JP3466519B2 - 電気接続端子の取り付け構造 - Google Patents
電気接続端子の取り付け構造Info
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Description
付け構造に係り、より詳細には電子機器のプリント基板
に所定の電子部品を弾性力により電気的に接続する電気
接続端子の取り付け構造に関する。
パターンを形成したプリント基板に半田付けされた弾性
を備える電気接続端子に押圧を加えて当接させること
で、このプリント基板と電気的に接続する方法がよく採
用されている。このプリント基板には、電気接続端子に
より、例えば、サブ基板、電源、表示器(LCD)、ス
イッチなどの部品が接続される。また、このような従来
の電気接続端子の取り付け構造を採用した電子機器とし
ては、例えば、携帯電話機のアンテナがある。この携帯
電話機のアンテナは、携帯電話機の本体に伸縮するよう
に装着され、アンテナ収納時において本体内のプリント
基板内のアースパターンに電気的に接続された電気接続
端子と当接することにより、所定の波長の長さのアンテ
ナを構成させ、アンテナ伸長時には前述した接続端子と
の接続が解除されて所定の波長の長さのアンテナを構成
させるようになっている。前述した、伸縮状態に応じた
アンテナ長に関する原理については、例えば、特許25
01413号に記載されている。このような従来の電気
接続端子の取り付け構造では、特に、アンテナと電気接
続端子とが確実に接触されることが要求される。 図8
は、このように携帯電話機に採用した従来の電気接続端
子の取り付け構造を示す一部切り欠いた斜視図である。
また、図9は、図8に示した電気接続端子80を詳細に
示す拡大図である。また、図10は、図9に示した矢印
I方向から見た側面図である。また、図11は、図10
に示した矢印J方向から外力が加えられた状態を示す側
面図である。
従来の電気接続端子の取り付け構造は、携帯電話機の外
装を形成する上ケース2と下ケース4とから成る本体1
を設け、この本体1の一端側から出し入れすることで伸
縮するように装着したアンテナ10を備え、このアンテ
ナ10と本体1内で近接するように収納するプリント基
板70を設け、このプリント基板70に半田付けされて
アンテナ10に当接することでアンテナ10とプリント
基板70とを電気的に接続する電気接続端子80とを備
えている。
から内部に挿入されて棒状に延在するように形成され、
この本体1の一端側から出し入れ可能に装着されて外側
に伸縮するように形成されている。このアンテナ10
は、本体1内に挿入されて延在する一端に導電材からな
る導電部12を設けている。また、本体1内には、この
アンテナ10に近接して平行に配置されたプリント基板
70が収納されている。このプリント基板70の表面に
は、図9に示すように、アンテナ10の延在方向と平行
に2箇所細長く開口する実装穴72を形成している。こ
のプリント基板70には、実装穴72に電気接続端子8
0を位置決めすることで半田付けしている。
て一端側に両側から2箇所屈曲させて設けた位置決め部
82と、他端側に弾性を有してアンテナ10側に向かっ
て屈曲させて延在する遊端を備えた弾性部86とを一体
に形成している。この電気接続端子80は、位置決め部
82をプリント基板70の実装穴72に挿入することで
位置決めされて半田付けされる。
た従来の電気接続端子の取り付け構造は、例えば、使用
者が携帯電話機を使用する場合、アンテナ10を本体1
内から引き出して伸長させて通信を開始する。この際、
アンテナ10は、図示されていないが上ケース2の一端
側にプリント基板70に接続した電気接続端子(給電端
子)が設けてあり、この電気接続端子とアンテナ10の
導電部12とが接触することでアンテナ10給電が行わ
れる。尚、アンテナ10の伸縮状態時に電気的接続方式
による給電方式を述べたが、静電結合方式による給電構
造方式としてもよいことは言うまでもない。
えた場合、通常はアンテナ10を本体1内に挿入して伸
縮させる。この際、アンテナ10は、図10に示すよう
に、導電部12がプリント基板70に半田付けされた電
気接続端子80に押圧を加えて付勢させるように当接す
る。この電気接続端子80は、図示されていないが、プ
リント基板70の表面に形成された接地パターン(グラ
ンド)に電気的に接続されている。従って、アンテナ1
0は、本体1内(図8参照)に挿入して伸縮させること
で、図10に示したように、導電部12が電気接続端子
80を介してプリント基板70に形成した接地パターン
に接地されて所望の波長のアンテナが構成されるように
なっている。
け構造は、プリント基板70に一端を半田付けして他端
に弾性を備えた遊端を備える電気接続端子80を有し、
