等の
不快感を感じ易いことが判明した。
を製作し、実着用試験に供してみたところ、頭部の被覆
面積が３００ｃｍ2以下であれば、装着患者の多くが不
快感を感じ難いことが判明した。ちなみに３００ｃｍ2
を超える被覆面積を有する鼻マスクの頭部支持体では、
装着安定感は良好なものの、圧迫感等や蒸れ、暑さ等の
不快感を感じ易いことが判明した。
【００１１】一方被覆面があまりに小さいと、支持体と
しての機能が損なわれるため、１００ｃｍ2以上、通常
好ましくは１２０ｃｍ2以上が有利である。また本発明
の支持体は、その端部がマスクに取り付けできるような
構造を有している。装着または取り外しの容易性、頭部
の形状に対する適合性および装着時の安定性のために、
支持体は通常３〜６個、好ましくは４〜５個の端部によ
りマスクに取り付けられ、その端部は、面状ファスナー
（具体的には“ベルクロファスナー”あるいは“マジッ
クテープ”として市販されている）を接続されているの
が便利である。
しての機能が損なわれるため、１００ｃｍ2以上、通常
好ましくは１２０ｃｍ2以上が有利である。また本発明
の支持体は、その端部がマスクに取り付けできるような
構造を有している。装着または取り外しの容易性、頭部
の形状に対する適合性および装着時の安定性のために、
支持体は通常３〜６個、好ましくは４〜５個の端部によ
りマスクに取り付けられ、その端部は、面状ファスナー
（具体的には“ベルクロファスナー”あるいは“マジッ
クテープ”として市販されている）を接続されているの
が便利である。
【００１２】
【実施例】以下、実施例を揚げて本発明を詳述する。
実施例１〜３
ポリエステル３０デニール／１２フィラメントとポリエ
ーテルエステルストレッチ糸４０デニール単糸を用い、
２８Ｇ経編機を用い目付５９ｇ／ｍ2のメッシュ編地を
製編した。この編地を用いて、図３（実施例１）、図４
（実施例２）および図５（実施例３）に示す形状の支持
体をそれぞれ作成した。
ーテルエステルストレッチ糸４０デニール単糸を用い、
２８Ｇ経編機を用い目付５９ｇ／ｍ2のメッシュ編地を
製編した。この編地を用いて、図３（実施例１）、図４
（実施例２）および図５（実施例３）に示す形状の支持
体をそれぞれ作成した。
【００１３】比較例１および２
６６−ナイロン／綿の混紡糸を用いたダブルトリコット
（２４Ｇの経編機使用）を使用して、図６（比較例１）
および図７（比較例２）に示す形状の支持体をそれぞれ
作成した。
（２４Ｇの経編機使用）を使用して、図６（比較例１）
および図７（比較例２）に示す形状の支持体をそれぞれ
作成した。
【００１４】比較例３
６６−ナイロンのフィラメント糸を用いたトリコットを
用いて図８に示す形状の支持体を作成した。
用いて図８に示す形状の支持体を作成した。
【００１５】実着用の評価
実施例１〜３および比較例１〜３で作成された支持体
を、それぞれ図１に示したマスクに、図２で示したよう
に５個の端部（比較例３のみ、最上方を除く４個の端
部）により装着して実着用のテストを行った。すなわち
６名の被験者により、それぞれの支持体を装着し、着脱
性、安定性および快適性について評価した結果（平均
値）を下記の３段階で示した。 ○：良好 △：普通 ×：不良
を、それぞれ図１に示したマスクに、図２で示したよう
に５個の端部（比較例３のみ、最上方を除く４個の端
部）により装着して実着用のテストを行った。すなわち
６名の被験者により、それぞれの支持体を装着し、着脱
性、安定性および快適性について評価した結果（平均
値）を下記の３段階で示した。 ○：良好 △：普通 ×：不良
【００１６】実施例１、２および３は、マスク支持体の
通気度、ストレッチ率および頭部被覆面積が本発明の規
定領域内に入っており、被験者の評価において着脱性、
装着安定性および着用快適性とも良好であった。ここ
で、実施例３は、はぎ合せによる立体形成の支持体であ
る。しかしながら、比較例１のマスク支持体は、頭部被
覆面積が広いため、装着安定性は良好なものの、逆に着
用快適性は素材の通気度の低さも加わって悪くなってい
る。さらに、素材のストレッチ率も低いため、着脱性を
も低下させる結果となっている。比較例２は、比較例１
と同じ素材を用い、被覆面積のみを４２％まで減少させ
たモデルであるが、素材の通気度は低いままであるが、
被覆面積の減少による快適性の向上がみられる。最後
に、比較例３のマスク支持体は、通気度、ストレッチ率
とも規定には未達ながらも、そこそこのレベルにあるも
のの、被覆面積が広くそのため快適性の評価を下げてい
る。
通気度、ストレッチ率および頭部被覆面積が本発明の規
定領域内に入っており、被験者の評価において着脱性、
装着安定性および着用快適性とも良好であった。ここ
で、実施例３は、はぎ合せによる立体形成の支持体であ
る。しかしながら、比較例１のマスク支持体は、頭部被
覆面積が広いため、装着安定性は良好なものの、逆に着
用快適性は素材の通気度の低さも加わって悪くなってい
る。さらに、素材のストレッチ率も低いため、着脱性を
も低下させる結果となっている。比較例２は、比較例１
と同じ素材を用い、被覆面積のみを４２％まで減少させ
たモデルであるが、素材の通気度は低いままであるが、
被覆面積の減少による快適性の向上がみられる。最後
に、比較例３のマスク支持体は、通気度、ストレッチ率
とも規定には未達ながらも、そこそこのレベルにあるも
のの、被覆面積が広くそのため快適性の評価を下げてい
る。
【００１７】
【表１】
【００１８】
【発明の効果】通気性および透湿性に優れ、しかも着脱
が容易で装着した場合に安定性に優れ快適な装着感が得
られる間欠陽圧換気療法用治療具が提供された。
が容易で装着した場合に安定性に優れ快適な装着感が得
られる間欠陽圧換気療法用治療具が提供された。
【図１】間欠陽圧換気療法用治療具の鼻マスクの正面図
である。
である。
【図２】図１の鼻マスクに実施例１のマスク支持体を装
着した見取り図である。
着した見取り図である。
【図３】本発明の実施例１のマスク支持体の見取り図で
ある。
ある。
【図４】本発明の実施例２のマスク支持体の見取り図で
ある。
ある。
【図５】本発明の実施例３のマスク支持体の見取り図で
ある。
ある。
【図６】比較例１のマスク支持体の見取り図である。
【図７】比較例２のマスク支持体の見取り図である。
【図８】比較例３のマスク支持体の見取り図である。
１ 面状ファスナーのフック部
２ 面状ファスナーのループ部
３ 支持体の布帛部
