JP3462939B2 - 自動車の追突予防装置 - Google Patents

自動車の追突予防装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の追突予防装
置に関し、特に一つのレーザレーダによって、障害物が
同一走行車線上のものかを判別できる自動車の追突予防
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用レーザレーダは、発光
部、受光部よりなる送受信部を備えて車両の前部に設け
られるものである。そして、発光側のレーザダイオード
LDよりレーザパルス光(以下レーザ光という)を所定
周期毎(例えば0、1msec毎)に発射させて、発射
方向にある障害物、車両等の物標との車間距離を求める
ものである。
【0003】この、車間距離Dは、レーザ光の発射に伴
うリファレンス信号(以下復元信号という)と受光信号
との時間差τを求めた後に、 距離D=300000(Km/s)×τ(s)/2 =τ(ns)/6、667(ns) 但し、τ(s)=レーザ光の到達時間ti−レーザ光の
発射時間thとして、求める。
【0004】そして、求めた距離を表示器に表示させた
り、距離が非常に近接したときは、警報等を発生するも
のである。
【0005】しかし、レーザ光というのは、直進するの
で、受光信号が自車走行線上の先行車からのものか、対
向車線上の車のものかガードレール等によるものかが分
らない。そこで、従来においては、3ビーム方式にした
り、スキャニング方式にしたり、若しくはハンドル角セ
ンサを用いて、カーブ等での自車走行線上での障害物か
らの受光を抽出するようにしていた。
【0006】また、特公平3−6472号公報において
は、自車両の走行方向に電磁波をスキャニングし、自車
両の走行方向中心軸から道路両側にある反射体へのそれ
ぞれのスキャニング角度の比較に基づいて、自車両の走
行車線を確認しておき、自車両の前方に存在する前方車
両について、当該前方車両と同一距離にあって道路両側
に存在する反射体から前方車両までの電磁波の自車両に
対するそれぞれのスキャニング角度に基づいて走行車線
を判別し、走行車線の一致を見て当該前方車両までの車
間距離を求めていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3ビー
ム方式は3つのレーザレーダを必要とし、またスキャニ
ング方式はスキャニング機構を必要とし、さらにハンド
ル角センサは、ハンドルの操作角度を検出しなければな
らないので、装置の構成が複雑になるという問題点があ
った。
【0008】また、特公平3−6472号公報の追突予
防装置は、電磁波をスキャニングしながら障害物が同一
走行車線上のものかを判定して距離を測定するものであ
るので、装置が複雑になるという問題点があった。
【0009】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、前方の障害物を一つのレーザレーダで自
車走行線上の障害物のものかどうかを判別できる自動車
の追突予防装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1は、レーザレー
ダからの受光信号の受光時間と発射時間とに基づいて求
められた自車両の車間距離と自車両の速度とに基づい
て、危険度を判定する危険度算出部を有する自動車の追
突予防装置において、前記車間距離と前回の車間距離と
に基づいて、自車両に対する前記前方車両の所定時間当
たりの移動距離差を求める先車両移動距離算出部と、前
記自車両の速度と前回の自車両の速度とに基づいて、自
車両の所定時間当たりの移動距離を求める自車両移動距
離算出部と、前記移動距離差及び自車両の移動距離に基
づいて、前記前方車両と自車両の相対位置関係を判別す
る距離データ判別部と、前記判別結果を読み、該判別結
果が前記自車両の速度が一定速度以上の場合は、前記自
車両に対して近づく傾向のときに、前記危険度を判定さ
せ、また前記自車両の速度が前記一定速度以下の場合
は、前記前方車両に対して自車両が近づく傾向のとき
は前記前方車両が静止しているとき、前記危険度を判
定させる障害物判別部とを備えたことを要旨とする。
【0011】第2の発明は、障害物判別部が前方車両の