この電気接続端子80の遊端側にアンテナ10などの電
子部品を押圧を加えて当接させることで、電子部品とプ
リント基板70とを電気接続端子80を介して電気的に
接続していた。
端子の取り付け構造では、例えば、携帯電話機本体1の
落下や、アンテナ10の伸縮動作などにより、図10に
示した矢印J方向から大きな外力が加わってしまう場合
があり、アンテナ10の導電部12が電気接続端子80
に大きな負荷を与えてしまう。この際、電気接続端子8
0は、図11に示すように、アンテナ10の導電部12
とプリント基板70との間に挟まれて屈曲した弾性部8
2が、ほぼ、平坦な形状に撓んでしまい、電気接続端子
80の弾性部82が変形してしまうことがあった。
気接続端子の取り付け構造では、電子機器の本体に大き
な衝撃が加えられると、図11に示したように、導電部
12により電気接続端子80に大きな負荷が加えられ、
電気接続端子80が導電部12とプリント基板70との
間に挟まれてほぼ平坦な形状に撓んで変形してしまうた
め、バネ性が失われる可能性があり、これにより電気接
続端子80と導電部12との接触不良が発生する恐れが
あるという不具合があった。また、従来の電気接続端子
の取り付け構造では、このような不具合を解決するた
め、アンテナ10とプリント基板70との間、あるいは
電気接続端子80とプリント基盤70との間にクッショ
ンなどの軟質部材を介在させて衝撃を緩和する方法があ
るが、この場合、製造工数が増加し、製品コストが高く
なるという不具合があった。本発明はこのような課題を
解決し、電気接続端子が衝撃やアンテナ伸縮動作に伴っ
て撓んでバネ性が失われることを防止し、低コストで容
易に組立可能な電気接続端子の取り付け構造を提供する
ことを目的とする。
決するために、電子機器の本体内に収納する電子部品搭
載用のプリント基板を備え、このプリント基板に一端側
を半田付けにより固定して他端側に弾性を有して延在す
る遊端を備えた電気接続端子を設け、この電気接続端子
の遊端側に電子部品の導電部を当接させて付勢させるこ
とで押圧によりプリント基板と電子部品とを電気的に接
続するとともに、プリント基板に電気接続端子の遊端側
先端を挿入する開口穴を形成して電子部品の押圧により
撓んだ遊端側先端がプリント基板に当接することなく開
口穴を介して動作するようにし、 遊端に電子部品の導電
部と当接させる半円状に屈曲して突出する弾性部と、こ
の弾性部の先端から延在してプリント基板の開口穴に挿
入される挿入部とを一体に形成し、 電子部品の導電部に
大きな外力が加わり弾性部が撓んで挿入部が開口穴に全
て挿入されると挿入部と弾性部との境界部が開口穴に当
接して必要以上に撓むことを防止するように形成する。
通信端末であり、電子部品はアンテナであるとともに導
電部はアンテナの伸縮動作に伴って携帯電話の本体内で
電気接続端子と接触する導電部であることが好ましい。
による電気接続端子の取り付け構造の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明による電気接続端子の取り
付け構造を携帯電話機に採用した第1の実施の形態を示
す斜視図である。また、図2は、図1に示した矢印A方
向から見た側面図である。また、図3は、図2に示した
矢印B方向から外力が加えられた状態を示す側面図であ
る。
端子の取り付け構造の第1の実施の形態は、図8に示し
た従来技術と同様に、携帯電話機の外装を形成する上ケ
ースと下ケースとから成る本体(図示せず)を備え、こ
の本体の一端側に装着されて内部から出し入れすること
で伸縮するアンテナ10を設け、このアンテナ10に近
接させて本体内に配置するプリント基板20を備えると
ともに、このプリント基板20に半田付けされてアンテ
ナ10とプリント基板20とを電気的に接続する電気接
続端子30を備えている。
て設けており、本体の一端側に内部から出し入れして伸
縮するように装着されている。このアンテナ10は、本
体内に延在する一端側に導電材からなる導電部12を設
けている。また、アンテナ10は、図1に示したよう
に、本体内に配置されたプリント基板20の表面に近接
するように収納される。
ナ10の延在方向と平行に2箇所細長く開口する実装穴
22を形成している。ここで、このプリント基板20の
表面には、図8に示した従来技術とは異なり、実装穴2
2から所定の間隔をあけてアンテナ10の延在方向と直
交する方向に細長く開口する開口穴24を形成してい
る。そして、このプリント基板20には、実装穴22と
開口穴24とに挿入して位置決めされる電気接続端子3
0が半田付けされている。
て一端側の両側を屈曲させてプリント基板20の実装穴
22に挿入する位置決め部32を一体に形成している。
また、電気接続端子30には、図8に示した従来技術と