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭60−227770（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−136671（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−285179（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−57055（ＪＰ，Ａ)
特開 昭57−142264（ＪＰ，Ａ)
実開 平５−29553（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61M 16/00
A61M 16/06
A62B 18/08
Claims (3)
- 【請求項１】 鼻マスクおよび該鼻マスクの支持体から
なる間欠陽圧換気療法用治療具において、該支持体が通
気度６０〜３６０ｃｃ／ｃｍ2・ｓｅｃを有しかつ１.５
ｋｇ／５ｃｍの荷重負荷相当時のストレッチ率が５０〜
２００％を有する布帛により実質的に構成され、該布帛
の頭部被覆面積が１００〜３００ｃｍ 2 であることを特
徴とする間欠陽圧換気療法用治療具。 - 【請求項２】 該布帛が、メッシュ状編物である請求項
１記載の間欠陽圧換気療法用治療具。 - 【請求項３】 該布帛がはぎ合せによる縫製部を有する
請求項１または２記載の間欠陽圧換気療法用治療具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12360797A JP3466871B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 間欠陽圧換気療法用治療具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12360797A JP3466871B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 間欠陽圧換気療法用治療具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10314307A JPH10314307A (ja) | 1998-12-02 |
| JP3466871B2 true JP3466871B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=14864803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12360797A Expired - Lifetime JP3466871B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 間欠陽圧換気療法用治療具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3466871B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD639417S1 (en) | 2001-12-12 | 2011-06-07 | Resmed Limited | Front face of a headgear for a respiratory mask |
| US8522785B2 (en) * | 2002-08-05 | 2013-09-03 | Resmed Limited | Inextensible headgear and CPAP or ventilator mask assembly with the same |
| USD496726S1 (en) | 2002-11-08 | 2004-09-28 | Resmed Limited | Front face of headgear for respiratory mask |
| NZ578600A (en) * | 2003-05-02 | 2011-02-25 | Resmed Ltd | A mask system for apnea vent holes in flexible shell and cushion as integral unit |
| US20110072553A1 (en) * | 2006-09-07 | 2011-03-31 | Peter Chi Fai Ho | Headgear Assembly |
| NZ714593A (en) | 2013-04-12 | 2017-08-25 | Resmed Ltd | Neck strap, crown strap assembly and headgear for a breathing mask |
| CN107206202A (zh) * | 2014-10-16 | 2017-09-26 | Ｉｋｋ株式会社 | 人工呼吸器安装用固定具 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57142264A (en) * | 1981-02-26 | 1982-09-02 | Mitsubishi Gas Chemical Co | Oxygen mask |
| US4655213A (en) * | 1983-10-06 | 1987-04-07 | New York University | Method and apparatus for the treatment of obstructive sleep apnea |
| CA1302009C (en) * | 1988-07-08 | 1992-06-02 | Brian H. Harrison | Universal head harness |
| JPH0529553U (ja) * | 1991-10-03 | 1993-04-20 | 興研株式会社 | 全面マスク用ネツトハーネス |
| US5394568A (en) * | 1993-01-28 | 1995-03-07 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Molded head harness |
| JP3571081B2 (ja) * | 1994-08-19 | 2004-09-29 | 住友ベークライト株式会社 | フェイスマスクの固定用ストラップ |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP12360797A patent/JP3466871B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10314307A (ja) | 1998-12-02 |
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