移動距離差の割合が自車両の移動距離の割合に対して、
小さくなる傾向のときは、自車両が前方車両に対して近
付くと判定する。
【0012】
【0013】また、本発明は、前記危険度算出部は、前
記同一走行車線上の前方車両が静止又は前記前方車両に
対して自車両が近付く傾向と判別されたとき、前記車間
距離と前記速度とに基づいて危険度を算出し、該危険度
が所定レベル以上のとき警報を発生させることを要旨と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
概略構成図である。自動車の追突防止装置は、レーザレ
ーダ1の受光信号と発射信号との時間差に基づいて、車
間距離を求めてメモリ5に記憶する車間距離算出部3
と、受光信号の入力に伴って現在の車間距離とΔt前
(例えば10msec前)の車間距離とに基づいて、Δ
t間の自車両に対する先車両の移動距離差を求めてメモ
リ9に記憶し、所定数、メモリ9に収集されたとき、フ
ラグF1を距離データ判別部に設定する先車両移動距離
算出7と、車速センサ11からの速度に比例したパルス
数に基づいて速度を算出する速度算出部13と、受光信
号の入力に伴って、速度算出部13の現在の速度とΔt
前の速度とに基づいて、Δt間の自車両の移動距離を求
め、メモリ17に記憶し、所定数、メモリ17に収集さ
れたとき距離データ判別部にフラグF2を設定する自車
両移動距離算出部15とを備えている。さらに、距離デ
ータ判別部19と障害物判別部21と危険度算出部23
と警報部25とより構成されている。
【0015】距離データ判別部19は、受光信号の入力
に伴って、フラグF1及びフラグF2が設定されている
ときは、メモリ9の複数のΔt間の自車両に対する先車
両の移動距離差(以下単に先車両の移動距離差という)
とメモリ17の複数のΔt間の自車両の移動距離を内部
に取込み、先車両の移動距離差がランダムに変動してい
るときは、先車両の移動距離がランダムであることを知
らせる。
【0016】また、ランダムに変動していないときは、
先車両の移動距離差と自車両の移動距離との割合を判別
した式を障害物判別部21に出力する。つまり、両車両
の相対位置関係を判別した式を出力する。
【0017】障害物判別部21は距離データ判別部19
の判別結果を読み、判別結果がランダム変動を示してい
るときは、雑音による先車両の移動距離差とし判定し、
またランダム変動していない場合で、先車両の移動距離
差の割合が自車両の移動距離の割合より大きいときは、
同一走行車線上の先車両が自車両から離れていくと判定
する。
【0018】また、先車両の移動距離差の割合が自車両
の移動距離差より小さいときは、同一車線上の先車両に
対して近付いていくと判定し、危険度算出部23に危険
度を判定させる命令を出力する。さらに。先車両の移動
距離差の割合が小さくなる傾向で、自車両の移動距離の
割合が同じ程度に小さくなるときは同一走行車線上の先
車両が静止と判定し、危険度算出部23に危険度を判定
させる命令を出力する。さらに、先車両の移動距離差の
割合が小さくなる傾向で、自車両の移動距離が大きくな
る傾向のときは、先車両は対向車線上の車両と判定す
る。
【0019】危険度算出部23は、障害物判別部21か
ら危険度を判定する命令があるときは、現在の車間距離
及び自車両の速度の関係から危険度を判定し、この危険
度の度合いに基づいて、安全か危険かを判定し、危険な
場合は警報部25から警報を発生させる。
【0020】上記のように構成された自動車の追突予防
装置について以下に、動作を説明する。
【0021】図2、図3及び図4は発明の実施の形態の
動作を説明するフローチャートである。本例では例え
ば、対面通行の2車線の高速道路を自車両と先車両とが
走行しているとし、レーザレーダ1はレーザ光を前方の
先車両に発射し、その反射光を受光しているとする。ま
た、速度算出部13は、車速センサ11からの自車両の
速度に応じたパルス数に基づいて速度viを求めている
とする。
【0022】このような状態において、例えば危険度判
定の指示が追突予防装置に入力すると、車間距離算出部
3は、レーザレーダ1から受光信号が出力されたかどう
かを判断し(S201)、受光信号の入力があったとき
は、レーザ光の発射時間と受光信号との時間差に基づい