は異なり、位置決め部32から他端側に延在して略半円
状に屈曲させて弾性を有した遊端を備える弾性部36を
一体に形成している。この弾性部36の先端には、細長
く延在してプリント基板20の開口穴24に挿入する挿
入部34を一体に形成している。また、電気接続端子3
0は、弾性部36と挿入部34との境界部に、更に、弾
性部36の両側先端からプリント基板20と平行に延在
するように屈曲させた延在部38を一体に形成してい
る。
続端子の取り付け構造の第1の実施の形態は、例えば、
使用者が携帯電話機を使用する場合、アンテナ10を本
体(図示せず)内から引き出して伸長させて通信を開始
する。この際、アンテナ10は、図示されていないが、
本体の一端側にプリント基板20と接続した電気接続端
子(給電端子)を配置しており、この電気接続端子とア
ンテナ10の導電部12とが接触することでアンテナ1
0給電が行われる。尚、アンテナ10の伸縮状態時に、
電気的接続方式による給電方式を述べたが静電結合方式
による給電構造方式としてもよいことは言うまでもな
い。
えた場合、通常はアンテナ10を本体内に挿入して伸縮
させる。この際、アンテナ10は、図2に示すように、
導電部12がプリント基板20に半田付けした電気接続
端子30に対して図2に示した矢印B方向に押圧を加え
て付勢しながら当接する。この電気接続端子30は、図
示されていないが、プリント基板20の表面に形成され
た接地パターン(グランド)に電気的に接続されてい
る。従って、アンテナ10は、本体内に収納すること
で、導電部12が電気接続端子30を介してプリント基
板20の接地パターンに接地されて所望の波長のアンテ
ナが構成されるようになっている。
とプリント基板20との間に図2に示した間隔Cのクリ
アランスを設けている。従って、電気接続端子30は、
アンテナ10の導電部12が振動した際、間隔Cだけ弾
性部36が撓んで振動を吸収することができる。この
際、電気接続端子30は、挿入部34がプリント基板2
0の開口穴24(図1参照)に挿入されているため、プ
リント基板20と導電部12との間に挟まれることなく
動作し、バネ性を失うことがなくなる。また、使用者が
携帯電話機の本体を落下、あるいはアンテナ10の伸縮
動作などに伴い、図2に示した矢印B方向に過大な衝撃
が加わった場合、図3に示すように、延在部38とプリ
ント基板20とが面接触して電気接続端子30が必要以
上に撓んでバネ性を失うことを防止することができる。
取り付け構造の第1の実施の形態によると、落下やアン
テナ伸縮動作などに伴う衝撃で電気接続端子30が撓ん
でも延在部38がプリント基板20に当たるため、電気
接続端子30がバネ性を失うほど撓むことがなくなると
ともに、電気接続端子30とアンテナ10の導電部12
との接触不良を防止することができる。また、第1の実
施の形態によると、電気接続端子30に延在部38を設
けるだけでバネ性が失われることを防止できるため、ア
ンテナとプリント基板との間にクッションなどの弾性部
材が不要となり製造工数を削減でき、製品のコストも低
減することが可能になる。
る電気接続端子の取り付け構造の第2の実施の形態を詳
細に説明する。図4は、本発明による電気接続端子の取
り付け構造を携帯電話機に採用した第2の実施の形態を
示す斜視図である。また、図5は、図4に示した矢印D
方向から外力が加えられた状態を示す図である。ここ
で、図4に示した電気接続端子40以外の構成要素は、
図1に示した第1の実施の形態と同じ構成要素であり、
同じ構成要素には同一符号を記載する。
端子の取り付け構造の第2の実施の形態は、第1の実施
の形態と同様に、携帯電話機の外装を形成する上ケース
と下ケースとから成る本体(図示せず)を備え、この本
体の一端側に装着されて内部から出し入れすることで伸
縮するアンテナ10を設け、このアンテナ10に近接さ
せて本体内に配置するプリント基板20を備えるととも
に、このプリント基板20に半田付けされてアンテナ1
0とプリント基板20とを電気的に接続する電気接続端
子40を備えている。
て設けており、本体内に収納される一端側に導電材から
なる導電部12を設けている。このアンテナ10は、図
4に示したように、本体内に配置されたプリント基板2
0の表面に近接するように収納される。また、プリント
基板20の表面には、アンテナ10の延在方向に2箇所
細長く開口する実装穴22と、この実装穴22から所定
の間隔をあけてアンテナ10の延在方向と直交する方向
に細長く開口する開口穴24とを形成している。そし
て、このプリント基板20には、実装穴22と開口穴2
4とに挿入して位置決めされる電気接続端子40が半田
付けされている。
て一端側の両側を屈曲させてプリント基板20の実装穴
22に挿入する位置決め部42と、この位置決め部42