て、自車両から先車両までの車間距離di(ti)を求
め、メモリ5に記憶する(S203)。
【0023】次に、先車両移動距離算出部7は、Δt前
の距離di(ti−Δt)と今回の距離di(ti)と
の距離差を、Δt間の自車両に対する先車両の移動距離
差D(Δti)として求め(S205)、メモリ9に記
憶して(S207)、処理をステップS201に戻す。
【0024】この先車両の移動距離差D(Δti)は、 D(Δti)=di(ti)−di(ti−Δt) として求めるものである。
【0025】次に、先車両の移動距離差D(Δti)が
メモリ9に記憶されると、100msec経過かどうか
を判定し(S209)、100msec経過していない
ときは処理をステップS201に戻して、車間距離di
(ti)及び先車両の移動距離差D(Δti)を求め
る。
【0026】また、ステップS209で100msec
経過と判定したときは、先車両移動距離算出部7は、距
離データ判別部19に先車両の移動距離差D(Δti)
を収集したことを示すフラグF1を設定する(S21
1)。
【0027】また、このとき、自車両移動距離算出部1
5は、先車両移動距離算出部3と同様に、受光信号がレ
ーザレーダ1から受光信号が出力されたかどうかを判断
し(S221)、受光信号があったときは、速度算出部
13によって求められている現在の速度vi(ti)と
Δt前の速度vi(ti−Δt)との速度差に基づい
て、Δt当たりの自車両の移動距離VD(Δti)を求
め(S223)、メモリ17に記憶する(S225)。
次に、メモリ17に自車両の移動距離VD(Δti)が
記憶されると、100msec経過したかどうを判定し
(S227)、100msec経過していないときは、
処理をステップS221に戻して、移自車両の移動距離
VD(Δti)を求める。
【0028】また、ステップS227で100msec
経過と判定したときは、自車両移動距離算出部15は、
距離データ判別部19に自車両の移動距離VD(Δt
i)を収集したことを示すフラグF2を設定する(S2
29)。
【0029】つまり、メモリ9とメモリ17とには、Δ
t間の先車両の移動距離差D(Δti)とΔt間の自車
両の移動距離VD(Δti)とが時系列的(以下総称し
て距離データ列という)に記憶される。
【0030】次に、図3に従って、距離データ判別部1
9、障害物判別部21及び危険度判別部23の動作を説
明する。
【0031】距離データ判別部19は、レーザレーダ1
から受光信号が出力されたかどうかを判断し(S30
0)、受光信号があったときは、フラグF1及びフラグ
F2が設定されているかどうかを判断する(S30
1)。
【0032】そして、両フラグが設定されているとき
は、メモリ9及びメモリ17の、先車両の移動距離差D
(Δti)及び自車両の移動距離VD(Δti)のデー
タ列を内部に取込み(S303)、これらの距離データ
列の状態を判別する(S305)。
【0033】この判別は、 (1) 先車両の移動距離差D(Δti)がランダム 又は、 (2) 先車両の移動距離差D(Δti)が、D(Δt
i)>0 又は、 (3) −(1−a)VD(Δti)<D(Δti)<
0 但し、a:0≦a<1 又は、 (4) −(1+a)VD(Δti)≦D(Δti)≦
−(1−a)D(Δti) 又は、 (5) D(Δti)<−(1+a)VD(Δti) の状態かどうかを判別する。
【0034】上記(2)の判別状態は、例えば、同一走
行車線上を互いに走行しているとし、現在の先車両と自
車両の車間距離di(ti)が50mでΔt前の車間距
離di(ti−Δt)が45mのときを例にすると、 D(Δti)=di(ti)−di(ti−Δt)=5
0m−48m=2m 等に相当する。すなわち、2>0と判別し、同一走行車
線上の先車両の速度が自車両の速度より速く、先車両が
自車両から離れて行くことを示している。
【0035】上記(3)の判別状態は、例えば、同一走
行車線上を互いに走行しているとし、現在の先車両と自
車両の車間距離di(ti)が48mでΔt前の車間距
離di(ti−Δt)が50mのときを例にすると、 D(Δti)=di(ti)−di(ti−Δt)=5
0m−48m=−2m である。そして、例えばa=0、2とし、このときの現