から他端側に延在して略半円状に屈曲させて弾性を有し
た遊端を備える弾性部46と、この弾性部46の先端に
細長く延在してプリント基板20の開口穴24に挿入す
る挿入部44とを一体に形成している。従って、第2の
実施の形態における電気接続端子40は、第1の実施の
形態での延在部38(図1参照)がない構造に形成した
ものである。
続端子の取り付け構造の第2の実施の形態は、使用者が
携帯電話機により通信する場合、第1の実施の形態と同
様に、通常、アンテナ10を伸長させて通信を開始す
る。一方、使用者が携帯電話機による通信を終えた場
合、通常、アンテナ10を本体内に挿入して伸縮させ
る。この際、アンテナ10は、導電部12が電気接続端
子40に対して図4に示した矢印D方向に押圧を加えて
付勢しながら当接する。この電気接続端子40は、図示
されていないが、プリント基板20の表面に形成された
接地パターン(グランド)に電気的に接続される。従っ
て、アンテナ10は、本体内に収納することで、導電部
12が電気接続端子40を介してプリント基板20の接
地パターンに接地されて所望の波長のアンテナが構成さ
れるようになっている。
の先端からプリント基板20までの間に図4に示した間
隔Eのクリアランスを設けている。従って、電気接続端
子40は、アンテナ10の導電部12が振動した際、間
隔Eだけ弾性部46が撓んで振動を吸収することができ
る。この際、電気接続端子40は、挿入部44がプリン
ト基板20の開口穴24に挿入されているため、プリン
ト基板20と導電部12との間に挟まれることなく動作
し、バネ性を失うことがなくなる。また、使用者が携帯
電話機の本体を落下、あるいはアンテナの伸縮動作など
に伴い図4に示した矢印D方向に過大な衝撃が加わった
場合、図5に示すように、弾性部46の先端がプリント
基板20の開口穴24に当接して電気接続端子40が必
要以上に撓んでバネ性を失うことを防止することができ
る。
取り付け構造の第2の実施の形態によると、電気接続端
子40の弾性部46先端が開口穴24に当接してバネ性
を失うことを防止するため、第1の実施の形態と同様の
効果を得ることができるとともに、電気接続端子40に
延在部38(図1参照)を形成しない簡単な構造のため
容易に製造でき、製品コストを削減することができる。
る電気接続端子の取り付け構造の第3の実施の形態を詳
細に説明する。図6は、本発明による電気接続端子の取
り付け構造を携帯電話機に採用した第3の実施の形態を
示す斜視図である。また、図7は、図6に示した矢印F
方向から見た側面図である。
端子の取り付け構造の第3の実施の形態は、第1の実施
の形態と同様に、携帯電話機の外装を形成する上ケース
と下ケースとから成る本体(図示せず)を備え、この本
体の一端側に装着されて内部から出し入れすることで伸
縮するアンテナ10を設け、このアンテナ10に近接さ
せて本体内に配置するプリント基板50を備えるととも
に、このプリント基板50に半田付けされてアンテナ1
0とプリント基板50とを電気的に接続する電気接続端
子60を備えている。ここで、アンテナ10は、棒状に
延在させて設けており、本体内に収納される一端側に導
電材からなる導電部12を設けている。このアンテナ1
0は、図6に示したように、本体内に配置されたプリン
ト基板50の表面に近接するように収納される。
テナ10の延在方向に2箇所細長く開口する実装穴52
を形成している。このプリント基板50の表面には、第
1の実施の形態とは異なり、実装穴52から所定の間隔
をあけてアンテナ10の延在方向と直交する方向に図6
に示したように幅Gを若干広く形成した開口穴54を形
成している。そして、このプリント基板50には、実装
穴52と開口穴54とに挿入して位置決めされる電気接
続端子60を半田付けしている。
て一端側の両側を屈曲させてプリント基板50の実装穴
52に挿入する位置決め部62を一体に形成している。
また、電気接続端子60には、位置決め部62から他端
側に延在して略半円状に弾性を有して屈曲させた遊端を
備える弾性部66を一体に形成している。そして、電気
接続端子60は、第1の実施の形態とは異なり、弾性部
66の先端に細長く延在する挿入部24(図1参照)を
設けることなく、プリント基板50の開口穴54の幅G
内に先端をそのまま挿入している。
続端子の取り付け構造の第3の実施の形態は、使用者が
携帯電話機により通信する場合、第1の実施の形態と同
様に、通常、アンテナ10を伸長して通信を開始する。
一方、通常、使用者が携帯電話機による通信を終えた場
合、アンテナ10を本体内に挿入して伸縮させる。この
際、アンテナ10は、導電部12が電気接続端子60に
対し押圧を加えて付勢しながら当接する。この電気接続
端子60は、図示されていないが、プリント基板20の
表面に形成された接地パターン(グランド)に電気的に