在の自車両の速度vi(ti)とΔt前の自車両の速度
vi(ti−Δt)とに基づいて求められてメモリ17
に記憶されている、Δt間の自車両の移動距離VD(Δ
ti)が3mであった場合等に相当する。すなわち、−
2、4<−2<0と判別し、同一走行車線上の先車両の
速度より、自車両の速度が速く、先車両に近接して行く
ことを示している。
【0036】上記(4)の判別状態は、先車両が静止し
た場合に相当し、先車両の移動距離差D(Δti)と自
車両の移動移動距離VD(Δti)との割合がほぼ等し
い場合である。
【0037】上記(5)の判別状態は、先車両が対向車
線上を走行している場合に相当し、先車両の移動距離差
D(Δti)が自車両の移動距離VD(Δti)に対し
て小さな値を示していく傾向で、自車両の移動距離VD
(Δti)が先車両の移動距離差D(Δti)に対して
大きくなる傾向を示す場合である。
【0038】このような判別結果を障害物判別部21は
読み、上記(1)と判別されているかどうかを判断し
(S307)、上記(1)と判別さているときは、メモ
リ9の先車両の移動距離差D(Δti)は、雑音等によ
るものとして、危険度判定の処理を行わないで処理を終
了する。
【0039】また、ステップS307で上記(1)と判
別していないときは、上記(2)と判別されているかど
うかを判断する(S309)。
【0040】上記(2)と判別されている場合というの
は、同一走行車線上の先車両が自車両から離れていく場
合であるから、危険度判定の処理を行わないで処理を終
了する。
【0041】また、ステップS309で上記(2)と判
別されているときは、上記(5)と判別されたかどうか
を判断し(S311)、上記(5)と判別されていると
きは、対向車線上の車両として、危険度判定の処理を行
わないで処理を終了する。
【0042】また、ステップS311で上記(5)では
ないと判別されているときは、Δt前の自車両の速度v
i(ti−Δt)が70Km/H以上かどうかを判定す
る(S313)。自車両の速度vi(ti−Δt)が7
0Km/H以下のときは、上記(3)又は(4)と判別
しているかどうかを判断し(S315)、いずれでもな
いときは、処理をステップS301に移す。
【0043】さらに、上記(3)又は(4)と判別して
いるとき、すなわち、同一車線上の先に障害部があると
きは危険度判別を行わせる(S317)。
【0044】さらに、ステップS313で自車両の速度
vi(ti−Δt)が70Km/H以上と判定したとき
は、上記(3)と判別されているかどうかを判断し(S
319)、上記(3)と判別していないときは、処理を
ステップS301に戻す。また、ステップS319で上
記(3)と判別しているときは、先車両に自車両が近付
いていくとして、ステップS317に処理を戻して危険
度の判定を行わせる。次に、危険度算出部23の動作を
図4に従って説明する。危険度算出部23は、障害物車
両判別部21から危険度判別命令が有るかどうかを判定
し(S401)、危険度判別命令があったときは、メモ
リ5から現在の車間距離di(ti)を読み(S40
3)、現在の車間距離di(ti)が所定距離以下(例
えば50m)かどうかを判定する(S405)。
【0045】次に、現在の車間距離di(ti)が所定
距離以下ではないときは、現在の速度vi(ti)を速
度算出部13から読み(S407)、現在の車間距離d
i(ti)は、速度vi(ti)で規定されている安全
距離かどうかを判定し(S409)、安全距離のときは
処理をステップS401に戻す。
【0046】また、安全距離ではないときは、危険度算
出部23は、警報部25から警報を発生させる(S41
1)。
【0047】また、ステップS405で所定距離以下と
判定したときは、処理をステップS411に移して警報
を発生させる。
【0048】なお、危険度の判定は、時速70Km/H
以上で走行しなければならない高速道路では停止車両が
ないので、上記(3)の場合のみを特に考慮して判定を
行い、一般道路では、停止車両が多く道路上に存在する
ので、特に上記(3)及び(4)の場合を考慮して判定
を行ってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、自車
両に対する前方車両の所定時間当たりの移動距離差と、
自車両の速度と前回の自車両の速度とに基づいた自車両
の所定時間当たりの移動距離を求め、これらの移動距離
差及び自車両の移動距離に基づいた相対位置関係の判別
結果を読み、判別結果が自車両の速度が一定速度以上の
場合で、前方車両に対して自車両が近付く傾向のとき
は、危険度を判定させ、また自車両の速度が前記一定速
度以下の場合で、前方車両に対して前記自車両が近付く
傾向のとき又は前記前方車両が静止しているとき、危険
度を判定させるので、一つのレーザレーダによって、同
一車線上の前方の障害物のみに対して危険度を判定で
き、装置構成が複雑にならないと共に、装置が安価にな
り、かつ高速道路又は一般道路を走行するときに、使い
分けができるという効果が得られている。
【0050】第2の発明によれば、前方車両の移動距離
差の割合が自車両の移動距離の割合に対して、小さくな
る傾向のときは、自車両が前方車両に対して近付くと判
定するので、正確に前方車両に対して自車両が近付くこ
とを判別できるという効果が得られている。
【0051】
【0052】また、同一走行車線上の前方車両が静止又
は前方車両に対して自車両が近付く傾向のときは、車間
距離と速度とに基づいて危険度を判定し、危険度が所定
レベル以上のときは警報を発生させることにより、前方
車両との距離が所定車間距離以下になったことを知らせ
ることをができるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】実施の形態の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図3】実施の形態の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図4】実施の形態の動作を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 レーザレーダ 3 車間距離算出部 7 先車両移動距離差算出部 11 車速センサ 13 速度算出部 15 自車両移動距離算出部 19 距離データ判別部 21 障害物判別部 23 危険度算出部 25 警報部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザレーダからの受光信号の受光時間
    と発射時間とに基づいて求められた自車両の車間距離と
    自車両の速度とに基づいて、危険度を判定する危険度算
    出部を有する自動車の追突予防装置において、 前記車間距離と前回の車間距離とに基づいて、自車両に
    対する前記前方車両の所定時間当たりの移動距離差を求
    める先車両移動距離算出部と、 前記自車両の速度と前回の自車両の速度とに基づいて、
    自車両の所定時間当たりの移動距離を求める自車両移動
    距離算出部と、 前記移動距離差及び自車両の移動距離に基づいて、前記
    前方車両と自車両の相対位置関係を判別する距離データ
    判別部と、 前記判別結果を読み、該判別結果が前記自車両の速度が
    一定速度以上の場合は、前記自車両に対して近づく傾向
    のときに、前記危険度を判定させ、また前記自車両の速
    度が前記一定速度以下の場合は、前記前方車両に対して
    自車両が近づく傾向のとき又は前記前記前方車両が静止
    しているとき、前記危険度を判定させる障害物判別部
    と を有することを特徴とする自動車の追突予防装置。
  2. 【請求項2】 前記障害物判別部は、前記前方車両の移
    動距離差の割合が前記自車両の移動距離の割合に対し
    て、小さくなる傾向のときは、前記自車両が前記前方車
    両に対して近づくと判定することを特徴とする請求項1
    記載の自動車の追突予防装置。
  3. 【請求項3】 前記危険度算出部は、前記同一走行車線
    上の前方車両が静止又は前記前方車両に対して自車両が
    近づく傾向と判別されたとき、前記車間距離と前記速度
    とに基づいて危険度を算出し、該危険度が所定レベル以
    上のとき警報を発生させることを特徴とする請求項1又
    は2記載の自動車の追突予防装置。
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