接続されている。従って、アンテナ10は、本体内に収
納することで、導電部12が電気接続端子60を介して
プリント基板50の接地パターンに接地されて所望の波
長のアンテナが構成されるようになっている。
2の実施の形態とは異なり、弾性部66の先端がプリン
ト基板50の開口穴54に挿入されて自由に動作するよ
うに形成されている。この電気接続端子60は、図7に
示すように、矢印H方向に過大な衝撃が加えられて導電
部12が弾性部66に負荷を加えた場合、弾性部66が
撓んで先端が開口穴54を介して裏側に逃げることで衝
撃を吸収している。この際、弾性部66は、図7に示し
た一点鎖線のように、略半円形状を保持して撓んでいる
ため、従来技術のようにプリント基板50と導電部12
との間に挟まれることでバネ性を失うことを防止でき
る。
取り付け構造の第3の実施の形態によると、電気接続端
子60の弾性部66先端が開口穴24を介して自由に動
作するように形成しているため、バネ性が失われる状態
まで撓むことを防止できるとともに、第1及び第2の実
施の形態に比べて電気接続端子60が簡単な構造のた
め、より容易に製造でき、製品コストを削減することが
できる。
け構造の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述
した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、本発明によ
る電気接続端子の取り付け構造を携帯電話機に採用した
実施の形態を説明したが、これに限定されるものではな
く、例えば、PHS(パーソナルハンディホンシステ
ム)、トランシーバなどの移動体通信端末や、その他電
子機器にも採用することが可能である。
取り付け構造によれば、落下などの大きな衝撃により電
気接続端子がプリント基板と電子部品との間に挟まれて
バネ性を失うほど撓むことを防止できるとともに、電気
接続端子と電子部品との接触不良を防止することができ
る。また、本発明による電気接続端子の取り付け構造に
よると、簡単な構造によりバネ性が失われることを防止
できるため、クッションなどの弾性部材が不要となり製
造工数を削減でき、製品のコストも低減することが可能
になる。
帯電話機に採用した第1の実施の形態を示す斜視図。
状態を示す側面図。
帯電話機に採用した第2の実施の形態を示す斜視図。
状態を示す図。
帯電話機に採用した第3の実施の形態を示す斜視図。
り付け構造を示す一部切り欠いた斜視図。
図。
れた状態を示す側面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 電子機器の本体内に収納する電子部品搭
載用のプリント基板を備え、前記プリント基板に一端側
を半田付けにより固定して他端側に弾性を有して延在す
る遊端を備えた電気接続端子を設け、この電気接続端子
の遊端側に電子部品の導電部を当接させて付勢させるこ
とで押圧により前記プリント基板と前記電子部品とを電
気的に接続するとともに、 前記プリント基板に前記電気接続端子の遊端側先端を挿
入する開口穴を形成して前記電子部品の押圧により撓ん
だ前記遊端側先端が前記プリント基板に当接することな
く前記開口穴を介して動作するようにし、 前記遊端に前記電子部品の導電部と当接させる半円状に
屈曲して突出する弾性部と、この弾性部の先端から延在
して前記プリント基板の開口穴に挿入される挿入部とを
一体に形成し、 前記電子部品の導電部に大きな外力が加わり前記弾性部
が撓んで前記挿入部が前記開口穴に全て挿入されると前
記挿入部と前記弾性部との境界部が前記開口穴に当接し
て必要以上に撓むことを防止するように形成した ことを
特徴とする電気接続端子の取り付け構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電気接続端子の取り付
け構造において、 前記電子機器は携帯電話機などの移動体通信端末であ
り、前記電子部品はアンテナであるとともに前記導電部
は前記アンテナの伸縮動作に伴って前記携帯電話の本体
内で前記電気接続端子と接触する導電部であることを特
徴とする電気接続端子の取り付け構造。
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JP29883899A JP3466519B2 (ja) | 1999-10-20 | 1999-10-20 | 電気接続端子の取り付け構造 |
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JP2001118623A (ja) | 2001-04-27 |
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